JPS6332080Y2 - - Google Patents

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JPS6332080Y2
JPS6332080Y2 JP9305081U JP9305081U JPS6332080Y2 JP S6332080 Y2 JPS6332080 Y2 JP S6332080Y2 JP 9305081 U JP9305081 U JP 9305081U JP 9305081 U JP9305081 U JP 9305081U JP S6332080 Y2 JPS6332080 Y2 JP S6332080Y2
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JP
Japan
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side edge
plate
hole
oar
hollow
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JP9305081U
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JPS57204997U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、中空成形により作られた中空成形製
ボートのオール保持具の取付構造に関する。
[従来技術] 近年、中空成形技術の発達に伴い大型の製品、
例えばボートを中空成形技術によつて作ることが
できるようになつた。このようにボートを中空成
形で作ると、船体は2重構造となつてその内部の
空気層により大きな浮力が得られ、軽量化と相俟
つて好ましい。
かかるボートはそれ自体効果的なものである
が、中実な木板製のものに比べて押し潰し強度が
弱い。このためボートを漕ぐために必要なオール
の保持具をボートのサイドエツジに取付けるのに
問題を生じる。すなわち、オールの保持具にはオ
ールの操作に際して最も応力が集中するので、オ
ールの保持具は充分な強度をもつてサイドエツジ
に取付けねばならない。
ところで、例えば特開昭57−130881号公報にみ
られる中空成形製ボートにおいては、オール保持
具のボートのサイドエツジへの取付け態様として
木板製ボートの場合と同様に、U形補強金具をサ
イドエツジに嵌め込み、ボルト・ナツトにより固
定する構造となつている。しかしこのような取付
構造による場合は、ナツトを強く締めるとサイド
エツジが押し潰されてしまい。締め付けが弱いと
がたついてサイドエツジを傷つけてしまう。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、サイドエツジも中空構造とした中空
成形製ボートにおけるサイドエツジへのオール保
持具の取付構造の上記問題点を解決し、オール保
持具をボートのサイドエツジに取付ける際にナツ
トを強く締め付けてもサイドエツジを押し潰して
しまうことがなく、またオールを操作した場合に
応力が直接サイドエツジに掛かることがなく、サ
イドエツジを損傷させることのない中空成形製ボ
ートのオール保持具の取付構造を提供すべくなさ
れたものである。
[問題点を解決するための手段] 第2図において、中空構造のサイドエツジ4に
プレート固定用の孔5a及びオール保持具支持用
の孔5bを形成して、各孔5a,5bにサイドエ
ツジ4の厚みに等しい長さの筒体6a,6bを挿
入する。そしてサイドエツジ4の表裏両面に、剛
性を有しサイドエツジ4に形成した各孔5a,5
bに対応する位置に孔7a,7bを形成したプレ
ート8を配置して、そのプレート8に形成した孔
7a及びサイドエツジ4に形成したプレート固定
用の孔5aに挿入した筒体6aにボルト9を通し
てナツト11aを螺合し締め付けることによりプ
レート8をサイドエツジに固定する。サイドエツ
ジ4の表面側からプレート8に形成した孔7a及
びサイドエツジ4に形成したオール保持具支持用
の孔5bに挿入した筒体6bにオール保持具12
の軸部13を嵌挿入し、サイドエツジ4の裏面側
に固定したプレート8より突出したオール保持具
12の軸部13に裏面側のプレート8と間隔を設
けてナツト11bを螺合して、オール保持具12
を回動自在に、かつ適宜の距離だけ上下方向に摺
動自在にしてサイドエツジ4に取付ける。
[実施例] 第1図は中空成形により作られたボート本体1
をその進行方向と直交する方向に切断した断面図
であり、底部2及び側部3が中空状の2重構造と
され、さらに側部3の上端に形成したサイドエツ
ジ4も中空状の2重構造となつている。
第2図に第1図のA部分の詳細を示し、サイド
エツジ4にはプレート固定用の孔5a及びその中
間にオール保持具支持用の孔5bが形成されてお
り、各孔5a,5bには筒体6a,6bが挿入さ
れている。各筒体6a,6bの長さはサイドエツ
ジ4の厚みに等しくされている。サイドエツジ4
に形成した上記の各孔5a,5bに対応させた位
置に孔7a,7bを形成した一対の剛性なプレー
ト8を備えていて、そのプレート8はサイドエツ
ジ4の表裏両面にボルト9により固定されてい
る。すなわち、ボルト頭9aをサイドエツジ4の
表面側に位置させた軸部9bを両プレート8,8
に形成した孔7a及び筒体6aに通し、裏面側の
プレート8より突出した突出部にワツシヤ10a
を嵌め、ナツト11aを螺合して締め付けること
により両プレート8,8はサイドエツジ4の表裏
両面に固定される。
全体を12で示すオール保持具の軸部13をサ
イドエツジ4の表面側から両プレート8,8のオ
ール保持具支持用の孔7b及び筒体6bに嵌挿入
し、裏面側のプレート8より突出した軸部13に
ワツシヤ10bを嵌め、ナツト11bを螺合して
ワツシヤ10bを軸部13に固定する。この場
合、第2図に示すように裏面側のプレート8とワ
ツシヤ10bとの間に間隔を設け、オール保持具
12は筒体6b内で回動自在であると共に、ワツ
シヤ10bと軸部13に形成した突起14間で筒
体6b内を上下に摺動自在とする。
[考案の作用効果] 以上説明したように本考案は、サイドエツジも
中空構造とした中空成形製ボートのサイドエツジ
へのオール保持具の取付構造において、サイドエ
ツジにプレート固定用の孔及びオール保持具支持
用の孔を形成して、各孔にサイドエツジの厚みに
等しい長さの筒体を挿入し、その筒体にボルトを
通してナツトを螺合し締め付けることにより剛性
のプレートをサイドエツジに固定するものである
ので、ナツトを強す締め付けても筒体が間隔保持
材となつて中空構造のサイドエツジが押し潰され
ることがなく、プレートを強固にサイドエツジに
固定することができ、従つて長期にわたつたオー
ル保持具の取付けに緩みを生じることがない。ま
たオール保持具はその軸部をプレートに形成した
孔及びサイドエツジに形成した孔に挿入した筒体
に嵌挿入するものであるので、ボートを漕ぐため
にオールを操作した際の応力が直接サイドエツジ
にかかることがなく、比較的強度上弱い中空構造
のサイドエツジを損傷させることがない。さらに
サイドエツジに形成した孔に挿入した筒体の1つ
をオール保持具の支持用とすればよく、構造的に
も簡単なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はボート本体の横断面図、第2図は第1
図のA部の拡大断面図である。 1……ボート本体、2……底部、3……側部、
4……サイドエツジ、5a,5b……孔、6a,
6b……筒体、7a,7b……孔、8……プレー
ト、9……ボルト、10a,10b……ワツシ
ヤ、11a,11b……ナツト、12……オール
保持具、13……軸部、14……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サイドエツジも中空構造とした中空成形製ボー
    トにおけるサイドエツジへのオール保持具の取付
    構造において、サイドエツジにプレート固定用の
    孔及びオール保持具支持用の孔を形成して、各孔
    にサイドエツジの厚みに等しい長さの筒体を挿入
    し、サイドエツジの表裏両面に、剛性を有しサイ
    ドエツジに形成した各孔に対応する位置に孔を形
    成したプレートを配置して、そのプレートに形成
    した孔及びサイドエツジに形成したプレート固定
    用の孔に挿入した筒体にボルトを通してナツトを
    螺合し締め付けることによりプレートをサイドエ
    ツジに固定し、サイドエツジの表面側からプレー
    トに形成した孔及びサイドエツジに形成したオー
    ル保持具支持用の孔に挿入した筒体にオール保持
    具の軸部を嵌挿入し、サイドエツジの裏面側に固
    定したプレートより突出したオール保持具の軸部
    に裏面側のプレートと間隔を設けてナツトを螺合
    してなることを特徴とする中空成形製ボートのオ
    ール保持具の取付構造。
JP9305081U 1981-06-25 1981-06-25 Expired JPS6332080Y2 (ja)

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JP9305081U JPS6332080Y2 (ja) 1981-06-25 1981-06-25

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JP9305081U JPS6332080Y2 (ja) 1981-06-25 1981-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57204997U JPS57204997U (ja) 1982-12-27
JPS6332080Y2 true JPS6332080Y2 (ja) 1988-08-26

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JP9305081U Expired JPS6332080Y2 (ja) 1981-06-25 1981-06-25

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JPS57204997U (ja) 1982-12-27

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