JPS6334769Y2 - - Google Patents

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JPS6334769Y2
JPS6334769Y2 JP1983202483U JP20248383U JPS6334769Y2 JP S6334769 Y2 JPS6334769 Y2 JP S6334769Y2 JP 1983202483 U JP1983202483 U JP 1983202483U JP 20248383 U JP20248383 U JP 20248383U JP S6334769 Y2 JPS6334769 Y2 JP S6334769Y2
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molded product
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cutter member
molded
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JP1983202483U
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は線材、条鋼および管材などの素材を圧
延成形する、特にスエージング加工機などの圧延
型鍛造機における成形品の端面加工装置に関す
る。
(従来技術) 塑性加工の一種であるスエージング加工および
据込み加工などに用いられる加圧成形機は、例え
ば管材などの素材を、この素材の長さ方向(軸線
方向)と直交する方向(半径方向)から圧縮力を
加えることによつて、寸法精度が高く、且つ表面
粗さが良好な成形品が得られることは周知のこと
である。
この種スエージング加工機には、成形型をその
軸の回りに回転しながら素材を加圧成形するロー
タリースエージ型成形機がある。
このロータリースエージ型成形機において、例
えば管材などの素材を成形する際の加工形態は、
第1図および第2図に示す如く、スピンドル1に
摺動自在に取付けられた回転ダイス21,22、お
よびハンマー31,32より大略構成される成形型
Aを所定の速度で回転駆動して、成形型A内に素
材4を所定の送り速度で挿入すると、この成形型
Aのダイス21,22およびハンマー31,32が固
定ハウジング5内に支持されたリテーナ6内の複
数の加圧ローラ7…7によつて、第2図A,Bに
示すように往復運動して断続的に、例えば2000〜
4000回/minの打撃速度が加えられることによつ
て、素材4を所定形状に加圧成形するもので、こ
の素材4は成形型A内に侵入するにしたがつて第
1図に示す如く、ダイス21,22と同じ形状の断
面が略円形状の製品となる。
このロータリースエージ型成形機を用いて、例
えば管材などの素材4を加工する場合には、素材
4はダイス21,22によつて絞られた量だけ軸方
向の寸法が伸び、この素材4の伸び量はその肉
厚、押し込み速度、および加工時間などの諸条件
によつて左右されるため、これらの条件を常に一
定に保つことは非常に困難なものとなつている。
従つて、特に軸方向の寸法精度が高く要求される
製品の加工に際しては、製品をその仕上がり寸法
より予め長く加工し、これを後工程の切削および
研磨などの機械加工によつて端部を仕上がり寸法
まで仕上げなければなららないため、成形品がコ
スト高となる欠点がある。
(考案の目的) 本考案は上記した従来の欠点に鑑みなされたも
ので、スエージング加工機などで素材を加圧成形
する際、素材が加工時間とともに伸びることに着
眼して、素材の侵入経路上にこれの先端部を加工
する加工手段を設けることによつて、成形過程で
この素材の先端部を同時に機械加工することによ
り、成形品の長さ調整のための余分な仕上げ加工
を除去して、常に一定の長さの高精度の成形品を
得ることができ、且つ成形品を廉価に加工できる
ようにした成形品の端面加工装置を提供すること
を目的とする。
(考案の構成) 本考案は上記の目的を達成するために、軸の回
転によつてハンマーにより動作されるダイスが素
材を繰り返し加圧して所定形状に圧延成形する成
形装置の成形品の端面加工装置において、前記軸
内に、成形された素材の先端部を加工する加工手
段を取付けると共にこの加工手段と連設して吸引
装置と連結された吸引路を取付けてなり、前記加
工手段によつて発生した前記素材の切りクズを前
記吸引路を介して外部に排除させてなることを特
徴とした成形品の端面加工装置を提供するもので
ある。
(実施例) 第3図は本考案になる成形品の端面加工装置を
スエージング加工機に適用した場合の一実施例を
示す要部縦断面図で、第4図A,Bはそれぞれ素
材および成形品の外観斜視図である。
各図において、スエージング加工機本体10の
腕部11内に筒状に形成された筒状部11aには
軸受12によつて回転自在に支持された中空のス
ピンドル(軸)13が図示せぬモータによつて所
定の回転速度で駆動されよう配設されている。
前記筒状部11aの端部には筒状に形成された
ケーシング14がねじ15によつて固定され、こ
のケーシング14内には第2図に示した如くの複
数(例えば12個)の加圧ローラ16を空転自在に
支持したリテーナ17が空転自在に嵌挿され、そ
の端部がケーシング14に取付けたステータ18
に当接して軸線方向の移動が規制されている。
スピンドル13のフランジ部13aには成形型
Bの型本体19をねじ20にて固定してなり、こ
の型本体19の一側において半径方向に形成した
溝部(図示せず)には、中央部に成形品と同一の
外形(実施例ではテーパ状)の孔を形成した一対
の回転ダイス211,212と、この回転ダイス2
1,212を加圧するハンマー221,222とが
半径方向に摺動自在に配設され、これらは型本体
19の端部に取付けられたステータ23にて軸線
方向の移動が規制されている。
24は小径部24b側を前記一対の回転ダイス
211,212とハンマー221,222との間に挿
入した一対のテーパピン(クサビ)で、その大径
部24a側が型本体19の穿設した孔19a内に
進退自在に嵌挿されている。従つて、素材挿入時
は、テーパーピン24は型本体19内に後退して
回転ダイス211,212は開いた状態となり、ま
た素材挿入後、このテーパピン24はスピンドル
13の回転とともに前進し、ハンマー221,2
2は加圧ローラ16に回転接触し、そしてスエ
ージ加圧しながらテーパピン24の前進運動によ
り回転ダイス211,212が閉じて素材を加圧成
型することになる。
25は成形品の端面を切削する筒状に形成され
たカツター部材で、これは第5図に示す如く、一
側端部には切刃部25aが透孔25cに向つて延
在し、また他側端部には係止ピン25bが立設し
てある。このカツター部材25は回転ダイス21
,212の摺動する溝部において、型本体19の
中央部に穿設した孔19b内に嵌挿され、その係
止ピン25bによつてこれとの相対的な回転が規
制されて一体回転することになる。
即ち、回転ダイス211,212によつて加圧成
形された成形品の端部がカツター部材25の切刃
部25aの位置に至ると、成形品とカツター部材
25との相対回転によつて成形品の端部が切削さ
れ、成形品を所定の寸法の仕上げることになる。
26はスピンドル13内において型本体19の
背面に固定された管体で、その孔がカツター部材
25の孔25cと連通され、端部に取付けられた
吸引路となるパイプ26aが図示せぬ吸引装置に
接続され、切削された素材の切りクズを除去す
る。
27は第4図に示すような管状の素材28を案
内支持する芯金で、素材28はこの芯金27を基
準としてダイス211,212内で加圧成形され
る。
なお、29は素材を回転ダイス211,212
に押圧する押圧部材である。
次に、このように構成された本考案になる成形
品の端面加工装置の動作について説明する。
図示せぬモータによつてスピンドル13を所定
の速度で回転駆動すると、成形型Bはカツター部
材25と共に回転駆動される。そこで、第4図A
に示すような、予め成形時の仕上り寸法が計算な
どによつて得られた所定寸法の素材28を嵌挿支
持した芯金27を回転ダイス211,212内に向
つてX1方向に移動させ、芯金27を回転ダイス
211,212内に挿入した後、この素材28を押
圧部材29により回転ダイス211,212内に押
圧すると、第2図に示した如くの加工形態によつ
て、ハンマー221,222の端部が加圧ローラ1
6…16に断続的に当接して打撃され、この打撃
動作によつて回転ダイス211,212は素材28
と相対的に回転しながら、芯金27との間でこれ
を加圧成形する。
ここで、素材28が加圧成形されて前記カツタ
ー部材25方向に伸び、その端部がカツター部材
25の切刃部25aの位置に到来すると、この素
材28は上記した如くカツター部材25との相対
回転によつて、上記したような成形加工時の諸条
件のバラツキによつて生じる成形品の不必要な長
さ分だけ切刃部25aによつて切削されるので、
常に一定長の所望の成形品を得ることが可能とな
る。また、素材28の切りクズは管体26よりパ
イプ26aを通つて吸引装置によつて除去される
ので、この切りクズによつて成形品をキズつけた
り、カツター部材25を損傷することがない。
ここで、予め設定された成形時間になると、加
工を停止させるべく芯金27が成形品とともに
X2方向に後退して加工が終了し、第4図Bに示
した如くの所定長の成形品30を得ることができ
る。
なお、成形品の端部を切削する手段としてカツ
ター部材25の代りにバニシング加工などの手段
を設けても同等の目的は達成されるものであり、
本考案はこの実施例に限定されるものではない。
このように、素材28を加圧成形する際、成形
途中において素材28の端部をカツター部材25
によつて加工するようにしたため、素材28はそ
の伸び量に直接関係するその肉厚、押し込み力お
よび加工時間などに左右されることがなく、成形
品30の軸方向の長さを常に一定とすることがで
きる。
(考案の効果) 以上の如く、本考案になる成形品の端面加工装
置によれば、素材の伸び方向にこの素材の先端部
を加工する加工手段を設けると共に、この加工手
段によつて発生した素材の切りクズを除去するよ
う吸引装置と連結された吸引路を設けたので、例
えばスエージング加工機などで素材を加圧成形す
る際、素材の伸び量に直接関係する素材の肉厚、
押し込み力および加工時間などに左右されること
なく、常に一定長の成形品を得ることができると
共に、従来の如く、切削および研磨などの後加工
によつて成形品の軸方向の長さを調整するための
工程を除去して、成形品を廉価に加工し得、また
吸引装置と連結された吸引路によつて素材の切り
クズが除去され、その結果成形品を傷つけること
なく高精度に仕上げ、かつ加工手段を損傷するよ
うなことは無いなどの特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bおよび第2図A,Bはスエージン
グ加工機の加工形態を示す説明図、第3図は本考
案になる成形品の端面加工装置をスエージング加
工機に適用した場合の一実施例を示す要部縦断側
面図、第4図A,Bはそれぞれ素材および成形品
の外観斜視図、第5図はカツター部材の外観斜視
図である。 10……スエージング加工機本体、12……軸
受、13……スピンドル、14……ハウジング、
16……加圧ローラ、17……リテーナ、211
212……回転ダイス、221,222……ハンマ
ー、24……テーパーピン、25……カツター部
材、26a……パイプ(吸引路)、27……芯金、
28……素材、29……押圧部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸の回転によつてハンマーにより動作されるダ
    イスが素材を繰り返し加圧して所定形状に圧延成
    形する成形装置の成形品の端面加工装置におい
    て、前記軸内に、成形された素材の先端部を加工
    する加工手段を取付けると共にこの加工手段と連
    設して吸引装置と連結された吸引路を取付けてな
    り、前記加工手段によつて発生した前記素材の切
    りクズを前記吸引路を介して外部に排除させてな
    ることを特徴とする成形品の端面加工装置。
JP20248383U 1983-12-27 1983-12-27 成形品の端面加工装置 Granted JPS60108445U (ja)

Priority Applications (1)

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JP20248383U JPS60108445U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 成形品の端面加工装置

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JP20248383U JPS60108445U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 成形品の端面加工装置

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JPS60108445U JPS60108445U (ja) 1985-07-23
JPS6334769Y2 true JPS6334769Y2 (ja) 1988-09-14

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JP20248383U Granted JPS60108445U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 成形品の端面加工装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2794547B2 (ja) * 1995-03-31 1998-09-10 桂一郎 吉田 高生産速度スエージングマシンおよびスエージング加工方法
CN112893740A (zh) * 2021-01-26 2021-06-04 山东腾威石油装备有限公司 一种油管热穿冷锻修复装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56109133A (en) * 1980-01-31 1981-08-29 Furukawa Kinzoku Kogyo Kk Production of internally grooved pipe

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JPS60108445U (ja) 1985-07-23

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