JPH0322783B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0322783B2 JPH0322783B2 JP59125927A JP12592784A JPH0322783B2 JP H0322783 B2 JPH0322783 B2 JP H0322783B2 JP 59125927 A JP59125927 A JP 59125927A JP 12592784 A JP12592784 A JP 12592784A JP H0322783 B2 JPH0322783 B2 JP H0322783B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- heating means
- heat
- heating
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は身体採暖に用いられる蓄熱装置に関す
る。
る。
従来例の構成とその問題点
従来のこの種の蓄熱装置は、第１図に示すよう
に一対のAlラミネートフイルムのごとき可撓性
フイルム１の一部を接合（例えば、ヒートシー
ル）し形成された袋状容器部２内に無機水和塩の
ごとき潜熱型の蓄熱材３が充填された蓄熱容器４
と、蓄熱容器４の外部に直接的に接して袋状容器
部２上で密配線となるようにチユービングヒータ
線のごとき加熱手段５とより構成されていた。６
は蓄熱容器４の接合部分である。
に一対のAlラミネートフイルムのごとき可撓性
フイルム１の一部を接合（例えば、ヒートシー
ル）し形成された袋状容器部２内に無機水和塩の
ごとき潜熱型の蓄熱材３が充填された蓄熱容器４
と、蓄熱容器４の外部に直接的に接して袋状容器
部２上で密配線となるようにチユービングヒータ
線のごとき加熱手段５とより構成されていた。６
は蓄熱容器４の接合部分である。
上記のような構成において、蓄熱は加熱手段５
が通電されて放出する熱により行なわれ、蓄熱材
３が相変化（固体→液体）することにより蓄熱さ
れる。加熱手段５自身の温度上昇は蓄熱材３の蓄
熱速度に左右され、蓄熱材３の吸熱（蓄熱）が言
わば熱的負荷となり抑えられている。加熱手段５
と蓄熱容器４との密着が悪いと上述した熱的負荷
は少なく加熱手段５自身の温度上昇を引き起こ
す。上記理由により蓄熱容器４の袋状容器部２上
に加熱手段５を密配線とすることは適切である。
しかしながら、袋状容器部２上に加熱手段５を密
配線することは製造上困難であると共に、加熱手
段５から蓄熱材３への伝熱は主として加熱手段５
と接する袋状容器部２の限られた面積を有する壁
面２ａから熱伝導で行なわれ蓄熱材３は壁面２ａ
側から除々に相変化してゆくために、一般に蓄熱
材３の熱伝導率が低い点を考慮すると蓄熱材３の
全てが相変化するためには長時間を要するという
問題を有していた。そこで、短時間で蓄熱を完了
するために加熱手段５の出力Ｗを上げることは上
述したように蓄熱材３への伝熱量があまり増加し
ないために加熱手段５自身の温度上昇をおこし安
全性の点から不適格であつた。また、蓄熱容器４
は個々に分離されており熱的にも独立している。
よつて、蓄熱装置の一部分のみが局所保温された
場合その位置の蓄熱容器４および加熱手段５だけ
が異常に温度上昇して火災、蓄熱材３の漏れなど
の危険性を有していた。
が通電されて放出する熱により行なわれ、蓄熱材
３が相変化（固体→液体）することにより蓄熱さ
れる。加熱手段５自身の温度上昇は蓄熱材３の蓄
熱速度に左右され、蓄熱材３の吸熱（蓄熱）が言
わば熱的負荷となり抑えられている。加熱手段５
と蓄熱容器４との密着が悪いと上述した熱的負荷
は少なく加熱手段５自身の温度上昇を引き起こ
す。上記理由により蓄熱容器４の袋状容器部２上
に加熱手段５を密配線とすることは適切である。
しかしながら、袋状容器部２上に加熱手段５を密
配線することは製造上困難であると共に、加熱手
段５から蓄熱材３への伝熱は主として加熱手段５
と接する袋状容器部２の限られた面積を有する壁
面２ａから熱伝導で行なわれ蓄熱材３は壁面２ａ
側から除々に相変化してゆくために、一般に蓄熱
材３の熱伝導率が低い点を考慮すると蓄熱材３の
全てが相変化するためには長時間を要するという
問題を有していた。そこで、短時間で蓄熱を完了
するために加熱手段５の出力Ｗを上げることは上
述したように蓄熱材３への伝熱量があまり増加し
ないために加熱手段５自身の温度上昇をおこし安
全性の点から不適格であつた。また、蓄熱容器４
は個々に分離されており熱的にも独立している。
よつて、蓄熱装置の一部分のみが局所保温された
場合その位置の蓄熱容器４および加熱手段５だけ
が異常に温度上昇して火災、蓄熱材３の漏れなど
の危険性を有していた。
発明の目的
本発明はかかる従来の問題を解消するもので製
造が容易で蓄熱特性が良くかつ安全性の高い蓄熱
装置を提供するものである。
造が容易で蓄熱特性が良くかつ安全性の高い蓄熱
装置を提供するものである。
発明の構成
この目的を達成するために本発明は、一対のア
ルミラミネートフイルムの一部を接合し形成され
た袋状容器部内に蓄熱材が充填された蓄熱容器
と、複数個の前記蓄熱容器を収納・固定しかつこ
れを加熱する加熱手段を備えた良熱伝導性材料よ
りなる加熱シートとからなる。
ルミラミネートフイルムの一部を接合し形成され
た袋状容器部内に蓄熱材が充填された蓄熱容器
と、複数個の前記蓄熱容器を収納・固定しかつこ
れを加熱する加熱手段を備えた良熱伝導性材料よ
りなる加熱シートとからなる。
この構成によつて蓄熱時加熱手段より放出され
る熱はまず良熱伝導性を有する加熱シートに伝達
され拡散し、さらにこれと接する蓄熱容器内の蓄
熱材に伝達されることとなる。
る熱はまず良熱伝導性を有する加熱シートに伝達
され拡散し、さらにこれと接する蓄熱容器内の蓄
熱材に伝達されることとなる。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例を第２図を用いて説明
する。第２図において、Alラミネートフイルム
のごとき良熱伝導性を有する材質より形成された
密閉シート７内に複数個の蓄熱容器４が接着材等
によりこれと密着して固定されている。また、加
熱シート７上にはチユービングヒータ線のごとき
加熱手段５が等間隔で配線・固定されている。な
お、第１図と同一部材には同一番号を付してい
る。
する。第２図において、Alラミネートフイルム
のごとき良熱伝導性を有する材質より形成された
密閉シート７内に複数個の蓄熱容器４が接着材等
によりこれと密着して固定されている。また、加
熱シート７上にはチユービングヒータ線のごとき
加熱手段５が等間隔で配線・固定されている。な
お、第１図と同一部材には同一番号を付してい
る。
上記構成において、蓄熱時加熱手段５より放出
される熱は加熱シート７に伝導し全体に拡散され
る。次に、これと密着している蓄熱容器４の蓄熱
材３に伝達される。この時蓄熱材３は袋状容器部
２だけでなく接合部６を含めた蓄熱容器４の全体
から均一に加熱される。こうして大きい伝熱面積
による加熱により効率よく速やかに蓄熱材３に蓄
熱することができる。同時に加熱手段５自身の温
度上昇は蓄熱材３への伝熱量が大きいため低くお
さえられる。さらに、局所保温時には局部的な加
熱手段５の温度上昇は直ちに加熱シート７により
熱拡散され均一化される。こうして加熱手段５お
よび蓄熱容器４の安全性を著しく高めることがで
きる。また、加熱シート７の熱拡散作用により加
熱手段５をとくに蓄熱容器４の袋状容器部２上に
密配線する必要はなく等間隔に配線できるため製
造上容易となる。
される熱は加熱シート７に伝導し全体に拡散され
る。次に、これと密着している蓄熱容器４の蓄熱
材３に伝達される。この時蓄熱材３は袋状容器部
２だけでなく接合部６を含めた蓄熱容器４の全体
から均一に加熱される。こうして大きい伝熱面積
による加熱により効率よく速やかに蓄熱材３に蓄
熱することができる。同時に加熱手段５自身の温
度上昇は蓄熱材３への伝熱量が大きいため低くお
さえられる。さらに、局所保温時には局部的な加
熱手段５の温度上昇は直ちに加熱シート７により
熱拡散され均一化される。こうして加熱手段５お
よび蓄熱容器４の安全性を著しく高めることがで
きる。また、加熱シート７の熱拡散作用により加
熱手段５をとくに蓄熱容器４の袋状容器部２上に
密配線する必要はなく等間隔に配線できるため製
造上容易となる。
なお、本実施例では加熱手段をチユービングヒ
ータとしたが、加熱手段を面状ヒータでもよい。
さらに、加熱シートと蓄熱容器との密着のために
接着剤を用いたが、真空成形してもよい。
ータとしたが、加熱手段を面状ヒータでもよい。
さらに、加熱シートと蓄熱容器との密着のために
接着剤を用いたが、真空成形してもよい。
発明の効果
以上のように本発明の蓄熱装置によれば次の効
果が得られる。
果が得られる。
(1) 蓄熱容器は良熱伝導性を有する加熱シートを
介して全体から均一に加熱されるため蓄熱時間
を短縮することができる。
介して全体から均一に加熱されるため蓄熱時間
を短縮することができる。
(2) 加熱手段の放出する熱は(1)により効率よく蓄
熱材に伝達されるため加熱手段自身の温度上昇
が低く抑えられる。また、局部的な温度上昇は
加熱シートにより熱拡散されるため加熱手段お
よび蓄熱容器の安全性を高めることができる。
熱材に伝達されるため加熱手段自身の温度上昇
が低く抑えられる。また、局部的な温度上昇は
加熱シートにより熱拡散されるため加熱手段お
よび蓄熱容器の安全性を高めることができる。
第１図は従来の蓄熱装置の断面図、第２図は本
発明の蓄熱装置の一実施例を示す断面図である。 ２……袋状容器部、３……蓄熱材、４……蓄熱
容器、５……加熱手段、７……加熱シート。
発明の蓄熱装置の一実施例を示す断面図である。 ２……袋状容器部、３……蓄熱材、４……蓄熱
容器、５……加熱手段、７……加熱シート。
Claims (1)
- １ 一対のアルミラミネートフイルムの一部を接
合し形成された袋状容器部内に蓄熱材が充填され
た蓄熱容器と、複数個の前記蓄熱容器を収納・固
定しかつこれを加熱する加熱手段を備えた良熱伝
導性材料よりなる加熱シートからなる蓄熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59125927A JPS615845A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 蓄熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59125927A JPS615845A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 蓄熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS615845A JPS615845A (ja) | 1986-01-11 |
| JPH0322783B2 true JPH0322783B2 (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=14922392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59125927A Granted JPS615845A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 蓄熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS615845A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0226489Y2 (ja) * | 1986-12-03 | 1990-07-19 |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP59125927A patent/JPS615845A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS615845A (ja) | 1986-01-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |