JPS63317424A - 容器の殺菌方法 - Google Patents
容器の殺菌方法Info
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- JPS63317424A JPS63317424A JP15094287A JP15094287A JPS63317424A JP S63317424 A JPS63317424 A JP S63317424A JP 15094287 A JP15094287 A JP 15094287A JP 15094287 A JP15094287 A JP 15094287A JP S63317424 A JPS63317424 A JP S63317424A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、無菌充填包装機の無菌チャンバー内で上部が
開口した容器を殺菌する容器の殺菌方法に関する。
開口した容器を殺菌する容器の殺菌方法に関する。
〈従来技術およびその問題点〉
従来から無菌充填包装機において、予め成形された充填
用容器の殺菌は、無菌チャンバー内に搬入された後行な
われるのが一般的であった。
用容器の殺菌は、無菌チャンバー内に搬入された後行な
われるのが一般的であった。
この容器の殺菌方法では、過酸化水素、蒸気、ホットエ
ア、紫外線を用いるか、またはこれらを適宜組合せて行
なっていた。
ア、紫外線を用いるか、またはこれらを適宜組合せて行
なっていた。
これら殺菌方法で過酸化水素を用いると、殺菌力は優れ
ているものの、その取り扱いには危険が伴ない、また容
器内に残留し、人体への悪影響があるので、その後の除
去に長い工程を必要としていた。
ているものの、その取り扱いには危険が伴ない、また容
器内に残留し、人体への悪影響があるので、その後の除
去に長い工程を必要としていた。
また、清酒の場合、残留した過酸化水素の影響により変
質するため特に残留に注意を要した。
質するため特に残留に注意を要した。
そして、その他の殺菌手段、紫外線を単独で用いた場合
には、所期の殺菌効果を達成することばできなく、また
、蒸気を単独で用いた場合には、容器内部に結露が起こ
る問題があった。
には、所期の殺菌効果を達成することばできなく、また
、蒸気を単独で用いた場合には、容器内部に結露が起こ
る問題があった。
一方、この蒸気を用いた殺菌方法は、取り扱い、残留の
問題が少ないので、蒸気を噴霧した後、ホットエアを噴
射し、殺菌、乾燥を行なう殺菌方法が用いられていた。
問題が少ないので、蒸気を噴霧した後、ホットエアを噴
射し、殺菌、乾燥を行なう殺菌方法が用いられていた。
しかしながら、上記殺菌方法において、上記およびホッ
トエアを1回の工程で達成しようとすると、高温で多量
の蒸気の噴霧と高温で多量のホットエアの噴射を必要と
していた。
トエアを1回の工程で達成しようとすると、高温で多量
の蒸気の噴霧と高温で多量のホットエアの噴射を必要と
していた。
このため、殺菌、乾燥が十分に行なうことができなかっ
たり、また殺菌、乾燥を十分に行なおうとすると過剰の
熱により、容器の変形等の劣化が生ずる恐れがあった。
たり、また殺菌、乾燥を十分に行なおうとすると過剰の
熱により、容器の変形等の劣化が生ずる恐れがあった。
さらに、チャンバー内の容器の搬送速度を速くした場合
、蒸気およびホットエアの噴射時間が短くなり、十分に
殺菌、乾燥ができなくなってしまう恐れがあった。
、蒸気およびホットエアの噴射時間が短くなり、十分に
殺菌、乾燥ができなくなってしまう恐れがあった。
〈解決しようとする問題点〉
そこで、蒸気、ホットエアを用い、十分な殺菌、乾燥が
行なえる殺菌方法で、搬送速度が速くなっても同様の殺
菌効果が得られる殺菌方法を得ることを目的とする。
行なえる殺菌方法で、搬送速度が速くなっても同様の殺
菌効果が得られる殺菌方法を得ることを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
無菌チャンバー内に送られてきた容器を複数回蒸気の噴
霧、およびホットエアの噴射を繰り返すことにより達成
した。
霧、およびホットエアの噴射を繰り返すことにより達成
した。
この蒸気の噴霧、およびホットエアの噴射は、蒸気、ホ
ットエアをそれぞれ連続的に繰り返してもよいが、まず
ホットエア、続いて蒸気、そしてホットエアと繰り返す
とより効果的である。
ットエアをそれぞれ連続的に繰り返してもよいが、まず
ホットエア、続いて蒸気、そしてホットエアと繰り返す
とより効果的である。
また、蒸気およびホットエアを交互に繰り返し噴霧を行
なうと蒸気の結露がより少なくなる。
なうと蒸気の結露がより少なくなる。
さらに、蒸気として過熱蒸気を用いれば、さらに蒸気の
結露が少なくなる。
結露が少なくなる。
く作用〉
1回に噴霧、噴射する蒸気およびホットエアにより、容
器の温度が1回目より2回目、2回目より3回目と温度
が上昇するので、後の工程に行くに従い噴霧、または噴
射した蒸気、またはホットエアの温度に近い高い温度で
容器に作用する。
器の温度が1回目より2回目、2回目より3回目と温度
が上昇するので、後の工程に行くに従い噴霧、または噴
射した蒸気、またはホットエアの温度に近い高い温度で
容器に作用する。
〈実施例1〉
第1図は無菌チャンバー内の殺菌工程を示す説明図でる
。第4図に示した上部が開口した紙製容器に遠心分離に
より約109個/ m j2に集菌した火落菌の菌体懸
濁液を塗布後、搬送速度が60個/分である搬入口12
から搬入し、蒸気噴霧部1.3.5において圧力が5
kg/cdの水蒸気を噴霧、また、ホットエア噴射部2
.4,6.8において、設定温度が300℃であるホッ
トエアを噴射する。
。第4図に示した上部が開口した紙製容器に遠心分離に
より約109個/ m j2に集菌した火落菌の菌体懸
濁液を塗布後、搬送速度が60個/分である搬入口12
から搬入し、蒸気噴霧部1.3.5において圧力が5
kg/cdの水蒸気を噴霧、また、ホットエア噴射部2
.4,6.8において、設定温度が300℃であるホッ
トエアを噴射する。
前記蒸気噴霧部のうち蒸気噴霧部lは、外側に噴霧する
。
。
また、比較例として蒸気噴霧部5のみで、前記と同様の
水蒸気を噴霧、かつホットエア噴射部2で、前記と同様
のホットエアを噴射して、紙製容器に塗布した火落菌の
殺菌テストを行なった。
水蒸気を噴霧、かつホットエア噴射部2で、前記と同様
のホットエアを噴射して、紙製容器に塗布した火落菌の
殺菌テストを行なった。
その結果、殺菌後の火落菌数は、比較例では、殺菌前に
比較し、10−4〜104減少したのみであったが、実
施例1においては、10−7〜10−@減少することが
できた。”また水滴の残留は0.5ccであった。
比較し、10−4〜104減少したのみであったが、実
施例1においては、10−7〜10−@減少することが
できた。”また水滴の残留は0.5ccであった。
また、比較例においては、殺菌後、底部に約3゜Occ
の水滴が残留した。
の水滴が残留した。
この水滴を完全に水滴を除去するために、ホットエアの
温度をさらに高い450℃にしたところ、完全に水滴が
除去されないだけでなく容器に変形が生じてしまった。
温度をさらに高い450℃にしたところ、完全に水滴が
除去されないだけでなく容器に変形が生じてしまった。
〈実施例2〉
実施例1の殺菌工程において、第2図に示すように、蒸
気噴霧部l、30間にホットエア噴射部2を設け、実施
例1と同様の蒸気およびホットエアを用いて、同様の容
器について殺菌を行なったところ、実施例1と同様の殺
菌効果が得られた。
気噴霧部l、30間にホットエア噴射部2を設け、実施
例1と同様の蒸気およびホットエアを用いて、同様の容
器について殺菌を行なったところ、実施例1と同様の殺
菌効果が得られた。
〈実施例3〉
実施例1の殺菌工程の蒸気噴霧部1,3.5とホットエ
ア噴射部2,4.6とを第3図に示すように交互に設け
、実施例1と同様の蒸気およびホットエアを用いて、同
様の容器について殺菌を行ったところ、実施例1と同様
の殺菌効果が得られた。
ア噴射部2,4.6とを第3図に示すように交互に設け
、実施例1と同様の蒸気およびホットエアを用いて、同
様の容器について殺菌を行ったところ、実施例1と同様
の殺菌効果が得られた。
〈実施例4〉
実施例1の殺菌工程の蒸気噴射部1.3.5で用いる蒸
気を150℃過熱蒸気を用いた他は、同じ条件で殺菌を
行なったところ、殺菌効果は、実施例1と同様の結果が
得られた他、水滴の残留が少なく良好であった。
気を150℃過熱蒸気を用いた他は、同じ条件で殺菌を
行なったところ、殺菌効果は、実施例1と同様の結果が
得られた他、水滴の残留が少なく良好であった。
く効果〉
本発明は、このように蒸気の噴霧とホットエアの噴射を
交互に行なうことにより、蒸気の容器内部への残留が少
なく、また火落菌の殺菌が完全に行なうことができる。
交互に行なうことにより、蒸気の容器内部への残留が少
なく、また火落菌の殺菌が完全に行なうことができる。
特に、清酒用容器の殺菌においては、過酸化水素を用い
なくても火落菌の殺菌が完全に行なえるので、残留過酸
化水素および火落菌による清酒への悪影響がなくなり、
好ましい殺菌方法である。
なくても火落菌の殺菌が完全に行なえるので、残留過酸
化水素および火落菌による清酒への悪影響がなくなり、
好ましい殺菌方法である。
そして、搬入された容器をまず外側に噴霧することによ
り容器の外面に付着した菌を除去すると共に、容器の温
度を上昇させることができ、次の蒸気の噴射による殺菌
効果をより高めることができる。
り容器の外面に付着した菌を除去すると共に、容器の温
度を上昇させることができ、次の蒸気の噴射による殺菌
効果をより高めることができる。
第1図乃至第3図は、本発明の各実施例を示す説明図、
第4図は、本発明の殺菌方法に用いる容器の一例を示す
説明図である。 1.3.5・・・蒸気噴霧部 2.4,6.8・・・ホットエア噴射部12・・・搬入
部 特 許 出 願 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 茶4場
第4図は、本発明の殺菌方法に用いる容器の一例を示す
説明図である。 1.3.5・・・蒸気噴霧部 2.4,6.8・・・ホットエア噴射部12・・・搬入
部 特 許 出 願 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 茶4場
Claims (4)
- (1)無菌チャンバー内に送られてきた上部が開口した
容器を蒸気、およびホットエアを用いて殺菌する殺菌方
法において、蒸気の噴霧、およびホットエアの噴射をそ
れぞれ複数回繰り返して行なうことを特徴とした容器の
殺菌方法。 - (2)蒸気の噴霧、およびホットエアの噴射を交互に複
数回繰り返して行う特許請求の範囲第1項記載の容器の
殺菌方法。 - (3)ホットエアの噴射の後、蒸気の噴霧を行なう特許
請求の範囲第1項はまた第2項記載の容器の殺菌方法。 - (4)蒸気が加熱蒸気である特許請求の範囲第1項乃至
第3項記載の容器の殺菌方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15094287A JPS63317424A (ja) | 1987-06-17 | 1987-06-17 | 容器の殺菌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15094287A JPS63317424A (ja) | 1987-06-17 | 1987-06-17 | 容器の殺菌方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63317424A true JPS63317424A (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=15507784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15094287A Pending JPS63317424A (ja) | 1987-06-17 | 1987-06-17 | 容器の殺菌方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63317424A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10258812A (ja) * | 1997-03-17 | 1998-09-29 | Wakayama Nookiyoo Shokuhin Kogyo Kk | 物品の殺菌方法及び殺菌装置 |
-
1987
- 1987-06-17 JP JP15094287A patent/JPS63317424A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10258812A (ja) * | 1997-03-17 | 1998-09-29 | Wakayama Nookiyoo Shokuhin Kogyo Kk | 物品の殺菌方法及び殺菌装置 |
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