JPS633349Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS633349Y2 JPS633349Y2 JP361282U JP361282U JPS633349Y2 JP S633349 Y2 JPS633349 Y2 JP S633349Y2 JP 361282 U JP361282 U JP 361282U JP 361282 U JP361282 U JP 361282U JP S633349 Y2 JPS633349 Y2 JP S633349Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- road surface
- protection band
- track
- crawler track
- crawler
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ユンボ等の建設機械の履帯上に、所
要間隔で幅員方向に着脱自在に取付けられる路面
保護バンドに関する。
要間隔で幅員方向に着脱自在に取付けられる路面
保護バンドに関する。
一般舗装道路等における土木工事では掘削機械
としてユンボ等が使用されているが、履帯が硬質
であるためユンボ移動範囲内の舗装道路表面が傷
つけられるという社会的な問題を生じている。こ
れに対処するために施工現場付近に路面損傷防止
用の板やシート材等を敷設しているが、この敷設
作業に時間と労力を要するために作業能率が低下
するとともに路面の保護も完全ではないという現
状である。またユンボを現場に搬入する際に止む
を得ず公道を走行する場合があり、この走行時に
おいても路面を損傷するという問題があつた。
としてユンボ等が使用されているが、履帯が硬質
であるためユンボ移動範囲内の舗装道路表面が傷
つけられるという社会的な問題を生じている。こ
れに対処するために施工現場付近に路面損傷防止
用の板やシート材等を敷設しているが、この敷設
作業に時間と労力を要するために作業能率が低下
するとともに路面の保護も完全ではないという現
状である。またユンボを現場に搬入する際に止む
を得ず公道を走行する場合があり、この走行時に
おいても路面を損傷するという問題があつた。
本考案はユンボ等の履帯式走行車輛の現場作業
時及び公道走行時における上記のような問題を解
決するために案出されたもので、その目的は履帯
に路面保護バンドを取付けることにより履帯走行
形式車輛の作業時及び走行時に路面を損傷させる
ことを防止するものである。
時及び公道走行時における上記のような問題を解
決するために案出されたもので、その目的は履帯
に路面保護バンドを取付けることにより履帯走行
形式車輛の作業時及び走行時に路面を損傷させる
ことを防止するものである。
本考案は、上面に弾性板を一様に貼着し、履帯
側縁と係合するために下方に屈曲した幅員側端部
と、履帯の突部と嵌合するように基部の下面に配
置された突片とを有し、且つ収縮自在な連結部材
により互いに連結可能な2分割された保護バンド
単体からなることを特徴とする路面保護バンドに
係るものである。
側縁と係合するために下方に屈曲した幅員側端部
と、履帯の突部と嵌合するように基部の下面に配
置された突片とを有し、且つ収縮自在な連結部材
により互いに連結可能な2分割された保護バンド
単体からなることを特徴とする路面保護バンドに
係るものである。
以下、添付図面に示す実施例に基いて具体的に
説明すれば、第1図と第2図に本考案に係る路面
保護バンド1が示されており、同バンドは2つの
保護バンド単体2a,2bよりなり、この単体が
引張りばね3により連結されている。保護バンド
単体2a,2bは略同形状に形成されており、4
は一端に下方に屈曲する履帯側縁部との係合部5
a,5bを有する鋼板製よりなる基板、6は同基
板の下面に所要平行間隔をおいて突出するように
設けられ履帯の幅員方向の突部を嵌合することの
できる突片、7は同様に基板4下面に設けられ引
張りばね3を係止する係止片、さらに8は基板4
上面に一様に張着される硬質ゴム等よりなる弾性
板である。また9は一対の保護バンド単体2a,
2bのうちいずれか一方の係合部外側に取付けら
れる握り杆であり、同杆は双方の保護バンド単体
に設けておいてもよい。
説明すれば、第1図と第2図に本考案に係る路面
保護バンド1が示されており、同バンドは2つの
保護バンド単体2a,2bよりなり、この単体が
引張りばね3により連結されている。保護バンド
単体2a,2bは略同形状に形成されており、4
は一端に下方に屈曲する履帯側縁部との係合部5
a,5bを有する鋼板製よりなる基板、6は同基
板の下面に所要平行間隔をおいて突出するように
設けられ履帯の幅員方向の突部を嵌合することの
できる突片、7は同様に基板4下面に設けられ引
張りばね3を係止する係止片、さらに8は基板4
上面に一様に張着される硬質ゴム等よりなる弾性
板である。また9は一対の保護バンド単体2a,
2bのうちいずれか一方の係合部外側に取付けら
れる握り杆であり、同杆は双方の保護バンド単体
に設けておいてもよい。
上記構成の路面保護バンド1を履帯Aに取付け
るには、第1図に示すように保護バンド単体2b
を車輛本体側に位置させ係合部5bを履帯Aの側
端部に係止させ、握り杆9を手で持つて履帯Aの
幅員方向に引つ張る。この引つ張り力によつて引
張ばね3が伸び、両係合部5a,5b間の距離が
履帯Aの幅員方向長さより大きくなつた時点で他
方の保護バンド単体2aを履体A上にもたらし、
係合部5aを同履体の他側側端部に係止させる。
従つて保護バンド単体2a,2bは引張ばね3に
よつて両係合部5a,5bが履体Aの両側端に付
勢力を有して安定的に固着される。またこの取付
時において、第3図に示すように保護バンド単体
2a,2bの基板4下面の両突片6,6が履体A
の突部A−1をその長手方向に嵌合するような配
置となり、履帯A進行方向に対して安定固着でき
るものである。
るには、第1図に示すように保護バンド単体2b
を車輛本体側に位置させ係合部5bを履帯Aの側
端部に係止させ、握り杆9を手で持つて履帯Aの
幅員方向に引つ張る。この引つ張り力によつて引
張ばね3が伸び、両係合部5a,5b間の距離が
履帯Aの幅員方向長さより大きくなつた時点で他
方の保護バンド単体2aを履体A上にもたらし、
係合部5aを同履体の他側側端部に係止させる。
従つて保護バンド単体2a,2bは引張ばね3に
よつて両係合部5a,5bが履体Aの両側端に付
勢力を有して安定的に固着される。またこの取付
時において、第3図に示すように保護バンド単体
2a,2bの基板4下面の両突片6,6が履体A
の突部A−1をその長手方向に嵌合するような配
置となり、履帯A進行方向に対して安定固着でき
るものである。
以上の取付方法により路面保護バンド1が履帯
Aに取付けられるが、第4図のように各履帯全て
に設ける必要はなく、履帯Aが弛緩しても同履帯
Aが直接路面に接触することがないような所要ピ
ツチにて取付ければよい。
Aに取付けられるが、第4図のように各履帯全て
に設ける必要はなく、履帯Aが弛緩しても同履帯
Aが直接路面に接触することがないような所要ピ
ツチにて取付ければよい。
同第4図において路面保護バンド1の弾性板8
のみが路面Rに接触し、履帯Aが直接路面に触れ
ることがないので、車輛が路面A上を走行しても
同路面表面を傷つけることがない。従つて路面走
行時に、車輛の走行方向に路面損傷防止用の板等
を敷設する必要なく、車輛は任意方向に自在に走
行でき、機動性にも優れた路面上の走行が、同路
面表面を損傷を起すことなく可能となるものであ
る。
のみが路面Rに接触し、履帯Aが直接路面に触れ
ることがないので、車輛が路面A上を走行しても
同路面表面を傷つけることがない。従つて路面走
行時に、車輛の走行方向に路面損傷防止用の板等
を敷設する必要なく、車輛は任意方向に自在に走
行でき、機動性にも優れた路面上の走行が、同路
面表面を損傷を起すことなく可能となるものであ
る。
尚、以上の実施例では履帯走行方向に対する路
面保護バンドの安定固着を基板4下面の突片6,
6間にて履帯Aの突部A−1を嵌合する方法によ
つたが、履帯Aの形状に応じて所要の手段にて行
うことも可能である。
面保護バンドの安定固着を基板4下面の突片6,
6間にて履帯Aの突部A−1を嵌合する方法によ
つたが、履帯Aの形状に応じて所要の手段にて行
うことも可能である。
以上のように本考案に係る路面保護バンドは履
帯式走行車輛の履帯に取付けることにより下記の
効果を奏する。
帯式走行車輛の履帯に取付けることにより下記の
効果を奏する。
(1) 路面走行時には路面保護バンドの弾性体のみ
が路面に接触するだけなので、路面を損傷する
ことがない。
が路面に接触するだけなので、路面を損傷する
ことがない。
(2) 車輛走行方向に路面損傷防止用の板を敷設す
る必要がないので、同敷設作業時間を費やすこ
とがなく車輛の現場への搬入作業が軽減でき
る。
る必要がないので、同敷設作業時間を費やすこ
とがなく車輛の現場への搬入作業が軽減でき
る。
(3) 上記(2)のように路面防止用板を必要とするこ
とがないとともに、車輛は任意方向に自在に走
行でき、機動性に優れる。
とがないとともに、車輛は任意方向に自在に走
行でき、機動性に優れる。
第1図は本考案に係る路面保護バンドの正面
図、第2図は同路面保護バンドの下面平面図、第
3図は路面保護バンドと履帯の取付状態を示す履
帯走行方向で切つた断面図、第4図は履帯、路面
保護バンド及び踏面の相対位置を示す側面図、第
5図はユンボの履帯に路面保護バンドを取付けた
状態を示す斜視図である。 1……路面保護バンド、2a……保護バンド単
体、2b……保護バンド単体、3……引張りば
ね、A……履帯。
図、第2図は同路面保護バンドの下面平面図、第
3図は路面保護バンドと履帯の取付状態を示す履
帯走行方向で切つた断面図、第4図は履帯、路面
保護バンド及び踏面の相対位置を示す側面図、第
5図はユンボの履帯に路面保護バンドを取付けた
状態を示す斜視図である。 1……路面保護バンド、2a……保護バンド単
体、2b……保護バンド単体、3……引張りば
ね、A……履帯。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 上面に弾性板を一様に貼着し、履帯側縁と係
合するために下方に屈曲した幅員側端部と、履
帯の突部と嵌合するように基部の下面に配置さ
れた突片とを有し、且つ収縮自在な連結部材に
より互いに連結可能な2分割された保護バンド
単体からなることを特徴とする路面保護バン
ド。 2 上記収縮自在な連結部材を引張りばねとした
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項記載の路面保護バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP361282U JPS58106288U (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 路面保護バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP361282U JPS58106288U (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 路面保護バンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58106288U JPS58106288U (ja) | 1983-07-19 |
JPS633349Y2 true JPS633349Y2 (ja) | 1988-01-27 |
Family
ID=30016522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP361282U Granted JPS58106288U (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 路面保護バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58106288U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996000676A1 (fr) * | 1994-06-30 | 1996-01-11 | Fukuyama Gomu Kogyo Kabushiki Gaisha | Patin en caoutchouc |
-
1982
- 1982-01-14 JP JP361282U patent/JPS58106288U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996000676A1 (fr) * | 1994-06-30 | 1996-01-11 | Fukuyama Gomu Kogyo Kabushiki Gaisha | Patin en caoutchouc |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58106288U (ja) | 1983-07-19 |
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