JPS6334765B2 - - Google Patents
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- JPS6334765B2 JPS6334765B2 JP56024154A JP2415481A JPS6334765B2 JP S6334765 B2 JPS6334765 B2 JP S6334765B2 JP 56024154 A JP56024154 A JP 56024154A JP 2415481 A JP2415481 A JP 2415481A JP S6334765 B2 JPS6334765 B2 JP S6334765B2
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- JP
- Japan
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- dredging
- blade screw
- precipitate
- mono pump
- screw
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/88—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements acting by a sucking or forcing effect, e.g. suction dredgers
- E02F3/8891—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements acting by a sucking or forcing effect, e.g. suction dredgers wherein at least a part of the soil-shifting equipment is handheld
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/88—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements acting by a sucking or forcing effect, e.g. suction dredgers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
本発明は膠化状態にある殿物の浚渫(積込み)
装置に関する。 鉱水中和殿物その他の工場廃棄物である各種の
スラツジは沈殿池その他の場所に一たん堆積貯留
されるのが通常である。これが満ぱいになると2
次処理場または他の大量処理場に搬送されねばな
らない。ところが、この種の殿物またはスラツジ
は、天日乾燥その他により粘性に富む膠化状態に
なり、取扱い難い固形状となる。例えば鉱水中和
殿物の場合の例について述べると、有効深さ1.7
mの堆積量630m3の沈殿池内に、上澄液を流出さ
せてから気温1〜13℃の約20日間堆積させた場合
に、第1表に示す如き上下層間にパルプの濃度の
変化が現われてくることが本発明者らの測定によ
つてわかつた。
装置に関する。 鉱水中和殿物その他の工場廃棄物である各種の
スラツジは沈殿池その他の場所に一たん堆積貯留
されるのが通常である。これが満ぱいになると2
次処理場または他の大量処理場に搬送されねばな
らない。ところが、この種の殿物またはスラツジ
は、天日乾燥その他により粘性に富む膠化状態に
なり、取扱い難い固形状となる。例えば鉱水中和
殿物の場合の例について述べると、有効深さ1.7
mの堆積量630m3の沈殿池内に、上澄液を流出さ
せてから気温1〜13℃の約20日間堆積させた場合
に、第1表に示す如き上下層間にパルプの濃度の
変化が現われてくることが本発明者らの測定によ
つてわかつた。
【表】
つまり、この種の殿物は下位層では含水率が高
いが、上位層にゆくに従つて含水率が低下し、上
位層ではパルプ濃度が高くなつて固形状の膠化状
態となる。したがつて、浚渫ポンプのサクシヨン
ホースを用いてこれをそのまま吸上げることはで
きない。このため、通常は圧力水によつて殿物を
崩かいさせ、パルプ濃度を薄くしてからポンプに
吸引し、殿物運搬車その他に揚泥する等の措置を
採つている。しかし、この場合はパルプ濃度が薄
くなるので殿物運搬量が増大して不経済となるほ
か、水処理を必要としまたトラツク積込輸送のさ
いには道路への撤水問題があるし、僻地の山間部
の鉱山における坑廃水処理殿物の場合には浚渫動
力源も容易に得られず、また殿物運搬量の減少等
きわめてやつかいな作業となつている。 本発明はこの種の膠化殿物の前記の問題の解決
を目的としてなされたもので、膠化殿物の機械的
撹拌による解膠現象を利用することによつて、こ
の目的を有利に達成するものである。 本発明者らの膠化殿物の実態調査によると、天
日乾燥によつて膠化状態となつている上層位殿物
は、機械的撹拌を受けるとこれが破壊粉砕される
と同時に流動性に富む泥状となることが判明し
た。 この液状化現象を試験結果に基づいて述べる
と、パルプ濃度7.3%、比重1.04の膠化状態にあ
る鉱水処理殿物(消石灰による中和殿物)を試料
として採取し、これを混練り機を用いて混練り
し、その混練回数と流量および貫入値との関係を
調べた結果を第1図に示した。この試験において
混練り機は市販のMMNE30―2のモーノポンプ
を使用し、貫入値測定は5cm径×10cm高さの筒に
150g(7.64g/cm2)の荷重を負荷して測定し、また
流量は第2図に示した流量測定器によつて行な
い、吐出筒1から吐出される吐出流量を測定し
た。 第2図において、2は荷重であり570g(25.9g/
cm2)を負荷する。筒本体3の寸法は高さ25cm内径
5.3cm(JlSG3452によるB2管に相当筒本体3の頂
部から吐出筒1までの長さ20cm、吐出筒1の直径
16mm、長さ10cmである。 第1図の結果から明らかなように、膠化殿物は
水分無添加にもかかわらず、その混練回数の増加
につれて流動性が飛躍的に良好となる。これは膠
状粒子の破壊粉砕によりその膠状態が解かれ、包
有水分も均一化されることによるものと考えられ
るが、高いパルプ濃度を保持したままで極めて流
動性に富む泥化状態に変化させることができる。 本発明はこの見知に基づいてなされたもので、
走行装置として無限軌道帯を用いたエンジン駆動
のクローラ式自走装置の前面に、浚渫機能部を、
走行面に対して迎え角と上下移動を調整可能に設
置してなる膠化殿物の浚渫装置であつて、前記の
浚渫機能部が、走行方向と直角方向に設置され且
つその回転によつて地上の殿物を撹拌しながら軸
方向に搬送する多翼スクリユーと、この多翼スク
リユーによつて撹拌搬送されてきた殿物を受入れ
てこれを混練りしながら吐出口に吐出するモーノ
ポンプとからなることを特徴とする膠化殿物上を
走行し且つ解膠機能を備えた膠化殿物の浚渫装置
を提供するものであり、本装置は、固化盤状とな
つている膠化状態の殿物を、その存在位置で機械
的撹拌作用に供せしめ、これによつて流動性に富
む泥状としてからポンプによる送泥を行なうもの
である。以下に、第3図〜第5図に示した実施例
に従つて本発明装置を具体的に説明する。図示の
ように本発明に従う浚渫装置は、エンジン駆動式
の自走装置5と、この自走装置5に取付けられた
モーノポンプ6と、このモーノポンプ6の吸込側
に物質が搬送されるように設置した多翼スクリユ
ー部7とからなつており、多翼スクリユー7の回
転により地上の殿物の上位層を解膠、粉砕、撹拌
しながら流動性に富む泥状とし、モーノポンプの
送泥条件を整えてこれをモーノポンプ6に供給
し、このモーノポンプ6によつてさらに殿物が混
練されるようにしたものである。 自走装置5は、駆動輪としての無限軌道帯8,
8′と、エンジン部9と、運転部10と、運転部
前方の浚渫機能部接続部11とからなつている。
この接続部11には油圧シリンダー12が取付け
られ、この油圧シリンダー12の操作により浚渫
機能部全体が走行面との上下移動および迎え角を
調整できるようになつている。 浚渫機能部を構成するモーノーポンプ6と多翼
スクリユー7はいづれの回転軸も走行方向とは直
角方向にしてケーシング内に収納され、多翼スク
リユー7の各羽根が切羽部を形成している。 このモーノポンプ6は、その原理自体は公知の
回転容積型の一軸偏心ネジポンプであり、金属製
の断面真円の雄ネジのローター15を断面が長円
形の弾性材質からなるステーター16の中に装着
したものであつて、このローター15をステータ
ー16の中で回転させることによつてこの両者の
空間容積が一方の端から他方の端に向けて無限の
ピストン運動をくり返すことになり、これによつ
てこのローター15とステーター16の間に供給
された殿物は混練りされながら吐出口17に向け
て搬送されることになる。ローター15の回転は
シヤフトスプライン型のモーター18によつて行
なわれ、このモーター18とモーノポンプ6とを
連結するドライブシヤフト19の部分に殿物吸込
口20が設けられている。そしてこのドライブシ
ヤフト19には案内羽根21が装着されていて、
多翼スクリユー7によつて殿物吸込口20に送ら
れた殿物をモーノポンプ6の吸込口22に送り込
むようにしてある。モーノポンプ6の吐出口17
には図示されていないがホースが接続され、この
ホースによつて殿物搬送トラツクなどの他の運搬
車その他に高濃度泥状殿物が積込まれる。 多翼スククリユー7はケーシングの走行前面に
露出しており、地上の膠化状殿物をこの多翼スク
リユー7の回転によつて破壊しながら前記の殿物
吸込口20に取入れる作用をする。本実施例にお
いてこの多翼スクリユー7は殿物吸込口20を境
いにして各翼の向きを逆にしてあり、この多翼ス
クリユーの回転によつてその左右から殿物が殿物
吸込口20に集送されるようになつている。この
多翼スクリユー7による地上殿物の取り込みにさ
いしては、この殿物が連続流れを形成しながら殿
物吸込口20に移動することがその膠化状態を解
く(解膠)作用を得る上で重要である。このため
に、スクリユー円周による殿物の堀削粉砕が効果
的に行なわれるようにスクリユーシヤフト径をで
きるだけ小さくしてスクリユー断面効率を高くす
ると共に、図示の実施例のように左右両側から殿
物吸込口20に集送して合体させる方式が非常に
有益である。 このようにしてこの浚渫装置を沈殿池その他の
膠化状態にある殿物の上を走行させつつ浚渫する
と、膠化殿物は多翼スクリユーによる堀削粉砕と
同時に撹拌されて解膠現象が生じて流動性を増
し、さらにモーノポンプによつて混練りされて一
層流動性がよくなつてこのポンプから吐出され
る。したがつて、本発明によると、ジエツト水な
どによる膠化殿物の流動化などによらずとも、無
添加水のままでこれを流動化できることが可能と
なり、前述の目的が好適に達成できる。
いが、上位層にゆくに従つて含水率が低下し、上
位層ではパルプ濃度が高くなつて固形状の膠化状
態となる。したがつて、浚渫ポンプのサクシヨン
ホースを用いてこれをそのまま吸上げることはで
きない。このため、通常は圧力水によつて殿物を
崩かいさせ、パルプ濃度を薄くしてからポンプに
吸引し、殿物運搬車その他に揚泥する等の措置を
採つている。しかし、この場合はパルプ濃度が薄
くなるので殿物運搬量が増大して不経済となるほ
か、水処理を必要としまたトラツク積込輸送のさ
いには道路への撤水問題があるし、僻地の山間部
の鉱山における坑廃水処理殿物の場合には浚渫動
力源も容易に得られず、また殿物運搬量の減少等
きわめてやつかいな作業となつている。 本発明はこの種の膠化殿物の前記の問題の解決
を目的としてなされたもので、膠化殿物の機械的
撹拌による解膠現象を利用することによつて、こ
の目的を有利に達成するものである。 本発明者らの膠化殿物の実態調査によると、天
日乾燥によつて膠化状態となつている上層位殿物
は、機械的撹拌を受けるとこれが破壊粉砕される
と同時に流動性に富む泥状となることが判明し
た。 この液状化現象を試験結果に基づいて述べる
と、パルプ濃度7.3%、比重1.04の膠化状態にあ
る鉱水処理殿物(消石灰による中和殿物)を試料
として採取し、これを混練り機を用いて混練り
し、その混練回数と流量および貫入値との関係を
調べた結果を第1図に示した。この試験において
混練り機は市販のMMNE30―2のモーノポンプ
を使用し、貫入値測定は5cm径×10cm高さの筒に
150g(7.64g/cm2)の荷重を負荷して測定し、また
流量は第2図に示した流量測定器によつて行な
い、吐出筒1から吐出される吐出流量を測定し
た。 第2図において、2は荷重であり570g(25.9g/
cm2)を負荷する。筒本体3の寸法は高さ25cm内径
5.3cm(JlSG3452によるB2管に相当筒本体3の頂
部から吐出筒1までの長さ20cm、吐出筒1の直径
16mm、長さ10cmである。 第1図の結果から明らかなように、膠化殿物は
水分無添加にもかかわらず、その混練回数の増加
につれて流動性が飛躍的に良好となる。これは膠
状粒子の破壊粉砕によりその膠状態が解かれ、包
有水分も均一化されることによるものと考えられ
るが、高いパルプ濃度を保持したままで極めて流
動性に富む泥化状態に変化させることができる。 本発明はこの見知に基づいてなされたもので、
走行装置として無限軌道帯を用いたエンジン駆動
のクローラ式自走装置の前面に、浚渫機能部を、
走行面に対して迎え角と上下移動を調整可能に設
置してなる膠化殿物の浚渫装置であつて、前記の
浚渫機能部が、走行方向と直角方向に設置され且
つその回転によつて地上の殿物を撹拌しながら軸
方向に搬送する多翼スクリユーと、この多翼スク
リユーによつて撹拌搬送されてきた殿物を受入れ
てこれを混練りしながら吐出口に吐出するモーノ
ポンプとからなることを特徴とする膠化殿物上を
走行し且つ解膠機能を備えた膠化殿物の浚渫装置
を提供するものであり、本装置は、固化盤状とな
つている膠化状態の殿物を、その存在位置で機械
的撹拌作用に供せしめ、これによつて流動性に富
む泥状としてからポンプによる送泥を行なうもの
である。以下に、第3図〜第5図に示した実施例
に従つて本発明装置を具体的に説明する。図示の
ように本発明に従う浚渫装置は、エンジン駆動式
の自走装置5と、この自走装置5に取付けられた
モーノポンプ6と、このモーノポンプ6の吸込側
に物質が搬送されるように設置した多翼スクリユ
ー部7とからなつており、多翼スクリユー7の回
転により地上の殿物の上位層を解膠、粉砕、撹拌
しながら流動性に富む泥状とし、モーノポンプの
送泥条件を整えてこれをモーノポンプ6に供給
し、このモーノポンプ6によつてさらに殿物が混
練されるようにしたものである。 自走装置5は、駆動輪としての無限軌道帯8,
8′と、エンジン部9と、運転部10と、運転部
前方の浚渫機能部接続部11とからなつている。
この接続部11には油圧シリンダー12が取付け
られ、この油圧シリンダー12の操作により浚渫
機能部全体が走行面との上下移動および迎え角を
調整できるようになつている。 浚渫機能部を構成するモーノーポンプ6と多翼
スクリユー7はいづれの回転軸も走行方向とは直
角方向にしてケーシング内に収納され、多翼スク
リユー7の各羽根が切羽部を形成している。 このモーノポンプ6は、その原理自体は公知の
回転容積型の一軸偏心ネジポンプであり、金属製
の断面真円の雄ネジのローター15を断面が長円
形の弾性材質からなるステーター16の中に装着
したものであつて、このローター15をステータ
ー16の中で回転させることによつてこの両者の
空間容積が一方の端から他方の端に向けて無限の
ピストン運動をくり返すことになり、これによつ
てこのローター15とステーター16の間に供給
された殿物は混練りされながら吐出口17に向け
て搬送されることになる。ローター15の回転は
シヤフトスプライン型のモーター18によつて行
なわれ、このモーター18とモーノポンプ6とを
連結するドライブシヤフト19の部分に殿物吸込
口20が設けられている。そしてこのドライブシ
ヤフト19には案内羽根21が装着されていて、
多翼スクリユー7によつて殿物吸込口20に送ら
れた殿物をモーノポンプ6の吸込口22に送り込
むようにしてある。モーノポンプ6の吐出口17
には図示されていないがホースが接続され、この
ホースによつて殿物搬送トラツクなどの他の運搬
車その他に高濃度泥状殿物が積込まれる。 多翼スククリユー7はケーシングの走行前面に
露出しており、地上の膠化状殿物をこの多翼スク
リユー7の回転によつて破壊しながら前記の殿物
吸込口20に取入れる作用をする。本実施例にお
いてこの多翼スクリユー7は殿物吸込口20を境
いにして各翼の向きを逆にしてあり、この多翼ス
クリユーの回転によつてその左右から殿物が殿物
吸込口20に集送されるようになつている。この
多翼スクリユー7による地上殿物の取り込みにさ
いしては、この殿物が連続流れを形成しながら殿
物吸込口20に移動することがその膠化状態を解
く(解膠)作用を得る上で重要である。このため
に、スクリユー円周による殿物の堀削粉砕が効果
的に行なわれるようにスクリユーシヤフト径をで
きるだけ小さくしてスクリユー断面効率を高くす
ると共に、図示の実施例のように左右両側から殿
物吸込口20に集送して合体させる方式が非常に
有益である。 このようにしてこの浚渫装置を沈殿池その他の
膠化状態にある殿物の上を走行させつつ浚渫する
と、膠化殿物は多翼スクリユーによる堀削粉砕と
同時に撹拌されて解膠現象が生じて流動性を増
し、さらにモーノポンプによつて混練りされて一
層流動性がよくなつてこのポンプから吐出され
る。したがつて、本発明によると、ジエツト水な
どによる膠化殿物の流動化などによらずとも、無
添加水のままでこれを流動化できることが可能と
なり、前述の目的が好適に達成できる。
第1図は膠化殿物の混練り回数と吐出流量およ
び貫入値との関係図、第2図は流量測定に供した
測定器の断面図、第3図は本発明に従う浚渫装置
の部分断面平面図、第4図は第3図の装置の正面
図、で第5図は第3図の装置の側面図である。 5……自走装置、6……モーノポンプ、7……
多翼スクリユー、8……無限軌道帯、9……エン
ジン部、10……運転台、12……油圧シリンダ
ー、17……吐出口、18……モータ、19……
ドライブシヤフト、20……殿物吸込口、22…
…ポンプ吸込口。
び貫入値との関係図、第2図は流量測定に供した
測定器の断面図、第3図は本発明に従う浚渫装置
の部分断面平面図、第4図は第3図の装置の正面
図、で第5図は第3図の装置の側面図である。 5……自走装置、6……モーノポンプ、7……
多翼スクリユー、8……無限軌道帯、9……エン
ジン部、10……運転台、12……油圧シリンダ
ー、17……吐出口、18……モータ、19……
ドライブシヤフト、20……殿物吸込口、22…
…ポンプ吸込口。
Claims (1)
- 1 走行装置として無限軌道帯を用いたエンジン
駆動のクローラ式自走装置の前面に、浚渫機能部
を、走行面に対して迎え角と上下移動を調整可能
に設置してなる膠化殿物の浚渫装置であつて、前
記の浚渫機能部が、走行方向と直角方向に設置さ
れ且つその回転によつて地上の殿物を撹拌しなが
ら軸方向に搬送する多翼スクリユーと、この多翼
スクリユーによつて撹拌搬送されてきた殿物を受
入れてこれを混練りしながら吐出口に吐出するモ
ーノポンプとからなることを特徴とする膠化殿物
上を走行し且つ解膠機能を備えた膠化殿物の浚渫
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2415481A JPS57140439A (en) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | Method and apparatus for dredging gelatinized sediment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2415481A JPS57140439A (en) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | Method and apparatus for dredging gelatinized sediment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57140439A JPS57140439A (en) | 1982-08-31 |
JPS6334765B2 true JPS6334765B2 (ja) | 1988-07-12 |
Family
ID=12130417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2415481A Granted JPS57140439A (en) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | Method and apparatus for dredging gelatinized sediment |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57140439A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62183816A (ja) * | 1986-02-08 | 1987-08-12 | Chubu Electric Power Co Inc | 水中走行排砂装置 |
JPS62133755U (ja) * | 1986-02-17 | 1987-08-22 | ||
JPH01307500A (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-12 | Ishigaki Kiko Kk | 汚泥の濃縮方法並びにその装置 |
CN110195466B (zh) * | 2019-04-24 | 2021-07-13 | 湖南睿弓机械科技有限公司 | 清淤机械及其液压系统 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117740U (ja) * | 1974-07-26 | 1976-02-09 | ||
JPS523254A (en) * | 1975-06-26 | 1977-01-11 | Kubota Ltd | Raking machine for sunken sand |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50104439U (ja) * | 1974-01-30 | 1975-08-28 | ||
JPS558781Y2 (ja) * | 1975-03-10 | 1980-02-26 |
-
1981
- 1981-02-20 JP JP2415481A patent/JPS57140439A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117740U (ja) * | 1974-07-26 | 1976-02-09 | ||
JPS523254A (en) * | 1975-06-26 | 1977-01-11 | Kubota Ltd | Raking machine for sunken sand |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57140439A (en) | 1982-08-31 |
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