JPS6334928Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6334928Y2
JPS6334928Y2 JP3154283U JP3154283U JPS6334928Y2 JP S6334928 Y2 JPS6334928 Y2 JP S6334928Y2 JP 3154283 U JP3154283 U JP 3154283U JP 3154283 U JP3154283 U JP 3154283U JP S6334928 Y2 JPS6334928 Y2 JP S6334928Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
asphalt
formwork
pine
lower layer
asphalt mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3154283U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59139324U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3154283U priority Critical patent/JPS59139324U/ja
Publication of JPS59139324U publication Critical patent/JPS59139324U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6334928Y2 publication Critical patent/JPS6334928Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Revetment (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案はアスフアルトマツトの製造用型枠に関
する。
〈従来技術〉 アスフアルトマツトは、防波堤の捨石基礎及び
消波ブロツク法先の洗掘防止、或いは土砂の流出
防止等に使用する目的で製造されている。
かかるアスフアルトマツトの従来の製造方法と
しては、例えばコンクリート施工されたベース上
にアスフアルトマツト用型枠を設置する。そし
て、型枠内に加熱軟化されたアスフアルト合材を
クレーン等のバケツトから投入して人力により敷
均し型枠高さの約半分のアスフアルト合材下層を
形成する。このアスフアルト下層上にアスフアル
ト合成を補強するために金網等の補強部材を略全
域に亘つて配置する。また、補強部材上に複数の
吊下用ワイヤロープを所定間隔毎に配設し、ワイ
ヤロープの両端部を型枠外に引出し係止金具に所
定の張力(通常約200Kg/cm2)を加えた状態で係
止する。
さらに、これら補強部材及びワイヤロープ上に
加熱軟化されたアスフアルト合成を人力により敷
均してアスフアルト合材上層を形成することによ
り、アスフアルト合材、補強部材及びワイヤロー
プからなるアスフアルトマツトを構築する。ここ
で、アスフアルト合材は、アスフアルト、フイ
ラ、砂及び砕石等を混合したものであり、200℃
前後に加熱軟化されている。
しかしながら、このような従来のアスフアルト
マツトの製造方法においては、複数の人員の勘に
よりアスフアルト合材を敷均して前記上層及び下
層を均一の厚みに形成するようにしたので、アス
フアルトマツトの肉厚にバラツキが生じアスフア
ルトマツトの品質低下の原因となつていた。ま
た、手作業で施工するためアスフアルトマツトの
大量生産には適していなかつた。
〈考案の目的及び概要〉 本考案は、このような従来の問題点に着目し、
アスフアルトの製造の機械化を図ることにより品
質向上及び大量生産を図るものである。このた
め、本考案では、型枠を、アスフアルト合材下層
を形成する下型枠と、該下型枠上に配設されアス
フアルト合材上層を形成する上型枠と、に分割形
成し、また上型枠に吊下用線状部材端部が引出さ
れるスリツトを形成することにより、アスフアル
トマツトフイニツシヤによるアスフアルトマツト
の製造を可能とし、もつてアスフアルトマツトの
肉厚のバラツキをなくして品質向上を図ると共に
大量生産を図れるようにしたものである。
〈実施例〉 以下、本考案を第1図〜第12図に示す一実施
例に基づいて説明する。
第1図において、アスフアルトマツトの製造に
使用される装置を説明すると、コンクリート施工
されたベース1には、一対のレール2a,2bが
略平行に敷設され、各レール2a,2bにはワイ
ヤロープの係止金具3a,3bがレール2a,2
bに沿つて摺動自在に取付けられている。
一方の係止金具3aには、第2図に示すよう
に、輪状のワイヤロープ4の一端部を係止するシ
ヤフト5が箱状本体6の両側壁間に差渡して設け
られ、箱状本体6底壁には、第3図に示すよう
に、前記レール2aの案内溝2cにスライド自在
に嵌着されるガイド7が設けられている。
他方のワイヤロープ係止金具3aには、第4図
に示すように、楔状の係止具8が箱状本体9の開
口部9aに嵌装して設けられ、該開口部9aに貫
通して挿着された前記ワイヤロープ4の他端部を
前記係止具8の楔効果により箱状本体9に係止さ
せる。箱状本体9の底壁には前記レール2bの案
内溝2cにスライド自在に嵌着されるガイド10
が設けられている。
また、一対のレール2a,2b間のベース1上
には略矩形状のアスフアルトマツト成形用型枠1
1が敷設されている。この型枠11は、第5図及
び第6図に示すように、ベース1上に敷均される
べきアスフアルト合材下層12と略同一の高さを
有する複数の下型枠11aと、下層12上に敷均
されるべきアスフアルト合材上層13と略同一の
高さを有する複数の上型枠11bとに、分割形成
されている。また、各下型枠11aは、第7図に
示すように、長方形状板からなる本体11c側部
に隣接される下型枠相互をボルト締めする一対の
ボルト取付用支持部11dを形成してなる。各上
型枠11bは、第8図に示すように、端面L字形
の本体11e壁面より突出して下型枠11a内壁
面と係合するピン11fが形成されている。
さらに、レール2a,2bの両外方のベース1
には図示しないアスフアルトマツトフイニツシヤ
が走行する軌道14が敷設されている。
次に、かかる型枠11を用いたアスフアルトマ
ツトの製造方法の一例を第9図〜第12図を参照
しつつ説明する。
まず、製造すべきアスフアルトマツトA,B,
Cの合計の長さに合わせて複数の下型枠11aを
対向させて一連に接続し、アスフアルトマツト
A,B,Cを形成するための矩形状の型枠を形成
する。そして、前記軌道14上を走行するアスフ
アルトマツトフイニツシヤ(アスフアルト舗装道
路等の施工に使用されるアスフアルトフイニツシ
ヤを使用してもよい。)より型枠内にアスフアル
ト合材を供給し、フイニツシヤ後部のスクリード
16により均一の厚みに敷均して下型枠11aの
高さと略同一高さのアスフアルト合材下層12を
形成する(第9図参照)。
この合材下層12の上面全域に金網等の補強部
材15を張つた後補強部材15上に下型枠11a
の横方向に延びる複数の吊下用ワイヤロープ4を
下型枠長手方向に所定間隔で配設し、それらワイ
ヤロープ4の両端部を夫々前記レール2a,2b
に装着された係止金具3a,3bに係止する。ま
たアスフアルトマツトA,B,Cの長手方向の長
さが夫々異なるため、第10図に示すように、係
止金具3a,3bをレール2a,2bに沿つて平
行移動させてワイヤロープ4を所定位置にセツト
する。このとき、ワイヤロープ4の一端部を係止
金具3aのシヤフト5に係止させると共に他端部
を係止金具3bの開口部9aを引通した後、ワイ
ヤロープ4に緊張器にて所定の張力(通常200
Kg/cm2)を加えた状態で他端部を楔状の係止具8
により係止金具3bに係止する。
さらに、所定間隔で配設されたワイヤロープ
4,4間の下型枠11a上に上型枠11bを配設
する。その結果、隣接する上型枠11b,11b
によりワイヤロープ4の引出用スリツトが形成さ
れる。このとき、ワイヤロープ4の間隔が隣接す
るマツトA,B,Cの間と各マツトA,B,Cと
で異なるため、各上型枠11bは長さの異なる複
数種類形成されている。そして、前記アスフアル
トマツトフイニツシヤにより上型枠11b内にア
スフアルト合材を供給し、フイニツシヤ後部のス
クリード16により均一の厚みに敷均してアスフ
アルト合材上層13を形成する(第11図参照)。
このとき、前記引出用スリツトから、アスフアル
ト合材は流出しない。
しかる後、アスフアルトマツトA,B,Cの境
界部分D,Eをカツタ等により切断してアスフア
ルトマツトA,B,Cを分割形成する。また、ワ
イヤロープ4の他端部を係止する係止具8を箱状
本体9から引抜くと共に一端部を係止するシヤフ
ト8を箱状本体6から引抜いてワイヤロープ4の
係止を解除する。そして、ワイヤロープ4の端部
を前記引出用スリツトから引出してクレーン等の
フツクに懸架させ型枠11からアスフアルトマツ
トA,B,Cを引出す。
このように、本実施例では、アスフアルトマツ
トフイニツシヤによりアスフアルト合材下層12
と略同一高さの下型枠11a内にて下層を形成し
た後、上型枠11b内でアスフアルト合材上層1
3を形成するようにしたので、フイニツシヤのス
クリードが型枠に接触することなく単一の型枠内
で手作業により形成するときに発生する肉厚のバ
ラツキを排除してアスフアルトマツトの肉厚を略
均一にでき、アスフアルトマツトの品質向上を図
れると共に大量生産をも図れる。また、型枠11
を一連に接続するようにしたので、長手方向の型
枠が最初と最後だけでよく、中間の型枠は不要と
なる。また、引出用スリツトを形成したのでワイ
ヤロープ4が抜け易い。
尚、本実施例では、隣接する上型枠11b,1
1bの間隙を吊下用ワイヤロープ4の引出用スリ
ツトにしたが、これに限らず例えば各上型枠11
bにワイヤロープ4が引出し易い上部開放のたて
溝を形成してもよい。また、ワイヤロープ4を所
定間隔で配設した後、それらワイヤロープ4,4
間に適宜上型枠11bを配設するようにしたが、
上型枠を配設した後それら間隙にワイヤロープ4
を配設するようにしてもよい。さらに、アスフア
ルトマツトの切断は、下層12形成後にそれら境
界部分に目地(第12図中一点鎖線示)を形成し
て行なつてもよく、下層12を形成する目地と上
層13を形成する目地との2段に分割して行なつ
てもよい。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように、型枠をアスフ
アルト合材下層を形成する下型枠とアスフアルト
合材上層を形成する上型枠とに、分割形成したの
で、アスフアルトマツトフイニツシヤを用いて、
アスフアルトマツト製造の機械化を図れ、もつて
アスフアルトマツトの肉厚を略均一にでき、アス
フアルトマツトの品質向上を図れると共にアスフ
アルトマツトの大量生産をも図れる。また、上部
開放のスリツトを設けたので線状部材を容易に型
枠から引出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体概略図、
第2図〜第4図は係止金具を示す斜視図、第5図
は第1図のV−V矢視図、第6図は第5図の側面
図、第7図は下型枠を示す斜視図、第8図は上型
枠を示す斜視図、第9図〜第11図は本考案を説
明するための要部概略図、第12図は第11図の
要部断面図である。 1……ベース、3a,3b……係止金具、4…
…ワイヤロープ、11a……下型枠、11b……
上型枠、12……アスフアルト合材下層、13…
…アスフアルト合材上層、15……補強部材、1
6……スクリード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ベース上に剥離可能に敷均されたアスフアル
    ト合材下層と、該下層上に敷均されたアスフア
    ルト合材上層と、の間に、所定の張力を有して
    所定の間隔で配設された吊下用線状部材と、そ
    れら合材の補強部材と、が介装されるアスフア
    ルトマツトの製造時に使用され、 前記アスフアルトマツトの周囲に配設される
    アスフアルトマツト製造用型枠において、 前記アスフアルト合材下層形成用下型枠と、
    該下型枠上に着脱自在に配設され前記線上部材
    端部が引出される上部開放の引出用スリツトを
    形成する前記アスフアルト合材上層形成用上型
    枠と、からなるアスフアルトマツト製造用型
    枠。 (2) 引出用スリツトが、隣接する上型枠の間隙に
    より形成されたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のアスフアルトマツト製
    造用型枠。 (3) 上型枠が、隣接する吊下用線状部材間に配設
    されるべくその巾が異なる複数の上型枠により
    構成されたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のアスフアルトマツト製造用
    型枠。
JP3154283U 1983-03-07 1983-03-07 アスフアルトマツト製造用型枠 Granted JPS59139324U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3154283U JPS59139324U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 アスフアルトマツト製造用型枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3154283U JPS59139324U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 アスフアルトマツト製造用型枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59139324U JPS59139324U (ja) 1984-09-18
JPS6334928Y2 true JPS6334928Y2 (ja) 1988-09-16

Family

ID=30162384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3154283U Granted JPS59139324U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 アスフアルトマツト製造用型枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59139324U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59139324U (ja) 1984-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1027500B1 (de) Pflasterstein, bausatz aus pflastersteinen und vorrichtung zum herstellen
DE10018212A1 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von biegesteifen Beton- Trägerelementen
US2745165A (en) Paving form structure
ITMO20060129A1 (it) Elemento da costruzione per la realizzazione di muri con riempimento di materiale riporto, particolarmente terra o simili
US2635450A (en) Building construction and slab therefor
DE3927251A1 (de) Verfahren und vorrichtung zum legen von eisenbahnschienen
JPS6334928Y2 (ja)
DE10325166B4 (de) Gleisaufbau für schienengebundene Fahrzeuge, insbesondere Eisenbahnen
EP0774026A1 (de) Haltevorrichtung für eine begrünbare verkleidung einer steilen wand, sowie verfahren zu ihrer herstellung
JPS6334929Y2 (ja)
JPS6143185B2 (ja)
DE2046621A1 (de) Decke aus nebeneinander verlegten vor gefertigten Deckenelementen sowie Formen zur Herstellung der Deckenelemente und Ver fahren zur Herstellung der Deckeneiemente
DE3703368A1 (de) Verbund-fertigstein
DE655809C (de) Betonstrassendecke mit Trennstreifen aus Pappe, Jute, Fiber o. dgl.
DE4211049A1 (de) Grossflaechiges laermschutzwand-element aus beton und verfahren zu seiner herstellung
AT162712B (de) Betonstein zur Herstellung eines Straßenbelages
US3035324A (en) Method of making mausoleum structures
US1745747A (en) Roadbed construction for railways
DE627752C (de) Verfahren und Werkzeug zum Verdichten des Untergrunds von Strassendecken
DE2406951A1 (de) Fertigteilstreifen, vorzugsweise fuer decken und verfahren zur herstellung eines fertigteilstreifens
US2371290A (en) Method fob installing joints in
JP2539736B2 (ja) 布基礎施工方法とそれに使用する型枠支持材
DE655373C (de) Mehrschichtige Betonstrassendecke
US2576375A (en) Method of handling concrete forms
DE2931462C2 (ja)