JPS6335363B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6335363B2
JPS6335363B2 JP15246079A JP15246079A JPS6335363B2 JP S6335363 B2 JPS6335363 B2 JP S6335363B2 JP 15246079 A JP15246079 A JP 15246079A JP 15246079 A JP15246079 A JP 15246079A JP S6335363 B2 JPS6335363 B2 JP S6335363B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
output
swing arm
pattern
generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15246079A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5676321A (en
Inventor
Hideaki Watanabe
Kazuo Ooba
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP15246079A priority Critical patent/JPS5676321A/ja
Publication of JPS5676321A publication Critical patent/JPS5676321A/ja
Publication of JPS6335363B2 publication Critical patent/JPS6335363B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shearing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、揺動式フライングシヤの速度制御系
のデイジタル制御に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置として例えば特開昭53−
146388号がみられる。
その第1の従来例は、材料剪断用の主クランク
駆動用電動機と、被剪断材速度と刃物速度とを同
期させる速度同調用電動機とによつて駆動されれ
るペンジユラム型走間剪断機であつて、 主クランク駆動用電動機と速度同調用電動機と
は、被剪断材の速度ならびに剪断断面積に基い
て、剪断開始時における刃物開度ならびに刃物速
度とを適正値に設定するように、相互に自動制御
され、主クランク駆動用電動機は、被剪断材の速
度ならびに剪断断面積の変化にかかわりなく剪断
時に一定回転を保つように所定の加減速制御さ
れ、速度同調用電動機は被剪断材の速度変化に対
応する刃物速度を与えるように加減制御され、主
クランク駆動用電動機の回転角度位置と速度同調
用電動機の回転角度位置とは剪断開始時に適正な
刃物開度を与えるように位相制御されるようにし
てあり、 速度同調用電動機は、揺動フレームとの間にウ
オーム減速機を介在されてなる技術手段である。
さらに、第2の従来例として特公昭53−42156
号公報があげられる。
この第2の従来例は、ロータリーカツターの駆
動用パルスモーターの駆動を制御するためのモー
ター駆動回路と、 切断されるべきシートの送り速度に比例した周
波数で、且つそのまま前記モーター駆動回路に印
加した時、駆動モーターにより駆動されるロータ
リーカツターの刃先速度がシート送り速度と一致
するような周波数のパルス列を発生するパルス発
生装置と、 ロータリーカツターを一回転するために前記駆
動回路に印加すべきパルス数nとシートの切断長
に対応する前記パルス発生装置の発生パルス数p
との差αを計算して基準値1/2及びαを発生する
基準値設定器と、 カツター刃先が切断位置を越えた所定点に到達
した時、これを検出して刃先位置検出パルスを発
生する刃先位置検出装置と、 該刃先位置検出パルスによつて作動開始し、前
記パルス発生装置の発生するパルス列より一部パ
ルスを間引いて、間引かれたパルス列を発生する
パルス間引装置であつてその間引かれたパルス数
の合計が前記基準値1/2αになるまでは間引率が
一定の関数に従つて次第に増加し、その後は一定
の関数に従つて次第に減少し、間引かれたパルス
ス数の合計が前記基準地αに等しくなると作動停
止するパルス間引装置と、 前記刃先位置検出パルスによつて作動開始し前
記パルス発生装置の発生するパルス列のパルス数
を逓増して逓増されたパルス列を発生するパルス
逓増装置であつてその逓増されたパルス数の合計
が前記基準値1/2αに等しくなるまでは逓増率が
一定の関数に従つて次第に増加し、その後は一定
の関数に従つて次第に減少し逓増されたパルス数
の合計が前記基準αに等しくなると作動停止する
パルス逓増装置と、 前記数nがpより小さい時は前記パルス間引装
置の出力パルスを、またnがpより大なる時は前
記パルス逓増装置の出力パルスとそれぞれ前記モ
ーター駆動回路に印加する選択回路と、 前記パルス間引装置又は逓増装置が作動停止
し、次に作動開始するまでの間は前記パルス発生
装置の出力パルスを前記モーター駆動回路に印加
するためのゲート回路と を備えたロータリーカツターの駆動装置である。
さらに、第3の従来例としての揺動式フライン
グシヤはシヤ刃の駆動装置の速度とシヤ刃の速度
とが直線的でないため、ハード構成の関数発生機
を用いてシヤ刃の駆動装値の速度を変化させ、シ
ヤ刃の速度がほぼ一定になるように制御してい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに第1の従来例は、剪断時の下刃物なら
びに上刃物に与えられる刃先水平速度は被剪断材
の搬送速度に一致されるよう制御され、剪断開始
時における刃物開度は被剪断材の搬送速度に拘ら
ず一定にしているが、それには主クランク駆動用
電動機と速度同調用電動機の2台の電動機を必要
とし、被剪断材の速度ならびに剪断面積に基づい
て、相互に実動制御されるようにした構造であ
り、剪断断面積が余り問題とならないシステムに
おいては、無駄が多い。
そして第2の従来例は、ロータリーカツター設
計上可能な最小刃先半径によつて得られるシート
切断長を標準にして、それより小さい長さのシー
トを切断するための手段であり、ロータリーカツ
タードラムを初め加速しある角度回転してから減
速して同期速度になるように、駆動源である電気
油圧パルスモータへ加えるパルスの逓倍率の変化
のパターンをpの関数として、加速の時はF1
f(p)、減速の時はF2=g(p)で制御するよう
にしたロータリーカツターの駆動装置であり、被
切断部材がシートであるから段ボール紙とか金属
体であつてもシヤーに加わる切断トルクは余り大
きくする必要がないが、シヤ刃を揺動アームに装
着し上下のシヤ刃がそれぞれ円運動しない装置に
は適切な手段ではない。
さらに第3の従来例では、その関数発生器に機
械の寸法に合つた正確な速度パターンを発生させ
ることが非常に困難であつて。また、速度パター
ンを実際の速度指令に変換するため、アナログ掛
算器を必要とし、これが精度悪化の一要因でもあ
り、その上ライン速度の検出に速度発電機を必要
とした。
さらに敷衍して述べれば、揺動アーム式フライ
ングシヤにおいて板の剪断精度を向上させるため
には、いかに切断点とシヤ刃の同期を保つかとい
うことが最大の要因である。
しかし、揺動アーム方式の機構上、揺動アーム
クランクの駆動用電動機を一定速度で運転して
も、シヤ刃の速度は一定にはならない。
したがつてこのような方式においては、 シヤ刃のパスライン方向速度をいかにしてラ
イン速度に同調して一定に保ち、しかも 板の切断点てシヤ刃の位置といかにして一致
させるか が最大の問題点となる。
ここにおいて本発明は、シヤー刃を装着した揺
動アームを駆動する電動機は1台で、相当大きな
剪断トルクを必要とす切断クランク7は別駆動と
した揺動アーム式フライングシヤに適用し、かつ
その揺動アーム方式の上記、の課題を克服し
た揺動アーム式フライングシヤの制御装置を提供
することを、その目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明は、制御機器としてマイクロコ
ンピユータを導入し、機構上の関係式から演算さ
れた正確な速度パターンのデータをそのメモリに
貯えておき、揺動アームクランクすなわち揺動ア
ームの現在位置に応じて順次速度パターンデータ
を取り出し、ライン速度を掛け合わせてD/A変
換器から出力し、揺動アーム駆動用電動機をこの
速度指令に従つて正確に運転すれば、前記の目
的が達せられる。
また、前記の目的のために切断点の位置とシ
ヤ刃の位置を比較演算し、その位置誤差を速度指
令に加え合わせて位置フイードバツク制御を実現
するが、その際にもシヤ刃の位置検出のため、パ
ルス発生器の信号をパスライン方向に対して直線
的になるような信号の重み変換の機能を必要と
し、マイクロコンピユータの関数発生機能が大い
に力を発揮するようにしてある。
〔作 用〕
上記のように構成されれた揺動アーム式フライ
ングシヤの制御装置では、 揺動アームの起動が円滑になされ、 その起動してから加速し、シヤ刃のパスライン
方向速度をライン速度に同調して一定に保ちなが
ら運転し、それから揺動アームを原状復帰(停
止)へ向う一連の速度パターンが、揺動アームク
ランクの回転角度の関数として駆動用電動機へ与
えられるように、制御されるから、 理想的な駆動制御が行なえ、切断される板の長
さの精度が著しく高くなる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例の概略的な機構を
表わすブロツク図である。
1は揺動アームクランクであり、駆動用電動機
(M)2により減速機12を経て駆動される。こ
の回転力はコンネクテイングロツド3を介して揺
動アーム4を動かす。揺動アームクランク1、コ
ンネクテイングロツド3、揺動アーム4の機械的
寸法を適当に選べば、揺動アームクランク1の回
転運転は揺動アーム4の往復運動に変換され、揺
動アーム4の先に取付けられたシヤ刃5,6はパ
スライン上を往復する。
シヤ刃は上刃5、下刃6より成り、下刃6を適
当な時期に剪断クランク7により上昇させれば、
剪断が実行される。8はメジヤリングロールであ
り、パスライン上の板に接しており、これにより
駆動されるパスル発生器(PLG1)9により、切
断点のトラツキングおよび切断点の現在位置の距
離検出を行なう。
(PLG2)10および(PG)11は揺動アー
ムクランク1の駆動用電動機2に取り付けられた
パルス発生器および速度検出器であり、13は速
度検出器11からの速度検出およびデイジタル制
御部14からの速度指令等を導入して揺動アーム
クランク駆動用電動機2への速度を制御する速度
制御系を構成する。
14はマイクロコンピユータを用いたデイジタ
ル制御部であり、メジヤリングロールパルス発生
器9および揺動アームクランクパルス発生器10
からの信号により揺動アームクランク駆動用電動
機2の速度指令および切断点とシヤ刃の位置補正
信号を発生する。
第2図は、そのデイジタル制御部14の制御原
理を示す詳細な構成図である。
15は速度パターン発生器(G1)であり、シ
ヤ刃5,6の水平分速度を一定にするための速度
パターンf1(θ)が格納されている。速度パター
ンf1(θ)は揺動アーム軌道域a、同調域b、ア
ーム帰還域cの3つに大別でき、その概略の形状
は第3図の通りである。ここでθとは揺動アーム
クランク1の回転角度である。
起動時の駆動用電動機2の角加速度を一定にす
るため、起動域aの速度パターンはθに対して開
平関数的になつている。
16は揺動アームクランク1の回転角度θをパ
スライン方向に対して直線的になるように変換す
るパターン発生器(G2)である。
ラインの運転中、板に接したメジヤリングロー
ルによりパルス発生器(PLG1)9がパルスを発
生する。このパルスはカウンタ(C1)17によ
つて計数され、メジヤリングロール径補正値設定
器18によつて設定された値と、乗算器
(MUL1)19により乗算され、メジヤリングロ
ール8の摩耗による制御誤差を補正する。
20は切断長設定器で、同調域bの任意の1点
たとえば同調域bの中央のシヤ刃5,6が垂直に
なるところを基準点とすれば、揺動アーム4が同
調域bに入つたときの板の切断予定点とシヤ刃の
位置が一致しているように、制御される揺動アー
ムの起動開始時点での位置の切断予定点と基準点
との距離を、板の切断長から差し引いた長さを設
定するようにしてある。
比較器(ADD1)21によつて乗算器19の出
力の値を切断長設定器20の値から減算し、検出
器(DET)22により揺動アーム4の起動開始
のタイミングを検出する。この信号で初期速度バ
イアス速度指令発生器(BIAS)23が先ず初期
指令を発生し、揺動アームクランク駆動用電動機
2は回転を始める。
しかして、デイジタルスイツチ20には切断長
−(揺動アームの起動時における切断予定点〜基
準点)をセツトしておき、乗算器(MUL1)19
の出力すなわち板の走行距離を比較器(ADD1)
21で減算して、その結果が零になつたことを検
出することが検出器(DET)22で行なわれる。
比較器(ADD1)21の内容が零になつたこと
が検出され、関数発生器(G1)15が速度パタ
ーンf1(θ)を発生し始めるが、このパターンf1
(θ)が値ゼロから描くものとすると、揺動アー
ム4が自力でスタートできないから、初期バイア
スを加えるため初期速度バイアス速度指令発生器
(BIAS)23を設けてある。
そして、揺動アームクランク駆動電動機2が回
転すると、パルス発生器(PLG2)10が回転し
てパルスを発生し、このパルス信号はカウンタ
(C3)24を経て、速度パターン発生器(G1)1
5へ与えられ、その速度パターン発生器(G1)
15が起動域aを経て一定量のパルスが入力した
ことで同調域bに達し、さらに一定量のパルスが
導入してからアーム帰還域cに移り、やがて原状
に復帰して停止するという速度パターンf1(θ)
を発生する。
また、メジヤリングロール8のパルスつまりパ
ルス発生器(PLG1)9からのパルスを、カウン
タ25において他からのサンプリングパルスPS
よりサンプリングすることによつて、ライン速度
vが得られ、速度パターン発生器(G1)15か
らの速度パターンf1(θ)と乗算器(MUL2)2
6によつて乗算され、後述する加算器(ADD3)
28で補正分が加えられ、D/A変換器29より
揺動アーム駆動電動機2の速度指令として出力さ
れる。ここで、サンプリングパルスは、図示しな
いカウンタを用いて図示しないクロツクパルスを
計数させ、その計数値が一定値に達したときに送
出される。
揺動アーム駆動電動機2がこの速度指令に応じ
て回転すれば、アーム起動域aの終了した時点で
切断点とシヤ刃5,6の位置が一致し、しかもシ
ヤ刃5,6の水平分速度がライン速度vと一致し
ている。
同調域bの範囲内では、この速度パターンf1
(θ)に応じて駆動電動機2の速度が制御される
ので、シヤ刃5,6の水平分速度はライン速度v
と一致したまま、すなわち板の切断点とシヤ刃
5,6は位置的に一致した状態で保つ。
さらに、比較器(ADD1)21の出力は適当な
バイアス分を考慮すれば、基準点たとえば揺動ア
ーム4の直立点から板切断点までの距離を表わす
ことができる。
ところで、その直立点とは揺動アーム4が鉛直
になる位置をいい、刃の位置と切断予定点との比
較をする際、刃の位置の位置はある点からの距離
として表わす必要があり、ある点とはどこでも良
いわけだが、ここでは揺動アーム4の直立点(基
準点)からの距離をこれらの位置としている。
また、揺動アームクランク1のパルス発生器
(PLG2)10の信号をカウンタ(C3)24でカ
ウントし、その値により位置パターン発生器
(G2)16にてパターンf2(θ)を発生させれば、
基準点からシヤ刃5,6までの距離をパスライン
方向に換算した値で求めることができる。
この値と先の比較器(ADD1)21の出力に適
当のバイアスを考慮した値を比較器(ADD2)2
7により比較演算することにより、切断点とシヤ
刃5,6の位置誤差が得られ、加算器(ADD3)
により速度指令に加えられ、位置のフイードバツ
ク制御を構成する。
本発明の制御は、まず速度パターン発生器
(G1)15にしたがつて揺動アーム4を動かし、
シヤ刃5,6の水平方向の動きを位置の流れに一
致させ、さらにシヤ刃5,6の位置を切断予定点
に一致させるものである。
比較器(ADD2)27は、同調域bでさらに切
断精度を上げるために、位置補正信号を送出する
ものである。
第4図は、第2図のデイジタル制御部14の他
の実施例のブロツク図である。
アーム起動域aから同調域bへ移行する際、そ
の速度パターンf1(θ)は急激に変化するので、
電動機速度が容易に追従できず、位置偏差が増大
する可能性がある。そのため、速度パターンf1
(θ)と共に加速度のパターンf3(θ)も備えてお
き、そのD/A出力を速度制御系13の電流世制
御部に加えることにより、全体の応答性を改善す
ることができる。
第5図は、本発明に係る第2図ないし第4図の
実施例を総合した装置における各部の動作を表わ
すタイムチヤートである。
(a)はパスラインを流れる被切断板に接触してそ
の長さを計測するメジヤリングロール8により測
長に等しいパルス数のカウンタ(C1)17にお
けるパルスカウント値を表わしており、18のメ
ジヤリングロール径の補正値は1と仮定してい
る。
(b)は減算器(ADD1)21の出力で、切断長設
定デイジタルスイツチ20に設定された切断長−
(同調域bに入つたときの板の切断予定点とシヤ
刃の位置が一致しているように、制御される揺動
アームの起動開始時点での板の切断予定点と基準
点との距離)から、(a)のパルスカント値を逐次減
算する。
時点t1に至り減算器21の出力が零となり、検
出器(DET)22がこれを検出する。
(c)は被切断板の流れに沿つて切断予定点の位置
がどのように推移するかを示し、時点t1を過ぎる
と減算器21出力は負値となり、切断点tcでリセ
ツトされる。
(d)は時点t1で揺動アームクランク1を駆動する
電動機2が起動し、起動域aを経て同調域bへ変
わる時点t2までは、揺動アームクランク1はf1
(θ)の速度パターンにより駆動されるから、時
間tの関数としては揺動アームクランク1の回転
角θが直線的に上昇し、時点t2から同調域bに入
り、速度パターンf1(θ)は曲線の傾向が反転し
その頂点を境界にして変曲して揺動アームクラン
ク1が制御されるので、その回転角θは機械寸法
から定まる曲線的な変化をなし、時点t3を経過し
てアーム帰還域cに至り揺動アームクランク1の
回転角θは直線的に漸増する。
(e)は揺動アームクランク1の回転角θの入力値
に対応して、その回転角θをパスライン方向に対
して直線的になるように変換する速度パターンf2
(θ)の出力を表わす。
(f)は比較器(ADD2)27の出力である位置誤
差の補正値で、時点t1までは一定値が出力し、時
点t1からt2までは(C)の減算器21出力とパタ
ーン発生器(G2)16の出力f2(θ)との比較さ
れた値が出力するが、比較器27の出力段には図
示しないスイツチ手段があり、時点t0から時点t2
(アーム起動域aの終点であり同調域bの始点で
ある)までは加算器(ADD3)28にその出力を
加えず、時点t2を経過して時点t3(同調域bの終
点)までが位置誤差補正信号を与える。なお、時
点t3を過ぎると比較器27出力は反転している
が、これは被切断板は等速度でパスラインを進行
するのに対して揺動アームクランク1は減速する
からこのように表わされる。
(g)は揺動アームクランク4の加速度補正を行な
う加速度パターン関数発生器(G3)30の出力
曲線であり、時点t1からt2までは一定加速補償を
行なうがよく、時点t2を経過してt3までは(d)の曲
線に似た曲線を画かせる。
しかして、(d)、(e)、(f)、(g)において、同調域b
(時点t2〜t3)以外、さらには同調域bでも切断
点tc以降は、これらの制御出力は不要である。
第6図は一般に使われている電動機の速度制御
系の回路構成の概要を示すブロツク図で、励磁機
EXにより一定励磁されサイリスタ変換装置13
5により駆動されている電動機2は速度検出器1
1により速度検出され、自動速度調整部(ASR)
132の前段に与えられる速度指令に負帰還され
つまり減算器131で速度偏差が算出され、
ASRで電圧増幅し加算器133へ出力し、それ
に加速度(dv/dt)補正が加わり、さらに電動
機2の電流を変流器136で検出した負荷電流が
負値で加わり、ACRで電流増幅してサイリスタ
変換器135の出力電流を制御している。
なお、回転アーム形シヤー、フライングソー
(鋸)等にも同様の技術が適用可能である。
〔発明の効果〕
かくして、従来の方策では機械構成から定まる
速度パターンを正確に求めることが不可能であつ
たが、本発明によれば関数発生器(G1〜G3)1
5,16,30としてマイクロコンピユータを導
入することから、速度パターンf1(θ)を事実上
理想形に無限と云える程近づけることができ、そ
の上位置補正パターンを備えているので、シヤ刃
5,6の位置のパスライン方向に対する直線化が
容易にしかも高精度に実現可能となる。また、パ
ルス補正、乗算、比較演算を全てソフトで処理で
きるので全体的に非常にコンパクトにシステムを
構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2
図はそのデイジタル制御部の制御原理を示す詳細
図、第3図はそのシヤ刃の速度パターン特性図、
第4図は第2図の他の実施例のブロツク図、第5
図は本発明の実施例を総合した装置の動作を表わ
すタイムチヤート、第6図は速度制御系の構成の
一例を示すブロツク図である。 1……揺動アームクランク、2……駆動用電動
機、3……コンネクテイングロツド、4……揺動
アーム、5,6……シヤ刃、7……剪断クラン
ク、8……メジヤリングロール、9,10……パ
ルス発生器(PLG1)・(PLG2)、11……速度検
出器、12……減速機、13……速度制御系、1
4……マイクロコンピユータによるデイジタル制
御部、15……速度パターン発生器(G1)、16
……揺動アームクランク1の回転角度θをパスラ
イン方向に対して直線的になるように変換するパ
ターン発生器(G2)、17,24,25……カウ
ンタ(C1・C2・C3)、18……メジヤリングロー
ル径補正値設定器、19,26……乗算器
(MUL1・MUL2)、20……切断長設定デイジタ
ルスイツチ、21……減算を行なう第1の比較器
(ADD1)、22……揺動アーム4起動開始タイミ
ング検出器、23……初期速度バイアス速度指令
発生器(BIAS)、27……補生信号送出用の第
2の比較器(ADD2)、28……加算器、
(ADD3)、29……デイジタルからアナログへの
変換器(D/A)、30……加速度パターン関数
発生器(G3)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 駆動用電動機2により減速機12を介して一
    端を駆動され回転運動をする揺動アームクランク
    1と、揺動アームクランクの他端に一端を軸着さ
    れたコネクテイングロツド3と、コネクテイング
    ロツドの他端に連結された揺動アーム4と、揺動
    アームに装着されたシヤ刃5,6を設けた揺動ア
    ーム式フライングシヤにおいて、 シヤ刃により切断される板の表面に接触し連続
    してパスラインを流れる板の長さを計測するメジ
    ヤリングロール8と、そのメジヤリングロールの
    回転によりパルスを発生する第1のパルス発生器
    9を有し、 駆動電動機の回転軸に連結され、駆動電動機の
    速度を検出する速度検出器11と、回転角度を検
    出する第2のパルス発生器10を持ち、 第1のパルス発生器からのパルスを計数する第
    1のカウンタ17と、 揺動アームが起動しシヤ刃の水平方向速度がパ
    スラインを流れる板の速度に一致させるまでの区
    間を起動域a、一致してから等速度を保つて動か
    している区間を同調域b、それを外れて起動前の
    原状に復帰させる区間を帰還域c、同調域bの中
    の任意の1点を基準点とするとき、同調域bに入
    つたときの板の切断予定点とシヤ刃の位置が一致
    しているように、制御される揺動アームの、起動
    開始時点における板の切断予定点と基準点との距
    離を、板の切断長から差し引いた長さを設定する
    切断長設定デジタルスイツチ20と、 切断長設定デジタルスイツチの設定長から第1
    のカウンタの計数値を減算する第1の比較器21
    と、 減算器の出力が零になつたときを検出する揺動
    アーム起動タイミング検出器22と、 第1のパルス発生器からのパルスをある一定周
    期で与えられるサンプリングパルス毎に計数しパ
    スラインの速度を出力する第2のカウンタ25
    と、 第2のパルス発生器のパルスを計数する第3の
    カウンタ24と、 揺動アーム起動タイミング検出器の出力を受け
    てから第3のカウンタの出力θに対応して起動時
    の駆動用電動機の角加速度を一定にする開平関数
    であらわされる揺動アーム起動域aの速度パター
    ンと、その終点を変曲点として機械寸法から定ま
    る同調域bの速度パターンと、これの終点を変曲
    点とし等速度域と駆動電動機の角速度を一定にし
    て速度零に収束する領域をあわせもつアーム帰還
    域cの速度パターンとからなる速度パターンf1
    (θ)を出力する速度パターン発生器15と、 速度パターン発生器出力とパスラインの速度を
    計数する第2のカウンタの出力を乗算する乗算器
    26と、 揺動アーム起動タイミング検出器の出力を受け
    たときに速度パターンf1(θ)の当初の出力に初
    期バイアスを加える初期速度バイアス速度指令発
    生器23と、 揺動アームが同調域bにあるときに第3のカウ
    ンタ24からの入力θに対応して基準点からシヤ
    刃までの距離のパスライン方向に換算した値f2
    (θ)を出力し揺動アームクランクの回転角度θ
    をパスライン方向に対し直線的になるように変換
    するパターン発生器16と、 このパターン発生器の出力f2(θ)と第1の比
    較器21の出力とを比較し、それらの偏差を出力
    する第2の比較器27と、 その第2の比較器の出力を乗算器26の出力に
    加算する加算器28と、 アーム起動域aから同調域bへ移行するさい、
    駆動電動機速度の速度パターンf1(θ)と共に、
    導入される回転角度θに対応した加速度信号を出
    力しその加速度信号を加算器28へ与える加速度
    パターン関数発生器30と、 加算器出力と初期速度バイアス速度指令発生器
    の出力をデイジタル量からアナログ量に変換する
    D/A変換器29と を設けたデイジタル制御部を備え、 D/A変換器29が出力する速度指令に速度検
    出器11から検出速度を負帰還させるとともに、
    D/A変換器29が出力する加速度信号を電流制
    御部に加えて駆動電動機を制御する速度制御系を
    具備した ことを特徴とする揺動アーム式フライングシヤの
    制御装置。 2 第1のカウンタの出力にメジヤリングロール
    の径の補正を行なう 特許請求の範囲第1項記載の揺動アーム式フライ
    ングシヤの制御装置。
JP15246079A 1979-11-27 1979-11-27 Control system for swing arm type flying shear Granted JPS5676321A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15246079A JPS5676321A (en) 1979-11-27 1979-11-27 Control system for swing arm type flying shear

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15246079A JPS5676321A (en) 1979-11-27 1979-11-27 Control system for swing arm type flying shear

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5676321A JPS5676321A (en) 1981-06-23
JPS6335363B2 true JPS6335363B2 (ja) 1988-07-14

Family

ID=15540994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15246079A Granted JPS5676321A (en) 1979-11-27 1979-11-27 Control system for swing arm type flying shear

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5676321A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7028750B2 (en) * 2003-12-11 2006-04-18 Novelis, Inc. Apparatus and method for horizontal casting and cutting of metal billets

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5676321A (en) 1981-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4266276A (en) Cutting control apparatus
EP0150216B1 (en) Method of controlling positional loop gain
US3982454A (en) Apparatus for the control and regulation of cutting interval and synchronism at a cutting mechanism for the machining of strip material
KR100726532B1 (ko) 전자 캠 방식 로터리 컷터 제어의 역회전 방지 전자 캠곡선 생성 방법 및 그 제어 장치
JPS6331323B2 (ja)
JP2510980B2 (ja) ネジ切削制御方法
EP0204845A1 (en) Rotary cutter control method
US4512225A (en) Differential integral rotary knife control
JPS6335363B2 (ja)
JPH0321284B2 (ja)
US4114079A (en) Rotary cutter drive control with electric motor
JPS601932Y2 (ja) 切断装置
JPS6052919B2 (ja) ロ−タリ−カツタ−の制御装置
JPS6018249Y2 (ja) 切断装置
JP2001162586A (ja) ロータリーカッタの制御装置
JPS5991514A (ja) 主軸定位置停止制御方法及び装置
JPS5815280B2 (ja) ロ−タリ−カツタ−
JP2006247818A (ja) 走間加工機
JPS6263096A (ja) 連続走行材の定尺切断制御方式
JP2695537B2 (ja) 数値制御装置における走行材料切断方法
JPS6133647B2 (ja)
JPS63102894A (ja) レ−キ付ロ−タリシヤ−
JPS62150409A (ja) デジタルサ−ボ制御における速度制御方法
JPH02100813A (ja) 電気サーボ式シャー
JPS6341696B2 (ja)