JPH0321284B2 - - Google Patents
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- JPH0321284B2 JPH0321284B2 JP60170936A JP17093685A JPH0321284B2 JP H0321284 B2 JPH0321284 B2 JP H0321284B2 JP 60170936 A JP60170936 A JP 60170936A JP 17093685 A JP17093685 A JP 17093685A JP H0321284 B2 JPH0321284 B2 JP H0321284B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- processing table
- rotation
- length
- processing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D25/00—Machines or arrangements for shearing stock while the latter is travelling otherwise than in the direction of the cut
- B23D25/02—Flying shearing machines
- B23D25/04—Flying shearing machines in which a cutting unit moves bodily with the work while cutting
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D36/00—Control arrangements specially adapted for machines for shearing or similar cutting, or for sawing, stock which the latter is travelling otherwise than in the direction of the cut
- B23D36/0008—Control arrangements specially adapted for machines for shearing or similar cutting, or for sawing, stock which the latter is travelling otherwise than in the direction of the cut for machines with only one cutting, sawing, or shearing devices
- B23D36/0033—Control arrangements specially adapted for machines for shearing or similar cutting, or for sawing, stock which the latter is travelling otherwise than in the direction of the cut for machines with only one cutting, sawing, or shearing devices for obtaining pieces of a predetermined length
- B23D36/0058—Control arrangements specially adapted for machines for shearing or similar cutting, or for sawing, stock which the latter is travelling otherwise than in the direction of the cut for machines with only one cutting, sawing, or shearing devices for obtaining pieces of a predetermined length the tool stopping for a considerable time after each cutting operation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/162—With control means responsive to replaceable or selectable information program
- Y10T83/173—Arithmetically determined program
- Y10T83/175—With condition sensor
- Y10T83/178—Responsive to work
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/465—Cutting motion of tool has component in direction of moving work
- Y10T83/4691—Interrelated control of tool and work-feed drives
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/465—Cutting motion of tool has component in direction of moving work
- Y10T83/4757—Tool carrier shuttles rectilinearly parallel to direction of work feed
- Y10T83/4763—Both members of cutting pair on same carrier
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shearing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は走行して来る鋼管、銅管などのパイ
プ、棒材、板材、成形品などの材料に、切断、折
り曲げ、パンチ値などの加工を行う走間加工機、
特にその加工時の位置決め制御を数値制御サーボ
ループにより行うものに関する。
プ、棒材、板材、成形品などの材料に、切断、折
り曲げ、パンチ値などの加工を行う走間加工機、
特にその加工時の位置決め制御を数値制御サーボ
ループにより行うものに関する。
「従来の技術」
以下従来の技術としてパイプの連続生産ライン
における走間切断機を例として説明する。数値制
御によるこの種の走間切断機として、往復走行切
断機と回転走行切断機とがある。これらを説明し
てその問題点を明らかにする。
における走間切断機を例として説明する。数値制
御によるこの種の走間切断機として、往復走行切
断機と回転走行切断機とがある。これらを説明し
てその問題点を明らかにする。
往復走行切断機
往復走行切断機は第1図に示すように、走行し
て来る材料のパイプ11に測長ロール12が転接
され、測長ロール12により測長エンコーダ13
が駆動される。測長エンコーダ13から材料11
が所定長移動するごとにパルスが生じ、そのパル
スは測長カウンタ14で計数される。カウンタ1
4は初期状態でクリアされている。従つて測長カ
ウンタ14の計数値はそのクリア解除時点からの
材料11の走行長L1を示す。
て来る材料のパイプ11に測長ロール12が転接
され、測長ロール12により測長エンコーダ13
が駆動される。測長エンコーダ13から材料11
が所定長移動するごとにパルスが生じ、そのパル
スは測長カウンタ14で計数される。カウンタ1
4は初期状態でクリアされている。従つて測長カ
ウンタ14の計数値はそのクリア解除時点からの
材料11の走行長L1を示す。
一方、材料11に沿つて刃物台15が往復走行
できるように設けられる。そのため刃物台15に
ラツク16が取付けられ、ラツク16にピニオン
17が噛合し、ピニオン17は、直流モータ18
の回転が減速歯車19で減速されて回転駆動さ
れ、これにより刃物台15は往復移動される。直
流モータ18の回転によりエンコーダ21が駆動
され、エンコーダ21からのパルスは可逆カウン
タ22,23でそれぞれ計数される。可逆カウン
タ22,23は初期状態で予めクリアされ、これ
らカウンタ22,23の計数値L2、L2′は刃物台
15の移動長と対応している。
できるように設けられる。そのため刃物台15に
ラツク16が取付けられ、ラツク16にピニオン
17が噛合し、ピニオン17は、直流モータ18
の回転が減速歯車19で減速されて回転駆動さ
れ、これにより刃物台15は往復移動される。直
流モータ18の回転によりエンコーダ21が駆動
され、エンコーダ21からのパルスは可逆カウン
タ22,23でそれぞれ計数される。可逆カウン
タ22,23は初期状態で予めクリアされ、これ
らカウンタ22,23の計数値L2、L2′は刃物台
15の移動長と対応している。
設定器24に設定された切断長L0とカウンタ
14,22の各計数値L1、L2とが加算器25に
入力され、残長L0−(L1−L2)=L0−L1+L2が演
算される。この残長はDA変換器26でアナログ
信号VBに変換される。測長エンコーダ13から
のパルスはFV変換器27に供給されてそのパル
ス周波数に比例した電圧、つまり材料11の走行
速度に比例した電圧VAに変換される。アナログ
減算回路31で材料速度VAからDA変換器26の
出力VBが引算される。この引算結果VC=VA−VB
の符号が符号判別器32に入力され、符号判別器
32がVC=VA−VB<0と判別している間(残長
が十分大きい間)は符号判別器32の出力により
スイツチ33は減算回路31から離されて、DA
変換器34側に接続されている。初期状態におい
てはカウンタ23はクリアされ、そのカウンタ2
3の計数値をアナログ信号に変換するDA変換器
34の出力もゼロである。
14,22の各計数値L1、L2とが加算器25に
入力され、残長L0−(L1−L2)=L0−L1+L2が演
算される。この残長はDA変換器26でアナログ
信号VBに変換される。測長エンコーダ13から
のパルスはFV変換器27に供給されてそのパル
ス周波数に比例した電圧、つまり材料11の走行
速度に比例した電圧VAに変換される。アナログ
減算回路31で材料速度VAからDA変換器26の
出力VBが引算される。この引算結果VC=VA−VB
の符号が符号判別器32に入力され、符号判別器
32がVC=VA−VB<0と判別している間(残長
が十分大きい間)は符号判別器32の出力により
スイツチ33は減算回路31から離されて、DA
変換器34側に接続されている。初期状態におい
てはカウンタ23はクリアされ、そのカウンタ2
3の計数値をアナログ信号に変換するDA変換器
34の出力もゼロである。
エンコーダ21からのパルスはFV変換器35
にも供給され、FV変換器35から直流モータ1
8の回転速度、従つて刃物台15の走行速度が検
出される。スイツチ33の切換え出力が速度基準
として減算回路36に入力され、これに対しFV
変換器35の出力が速度フイードバツクとして引
算され、その引算出力は増幅駆動回路37を介し
て直流モータ18を駆動する。この結果、直流モ
ータ18は減算回路36に入力された速度基準に
追従するように回転する。初期状態では速度基準
はゼロで直流モータ18は停止し、刃物台15は
ホーム(起動位置)に位置している。
にも供給され、FV変換器35から直流モータ1
8の回転速度、従つて刃物台15の走行速度が検
出される。スイツチ33の切換え出力が速度基準
として減算回路36に入力され、これに対しFV
変換器35の出力が速度フイードバツクとして引
算され、その引算出力は増幅駆動回路37を介し
て直流モータ18を駆動する。この結果、直流モ
ータ18は減算回路36に入力された速度基準に
追従するように回転する。初期状態では速度基準
はゼロで直流モータ18は停止し、刃物台15は
ホーム(起動位置)に位置している。
材料11の走行が進み、材料11が刃物台15
の刃から設定長L0近く突出するような状態にな
ると、減算回路31の出力がVC=VA−VB0と
なり、これが符号判別器32で検出されて、スイ
ツチ33はDA変換器34から減算回路31側に
切換えられる。従つてこのVCを速度基準として
直流モータ18がVBの減少に応じて加速回転さ
れる。残長がゼロ、即ちVB=0を保持しながら、
材料11の走行長に刃物台15の走行が追従制御
される。残長がゼロに接近すると切断指令が出さ
れて、クラツチ38がONにされ、フライホイー
ル39が付けられた汎用モータ41の回転により
クランク機構42を介してプレス43が押し下げ
られた後、上昇する動作が1回行われる。この結
果、刃物台15上に上下動自在に取付けられた上
刃44がプレス43により上からたたかれて刃物
台15の下刃45と協動して材料11を切断す
る。
の刃から設定長L0近く突出するような状態にな
ると、減算回路31の出力がVC=VA−VB0と
なり、これが符号判別器32で検出されて、スイ
ツチ33はDA変換器34から減算回路31側に
切換えられる。従つてこのVCを速度基準として
直流モータ18がVBの減少に応じて加速回転さ
れる。残長がゼロ、即ちVB=0を保持しながら、
材料11の走行長に刃物台15の走行が追従制御
される。残長がゼロに接近すると切断指令が出さ
れて、クラツチ38がONにされ、フライホイー
ル39が付けられた汎用モータ41の回転により
クランク機構42を介してプレス43が押し下げ
られた後、上昇する動作が1回行われる。この結
果、刃物台15上に上下動自在に取付けられた上
刃44がプレス43により上からたたかれて刃物
台15の下刃45と協動して材料11を切断す
る。
プレス43の1上下動でクラツチ38はOFF
され、クランク機構42からの切断完了信号でカ
ウンタ14はクリアされ、かつ次の設定長L0が
設定器24に入力され、残長が大きくなり、VC
=VA−VB<0となり、スイツチ33はDA変換
器34側に接続される。この状態ではカウンタ2
3はホームから移動した距離と対応した計数値に
なつている。またDA変換器34の出力は直流モ
ータ18を逆転するような極性とされる。従つて
直流モータ18は逆転駆動され、刃物台15はホ
ームへ向つて移動され、ホームに近づくとカウン
タ23の計数値L2′が減少し、直流モータ18も
減速し、ホームで停止する。その後測長カウンタ
14の計数値L1が増加して残長が減少し、VC=
VA−VB0になると、スイツチ33が減算回路
31へ切換えられて前述の動作を繰返す。
され、クランク機構42からの切断完了信号でカ
ウンタ14はクリアされ、かつ次の設定長L0が
設定器24に入力され、残長が大きくなり、VC
=VA−VB<0となり、スイツチ33はDA変換
器34側に接続される。この状態ではカウンタ2
3はホームから移動した距離と対応した計数値に
なつている。またDA変換器34の出力は直流モ
ータ18を逆転するような極性とされる。従つて
直流モータ18は逆転駆動され、刃物台15はホ
ームへ向つて移動され、ホームに近づくとカウン
タ23の計数値L2′が減少し、直流モータ18も
減速し、ホームで停止する。その後測長カウンタ
14の計数値L1が増加して残長が減少し、VC=
VA−VB0になると、スイツチ33が減算回路
31へ切換えられて前述の動作を繰返す。
回転走行切断機
第2図は回転走行切断機の一例を示し、第1図
と対応する部分に同一符号を付けてある。この例
では枠状の刃物台47が材料11に沿つて移動自
在に設けられる。つまり2本の案内棒48,49
に案内されて刃物台47が移動でき、刃物台47
の枠に案内されて上刃44が上下自在に保持され
る。刃物台47に下刃45が保持される。上刃4
4は回転アーム51の一端に回動自在に取付けら
れ、回動アーム51の他端は回転軸50に固定さ
れ、その回転軸50に直流モータ18の回転が減
速ギア19を介して伝達される。直流モータ18
の回転により、上刃44は回転軸50を中心に図
において反時計方向に回転し、左から下に下つて
材料11に接近して切断する。その位置決め制御
のために、直流モータ18によりエンコーダ21
が回転駆動され、エンコーダ21からのパルスは
カウンタ22,23で計数される。上刃44は一
回転で元の位置にもどり、材料11に沿つての移
動は一回転でゼロである。併し第1図の往復走行
の場合と同様に加算器25で残長L0−L1+L2を
演算するので設定長L0は減算器52で、設定器
53に設定した上刃44の一回転分L20だけ予め
減算され、L0′として加算器25へ供給される。
と対応する部分に同一符号を付けてある。この例
では枠状の刃物台47が材料11に沿つて移動自
在に設けられる。つまり2本の案内棒48,49
に案内されて刃物台47が移動でき、刃物台47
の枠に案内されて上刃44が上下自在に保持され
る。刃物台47に下刃45が保持される。上刃4
4は回転アーム51の一端に回動自在に取付けら
れ、回動アーム51の他端は回転軸50に固定さ
れ、その回転軸50に直流モータ18の回転が減
速ギア19を介して伝達される。直流モータ18
の回転により、上刃44は回転軸50を中心に図
において反時計方向に回転し、左から下に下つて
材料11に接近して切断する。その位置決め制御
のために、直流モータ18によりエンコーダ21
が回転駆動され、エンコーダ21からのパルスは
カウンタ22,23で計数される。上刃44は一
回転で元の位置にもどり、材料11に沿つての移
動は一回転でゼロである。併し第1図の往復走行
の場合と同様に加算器25で残長L0−L1+L2を
演算するので設定長L0は減算器52で、設定器
53に設定した上刃44の一回転分L20だけ予め
減算され、L0′として加算器25へ供給される。
減算回路31の出力VC=VA−VBとDA変換器
34の出力VDとを比較器54で比較する。L0が
比較的長い場合は上刃44、下刃45がホーム
(起動位置)で待機している時は、DA変換器3
4の出力VDはほゞゼロである。残長が減少し、
VCがVDを越えると、比較器54の出力でスイツ
チ33は減算回路31の出力を速度基準として減
算回路36へ供給する。前記第1図の時と同様
に、残長の減少に応じてVCが増加しモータ18
が加速する。その後は残長を0(VB=0)に保持
すべく材料11の走行に上刃44、下刃45を追
従させ、その間に上刃44が下つて材料11を切
断する。この追従、切断において上刃44の移動
は円運動であるから、その材料11に沿う成分を
材料11の移動と一致させる必要がある。この点
から回動アーム51が下死点−Θ0(上刃44の切
断のための最大ストローク長の上端を決める角
度、第3図参照)の前までは、測長エンコーダ1
3から1/cosΘ0のパルスを発生させ、回動アー
ム51が±Θ0内に入るとカウンタ22の計数値
即ち回転角に応じてメモリ55を読出す。メモリ
55には補償係数としてΔΘ進むごとにcosΘ0/
cosΘが読出され、その読出された係数が係数器
56で測長エンコーダ13の出力パルスに対して
掛算されて測長カウンタ14へ供給される。従つ
て速度波形は第4図に示すように時点t1でスイツ
チ33が減算回路31側に切換り、直流モータ1
8が回転を始め、その後モータ18の速度が上昇
し、材料11の速度V0の1/cosΘ0倍に達すると
その状態を保持し、回動アーム51の±Θ0の範
囲では図に示すように減速される。この間材料1
1に対する位置決めと速度追従とが行われ、かつ
切断が行われる。
34の出力VDとを比較器54で比較する。L0が
比較的長い場合は上刃44、下刃45がホーム
(起動位置)で待機している時は、DA変換器3
4の出力VDはほゞゼロである。残長が減少し、
VCがVDを越えると、比較器54の出力でスイツ
チ33は減算回路31の出力を速度基準として減
算回路36へ供給する。前記第1図の時と同様
に、残長の減少に応じてVCが増加しモータ18
が加速する。その後は残長を0(VB=0)に保持
すべく材料11の走行に上刃44、下刃45を追
従させ、その間に上刃44が下つて材料11を切
断する。この追従、切断において上刃44の移動
は円運動であるから、その材料11に沿う成分を
材料11の移動と一致させる必要がある。この点
から回動アーム51が下死点−Θ0(上刃44の切
断のための最大ストローク長の上端を決める角
度、第3図参照)の前までは、測長エンコーダ1
3から1/cosΘ0のパルスを発生させ、回動アー
ム51が±Θ0内に入るとカウンタ22の計数値
即ち回転角に応じてメモリ55を読出す。メモリ
55には補償係数としてΔΘ進むごとにcosΘ0/
cosΘが読出され、その読出された係数が係数器
56で測長エンコーダ13の出力パルスに対して
掛算されて測長カウンタ14へ供給される。従つ
て速度波形は第4図に示すように時点t1でスイツ
チ33が減算回路31側に切換り、直流モータ1
8が回転を始め、その後モータ18の速度が上昇
し、材料11の速度V0の1/cosΘ0倍に達すると
その状態を保持し、回動アーム51の±Θ0の範
囲では図に示すように減速される。この間材料1
1に対する位置決めと速度追従とが行われ、かつ
切断が行われる。
回動アーム51が+Θ0を通過すると、その時
点t2にカウンタ14はクリアされ、次の設定長L0
が選択され、従つて残長が大きくなる。また回動
アーム51が+Θ0を通過すると+Θ0からホーム
までの値L′2Hがカウンタ23にプリセツトされ
る。この時L0が長い場合はVC=VA−VBはVDより
小さくなり、スイツチ33はDA変換器34側へ
切換えられる。従つて上刃44、下刃45はホー
ムに近づくと減速を始める。その後残長が減少
し、VCVDになると、直流モータ18が再び回
転され、同様のことを繰返す。
点t2にカウンタ14はクリアされ、次の設定長L0
が選択され、従つて残長が大きくなる。また回動
アーム51が+Θ0を通過すると+Θ0からホーム
までの値L′2Hがカウンタ23にプリセツトされ
る。この時L0が長い場合はVC=VA−VBはVDより
小さくなり、スイツチ33はDA変換器34側へ
切換えられる。従つて上刃44、下刃45はホー
ムに近づくと減速を始める。その後残長が減少
し、VCVDになると、直流モータ18が再び回
転され、同様のことを繰返す。
「発明が解決しようとする問題点」
往復走行切断機は、走行している間の加工に時
間を要する場合は最適であり、しかも材料11の
走行が非常に遅い場合や停止している場合でもク
ラツチ38のON−OFFで刃物台15による切断
が可能である。併し刃物台15を往復動させねば
ならずモータ18を正方向回転させたあと必ず逆
方向回転させる必要がある。そのため1サイクル
の所要時間がどうしても比較的長くなる。従つて
毎分当たりの切断回数が少なく、短尺切断が困難
である。一方回転走行切断機ではモータ18を常
に同一方向に回転させるものであり正方向回転の
ままでホームに戻るため、直流モータ18を一方
向だけに加減速しながら短い時間で繰返し動作を
させることができる。しかしこの回転走行切断機
には次のような欠点がある。
間を要する場合は最適であり、しかも材料11の
走行が非常に遅い場合や停止している場合でもク
ラツチ38のON−OFFで刃物台15による切断
が可能である。併し刃物台15を往復動させねば
ならずモータ18を正方向回転させたあと必ず逆
方向回転させる必要がある。そのため1サイクル
の所要時間がどうしても比較的長くなる。従つて
毎分当たりの切断回数が少なく、短尺切断が困難
である。一方回転走行切断機ではモータ18を常
に同一方向に回転させるものであり正方向回転の
ままでホームに戻るため、直流モータ18を一方
向だけに加減速しながら短い時間で繰返し動作を
させることができる。しかしこの回転走行切断機
には次のような欠点がある。
(a) 材料11に対する切断などの加工力は刃物台
移動直流モータ18から得ている。このためモ
ータ18として馬力の大きなものが必要とな
る。切断から次の切断までに蓄積した回転ネル
ギーを用い、つまりフライホイール効果を用い
ればモータ18の馬力を小さくすることができ
る。しかし、このモータ18で材料11の走行
に追従する数値制御も行つているため、材料1
1に同期した速度しかとることができない。従
つてこのため材料11が停止している時は刃物
は動けないし、材料が低速で移動している時は
フライホイール効果が不足し、切断力が不足す
る。さりとてフライホイールを付けるなどして
慣性を大きくすると、位置決めのための加減速
のために馬力を増やさなければならない。
移動直流モータ18から得ている。このためモ
ータ18として馬力の大きなものが必要とな
る。切断から次の切断までに蓄積した回転ネル
ギーを用い、つまりフライホイール効果を用い
ればモータ18の馬力を小さくすることができ
る。しかし、このモータ18で材料11の走行
に追従する数値制御も行つているため、材料1
1に同期した速度しかとることができない。従
つてこのため材料11が停止している時は刃物
は動けないし、材料が低速で移動している時は
フライホイール効果が不足し、切断力が不足す
る。さりとてフライホイールを付けるなどして
慣性を大きくすると、位置決めのための加減速
のために馬力を増やさなければならない。
(b) 太いパイプ、厚い板などを切断するため上刃
の上下動(ストローク)を大きくするには第3
図のΘ0を大にすればよい。しかし先に述べた
ように上刃が円運動をするための補償を行つて
おり、回動アーム51が−Θ0になるまでは材
料速度の1/cosΘ0倍としており、回動アーム
51が±Θ0の範囲に入るとモータ18を減少
するが、その減速のための加速度をΘ0=30゜に
おける−Θ0で1とすると、Θ0=45゜では2.12、
Θ0=60゜では3.46にもなり、それだけ馬力の大
きなモータが必要となる。一方Θ0を大きくせ
ずにストローク長を大きくするためには回動ア
ームの半径即ち51の長さを長くしなければな
らず、そうなると装置全体が非常に大形にな
る。
の上下動(ストローク)を大きくするには第3
図のΘ0を大にすればよい。しかし先に述べた
ように上刃が円運動をするための補償を行つて
おり、回動アーム51が−Θ0になるまでは材
料速度の1/cosΘ0倍としており、回動アーム
51が±Θ0の範囲に入るとモータ18を減少
するが、その減速のための加速度をΘ0=30゜に
おける−Θ0で1とすると、Θ0=45゜では2.12、
Θ0=60゜では3.46にもなり、それだけ馬力の大
きなモータが必要となる。一方Θ0を大きくせ
ずにストローク長を大きくするためには回動ア
ームの半径即ち51の長さを長くしなければな
らず、そうなると装置全体が非常に大形にな
る。
この発明の目的は毎分当たりの加工の繰返し回
数を多くすることができ、材料速度が低速でも、
また停止していても高速で加工することができ、
しかも大きな馬力のモータを必要とせず、かつ正
確に位置決め制御が行われる走間加工機を提供す
ることにある。
数を多くすることができ、材料速度が低速でも、
また停止していても高速で加工することができ、
しかも大きな馬力のモータを必要とせず、かつ正
確に位置決め制御が行われる走間加工機を提供す
ることにある。
「問題点を解決するための手段」
この発明によれば刃物台のような第1の加工台
は第1モータの一方向回転動作により往復走行さ
せられ、かつプレスのような第2の加工台は第2
モータの一方向回転動作により上下動させられ
る。
は第1モータの一方向回転動作により往復走行さ
せられ、かつプレスのような第2の加工台は第2
モータの一方向回転動作により上下動させられ
る。
材料の移動と関連した信号と、第1モータの回
転と関連した信号と、設定長とを第1加工台数値
制御手段に入力して、この数値制御手段により第
1モータが加減速制御され、加工台の前進走行中
に材料が加工台から設定長だけ突出した状態で加
工台を材料に追従させる。また材料の移動と関連
した信号または第1モータの回転と関連した信号
と、設定長または設定角と、第2モータの回転と
関連した信号とを第2加工台数値制御手段に入力
し、この数値制御手段により第2モータを加減速
制御して、上記第1加工台が材料の走行に追従し
ている状態において上記第2加工台が第1加工台
と共に材料に対する加工を行う。
転と関連した信号と、設定長とを第1加工台数値
制御手段に入力して、この数値制御手段により第
1モータが加減速制御され、加工台の前進走行中
に材料が加工台から設定長だけ突出した状態で加
工台を材料に追従させる。また材料の移動と関連
した信号または第1モータの回転と関連した信号
と、設定長または設定角と、第2モータの回転と
関連した信号とを第2加工台数値制御手段に入力
し、この数値制御手段により第2モータを加減速
制御して、上記第1加工台が材料の走行に追従し
ている状態において上記第2加工台が第1加工台
と共に材料に対する加工を行う。
このように加工台の往復走行および上下動作の
何れもモータの一方向回転により行うため加工の
繰返しを短時間で行うことができる。しかも第1
加工台の制御と第2加工台の制御とを別のモータ
により行うため前記1つのモータによる回転走行
の欠点が解決される。即ち第2加工台の上下動作
は材料速度に同期させる必要がないため、上下動
作長(ストローク長)を大きくすることを、大馬
力のモータを用いることなく行うことができる。
さらに材料が低速時または停止時においても第2
加工台のみを動作させて加工を行うこともでき
る。
何れもモータの一方向回転により行うため加工の
繰返しを短時間で行うことができる。しかも第1
加工台の制御と第2加工台の制御とを別のモータ
により行うため前記1つのモータによる回転走行
の欠点が解決される。即ち第2加工台の上下動作
は材料速度に同期させる必要がないため、上下動
作長(ストローク長)を大きくすることを、大馬
力のモータを用いることなく行うことができる。
さらに材料が低速時または停止時においても第2
加工台のみを動作させて加工を行うこともでき
る。
「実施例」
第5図にこの発明の実施例を示す。第5図にお
いて第1図および第2図と対応する部分には同一
符号を付けてある。この実施例では直流モータ1
8の一方向のみの回転により材料走向方向に沿つ
て刃物台15を往復動走行させる往復走行機構6
1が設けられる。往復走行機構61は例えば直流
モータ18の回転が減速歯車19を介してクラン
ク軸62に伝達され、クランク軸62に固定され
たアームにクランク63の一端が取付けられ、ク
ランク63の他端は刃物台15に連結されて構成
される。このように一方向回転運動を往復直線運
動に変換するようなものなら、各種のものを往復
走行機構61として使用できる。
いて第1図および第2図と対応する部分には同一
符号を付けてある。この実施例では直流モータ1
8の一方向のみの回転により材料走向方向に沿つ
て刃物台15を往復動走行させる往復走行機構6
1が設けられる。往復走行機構61は例えば直流
モータ18の回転が減速歯車19を介してクラン
ク軸62に伝達され、クランク軸62に固定され
たアームにクランク63の一端が取付けられ、ク
ランク63の他端は刃物台15に連結されて構成
される。このように一方向回転運動を往復直線運
動に変換するようなものなら、各種のものを往復
走行機構61として使用できる。
その往復走行機構61の前進走行時に材料11
に対する位置決めおよび追従制御を数値制御によ
り行うが、その制御は例えば第2図に示した従来
の回転走間切断機と同様な構成とされる。つまり
第5図においてモータ18による駆動および制御
は第1加工台即ち刃物台15に対してのみ行い、
上刃44に対する駆動制御はモータ18により行
わない。このモータ18による刃物台15に対す
る制御系は第1加工台数値制御手段を構成してい
る。
に対する位置決めおよび追従制御を数値制御によ
り行うが、その制御は例えば第2図に示した従来
の回転走間切断機と同様な構成とされる。つまり
第5図においてモータ18による駆動および制御
は第1加工台即ち刃物台15に対してのみ行い、
上刃44に対する駆動制御はモータ18により行
わない。このモータ18による刃物台15に対す
る制御系は第1加工台数値制御手段を構成してい
る。
この実施例では上刃44を上下動させるための
上下動作機構65が設けられる。上下動作機構6
5としては直流モータ66の一方向のみの回転に
より第2加工台、この例ではプレス43を上下動
させるものであればよい。例えば直流モータ66
の回転は必要に応じて減速歯車67により減速さ
れてクランク軸68に伝達され、クランク軸68
に一端が取付けられたアームの他端はクランク6
9の一端に連結され、クランク69の他端はプレ
ス43に連結される。プレス43の中央部に案内
柱43aが立てられ、案内柱43aは案内固定部
71により案内されて上下動が可能とされ、案内
柱43aの上端にクランク69が連結される。な
おプレス43と固定台72とが対向し、これらの
間に案内されて刃物台43が往復走行する。
上下動作機構65が設けられる。上下動作機構6
5としては直流モータ66の一方向のみの回転に
より第2加工台、この例ではプレス43を上下動
させるものであればよい。例えば直流モータ66
の回転は必要に応じて減速歯車67により減速さ
れてクランク軸68に伝達され、クランク軸68
に一端が取付けられたアームの他端はクランク6
9の一端に連結され、クランク69の他端はプレ
ス43に連結される。プレス43の中央部に案内
柱43aが立てられ、案内柱43aは案内固定部
71により案内されて上下動が可能とされ、案内
柱43aの上端にクランク69が連結される。な
おプレス43と固定台72とが対向し、これらの
間に案内されて刃物台43が往復走行する。
この上下動作機構65による第2加工台(プレ
ス)43の上下動の所定の範囲が、刃物台15が
材料11に対し追従している最大の範囲と一致す
るように、この例では材料11の走行に対し第2
加工台数値制御手段により追従動作させられる。
このための構成は、刃物台15の材料11に対す
る追従動作のための構成とほゞ同様に構成され
る。即ち、測長エンコーダ13からのパルスはカ
ウンタ74で計数されると共にFV変換器75へ
供給される。また直流モータ66によりエンコー
ダ76が駆動され、エンコーダ76の出力パルス
はカウンタ77,78、FV変換器79にそれぞ
れ供給される。加算回路81にカウンタ74の計
数値L1と、減算回路52からの設定長と対応し
た値L0′(L0′=L0−L20)とカウンタ77の計数値
L2が入力されて、残長と対応する値L0′−L1+L2
が演算され、この値はDA変換器82によりアナ
ログ信号VB′に変換される。そのアナログ信号
VB′とFV変換器75の出力VAとが減算回路83
で減算され、その減算出力VC′=VA′−VB′がス
イツチ84へ供給される。一方カウンタ78の計
数値はDA変換器85でアナログ信号VD′に変換
され、これとVC′とが比較器86で比較され、そ
の比較結果に応じてVC′とVD′とが切換えられて
速度基準となり、減算回路87へ供給される。そ
の減算回路87ではFV変換器79の出力が供給
され、減算回路87の出力により増幅駆動回路8
8を通じてモータ66が駆動され、入力された送
度基準にモータ66が追従するように制御され
る。プレス43の動作は、刃物台15が材料11
に対し位置決めされ、かつ追従動作中に行われれ
ばよく、従つてメモリ55、係数器56に対応す
るものはプレス43の制御系には用いられない。
ス)43の上下動の所定の範囲が、刃物台15が
材料11に対し追従している最大の範囲と一致す
るように、この例では材料11の走行に対し第2
加工台数値制御手段により追従動作させられる。
このための構成は、刃物台15の材料11に対す
る追従動作のための構成とほゞ同様に構成され
る。即ち、測長エンコーダ13からのパルスはカ
ウンタ74で計数されると共にFV変換器75へ
供給される。また直流モータ66によりエンコー
ダ76が駆動され、エンコーダ76の出力パルス
はカウンタ77,78、FV変換器79にそれぞ
れ供給される。加算回路81にカウンタ74の計
数値L1と、減算回路52からの設定長と対応し
た値L0′(L0′=L0−L20)とカウンタ77の計数値
L2が入力されて、残長と対応する値L0′−L1+L2
が演算され、この値はDA変換器82によりアナ
ログ信号VB′に変換される。そのアナログ信号
VB′とFV変換器75の出力VAとが減算回路83
で減算され、その減算出力VC′=VA′−VB′がス
イツチ84へ供給される。一方カウンタ78の計
数値はDA変換器85でアナログ信号VD′に変換
され、これとVC′とが比較器86で比較され、そ
の比較結果に応じてVC′とVD′とが切換えられて
速度基準となり、減算回路87へ供給される。そ
の減算回路87ではFV変換器79の出力が供給
され、減算回路87の出力により増幅駆動回路8
8を通じてモータ66が駆動され、入力された送
度基準にモータ66が追従するように制御され
る。プレス43の動作は、刃物台15が材料11
に対し位置決めされ、かつ追従動作中に行われれ
ばよく、従つてメモリ55、係数器56に対応す
るものはプレス43の制御系には用いられない。
動 作
第2図に示した回転走行切断機と同様に、カウ
ンタ14,22は、クランク軸62の回転角が最
大追従動作範囲±Θ0を抜ける角度位置+Θ0にな
るとクリアされるが、この第5図ではカウンタ7
4,77も同時にクリアされる。そのクリア動作
と共にカウンタ23に対しては+Θ0からホーム
までの角度を示す値L′2Hがプリセツトされる。プ
レス43の最大ストローク長と対応する角度範囲
±ΘPを抜ける角度+ΘPからプレス43のホーム
の角度位置までと対応した値L′21が設定器89か
らスイツチ91を通じてカウンタ78に対してカ
ウンタ23に対するプリセツトのタイミングでプ
リセツトされる。
ンタ14,22は、クランク軸62の回転角が最
大追従動作範囲±Θ0を抜ける角度位置+Θ0にな
るとクリアされるが、この第5図ではカウンタ7
4,77も同時にクリアされる。そのクリア動作
と共にカウンタ23に対しては+Θ0からホーム
までの角度を示す値L′2Hがプリセツトされる。プ
レス43の最大ストローク長と対応する角度範囲
±ΘPを抜ける角度+ΘPからプレス43のホーム
の角度位置までと対応した値L′21が設定器89か
らスイツチ91を通じてカウンタ78に対してカ
ウンタ23に対するプリセツトのタイミングでプ
リセツトされる。
直流モータ18、つまり刃物台15に対する数
値制御は第2図に示した場合と同様に行われ、従
つて材料11の切断設定長L0が比較的長い場合
は、モータ18の速度は第6図Aに示すように、
第4図と同様な動作となる。一方プレス43、つ
まりモータ66に対する制御は、第6図Bに示す
ようにクランク軸62の角度範囲±Θ0ではクラ
ンク軸68が±ΘPとなり、かつこの範囲で速度
は一定に保持される。設定長L0が比較的短かい
場合は第6図A′,B′に示すようにモータ18,
66は切断後減速するが、停止することなく再び
加速状態になる。
値制御は第2図に示した場合と同様に行われ、従
つて材料11の切断設定長L0が比較的長い場合
は、モータ18の速度は第6図Aに示すように、
第4図と同様な動作となる。一方プレス43、つ
まりモータ66に対する制御は、第6図Bに示す
ようにクランク軸62の角度範囲±Θ0ではクラ
ンク軸68が±ΘPとなり、かつこの範囲で速度
は一定に保持される。設定長L0が比較的短かい
場合は第6図A′,B′に示すようにモータ18,
66は切断後減速するが、停止することなく再び
加速状態になる。
なお必要に応じてカウンタ14,77をクリア
する直前にカウンタ77の計数値(+Θ′Pに対応)
と、設定器92からの基準値(+ΘPに対応)と
を比較器93で比較し、不一致の場合、つまり刃
物台15に対する制御と、プレス43に対する制
御とに相対的ずれが生じた場合、そのずれを補正
するように比較器93より+ΘPと+Θ′Pとの差に
対応をする値を加算回路81へ供給して前記ずれ
が補正される。このようにすることにより繰返し
切断動作を行つても、二つの制御系は常に同期を
保持して制御されることになる。
する直前にカウンタ77の計数値(+Θ′Pに対応)
と、設定器92からの基準値(+ΘPに対応)と
を比較器93で比較し、不一致の場合、つまり刃
物台15に対する制御と、プレス43に対する制
御とに相対的ずれが生じた場合、そのずれを補正
するように比較器93より+ΘPと+Θ′Pとの差に
対応をする値を加算回路81へ供給して前記ずれ
が補正される。このようにすることにより繰返し
切断動作を行つても、二つの制御系は常に同期を
保持して制御されることになる。
次に材料11の走行速度V0が著しく遅い場合
や停止している状態においては、例えば次のよう
にする。材料11の速度がある値以下になると、
スイツチ84はDA変換器85側に接続したまま
とし、比較器86での比較動作は行わない。また
スイツチ91を設定器94側に接続する。設定器
94にはプレス43の1上下動と対応する値L′20
が設定されている。そしてクランク軸62が−
Θ0を過ぎた時にL′20をカウンタ78にプリセツト
する。この結果、プレス43は急速に1回上下動
して切断動作が行われる。材料停止状態での切断
は、刃物台15の停止状態のまま押ボタン操作で
L′20をカウンタ78にプリセツトすることにより
プレス43の一回転上下動が行われる。
や停止している状態においては、例えば次のよう
にする。材料11の速度がある値以下になると、
スイツチ84はDA変換器85側に接続したまま
とし、比較器86での比較動作は行わない。また
スイツチ91を設定器94側に接続する。設定器
94にはプレス43の1上下動と対応する値L′20
が設定されている。そしてクランク軸62が−
Θ0を過ぎた時にL′20をカウンタ78にプリセツト
する。この結果、プレス43は急速に1回上下動
して切断動作が行われる。材料停止状態での切断
は、刃物台15の停止状態のまま押ボタン操作で
L′20をカウンタ78にプリセツトすることにより
プレス43の一回転上下動が行われる。
「他の実施例」
機構としては各種のものが考えられるが、いず
れにしても刃物台15を駆動するモータ18と、
プレス43を駆動するモータ66とをそれぞれ一
方向に回転させながらこれを加減速して、一定の
角度範囲±Θ0、±ΘPで走間位置決めをするもので
あればよい。さらに走間加工としては切断に限ら
れず、2つの加工台の組合わせによつて走間加工
するものであればこの発明を適用でき、例えばパ
ンチング、穴開け、切り欠き、曲げ、折りなどの
加工を行う場合に適用される。
れにしても刃物台15を駆動するモータ18と、
プレス43を駆動するモータ66とをそれぞれ一
方向に回転させながらこれを加減速して、一定の
角度範囲±Θ0、±ΘPで走間位置決めをするもので
あればよい。さらに走間加工としては切断に限ら
れず、2つの加工台の組合わせによつて走間加工
するものであればこの発明を適用でき、例えばパ
ンチング、穴開け、切り欠き、曲げ、折りなどの
加工を行う場合に適用される。
上述ではこの発明の各構成をハードウエアで示
したが、電子計算機を用いて各部の機能を行わせ
ることもできる。例えば第5図においてカウンタ
14,22,23,74,77,78、加算回路
25,81、減算回路52、比較器54,86,
93、メモリ55、係数器56の各機能を1つの
電子計算機で行わせることもできる。
したが、電子計算機を用いて各部の機能を行わせ
ることもできる。例えば第5図においてカウンタ
14,22,23,74,77,78、加算回路
25,81、減算回路52、比較器54,86,
93、メモリ55、係数器56の各機能を1つの
電子計算機で行わせることもできる。
また速度制御をアナログで行う例を示したので
D/A、F/Vを用いている。併し速度制御もデ
ジタルで行うことが可能であり、その場合はD/
A F/Vなどのアナログ変換器は不要となる。
D/A、F/Vを用いている。併し速度制御もデ
ジタルで行うことが可能であり、その場合はD/
A F/Vなどのアナログ変換器は不要となる。
第5図においてプレス43に対する制御は、刃
物台15に対する制御と結果として同期して行わ
れるものであるから、刃物台15の制御にプレス
43の制御を追従させてもよい。例えば第7図に
要部を示すように、刃物台15を駆動するモータ
18により駆動されるエンコーダ21からのパル
スはカウンタ74およびFV変換器75へ供給さ
れる。この場合設定器96にクランク軸62が−
Θ0で、クランク軸68が−ΘPになるようなΘrを
示す値が設定される。プレス43のクランク軸6
8が−ΘPになると、その後は刃物台15のクラ
ンク軸62が+Θ0になるまでに+ΘPになるよう
に追従動作させる。その後は第5図の場合と同様
である。
物台15に対する制御と結果として同期して行わ
れるものであるから、刃物台15の制御にプレス
43の制御を追従させてもよい。例えば第7図に
要部を示すように、刃物台15を駆動するモータ
18により駆動されるエンコーダ21からのパル
スはカウンタ74およびFV変換器75へ供給さ
れる。この場合設定器96にクランク軸62が−
Θ0で、クランク軸68が−ΘPになるようなΘrを
示す値が設定される。プレス43のクランク軸6
8が−ΘPになると、その後は刃物台15のクラ
ンク軸62が+Θ0になるまでに+ΘPになるよう
に追従動作させる。その後は第5図の場合と同様
である。
「発明の効果」
以上述べたようにこの発明によれば第1加工台
(刃物台15)を、一定方向にのみ回転するモー
タにより往復走行させ、かつその位置決めおよび
材料に対する追従を数値制御により行い、また第
2の加工台(プレス43)も同様に一定方向にの
み回転するモータにより上下動させ、かつその位
置決めを数値制御により行うため、加工(切断)
の繰返し回数を多くすることができる。
(刃物台15)を、一定方向にのみ回転するモー
タにより往復走行させ、かつその位置決めおよび
材料に対する追従を数値制御により行い、また第
2の加工台(プレス43)も同様に一定方向にの
み回転するモータにより上下動させ、かつその位
置決めを数値制御により行うため、加工(切断)
の繰返し回数を多くすることができる。
また第1加工台に対する制御と第2加工台に対
する制御とを別の制御で行い、第2加工台は材料
速度に同調させる必要がない機構にしているた
め、従つて円運動の直線往復運動への変換に伴う
補償の必要がなく、つまり第5図中のメモリ5
5、係数器56と対応したものを設ける必要がな
いため、加工駆動体の上下動の最大ストローク長
を大きくすることができ、例えばΘPを±60゜〜±
90゜にとることができる。このためクランク69
の回転径を大きくすることなくストローク長を大
きくすることができ、加工機全体としての形状も
大きくしないで済む。一方加工台を駆動するクラ
ンク軸62の材料に対する最大同調範囲±Θ0を
30゜以下程度に比較的小さくすることができる。
よつてその駆動モータ18としてはそれ程馬力の
大きなものを使用しないでも良好に動作し、高い
精度で位置決め制御を行うことができる。
する制御とを別の制御で行い、第2加工台は材料
速度に同調させる必要がない機構にしているた
め、従つて円運動の直線往復運動への変換に伴う
補償の必要がなく、つまり第5図中のメモリ5
5、係数器56と対応したものを設ける必要がな
いため、加工駆動体の上下動の最大ストローク長
を大きくすることができ、例えばΘPを±60゜〜±
90゜にとることができる。このためクランク69
の回転径を大きくすることなくストローク長を大
きくすることができ、加工機全体としての形状も
大きくしないで済む。一方加工台を駆動するクラ
ンク軸62の材料に対する最大同調範囲±Θ0を
30゜以下程度に比較的小さくすることができる。
よつてその駆動モータ18としてはそれ程馬力の
大きなものを使用しないでも良好に動作し、高い
精度で位置決め制御を行うことができる。
また第1加工台に対する制御と、第2加工台に
対する制御とを別に設けたため、材料速度が低速
または停止している場合でも第2加工台を高速で
駆動することが出来るのでモータ66の回転エネ
ルギーを貯え、フライホイール効果を利用でき、
結局モータ66として小形のものを用いることが
できる。
対する制御とを別に設けたため、材料速度が低速
または停止している場合でも第2加工台を高速で
駆動することが出来るのでモータ66の回転エネ
ルギーを貯え、フライホイール効果を利用でき、
結局モータ66として小形のものを用いることが
できる。
第1図は往復走行切断機を示すブロツク図、第
2図は回転走行切断機を示すブロツク図、第3図
は第2図に示した切断機におけるプレスの最大ス
トローク長とこれと対応した回動アームの角度範
囲との関係を示す図、第4図は第2図に示した切
断機のモータ18の回転速度の変化状態を示す
図、第5図はこの発明による走間加工機の実施例
を示すブロツク図、第6図は第5図中のモータ1
8,66のそれぞれの回転速度の変化状態の例を
示す図、第7図はこの発明による走間加工機の他
の例の要部を示すブロツク図である。
2図は回転走行切断機を示すブロツク図、第3図
は第2図に示した切断機におけるプレスの最大ス
トローク長とこれと対応した回動アームの角度範
囲との関係を示す図、第4図は第2図に示した切
断機のモータ18の回転速度の変化状態を示す
図、第5図はこの発明による走間加工機の実施例
を示すブロツク図、第6図は第5図中のモータ1
8,66のそれぞれの回転速度の変化状態の例を
示す図、第7図はこの発明による走間加工機の他
の例の要部を示すブロツク図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 走行してくる材料に加工を行う走間加工機に
おいて、 第1モータの一方向のみの回転により往復走行
する第1加工台と、 第2モータの一方向のみの回転により上下動す
る第2加工台と、 上記材料の移動と対応した信号と、設定長と、
上記第1モータの回転と対応した信号とを入力
し、上記第1加工台の前進走行時に上記設定長だ
け上記第1加工台より上記材料を突出させた状態
でこの第1加工台を上記材料の走行に追従させる
ように上記第1モータを数値制御する第1加工台
数値制御手段と、 上記材料の移動と対応した信号または上記第1
モータの回転と対応した信号と、上記第2モータ
の回転と対応した信号と、設定長または設定角を
入力して上記第1加工台が材料の走行に追従して
いる状態において上記第2加工台が第1加工台と
共に上記材料に対する加工を行うように上記第2
モータを数値制御する第2加工台数値制御手段と
を設けたことを特徴とする走間加工機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60170936A JPS6234716A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 走間加工機 |
| US06/890,678 US4739490A (en) | 1985-08-02 | 1986-07-30 | Reciprocating travelling shear with plural NC controllers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60170936A JPS6234716A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 走間加工機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6234716A JPS6234716A (ja) | 1987-02-14 |
| JPH0321284B2 true JPH0321284B2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=15914113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60170936A Granted JPS6234716A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 走間加工機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4739490A (ja) |
| JP (1) | JPS6234716A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8920426D0 (en) * | 1989-09-09 | 1989-10-25 | Fin Machine Company Limited | Cutting machine |
| JP2656849B2 (ja) * | 1990-07-30 | 1997-09-24 | 川崎製鉄株式会社 | ストリップ試材の走間打ち抜き装置 |
| JP2000263313A (ja) * | 1999-03-12 | 2000-09-26 | Murata Mach Ltd | 板材切断装置 |
| WO2001074513A1 (en) * | 2000-04-03 | 2001-10-11 | Yair Wiesenfeld | Wire straightening and cut-off machine and process |
| IT1319208B1 (it) * | 2000-10-13 | 2003-09-26 | Sacma Macchine Per Lamiera S P | Cesoia per il taglio di lamiere e simili. |
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| DE102021124524B4 (de) | 2021-09-22 | 2024-01-25 | Maschinenbau Bardowick GmbH | Schneidvorrichtung |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5454383A (en) * | 1977-10-07 | 1979-04-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | Cutting method and apparatus for cutting web plate at fixed length |
| JPS5676398A (en) * | 1979-11-22 | 1981-06-23 | Nasuko Kk | Reciprocating travelling cutter |
| DE3338915A1 (de) * | 1983-10-27 | 1985-05-09 | Mecapec S.A., Schmerikon | Vorrichtung zum richten und ablaengen von draht- oder stabfoermigem material |
-
1985
- 1985-08-02 JP JP60170936A patent/JPS6234716A/ja active Granted
-
1986
- 1986-07-30 US US06/890,678 patent/US4739490A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4739490A (en) | 1988-04-19 |
| JPS6234716A (ja) | 1987-02-14 |
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