JPS6334685Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6334685Y2
JPS6334685Y2 JP14434383U JP14434383U JPS6334685Y2 JP S6334685 Y2 JPS6334685 Y2 JP S6334685Y2 JP 14434383 U JP14434383 U JP 14434383U JP 14434383 U JP14434383 U JP 14434383U JP S6334685 Y2 JPS6334685 Y2 JP S6334685Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sterilization chamber
gas
heater
sterilization
sheathed
Prior art date
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Expired
Application number
JP14434383U
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English (en)
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JPS6052837U (ja
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Publication date
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Publication of JPS6052837U publication Critical patent/JPS6052837U/ja
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、酸化エチレンガスなどを用いて医
療用器具などの滅菌を行うガス滅菌器に関する。
ガス滅菌器1は、第1図に示すように、蓋2を
閉じて密閉することができるタンク状の滅菌室3
内に医療用器具などの被滅菌物を収納し、この滅
菌室3内に酸化エチレンガスなどの滅菌用ガスを
満たすことにより、被滅菌物の滅菌を行うもであ
る。そして、この滅菌の際、滅菌室3内は滅菌を
効果的に行うため、ヒータによつて55℃程度の高
温に温められる。しかしながら、従来のヒータ
は、滅菌室3内を周囲から均等に温めていたの
で、滅菌室3内では、温められた滅菌用ガスが上
方に溜まり、断熱が十分でない前方の蓋2付近が
冷えて、温度にむらが生じ、場所によつては被滅
菌物が十分に滅菌されないという欠点があつた。
この考案は、上記欠点を除去するためになされ
たもので、滅菌室の周側面外壁へのシーズヒータ
の敷設を工夫することにより、滅菌室内に温度む
らの生じないガス滅菌器を提供することを目的と
する。
この考案は、上記目的を達成するために、前方
端面に開閉自在な蓋を有する円筒形状の滅菌室内
に滅菌用ガスを満たし加温することにより、内部
に収納した被滅菌物の滅菌を行うガス滅菌器にお
いて、円筒形状の滅菌室の周側面外壁にシーズヒ
ータを、、間隔が下方ほど密に、且つ、前方ほど
密になるように敷設したことを特徴とする。
以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第2図は、この考案の実施例であるガス滅菌器
における滅菌室の斜視図、第3図は、同ガス滅菌
器におけるシーズヒータを敷設したシートヒータ
の展開図である。
円筒形状の滅菌室3の周側面外壁には、第2図
に示すように、帯状のシートヒータ4が胴巻状に
張り付けられている。シートヒータ4は、帯状の
粘着シートと同じく帯状のアルミ箔とを張り合わ
せた間にシーズヒータ5を敷設したものであり、
粘着シートを滅菌室3の周側面外壁に粘着させる
ことにより張り付ける。シーズヒータ5は、第3
図に示すように、シートヒータ4全面にわたつて
交互に折り曲げて敷設し、両端を端子6,6とし
て両側に突出させている。このシーズヒータ5を
折り曲げる間隔は、帯状の中央ほど密になつてい
る。また、このシーズヒータ5の折り曲げ部は、
第3図に示す下部が円弧状であるのに対し、上部
は鉤状に折り曲げてシーズヒータ5間の間隔が密
になるようにしている。さらに、帯状の中央付近
の第3図に示す上部は、間隔が特に密になるよう
に、シーズヒータ5を細かく折り曲げている。こ
のようにシーズヒータ5を敷設したシートヒータ
4は、帯状の中央が滅菌室3の周側面の下方側
に、且つ、第3図に示す上部が滅菌室3の前方側
に位置するように張り付けられる。このためシー
ズヒータ5は、円筒形状の滅菌室3の周側面外壁
に、間隔が下方ほど密に、且つ、前方ほど密にな
るように敷設されることになる。なお、シートヒ
ータ4を張り付けた滅菌室3は、周囲をさらに断
熱材で覆つて、ガス滅菌器1内に設置される。
シートヒータ4から突出そて端子6,6を電源
に接続し、シーズヒータ5を熱すると、滅菌室3
内が下方ほど、且つ、前方ほど強く温められるこ
とになる。ところが、滅菌室3内の滅菌用ガス
は、温められると上方に溜り易く、また、断熱が
十分でない前方の蓋2付近ほど冷えやすいもので
ある。このため、滅菌室3内は温度が低い部分ほ
ど強く温められることになるので、温度が均一に
なり、むらが生じない。
なお、実施例では、シーズヒータ5をシートヒ
ータ4に敷設してから滅菌室3に張り付けたが、
シーズヒータ5を直接滅菌室3の周側面外壁に敷
設してもよい。また、実施例では、シーズヒータ
5を交互に折り曲げて敷設しているが、間隔が下
方ほど密に、且つ前方ほど密になるように敷設す
るのであればどのように敷設してもよい。
以上のように、この考案によれば、滅菌室内が
むらなく温められるので、被滅菌物の滅菌が完全
に行われ、滅菌用ガスの洗浄の際にも滅菌用ガス
が被滅菌物に付着して残るというようなことがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はガス滅菌器の一例の外観斜視図であ
る。第2図はこの考案の実施例であるガス滅菌器
における滅菌器の斜視図、第3図は同ガス滅菌器
におけるシーズヒータを敷設したシートヒータの
展開図である。 1……ガス滅菌器、2……蓋、3……滅菌室、
5……シーズヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前方端面に開閉自在な蓋を有する円筒形状の滅
    菌室内に滅菌用ガスを満たし加温することによ
    り、内部に収納した被滅菌物の滅菌を行うガス滅
    菌器において、円筒形状の滅菌室の周側面外壁に
    シーズヒータを、間隔が下方ほど密に、且つ、前
    方ほど密になるように敷設したことを特徴とする
    ガス滅菌器。
JP14434383U 1983-09-16 1983-09-16 ガス滅菌器 Granted JPS6052837U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14434383U JPS6052837U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 ガス滅菌器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14434383U JPS6052837U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 ガス滅菌器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6052837U JPS6052837U (ja) 1985-04-13
JPS6334685Y2 true JPS6334685Y2 (ja) 1988-09-14

Family

ID=30321910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14434383U Granted JPS6052837U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 ガス滅菌器

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JP (1) JPS6052837U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6052837U (ja) 1985-04-13

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