JPS63318767A - 相補型半導体集積回路 - Google Patents

相補型半導体集積回路

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Publication number
JPS63318767A
JPS63318767A JP62155751A JP15575187A JPS63318767A JP S63318767 A JPS63318767 A JP S63318767A JP 62155751 A JP62155751 A JP 62155751A JP 15575187 A JP15575187 A JP 15575187A JP S63318767 A JPS63318767 A JP S63318767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
well
voltage supply
high concentration
integrated circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP62155751A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyonobu Hinooka
日野岡 清伸
Akihiko Koga
古賀 昭彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は相補型半導体集積回路に関し、特にCMO8半
導体!ff回路に関する。
〔従来の技術〕
一般に、相補型半導体集積回路においては、寄生的に形
成されたサイリスタ構造が存在するために何らかの原因
でこの寄生サイリスタがオンすると大電流が流れつづけ
アルミニウム等の金属配線の溶断、P−N接合の劣化等
により集積回路が破損してしまうことがある。この現象
は、ラッチアップと呼ばれ相補型半導体集積回路におい
ては、非常に大きな問題である。
従ってこのラッチアップ現象の防止、もしくは低減は相
補型半導体集積回路においては、必須の課題となってい
る。
一般にこのラッチアップは集fi!回路の入出力ピンに
外部から供給された外来雑音がトリガとなって発生する
場合が多く、この外来雑音を想定して周辺パターンにお
いて防止対策を行なっており、この対策に関しては、多
くの方法が提案されている。
しかし最高電位、中間電位及び最低電位の3種類の電位
を外部から供給して動作させる相補型半導体!A積回路
においては前述したもの以外特殊な要因により、内部回
路でラッチアップが発生してしまう。
このため対策手段によっては著しくチップサイズを広げ
てしまう危険性があり、その発生機構の究明及び対策法
は、非常に重要である。
すなわち従来の相補型半導体装置には電源投入−順序の
選び方によってラッチアップが発生してしまう場合があ
る。
このラッチアップ発生機構を図を用いて説明する。
但し、以下の説明は、N型半導体基板にP型の島状領域
を形成して作成されるいわゆるPウェル方式の相補型集
積回路で、プラス電源、マイナス電源の2電源を使用す
る場合に関して行なう。
プラス、マイナスの2電源を使用する場合、プラス電位
すなわち最高電位VCCと、マイナス電位すなわち最低
電位Vs5および中間電位としての接地電位GNDの3
種類の電位が存在することになる。
Pウェル方式においてこの3種類の電位を使用する場合
、必然的Gご第6図のごとくN型半導体基板1を■cc
電位に固定し、第1.第2のPウェルをそれぞれ最低電
位V5Bと及び接地電位GNDに固定して使用すること
になる。すなわち、第6図のごと<、Vccに固定され
たN型半導体基板1にP+型拡散層4を介してGND電
位に固定される第1のPウェル2と、P+型拡散層5を
介してVS5電位に固定される第2のPウェル3が存在
し、第2のPウェル3の中にはGND電位に固定された
N+拡散層8(例えばNチャネルMOSTのソース又は
ドレイン)が存在する。又、N型半導体基板1の表面に
は、Vccに接続された基板電位固定用のN+拡散層9
と、同じ<Vccに接続されたP+拡散層6(例えばP
チャネルMOSTのソース又はドレイン)が存在する。
ここでGND→Vcc−+vssの順序で電位が固定さ
れたとする。
VCC電位が固定された時点では、V5Sに接続された
第2のPウェル3は、浮遊状態であるため、第2のPウ
ェル3とN型半導体基板1との間の接合容N e tに
よってVCCに上ろうとする。この時第2のPウェル3
内のGND電位のN+拡散層8は、順方向にバイアスさ
れてしまい第7図のごとく多量の電子が第2のPウェル
3内に注入される。この電子は第2のPウェル3内を拡
散し、N型半導体基板1内に流れ込んでしまう。
基板内に流れ込んだ電子は基板電位固定用のN+拡散層
9に向かって流れ基板抵抗R里によってP+拡散層6近
傍の電位は下ってしまう、これによってP+拡散層6と
、N型半導体基板1が順方向バイアス状態になり、ホー
ルが注入されると、寄生サイリスタがオンしたことにな
り、ラッチアップが発生してしまう。
この現象は、VCC→G N D−4V ssの順で電
位が固定された場合にも全く同様のメカニズムで発生す
る。従って、電源の投入順序を指定できない限り、致命
的な欠陥となってしまう。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の相補型半導体集積回路のうち3種類の電
位を外部から供給する型のものは、電源投入の順序によ
って発生するラッチアップを防止する手段を有していな
いので使用上不便であり、誤まった使用により破壊され
るという信頼性上の欠点を有している。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の相補型半導体集積回路は、最高電位にバイアス
する第1の電圧供給端子に接続されたN型半導体基板に
それぞれ選択的に形成された第1、第2のPウェルと、
前記第1.第2のPウェルをそれぞれ中間電位及び最低
電位にバイアスする第2及び第3の電圧供給端子と、前
記第2のPウェルの周囲を囲んで形成されたN型の高濃
度領域と、前記N型の高濃度領域を最高電位にバイアス
する電圧供給手段とを有している。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の第1の実施例の主要部を示す半導体チ
ップの断面模式図、第2図は第1図の第2のPウェル近
傍のパターン・レイアウト図である。
この実施例は最高電位VCCにバイアスする第1の電圧
供給端子(図示せず)に接続されたN型半導体基板1に
それぞれ選択的に形成された第1゜第2のPウェル2,
3と、第1.第2のPウェル2.3をそれぞれ中間電位
GND及び最低電位V88にバイアスする第2及び第3
の電圧供給端子(図示せず)と、第2のPウェル3の周
囲を囲んで形成されたN型の高濃度領域10と、N型の
高濃度領域10を最高電位にバイアスする電圧供給手段
(N型の高濃度領域10であるN+型型数散層■。Cを
与える端子とを接続する金属配線11)とを有している
換言すると、vcc電位のN型半導体基板1上にGND
電位の第1のPウェル2と、■ss電位の第2のPウェ
ル3が存在し、第2のPウェル3内には、GND電位に
接続されたN++散層8が存在する。又、N型半導体基
板1の表面にはVCCに接続された基板電位固定用のN
++散層9と、同じ<Vccに接続されたP+拡散層6
が存在する。さらに、VSS電位の第2のPウェル3の
周囲を取り囲むように基板電位固定用のN++散層(1
0)が存在する。なお、N++散層7.8は例えばNチ
ャネルMO3Tのソース領域又はドレイン領域、P1拡
散層6はPチャネルMO3Tのソース領域又はトレイン
領域である。これらのMOSTそのものは便宜上図示し
ていない。
ここで従来例のごと<GND→VcC→V55の順で電
位を固定した場合を考える。GNDと■ssが固定され
た時点で従来例の場合と同様第2のPウェル3内のN+
+散層8から電子が注入される。
しかし、第2のPウェル3の周囲には、基板電位固定用
のN++散層(10)が存在するなめに、この電子は、
N++散層(10)に吸収され、P1拡散層6近傍の基
板電位を下げることはなくなり、ラッチアップに至るこ
とはなくなる。このN1拡散層(10)は第2図のごと
く第2のPウェル3の周囲を完全に(底部を除く)囲む
ように形成すればすべての方向に対して注入電位の影響
はなくなりラッチアップを防止することができる。
第3図は本発明の第2の実施例の主要部を示す半導体チ
ップの断面模式図、第4図は第3図の第2のPウェル近
傍のパターン・レイアウト図、第5図は第3のPウェル
とその近傍のエネルギー・バンド図である。
この実施例は、N型の高濃度領域10の外側を囲んで第
3のPウェル14が設けられており、ウェル電位固定用
のP+拡散層14とGND端子とは金属配線15により
接続されている。
このような構造をもっているので、第3のPウェル13
は、電子に対して第5図のごときポテンシャル障壁を形
成するため電子の流れを寒き収める効果があり、塞き収
められた注入電子はN++散層(10)から吸収され第
1の実施例よりさらに電子の吸収能力が向上し、ラッチ
アップ防止作用が改善される利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したごとく二種類の電源が、外部から供給され
て動作する相補型半導体集積回路において最低電位の島
状領域の周囲を囲むように基板電位固定用の高濃度領域
を形成することにより電源投入順序によって発生するラ
ッチアップは防止され、相補型半導体集積回路の信頼性
が改善される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の主要部を示す半導体チ
ップの断面模式図、第2図は第2のPウェル近傍のパタ
ーン・レイアウト図、第3図は本発明の第2の実施例の
主要部を示す半導体チップの断面模式図、第4図は第2
のPウェル近傍のパターン・レイアウト図、第5図は第
3のPウェルとその近傍のエネルギー・バンド図、第6
図は従来例の主要部を示す半導体チップの断面模式図、
第7図は従来例のラッチアップ現象を説明するための半
導体チップの断面模式図である。 1・・・N型半導体基板、2・・・第1のPウェル、3
・・・第2のPウェル、4,5.6・・・P+拡散層、
7.8.9・・・N+拡散層、10・・・N型の高濃度
領域、11・・・金属配線、12・・・コンタクト孔、
13・・・第3のPウェル、14・・・P+拡散層、1
5・・・金属配線、16・・・コンタクト孔。 代理人 弁理士 内 原  晋・・:f tj、74(
、。 ′、− 駕1図 第2図 16 コンタクト孔 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)最高電位にバイアスする第1の電圧供給端子に接
    続されたN型半導体基板にそれぞれ選択的に形成された
    第1、第2のPウェルと、前記第1、第2のPウェルを
    それぞれ中間電位及び最低電位にバイアスする第2及び
    第3の電圧供給端子と、前記第2のPウェルの周囲を囲
    んで形成されたN型の高濃度領域と、前記N型の高濃度
    領域を最高電位にバイアスする電圧供給手段とを有する
    ことを特徴とする相補型半導体集積回路。
  2. (2)N型の高濃度領域がその外側を囲んで設けられ、
    中間電位にバイアスする他の電圧供給手段を備えた第3
    のPウェルを有する特許請求の範囲第(1)項記載の相
    補型半導体集積回路。
JP62155751A 1987-06-22 1987-06-22 相補型半導体集積回路 Pending JPS63318767A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61116866A (ja) * 1984-11-13 1986-06-04 Nec Corp 半導体集積回路装置
JPS61283158A (ja) * 1985-06-10 1986-12-13 Nec Corp 相補型mosトランジスタ回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61116866A (ja) * 1984-11-13 1986-06-04 Nec Corp 半導体集積回路装置
JPS61283158A (ja) * 1985-06-10 1986-12-13 Nec Corp 相補型mosトランジスタ回路

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