JPS63315858A - 温風暖房機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は負荷に応じて暖房出力を調整するようにした
温風暖房機の制御装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来の温風暖房機の制御装置は、例えば特開昭６１−１
９０２４４号公報に開示されているように、燃料供給装
置、バーナモータ、送風モータ及びそれらを制御する制
御部を有し、室温と設定温度の差温に応じて暖房出力を
調整するものが知られている。

（八）発明が解決しようとする問題点 ところで、ファンヒータ等の可搬式の温風暖房機は大部
屋から小部屋に持運んで使用する場合があり、このよう
な場合、温風暖房機が大部屋に適したものであると、暖
房出力が負荷に応じて調整されても過剰な暖房が行われ
る心配があった。

この発明は上述した事実に鑑みてなされたものであり、
大部屋に適した出力可変型の温風暖房機を小部屋に移動
して使用する際や、身の回りのみを暖房したい場合に適
した温風暖房機の制御装置を提供することを目的とする
。

（ニ）問題点を解決するための手段 この発明では燃料供給装置、バーナモータ、送風モータ
及びそれらを制御する制御部を有し、負荷に応じて暖房
出力を調整する温風暖房機の制御装置において、上記制
御部には暖房運転を、室温と設定温度の差温によって小
出力の暖房オンと暖房オフで制御するためのスイッチを
備えた構成である。

（ホ）作用 スイッチを操作すると、暖房運転が小出力で行われるた
め、小部屋での温風暖房や身の回りのみを暖房するのに
最適である。しかも、室温と設定温度の差温によって、
小出力の暖房運転がオン、オフ制御きれるため、暖めす
ぎによる不快感や燃費のむだ使いが防止される。

（へ）実施例 以下、この発明を図面に示す実施例について詳細に説明
する。

第１図はこの発明を適用した温風暖房機１を示すもので
あり、温風暖房機１の前面下部には温風吹出口２が設け
られ、前面側の上部には操作パネル３が設けられている
。操作パネル３は第２図に示すように、発光ダイオード
からなる１０個の表示ランプ４・・・・・・を横に並べ
た出力表示部５と、畳敷選択スイッチ６と、発光ダイオ
ードからなる３個の表示ランプ７Ａ、７Ｂ、７Ｃを縦に
並べた最大出力表示部８と、押圧操作の繰返しにより人
、切動作を交互に行う運転スイッチ９と、シーソ一式の
温度設定スイッチ１０と、小燃焼スイッチ１１と、現在
の室温と希望（設定）の温度のデジタル表示を行う温度
表示器１２とを備えている。また、表示ランプ７Ａ、７
Ｂ、７Ｃの横に付された数字は部屋の広さに適した最大
出力を畳敷で示している。

第３図は温風暖房機１の制御装置の１例を示すものであ
り、運転スイッチ９、畳敷選択スイッチ６、温度設定ス
イッチ１０、小燃焼スイッチ１１及びサーミスタ等の室
温センサ１３がマイクロコンピュータ１４の入力側に接
続されている。また、マイクロフンピユータ１４の出力
側には燃料供給装置としての燃料供給ポンプ１５、バー
ナモータ１６、送風モータ１７、出力表示部４、最大出
力表示部８及び温度表示器１２が接続きれている。また
、室温センサ１３の検出温度に応じた出力電圧がＡ／Ｄ
変換器１８を介してマイクロコンピュータ１４に入力さ
れており、Ａ／Ｄ変換器１Ｂはマイクロコンピュータ１
４に内蔵させるようにしても良い。

マイクロコンピュータ１４は畳敷選択スイッチ６によっ
て予め最大出力が選択されている。すなわち、温風暖房
機１の初期設定最大出力は３３００　ｋｃａｌ／ｈにな
っており、最大出力表示部８では１０畳表示ラうプ７Ａ
が点灯する。そして、畳敷選択スイッチ６を１回押すご
とに、選択最大出力が３３００ｋｃａｌ／ｈ−”２７０
０ｋｃａｌ／ｈ−”２０００ｋｃａｌ／ｈ　”　３３０
０ｋｃａｌ／ｈの順に設定され、最大出力表示部８では
１０畳表示ラうプ７Ａ→８畳表示ランプ７Ｂ→６畳表示
ランプ７Ｃ→１０畳表示ランプ７Ａの順に点灯する。ま
た、マイクロコンビエータ１４は運転スイッチ９が人の
とき、温度設定スイッチ１０の操作による設定温度（１
０″Ｃ〜３０°Ｃ）と室温センサ１３の検出温度とを記
憶し、検出温度、並びに検出温度と設定温度の差温に応
じて燃料ポンプ１５及びバーナモータ１６を制御し、運
転開始時の室温が所定温度（９°Ｃ）以下のときは下表
のように出力（燃焼量）を調整する。また、室温が９°
Ｃより高いときは最初から通常運転を行う。さらにまた
、燃焼量に適した温風量が得られるように、送風モータ
１７０回転数制御を行う。

表 また、マイクロコンピュータ１４は運転スイッチ１０が
人のとき、小燃焼スイッチ１１がセットされているか否
かを判別し、小燃焼スイッチ１１がセットされている場
合には第４図に示すように燃焼出力を最小の１２００　
ｋｃａｌ／ｈで一定とする。また、室温が（設定温度＋
３°Ｃ）になると、小出力の暖房運転をオフにし、その
後、室温が設定温度になると、小出力の暖房運転をオン
にする。

本実施例によれば、運転スイッチ９が人のとき、小燃焼
スイッチ１１をセットすることによって、最小出力の暖
房運転を選択することができ、小部屋での温風暖房や、
身の回りのみの暖房を快適に行うことができる。しかも
、このような小出力の暖房運転が選択きれた際、室温が
（設定温度＋３℃）以上になると、暖房運転が停止され
、その後、室温が設定温度以下になると、暖房運転が再
開されるので、暖めすぎによる不快感や燃費のむだ使い
を防止でき、経済的である。また、小燃焼スイッチ１１
は押圧操作の繰返しによってセット、リセットが交互に
行われるので、使い勝手が良い。

（ト）発明の効果 この発明は以上のように構成されているので、小部屋や
身の回りのみの温風暖房を快適に行うことができ、しか
も、暖めすぎによる不快感や燃費のむだ使いを防止でき
るなど、有用なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を適用した温風暖房機の１例を示す要
部斜視図、第２図は温風暖房機の操作部を拡大して示す
説明図、第３図は温風暖房機の制御装置を示すブロック
図、第４図は小燃焼スイッチのセット状態における動作
を説明するためのフローチャートである。 １１・・・小燃焼スイッチ、　　１４・・・マイクロコ
ンピュータ（制御部）、　　１５・・・燃料供給装置と
しての燃料供給ポンプ、　　１６・・・バーナモータ、
１７・・・送風モータ。 第１図 第３　図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）燃料供給装置、バーナモータ、送風モータ及びそ
   れらを制御する制御部を有し、負荷に応じて暖房出力を
   調整する温風暖房機の制御装置において、上記制御部に
   は暖房運転を、室温と設定温度の差温によって小出力の
   暖房オンと暖房オフで制御するためのスイッチを備えた
   ことを特徴とする温風暖房機の制御装置。