JPS63315311A - タイヤ滑り止め装置 - Google Patents

タイヤ滑り止め装置

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Publication number
JPS63315311A
JPS63315311A JP15040387A JP15040387A JPS63315311A JP S63315311 A JPS63315311 A JP S63315311A JP 15040387 A JP15040387 A JP 15040387A JP 15040387 A JP15040387 A JP 15040387A JP S63315311 A JPS63315311 A JP S63315311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
slip stopper
stopper member
slip
spark
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15040387A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kaneko
金子 由夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP15040387A priority Critical patent/JPS63315311A/ja
Publication of JPS63315311A publication Critical patent/JPS63315311A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野]  ゛ 本発明はタイヤ外周へ装着されて氷雪路等でタイヤの滑
りを防止するタイヤ滑り止め装置に関する。
[従来の技術] 積雪路等で使用される車両用タイヤ滑り止め装置は、タ
イヤ外周へ装着される金属チェーンが一般的であった。
しかしながら、金属チェーンは装着作業が容易ではなく
、走行中の騒音も大きく、車体を傷つける恐れもある等
の欠点があった。
そこで、:512図に示されるように、ゴム等を成形し
てなる複数の滑り止め部材10をローブ12等で連結し
て梯子状となしたタイヤ滑り止め装置が用いられるよう
になつてきた。
このような滑り止め装置では、凍結路での滑り止め性能
を向上させるために、第12図に示されるように滑り止
め部材lOにスパーク14を設けた構造が提案されてい
る。
ところで、このような滑り止め装置では、滑り止め部材
lOはタイヤ16が矢印A方向へ回転する際に先に路面
と当接する側が踏込み側10Aとなり、その反対側が蹴
出し側10Bとなるが、第13図に示されるように踏込
み側10Aに比して蹴出し側10Bの摩耗が著しく大き
くなる偏摩耗を生じる問題がある。これは蹴出し側10
Bに大きなgl断力が作用するためである。
このような偏摩耗を生じると、滑り止め部材lOの寿命
が短くなることは勿論、スパーク14が滑り止め部材l
Oから抜は出し易くなると言う問題を生じる。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記に鑑み、滑り止め部材の偏摩耗を軽減する
ことができるタイヤ滑り止め装置を提供することを目的
とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明はタイヤ外周へ所定間隔で装着される複数の滑り
止め部材へ夫々複数のスパークか設けられたタイヤ滑り
止め装置において、スパークが滑り止め部材の蹴出し側
へ集合配置された構成としている。
なお、本発明で定義する「集合配置」とは、1本の滑り
止め部材へ配置される全てのスパークの大半か蹴出し側
へ配置されることを意味し、全てのスパークが蹴出し側
へ配置されることには限定されない。
[作用] 上記構成の本発明では、滑り止め部材の蹴出し側へ作用
する剪断力がスパークで支持されるので、滑り止め部材
に直接作用する剪断力が減少する。
[実施例] 第1図乃至第6図には本発明に係るタイヤ滑り止め装置
の第1実施例が示されている。この実施例のタイヤ滑り
止め装置はタイヤ22の外周へ装着される複数の滑り止
め部材20をサイトローブ24て連結することで全体と
して梯子状に構成される。
滑り市め部材20は天然ゴム、合成ゴムや熱可塑性ウレ
タン、熱可塑性ゴム等の熱可塑性エラストマー等から成
形されて可撓性を有し、中央部20Aの両端部から一対
の脚部20Bが屈曲された断面略コ字形とされている。
中央部20Aには1表面に滑り止め性能を向上させるた
めに多数の溝26が形成されている。
滑り止め部材20には、内方に補強材としての2枚のキ
ャンハス30.32と、一対のビート金具34と、複数
本(本実施例では7本)のスパーク36とが埋設される
とともに、フック38が取り付けられている。
キャンパス30.32は天然繊維又はナイロン等の合成
繊維等の有機繊維あるいは有機繊維コードを平織りして
なり、滑り止め部材20の長子方向(第1図左右方向)
及び幅方向(第2図上下方向)の略全域に渡って滑り止
め部材20の厚さ方向(第1図上下方向)に互に対向し
て埋設されている。ビート金具34は滑り止め部材20
の脚部20Bの先端部に軸線方向を滑り止め部材20の
幅方向へ向けて埋設されている。キャンパス30.32
の両端部は互に重ね合わされてビート金具34に掛は回
されて折り返されている。
スパーク36は第5図に示されるように、超硬金属等か
らなる耐摩耗性に優れた円筒状のシャンク40と円板状
の7ランジ42とがろう付けで溶着されて構成された所
謂マカロニタイプとされている。このスパーク36は滑
り止め部材20の中央部20Aで2枚のキャンパス30
.32の対向間に7ランジ42が挟持され、キャンパス
30に形成された貫通孔30Aを貫通したシャンク40
が中央部20Aの表面から突出している。
中央部20Aにおけるスパーク36の配列は、:52図
に示されるように滑り止め部材2oの長子方向には一列
に並び、滑り止め部材2oの幅方向には幅方向中央より
も蹴出し側へ配置されている。
フック38はビート金具34に掛止されるように脚部2
0Bを貫通して滑り止め部材2oへ取り付けられ、U字
状に屈曲された先端部へサイドローブ24が掛止される
ようになっている。
なお、本実施例のスパーク36は第5図に示されるよう
に、好ましくはフランジ42の差渡寸法(直径)DIが
シャンク4oの差渡寸法(直径)D2の2倍以上、さら
に好ましくは2.5借景」二となるように設定される。
また、スパーク36は高さHが7〜10mm、中央部2
0Aの表面からの突出長さが1.5〜2.5mmに設定
される。
次に本実施例の作用を説明する。
タイヤ滑り止め装置のタイヤ22への装着状態では、タ
イヤ22の外周へ所定間隔で配置された複数の滑り止め
部材20の夫々は、フック38へサイドロープ24が掛
止されて中央部20Aの裏面がトレッド部22Aへ当接
するとともに、一対の脚部20Bが第1図の状態から互
に接近する方向へ屈曲されて裏面がサイドウオール部2
2Bへち接している。また、第6図に示されるように。
矢印へ方向へ回転するタイヤ22に対して滑り市め部材
20はスパーク36に近い側の幅方向端部が蹴出し側と
なるように装着されている。
滑り止め部材20はサイドロープ24の締付力で裏面が
タイヤ22へ押圧当接して、車両の走行中にはタイヤ2
2と一体となって回転する。車両の走行中には、滑り止
め部材20はスパーク36に遠い側の幅方向端部が踏込
み側となって先に路面に当接し、その反対側の端部が蹴
出し側となって最後に路面から離れる。
ここで、滑り止め部材20は応力が大きくなる部分の近
傍にスパーク36が配置されていてスパーク36が摩擦
力を受けるので、滑り止め部材20に生じる応力は充分
に小さくなる。従って、滑り止め゛部材20は蹴出し側
が踏込み側に比して著しく摩耗が大きくなることを防止
されるので偏摩耗が軽減される。さらに、スパーク36
の引掻効率が向上するので、凍結路等での滑り止め件部
が向上する。
また、車両の走行中には、通常、滑り止め部材20を種
々の方向へ伸長させようとする荷重が作用し、この荷重
はキャンパス30.32へ引張荷重として作用する。キ
ャンパス30.32はこの引張荷重を支持して滑り止め
部材20が破断することを阻止する。
また、滑り止め部材20には圧縮荷重も作用するが、滑
り止め部材20は圧縮荷重に対しては充分な抗力を有し
ており、キャンパス30.32は圧縮荷重を支持するこ
とができない代りに大きな圧縮荷重を受けても破断する
ことがない。従って、滑り止め部材20は極めて大きな
圧縮荷重の作用することがある貨物自動車等に適用した
場合でもキャンパス30.32が破断して引張荷重を支
持することができなくなる結果破断へと至ることがない
また、スパーク36は特に凍結路面、乾燥路面と当接し
た際に滑り止め部材20へ大きな力で押し込まれるが、
フランジ42がキャンパス32に支持され、この押込力
はキャンパス32の全面に伝達されて分散支持されるの
で、滑り止め部材20か局部的に大荷重を受けることが
ない、従って、滑り止め部材20はスパーク36に押圧
される部分か局部的に大きな繰り返し荷重を受けて早期
に破損してしまうことがない。
また、スパーク36には特に凍結路面、乾燥路面と当接
を開始する際及び車両旋回時に大きな押し倒し荷重が作
用するが、フランジ42は弾性変形の少ないキャンパス
30.32に挟持されていて倒れ角度が小さいとともに
、キャンパス30の貫通孔30Aを拡径して抜は出すこ
とができないので、滑り止め部材20から抜は出すこと
がない。特に本実施例のスパーク36では、フランジ4
2の差渡寸法DIとシャンク40の差渡寸法D2の比D
i/D2か大きいので、抜は出し防止効果かより高めら
れている。
なお1本実施例では円断面のスパーク36を用いたが、
第7図及び第8図に示されるようにフランジ42及びシ
ャンク40が矩形状とされたスパーク36を用いても良
い。この場合にも好ましくはフランジ42の差渡寸法D
Iがシャンク40の差渡寸法D2の2倍以上、さらに好
ましくは2.5倍以上となるように設定する。
第91−Wには前記第3図に対応して本発明の第2実施
例が示されている。この実施例ではスパーク36は第1
θ図に示されるように厚鋼板をコ字形に成形して構成さ
れており、基部36Aがキャンパス30.32に挟持さ
れている。
また、滑り止め部材20は中央部20Aがスパーク36
の形状に合わせて前記実施例とは異なる表面形状に設定
されており、スパーク36の両脚部36B同士を全面的
に結合する高さとされている。
この実施例の場合にも滑り止め部材20はスパーク36
に近い側の幅方向端部が蹴出し側となるように装着され
るので、前記実施例と同様に作用する。また、滑り止め
部材20がスパーク36の両脚部36B同士を全面的に
結合しているので、基部36Aが湾曲して両脚部36B
が外側へ倒れてしまうことが防止されている。
なお、この実施例のスパーク36の脚部36B先端部は
焼き入れ硬化されるか、超硬金属等のチップが溶着され
て耐摩耗性を付与されている。
スパーク36はこの外にも第11図に示されるように厚
鋼板を成形して構成したもの等、種々のものが適用可能
である。
[発明の効果] 以上に説明した通り本発明に係るタイヤ滑り止め装置で
は、スパークが滑り止め部材の蹴出し側へ集合配置され
るので、滑り止め部材の偏摩耗を軽減することができる
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るタイヤ滑り止め装置の第1実施例
を示す滑り止め部材の縦断面図で第2図のI−I線矢視
図、第2図は第1図のII−II線矢覗平面図、第3図
は第2図のIII−III線矢視横断面図、第4図は第
2図のI V −I V線矢視横断面図、第5図は第1
実施例に適用されたスパークの詳細を示す断面図、第6
図は第1実施例の滑り止め部材のタイヤへの装着状態を
示す部分側面図、第7図及び第8図はスパークの他の例
を示す乎面図、第9図は第3図に対応して本発明の第2
実施例を示す横断面図、第1O図は第9図に示されたス
パークの斜視図、第11図はスパークの他の例を示す斜
視図、第12図は従来装置をタイヤへの装着状態で示す
斜視図、第13図は従来装置の問題点を示す滑り止め部
材の横断面図である。 20・・・滑り止め部材、 22・・・タイヤ、 36・・・スパーク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タイヤ外周へ所定間隔で装着される複数の滑り止
    め部材へ夫々複数のスパークが設けられたタイヤ滑り止
    め装置において、スパークが滑り止め部材の蹴出し側へ
    集合配置されたことを特徴とするタイヤ滑り止め装置。
JP15040387A 1987-06-17 1987-06-17 タイヤ滑り止め装置 Pending JPS63315311A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15040387A JPS63315311A (ja) 1987-06-17 1987-06-17 タイヤ滑り止め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15040387A JPS63315311A (ja) 1987-06-17 1987-06-17 タイヤ滑り止め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63315311A true JPS63315311A (ja) 1988-12-23

Family

ID=15496208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15040387A Pending JPS63315311A (ja) 1987-06-17 1987-06-17 タイヤ滑り止め装置

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JP (1) JPS63315311A (ja)

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