JPS6334218Y2 - - Google Patents

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JPS6334218Y2
JPS6334218Y2 JP14200982U JP14200982U JPS6334218Y2 JP S6334218 Y2 JPS6334218 Y2 JP S6334218Y2 JP 14200982 U JP14200982 U JP 14200982U JP 14200982 U JP14200982 U JP 14200982U JP S6334218 Y2 JPS6334218 Y2 JP S6334218Y2
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JP
Japan
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chassis
printed circuit
circuit board
grounding device
grounding
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JP14200982U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プリント基板に形成されているア
ースパターンを簡単な操作によつてシヤーシ等に
選択的に導通させ得るアース装置に関する。
一般に、音響機器や測定機器等の電気機器にお
いては、プリント基板のアースパターンは、最終
的に金属性シヤーシや金属性キヤビネツトにアー
スされることになるが、従来ではアース用の爪を
使用して前記金属性シヤーシや金属性キヤビネツ
トにこのアース用の爪を喰い込ませ、締着等の方
法によりアースをとるようにしている。しかしな
がら、例えば電源トランスを有する機器では、そ
の製造工程の途中や組み立て工程が終了した後
に、電源トランスの耐圧試験を行なうためにアー
スを切らなければならない場合が生ずる。その場
合、従来のアース手段は上記した爪によるもので
あるため、組み上つた底蓋やキヤビネツトをわざ
わざ取り外すようにしている。この底蓋やキヤビ
ネツトを取り外すためには、それらの取付ネジを
取り外さねばならず、また、作業者は取り外した
ネジを紛失しないように注意したり、ネジの取り
付け、取り外しに際しキヤビネツト等の外装部品
に傷をつけないように注意する必要がある。これ
らは作業者に負担をかけるとともに、作業時間と
作業工程を増加させ、製造コスト上望ましくない
ものであつた。
この考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、底蓋やキヤビネツ
ト等を取り外すことなくプリント基板をシヤーシ
に固定したまま、簡単な操作によりアースを導通
もしくは非導通状態になし得る装置を提供するこ
とにある。すなわち、この考案は、電気絶縁材か
らなる固定ブロツクを介してプリント基板をシヤ
ーシに仮固定し、この状態で導電性を有するボル
ト等を利用してプリント基板のアースパターンと
シヤーシ間の導通をはかると同時に、プリント基
板をシヤーシに固定する構成を特徴としている。
以下、この考案を添付図面に示された実施例を
参照して詳細に説明する。
第1図は、この考案に係るアース装置の組立斜
視図、第2図はその分解図である。これらの図に
おいて、アース装置は、金属製のシヤーシ1、プ
リント基板2、基板ホルダー3および基板ホルダ
ー3をシヤーシ1に固定するための固定ブロツク
4とを含んでいる。この場合、上記固定ブロツク
4は合成樹脂材等の電気絶縁材によつて形成さ
れ、シヤーシ1側に面した下面には、シヤーシ1
に穿孔された1対の角孔5にスナツプ式に嵌入さ
れ、嵌入後角孔5の端縁と係合して抜けないよう
に配慮された矢尻状の係合突起6,6が突設され
ている。また、この固定ブロツク4の上面には、
基板ホルダー3の下面に設けられた1対の切欠部
7に係合し、基板ホルダーを挾持する1対の矢尻
状係合突起8が突設されている。なお、参照符号
9はシヤーシ1に穿孔された孔であつて、固定ブ
ロツク4にはその孔9と同心的に位置決めされる
透孔10が穿設されている。上記基板ホルダー3
は、導電性の金属板によつて形成されており、こ
の金属板には前記切欠部7が設けられた固定ブロ
ツク取付固定面11と、これに直角に設けられた
プリント基板取付固定面12とが形成されてい
る。さらにこれらの固定面11,12には、固定
ブロツク4とプリント基板2固定用のボルト挿通
孔13,14が穿設されている。プリント基板2
には、基板ホルダー3のプリント基板取付固定面
12と接する部分にアースパターン15の一部が
配線されており、また、当該部位にボルト16用
の孔17が穿孔されている。
これらの各部品を組み立てる際には、まず、固
定ブロツク4下面の係合突起6,6をシヤーシ1
の角孔5,5に強制的に嵌入すると、係合突起
6,6は若干間隔をせばめられて角孔5,5を通
り、係合突起6の係合部6′がこの角孔5を通過
した時点で弾性的に復元して角孔5の端縁に所謂
スナツプ式に係合し、固定ブロツク4はシヤーシ
1に仮固定される。次に、基板ホルダー3の切欠
部7,7を固定ブロツク4上面に突設された係合
突起8,8に同様にスナツプ式に係合させ仮固定
する。これらの係合突起6,8のシヤーシ1や基
板ホルダー3への係合方向や係合方法およびその
形状は固定ブロツク4や基板ホルダー3の形状等
に応じて種種選択できることはいうまでもない。
一方、プリント基板2は、アースパターン15
の一部に設けられた孔17にボルト16を挿入
し、さらにこのボルト16を基板ホルダー3に螺
設されたボルト挿通孔14に螺合・緊締すること
によりプリント基板取付固定面12に固定され
る。この取付状態においては、プリント基板2と
シヤーシ1とは電気的に絶縁されている。
上記工程終了後、例えばその他の必要な組立作
業や調整作業を行なつたのち、第3図に示すよう
にシヤーシ1にキヤビネツト18を取り付ける。
この状態においても、まだアースパターン15は
シヤーシ1に導通されておらず、そのためアース
をとらない状態でのみ行う試験、例えば電源トラ
ンスの耐圧試験等を行なうことができる。そし
て、その試験終了後、第4図に示すようにアース
用ボルト19をシヤーシ1の下面から上記した孔
9,10に挿入して基板ホルダー3のボルト挿通
孔13に螺合させる。このアース用ボルト19は
導電性の良い金属製であつて、ボルト挿通孔13
に螺合して緊締するとボルト19の頭部がシヤー
シに接触し、これによりアースパターン15とシ
ヤーシ1とが導通してアースを取ることができ
る。
以上のようにこのアース装置においては、シヤ
ーシ1とアースパターン15との導通はアース用
ボルト19によつて行なわれ、プリント基板2や
基板ホルダー3を固定(仮固定)したまま必要に
応じボルト19を取り外して、すなわちアースを
切つて電源トランスの耐圧試験を行なうことが可
能であり、このとき、プリント基板2、キヤビネ
ツト18との取付け、その他の配線、機構に全く
手を付ける必要がないので、非常に簡単かつ能率
的である。
上記実施例は、プリント基板2がシヤーシ1の
面に対して直角に取り付けられた例であるが、他
の実施例として、プリント基板2がシヤーシ1の
面に対して平行に取り付けられる場合を第5図、
第6図および第7図に示す。
この変形実施例におけるアース装置は、金属製
のシヤーシ1、プリント基板20、固定ブロツク
21、アース用ボルト19および金属製のホルダ
ー22とから構成されているが、前記実施例と同
様に合成樹脂材等の電気絶縁材からなる固定ブロ
ツク21の下面と上面には、シヤーシ1に穿孔さ
れた角孔5,5にスナツプ式に係合する1対の矢
尻状係合突起23,23およびプリント基板20
に穿孔された1対の角孔24,24に同様に係合
する1対の矢尻状係合突起25,25がそれぞれ
突設されている。この両係合突起23,25は、
それぞれ外向きに係合部26,27を有し、一旦
係合すると抜けないように考慮されている。ま
た、シヤーシ1、固定ブロツク21およびプリン
ト基板20のアースパターン(図示せず)の一部
には、それぞれ同心の孔28,29,30が穿設
されている。一方、導電性を有する金属製のホル
ダー22には、シヤーシ1、固定ブロツク21お
よびプリント基板20にそれぞれ穿設されている
上記孔28,29,30に、シヤーシ1の下面側
から挿入されるアース用ボルト19と螺合するボ
ルト挿通孔31が螺設されている。したがつてボ
ルト19を緊締することにより、このホルダー2
2は上から押えつけるようにしてプリント基板2
0を固定ブロツク21に固定するとともに、プリ
ント基板20の図示しないアースパターンをボル
ト19を介してシヤーシ1に電気的に導通する。
この構成によると、組立時には第6図に示すよ
うにプリント基板20およびホルダー22を固定
ブロツク21の各係合突起23,25を利用して
絶縁状態で固定(仮固定)して組立工程を終了
し、前記実施例と同様に組み立て完了後、シヤー
シ1にアースパターンを導通しない状態で前記の
試験を行なうことができる。そして、試験終了後
には、第7図に示すようにシヤーシ1の下面から
アース用ボルト19を挿入して、ホルダー22の
ボルト挿通孔31に螺合・緊締してホルダー22
をしつかりと固定し、製品を完成する。このと
き、プリント基板20のアースパターンとシヤー
シ1は、ホルダー22とアース用ボルト19を介
して導通状態となつている。この例においても、
全工程を終了し、製品完成後において、アース用
ボルト19を取り外すことによつてただちにアー
スパターンとの導通を断ち切ることができること
はいうまでもない。
また、この実施例においては、固定ブロツク2
1によつてプリント基板20とホルダー22を仮
固定し、その後アース用ボルト19を用いてプリ
ント基板20の固定とアースパターンとシヤーシ
1との導通をはかつているが、これに対しホルダ
ー22の取り付けを省略してプリント基板20の
アースパターン部に直接雌ネジ孔を穿設し、この
雌ネジ孔を利用してアース用ボルト19によつて
プリント基板20を固定するようにしてもよい。
さらには、これらの実施例に示されている固定ブ
ロツク4,21とシヤーシ1との係合部、固定ブ
ロツク4,21と基板ホルダー3あるいはプリン
ト基板2との係合態様は、角孔とそれに対応する
形状の係合突起であるが、円孔とこの円孔より若
干大径の球状体を先端に有する係合突起との組み
合せであつてもよい。
以上述べたように、この考案によれば、固定ブ
ロツクとアース用ボルトを利用して、プリント基
板を固定(仮固定)したまま、アースパターンと
シヤーシとの間を簡単な操作により選択的に導通
もしくは非導通状態にすることができるため、製
品の組立工程時あるいは組立完了後にかかわら
ず、キヤビネツトや底蓋を取り外すことなく電源
トランスの耐圧試験等を簡単に行なうことがで
き、きわめて実用的である。また、これに伴なつ
て工程が削減され、製造コストの低減をも図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るアース装置の組立斜
視図、第2図はその分解図、第3図はプリント基
板を仮固定した態様を示す側面図、第4図は前記
第3図の状態においてアース用ボルトによりプリ
ント基板の固定とシヤーシ・アースパターン間の
導通をはかつた態様を示す側面図、第5図は他の
実施例を示すアース装置の分解図、第6図は仮固
定の態様を示す側面図、第7図は前記第6図の状
態においてアース用ボルトによりプリント基板の
固定とシヤーシ・アースパターン間の導通をはか
つた態様を示す側面図である。 図において、1はシヤーシ、2,20はプリン
ト基板、3は基板ホルダー、4,21は固定ブロ
ツク、5,24は角孔、6,8,23,25は係
合突起、7は切欠部、9,10,17,28,2
9,30は孔、11は固定ブロツク固定面、12
はプリント基板固定面、13,14,31はボル
ト挿通孔、15はアースパターン、16はボル
ト、18はキヤビネツト、19はアース用ボル
ト、22はホルダー、26,27は係合部であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プリント基板に形成されているアースパター
    ンを電気機器のシヤーシに選択的に導通させる
    ためのアース装置であつて、 一方の面に前記プリント基板に対する保持手
    段をもち、かつ、他方の面に前記シヤーシに対
    する係合手段を有する電気絶縁材からなる固定
    ブロツクと、該固定ブロツクを貫通して前記シ
    ヤーシと前記プリント基板とを機械的に連結す
    るとともに、そのアースパターンを前記シヤー
    シに電気的に導通する導電性のボルト等からな
    る緊締手段とを備えてなり、前記緊締手段の取
    り付け取り外しに関連して、前記アースパター
    ンとシヤーシとが導通もしくは非導通になされ
    ることを特徴とするアース装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)において、前記係
    合手段は、前記シヤーシ側に穿設された係合孔
    と、該係合孔に弾性的に係合し得るように前記
    固定ブロツクに一体成形された矢尻状の係合突
    起とからなることを特徴とするアース装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲(1)において、前記保
    持手段は、前記プリント基板側に形成されてい
    る切欠部もしくは係合孔に対して弾性的に係合
    する矢尻状の係合突起からなることを特徴とす
    るアース装置。 (4) 実用新案登録請求の範囲(1)において、前記保
    持手段は、前記アースパターンと電気的に接触
    してそのプリント基板を保持する第1の取付固
    定部と、前記固定ブロツクの一方の面に取付固
    定される第2の取付固定部とを有する導電性の
    基板ホルダーであることを特徴とするアース装
    置。 (5) 実用新案登録請求の範囲(1)において、前記保
    持手段は、前記アースパターン上に載置され、
    前記シヤーシ側から前記固定ブロツクを貫通し
    て延びる前記緊締手段と螺合する導電性ナツト
    部材であることを特徴とするアース装置。 (6) 実用新案登録請求の範囲(5)において、前記シ
    ヤーシ、固定ブロツクおよびアースパターンの
    各々には、同心的に位置決めされる透孔が穿設
    され、該透孔内に前記緊締手段が挿通されるこ
    とを特徴とするアース装置。
JP14200982U 1982-09-20 1982-09-20 ア−ス装置 Granted JPS5946458U (ja)

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JPS5946458U JPS5946458U (ja) 1984-03-28
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JPS5946458U (ja) 1984-03-28

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