JPS6333169B2 - - Google Patents
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- JPS6333169B2 JPS6333169B2 JP54057046A JP5704679A JPS6333169B2 JP S6333169 B2 JPS6333169 B2 JP S6333169B2 JP 54057046 A JP54057046 A JP 54057046A JP 5704679 A JP5704679 A JP 5704679A JP S6333169 B2 JPS6333169 B2 JP S6333169B2
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はテスト装置に係り、特にプロセス入出
力装置を介してプラント、プロセスの監視、制御
を行う計算機制御システムのテストを行うに好適
なテスト装置に関する。
力装置を介してプラント、プロセスの監視、制御
を行う計算機制御システムのテストを行うに好適
なテスト装置に関する。
従来プロセス入出力装置自身及び、プロセス入
出力装置を経由しての計算機とプラント、プロセ
スの接続のテスト(以下ハードウエアテストと呼
ぶ)を行う際には、計算機システムを一担停止さ
せ、オンライン状態(計算機でプラント、プロセ
スを実際に監視、制御している状態)からオフラ
イン状態(計算機のオンラインプログラムが動作
していない状態)に切替え、専用のテスト用プロ
グラムを用いる必要があつた。ここにいう専用の
テストプログラムとは、上記オンライン状態にお
いて接続テストを行う場合の当該制御システム特
有のプログラムを意味し、他の制御システムには
適用できないという意味において専用である。
出力装置を経由しての計算機とプラント、プロセ
スの接続のテスト(以下ハードウエアテストと呼
ぶ)を行う際には、計算機システムを一担停止さ
せ、オンライン状態(計算機でプラント、プロセ
スを実際に監視、制御している状態)からオフラ
イン状態(計算機のオンラインプログラムが動作
していない状態)に切替え、専用のテスト用プロ
グラムを用いる必要があつた。ここにいう専用の
テストプログラムとは、上記オンライン状態にお
いて接続テストを行う場合の当該制御システム特
有のプログラムを意味し、他の制御システムには
適用できないという意味において専用である。
一方プロセス状態の監視、制御を行うプログラ
ム(以下アプリケーシヨンプログラムと呼ぶ)の
動作の確認テスト(以下ソフトウエアテストと称
ぶ)を行おうとする時、従来は、計算機システム
とプラント、プロセスが未接続の状態であるうち
は、シミユレータ盤という特殊なハードウエアを
準備する必要があつた。このシミユレータ盤は、
いわば実際のプロセスを模凝する装置であり、ソ
フトウエアテストを行う場合には膨大な数に及ぶ
信号線(入出力装置とプロセス間を結ぶ信号線)
を結線しなければならず、その作業手間は多大な
ものとなる。
ム(以下アプリケーシヨンプログラムと呼ぶ)の
動作の確認テスト(以下ソフトウエアテストと称
ぶ)を行おうとする時、従来は、計算機システム
とプラント、プロセスが未接続の状態であるうち
は、シミユレータ盤という特殊なハードウエアを
準備する必要があつた。このシミユレータ盤は、
いわば実際のプロセスを模凝する装置であり、ソ
フトウエアテストを行う場合には膨大な数に及ぶ
信号線(入出力装置とプロセス間を結ぶ信号線)
を結線しなければならず、その作業手間は多大な
ものとなる。
上記従来の技術にあつては、ハードウエアテス
トを行う場合に計算機システムを停止する必要が
あるため、一旦計算機システムが稼動した後は、
システム定期点検日にしか行うことが出来ず、故
障ハードウエアの発見が遅れるという問題があつ
た。また、当該システム専用のテスト用プログラ
ムをその都度システムに合わせて作成する必要が
あつた。
トを行う場合に計算機システムを停止する必要が
あるため、一旦計算機システムが稼動した後は、
システム定期点検日にしか行うことが出来ず、故
障ハードウエアの発見が遅れるという問題があつ
た。また、当該システム専用のテスト用プログラ
ムをその都度システムに合わせて作成する必要が
あつた。
一方、ソフトウエアテストについては、特殊な
シミユレート盤が必要となることの他に、プラン
ト、プロセスとの接続が終つたあとでも、プラン
ト、プロセスと計算機の距離による制約、プラン
ト、プロセスの暴走の危険性から充分なテストが
なかなか出来ないという問題があつた。
シミユレート盤が必要となることの他に、プラン
ト、プロセスとの接続が終つたあとでも、プラン
ト、プロセスと計算機の距離による制約、プラン
ト、プロセスの暴走の危険性から充分なテストが
なかなか出来ないという問題があつた。
さらに上記した2つのテスト方法は、互いにイ
ンタロツクがとられておらず、両者の競合によ
り、正確なテストの実施が阻害されるという問題
も生じていた。
ンタロツクがとられておらず、両者の競合によ
り、正確なテストの実施が阻害されるという問題
も生じていた。
本発明は、計算機によるプロセス制御装置にお
いて、ハードウエアテストを行う場合に計算機シ
ステムを停止することなくオンライン状態で故障
ハードウエアをテストすることができ、ソフトウ
エアテストを行う場合にオンライン状態で、か
つ、専用シミユレータ盤を用いることなく個別的
にテストを行うことができ、加えて実際のプロセ
スの監視および制御を阻害することのないテスト
装置を提供することを目的とする。
いて、ハードウエアテストを行う場合に計算機シ
ステムを停止することなくオンライン状態で故障
ハードウエアをテストすることができ、ソフトウ
エアテストを行う場合にオンライン状態で、か
つ、専用シミユレータ盤を用いることなく個別的
にテストを行うことができ、加えて実際のプロセ
スの監視および制御を阻害することのないテスト
装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決し、かつ上記目的を達成する
ために、本発明は、プラントのプロセスに対する
情報収集および制御のためのアプリケーシヨンプ
ログラムを実行するアプリケーシヨンプログラム
処理部1と、このアプリケーシヨンプログラム処
理部に接続されて当該アプリケーシヨンプログラ
ムに基づく情報収集および制御のための信号の入
出力制御を実行するプロセス入出力装置2と、こ
のプロセス入出力実行装置および前記プロセスに
接続されて前記プロセス入出力実行装置の制御に
より前記プロセス情報収集および制御のための信
号の入出力を行うプロセス入出力装置3と、前記
プロセス入出力実行装置に接続されて前記プロセ
ス情報収集および制御のためのデータを入力し、
かつ、表示する表示入力装置7と、を備えたプロ
セス制御装置において、 テスト用プローブ6と、切替装置5とを備える
とともに、前記プロセス入出力実行装置に実動作
モード時と模凝動作モード時とで選択的に動作可
能なプロセス入出力情報テーブル22と模凝テー
ブル4とを設け、 前記テスト用プローブ6は、前記表示入力装置
と切替装置との間に接続されており、それぞれ前
記表示入力装置からの指示入力により前記プロセ
ス入出力実行装置の動作モードを実動作モードま
たは模凝動作モードのいずれか一方に切替える切
替制御指令を前記切替装置に出力する実・模凝切
替手段61、模凝動作モードにおいて前記プロセ
スとプロセス入出力実行装置との間の接続状態の
テスト制御指令を前記プロセス入出力実行装置に
出力するハードウエアテスト用制御指令手段6
2,64、模凝動作モードにおいて前記アプリケ
ーシヨンプログラム処理部からのプロセス情報収
集および制御信号が正しく出力されているか否か
の確認テスト制御指令を前記プロセス入出力実行
装置に出力するソフトウエアテスト用制御指令手
段61,63、実動作モードにおいて前記アプリ
ケーシヨンプログラム処理部によるプロセス情報
収集および制御の実際の状態を監視する実入出力
監視用制御指令を前記プロセス入出力実行装置に
出力する実入出力監視制御指令手段62、および
前記各手段による制御結果を前記表示入力装置に
表示させる表示指令手段66を有し、 前記切替装置5は、前記プロセス入出力実行装
置と前記アプリケーシヨンプログラム処理部およ
びテスト用プローブとの間に接続され、前記実・
凝模切替制御指令により前記アプリケーシヨンプ
ログラム処理部を前記プロセス入出力実行装置の
実動作モードまたは模凝動作モードのいずれか一
方に切替接続し、模凝動作モードの場合に、実動
作モード処理の実行を禁止する手段51,52,
53を有する。
ために、本発明は、プラントのプロセスに対する
情報収集および制御のためのアプリケーシヨンプ
ログラムを実行するアプリケーシヨンプログラム
処理部1と、このアプリケーシヨンプログラム処
理部に接続されて当該アプリケーシヨンプログラ
ムに基づく情報収集および制御のための信号の入
出力制御を実行するプロセス入出力装置2と、こ
のプロセス入出力実行装置および前記プロセスに
接続されて前記プロセス入出力実行装置の制御に
より前記プロセス情報収集および制御のための信
号の入出力を行うプロセス入出力装置3と、前記
プロセス入出力実行装置に接続されて前記プロセ
ス情報収集および制御のためのデータを入力し、
かつ、表示する表示入力装置7と、を備えたプロ
セス制御装置において、 テスト用プローブ6と、切替装置5とを備える
とともに、前記プロセス入出力実行装置に実動作
モード時と模凝動作モード時とで選択的に動作可
能なプロセス入出力情報テーブル22と模凝テー
ブル4とを設け、 前記テスト用プローブ6は、前記表示入力装置
と切替装置との間に接続されており、それぞれ前
記表示入力装置からの指示入力により前記プロセ
ス入出力実行装置の動作モードを実動作モードま
たは模凝動作モードのいずれか一方に切替える切
替制御指令を前記切替装置に出力する実・模凝切
替手段61、模凝動作モードにおいて前記プロセ
スとプロセス入出力実行装置との間の接続状態の
テスト制御指令を前記プロセス入出力実行装置に
出力するハードウエアテスト用制御指令手段6
2,64、模凝動作モードにおいて前記アプリケ
ーシヨンプログラム処理部からのプロセス情報収
集および制御信号が正しく出力されているか否か
の確認テスト制御指令を前記プロセス入出力実行
装置に出力するソフトウエアテスト用制御指令手
段61,63、実動作モードにおいて前記アプリ
ケーシヨンプログラム処理部によるプロセス情報
収集および制御の実際の状態を監視する実入出力
監視用制御指令を前記プロセス入出力実行装置に
出力する実入出力監視制御指令手段62、および
前記各手段による制御結果を前記表示入力装置に
表示させる表示指令手段66を有し、 前記切替装置5は、前記プロセス入出力実行装
置と前記アプリケーシヨンプログラム処理部およ
びテスト用プローブとの間に接続され、前記実・
凝模切替制御指令により前記アプリケーシヨンプ
ログラム処理部を前記プロセス入出力実行装置の
実動作モードまたは模凝動作モードのいずれか一
方に切替接続し、模凝動作モードの場合に、実動
作モード処理の実行を禁止する手段51,52,
53を有する。
ことを特徴とするものである。
すなわち、本発明は、プロセス入出力にかかわ
るハードウエアテストとソフトウエアテストが、
プロセス入出力実行装置を境界にして裏と表の関
係にあることに着目し、この部分に切替装置及び
テスト用プローブを設ければ、故障ハードウエア
のみをオンラインモードから切離してのテストが
可能となり、また、シミユレータ盤なしのソフト
ウエアテストが出来、さらにこのハードウエアテ
ストとソフトウエアテストを行うためのテスト用
プローブも統一化、共通化できることを利用した
ものである。
るハードウエアテストとソフトウエアテストが、
プロセス入出力実行装置を境界にして裏と表の関
係にあることに着目し、この部分に切替装置及び
テスト用プローブを設ければ、故障ハードウエア
のみをオンラインモードから切離してのテストが
可能となり、また、シミユレータ盤なしのソフト
ウエアテストが出来、さらにこのハードウエアテ
ストとソフトウエアテストを行うためのテスト用
プローブも統一化、共通化できることを利用した
ものである。
以上の構成からなる本発明において、表示入力
装置からハードウエアテスト用制御の指示を入力
することにより、テスト用プローブの実・模凝切
替手段から切替装置に対して切替制御指令が与え
られ、この指令により切替装置はアプリケーシヨ
ンプログラム処理部をプロセス入出力実行装置の
模凝動作モード側に接続切替えする。このとき、
実動作モードの動作は禁止される。そして、ハー
ドウエアテスト制御指令手段はアプリケーシヨン
プログラム処理部に代わつてプロセス入出力実行
装置のプロセス入出力情報テーブルにハードウエ
アテスト制御指令を与え、この指令に基づいてプ
ロセス入出力実行処理装置はプロセス入出力装置
を介してプロセスの入力および出力を実行する。
その実行結果は表示指令手段により表示入力装置
に表示され、この表示によつて、プロセス入出力
実行装置とプロセスとの接続に異常がないかどう
かをテストし、確認することができる。
装置からハードウエアテスト用制御の指示を入力
することにより、テスト用プローブの実・模凝切
替手段から切替装置に対して切替制御指令が与え
られ、この指令により切替装置はアプリケーシヨ
ンプログラム処理部をプロセス入出力実行装置の
模凝動作モード側に接続切替えする。このとき、
実動作モードの動作は禁止される。そして、ハー
ドウエアテスト制御指令手段はアプリケーシヨン
プログラム処理部に代わつてプロセス入出力実行
装置のプロセス入出力情報テーブルにハードウエ
アテスト制御指令を与え、この指令に基づいてプ
ロセス入出力実行処理装置はプロセス入出力装置
を介してプロセスの入力および出力を実行する。
その実行結果は表示指令手段により表示入力装置
に表示され、この表示によつて、プロセス入出力
実行装置とプロセスとの接続に異常がないかどう
かをテストし、確認することができる。
表示入力装置からソフトウエアテスト制御の指
示を入力した場合には、テスト用プローブの実・
模凝切替手段から切替装置に対して切替制御指令
が与えられ、この指令により切替装置はアプリケ
ーシヨンプログラム処理部をプロセス入出力実行
装置の模凝動作モード側に接続切替えする。この
とき、実動作モードの動作は禁止される。そし
て、ソフトウエアテスト用制御指令手段によりア
プリケーシヨンプログラム処理部からプロセス入
出力のための情報がプロセス入出力実行装置の模
凝テーブルに与えられ、アプリケーシヨンプログ
ラムによるプロセスの情報および制御が、実行の
プロセスへの入出力を伴わずに行なわれる。すな
わち、アプリケーシヨンプログラム処理部による
プロセス情報収集および制御はプロセス入出力実
行装置および表示入力装置との間で行なわれ、実
行のプロセスは無関係となる。したがつて、実際
のプロセスに影響を与えることなく、アプリケー
シヨンプログラムが正しく出力されるか否かをテ
ストし、確認することができる。その確認は表示
指令手段によるテスト結果の表示入力手段への表
示によつて行うことができる。
示を入力した場合には、テスト用プローブの実・
模凝切替手段から切替装置に対して切替制御指令
が与えられ、この指令により切替装置はアプリケ
ーシヨンプログラム処理部をプロセス入出力実行
装置の模凝動作モード側に接続切替えする。この
とき、実動作モードの動作は禁止される。そし
て、ソフトウエアテスト用制御指令手段によりア
プリケーシヨンプログラム処理部からプロセス入
出力のための情報がプロセス入出力実行装置の模
凝テーブルに与えられ、アプリケーシヨンプログ
ラムによるプロセスの情報および制御が、実行の
プロセスへの入出力を伴わずに行なわれる。すな
わち、アプリケーシヨンプログラム処理部による
プロセス情報収集および制御はプロセス入出力実
行装置および表示入力装置との間で行なわれ、実
行のプロセスは無関係となる。したがつて、実際
のプロセスに影響を与えることなく、アプリケー
シヨンプログラムが正しく出力されるか否かをテ
ストし、確認することができる。その確認は表示
指令手段によるテスト結果の表示入力手段への表
示によつて行うことができる。
次に、表示入力装置から実入出力監視用制御の
指示を入力した場合には、テスト用プローブの
実・模凝切替手段から切替装置に対して切替制御
指令が与えられ、この指令により切替装置はアプ
リケーシヨンプログラム処理部をプロセス入出力
実行装置の実動作モード側に接続切替えする。そ
して、実入出力監視用制御指令手段はプロセス入
出力実行装置のプロセス入出力情報テーブルに実
入出力監視制御指令を与える。この指令により当
該プロセス入出力実行装置はアプリケーシヨンプ
ログラム処理部によつて与えられるプロセス情報
収集およよび制御を実行する。すなわち、この動
作モードはアプリケーシヨンプログラム処理部に
よるプロセスの情報収集および制御の通常業務を
意味する。このときの制御結果もまた表示指令手
段を通じて表示入力装置に表示されるから確認を
行うことができる。
指示を入力した場合には、テスト用プローブの
実・模凝切替手段から切替装置に対して切替制御
指令が与えられ、この指令により切替装置はアプ
リケーシヨンプログラム処理部をプロセス入出力
実行装置の実動作モード側に接続切替えする。そ
して、実入出力監視用制御指令手段はプロセス入
出力実行装置のプロセス入出力情報テーブルに実
入出力監視制御指令を与える。この指令により当
該プロセス入出力実行装置はアプリケーシヨンプ
ログラム処理部によつて与えられるプロセス情報
収集およよび制御を実行する。すなわち、この動
作モードはアプリケーシヨンプログラム処理部に
よるプロセスの情報収集および制御の通常業務を
意味する。このときの制御結果もまた表示指令手
段を通じて表示入力装置に表示されるから確認を
行うことができる。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
まず、第1図に、本発明を適用する前の計算機
制御システム構成図、特にプロセス入出力装置を
通してプラント、プロセスの情報収集、制御を行
う計算機制御システムの構成図を示す。すなわ
ち、ここでプロセスの状態は、プロセス入出力装
置3を経由してプロセス入出力実行装置2によつ
てとりこまれ、アプリケーシヨンプログラム処理
部(以下、アプリケーシヨンプログラムと称す
る)1に渡される。渡されるプロセス状態として
は、デイジタル入力(以下DIと略す)、アナログ
入力(以下AIと略す)、パルス入力(以下PIと略
す)などの「データ」の形をとるものと、プロセ
ス割込(以下INTと略す)のような「イベント
情報」とがある。
制御システム構成図、特にプロセス入出力装置を
通してプラント、プロセスの情報収集、制御を行
う計算機制御システムの構成図を示す。すなわ
ち、ここでプロセスの状態は、プロセス入出力装
置3を経由してプロセス入出力実行装置2によつ
てとりこまれ、アプリケーシヨンプログラム処理
部(以下、アプリケーシヨンプログラムと称す
る)1に渡される。渡されるプロセス状態として
は、デイジタル入力(以下DIと略す)、アナログ
入力(以下AIと略す)、パルス入力(以下PIと略
す)などの「データ」の形をとるものと、プロセ
ス割込(以下INTと略す)のような「イベント
情報」とがある。
逆にプロセスへの制御出力には、デイジタル出
力(以下DOと略す)、アナログ出力(以下AOと
略す)、パルス出力(以下POと略す)などがあ
り、アプリケーシヨンプログラム1より出力要求
が出され、プログラム入出力実行装置2により、
プロセス入出力装置3を経て、プロセスに送出さ
れる。
力(以下DOと略す)、アナログ出力(以下AOと
略す)、パルス出力(以下POと略す)などがあ
り、アプリケーシヨンプログラム1より出力要求
が出され、プログラム入出力実行装置2により、
プロセス入出力装置3を経て、プロセスに送出さ
れる。
第2図に本発明適用前におけるプロセス入出力
実行装置の具体例を示す。本図において上記動作
をさらに詳しく説明する。アプリケーシヨンプロ
グラム1からプロセスデータの入力要求が出され
ると、プロセス入出力アドレスレジスタ23に入
力すべきプロセスデータのアドレスがセツトさ
れ、同時にプロセス入出力実行プログラム24に
起動がかかる。プロセス入出力実行プログラム2
4は、プロセス入出力装置アクセス装置25(以
下PI/Oアクセス装置と称ぶ)によりプロセス
からプロセス入出力装置3を経てデータを取り込
む、取込まれたデータ(実データ)は一担プロセ
ス入出力情報テーブル22に格納され、その後プ
ロセス入出力情報更新、取出しプログラム21に
よつて取出されアプリケーシヨンプログラム1に
渡ることになる。
実行装置の具体例を示す。本図において上記動作
をさらに詳しく説明する。アプリケーシヨンプロ
グラム1からプロセスデータの入力要求が出され
ると、プロセス入出力アドレスレジスタ23に入
力すべきプロセスデータのアドレスがセツトさ
れ、同時にプロセス入出力実行プログラム24に
起動がかかる。プロセス入出力実行プログラム2
4は、プロセス入出力装置アクセス装置25(以
下PI/Oアクセス装置と称ぶ)によりプロセス
からプロセス入出力装置3を経てデータを取り込
む、取込まれたデータ(実データ)は一担プロセ
ス入出力情報テーブル22に格納され、その後プ
ロセス入出力情報更新、取出しプログラム21に
よつて取出されアプリケーシヨンプログラム1に
渡ることになる。
出力は、この逆でまずアプリケーシヨンプログ
ラム1がプロセス入出力情報更新、取出プログラ
ム21により、出力データをプロセス入出力情報
テーブル22に格納する。次にプロセス入出力ア
ドレスレジスタ23に出力したいアドレスを書込
んでプロセス入出力実行プログラム24を起動す
れば、出力データは、PI/Oアクセス装置25
及びプロセス入出力装置3を経由してプロセスに
送出される。
ラム1がプロセス入出力情報更新、取出プログラ
ム21により、出力データをプロセス入出力情報
テーブル22に格納する。次にプロセス入出力ア
ドレスレジスタ23に出力したいアドレスを書込
んでプロセス入出力実行プログラム24を起動す
れば、出力データは、PI/Oアクセス装置25
及びプロセス入出力装置3を経由してプロセスに
送出される。
次に、第3図に、以上述べたような方式でプロ
セス情報の入出力を行うシステムにおいて、本発
明を適用した場合の実施例を示し、かつ、第4図
にその詳細を示す。以下にその構成及び動作を説
明する。
セス情報の入出力を行うシステムにおいて、本発
明を適用した場合の実施例を示し、かつ、第4図
にその詳細を示す。以下にその構成及び動作を説
明する。
まず、第3図を説明する。本実施例で第1図と
異なる点は、切替装置5、テスト用プローブ6、
表示入力装置7を設けた点にある。表示入力装置
7は従来でも設けられているものであるが、その
使用目的、使用形態が異なつている。更に、プロ
セス入出力実行装置2は後述する如く、第1図の
プロセス入出力実行装置2とも若干内部構成を異
にしている。切替装置5は、テスト用プローブ6
の制御をうける。即ち、ハードウエアテストか、
ソフトウエアのテストか、実入力監視か(即ち、
実モードか模凝モードか)によつてテスト用プロ
ーブ6が働らき、これによつて切替装置5が切替
制御され、ハードウエアテストかソフトウエアテ
ストか実入力監視かに応じた動作が実行される。
異なる点は、切替装置5、テスト用プローブ6、
表示入力装置7を設けた点にある。表示入力装置
7は従来でも設けられているものであるが、その
使用目的、使用形態が異なつている。更に、プロ
セス入出力実行装置2は後述する如く、第1図の
プロセス入出力実行装置2とも若干内部構成を異
にしている。切替装置5は、テスト用プローブ6
の制御をうける。即ち、ハードウエアテストか、
ソフトウエアのテストか、実入力監視か(即ち、
実モードか模凝モードか)によつてテスト用プロ
ーブ6が働らき、これによつて切替装置5が切替
制御され、ハードウエアテストかソフトウエアテ
ストか実入力監視かに応じた動作が実行される。
テスト用プローブは各種のプログラムより構成
されている。この各種のプログラムは、表示入力
装置7からのアクセスによつて作動する。
されている。この各種のプログラムは、表示入力
装置7からのアクセスによつて作動する。
以上の説明を前提にして第4図の具体的な実施
例の構成及び動作の説明を行う。プロセス入出力
実行装置2には新しく、模凝データテーブル4が
設けられている。その他に、図に示す如くテスト
用プローブ6との各種のインターフエースが形成
されている。
例の構成及び動作の説明を行う。プロセス入出力
実行装置2には新しく、模凝データテーブル4が
設けられている。その他に、図に示す如くテスト
用プローブ6との各種のインターフエースが形成
されている。
テスト用プローブ6は、実.模凝切替プログラ
ム61、実データ参照更新プログラム62、模凝
データ参照更新プログラム63、入出力実行要求
プログラム64、割込連絡プログラム65、出力
連絡プログラム66との各種のプログラムより成
る。これらの各種のプログラムは、表示入力装置
7によつてアクセスされる。更に、この表示入力
装置7は、各種のテスト、監視の結果の表示機能
を持つ。
ム61、実データ参照更新プログラム62、模凝
データ参照更新プログラム63、入出力実行要求
プログラム64、割込連絡プログラム65、出力
連絡プログラム66との各種のプログラムより成
る。これらの各種のプログラムは、表示入力装置
7によつてアクセスされる。更に、この表示入力
装置7は、各種のテスト、監視の結果の表示機能
を持つ。
切替装置5は、切替装置51,52,53とよ
り成る。この3つの切替装置51,52,53は
テスト用プローブ6の実、模凝切替プログラム6
1によつて切替制御される。先ず、切替装置51
は、実データテーブル22を選ぶか、模凝データ
テーブル4を選ぶかの選択を行う。切替装置52
はアドレスレジスタ23に入出力実行要求プログ
ラム64に入出力PI/Oのアドレスを設定させ
るかどうかの選択を行つている。切替装置53は
実データテーブル22を実データ参照更新プログ
ラム62によつてアクセスさせるかどうかの選択
を行つている。
り成る。この3つの切替装置51,52,53は
テスト用プローブ6の実、模凝切替プログラム6
1によつて切替制御される。先ず、切替装置51
は、実データテーブル22を選ぶか、模凝データ
テーブル4を選ぶかの選択を行う。切替装置52
はアドレスレジスタ23に入出力実行要求プログ
ラム64に入出力PI/Oのアドレスを設定させ
るかどうかの選択を行つている。切替装置53は
実データテーブル22を実データ参照更新プログ
ラム62によつてアクセスさせるかどうかの選択
を行つている。
以上の前提条件をもとに、動作を詳述する。
テスト用プローブ6は、以下のプログラムで構
成される。
成される。
(1) 表示・入力装置7からの実、模凝切替設定を
受けて切替装置5を制御する実、模凝切替プロ
グラム61。
受けて切替装置5を制御する実、模凝切替プロ
グラム61。
(2) 表示・入力装置7からの実入出力参照、更新
の要求を受け、実入出力データ22を参照、更
新する実データ参照、更新プログラム62。参
照したデータは表示、入力装置7に表示され
る。
の要求を受け、実入出力データ22を参照、更
新する実データ参照、更新プログラム62。参
照したデータは表示、入力装置7に表示され
る。
(3) 表示、入力装置7からの模凝入出力参照、更
新の要求を受け模凝入出力データ4を参照、更
新する模凝データ参照、更新プログラム63。
参照したデータは、表示・入力装置7に表示さ
れる。プロセス模凝割込時対応するアプリケー
シヨンプログラムの起動も行う。
新の要求を受け模凝入出力データ4を参照、更
新する模凝データ参照、更新プログラム63。
参照したデータは、表示・入力装置7に表示さ
れる。プロセス模凝割込時対応するアプリケー
シヨンプログラムの起動も行う。
(4) ハードウエアのテストのために、表示・入力
装置7からの要求を受けて入出力実行を要求す
る入出力実行要求プログラム64。
装置7からの要求を受けて入出力実行を要求す
る入出力実行要求プログラム64。
(5) プロセスからの割込みのインベント発出を認
識し、表示・入力装置7に連絡する割込連絡プ
ログラム65。
識し、表示・入力装置7に連絡する割込連絡プ
ログラム65。
(6) アプリケーシヨンプログラム1から出力要求
があつたというイベントを表示・入力装置7に
連絡する出力連絡プログラム66。
があつたというイベントを表示・入力装置7に
連絡する出力連絡プログラム66。
これらテストプローブは、全て表示・入力装置
により機能選択或いは制御されて以下のテストが
行われる。
により機能選択或いは制御されて以下のテストが
行われる。
(1) ハードウエアテスト
表示、入力装置7からのモード切替設定入力を
受けて実模凝切替プログラム61は制御モードを
模凝モードに切替える。すなわち切替装置51は
模凝データ4への接続となり、オン・オフ切替装
置52及び、切替装置53は両方共オンとなる。
受けて実模凝切替プログラム61は制御モードを
模凝モードに切替える。すなわち切替装置51は
模凝データ4への接続となり、オン・オフ切替装
置52及び、切替装置53は両方共オンとなる。
プロセス出力すなわちDO,AO,POのテスト
を行うためには、制御モードを模凝モードにした
後、表示・入力装置を介して入力されたテストデ
ータを実データ参照、更新プログラム62により
実データエリア22に設定すれば良い。しかる後
に、入出力実行要求プログラム64により、出力
アドレスの指定を行つてプロセス入出力実行プロ
グラムに起動をかければ、設定されたデータはプ
ロセス側に出力され、プロセス出力のハードウエ
アの動作が正しいかどうかテストできる。
を行うためには、制御モードを模凝モードにした
後、表示・入力装置を介して入力されたテストデ
ータを実データ参照、更新プログラム62により
実データエリア22に設定すれば良い。しかる後
に、入出力実行要求プログラム64により、出力
アドレスの指定を行つてプロセス入出力実行プロ
グラムに起動をかければ、設定されたデータはプ
ロセス側に出力され、プロセス出力のハードウエ
アの動作が正しいかどうかテストできる。
プロセス入力すなわちDI,AI,PIのテストは
下記のようにして行う。実際のプロセスから入力
データを設定した後、入出力実行要求プログラム
64で入力要求を出しデータを実データエリア2
2に取り込む。取り込んだデータは実データ参
照、更新プログラム62により参照され、表示・
入力装置7に表示される。このデータをチエツク
することで入力ハードウエアの動作が正しいこと
が確認できる。
下記のようにして行う。実際のプロセスから入力
データを設定した後、入出力実行要求プログラム
64で入力要求を出しデータを実データエリア2
2に取り込む。取り込んだデータは実データ参
照、更新プログラム62により参照され、表示・
入力装置7に表示される。このデータをチエツク
することで入力ハードウエアの動作が正しいこと
が確認できる。
プロセス割込は、割込連絡プログラム65によ
つて割込発生のタイミングと割込要因が連絡さ
れ、表示・入力装置7に表示されることでハード
ウエアの動作確認が可能となる。
つて割込発生のタイミングと割込要因が連絡さ
れ、表示・入力装置7に表示されることでハード
ウエアの動作確認が可能となる。
(2) ソフトウエアテスト
モードはやはり模凝モードに設定しておく。
プロセス出力のテストすなわちアプリケーシヨ
ンプログラム1が正しくAO,DO,POを出力し
ているかどうかの確認テストは以下のように行わ
れる。
ンプログラム1が正しくAO,DO,POを出力し
ているかどうかの確認テストは以下のように行わ
れる。
すなわちアプリケーシヨンプログラム1が出力
を行うと、出力データはPI/O情報更新、取出
プログラム21によつて模凝データエリア4に書
き込まれる。同時に出力イベント自身が出力連絡
プログラム66によつて表示・入力装置7に連絡
される。連絡を受けた表示・入力装置7において
は、模凝データ参照、更新プログラム63によつ
て出力データを取り出し表示を行う。以上のよう
に、アプリケーシヨンプログラム1によるプロセ
ス出力は、実際のプロセスへ影響を与えることな
くシミユレーシヨンテストが可能となる。
を行うと、出力データはPI/O情報更新、取出
プログラム21によつて模凝データエリア4に書
き込まれる。同時に出力イベント自身が出力連絡
プログラム66によつて表示・入力装置7に連絡
される。連絡を受けた表示・入力装置7において
は、模凝データ参照、更新プログラム63によつ
て出力データを取り出し表示を行う。以上のよう
に、アプリケーシヨンプログラム1によるプロセ
ス出力は、実際のプロセスへ影響を与えることな
くシミユレーシヨンテストが可能となる。
プロセス入力のテストはその逆である。すなわ
ちプロセスからの入力の代りに、表示、入力装置
7から模凝的にAI,DI,PIの入力データを設定
する。設定された模凝入力データは、模凝データ
エリア4に格納され、アプリケーシヨンプログラ
ム1からPI/O情報更新、取出プログラム21
によつて取り込まれる。割込についても同様であ
る。
ちプロセスからの入力の代りに、表示、入力装置
7から模凝的にAI,DI,PIの入力データを設定
する。設定された模凝入力データは、模凝データ
エリア4に格納され、アプリケーシヨンプログラ
ム1からPI/O情報更新、取出プログラム21
によつて取り込まれる。割込についても同様であ
る。
(3) 実入出力の監視
モードは実モードに設定しておく。切替装置A
51は実データ側に接続され、切替装置52,5
3は共にオフになる。このように設定しておくこ
とで、アプリケーシヨンプログラム1は、実デー
タエリア22を経由してプロセスデータの入出力
が実行できる。と同時に、プロセスの入出力状態
は、実データ参照、更新プログラム62と出力連
絡プログラム66、割込連絡プログラム65を使
用して、表示・入力装置7に、表示される。従つ
て実際のプロセス入出力の状態を監視することが
できる。
51は実データ側に接続され、切替装置52,5
3は共にオフになる。このように設定しておくこ
とで、アプリケーシヨンプログラム1は、実デー
タエリア22を経由してプロセスデータの入出力
が実行できる。と同時に、プロセスの入出力状態
は、実データ参照、更新プログラム62と出力連
絡プログラム66、割込連絡プログラム65を使
用して、表示・入力装置7に、表示される。従つ
て実際のプロセス入出力の状態を監視することが
できる。
切替装置52,53は共にオフになつているこ
とによつてテスト用プローブで、実入出力が乱さ
れることを防いでいる。
とによつてテスト用プローブで、実入出力が乱さ
れることを防いでいる。
以上述べたような、本発明の一実施例によれ
ば、次のような効果がある。
ば、次のような効果がある。
(1) ソフトウエアテストとハードウエアテストが
併行して行える。
併行して行える。
(2) テスト用プローブによつて実入出力は乱され
ることはなく、監視が安全に正しく行える。
ることはなく、監視が安全に正しく行える。
(3) 実データ・模凝データとデータを2重化する
ことにより、実データはいつもプロセス状態と
一致させることが出来、テスト後のオンライン
への移行も、スムーズに行える。
ことにより、実データはいつもプロセス状態と
一致させることが出来、テスト後のオンライン
への移行も、スムーズに行える。
(4) オペレーテイングシステムを改造することな
く、種々のテストが行える。従つて、信頼性の
高いテストが可能となる。
く、種々のテストが行える。従つて、信頼性の
高いテストが可能となる。
以上の本発明の実施例のテスト効果を別の面か
ら考察する。その観点は、設計から製品引き渡し
までの工程上からのものである。先ず、製品引き
渡しまでの工程には、設計→製作→テスト→現地
調整→引き渡しの5つの工程がある。この中で、
テスト工程は、単体試験→組合せ(Sub system)
試験→結合(Total system)試験より成る。単
体試験はモジユール単位やタスク単位での試験で
あり、従来なされている点である。本実施例で
は、組合せ試験や結合試験にまでテストの自動化
を達成できるようになつた。更に、製品すえつけ
後のテストにも本発明は利用できることは言うま
でもない。
ら考察する。その観点は、設計から製品引き渡し
までの工程上からのものである。先ず、製品引き
渡しまでの工程には、設計→製作→テスト→現地
調整→引き渡しの5つの工程がある。この中で、
テスト工程は、単体試験→組合せ(Sub system)
試験→結合(Total system)試験より成る。単
体試験はモジユール単位やタスク単位での試験で
あり、従来なされている点である。本実施例で
は、組合せ試験や結合試験にまでテストの自動化
を達成できるようになつた。更に、製品すえつけ
後のテストにも本発明は利用できることは言うま
でもない。
以上の第4図の実施例は、模凝モードによるハ
ードウエアテスト又はソフトウエアテストと、実
モードによる実入力監視とを切替装置5,51,
52,53の切替えにより行うようにした例であ
るが、この実施例によれば、切替装置51の切替
により模凝モード動作を行つていたとしても、実
際のプロセス入・出力アクセスは実データテーブ
ル22とプロセス入出力装置3との間で続けられ
ていることになる。このことは、実際のプロセス
の状況を常に反映しておけるという利点を生む
が、一方、実際のプロセス監視が不要の場合にお
いてはその分だけ余計な計算機のオーバヘツドが
生じていることを意味し、したがつてこのような
場合に実モード動作は不要である。
ードウエアテスト又はソフトウエアテストと、実
モードによる実入力監視とを切替装置5,51,
52,53の切替えにより行うようにした例であ
るが、この実施例によれば、切替装置51の切替
により模凝モード動作を行つていたとしても、実
際のプロセス入・出力アクセスは実データテーブ
ル22とプロセス入出力装置3との間で続けられ
ていることになる。このことは、実際のプロセス
の状況を常に反映しておけるという利点を生む
が、一方、実際のプロセス監視が不要の場合にお
いてはその分だけ余計な計算機のオーバヘツドが
生じていることを意味し、したがつてこのような
場合に実モード動作は不要である。
そこで、模凝モード時においてプロセス入出力
装置3への無駄なアクセスを停止するようにした
実施例を第5図に示す。
装置3への無駄なアクセスを停止するようにした
実施例を第5図に示す。
第5図において、第4図と異なる点は、切替装
置51をPI/Oアクセス装置25とプロセス入
出力実行プログラム24との間に挿入し、実デー
タに関する切替装置52および入出力実行要求プ
ログラム64を除外した点である。なお、図面上
の配置は異なるが、切替装置51に対する模凝テ
ーブル4および実、模凝切替プログラム61の相
互の関係は第4図の場合と同じである。
置51をPI/Oアクセス装置25とプロセス入
出力実行プログラム24との間に挿入し、実デー
タに関する切替装置52および入出力実行要求プ
ログラム64を除外した点である。なお、図面上
の配置は異なるが、切替装置51に対する模凝テ
ーブル4および実、模凝切替プログラム61の相
互の関係は第4図の場合と同じである。
このように構成したことにより、実、模凝切替
プログラム61の制御により模凝モードに切替え
られた場合、切替装置51がプロセス入出力装置
3とプロセス入出力実行装置2のプロセス入出力
実行プログラム24との間に介在することになる
から、プロセス入出力実行装置2とプロセス入出
力装置3とが切離されることになり、その結果、
実監視のためのプロセス入出力実行装置2への無
駄なアクセスが阻止されることになる。
プログラム61の制御により模凝モードに切替え
られた場合、切替装置51がプロセス入出力装置
3とプロセス入出力実行装置2のプロセス入出力
実行プログラム24との間に介在することになる
から、プロセス入出力実行装置2とプロセス入出
力装置3とが切離されることになり、その結果、
実監視のためのプロセス入出力実行装置2への無
駄なアクセスが阻止されることになる。
上記構成により得られることは、上述の如くプ
ロセス入出力実行装置3への無駄なアクセスを阻
止できることであり、このことは計算機のオーバ
ヘツドの低減を可能とするとともに、模凝モード
時のデータがプロセス入出力プログラム24、
PI/Oアクセス装置25の経路を介してプロセ
ス側に逆流することを完全に阻止できるので安全
にステトを行うことを可能とするものである。も
つとも、プロセス入出力装置3を切離すのである
からハードウエアテストの実行が不可能となり、
また、実モードに復帰する際にプロセス入出力装
置3のステータスと入出力データテーブル24の
内容合せを行う必要がある点において不利となる
が、もともと本実施例は計算機のオーバヘツド低
減およびデータの逆流阻止を重視したものである
から多少の犠牲は実用上問題とはならない。
ロセス入出力実行装置3への無駄なアクセスを阻
止できることであり、このことは計算機のオーバ
ヘツドの低減を可能とするとともに、模凝モード
時のデータがプロセス入出力プログラム24、
PI/Oアクセス装置25の経路を介してプロセ
ス側に逆流することを完全に阻止できるので安全
にステトを行うことを可能とするものである。も
つとも、プロセス入出力装置3を切離すのである
からハードウエアテストの実行が不可能となり、
また、実モードに復帰する際にプロセス入出力装
置3のステータスと入出力データテーブル24の
内容合せを行う必要がある点において不利となる
が、もともと本実施例は計算機のオーバヘツド低
減およびデータの逆流阻止を重視したものである
から多少の犠牲は実用上問題とはならない。
なお、模凝モードに伴う動作そのものは第4図
の実施例と同様なので説明は省略する。
の実施例と同様なので説明は省略する。
以上の構成からなる本発明によれば、通常、計
算機システムに付設され、プロセスの監視・制御
に用いられる表示入力装置をそのまま流用してプ
ロセス制御システムのハードウエアテスト(接続
テスト)、ソフトウエアテスト(アプリケーシヨ
ンプログラムの動作テスト)および実入出力監視
制御の3項目を容易かつ効率的に行うことができ
る。この場合において、従来のように各システム
ごとに専用のテストプログラムを作成する必要は
なく、一度作成したテストプログラムは各システ
ムに共通使用することができるから汎用性が高
い。これはテスト用プーブがアプリケーシヨンプ
ログラム処理部に代わつてテスト動作を実行制御
するからである。また、ソフトウエアテストにお
いては、従来のようにシミユレータ盤を用いるこ
となく、アプリケーシヨン処理部とプロセス入出
力実行装置との間でテストすることができ、テス
トのための配線作業の省略、シミユレータ盤の使
用排除が可能となる。またプロセス側への影響を
与えることなくテストを行うことができる。さら
に、実入出力監視の場合は何らシステムの改造等
を面することなく、プロセスに対する監視・制御
の状況を確認することが可能である。
算機システムに付設され、プロセスの監視・制御
に用いられる表示入力装置をそのまま流用してプ
ロセス制御システムのハードウエアテスト(接続
テスト)、ソフトウエアテスト(アプリケーシヨ
ンプログラムの動作テスト)および実入出力監視
制御の3項目を容易かつ効率的に行うことができ
る。この場合において、従来のように各システム
ごとに専用のテストプログラムを作成する必要は
なく、一度作成したテストプログラムは各システ
ムに共通使用することができるから汎用性が高
い。これはテスト用プーブがアプリケーシヨンプ
ログラム処理部に代わつてテスト動作を実行制御
するからである。また、ソフトウエアテストにお
いては、従来のようにシミユレータ盤を用いるこ
となく、アプリケーシヨン処理部とプロセス入出
力実行装置との間でテストすることができ、テス
トのための配線作業の省略、シミユレータ盤の使
用排除が可能となる。またプロセス側への影響を
与えることなくテストを行うことができる。さら
に、実入出力監視の場合は何らシステムの改造等
を面することなく、プロセスに対する監視・制御
の状況を確認することが可能である。
第1図は、本発明の対象たるプロセス入出力を
含む計算機制御システムの構成図、第2図は第1
図の詳細図、第3図は、本発明の一実施例を示す
システム構成図、第4図はその詳細説明図、第5
図は他の実施例を示す詳細説明図である。 2…PI/O入出力実行装置、5…切替装置、
6…テスト用プローブ、7…表示入力装置。
含む計算機制御システムの構成図、第2図は第1
図の詳細図、第3図は、本発明の一実施例を示す
システム構成図、第4図はその詳細説明図、第5
図は他の実施例を示す詳細説明図である。 2…PI/O入出力実行装置、5…切替装置、
6…テスト用プローブ、7…表示入力装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 プラントのプロセスに対する情報収集および
制御のためのアプリケーシヨンプログラムを処理
するアプリケーシヨンプログラム処理部と、この
アプリケーシヨンプログラム処理部に接続され当
該アプリケーシヨンプログラムに基づく情報収集
および制御のための信号の入出力制御を実行する
プロセス入出力実行装置と、このプロセス入出力
実行装置および前記プロセスに接続されて前記プ
ロセス入出力実行装置の制御により前記プロセス
情報収集および制御のための信号の入出力を行う
プロセス入出力装置と、前記プロセス入出力実行
装置に接続されて前記プロセス情報収集および制
御のためのデータを入力し、かつ、表示する表示
入力装置と、を備えたプロセス制御装置におい
て、 テスト用プローブと、切替装置とを備えるとと
もに、前記プロセス入出力実行装置に選択的に動
作可能な実動作モード時処理部と模擬動作モード
処理部とを設け、 前記テスト用プローブは、前記表示入力装置と
切替装置との間に接続されており、それぞれ前記
表示入力装置からの指示入力により前記プロセス
入出力実行装置の動作モードを実動作モードまた
は模凝動作モードのいずれか一方に切替える切替
制御指令を前記切替装置に出力する実・模凝切替
手段、模凝動作モードにおいて前記プロセスとプ
ロセス入出力実行装置との間の接続状態のテスト
制御指令を前記プロセス入出力実行装置に出力す
るハードウエアテスト制御指令手段、模凝動作モ
ードにおいて前記アプリケーシヨンプログラム処
理部からのプロセス情報収集および制御信号が正
しく出力されているか否かの確認テスト制御指令
を前記プロセス入出力実行装置に出力するソフト
ウエアテスト用制御指令手段、実動作モードにお
いて前記アプリケーシヨンプログラム処理部によ
るプロセス情報収集および制御の実際の状態を監
視する実入出力監視制御指令を前記プロセス入出
力実行装置に出力する実入出力監視制御指令手
段、および前記各手段による制御結果を前記表示
入力装置に表示させる表示指令手段を有し、 前記切替装置は、前記プロセス入出力実行装置
と前記アプリケーシヨンプログラム処理部および
テスト用プローブとの間に接続され、前記実・凝
模切替制御指令により前記アプリケーシヨンプロ
グラム処理部を前記プロセス入出力実行装置の実
動作モード処理部または模凝動作モード処理部の
いずれか一方に切替接続し、模凝動作モードの場
合に前記実動作モード処理の実行を禁止する手段
を有する、 ことを特徴とするプロセス制御装置のテスト装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5704679A JPS55150012A (en) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | Test unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5704679A JPS55150012A (en) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | Test unit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55150012A JPS55150012A (en) | 1980-11-21 |
JPS6333169B2 true JPS6333169B2 (ja) | 1988-07-04 |
Family
ID=13044500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5704679A Granted JPS55150012A (en) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | Test unit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55150012A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5949609A (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-22 | Omron Tateisi Electronics Co | 模擬実行機能を備えたプログラマブル・コントロ−ラ |
JPS59121501A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-13 | Toshiba Corp | プロセス・シミユレ−シヨン装置 |
JPH0268606A (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-08 | Fanuc Ltd | Cncの診断方式 |
JP2954615B2 (ja) * | 1989-11-24 | 1999-09-27 | 株式会社日立製作所 | モータ駆動制御装置 |
-
1979
- 1979-05-11 JP JP5704679A patent/JPS55150012A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55150012A (en) | 1980-11-21 |
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