JP3166618U - 滑り止め用スパイクの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】靴底の材料は硬度の低い、比較的弾性力のあるものをセレクトすることができ、快適に履ける上にスパイクが脱落する憂いもなく、靴底の滑り止め効果を具有する滑り止め用スパイクの構造を提供する。【解決手段】主に金属製スパイク本体11及びゴム14で構成される滑り止め用スパイク構造であり。特に雪或いは岩に上るために使用する特殊な滑り止め用靴の靴底滑り止めスパイクの構造である。金属製スパイク本体を硬度の高いゴムで包覆して円柱体の形状のゴムスパイク10を形成し、該ゴムスパイクを金型の中に入れて、硬度の低いゴムで作る靴底と一体化に結合する。ゴムスパイクの直径は大きく、金型にて定位付けするのも簡単であり、またプレス成型する際、スパイクは偏向或いは変位する不良な状況が生じない。ゴム同士で成型するため、スパイクと靴底が完全に結合し、靴底が快適な弾力性を保つと同時に、滑り止め効果をも具有する。【選択図】図1

Description

本考案は滑り止め用スパイクの構造に関し、特に簡単に金型に入れて定位し、更に靴底と完全にしっかりと結合するスパイクの構造である。
一般的な雪用靴の滑り止めのデザインは様々であり、多くは靴底に凹凸のある模様にし、更にスパイクを設置して滑り止めの補助をする。今までの特許申請の中に、多様化されたデザインが案出されている。雪の上或いは岩釣りの時に履く滑り止め靴は、通常グリップ力がよいものでなければならない。従来のスパイクはヘッドと台座を組み合わせたデザインであり、該内部は金属の固定部品を用いて組み合わせたものである。凹凸のある靴底であっても、雪を歩く時はクリップ力はあるが、硬い岩や滑々とした地面を踏む際、スパイクの丸く突出した形状により、地面をしっかりとグリップする力がなく、滑りやすくなる。よって、直接地面に密着できる金属製スパイクが案出された。
T字形に似た金属製スパイク本体30の底辺から一つのロッド31を突出し、しっかりと地面をグリップすることで、滑り止めの効果が得られる。成型加工を行う際、靴底32を成型する金型の中に直接金属製スパイク本体30を入れ、靴底32と一体成型で作る。金型全体の成型は図4から図6に示すように、上中下の三層タイプの金型であり、中と下の金型33にスパイクを設置する定位槽34があり、定位槽の入り口の縁に凸リング35を設置できる高さを残す。その高さにより、金属製スパイク本体30のヘッド及びロッド31を底部にまで挿入すると、スパイクを固定する高さを少し延ばし、定位のサポートとなる。それによって、該靴底32を成型する際、プレス成型によりゴム材料を流し入れるときに、比較的変位する状況が生じるのを防止する。
しかし、該プレス成型を定位につける操作は、業者が不便且つ克服しにくいと頭を抱えている部分である。特にゴム材料を流し込む際の圧力は極めて大きく、T字形スパイクの下部の一部のみを挿入し、ほかの本体を架空して設置する方法では、高圧でゴム材料を流し入れてプレスする際に受ける力が不均等となるため、不規則なずれが生じる。図6に示すような偏向角度(a)を有効的に防止することは難しく、スパイクのロッド31の先端部分は、靴底と垂直に設置することができず、それによって実際地面と平らに抵触できないことも業者及びユーザーが困惑するところである。
また、靴底32のゴム材料をセレクトする際に、実際履くときの快適さを考慮すると、通常ゴムの硬さが50A前後の比較的柔らかく、弾力性のある材質を選ぶ。しかし、成型時の金型33に補助用定位凸リング35を延伸して設置するため、靴底32のゴムがスパイクを包覆する長さが相対的に短くなる上、更に金属製スパイク本体30を成型した後、ユーザー自身の体重を受け、或いは特殊な岩でのグリップ力と滑り止めが必要である場合、瞬時に受ける力が大きすぎると、スパイクの外側に包覆するゴムの材質が柔らかい、及び包覆する長さが足りないと、スパイクが脱落する状況が生じ、全体の滑り止め効果が大幅に下がる。
以上の問題を解決するため、業者の多くは直接靴底のアウトソールを70A以上のゴムを使用する。しかし、このようなゴム材質は明らかに硬すぎて、曲げにくいほか、弾力性がないために、不快な履き心地は容易に想像がつく。また、全体を成型する際、上、中、下に分けて材料を流し入れ、金属製スパイク本体30は凸リング35を突出するため、比較的スパイク本体を深く差し込む必要がある。ゴムを加熱加圧して成型する特性に基づき、該金型は通常高温となるため、作業中の安全措置としては、耐熱性のある手袋を着用するが、スパイクのロッド31を挿入設置する際、正確さに欠けるところがある。加えて実際ゴムを流し込んでプレスする際の偏向角度や、スパイクが脱落する問題などを鑑みて、更なる改善が必要であった。
特開2007−296287号公報
前記公知構造の欠点を解決するため、本考案の第1の目的は、硬質なゴムで金属製スパイクを予め包覆し、靴底を成型する際に、簡単にスパイクを定位に設置することができ、靴底と完全に一体化する。靴底の材料は硬度の低い、比較的弾性力のあるものをセレクトすることができ、快適に履ける上にスパイクが脱落する憂いもなく、靴底の滑り止め効果を具有する滑り止め用スパイクの構造を提供することにある。
本考案の第2の目的は、硬質のゴムで包覆する際、色を付けることにより、靴底の色をカラフルにする効果を持たせることのできる滑り止め用スパイクの構造を提供することにある。
上述の目的を解決するために、本考案は滑り止め用スパイクの構造を提供するものである。金属製のスパイク本体を比較的硬質なゴムで包覆し、硬質の円柱体ゴムスパイクの形状を作り出す。それを定位に設置し、硬度の異なるゴムを融合して確実に結合することで、スパイク全体をしっかりと靴底に結合することができる。
本考案は下記の特徴を有する。
(1)金属製のT字形スパイク本体及びゴムを含む滑り止め用スパイクの構造であって、
該金属製のT字形スパイク本体の外側を、硬度が65〜80Aの前記ゴムで包覆し、円柱状のゴムスパイクを形成し、
ヘッド及び該ヘッドから突出するロッドが、前記円柱状のゴムスパイクから露出することを特徴とする滑り止め用スパイクの構造。
(2)前記ゴムは、前記該金属製のT字形スパイク本体の台座を完全に包覆し、
前記円柱状のゴムスパイクの直径が、前記該金属製のT字形スパイク本体の直径の2〜4倍であることを特徴とする(1)記載の滑り止め用スパイクの構造。
(3)前記ヘッドが、前記円柱状のゴムスパイクより1〜3mm露出することを特徴とする(1)記載の滑り止め用スパイクの構造。
(4)前記ゴムが着色されていることを特徴とする(1)記載の滑り止め用スパイクの構造。
(5)前記ゴムの硬度が50Aであることを特徴とする(1)記載の滑り止め用スパイクの構造。
(6)前記金属製のT字形スパイク本体の表面は、化学薬剤に浸す、或いは機械を使って加工することにより外側面が粗くされていることを特徴とする、(1)記載の滑り止め用スパイクの構造。
本考案は金属製スパイクを予め硬質のゴムの中に包み込むため、一体化する靴底は硬度の低いゴムをセレクトすることができる。また、製造過程においても、スパイクを簡単に定位に設置し、確実にゴムと融合して結合するため、スパイクがしっかりと地面をグリップして脱落しない。
本考案におけるゴムスパイクの立体外観部分の断面略図である。 本考案におけるゴムスパイクと靴底の成型構造略図である。 本考案における滑り止め靴底の使用外観略図である。 従来技術における滑り止め靴底の立体外観略図である。 従来技術における滑り止め靴底の構造平面略図である。 従来技術における滑り止め靴底にあるスパイクが傾斜する略図である。
本考案による滑り止め用スパイクの構造を明確に示すために図に沿って詳細な説明を行う。
本考案の滑り止め用スパイクの構造は、特に雪靴或いは釣り用滑り止め靴の靴底にある滑り止めスパイクの構造を提供するものである。図1から図3に示すように、滑り止めゴムスパイク10に含まれる金属製T字形スパイク本体11は、従来の靴底に設置するスパイクの構造デザインと近似し、市販のものを使用することができる。スパイク全体は金属の材質をプレスしてT字形のスパイク本体11に作り、底部のヘッド部分12の中央から一つのロッド13を延伸して突出する。スパイク本体11の外側は、予め化学薬剤に浸す、或いは機械を使って加工するなどで、外側面を粗くすることで、当該面をゴム材質としっかりと結合することができる。金属製スパイク11を金型の中に入れ、硬度が65〜80Aに達する硬度の高いゴム材料でスパイク本体11の外側を包覆し、一つの円柱体のゴムスパイク10を形成する。つまり、スパイクを比較的太く硬いものにすることで、靴底全体で力を受ける受力構造を形成する。該ゴム14の厚みは、スパイク本体11の直径より2から4倍にすることができ、確実に該T字形の台座部分を包み込み、金属製のヘッド12部分のみを通常約1〜3mm突出させるのがベストである。ヘッド12の面から更にロッド13が突出し、金属製スパイクの先端で雪や特殊岩の上を踏むと、しっかりとグリップして滑るのを防止する効果が得られる。靴底20との一体成型を行う際、本考案のゴムスパイク10を直接金型21にある階段状の定位槽に垂直に差し込むだけであり、ゴム14の直径が大きいため、スパイク構造が偏向或いは変位することなく、完成品の滑り止め良品率があがる。更に金属製スパイク11を包覆するゴム14の硬度が硬いために、金属製スパイク11としっかりと結合し、脱落することがない。また、ゴム14と靴底20は、硬度は異なるが、同じゴム材料であるため、確実に、しっかりと結合することができ、スパイクが滑り止めの効果を発揮できる上、安全で実用的である。
本考案の滑り止めゴムスパイク10の構造デザインの特色は、主に比較的硬いゴム材料を使ってT字形の金属製スパイク本体11の外側面を包覆し、先端からわずかにヘッド12及びヘッドの面から突出するロッド13のみを露出する。靴底20を成型する際に、当該露出する金属製スパイクの部分と、大きな直径のゴムスパイク10を簡単且つ的確に金型21にある定位槽22に挿入することができる。抵触する面積が大きいため、靴底20をプレスして成型する際に、偏向或いは変位の状況が生じず、靴底20の滑り止め構造が安定する。本考案のゴムスパイク10を成型する際、金属製スパイク11を包むゴム14に色を付けると、靴底20がカラフルとなり、美化の効果もある。
本考案の滑り止めゴムスパイク10の構造には、ほかの実用的な特徴がある。靴底20を成型する際、従来はスパイクが脱落するのを防止するため、通常は硬度の高い材質を使って靴底20を作るが、履き心地が悪く、更に材料の流動性が悪いため、実際成型する際に、スパイクが偏向する状況が生じやすく克服しにくい。しかし、本考案は比較的硬度の高いゴム14を使って金属性のスパイク本体11を予め包覆してゴムスパイク10を形成し、更に該ゴムスパイク10を靴底20と一体化して靴底20面の受力点となる。靴底20を成型する材料は、従来の50A前後の硬度をセレクトし、ゴムスパイク10のゴム材質と互いに一体化に結合することで、靴底20は柔らかく弾力性のある快適な使い心地を保つことができ、且つ安全で滑り止め効果を兼ねる。
本考案の滑り止め用スパイクの構造は、硬度の高いゴムで金属製スパイクを包覆してゴムスパイクを形成し、それを靴底の金型内に設置して靴底の滑り止めとして結合して成型する。金型に簡単に定位付けできるほか、靴底に使用する硬度の低いゴム材料とゴムスパイクがしっかりと結合することができ、快適な履き心地を得ることができる。
10 ゴムスパイク
11 金属製スパイク本体
12 ヘッド
13 ロッド
14 ゴム
20 靴底
21 金型
22 定位槽
30 金属製スパイク本体
31 ロッド
32 靴底
33 金型
34 定位槽
35 凸リング
36 凹槽

Claims (6)

  1. 金属製のT字形スパイク本体及びゴムを含む滑り止め用スパイクの構造であって、
    該金属製のT字形スパイク本体の外側を、硬度が65〜80Aの前記ゴムで包覆し、円柱状のゴムスパイクを形成し、
    ヘッド及び該ヘッドから突出するロッドが、前記円柱状のゴムスパイクから露出することを特徴とする滑り止め用スパイクの構造。
  2. 前記ゴムは、前記該金属製のT字形スパイク本体の台座を完全に包覆し、
    前記円柱状のゴムスパイクの直径が、前記該金属製のT字形スパイク本体の直径の2〜4倍であることを特徴とする請求項1記載の滑り止め用スパイクの構造。
  3. 前記ヘッドが、前記円柱状のゴムスパイクより1〜3mm露出することを特徴とする請求項1記載の滑り止め用スパイクの構造。
  4. 前記ゴムが着色されていることを特徴とする請求項1記載の滑り止め用スパイクの構造。
  5. 前記ゴムの硬度が50Aであることを特徴とする請求項1記載の滑り止め用スパイクの構造。
  6. 前記金属製のT字形スパイク本体の表面は、化学薬剤に浸す、或いは機械を使って加工することにより外側面が粗くされていることを特徴とする、請求項1記載の滑り止め用スパイクの構造。
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