JPH02100813A - 電気サーボ式シャー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ストリップの剪断加工を行うシャー特に、電
気的なサーボ技術を利用した電気サーボ式シャーに関す
る。

（従来の技術） 最近、フライングシャーやロータリーシャーにおいて、
精度及び操作性の面から電気的なサーボ技術を用いた電
気サーボ式が主流になりつつある。

これらの電気サーボ式シャーでは、シャーの入口側に設
けられたメジャリングロールと、このメジャリングロー
ルからの信号により駆動されるシャー駆動モータとを有
している。シャー駆動モータの駆動タイミングとストリ
ップの速度を同調させるために、メジヤリ、ングロール
及びストリップの速度を検出し、検出結果に応じて駆動
タイミングが調整されている。

一般に、この種の電気サーボ式シャーでは、メジャリン
グロール径の加工誤差や夏及び冬等における気温変動に
よる誤差のために、ストリップ速度の誤差を生じ、ひい
ては、切断時のシャーとストリップとの速度同調をくず
す場合がある。このため、メジャリンクロールの径の変
化を考慮して、シャーの駆動タイミングを調整する必要
かある６具体的にいえば、従来の電気サーボ式シャーに
おいては、メジャリングロール径の補正のために、第３
図に示すように、メジャリングロールに取り付けられた
パルス発生器の出力パルス列３１からパルスを間引いて
パルス列３２を得、このパルス列３２を用いてシャー駆
動モータを駆動している。

（発明が解決しようとする課題） この方式では、間引く周期に比べて十分に長い時間での
平均速度３３は、パルスの周波数で与えられるパルス数
／時間で与えられ、平均的には、間引いたパルスの数に
応じて速度で、シャー駆動モータは駆動されていること
になる。このことは、メジャリングロール径を補正した
平均速度でシャー駆動モータが駆動されていることを意
味している。しかしながら、瞬間的には、３４で示され
ているように、最大速度と速度零とにより、繰返し駆動
されていることになり、必ずしら全ての切断タイミング
で同調が取れているとは限らない。

したか−）で、本発明の目的は、メジャリングロール径
の誤差補正を高精度で行い、シャーとストリップとの速
度同調を常に取ることができるデータを提供することで
ある。

（課題を解決するための手段） 本発明によれば、ストリップの移動に応じて回転するメ
ジャリングロールと、メジャリングロールの回転に応じ
たパルス列を発生するパルス発生器と、パルス列のパル
ス繰り返し周波数を変換してメジャリングロール径に応
じた周波数変換パルス列を作る周波数変換器と、周波数
変換パルス列を受けるシャー制御装置と、シャー制御装
置からの出力によって駆動されるシャー駆動モータと、
シャー駆動モータによって動作するシャーとを有する電
気サーボ式シャー （実施例） 次に、本発明の一実施例を示した図面を参照して、本発
明をより詳細に説明する。

第１図を参照すると、本発明の一実施例はストリップ１
１の移動に応じて回転するメジャリングロール１２と、
メジャリングロール１２の回転に応じたパルス列２１（
第２図）を発生するパルスる発生器１３と、パルス発生
器１３からのパルス列２１のパルス繰り返し周波数を変
換して（変化させて）周波数変換パルス列２２を作るパ
ルス周波数変換器１４と、パルス周波数変換器１４から
の周波数変換パルス列２２を受けるシャー制御装置１５
と、シャー制御装置１５からの出力によって駆動される
シャー駆動モータ１６と、シャー駆動モータ１６によっ
て動作するシャー１７とを有している。

パルス発生器１３は、ストリップ１１の移動によって回
転するメジャリングロール１２の回転に応じたパルス列
２１を発生する。したがって、得られたパルス列２１の
パルス数およびパルス繰り返し周波数は、ストリップ１
１の送り量および送り速度をそれぞれ表わしている。し
かしながら、メジャリングロール１２の径の加工誤差や
気温変動による、正確にストリップ１１の送り量に対応
しているとは言えない、この差異を補正するために、パ
ルス列２１は、パルス周波数変換器１４に印加されて、
その繰り返し周波数が変換される（変化される）、パル
ス周波数変換器１４としては、例えば、特願昭６３−１
８５５６号の明細書に記載された周波数変換器が使用で
きる。

パルス周波数変換器１４からの周波数変換パルス列は、
シャー制御装置１５に供給される。シャー制御装置１５
は、パルス周波数変換されたパルス列２２を基に、スト
リップ１１の送り量（パルス数）およびストリップ１１
の速度〈パルスの繰り返し周波数）を算出し、切断長さ
およびライン速度に応じて、シャー駆動モータ１６を駆
動する。

第２図に示すように、メジャリングロール１２に取り付
けられたパルス発生器１３からは、繰り返し周波数ｆの
パルス列２１が得られる。この繰り返し周波数ｆは、 ｆ＝Ｎ・■／πｄ Ｎ：パルス発生器１３の１回転当りのパルス数Ｖニライ
ン速度（ストリップ移動速度）ｄ：メジャリングロール
１２の直径 で与えられる。

今、本来メジャリングロール１２の直径ｄｏのとき、適
切な同期が取れるように、シャーが設計されていると、
そのときの周波数ｆ０は、ｆｏ＝Ｎ−Ｖ／πｄｏとなる
。パルス列２１の周波数ｆを周波数ｆ。に変換させる機
能を、周波数変換器１５が行なう、この変換比ｒはｒ　
＝　ｆ　ｏ　／　ｆ　＝　ｄ　／　ｄ　。

のようにメジャリングロールの設計値と実際の測定１ｉ
ｆｔ（あらかじめ測定しておく；組立時／夏と冬など）
との比として与えられる。

また、実際のシャーの運転では、シャーとストリップと
が完全に同期した状態で運転せず、板厚に応じてシャー
をストリップに対して数％早い速度で運転する。この際
ｒはその割合αとし、周波数変換比ｒ′を、 ｒ′＝　（１；α）ｒ に設定する。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、メジャリングロ
ール径に応じた周波数を有する交換パルスを用いてシャ
ーを駆動することにより、メジャリングロールの加工誤
差や気温変動に起因するシャーとストリップとの速度同
調ズレを補正することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は本実
施例におけるパルス列のタイミングチャート、第３図は
従来例におけるパルス列のタイミングチャートである。 １１・・・ストリップ、１２・・・メジャリングロール
、１３・・・パルス発生器、１４・・・パルス周波数変
換器、１５・・・シャー制御装置、１６・・・シャー駆
動モータ、１７・・・シャー 第２図 第１図 り１ １７シャ−

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ストリップの移動に応じて回転するメジャリング
   ロールと、前記メジャリングロールの回転に応じたパル
   ス列を発生するパルス発生器と、前記パルス列のパルス
   繰り返し周波数を変換してメジャリングロール径に応じ
   た周波数変換パルス列を作る周波数変換器と、前記周波
   数変換パルス列を受けるシャー制御装置と、前記シャー
   制御装置からの出力によって駆動されるシャー駆動モー
   タと、前記シャー駆動モータによって動作するシャーと
   を有することを特徴とする電気サーボ式シャー。
2. （２）前記周波数変換器における周波数変換比を変える
   ことを特徴とする請求項（１）記載の電気サーボ式シャ
   ー。