JPS6334935Y2 - - Google Patents

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JPS6334935Y2
JPS6334935Y2 JP2184281U JP2184281U JPS6334935Y2 JP S6334935 Y2 JPS6334935 Y2 JP S6334935Y2 JP 2184281 U JP2184281 U JP 2184281U JP 2184281 U JP2184281 U JP 2184281U JP S6334935 Y2 JPS6334935 Y2 JP S6334935Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シリアルプリンタの桁間ピツチ切換
え機構に関し、その目的とするところは、機構簡
略な桁間ピツチ切換え機構付きのシリアルプリン
タを提供するにある。
ラツクとスクリユー体による桁上げ機構をもつ
1モータ駆動のシリアルプリンタが、本願出願人
によつて特願昭54〜105673号として提案され、シ
リアルプリンタの小型化、簡素化に貢献してきた
が、一般に電動タイプライタ用のシリアルプリン
タに同様の機構を採用しようとする場合、桁上げ
機構に桁間ピツチの切換え機構を付加することが
望ましい。
本考案は、上記の点に鑑み成されたもので、ラ
ツクとスクリユー体とによるキヤリツジの桁上げ
機構をもつシリアルプリンタに用いて好適な桁間
ピツチ切換え機構を提供するもので、以下、本考
案の詳細を第1〜第7図に示した1実施例によつ
て説明する。
図において、1A,1Bはプリンターの枠体の
一部をなす側板で、該両側板1A,1B間には、
ガイド軸2,3及びスクリユー体駆動軸4、活字
ホイール駆動軸5が互いに平行に掛渡され、上記
各軸上にキヤリツジ6が摺動自在に挿通されてい
ると共に、該キヤリツジ6はキヤリツジバネ7に
よつて第1図右方向へ常時引張られている。上記
スクリユー体駆動軸4および活字ホイール駆動軸
5の端部は側板1Aから外方に所定量突出し、こ
の突出部にそれぞれ固着した歯車8並びに歯車9
に、後述するモータ10の回転がクラツチを介し
て択一的に伝達される。
11は、前記キヤリツジ6に回転自在に保持さ
れた活字ホイール(印字ヘツド)で、その外周に
等間隔に形成された活字に、キヤリツジ6に塔載
したインクローラ(図示せず)によつてインクが
塗布される。又、図示していないが活字ホイール
11と一体回転する中心軸12に固着した歯車に
は、前記活字ホイール駆動軸5にスプライン結合
をした駆動歯車(図示せず)が噛合つており、こ
のキヤリツジ6と共に移送される駆動歯車によつ
て活字ホイール駆動軸5の回転が活字ホイール1
1に伝えられる。
13はキヤリツジ6に保持されたスクリユー体
で、前記スクリユー体駆動軸4にスプライン結合
されており、スクリユー体駆動軸4と一体に回転
すると共に、キヤリツジ6の移送に伴つてこれと
一体に摺動する。
上記スクリユー体13には第3図の展開図に示
したように、その外周回転方向を2分するよう
に、円周方向に沿つた直線状歯部14,15と螺
線状歯部16とが形成されており、螺線状歯部1
6の母線方向の長さLを、後述するラツク体17
の各歯部(ラツク歯)18,19のピツチと同一
もしくはそれより所定量大きく設定してある。そ
して、スクリユー体13はラツク体17の歯部1
8もしくは歯部19と択一的に係合するようにな
つており、スクリユー体13の1回転中、前半の
回転では直線状歯部14が歯部18(もしくは歯
部19)と噛合い、スクリユー体13の後半の回
転で螺線状歯部15が歯部18(もしくは歯部1
9)と噛合つてキヤリツジ6を1ピツチ移送する
ようになつている。
20はスクリユー体13と一体に形成されたハ
ンマ駆動カムで、該ハンマ駆動カム20の回動に
よつてキヤリツジ6に塔載されたハンマ(図示せ
ず)を駆動し、前記活字ホイール11を用紙21
を介してプラテン22に押付けるようになつてい
る。即ち、ハンマ駆動カム20はその円周上に1
ケ所カム突起を設けてあり、このカム突起が、ス
クリユー体駆動軸4の1回転中の前半の半回転で
ハンマを駆動して印字を行ない、続く後半のスク
リユー体駆動軸4の半回転で前記キヤリツジ6の
1ピツチ移送が行なわれるようになつている。
なお、活字ホイール11をプラテン22側へ揺
動させるための機構は特に図示していないが、例
えば活字ホイール11内部にオルダムジヨイント
機構を内蔵したり、前記活字ホイール11の中心
軸12をフレキシブルな材料で形成することによ
つて容易に達成される。
17はラツク体で、側板1A,1B間に回転及
び所定量摺動自在に設置されたラツク軸23に固
着されており、前記側板1Bとラツク体17との
間に介装した圧縮バネ24によつて常時第1図右
方向に押圧されている。25はラツク軸23の一
端に固着した切換えノブ、26はラツク軸23の
他端に固着した歯車であり、27,28はラツク
軸23に固着したラツク軸受、29はラツク体1
7とラツク軸受27との間に挟持されたキヤリツ
ジストツパーで、キヤリツジ6のホームポジシヨ
ン(始端位置)復帰時にキヤリツジ6と当接す
る。
前記ラツク体17は、その外周長手方向に複数
本の歯部を有し、該実施例においては、180゜間隔
に2条の歯部(ラツク歯)18,19をそれぞれ
形成してある。そして、上記歯部19のピツチ
を、前記スクリユー体13の螺線状歯部16の母
線方向の長さLよりも所定量小さく、又歯部18
のピツチをLと等しくしてある。
10は印字指令に基づき常時一方向に回動する
モータ(小型直流モータ)で、該モータ10の回
転は第1のクラツチ30を介して前記スクリユー
体駆動軸4の歯車8に、又、第2のクラツチ31
を介して前記ホイール駆動軸5の歯車9に択一的
に伝達される。32は第1、第2のクラツチ3
0,31を制御する電磁石である。そして、該電
磁石32の非励磁時には、第1のクラツチ30は
回転伝達不能(以下OFFと称す)状態に、又、
第2のクラツチ31は回転伝達可能(以下ONと
称す)状態にあり、モータ10の回転は活字ホイ
ール駆動軸5にのみ伝えられる。他方、電磁石3
2の励磁時には、第1のクラツチ30はオン状態
に、又、第2のクラツチ31はオフ状態にあり、
モータ10の回転はスクリユー体駆動軸4にのみ
伝えられる。従つて、電磁石32を適宜制御する
ことによつて、モータ10の回転は、活字ホイー
ル駆動軸5(活字ホイール11)又はスクリユー
体駆動軸4(スクリユー体13並びにハンマ駆動
カム20)に択一的に伝達される。
33は、前記活字ホイール駆動軸5にこれとは
別個に回動自在であるように保持されたカム体
で、該カム体33と一体に形成された歯車34
が、前記スクリユー体駆動軸4に固着された歯車
8と適宜の中間歯車列を介して連結されており、
カム体33はスクリユー体駆動軸4と同期して回
転する。35はカム体33のカム円板で、突起3
5a(第2図参照)を有し、スクリユー体駆動軸
4の非回転時には突起35aと後記レバー体36
の係合突起36aとが当接した状態にある。37
は、活字ホイール駆動軸5に固着されたカム円板
で、切欠部37aを有しており、該切欠部37a
は活字ホイール11のブランク部(活字を形成し
ていない部分)が印字位置にある時に、後記レバ
ー体36の係合突起36aと対向するようになつ
ている。
36は前記側板1Aに軸38支されたレバー体
で、第2図に示すようにその一端に係合突起36
aを、他端に扇形歯車36bがそれぞれ形成して
ある。
そして、図示せぬバネによつて回動・偏倚され
たレバー体36は、その一端の係合突起36aを
前記カム円板35,37の外周に当接させると共
に、他端の扇形歯車36bを前記ラツク軸23に
固着した歯車26に噛合わせている。この結果、
活字ホイール11のブランク部をプラテンと対向
する印字位置に選択して、活字ホイール駆動軸5
を停止させ、カム円板37の切欠部37aがレバ
ー体36の係合突起36aと対向した時点で、前
記スクリユー体駆動軸4が回転を始めると、これ
と同期回転するカム円板35の突起35aがレバ
ー体36の係合突起36aから離脱するため、レ
バー体36は第2図反時計回り方向に回動し、第
2図2点鎖線で示したようにラツク体17を所定
量(例えば45゜)回動させる。上記のようにラツ
ク体17が回動するとラツク体17の歯部18
(又は歯部19)とスクリユー体13との係合が
断たれ、係留手段を失つたキヤリツジ6はキヤリ
ツジバネ7の引張力で急速にホームポジシヨンに
復帰するようになつている。(なお、第1図のレ
バー体36形状は第1図と異なるが、第1図は単
に係合関係を示す模式的なものと理解されたい。) 次に、上記構成による動作を説明する。
印字に際し、先ず、活字ホイール11の種類等
によつて所望する桁間(文字間)ピツチの選択を
行なう。このため、第1図で示したようにラツク
軸23の切換えノブ25を手指で左方に引張り、
ラツク軸23を圧縮バネ24に抗して左方に移動
させ、ラツク軸23の歯車26と前記レバー体3
6の扇形歯車36bとの噛合いを外す。この結
果、ラツク軸23は回転方向の係留手段を失つて
回転自在となるため、この状態でラツク軸23
(即ちラツク体17)を回動させて、歯部18又
は歯部19の何れか一方をスクリユー体13と係
合可能な位置に位置付ける。然る後、切換えノブ
25から手指を離すと、ラツク軸23は圧縮バネ
24によつて、左右に移動し、歯車26と扇形歯
車36bとが噛合つて、ラツク軸23、即ちラツ
ク体17はその位置を保持される。
上記ラツク体17の歯部18,19の切換え
は、キヤリツジ6のホームポジシヨン復帰時に行
なわれ、この状態ではキヤリツジ6は前記ラツク
軸23のキヤリツジストツパー29と当接してい
ると共に、スクリユー体13はラツク体17の歯
部18或いは歯部19の第1図示最右端の歯と係
合可能な位置にある。従つて、ラツク軸23の第
1図左方への引抜きに伴つてキヤリツジ6が左方
に移動しても、スクリユー体13と歯部18,1
9の最右端の歯との相対位置は変化しない。この
ため、スクリユー体13は歯部18或いは歯部1
9と係合させた状態で、前記切換えノブ25から
手を離せば、歯部18又は歯部19のどちらを選
択してもキヤリツジ6のホームポジシヨン(始端
位置)は一定となるようになつている。
上記ラツク体17の切換えが終了すると、印字
指令を適宜のキー操作で行なうことにより、モー
タ10が駆動され、プリンターは印字動作を始め
る。この1行分の印字開始時には前記第1のクラ
ツチ30がOFFで、第2のクラツチ31がONで
あるため、モータ10が回転を始めると活字ホイ
ール駆動軸5が回転を始め、活字ホイール駆動軸
5の回転位置検出装置(図示せず)の検出信号に
基づき所望の活字が印字位置に至る直前で前記電
磁石32が作動し、第1のクラツチ30をONす
ると共に第2のクラツチ31をOFFする。従つ
て、所望の活字を印字位置に位置付けた状態で活
字ホイール駆動軸5が停止し、一方、前記スクリ
ユー体駆動軸4が回転を始める。スクリユー体駆
動軸4が回転を始めると、これと一体に前記スク
リユー体13並びにハンマ駆動カム20が回動を
始め、前述したようにスクリユー体駆動軸4の前
半の半回転で、ハンマ駆動カム20が図示せぬハ
ンマを介して活字ホイール11を用紙21に押付
け、1桁目に印字を行なう。
上記ハンマ駆動カム20による印字が終了し、
ハンマ並びに活字ホイール11がバネ力によつて
元に復帰すると、続くスクリユー体駆動軸4の後
半の半回転で、スクリユー体13の螺線状歯部1
6がラツク体17の歯部18(又は歯部19)と
噛合い、スクリユー体13、即ちキヤリツジ6は
前記キヤリツジバネ7に抗して歯部18(又は歯
部19)の1ピツチ相当分だけ移送され、キヤリ
ツジ6はホームポジシヨン(第1図で最も右寄り
の位置)から次の印字位置へ1ステツプだけ移送
される。
上記キヤリツジ6の1ステツプ移送が終了する
と、前記電磁石32への通電が断たれ、第1のク
ラツチ30がOFFすると共に第2のクラツチ3
1がONし、モータ10の回転は再び活字ホイー
ル駆動軸5に伝達されると共に、スクリユー体駆
動軸4は回転を停止する。そして、前述と同様の
活字選択動作、ハンマ駆動動作、キヤリツジ6の
移送動作が順次行なわれ、用紙21には行端部か
ら順次印字データが記録される。
この際、ラツク体17の歯部18がスクリユー
体13と噛合つていると、スクリユー体13はそ
の螺線状歯部16の母線方向の長さL(第3図参
照)分だけ、スクリユー体駆動軸4上を摺動し、
一方、ラツク体17の歯部19がスクリユー体1
3と噛合つていると、スクリユー体13はその螺
線状歯部16の母線方向の長さLよりも少ない量
だけ、スクリユー体駆動軸4上を摺動する。換言
するなら、前述したようにスクリユー体13は、
その噛合つた歯部18,19の1ピツチ分だけ移
送される。この様子を第4図〜第7図によつて以
下説明する。
いま、第4図及び第5図のようにラツク体17
の歯部18がスクリユー体13と噛合つている
と、スクリユー体13は前記キヤリツジバネ7に
よつて矢印A方向に引張られているため、スクリ
ユー体13(スクリユー体駆動軸4)の非回動時
には、その直線状歯部14,15は歯部18の例
えば歯18a,18bとそれぞれ当接した状態に
ある。この時の関係を第5図のスクリユー体13
の展開図で説明すると、歯18a,18bはスク
リユー体13上のX1の位置にある。この状態か
らスクリユー体13が矢印B方向に回動を始める
と、その前半の半回転では直線状歯部14,15
が歯18a,18bと当接した状態であるため、
第4図b並びに第5図X2で示した位置関係に至
るまでスクリユー体13はスクリユー体駆動軸4
上を摺動しない。従つて、この間に前述したハン
マ駆動による印字動作が行なわれる。そして、ス
クリユー体13が矢印B方向に更に回転して後半
の半回転を始めると、螺線状歯部16の始端が直
ちに歯18bと当接し、スクリユー体13は第4
図cに示したように矢印C方向へ移動し、スクリ
ユー体13は後半の半回転をし終ると、第4図d
に示した位置に至る。この結果、スクリユー体1
3はその1回転毎に歯部18の1ピツチ分だけ移
動する。(なお、第5図X3の位置は、螺線状歯部
16と歯18bとが当接した状態を示している。) 一方、第6図及び第7図のようにラツク体17
の歯部19がスクリユー体13と噛合つている
と、前述と同様にスクリユー体13は前記キヤリ
ツジバネ7で図示矢印A方向に引張られているた
めスクリユー体13(スクリユー体駆動軸4)の
非回動時には、その直線状歯部14が歯部19の
例えば歯19aと当接した状態にある。この時の
関係を第7図のスクリユー体13の展開図で説明
すると、歯19aはスクリユー体13上のY1
位置にある。この状態からスクリユー体13が矢
印B方向に回動を始めると、その前半の半回転で
は直線状歯部14が歯19aと当接した状態であ
るため、第6図b並びに第7図Y2で示した位置
関係に至るまでスクリユー体13はスクリユー体
駆動軸4上を摺動せず、この間にハンマ駆動によ
る印字動作が行なわれるのは前述と同様である。
そして、この状態からスクリユー体13が矢印B
方向に更に回転して後半の半回転を始めると、直
線状歯部14が歯19aから離脱し、このため係
留手段を失つたスクリユー体13はキヤリツジバ
ネ7の引張力によつて矢印A方向に微少量(第6
図で示した距離lだけ)移動し、螺線状歯部16
が歯19bと当接する第6図c及び第7図Y3
状態に至る。そして、螺線状歯部16と歯19b
とが当接すると、その回動に伴つてスクリユー体
13は矢印C方向に移動し、第6図d実線図示及
び第7図Y4の状態を経て、スクリユー体13が
その後半の半回転をし終つた時点で、第6図dの
2点鎖線図示の状態に至り直線状歯部14が歯1
9bと当接する。従つて、スクリユー体13が歯
部19と噛合つた状態では、スクリユー体13は
その1回転で歯部19の1ピツチ分(即ち、第7
図でL−l)だけ移送されることになる。
上述のように、各桁毎に活字選択、印字、キヤ
リツジ移送を行つて1行分の印字が終了すると、
キヤリツジ復帰指令に基づき、前述のように活字
ホイール11のブランク部が印字位置に選択・停
止され、活字ホイール駆動軸5のカム円板37の
切欠部37aが前記レバー体36の係合突起36
aと対向する。活字ホイール駆動軸5が回転停止
すると、続いてスクリユー体駆動軸4が回転を始
め、これと同期回転する活字ホイール駆動軸5上
のいま一方のカム円板35も回転を始める。従つ
て、このカム円板35の突起35aがレバー体3
6の係合突起36aから離脱するため、レバー体
36は図示せぬバネによつて第2図反時計回り方
向に回動し、その扇形歯車36bでラツク体17
を回動させる。この結果、スクリユー体13と歯
車18(又は、歯車19)との係合が断れ、キヤ
リツジ6はキヤリツジバネ7によつて急速にホー
ムポジシヨンに復帰し、新らたな1行分の印字指
令に備えることになる。なお、カム円板35はス
クリユー体駆動軸4の1回転で半回転するように
なつており、従つて、スクリユー体駆動軸4が1
回転し終ると、カム円板35の突起35aはレバ
ー体36を第2図時計回り方向に回動させ、ラツ
ク体17をスクリユー体13と係合可能な位置に
復帰させるようになつている。このため、キヤリ
ツジ6復帰の確実性を高めるため、上述のブラン
ク部選択(キヤリツジ復帰動作)を必要なら複数
回繰返したり、レバー体36及びラツク体17を
1行分の印字開始時の活字ホイール駆動軸5の回
転で、旧に復帰させるようにすることもある。
叙上のように、本考案によればラツク体を回動
させることによつて、ピツチの異なるラツク体の
歯部(ラツク歯)を択一的にキヤリツジのスクリ
ユー体に係合させて桁間ピツチを切換える構成な
ので、その機構が著しく簡略であり、従来のよう
にロープ駆動によるキヤリツジ移送形式を彩るシ
リアルプリンタに比すと、高価なサーボ機構を用
いる必要もなく、又、ロープの伸長による移送誤
差もなく、安価かつ簡略にして、信頼性の高い桁
間ピツチ切換え機構付きのシリアルプリンタを提
供できて、その実用的価値は多大である。
なお、前述した実施例においては、片方向印字
型のプリンタを示したが、行方向の両端から往復
印字可能な双方向印字型のプリンタにも本考案は
適用可能であるし、ラツク体の形状、ラツク体の
回動機構等本考案の技術思想を逸脱しない範囲で
種々の変形が考えられるところである。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本考案の1実施例に係り、第1図
は簡略化した全体説明図、第2図は要部側面図、
第3図はスクリユー体の展開図、第4図及び第5
図はスクリユー体と一方の歯部(ラツク歯)との
関係を示す動作説明図、第6図及び第7図はスク
リユー体と他方の歯部(ラツク歯)との関係を示
す動作説明図である。 4……スクリユー体駆動軸、5……活字ホイー
ル駆動軸、6……キヤリツジ、7……キヤリツジ
バネ、10……モータ、11……活字ホイール
(印字ヘツド)、13……スクリユー体、14,1
5……直線状歯部、16……螺線状歯部、17…
…ラツク体、18,19……歯部(ラツク歯)、
21……用紙、22……プラテン、23……ラツ
ク軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 印字ヘツドを塔載したキヤリツジにスクリユー
    体を保持すると共に、スクリユー体をスクリユー
    体駆動軸にスプライン結合し、ラツク体と係合し
    た前記スクリユー体の回動によつて前記キヤリツ
    ジを桁送りするようにした構成において、ラツク
    体の長手方向にピツチの異なるラツク歯を複数本
    形成し、該ピツチの異なるラツク歯を択一的に前
    記スクリユー体と係合させるべくラツク体を回動
    自在に保持したことを特徴とするシリアルプリン
    タの桁間ピツチ切換機構。
JP2184281U 1981-02-18 1981-02-18 Expired JPS6334935Y2 (ja)

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