JPS6331981Y2 - - Google Patents

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JPS6331981Y2
JPS6331981Y2 JP12977180U JP12977180U JPS6331981Y2 JP S6331981 Y2 JPS6331981 Y2 JP S6331981Y2 JP 12977180 U JP12977180 U JP 12977180U JP 12977180 U JP12977180 U JP 12977180U JP S6331981 Y2 JPS6331981 Y2 JP S6331981Y2
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JP
Japan
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marks
sheet material
pattern
printed
mark
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JP12977180U
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JPS5753316U (ja
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、シート材料に関するものである。
壁紙として、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性合成
樹脂からなる長尺のシート材料に1色または多色
の色模様をプリントし、次いで上記の色模様に合
致した凹凸模様をエンボスして装飾効果を向上し
たものが知られている。従来、上記の1色または
多色の色模様がプリントされたシート材料をエン
ボス機に仕掛けてエンボス加工する際には、あら
かじめシート材料にプリントロールの円周長と等
しい間隔で点状もしくは短線状のマークをプリン
トしておき、このマークを用いてシート材料の色
模様およびエンボスロールの凹凸模様の位置を合
わせている。
しかしながら、上記のシート材料は、エンボス
加工中の加工条件の変動、シート材料の性状の変
動等によつて不均一な伸びを生じるので、シート
材料の色模様とエンボスロールの凹凸模様との間
に位置ずれが生じるという欠点があつた。そこ
で、上記のマークを用いてエンボス加工中の上記
位置ずれを自動的に検出し修正するという同調運
転を行なうことが試みられたが、上記の点状もし
くは短線状のマークは、プリントロールの円周長
と等しい間隔でプリントされるので、その間隔が
広過ぎて凹凸模様と色模様とを完全に合致させる
ことができなかつた。また、上記マークの間隔
を、プリントロールの円周長の複数分の一に等分
した長さに狭く設定することも試みられたが、こ
の場合にはプリントロールの1周長に相当する長
さの耳部に複数個の同じマークがプリントされる
ので、仕掛け始めの位置合せに使用するための基
準マークの識別が不可能になるという不都合があ
つた。
この考案は、エンボス機に仕掛ける際のシート
材料の位置合せ、および仕掛けた後の自動制御化
された同調運転の双方を容易に行なうことができ
るようにしたシート材料を提供するものである。
以下にこの考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図において、1はポリ塩化ビニルからなる
壁紙用のシート材料であり、左右の耳部1a,1
bを除く幅方向の中央部に正方形の濃色模様2が
市松模様状にプリントされると同時に、右耳部1
bには、外側寄りに長さ方向の広い間隔で配列さ
れた点状の第1マーク3と、該第1マーク3の内
方に位置する長さ方向の直線マーク4と、該直線
マーク4の内方に上記の第1マーク3よりも狭い
間隔で長さ方向に配列された点状の第2マーク5
とがそれぞれプリントされている。上記の第1マ
ーク3の間隔は、プリントロール(図示されてい
ない)の円周長に設定され、第2マーク5の間隔
は上記第1マーク3の間隔の1/4に設定されてい
る。また、市松模様状に配列された正方形の濃色
模様2の配列ピツチは、上記第1マーク3の間隔
の1/2に設定されている。
第2図において、上記シート材料1に正方形の
濃色模様2が浮き出された凸部1cを形成するよ
うにエンボス加工する場合、エンボスロール(図
示されていない)の周面には、上記濃色模様2に
対応する凹形部分が形成される。そして、エンボ
ス機にシート材料1を仕掛ける際には、シート材
料1からエンボスロールを浮かした状態でシート
材料1の第1マーク3を適当な検出装置によつて
検出すると共に、エンボスロールの上記凹形部分
の位置を他の検出装置によつて検出し、両者の位
置が不一致の場合には、エンボスロールの回転速
度、またはシート材料の送り速度や引取り速度を
制御することによつて両者の位置を一致させ、こ
の状態でエンボスロールをシート材料1にニツプ
させてエンボス加工を開始させる。このとき、第
1マーク3は、第2マーク5と異なる幅方向位置
にプリントされており、しかも間隔がプリントロ
ールの円周長と等しいので、第1マーク3を第2
マーク5から容易に区別して検出し、エンボスロ
ールと位置合せすることができる。また、第1マ
ーク3の間隔は、濃色模様2の配列ピツチとは無
関係にプリントロールの円周長と等しく設定され
ているので、第1マーク3の間隔内にプリントさ
れている複数個の濃色模様2相互間に加工誤差が
ある場合にも、上記濃色模様2をエンボスロール
の凹形部分に高精度に合致させることができる。
次に、エンボス加工の進行中に模様ずれが生じ
た場合には、第2マーク5によつて1/4周長ごと
に位置ずれの検出が行なわれ、エンボスロールま
たは該エンボスロールの供給側ニツプロールを変
速してシート材料1の伸びを調節することにより
上記の模様ずれが修正される。このとき、第2マ
ーク5の間隔は、プリントロールの周長の1/4に
設定されているので、上記模様ずれの修正が高精
度に行なわれる。
なお、上記の実施例は、シート材料1の右耳部
1bに直線マーク4がプリントされているので、
エンボス機に直線マーク4の読取りセンサを設け
てシート材料1の幅方向の蛇行を防止し、濃色模
様2および凸部1cの幅方向位置を正確に合致さ
せることができる。なおまた、上記左右の耳部1
a,1bは、エンボス加工後に切断除去しても、
また除去しなくてもよく、除去しない場合には、
上記シート材料1を壁紙として建物の天井や壁に
貼着する際に、耳部1a,1bをのり代として使
用することができ、またマーク3,4,5を隣接
する壁紙との模様合せのための目印として使用す
ることができる。
上記の実施例において、プリント模様(濃色模
様2)の大きさ、またはこのプリント模様とエン
ボス模様(凸部1c)との合致に対する要求精度
などに応じて、第2マーク5の間隔をプリントロ
ールの周長の1/3、1/4、1/5等に変更することが
できる。また、第1マーク3および第2マーク5
の形状を正方形、三角形、円形等に変更すること
ができる。また、上記の第1マーク3および第2
マーク5を、分離することなく接続して1本の直
線状に形成することができる。また、第1マーク
3と第2マーク5とを長さ方向の同一線上に配列
し、両者を色または濃淡によつて区別するように
してもよい。また、直線マーク4は、シート材料
1の耳端線が直線状に形成されている場合、エン
ボス機に他の蛇行防止装置が取付けてある場合な
どには省略することができる。また、上記の実施
例は、右耳部1bに第1マーク3、直線マーク4
および第2マーク5の3種のマークがプリントさ
れているが、一部のマークを左耳部1aにプリン
トしてもよく、また左右の耳部1a,1bの双方
に上記のマーク3,4,5をプリントしてもよ
い。また、上記の実施例は、マーク3,4,5を
濃色模様2と同時にプリントしたものであるが、
時期を前後にずらしてプリントしてもよい。更
に、上記のマーク3,4,5は、エンボス模様の
位置合せのみでなく、色模様を2回以上に分けて
プリントする際にも使用することができる。な
お、壁紙の代りに合成皮革、編織布などのシート
材料を使用できることはもちろんである。
以上に説明したようにこの考案は、プリントロ
ール、エンボスロールをもつて数次に分けてプリ
ント加工やエンボス加工が施される長尺のシート
材料において、耳部にプリントロールの周長と等
しい長さ方向間隔の第1マークと該第1マークの
間隔を複数個に等分した間隔の第2マークとがプ
リントされたものであるから、シート材料に多色
の色模様をプリントしたり、プリントした後にエ
ンボス加工したりする場合に、高精度の同調運転
を容易に行なうことができ、模様の位置ずれを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の平面図、第2図は
第1図の−線断面図である。 1:シート材料、1a,1b:耳部、1c:凸
部(エンボス模様)、2:濃色模様(プリント模
様)、3:第1マーク、4:直線マーク、5:第
2マーク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プリントロール、エンボスロールをもつて数
    次に分けてプリント加工やエンボス加工が施さ
    れる長尺のシート材料において、耳部にプリン
    トロールの周長と等しい長さ方向間隔の第1マ
    ークと該第1マークの間隔を複数個に等分した
    間隔の第2マークとがプリントされていること
    を特徴とするシート材料。 (2) 一方の耳部に長さ方向の直線マークがプリン
    トされている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のシート材料。
JP12977180U 1980-09-10 1980-09-10 Expired JPS6331981Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12977180U JPS6331981Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12977180U JPS6331981Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5753316U JPS5753316U (ja) 1982-03-27
JPS6331981Y2 true JPS6331981Y2 (ja) 1988-08-25

Family

ID=29490101

Family Applications (1)

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JP12977180U Expired JPS6331981Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016204991A (ja) * 2015-04-23 2016-12-08 株式会社キャル 装飾シート

Families Citing this family (4)

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JP6616809B2 (ja) * 2017-07-27 2019-12-04 東芝機械株式会社 パターン転写装置およびパターン転写方法
JP6621448B2 (ja) * 2017-07-28 2019-12-18 東芝機械株式会社 パターン転写装置およびパターン転写方法
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JPS5753316U (ja) 1982-03-27

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