JPS6335161Y2 - - Google Patents

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JPS6335161Y2
JPS6335161Y2 JP15276182U JP15276182U JPS6335161Y2 JP S6335161 Y2 JPS6335161 Y2 JP S6335161Y2 JP 15276182 U JP15276182 U JP 15276182U JP 15276182 U JP15276182 U JP 15276182U JP S6335161 Y2 JPS6335161 Y2 JP S6335161Y2
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JP
Japan
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fan
case
ignition coil
cylinder
fan cover
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JP15276182U
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JPS5958728U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は2サイクルエンジンの構造の改良に関
する。
従来の刈込機に連結されたエンジンの要部を第
1図に示す。図において、1はドライブ側ケース
で、冷却風取入口1aを有し、2はフアンカバー
で、一般にアルミ合金のダイカスト製で、ドライ
ブ側ケース1に図示せぬボルト等にて結合され、
冷却フアン6aを設けたフライホイールマグネト
6を収容する。3はクラツチハウジングで、アル
ミ合金のダイカスト製で、フアンカバー2に図示
せぬボルト等にて結合されている。4はクランク
軸、5はオイルシール、7は点火コイルで、フア
ンカバー2から突出するボス2aにボルト17で
固定されている。8は遠心クラツチ、9はクラツ
チボルト、10はクラツチドラム、11はボール
ベアリング、12はドライブシヤフト、13はシ
リンダ、14は燃料タンクで、ゴムバンド等で長
手方向の中央部を巻回してエンジン本体に固定さ
れている。
しかし上記のものは次の欠点がある。
冷却風Aは冷却風取入口1aから進入して、フ
ライホイールマグネト6等を経てシリンダ13に
導かれて所期の冷却性能を発揮する。
しかし点火コイル7がシリンダ13の前方に位
置しているため、点火コイル7が高温となり易
く、点火性能が低下すると共に、冷却風Aはシリ
ンダ13の手前でチヨークされることになる。
更に木の葉や塵埃等の異物が点火コイル7の周
辺に詰まつたりすると、一層シリンダ13へ必要
な冷却風量が供給できない問題がある。
点火コイル7が上方に装着されているため、刈
払機等の作業機に搭載する場合、エンジン上部が
重くなり、上下方向の重量バランスが悪く、作業
者が疲れる不具合がある。
一方フアンカバー2は作業機側のクラツチハウ
ジング3にエンジン15を懸架するための強度が
必要であることから、アルミ合金ダイカスト製と
なつているが、刈払機等の作業機は持ち運びが容
易なことが要求されるため、軽量化が重要な要素
となつている。
また、アルミ合金のダイカスト製の場合には、
表面の色はねずみ色係統に限られるため、他の色
が必要な場合には、別途塗装する必要がありコス
ト高となる。さらに、シリンダ13からの輻射熱
がフアンカバー2に伝達され表面温度が高くなつ
て作業者に不快感を与える。
本考案の目的は上記欠点を排除して、冷却性
能、重量バランス性、点火性能、軽量化のすべて
を満足する2サイクルエンジンを提供することで
あり、その特徴とするところは、ドライブ側ケー
スとフアンケースとで構成する区画にフライホイ
ールマグネトと点火コイルとを収容する2サイク
ルエンジンにおいて、シリンダに対向する部分が
欠除したアルミ合金製のフアンケースをドライブ
側ケースにボルト等の締結部材で一体に結合し、
同フアンケース及び同シリンダを被覆するように
樹脂製のフアンカバーを同フアンケースにボルト
等の締結部材で装着すると共に、上記点火コイル
を上記フライホイールマグネトの下方に収容して
反フアンカバー側を燃料タンクで被覆するように
構成したことである。
以下図面を参照して本考案による実施例につき
説明する。
第2図は本考案による1実施例の2サイクルエ
ンジンの要部を示す断面図、第3図は第2図の
−矢視断面図、第4図は第2図のエンジンのフ
アンカバーの一部を削除した場合の要部を示す断
面図、第5図は第4図の−矢視断面図、第6
図はフアンカバーを示す側面図、第7図は第6図
の矢視図、第8図は第4図の矢視図、第9図
は第4図の矢視図である。
図において、21はドライブ側ケースで、ねじ
穴22を4個所設け、フアンケース23とボルト
24により一体に固定される(第3図は下方の2
個所のねじ穴22を示す)。
フアンケース23はアルミ合金ダイカスト製
で、クラツチハウジング部25がフアンケース部
26と一体に形成され、フアンケース部26のシ
リンダ27に対向する上方部分は欠除している。
鍔部28,29は上記ねじ穴22に対応して形成
されている。段差部30は鍔部28とクラツチハ
ウジング部25間に形成され後記するフアンカバ
ー31を装着するためのねじ穴32が設けられて
いる。33は切欠孔で、軽量化のため鍔部28と
29間を連結する外周部34とクラツチハウジン
グ部25間に形成されている。35はスタンド部
で、点火コイル36の側方を被覆すると共に、フ
アンカバー31を装着するためのねじ穴37を有
するボス38とスタンド39が形成されている。
また、点火コイル36が突出する切欠窓40を有
する。41は四角形フランジで、クラツチハウジ
ング部25とフアンケース部26の境界に形成さ
れフアンカバー31の四角形穴42が当接する。
フアンカバー31は合成樹脂製で、第6図及び
第7図に示す形状をしている。43は断続鍔でエ
ンジンカバー44の内壁45に係合可能となつて
いる。46は突出部で、フアンケース23の鍔部
28を被覆するようになつている。47はボルト
穴で、フアンカバー31をフアンケース23に装
着する際、ボルト48が遊嵌する。
49はボスで、ドライブ側ケース21からフア
ンケース23方向へ突して設けられ、ねじ穴50
にボルト51を螺合させて、点火コイル36を装
着する。
54は燃料タンクで、ドライブ側ケース21の
ボス55にボルト56等で固定され、その外形形
状は、第2図に示すように、無接点点火装置57
や点火コイル36と所定の間隙を有し、冷却風が
進入する。
52はクランク軸、53はリコイルスタータ、
58は遠心クラツチ、59はフライホイールマグ
ネトである。
上記構成の場合の組立順序について述べる。
(1) クランク軸52、遠心クラツチ58等の主要
部を組付けてから、点火コイル36をボス49
にボルト51で装着する。
(2) 図示せぬクラツチドラム、ドライブシヤフト
等をフアンケース23に組付けた後、ボルト2
4を用いてフアンケース23をドライブ側ケー
スに装着する。
(3) フアンカバー31の断続鍔43をエンジンカ
バー44の内壁45に当接させると共に、四角
形穴42内にクラツチハウジング部25を挿入
し、ボルト48を用いてフアンカバー31をフ
アンケース23に装着する。
上記のように組立てられたエンジンにおいて
は、冷却風Bは点火コイル36と燃料タンク54
間の間隙から進入して、点火コイル36を冷却し
た後フライホイールマグネト59等を経てシリン
ダ27に導かれて所期の冷却性能を発揮する。
上述の場合には次の効果がある。
(1) アルミ合金ダイカスト製のフアンケース23
のシリンダ27に対向する部分を欠除すると共
に、切欠孔33を設けて肉抜きすることによ
り、樹脂製のフアンカバー31を新規に設けて
も全体的には重量軽減となり、刈払機等作業機
の持ち運びが容易となり、作業性が向上する。
(2) フアンカバー31を樹脂製にしたので、任意
に着色できるため、塗装が不要となると共に商
品価値が向上する。
(3) フアンカバー31を樹脂製としたので、フア
ンカバー31の表面温度は低く押えられ作業者
に不快感を与える惧れはなくなる。
(4) 点火コイル36が高温になることがないの
で、点火性能の低下は全くない。
(5) シリンダ27の手前には冷却風をチヨークす
る部材がないので、シリンダ27の冷却効果が
向上する。
(6) 点火コイル36をフライホイールマグネト5
9の下方に装着することにより、エンジン全体
の重量バランスが良くなり、作業性が向上す
る。
(7) 燃料タンク54の外形形状を点火コイル36
等に沿わせたことにより、点火コイル36の防
水性、防塵性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の2サイクルエンジンの要部を示
す断面図、第2図は本考案による1実施例の2サ
イクルエンジンの要部を示す断面図、第3図は第
2図の−矢視断面図、第4図は第2図のエン
ジンのフアンカバーの一部を削除した場合の要部
を示す断面図、第5図は第4図の−矢視断面
図、第6図はフアンカバーを示す側面図、第7図
は第6図の矢視図、第8図は第4図のフアンカ
バーを省略した矢視図、第9図は第4図の矢
視図である。 21……ドライブ側ケース、23……フアンケ
ース、27……シリンダ、31……フアンカバ
ー、36……点火コイル、54……燃料タンク、
59……フライホイールマグネト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドライブ側ケースとフアンケースとで構成する
    区画内にフライホイールマグネトと点火コイルと
    を収容する2サイクルエンジンにおいて、シリン
    ダに対向する部分が欠除したアルミ合金製のフア
    ンケースをドライブ側ケースにボルト等の締結部
    材で一体に結合し、同フアンケース及び同シリン
    ダを被覆するように樹脂製のフアンカバーを同フ
    アンケースにボルト等の締結部材で装着すると共
    に、上記点火コイルを上記フライホイールマグネ
    トの下方に収容して反フアンカバー側を燃料タン
    クで被覆するように構成したことを特徴とする2
    サイクルエンジン。
JP15276182U 1982-10-09 1982-10-09 2サイクルエンジン Granted JPS5958728U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15276182U JPS5958728U (ja) 1982-10-09 1982-10-09 2サイクルエンジン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15276182U JPS5958728U (ja) 1982-10-09 1982-10-09 2サイクルエンジン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5958728U JPS5958728U (ja) 1984-04-17
JPS6335161Y2 true JPS6335161Y2 (ja) 1988-09-19

Family

ID=30338162

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JP15276182U Granted JPS5958728U (ja) 1982-10-09 1982-10-09 2サイクルエンジン

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JPS5958728U (ja) 1984-04-17

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