JPH0436070Y2 - - Google Patents

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JPH0436070Y2
JPH0436070Y2 JP14973186U JP14973186U JPH0436070Y2 JP H0436070 Y2 JPH0436070 Y2 JP H0436070Y2 JP 14973186 U JP14973186 U JP 14973186U JP 14973186 U JP14973186 U JP 14973186U JP H0436070 Y2 JPH0436070 Y2 JP H0436070Y2
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infrared radiation
infrared
heating
radiation tubes
fixing plate
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JP14973186U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、赤外線放射ヒータユニツトに係り、
とくに、各種赤外線調理器もしくは加熱器等に好
適な赤外線ヒータユニツトに関する。
〔従来の技術〕
赤外線調理器及び加熱器等の赤外線加熱器に
は、従来より種々のものがある。そして、その多
くはヒータ部分である赤外線放射手段の両端部が
本体ケース内に固着された状態となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、昨今における赤外線加熱器の需
要増及び使用頻度の増大に伴い、同時にヒータの
断線その他の事故が発生した場合に、前述した如
くヒータ部分の両端部が本体ケース内に固着され
ていることからその交換補修作業に多くの時間と
労力を用するという不都合が生じていた。
一方、かかる不都合を改善するものとして前記
ヒータ部分を本体ケース内にて着脱可能に装備す
るものも一部で提案されている。
しかしながら、この従来例におけるヒータ部分
の着脱可能な構造のものは、接栓部分が本体ケー
ス内の加熱部分の側壁に露出していることから接
栓部分の劣化が激しく、耐久性が悪いという欠点
があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、かかる従来例の有する不都合を改善
し、これを使用することによりヒータ部分の取付
け作業をはじめとする補修作業を著しく軽減する
とともに耐久性を著しく向上させることのできる
赤外線放射ヒータユニツトを提供することを、そ
の目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案では、内部に電熱線を通したセ
ラミツク製の二本の赤外線放射管を略平行にら配
設し、これら二本の赤外線放射管の各一端部相互
間に、内部に前記電熱線導通用の導線を通した連
結管を介装し、前記二本の赤外線放射管の各他端
部に、絶縁部材を介して取付固定板を装着すると
ともに、この取付固定板の外面部分に、前記絶縁
部材を介して電源用の接続端子を設けるという構
成を採り、これによつて前記目的を達成しようと
するものである。
〔作用〕
赤外線放射管部分は、その一端部相互間に連結
管が連結されて全体的にはコ字状に形成されてい
る。このため、内部の導通回路は直列となつてい
る。一方、赤外線放射管の電源接続端は取付固定
板の外面に設けられている。従つて電源接続用の
接栓部分はすべて本体ケースの加熱部の外部に取
付けられることとなり、接栓部分の加熱による劣
化が著しく軽減され、同時に取付固定板に各ヒー
タを固着したことから、ヒータ部全体の着脱を極
く容易になし得るようになつている。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第6図
に基づいて説明する。
第1図ないし第4図において、赤外線放射ヒー
タユニツト1は、内部に電熱線2A,3Aを各々
通したセラミツク製の二本の赤外線放射管2,3
と、この赤外線放射管2,3の一端部相互間に介
装され内部に前記電熱線導通用の導線4Aを備え
た連結管4とを備えている。前記赤外線放射管
2,3の各他端部には、絶縁部材5,6を介して
取付固定板7が装着されている。。そして、この
取付固定板7の外面部分に、前記絶縁部材を介し
て電源用接続端子8,9が各々装備されている。
これを更に詳述すると、前記赤外線放射管2,
3は、加熱により遠赤外線を比較的良好に出力す
るセラミツク部材によつて構成されている。連結
管4は、本実施例では前記赤外線放射管2,3と
同一部材のセラミツクにより形成されているが、
ステンレス等の金属製部材によつて構成してもよ
い。この連結管4と前記各赤外線放射管2,3の
各一端部とは、具体的には連結部材10,11を
介して連結されている。この連結部材10,11
は、絶縁部材である碍子によつて形成されてい
る。連結部材10,11の内部には、前述した電
熱線2A又は3Aと導線4Aとを接続し導通せし
めるための金属端子10A,11Aがそれぞれ挿
入されている。
赤外線放射管2,3の他端部に装備された絶縁
部材5,6は、碍子により形成され、その中心軸
に沿つて金属端子5A,6Aが装入されている。
この金属端子5A,6Aは第1図に示す如く当該
絶縁部材5,6の外部に突出され、これによつて
外部電源用の接続部が赤外線放射管2,3から離
れて前記取付固定板7の外面に配設されるように
なつている。
前記赤外線放射管2,3部分は、連結管4とと
もに全体的にはコ字状に形成され、内部の電熱線
2A,3A及び連結管4内の導線4Aが直列に接
続されている。この電熱線2A,3Aに通電する
ことによつて赤外線放射管2,3が加熱される
と、当該赤外線放射管2,3は周囲に赤外線を有
効に放射する。
このように形成された赤外線放射ヒータユニツ
ト1は、例えば第5図ないし第6図に示す赤外線
加熱調理器20に着脱自在に装備されている。
この第5図ないし第6図に示す加熱調理器20
は、サツマイモ、トーモロコシその他の食品を加
熱調理するもので、下方に加熱調理部21があ
り、上方に調理済のものを載置するためのスペー
ス22が設けられている。このスペース22は透
明の箱形カバー23に覆われている。調理物は、
第5図にもあるように引き出し状の収納部24に
収納し加熱調理される。収納部24は、内部が目
のあらい金網24Aで形成されている。この収納
部24の上方に、加熱手段としてヒータ内蔵の赤
外線放射ヒータユニツト1が着脱自在に配設さ
れ、また、収納部24及び赤外線放射ヒータユニ
ツト1の全体を取巻く内壁部分には赤外線を有効
に反射するステンレス等の赤外線反射板20Aが
装着されている。下方には輻射熱により加熱され
て赤外線を発する複数のセラミツク部材25が敷
設されている。上方の調理済物品を載置するスペ
ース22は床面が金網22Aで形成され、下方の
加熱調理部の熱が保温用として上方へ伝わるよう
になつている。30は、前記赤外線放射ヒータユ
ニツト1を着脱装備するための開口部を示し(第
6図参照)、31は開口部用蓋部を示し、また、
32は前記赤外線放射ヒータユニツト1が調理器
内に配設された場合にその一端部側を着脱自在に
係止する係止部材を示す。更に33は断熱材を示
す。
尚、上記実施例において、赤外線放射ヒータユ
ニツト1は、二本の赤外線放射管について例示し
たが、この赤外線放射管2,3の各々に複数の赤
外線放射管を並列接続するように構成してもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成された機能するの
で、これによると、ヒータ部分全体を赤外線加熱
調理器部分に対して着脱自在に装備したことか
ら、ヒータ部分の補修作業がいたつて容易とな
り、電源用接続端子部分が加熱領域外に配設され
ていることから接続端子及びこれに係合される接
栓等の酸劣化を防止することかでき、従つてこれ
を使用した赤外線が加熱調理器については全体的
に耐久性を著しく増大せしめることのできるとい
う従来にない優れた赤外線放射ヒータユニツトを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す1部断面した
平面図、第2図は第1図の一部省略した正面図、
第3図は第2図の左側面図、第4図は第2図の右
側面図、第5図は第1図のものを装備した加熱調
理器の外観を示す斜視図、第6図は第5図の縦断
面図である。 2,3……赤外線放射管、2A,3A……電熱
線、4……連結管、4A……導線、5,6……絶
縁部材、7……取付固定板、8,9……接続端
子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部に電熱線を通したセラミツク製の二本の赤
    外線放射管を略平行に配設し、これら二本の赤外
    線放射管の各一端部相互間に、内部に前記電熱線
    導通用の導線を通した連結管を介装し、 前記二本の赤外線放射管の各他端部に、絶縁部
    材を介して取付固定板を装着するとともに、この
    取付固定板の外面部分に、前記絶縁部材を介して
    電源用の接続端子を設けたことを特徴とする赤外
    線放射ヒータユニツト。
JP14973186U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH0436070Y2 (ja)

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JP14973186U JPH0436070Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JPS6356588U JPS6356588U (ja) 1988-04-15
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JP4652322B2 (ja) * 2006-12-27 2011-03-16 ジェックス株式会社 水中用ヒーター

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