JPS6331733Y2 - - Google Patents

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JPS6331733Y2
JPS6331733Y2 JP20470383U JP20470383U JPS6331733Y2 JP S6331733 Y2 JPS6331733 Y2 JP S6331733Y2 JP 20470383 U JP20470383 U JP 20470383U JP 20470383 U JP20470383 U JP 20470383U JP S6331733 Y2 JPS6331733 Y2 JP S6331733Y2
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JP
Japan
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roll
coating
pick
ink
nip
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JP20470383U
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JPS60108377U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ロールからシートへの転移によりイ
ンキ又は高粘度の塗液を塗布するロール塗布装置
に関するものである。
(従来技術) ピツクアツプロールと塗布ロール、またはピツ
クアツプロールと少なくとも一本の転移ロール及
び塗布ロールとで構成された塗布装置によつて、
シートにインキ又は顔料と接着剤を主成分とする
高粘度の塗液を塗布した場合、塗布ロールの両端
部に対応する塗布側端部においてリング状にイン
キ又は塗液の盛り上りが生じ、乾燥した場合は盛
り上りがそのまま残り、これが特に80μm以下と
いつた薄いシートにあつては巻取つた場合に次第
に累積されそこから破れが発生したり、また内側
部分に空気を抱き込みいわゆるぼこぼこした巻取
になつてしまい、よい巻取製品が得られないとい
う問題がある。
(目的) 本考案は、上記の問題点を解消し、均一なイン
キ又は塗液の塗布面を有するシート巻取を得るロ
ール塗布装置を提供することを目的とするもので
ある。
(構成) 本考案は、上記の目的を達成するために、塗布
ロールと、その前後のロールとで形成されるニツ
プにおいて、塗布巾を設定するロールの端部が位
置する部分に厚さ30μm以下の薄膜帯状体を挟持
せしめ、その部分におけるインキ又は塗液の塗布
ロールへの過剰供給を阻止し、塗布側端部におい
ての塗布部の盛り上りを防ぐようにしたものであ
る。本考案の構成において、主要部をなす薄膜帯
状体は、厚さが30μm以下のもので、耐熱性、耐
摩耗性のある強靭なものであれば使用でき、この
条件を備えるものは例えばFe合金系、Co合金系、
Ni合金系、Pd80Si20,Cu50Zr50,Nb50Ni50
Ti50Cu50などのアモルフアス金属製シート、プラ
スチツクシートなどがある。
薄膜帯状体の厚みが、30μmを越えると、ニツ
プに挟持させたときの隙間があき過ぎ、塗布ロー
ルへのインキ又は塗液の均一な転移供給が出来な
くなり、本考案の目的とする塗布面の平滑性に優
れたシートを得ることが出来ない。
なお、薄膜帯状体の巾及び長さについては、目
的に応じて適宜設定すればよい。また、薄膜帯状
体を挟持させる場所は、塗布装置がピツクアツプ
ロールと塗布ロールとで構成される場合は、塗布
巾を決めるいずれかのロールのニツプ端部に設け
ることになり、また塗布装置が、ピツクアツプロ
ールと少なくとも一本の転移ロール及び塗布ロー
ルとで構成される場合は、塗布ロールとその前段
のロールとのニツプにおいて、塗布巾を決めるロ
ール端部に対応する位置で挟持することになる。
(実施例) 本考案の塗布装置を図面に基づき、更に詳細に
説明する。第1図及び第2図は、感熱転写記録用
カーボンシートを得るためシートにカーボンイン
キをホツトメルトコーテイングするロール塗布装
置を示したものである。本実施例においては、ロ
ール巾140mmのバツキングロール1、ロール巾100
mmの塗布ロール2、ロール巾120mmのグラビア形
式のピツクアツプロール3からなる塗布装置で、
塗布ロール2の面長によつて塗布巾を設定するよ
うになつている。この塗布装置にあつて薄膜帯状
体4はPd80Si20のアモルフアスシートで厚さ9μm
巾30mmのものを使用している。そして、塗布ロー
ル2とピツクアツプロール3とで形成されるニツ
プ5の両端部6(シート7の両サイドが当接する
位置)に挟持せしめられ、その一端はフレーム8
に固定されているホルダー9にガイド板10と一
緒に固定されている。
次に上記のように構成した塗布装置の作動につ
いて説明する。アンワインダーから巻き戻された
10〜40μmのコンデンサー紙7はガイドロール1
1を周回し、バツキングロール1と塗布ロール2
で形成されるニツプを通過する。このとき塗布ロ
ール2によつて加熱溶融状態のカーボンインキ1
2が塗布される。このカーボンインキ12はカラ
ーパン13内で加熱溶融されており、グラビア形
式ピツクアツプロール3でかき上げ、次いで余分
付着のカーボンインキをドクター14で全巾にわ
たつてかき落した後、グラビア形式ピツクアツプ
ロール3から塗布ロール2へ転移されるものであ
る。ところが、2枚の薄膜帯状体4が塗布ロール
2とピツクアツプロール3とで形成されるニツプ
5の両端部6にそれぞれ挟持され、塗布ロール2
の端部へのグラビア形式ピツクアツプロール3か
らのカーボンインキの転移を阻止することができ
るようになつているので、実際にピツクアツプロ
ールから塗布ロールに転移されるカーボンインキ
は両方の薄膜帯状体4の内側部分のものだけとな
る。
(効果) 上記の構成によつて、従来技術において塗布ロ
ールの両端部に対応する塗布側端部に生じていた
リング状のインキ又は塗液の盛り上りは完全に解
消され、インキや高粘度塗液の塗布面は盛り上り
部分のない均一な平滑面となり、結果的に巻取も
優れたものになる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案の一実施例を示す
概略図である。 1:バツキングロール、2:塗布ロール、3:
ピツクアツプロール、4:転移防止手段(薄膜帯
状体)、5:ニツプ、6:両端部、7:シート
(コンデンサ紙)、8:フレーム、9:ホルダー、
10:ガイド板、11:ガイドロール、12:カ
ーボンインキ、13:カラーパン、14:ドクタ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピツクアツプロールと塗布ロールまたはピツク
    アツプロールと少なくとも一本の転移ロール及び
    塗布ロールで構成され、80μm以下のシートの片
    面に塗液を塗布またはインキを印刷する塗布装置
    において、塗布ロールとその前段のロールとで形
    成されるニツプの塗布巾を設定するロールの端部
    が位置する部分に、厚さ30μm以下の薄膜帯状体
    を挟持し、その部分における塗液またはインキの
    塗布ロールへの過剰供給を阻止せしめたことを特
    徴とするロール塗布装置。
JP20470383U 1983-12-24 1983-12-24 ロ−ル塗布装置 Granted JPS60108377U (ja)

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JP20470383U JPS60108377U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 ロ−ル塗布装置

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JP20470383U JPS60108377U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 ロ−ル塗布装置

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JPS60108377U JPS60108377U (ja) 1985-07-23
JPS6331733Y2 true JPS6331733Y2 (ja) 1988-08-24

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ID=30767093

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JP20470383U Granted JPS60108377U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 ロ−ル塗布装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0721247Y2 (ja) * 1990-02-27 1995-05-17 新王子製紙株式会社 塗工装置
JPH0721248Y2 (ja) * 1990-09-28 1995-05-17 新王子製紙株式会社 塗工装置
JP5914793B2 (ja) * 2012-04-11 2016-05-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 機能性シート製造装置および機能性シート製造方法
JP6123719B2 (ja) * 2014-03-25 2017-05-10 株式会社豊田自動織機 塗工装置
JP6290495B2 (ja) * 2017-06-02 2018-03-07 富士機械工業株式会社 グラビア塗工装置

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JPS60108377U (ja) 1985-07-23

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