JP2001162586A - ロータリーカッタの制御装置 - Google Patents

ロータリーカッタの制御装置

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JP2001162586A
JP2001162586A JP34407499A JP34407499A JP2001162586A JP 2001162586 A JP2001162586 A JP 2001162586A JP 34407499 A JP34407499 A JP 34407499A JP 34407499 A JP34407499 A JP 34407499A JP 2001162586 A JP2001162586 A JP 2001162586A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加減速レートの整定時間をコンピュータの演
算装置を用いた位置指令発生器の入力変数である材料の
移動量に換算して整定時間分を補償することにより、カ
ッタ速度指令を整定時間相当早く生成して与え、効率的
な切断ができるロータリーカッタの制御装置を提供す
る。 【解決手段】 シート1の走行に伴いパルスジェネレー
タ9より発生するパルスを、数値制御装置80の整定時
間補償器10および積分器11に同時に入力する。整定
時間補償器10に入力されたパルスは、電動機の応答速
度の遅れ分の整定時間補償信号を出力し、共に加算器3
1により加算し、加算した値は、材料移動距離Xとして
位置指令発生器12に入力される。この位置指令発生器
12は、切断長L0 にしたがって作られた任意の速度指
令に応じて材料移動距離Xの関数として位置指令f
(x)を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、連続的に高速で
送られる鋼板,アルミニウム板,紙,段ボール等(以下
シートと言う)を、数値制御により回転する刃物がシー
トに追従しながら切断し、切断と切断との間は、数値制
御により刃物の回転を変速させて切断長を設定長に一致
させるロータリーカッタの制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】連続的に高速で送られる鋼板,アルミニ
ウム板,紙,段ボール等のシートを切断する従来のロー
タリーカッタのブロック図を図16に、従来の速度指令
特性線図を図9に示す。
【0003】図16に示すように、軸方向周面に刃を有
する一対のロータリーカッタ2があり、このロータリー
カッタ2の主軸3には減速ギヤー4が取りつけられ、ロ
ータリーカッタ2を駆動するための電動機5が結合され
ている。この電動機5には、電動機の回転速度と電動機
回転角、即ち、ロータリーカッタ2の主軸3の回転角を
検出するためのパルスジェネレータ(PG)6が備えら
れている。
【0004】一方、走行するシート1の移動量を検出す
るための測長ホイール8が備えられ、この測長ホイール
8の軸には、移動量を検出するためのパルスジェネレー
タ(PG)9が備えられている。さらに、ロータリーカ
ッタ2により走行するシート1を切断する毎に、切断完
了位置を検出する切断完了位置センサ70が備えられて
いる。このロータリーカッタ2の数値制御装置30は、
特公昭61−33679号公報に開示されているよう
に、大きく分けて定尺切断回路部40と、停止制御回路
部60と、切断回路部とにより構成されている。
【0005】定尺切断回路部40は、シート1を設定さ
れた所定の長さに正確に切断するための回路であり、切
断寸法設定部41,第1演算部42,切断完了センサ4
3,タイミング信号発生部44,周長設定部45,シー
ト走行距離検出回路46,モータ回転数検出回路47,
第2演算部48,D/A変換器49,関数発生器50,
F/V変換器51,演算増幅器52で構成される。
【0006】ロータリーカッタ2により走行するシート
1を切断する毎に、切断完了位置センサ70により切断
完了位置を検出し、切断完了位置新を発生する毎に、切
断長L0 とロータリーカッタ2の周長B0 との差L=L
0 −B0 に相当するパルス数を定尺切断回路部40のレ
ジスタに読込む。
【0007】これは、シート1の走行に伴いパルスジェ
ネレータ9より発生するパルス数Φ a (即ち、シートの
移動量)と、ロータリーカッタ2の回転に伴いパルスジ
ェネレータ6より発生するΦb (ロータリーカッタ2の
回転量)との差Φa −Φb 、即ち、R=L0 −B0
(Φa −Φb )により計算しながら、その差Rに相当す
る補償電圧Vc =f(R)と、パルスジェネレータ(P
G)9の出力を周波数−電圧(F/V)変換して得られ
る電圧、即ち、シート1の移動量を表す電圧Vaとの差
0 =Va −Vc をV0 >0の時だけ電動機5の制御回
路に速度指令として与える。
【0008】停止制御回路部60は、ロータリーカッタ
2の刃が切断完了位置センサ70を通過し、切断完了信
号が発生する度に、あらかじめ設定されたロータリーカ
ッタ2の刃の停止距離に相当するパルス数Φa を読込む
とともに、ロータリーカッタ2の回転量を表すパルス数
Φb を減算する可逆カウンタ62、および可逆カウンタ
の内容をこれに比例した直流電圧Vb に変換するD/A
変換器64を有する。なお、61は停止距離設定部、6
5は比較部である。
【0009】切換回路部は、シート1の移動量を表す電
圧Va との差V0 の極性を判別し、V0 ≧0の時、その
ことを示す信号Sn を発生する極性判別コンパレータ
と、その極性判別コンパレータが信号Sn を発生しない
時はV0 を、また、極性判別コンパレータが信号Sn
発生する時は、Vb を最終速度指令電圧Vr として電動
機5の制御回路に与える切換回路53とを備えている。
【0010】このような定尺切断制御装置30では、シ
ート1の速度電圧Va に対して補償電圧Vc を減算し
て、差Rに従いシート1の速度に対して補償すると共
に、切断時には差Rが零となってVc =0、即ち、Vc
=Va としてロータリーカッタ2の速度をシート1の速
度に同期させ、且つ、この間に、Φa ,Φb の何れか一
方が他方に対して進みあるいは遅れると、その差を零に
するように電動機を加減速制御をするデジタルサーボ制
御を行うことによって、シート1を所定の長さに正確に
定尺切断することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の定尺
切断制御装置では、切断長L0 がロータリーカッタ2の
周長B0 より大きい場合のロータリーカッタ2の加速時
の加速レート、および切断長L0 がロータリーカッタ2
の周長B0 より小さい場合のロータリーカッタ2の減速
時の減速レートは、補償電圧Vc を得るD/A変換器の
ゲインによって決定されるため、ロータリーカッタ2の
減速時の減速レートの値は、固定値となり、また、切断
長L0 がロータリーカッタ2の周長B0 より大きい場合
のロータリーカッタ2の減速時の減速レートは、停止制
御回路部のD/A変換器のゲインによって決定されるた
め、ロータリーカッタ2の減速時の減速レートも固定値
となる。
【0012】このような固定の加減速レートの速度指令
に対する速度応答は、図9に示すように制御応答の遅れ
のためのカッタの速度がライン速度に同調する際に、位
置決め整定時間(tS )分遅れることになる。このた
め、予め、整定相当時間(tS)のカッタ移動量BS
切断領域相当のカッタ移動量Bwを加えた距離をカッタ
周長B0 から差し引いた距離を変速領域とするため、速
度指令の加速時間を整定時間ts=整定時間相当のカッ
タ移動量BS /材料速度VL 相当短くして与えることに
より材料1を所望の長さに切断することができる。
【0013】また、特開平1−71614号公報には、
コンピュータ(CPU)を用いて、シート走行速度等の
データから、切断長および材料の走行速度にあった最適
な加減速レートを計算し、最適な加減速(折線曲線)を
行うようにして、効率的な切断を行うことができるロー
タリーカッタの加減速最適可変方法および装置が開示さ
れている。しかし、この開示されている加減速レートの
方法も、同様に、速度指令の加速時間を整定時間tS
整定時間相当のカッタ移動量BS /材料速度V L 相当短
くして与えている。
【0014】このように、ロータリーカッタ2の切断長
あるいはシート1の走行速度に関係なく、固定の加減速
レートで常に加減速を行うことになるため、固定の加減
速レートは、シート1の走行速度が最大で且つロータリ
ーカッタ2が一旦停止しなければならない切断長の場合
(この場合が一番急な加減速レートが必要)を満足する
値に設定される。そして、その加減速レートを達成でき
る定格トルクを持つ電動機5が選定され使用される。
【0015】何れにしても、従来の定尺切断制御装置の
ロータリーカッタ周長B0 よりも切断長L0 が長い場合
のロータリーカッタ速度指令VR およびロータリーカッ
タ速度応答VB を示す図9において、ロータリーカッタ
速度指令VR は、理想的な速度指令V* (tS =0)に
対して加減速時間を短くする必要があるため、加速度
(トルク)の実効値が大きくなり、許容実効値に対して
は余裕がなくなり生産量=材料速度VL /切断長L0
上げられない問題があった。
【0016】以上のように、従来の定尺切断制御装置で
は、急激な加減速レートでロータを加減速をするため
に、ギヤ4に過度の負担がかかり、また、モータに不必
要な電流を流すため、機械やモータの寿命を縮める問題
や、切断長、材料の走行速度に関係なく加減速レートが
一定のため、効率的な切断ができない問題があった。
【0017】本発明の目的は、上述のような問題を解決
するためになされたもので、加減速レートの整定時間を
コンピュータの演算装置(CPU)を用いた位置指令発
生器の入力変数である材料の移動量に換算して整定時間
分を補償することにより、カッタ速度指令を整定時間相
当早く生成して与え、電動機の速度応答を理想的な応答
に一致させ、また、折線状の速度指令に限定されること
のない任意の速度指令を容易に生成可能とすることによ
り、各々の変速曲線の特徴に応じた効率的な切断ができ
るロータリーカッタの制御装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行する材料
に同期して、材料を切断するロータリーカッタを制御す
る装置において、走行する材料の移動量を検出して、前
記移動量を時間積分して速度−位置変換定数を乗じるこ
とにより材料の移動距離を求め、前記材料の移動距離と
前記走行する材料を切断するために必要な諸条件である
切断長,切断領域の周長,およびカッタ周長の値と、変
速曲線とにより、前記変速曲線を有する位置関数を演算
し、前記演算した位置関数の出力を時間微分して位置−
速度変換定数を乗算することにより変速曲線を有するカ
ッタ速度信号を求め、前記カッタ速度信号と前記走行す
る材料の速度信号と前記ロータリーカッタを駆動する電
動機の速度信号とを加算することにより、変速曲線を有
するカッタ速度指令を出力し、前記走行する材料を切断
するための変速曲線を有する最適な加減速レートを出力
することにより、急加減速による機械的な衝撃を和らげ
ることを特徴とするものである。
【0019】さらに、本発明によれば、前記変速曲線を
有するカッタ速度指令を時間積分して速度−位置変換定
数を乗算することにより位置偏差信号を求め、前記位置
偏差信号を乗算することにより補償速度信号を求め、前
記カッタ速度指令と前記走行する材料の速度信号とを加
算し、加算した信号を前記補償速度信号に加算し、さら
に前記ロータリーカッタを駆動する電動機の速度信号を
加算することにより速度ずれ補正をしてトルク基準信号
として出力し、前記走行する材料の速度信号を時間微分
した材料加速度信号と、前記カッタ速度信号を時間微分
したカッタ加速度信号とを加算し、この加算した信号に
機械定数を乗算することにより加速度に応じた補正トル
ク信号を求め、前記補正トルク信号と前記トルク基準信
号とを加算してトルク指令を出力し、前記走行する材料
を切断するための変速曲線を有する最適な加減速レート
を出力し、電動機を制御することにより、電動機の急加
減速における機械的な衝撃を和らげることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成要素の一つ
である変速曲線のうち、折線曲線を用いる一実施例につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明を実施す
るロータリーカッタの制御構成を示すブロック図であ
る。図2は、整定時間を補償した折線曲線の速度指令特
性線図、図3および図4は、整定時間を補償した単弦曲
線の速度指令特性線図、図5は、位置特性線図、図6は
カッタの移動とシートとの関係を示す説明図である。
【0021】図1に示すように軸方向周面に刃を有する
一対のロータリーカッタ2(以下カッタと言う)があ
り、このカッタ2を駆動するための電動機5がギヤー4
によりカッタの主軸3に結合されている。この電動機5
には、電動機の回転角、即ち、カッタ2の回転角を検出
するためのパルスジェネレータ(PG)6が備えられて
いる。
【0022】一方、走行するシート1の移動量を検出す
るための測長ロール8が備えられ、この測長ロール8の
軸には、移動量を検出するためのパルスジェネレータ
(PG)9が備えられている。
【0023】測長ロール8は、走行するシート1の移動
量を検出するために、走行するシート1の両面を上下2
本の測長ロール8で加圧接触、即ち、ニップし、シート
の走行にしたがって生ずる測長ロール8の回転により、
パルスジェネレータ9から単位回転毎にパルスを発生さ
せ、そのパルスを計数することにより、連続走行するシ
ートの移動量を検出している。
【0024】次に、数値制御装置80について説明す
る。この数値制御装置80は、整定時間補償器10、積
分器11、位置指令発生器12、微分器13、積分器1
4、位置制御器15、速度制御器16、微分器18,1
9、乗算器17,20、機械定数乗算器21、加算器3
1〜37によって構成されている。
【0025】まず、ラインが運転されるシートが走行す
る。そして、シート1の走行に伴いパルスジェネレータ
9より発生するパルスを、数値制御装置80の整定時間
補償器10(後に詳細に説明する)および積分器11に
同時に入力する。整定時間補償器10に入力されたパル
スは、電動機の応答速度の遅れ分(tS )の整定時間補
償信号を出力し、共に加算器31により加算し、加算し
た値は、材料移動距離Xとして位置指令発生器12に入
力される。この位置指令発生器12は、後に詳細に説明
するように、切断長L0 にしたがって作られた任意の速
度指令に応じて材料移動距離Xの関数として位置指令f
(x)を与える。この材料の位置指令f(x)は、材料
移動速度の変動によって変化しない特性を有し、材料の
位置指令f(x)の出力は、微分器13により時間微分
されることによりカッタ速度指令df(x)/dtを出
力する。
【0026】一方、ロータリーカッタ2の回転に伴いパ
ルスジェネレータ6より発生するパルスからロータリー
カッタ2の移動速度VB が得られる。
【0027】整定時間を補償した位置指令発生器12の
出力、即ち、位置指令f(x)を微分器13により時間
微分することにより得られたカッタ速度指令df(x)
/dtは、加算器32により、材料速度VL およびカッ
タ速度VB と加算され積分器14に入力され、位置偏差
eとして出力する。この位置偏差eは、
【0028】
【数1】
【0029】により得ることができる。この位置偏差e
は、位置制御器15に入力され補償速度Vc として出力
される。
【0030】一方、カッタ速度指令df(x)/dt
と、速度指令フィードフォワードαとを乗算器17で乗
算することにより速度指令フィードフォワード信号とし
て、加算器36で材料速度VL を共に加算する。加算し
た速度偏差ΔVは、
【0031】
【数2】
【0032】として求められる。
【0033】この速度偏差ΔVは、位置制御器16に出
力された補償速度VC と加算器33で加算し、加算した
値をさらに加算器34でカッタ速度VB と加算し、速度
制御器16に入力し、速度基準に対する速度ずれ補正ト
ルク指令τA として出力する。
【0034】さらに、材料速度VL を微分器18に入力
し、その出力に、ライン加速度dV L /dtを得る一
方、カッタ速度指令df(x)/dtを微分器19で時
間微分してカッタ加速度指令d2 f(x)/dt2 を得
て、このカッタ加速度指令d2f(x)/dt2 と、さ
らに加速度指令フィードフォワードβとを乗算器20で
乗算することにより加速度指令フィードフォワード信号
として、ライン加速度dVL /dtと加算器37で加算
し、その値を機械定数乗算器21に入力し、加速度に応
じた補正トルク指令τB として出力する。
【0035】この補正トルク指令τB とトルク基準指令
τA とが加算器35により加算され、電動機トルク指令
τR
【0036】
【数3】
【0037】となって、駆動制御回路7を通して電動機
5に指令を与える。
【0038】このように補正トルク指令τB は、カッタ
加速度d2 f(x)/dt2 およびライン加速度dVL
/dtに基づき機械定数(J)を乗算することにより求
めているが、これは変化する速度指令に対して、その変
化率である加速度を機械イナーシャを乗じて電動機トル
ク指令としてフィードフォーワード補償することによ
り、イナーシャ負荷であるカッタの変化する速度指令に
対する追従性が向上することになる。
【0039】このような制御構成においての速度制御波
形は、従来では基本的に図2に示す折線曲線である。図
2では、横軸は時間、縦軸は速度である。図2に示すよ
うに、ロータリーカッタ2の加減速は直線状に変化、即
ち、ロータリーカッタ2が減速して速度が零になると直
ちに加速を始める場合、切断長L0 を精度良く切断する
ための条件は、図2の時間と速度との積である距離がカ
ッタ周長B0 と等しくなることが必要である。
【0040】任意の速度指令に応じて材料移動距離Xの
関数として位置指令が、位置指令発生器12で与えられ
ることになる。
【0041】図2の直線状に変化する速度指令である折
線曲線を求めると、カッター速度指令df(x)/dt
は、VR −VL であるので、0≦t/T≦T/2の時、
−(2/T)VL tとなり、1/2≦t/T≦1の時、
L {1−(2/T)(t−(T/2))}となる。こ
こで、VL T=2(L0 −B0 )であるから、位置指令
f(x)は、
【0042】
【数4】
【0043】となる。これにt=X/VL 、T=(L0
−Bw )/VL を代入すると位置指令f(x)は、
【0044】
【数5】
【0045】となる。但し、Bw は、図6に示すカッタ
の切断領域の周長を示す。
【0046】上式において切断長L0 、切断領域の周長
w の差分L0 −Bw は、シート移動量Xに対するカッ
タの変速領域を示し、あらかじめ切断長L0 に応じて演
算されている。また、切断長L0 とカッタ周長B0 の差
分L0 −B0 も、シート移動量の見送り量として切断長
0 に応じて演算して与えられる。
【0047】位置指令f(x)の演算は、シート移動量
に応じて上式に基づいて実時間で高速で演算されて位置
指令として出力される。
【0048】以上により、図2の直線状に変化する速度
指令である折線曲線を求めたが、この図2に示す速度指
令である折線曲線を正弦波状、すなわち、速度指令を単
弦曲線で求めてみると、次式を得ることができる。
【0049】
【数6】
【0050】従って、カッタ速度指令df(x)/dt
は、図4に示すように変速領域の速度指令として次式に
よって与えられる。
【0051】
【数7】
【0052】位置指令f(x)は、VL T=2(L0
0 )となるから
【0053】
【数8】
【0054】となる。この式にt=X/VL 、T=(L
0 −Bw )/VL を代入すると位置指令f(x)は、
【0055】
【数9】
【0056】となる。但し、Bw は、図6に示すカッタ
の切断領域の周長を示す。
【0057】上式において切断長L0 、切断領域の周長
w の差分L0 −Bw は、シート移動量Xに対するカッ
タの変速領域を示し、あらかじめ切断長L0 に応じて演
算されている。また、切断長L0 とカッタ周長B0 の差
分L0 −B0 も、シート移動量の見送り量として切断長
0 に応じて演算して与えられる。
【0058】位置指令f(x)の演算は、シート移動量
に応じて上式に基づいて実時間で高速で演算されて位置
指令として出力される。
【0059】以上に示すように単弦曲線の加速度は、
【0060】
【数10】
【0061】で表され、ピークの加速度は、
【0062】
【数11】
【0063】で表され、加速度の実効値(RMS)は、
【0064】
【数12】
【0065】で表され、半周期の加速度平均値は、
【0066】
【数13】
【0067】で表される。
【0068】折線曲線の場合の加速度d2 f(x)/d
2 は、
【0069】
【数14】
【0070】で表され、加速度の実効値(RMS)は、
【0071】
【数15】
【0072】で表され、半周期の加速度平均値は、
【0073】
【数16】
【0074】で表される。
【0075】以上の式より、最大加速度変化率は、単弦
曲線の場合、0から(−π2 /4)(VL /T)、(π
2 /4)(VL /T)から0であり、従って、(π2
4)(VL /T)となる。
【0076】また、折線曲線の場合は、(−2/T)V
L から(2/T)VL であり、従って、(4/T)VL
となる。
【0077】ここで、整定時間を補償した変速曲線のう
ち、折線曲線について説明する。一般的には、ロータリ
ーカッタは、機械の構成上、機械損失が少なく電動機に
とってはイナーシャ負荷となっている。また、図1に示
す駆動制御回路7は、高速の電流ループを有した制御回
路を使用しているため、トルク応答は速度制御応答に比
べ十分速いので、速度制御器16により得られる速度応
答は1次遅れ応答となり、カッタ速度VB は、電動機を
含めた機械加速定数をJ、速度制御ループゲインをK
V 、時定数Tm=J/KV とするとカッタ速度VB は、
【0078】
【数17】
【0079】となる。
【0080】通常、図1に示した速度指令フィードフォ
ワードゲインαを1、および加速度指令フィードフォワ
ードゲインβを1とすることは過補償となり、図7に示
すカッタ速度VB は、折線コーナの部分でオーバシュー
ト(図示しない)を生じて精度不良を招くため、α<1
およびβ<1とせざるを得ない。この場合は、オーバー
シュートを抑制することが可能である反面、応答遅れが
生じることになる。この遅れのない応答について、図1
の制御ブロック構成に基づいて説明をする。カッタ速度
指令df(x)/dtに対してカッタ速度VB は、
【0081】
【数18】
【0082】となる。
【0083】ここで、整定時間補償(10)を
【0084】
【数19】
【0085】とすると、
【0086】
【数20】
【0087】となり、df(x)/dt=df(x)/
dx・dx/dtと表せるので、
【0088】
【数21】
【0089】となり遅れのない応答が得られることにな
る。ここで、整定時間tS =(1−α)/KP とおいて
いる。例えば、KP =α(1−α)/Tmに設定し、β
=0とすると、
【0090】
【数22】
【0091】となる。
【0092】整定時間補償器10がない場合は、df
(x)/dt=VL であるため、
【0093】
【数23】
【0094】となり、カッタ速度VB が速度指令df
(x)/dx・VL に対し整定時間tS遅れた応答にな
る。このため、整定時間補償器10は、遅れ伝達特性の
逆特性を与えることになるが、この実施例では、tS
L がシート移動量にフィードフォワード補償されてd
x/dt=(1+tS S)VL となり、図8の速度指令
(1+tS S)・df(x)/dx・VL があたえら
れ、カッター速度VB は、
【0095】
【数24】
【0096】となり、図7に示すような遅れのない応答
が得られる。なお、図7および図8において、〜
は、同じタイミングを示している。
【0097】実施例に基づく折線曲線における整定時間
補償との関連を図10に、3次曲線における整定時間補
償との関連を図11に、5次曲線における整定時間補償
との関連を図12に、サイクロイド曲線における整定時
間補償との関連を図13に、変形台形曲線における整定
時間補償との関連を図14に、変形正弦曲線における整
定時間補償との関連を図15に各々示す。次に簡単な説
明をする。
【0098】先に変速曲線の一例である折線曲線の実施
例を述べたように、他の変速曲線も同様に、ロータリー
カッタの速度指令VR に対して、電動機の応答速度(カ
ッタ速度VB )の遅れ分(tS )が生じるため、電動機
の応答速度(カッタ速度VB)の遅れ分(tS )、すな
わち、整定時間(tS )分補償する必要がある。
【0099】従って、他の変速曲線も同様に整定時間t
S を位置指令発生器12の入力変数であるシート移動量
に換算して補正することにより、カッタ速度指令VR
整定時間相当早く生成して与えて、応答速度(カッタ速
度VB )を理想的な応答(t S =0)に一致させ加速度
(トルク)の実効値を低減させることができる。
【0100】例えば、変速曲線である各曲線に整定時間
補償を実施した場合の各実効値を求めると、折線曲線は
(L0 −B0 )π2 /2(2)1/22 )、3次曲線は
((L0 −B0 )2(3)1/2 /T2 、5次曲線は(L
0 −B0 )((120/7) 1/2 /T2 を、サイクロイ
ド曲線は(L0 −B0 )(2)1/2 π/T2 、変形台形
曲線は(L0 −B0 )4(3)1/2 π2 /{(π+2)
2 }を、変形正弦曲線(L0 −B0 )2(2)1/2 π
2 /{(π+4)T2 }となる。
【0101】この求めた整定時間補償した各曲線の実効
値を各々1とし、整定時間を補償しない場合との比較を
表1に示す。
【0102】
【表1】
【0103】表1に示すように、ロータリーカッタの加
減速の加速度(トルク)の実効値を低減させないことに
より、走行する材料を切断するための整定時間を補償し
た変速曲線を有する最適な加減速レートにより電動機を
制御し、切断精度を落とすことなく整定時間領域を不要
にし、かつ不必要な急加減速をなくし加速度(トルク)
の実効値を低減させて生産性の向上を図ることができ
る。
【0104】
【発明の効果】本発明によれば、加減速レートの整定時
間をコンピュータの演算装置(CPU)を用いた位置指
令発生器の入力変数である材料の移動量に換算して整定
時間分を補償することにより、カッタ速度指令を整定時
間相当早く生成して与え、電動機の速度応答を理想的な
応答に一致させ、また、折線状の速度指令に限定される
ことのない任意の速度指令を容易に生成できるので、各
々の変速曲線の特徴に応じた効率的な切断ができるロー
タリーカッタの制御装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリーカッタの制御構成を示すブ
ロック図である。
【図2】折線曲線の速度指令特性を示す図である。
【図3】単弦曲線の速度指令特性を示す図である。
【図4】単弦曲線の速度指令特性を示す図である。
【図5】単弦曲線の位置特性を示す図である。
【図6】カッタの移動とシートとの関係を示す図であ
る。
【図7】折線曲線における整定時間補償を含む速度指令
特性を示す図である。
【図8】折線曲線における整定時間補償を含む速度指令
特性を示す図である。
【図9】従来における折線曲線の整定時間との慣例を示
す図である。
【図10】折線曲線における整定時間補償を含む速度指
令特性と従来の折線曲線の整定時間との関連を示す図で
ある。
【図11】3次曲線における整定時間補償との関連を示
す図である。
【図12】5次曲線における整定時間補償との関連を示
す図である。
【図13】サイクロイド曲線における整定時間補償との
関連を示す図である。
【図14】変形台形曲線における整定時間補償との関連
を示す図である。
【図15】変形正弦曲線における整定時間補償との関連
を示す図である。
【図16】従来のロータリーカッタの制御ブロックを示
す図である。
【符号の説明】
1 シート 2 ロータリーカッタ 3 主軸 4 減速ギヤー 5 電動機 6 パルスジェネレータ 7 駆動制御回路 8 測長ロール 9 パルスジェネレータ 10 整定時間補償器 11 積分器 12 位置指令発生器 13 微分器 14 積分器 15 位置制御器 16 速度制御器 17 速度指令フィードフォワード器(α) 18,19 微分器 20 加速度指令フィードフォワード器(β) 21 機械定数乗算器(J) 30 数値制御装置 31〜36 加算器 40 定尺切断回路部 41 切断寸法設定部 42 第1演算部 43 切断完了センサ 44 タイミング信号発生部 45 周長設定部 46 シート走行距離検出回路 47 モータ回転数検出回路 48 第2演算部 49,63 D/A変換器 50,64 関数発生器 51 F/V変換器 52 演算増幅器 53 切換回路 60 停止制御回路部 61 停止距離設定部 62 可逆カウンタ 65 比較部 70 切断完了センサ 80 数値制御装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行する材料に同期して、材料を切断する
    ロータリーカッタを制御する装置において、 走行する材料の移動量を検出して、前記移動量を時間積
    分して速度−位置変換定数を乗じることにより材料の移
    動距離を求め、前記材料の移動量を乗算することにより
    整定時間補償値として前記材料の移動距離に加算し、こ
    の加算した値と前記走行する材料を切断するために必要
    な諸条件である切断長,切断領域の周長,およびカッタ
    周長の値と、変速曲線とにより、前記変速曲線を有する
    位置関数を演算し、前記演算した位置関数の出力を時間
    微分して位置−速度変換定数を乗算することにより変速
    曲線を有するカッタ速度信号を求め、前記カッタ速度信
    号と前記走行する材料の速度信号と前記ロータリーカッ
    タを駆動する電動機の回転速度信号とを加算することに
    より、前記整定時間を補償した変速曲線を有するカッタ
    速度指令を出力し、前記走行する材料を切断するための
    前記整定時間を補償した変速曲線を有する最適な加減速
    レートにより電動機を制御し、切断精度を落とすことな
    く整定時間領域を不要にし、かつ不必要な急加減速をな
    くし加速度の実効値を低減させて生産性の向上を図るこ
    とを特徴とするロータリーカッタ制御装置。
  2. 【請求項2】前記変速曲線を有するカッタ速度指令を時
    間積分して速度−位置変換定数を乗算することにより位
    置偏差信号を求め、前記位置偏差信号を乗算することに
    より補償速度信号を求め、前記カッタ速度指令を乗算す
    ることにより速度指令フィードフォワード信号として前
    記走行する材料の速度信号に加算し、加算した信号を前
    記補償速度信号に加算し、加算した信号にさらに前記ロ
    ータリーカッタを駆動する電動機の回転速度信号を加算
    することにより速度ずれ補正をしてトルク基準信号とし
    て出力し、前記走行する材料の速度信号を時間微分した
    材料加速度信号と、前記カッタ速度信号を時間微分した
    カッタ加速度信号を乗算することにより加速度指令フィ
    ードフォワード信号として加算し、この加算した信号に
    機械定数を乗算することにより加速度に応じた補正トル
    ク信号を求め、前記補正トルク信号と前記トルク基準信
    号とを加算してトルク指令を出力することを特徴とする
    請求項1記載のロータリーカッタ制御装置。
  3. 【請求項3】走行する材料に同期して、材料を切断する
    ロータリーカッタを制御する装置において、 前記ロータリーカッタを駆動する電動機を制御する制御
    回路手段と、 前記電動機の回転に応じた速度信号を検出する手段と、 前記走行する材料の移動量を検出する手段と、 前記検出した材料の移動量を時間積分して速度−位置変
    換定数を乗算することにより材料の移動距離として出力
    する手段と、 前記材料の移動量を乗算することにより整定時間を補償
    として出力する手段と、 前記材料の移動距離の値と切断に必要な諸条件である切
    断長,切断領域の周長,およびカッタ周長の各設定値
    と、変速曲線とを演算する演算手段と、 前記演算手段により変速曲線を有する位置関数を出力す
    る位置指令発生手段と、 前記位置関数を時間微分して位置−速度変換定数を乗算
    することにより整定時間を補償した変速曲線を有するカ
    ッタ速度信号を出力する手段と、 前記カッタ速度信号と前記走行する材料の速度信号と前
    記電動機の回転速度信号とを加算し、整定時間を補償し
    た変速曲線を持つカッタ速度指令として出力し、前記走
    行する材料を切断するための整定時間を補償した変速曲
    線を有する最適な加減速レートを出力する手段と、 前記加減速レートにより電動機を制御することにより、
    切断精度を落とすことなく整定時間領域を不要にし、か
    つ不必要な急加減速をなくし加速度の実効値を低減させ
    て生産性の向上を図ることを特徴とする請求項1記載の
    ロータリーカッタ制御装置。
  4. 【請求項4】前記変速曲線を有するカッタ速度指令と前
    記走行する材料の速度信号と前記電動機の回転速度信号
    とを加算し、加算した信号を時間積分して速度−位置変
    換定数を乗じることにより位置偏差信号として出力する
    手段と、 前記位置偏差信号の出力を乗算することにより前記補償
    速度信号として出力する位置制御手段と、 前記カッタ速度指令を乗算することにより速度指令フィ
    ードフォワード信号として出力する手段と、 前記速度指令フィードフォワード信号に前記走行する材
    料の速度信号を加算した信号を、前記補償速度信号に加
    算して、乗算することによりトルク基準信号として出力
    する速度制御手段と、 前記走行する材料の速度信号を時間微分して材料の加速
    度信号として出力する手段と、 前記カッタ速度信号を時間微分したカッタ加速度信号を
    乗算することによりカッタ加速度指令フィードフォワー
    ド信号として出力する手段と、 前記カッタ加速度指令フィードフォワード信号と前記材
    料加速度信号とを加算し、この加算した信号に機械定数
    を乗算することにより加速度に応じた補正トルク信号を
    出力する機械定数乗算手段と、 前記補正トルク信号と前記トルク基準信号とを加算して
    トルク指令として出力する手段と、 前記トルク指令を駆動制御回路に入力し、前記電動機を
    制御する手段と、をさらに備えることを特徴とする請求
    項3記載のロータリーカッタ制御装置。
  5. 【請求項5】走行する材料に同期して、材料を切断する
    ロータリーカッタを制御する装置において、 前記ロータリーカッタを駆動する電動機を制御する駆動
    制御回路と、 前記電動機の回転に応じた速度信号を検出する速度検出
    器と、 前記走行する材料の移動量を検出する材料速度検出器
    と、 前記材料速度検出器により検出した材料の移動量を時間
    積分して速度−位置変換定数を乗算することにより材料
    の移動距離として出力する第1の積分器と、 前記材料の移動量を乗算することにより整定時間補償信
    号として出力する整定時間補償器と、 前記材料の移動距離と前記整定時間補償信号とを加算
    し、整定時間を補償した材料の移動距離として出力する
    第1の加算器と、 前記整定時間を補償した材料の移動距離と、切断に必要
    な諸条件である切断長,切断領域の周長,およびカッタ
    周長の各設定値と、変速曲線とを演算し、整定時間を補
    償した変速曲線を有する位置関数を出力する位置指令発
    生器と、 前記位置関数を時間微分して位置−速度変換定数を乗算
    することにより整定時間を補償した変速曲線を有するカ
    ッタ速度信号を出力する第1の微分器と、 前記カッタ速度信号と、前記走行する材料の速度信号
    と、前記電動機の回転速度信号とを加算し、整定時間を
    補償した変速曲線を持つカッタ速度指令として出力する
    第2の加算器と、 前記カッタ速度指令を時間積分して速度−位置変換定数
    を乗算することにより位置偏差信号として出力する第2
    の積分器と、 前記位置偏差信号を入力し乗算することにより前記補償
    速度信号として出力する位置制御器と、 前記カッタ速度指令を乗算することにより速度指令フォ
    ードフォワード信号として出力する第1の乗算器と、 前記速度指令フィードフォワード信号と、前記走行する
    材料の速度信号とを加算する第3の加算器と、 前記第3の加算器の出力信号と前記補償速度信号とを加
    算する第4の加算器と、 前記第4の加算器の出力信号と前記電動機の回転速度信
    号とを加算する第5の加算器と、 前記第5の加算器の出力信号に乗算することにより、ト
    ルク基準信号として出力する速度制御器と、 前記材料の速度信号を時間微分した材料加速度信号と、
    前記カッタ速度信号を時間微分したカッタ加速度信号を
    乗算してカッタ加速度指令フィードフォワード信号とし
    て出力する第2の乗算器と、 前記材料の加速度信号と、前記カッタ加速度指令フィー
    ドフォワード信号とを加算する第6の加算器と、 前記第6の加算器の出力信号に機械定数を乗算し、加速
    度に応じた補正トルク信号を出力する機械定数乗算器
    と、 前記補正トルク信号と前記トルク基準信号とを加算しト
    ルク指令として、前記駆動制御回路に出力する第7の加
    算器とを備え、 前記走行する材料を切断するための変速曲線を有する最
    適な加減速レートを整定時間補償し、電動機を制御する
    ことにより、切断精度を落とすことなく整定時間領域を
    不要にし、かつ不必要な急加減速をなくし加速度の実効
    値を低減させて生産性の向上を図ることを特徴とするロ
    ータリーカッタ制御装置。
  6. 【請求項6】前記変速曲線は、折線曲線、単弦曲線、3
    次曲線、5次曲線、サイクロイド曲線、変形台形曲線ま
    たは変形正弦曲線であることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載のロータリーカッタ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006148995A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Yaskawa Electric Corp リニアモータ制御装置とその制御方法
JP2009196004A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Nippon Reliance Kk ロータリーカッタの制御装置
CN104460515A (zh) * 2013-09-25 2015-03-25 山东理工大学 一种基于后置处理五轴刀具长度补偿方法
CN105302070A (zh) * 2015-11-27 2016-02-03 山东理工大学 一种非正交摆头转台类五轴机床后置处理方法

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