JPH09309575A - 保温容器 - Google Patents

保温容器

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JPH09309575A
JPH09309575A JP12735596A JP12735596A JPH09309575A JP H09309575 A JPH09309575 A JP H09309575A JP 12735596 A JP12735596 A JP 12735596A JP 12735596 A JP12735596 A JP 12735596A JP H09309575 A JPH09309575 A JP H09309575A
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JP
Japan
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container
heat
tape
heater
inner container
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Pending
Application number
JP12735596A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Yamaguchi
哲生 山口
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】容器本体2は、内部に保温収容部2aが形
成されている内容器4と、内容器4の外側を覆う外容器
5とを含んでおり、内容器4と外容器5との間には断熱
材6が介在している。内容器4の側面の外側には、一本
の長尺のテープ状ヒータ7が螺旋状に巻き付けられてお
り、保温収容部2a内に収容される被保温物を加熱保温
できるようにされている。テープ状ヒータ7には、PT
C特性を有する複数個のPTCサーミスタが発熱体とし
て用いられている。 【効果】1本のテープ状ヒータ7によって内容器4の4
つの側面を加熱できるので、4つの側面を加熱するため
に、例えば4つの面状ヒータをそれぞれの面に取り付け
る必要がなく、さらに、各面状ヒータの給電線を並列に
接続するといった手間を省くことができる。また、発熱
体としてPTCサーミスタが用いられているので、テー
プ状ヒータ7が取り付けられた面の温度分布が一様であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PTC(Positive
Temperature Coefficient)サーミスタを発熱体として
用いた保温容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、加温された米飯、弁当、缶コ
ーヒー、ハンバーガー等の被保温物を保温状態で保管ま
たは輸送する手段として、断熱材を容器の内外壁間に設
けた断熱容器が用いられている。この断熱容器では、断
熱材によって被保温物の放熱速度が低減され、被保温物
がさめにくい。
【0003】しかしながら、被保温物に熱を補うわけで
はないので、被保温物の温度は時間の経過とともに徐々
に下がってしまう。そこで、被保温物に熱を補うことで
保温する保温容器として、例えば、実開昭61−533
61号公報に開示されている容器を挙げることができ
る。容器を二重底や二重側面構造にすることによって設
けられた空間に発熱物質が封入されており、この発熱物
質を使用時に反応させて発熱させることによって、被保
温物が加熱保温される。このとき用いられる発熱物質と
しては、鉄粉や生石灰を例示することができ、現在、鉄
粉は使い捨てカイロ、生石灰は缶に入ったお酒の加熱に
利用されている。
【0004】ところが、この容器では、発熱物質が反応
している間は有効に発熱し作用するが、反応が終了すれ
ば、発熱が無くなり加熱保温は終了する。したがって、
容器内の被保温物を長時間保温することはできない。ま
た、反応の終了近くでは、十分な発熱が確保できない。
長時間の保温を行うために、二重構造の底面や側面の厚
みを大きくして、多くの発熱物質を封入しておくことが
考えられるが、この場合には、収容量に対して容器が大
きくなり、収容効率の悪い容器となってしまう。
【0005】また、被保温物を長時間保温できる保温容
器として、容器の二重構造の底面や側面の内部に面状の
電気ヒータ(以下、単に「面状ヒータ」という)を配設
して、この電気ヒータによって被保温物を加熱保温する
容器がある。面状ヒータは、二重底や二重側面から露出
した状態に設けられている場合と、完全に埋設されて露
出させない場合とがあるが、露出している場合には、容
器内に食品を直に収容しても面状ヒータが錆びないよう
に特殊な表面加工を施す必要があるので、露出させない
構造の方が好ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】面状ヒータが二重構造
の底面や側面に設けられるときには、底面や側面の面積
に応じてヒータの大きさが決定された上で貼り付けられ
る。このとき、曲面や折り曲げられた面への取付は難し
く、この部分の加熱が弱くなるおそれもある。また、カ
ーボンと樹脂との複合品を発熱体とした面状ヒータが、
容器の側面に取り付けられた場合、取り付けられた面の
上部は被保温物と接触していないので温度が高くなり、
下部は被保温物に熱を奪われるので温度が低くなってし
まう。このとき、例えば、被保温物が米飯の場合には、
上部の水分が蒸発して固くなり、風味や歯ごたえを損な
ってしまう。
【0007】そこで、実開平7−9231号公報に示さ
れているように、自己温度制御機能を有するPTCサー
ミスタをアルミニウム等の金属放熱板に接続し、その放
熱板を側面または底面に貼ることによって、上述のよう
な温度分布を小さくすることができる。しかし、容器の
複数の面を加熱保温する場合には、加熱すべき面の数と
同数の面状ヒータが必要な上に、各面状ヒータの給電線
を並列に接続するといった手間がかかり、製造コストが
高くなる。
【0008】そこで、本発明の目的は、ヒータ取付面の
温度分布が均一であり、かつ、容器を構成する部品点数
が少なく、製造コストを低減できる保温容器を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の保温容器は、被保温物を収容するた
めの収容部を有する内容器と、内容器を被覆する外容器
とを含む保温容器であって、正特性サーミスタを発熱体
とした長尺テープ状のヒータが、上記内容器の外側に取
り付けられていることを特徴とするものである。
【0010】請求項1記載の構成によれば、内容器の外
側に取り付けられた長尺のテープ状ヒータによって、収
容部に収容された被保温物が加熱保温される。例えば、
内容器の側面に1本のテープ状ヒータが巻装されること
によって、すべての側面を加熱することができる。よっ
て、内容器の複数の面を加熱保温する場合でも、従来の
ように加熱すべき面の数と同数の面状ヒータを必要とせ
ず、さらに、各面状ヒータの給電線を並列に接続すると
いった手間を省くことができる。ゆえに、製造コストを
低減することができる。
【0011】また、複数本のテープ状ヒータが取り付け
られている場合には、複数本のテープ状ヒータを選択的
にオン/オフすることによって、保温温度を変更するこ
とができる。さらに、発熱体としてPTCサーミスタが
用いられているので、ヒータが取り付けられた面の温度
分布が一様となる。
【0012】また、請求項2記載の発明は、長尺テープ
状ヒータが取り付けられた内容器の外側と外容器の内側
との間に、発泡樹脂による断熱材が介在されてなる請求
項1記載の保温容器である。請求項2記載の構成によれ
ば、内容器と外容器との間に断熱材が介在されているの
で、外容器がテープ状ヒータによって加熱されない。
【0013】請求項3記載の発明は、上記長尺テープ状
ヒータは、電気絶縁性、発熱体の発熱に耐え得る耐熱性
および柔軟性を有する被覆部材によって発熱体が絶縁被
覆されてなるものであることを特徴とする請求項1また
は請求項2記載の保温容器である。請求項3記載の構成
によれば、発熱体が柔軟性を有する材料によって絶縁被
覆されているので、外部に漏電するおそれがない。さら
に、テープ状ヒータ全体が柔軟であるから、曲面や折り
曲げられた面に取り付けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の
一実施形態である保温容器の構成を示す断面図である。
また、図2は、上記保温容器の容器本体の構成を示す分
解斜視図である。さらに、図3は、上記容器本体を背面
から見た図である。
【0015】保温容器1は、例えば直方体形状の容器で
あり、上面が開口されて、内部に米飯等の被保温物を収
容するための収容部2aが形成された容器本体2と、上
記開口を閉塞し、収容部2a内を密封状態にするための
蓋体3とを有している。容器本体2は、内部が収容部2
aにされている内容器4と、内容器4の外側を覆う外容
器5とを含んでおり、内容器4と外容器5との間には断
熱材6が介在している。内容器4および外容器5は、例
えばポリプロピレン等の合成樹脂の成形品からなり、断
熱材6は、例えばポリスチレン発泡体、スチレン−無水
マレイン酸共重合発泡体、ポリウレタン発泡体またはポ
リプロピレン発泡体等の発泡樹脂からなるものである。
【0016】蓋体3は、ポリスチレン発泡体等の発泡樹
脂からなる断熱材30が、合成樹脂成形品からなる外装
体31によって全周被覆されて形成されており、その下
面側には、容器本体2の上面開口に沿って凸部3aが形
成されている。蓋体3が容器本体2に装着されるとき
に、凸部3aが容器本体2の開口に嵌め合わされて、収
容部2aが密封状態にされる。
【0017】内容器4の側面の外側には、図2に示すよ
うに、一本の長尺のテープ状ヒータ7が螺旋状に巻き付
けられており、内容器4の4つの側面を加熱することに
よって、収容部2a内に収容される被保温物を加熱保温
できるようにされている。以下に、図4および図5を参
照して、テープ状ヒータ7の内部構成について説明す
る。
【0018】テープ状ヒータ7には、PTC(Positive
Temperature Coefficient)特性を有する複数個のPT
Cサーミスタ8が発熱体として用いられている。PTC
サーミスタ8は、電圧が印加されると発熱する、例えば
チタン酸バリウムを主成分とするチップ状の半導体であ
る。PTCサーミスタ8は、室温からキュリー温度(抵
抗急変温度)Tcまでは低抵抗であるが、キュリー温度
Tcを越えると抵抗値が増大する特性を有する感熱素子
である。したがって、PTCサーミスタ8は、キュリー
温度Tcを下回る低温下において電圧が印加されると、
抵抗値が小さいため大電流が流れ、この結果、急激に温
度が上昇する。一方、温度がキュリー温度Tcを越える
と、抵抗値が増加してPTCサーミスタ8を流れる電流
量が低下するので発熱量が減少することにより、一定温
度以上には温度が上がらず、温度を安定に保つことがで
きる。すなわち、PTCサーミスタ8は、自己温度制御
機能を有している。よって、温度制御回路や加熱防止回
路等を別途設ける必要がない。また、テープ状ヒータ7
が取り付けられた面の温度分布が一様になるので、局部
加熱による発火等のおそれもない。
【0019】PTCサーミスタ8は、テープ状ヒータ7
の長手方向に平行に配設された一対の導電線9aおよび
9bに跨がった状態に、互いに所定の間隔を置いて設け
られている。PTCサーミスタ8は、導電性を有する金
属によって形成された留め具10によって導電線9aお
よび9bに固定されており、導電線9aおよび9bには
接続された給電コード11が図外の交流電源に接続され
ることによって、PTCサーミスタ8に電力が供給され
る。また、PTCサーミスタ8の表面の留め具10が当
接する部分には、例えば銀塗料を塗布して形成されたオ
ーム性電極12が設けられており、PTCサーミスタ8
と留め具10とはオーム性接続している。
【0020】PTCサーミスタ8、導電線9aおよび9
bならびに留め具10は、電気絶縁性およびPTCサー
ミスタ8の発熱に耐え得る耐熱性を有する柔軟な材料、
例えばブチルゴム等からなる被覆部材13によって被覆
されており、外部と電気的に絶縁されている。被覆部材
13は、シート状に形成された一対の部材であって、P
TCサーミスタ8、導電線9aおよび9bならびに留め
具10を上下から挟み込んだ状態で圧着される。
【0021】また、図3に示すように、テープ状ヒータ
7の先端部分ならびに導電線9aおよび9bと給電コー
ド11との接続部分は、それぞれ封止部材14および1
5によって被覆されており、外部と電気的に絶縁されて
いる。このように、テープ状ヒータ7の内部ならびに導
電線9aおよび9bと給電コード11との接続部分が、
外部と完全に絶縁されているので、たとえ内容器4と断
熱材6との間に水分が進入した場合であっても、漏電の
おそれがない。
【0022】内容器4に巻き付けられたテープ状ヒータ
7は、内容器4が外容器5によって覆われたときに、内
容器4と断熱材6とによって挟持されることによって、
その状態が保持される。したがって、内容器4を外容器
5内に収容するときには、テープ状ヒータ7を内容器4
に接着剤等によって強固に固定しておく必要はなく、装
着時にずれない程度に接着剤等によって仮止めしておく
だけでよい。
【0023】以上のように、1本のテープ状ヒータ7に
よって内容器4の4つの側面を加熱できるので、4つの
側面を加熱するために、例えば4つの面状ヒータをそれ
ぞれの面に取り付ける必要がなく、さらに、各面状ヒー
タの給電線を並列に接続するといった手間を省くことが
できる。ゆえに、製造コストを低減することができる。
【0024】また、発熱体としてPTCサーミスタが用
いられているので、テープ状ヒータ7が取り付けられた
面の温度分布が一様である。ゆえに、被保温物が例えば
米飯の場合に、上部の水分が蒸発して固くなるといった
ようなことがない。本発明の実施の形態の説明は以上の
通りであるが、本発明は上述の実施の形態に限定される
ものではない。例えば、上述の実施形態においては、テ
ープ状ヒータ7が内容器4の4つの側面の外表面に螺旋
状に巻き付けられるとしたが、テープ状ヒータ7は、作
業性が良く、かつ、熱効率の良い状態に固定されていれ
ばよい。
【0025】例えば、図6に示すように、1本のテープ
状ヒータ7が、内容器4の4つの側面の外側に、ジグザ
グ状に取り付けられていてもよい。このとき、1本のテ
ープ状ヒータによって内容器4の4つの側面が加熱され
る。また、図7に示すように、1本のテープ状ヒータ7
によって、内容器4の対向している2つの側面および底
面が加熱されるように取り付けられていてもよい。
【0026】また、内容器4に巻装されているテープ状
ヒータ7は1本であったが、2本以上のテープ状ヒータ
7が内容器4に巻装されていてもよい。たとえば、図8
に示す保温容器では、内容器4の側面に、2本のテープ
状ヒータ7が螺旋状に巻き付けられている。このように
構成されている場合には、2本のテープ状ヒータ7のう
ちのどちらか1本をオンにしたり、両方をオンにするこ
とによって、保温温度を変更することが可能である。ま
た、この場合であっても、内容器4の4つの面のそれぞ
れに4つの面状ヒータが取り付けられる場合と比べて、
使用するヒータの数が少ないので、配線等も簡単であ
る。
【0027】さらに、上述の実施形態においては、容器
本体2は、図1に示すように、合成樹脂からなる内容器
4および外容器5と、発泡樹脂からなる断熱材6とから
なるとされている。しかし、図9に示すように、外容器
5aが、発泡樹脂により一体成形されて、断熱材として
の機能を併有するように実施されてもよい。被覆部材1
3の素材としてブチルゴムを例示したが、ブチルゴムの
他に、PTCサーミスタ8の発熱によって変形や溶融し
ない樹脂やゴム等を用いることができる。例えば、天然
ゴム、ブタジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム、ク
ロロプレンゴム、イソプレンゴム、スチレン−ブタジエ
ンゴム、アクリルゴム、クロロスルホン化ゴム、シリコ
ーンゴム、フルオロシリコンゴム、フッ素樹脂ゴム等の
ゴム材料を挙げることができる。また、ポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル
樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ−4−メチルペンテン−
1、シリコン樹脂、フッ素樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリフェニレンオキシド樹脂、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリイミド樹脂等の樹脂材
料を挙げることができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、例えば、
内容器の側面に1本のテープ状ヒータを巻き付けること
によって、すべての側面を加熱することができる。よっ
て、内容器の複数の面を加熱保温する場合でも、従来の
ように加熱すべき面の数と同数の面状ヒータを必要とせ
ず、さらに、各面状ヒータの給電線を並列に接続すると
いった手間を省くことができる。ゆえに、製造コストを
低減することができる。
【0029】また、複数本のテープ状ヒータが取り付け
られている場合には、複数本のテープ状ヒータを選択的
にオン/オフすることによって、保温温度を変更するこ
とができる。さらに、発熱体としてPTCサーミスタが
用いられているので、ヒータが取り付けられた面の温度
分布が一様である。ゆえに、ヒータ取付面の上部ほど温
度が高くなり、下部の温度は低くなることによって、被
保温物が例えば米飯の場合に、上部の水分が蒸発して固
くなるといったようなことがない。
【0030】請求項2記載の発明によれば、内容器と外
容器との間に断熱材が介在されているので、テープ状ヒ
ータから発生される熱が外容器に奪われない。したがっ
て、加熱効率が良い。請求項3記載の発明によれば、発
熱体が柔軟性を有する材料によって絶縁被覆されている
ので、外部に漏電するおそれがない。さらに、テープ状
ヒータ全体が柔軟であるから、曲面や折り曲げられた面
に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である保温容器の構成を示
す断面図である。
【図2】上記保温容器の容器本体の構成を示す分解斜視
図である。
【図3】上記容器本体を側面から見た図である。
【図4】テープ状ヒータの内部構成を示す図である。
【図5】上記テープ状ヒータの断面図である。
【図6】テープ状ヒータの内容器への取付の変形例を示
す側面図である。
【図7】テープ状ヒータの内容器への取付のさらに他の
変形例を示す図である。
【図8】2本のテープ状ヒータが取り付けられた内容器
の側面図である。
【図9】外容器が発泡樹脂によって構成された保温容器
の断面図である。
【符号の説明】
1 保温容器 2 容器本体 2a 収容部 4 内容器 5,5a 外容器 6 断熱材 7 テープ状ヒータ 8 PTCサーミスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被保温物を収容するための収容部を有する
    内容器と、内容器を被覆する外容器とを含む保温容器で
    あって、 正特性サーミスタを発熱体とした長尺テープ状のヒータ
    が、上記内容器の外側に取り付けられていることを特徴
    とする保温容器。
  2. 【請求項2】長尺テープ状ヒータが取り付けられた内容
    器の外側と外容器の内側との間に、発泡樹脂による断熱
    材が介在されてなる請求項1記載の保温容器。
  3. 【請求項3】上記長尺テープ状ヒータは、電気絶縁性、
    発熱体の発熱に耐え得る耐熱性および柔軟性を有する被
    覆部材によって発熱体が絶縁被覆されてなるものである
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の保温容
    器。
JP12735596A 1996-05-22 1996-05-22 保温容器 Pending JPH09309575A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1178704A2 (en) * 2000-05-11 2002-02-06 Renato Borghese Container equipped with a thermally self regulated heater, applicable inparticular for heating substances to be maintained at a constant temperature.
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