JPS63315301A - 農用車輪 - Google Patents
農用車輪Info
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- JPS63315301A JPS63315301A JP62257510A JP25751087A JPS63315301A JP S63315301 A JPS63315301 A JP S63315301A JP 62257510 A JP62257510 A JP 62257510A JP 25751087 A JP25751087 A JP 25751087A JP S63315301 A JPS63315301 A JP S63315301A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、田植機、播種機等の農作業機に使用される農
用車輪に関する。
用車輪に関する。
(従来の技術)
この種の従来技゛術には特公昭61−57201号公報
(第13図に示す)に開示さ机たもつがあ、る。この従
来車輪21は、鉄製の環状リムにゴムを被覆して弾性輸
体22を形成し、この弾性輪体22に周方向等間隙に多
数の羽根23を形成し、各羽根23間に複数のラグ24
を形成しており、羽$1123は輪体22の求心線に対
して傾斜し且つその径内端部25は輪体内周から径内側
へ突出している。
(第13図に示す)に開示さ机たもつがあ、る。この従
来車輪21は、鉄製の環状リムにゴムを被覆して弾性輸
体22を形成し、この弾性輪体22に周方向等間隙に多
数の羽根23を形成し、各羽根23間に複数のラグ24
を形成しており、羽$1123は輪体22の求心線に対
して傾斜し且つその径内端部25は輪体内周から径内側
へ突出している。
(発明が解決しようとする問題点)
前記従来技術では、例えば車輪外径800龍、羽根23
は輪体22から軸方向両側に突出した両羽根で、羽根幅
150flのものを田植機に装着して水田で植付は作業
をしたところ、足跡沈下20cmの圃場で7〜13%、
足、跡沈下40cmの圃場で15〜25%のスリップを
生じることが明らかとなった。
は輪体22から軸方向両側に突出した両羽根で、羽根幅
150flのものを田植機に装着して水田で植付は作業
をしたところ、足跡沈下20cmの圃場で7〜13%、
足、跡沈下40cmの圃場で15〜25%のスリップを
生じることが明らかとなった。
田植機は車輪の一定回転ごとに苗を植付けるため、車輪
のスリップは植付は間隔にバラツキを生じさせることに
なる。そのため車輪のスリップ率を零にすることは困難
であるが、より低下させることが要求されている。
のスリップは植付は間隔にバラツキを生じさせることに
なる。そのため車輪のスリップ率を零にすることは困難
であるが、より低下させることが要求されている。
車輪のスリップは、主にラグが耕盤に接地した時に生じ
、羽根間隔が広ければスリップ率及びそのバラツキが大
きくなる。従ってスリップ率を低下させるには、羽根枚
数を増加して牽引力を向上させれば良いのであるが、従
来技術における羽根の増加は、泥の持上げ作用の増大を
招き、隣接条の苗に泥土を落下して押し倒すという欠点
が拡大されてくる。羽根の泥持上げ作用は羽根の幅と輪
体内周から径内方向への突出量とが関係する。
、羽根間隔が広ければスリップ率及びそのバラツキが大
きくなる。従ってスリップ率を低下させるには、羽根枚
数を増加して牽引力を向上させれば良いのであるが、従
来技術における羽根の増加は、泥の持上げ作用の増大を
招き、隣接条の苗に泥土を落下して押し倒すという欠点
が拡大されてくる。羽根の泥持上げ作用は羽根の幅と輪
体内周から径内方向への突出量とが関係する。
このことは、輪体から軸方向一側にのみ羽根が突出した
片羽根を有するもの(例えば実公昭60−39282号
公報)でも同様である。
片羽根を有するもの(例えば実公昭60−39282号
公報)でも同様である。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、弾性輪体6に、径内端部12が輪体内周から
径内方向へ非突出の多数の広幅大羽根7を形成し、この
大羽根7間に径内端部13aが輪体内周から径内方向へ
非突出の狭幅小羽根8を少なくとも1枚形成することに
よって、前記従来技術の問題点を総て解決できるように
したものである。
径内方向へ非突出の多数の広幅大羽根7を形成し、この
大羽根7間に径内端部13aが輪体内周から径内方向へ
非突出の狭幅小羽根8を少なくとも1枚形成することに
よって、前記従来技術の問題点を総て解決できるように
したものである。
即ち、本発明における問題解決手段の具体的構成は、弾
性輪体6にその径内端部12が輪体内周から径内方向へ
非突出の大羽根7を周方向等間隔に多数形成し、この大
羽根7間にその径内端部13aが輪体内周から径内方向
へ非突出で且つ大羽根幅7Bの約30〜80%の幅8B
を有する小羽根8を少なくとも1枚形成した点にある。
性輪体6にその径内端部12が輪体内周から径内方向へ
非突出の大羽根7を周方向等間隔に多数形成し、この大
羽根7間にその径内端部13aが輪体内周から径内方向
へ非突出で且つ大羽根幅7Bの約30〜80%の幅8B
を有する小羽根8を少なくとも1枚形成した点にある。
(作 用)
農用車輪1は大羽根7及びラグ9が耕盤に接地しながら
、従来と略同様に牽引力を発揮する。大羽根7間でラグ
9が接地するとき、大別II7間に位置する小羽根8も
接地し、泥土から抵抗を受けることにより、ラグ9より
も大きい牽引力を発生してスリップを減少させる。小羽
根8の径外部により泥持上げは多少あるが、幅狭である
ため大羽根7に比して少なく、大、小羽根7.8はラグ
9と略同様に、弾性輪体6の内周よりも径内方向に突出
していないため、径内側の泥持上げ作用は極めて少なく
なる。
、従来と略同様に牽引力を発揮する。大羽根7間でラグ
9が接地するとき、大別II7間に位置する小羽根8も
接地し、泥土から抵抗を受けることにより、ラグ9より
も大きい牽引力を発生してスリップを減少させる。小羽
根8の径外部により泥持上げは多少あるが、幅狭である
ため大羽根7に比して少なく、大、小羽根7.8はラグ
9と略同様に、弾性輪体6の内周よりも径内方向に突出
していないため、径内側の泥持上げ作用は極めて少なく
なる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1〜8図に示す第1実施例において、1は田植機に適
用した農用車輪で、中央のポス2に3本のスポーク3を
放射状に溶着し、ボス2に溶着の補強円板4でスポーク
3の取付けを補強し、3本のスポーク3の先端に環状芯
材となる中空金属製リム5を溶着し、このリム5に弾性
材を被覆して弾性輪体6を形成し、この弾性輪体6に大
羽根7、小羽根8及びラグ9が周方向等間隔に一体成形
している。前記大羽根7、小羽根8及びラグ9は輪体6
の外周から径外方向に略同一高さに突出している。
用した農用車輪で、中央のポス2に3本のスポーク3を
放射状に溶着し、ボス2に溶着の補強円板4でスポーク
3の取付けを補強し、3本のスポーク3の先端に環状芯
材となる中空金属製リム5を溶着し、このリム5に弾性
材を被覆して弾性輪体6を形成し、この弾性輪体6に大
羽根7、小羽根8及びラグ9が周方向等間隔に一体成形
している。前記大羽根7、小羽根8及びラグ9は輪体6
の外周から径外方向に略同一高さに突出している。
弾性輪体6はJIS硬度70〜90°のゴム材を使用す
ることが好ましく、リム5の断面円形の周囲に均一厚さ
で被覆しても良いが、泥土と接触する輸体外周側が厚肉
になるように焼付は被覆されており、輪体内周側に径内
方向先細りの隆起部11を有している。この輪体内周側
の隆起部11は輪体6の全周に亘って形成され、先細り
の頂部11′aは泥土を左右に分割する分水嶺の作用を
する。
ることが好ましく、リム5の断面円形の周囲に均一厚さ
で被覆しても良いが、泥土と接触する輸体外周側が厚肉
になるように焼付は被覆されており、輪体内周側に径内
方向先細りの隆起部11を有している。この輪体内周側
の隆起部11は輪体6の全周に亘って形成され、先細り
の頂部11′aは泥土を左右に分割する分水嶺の作用を
する。
大羽根7は前進回転時に強力な牽引力と上方の反力(浮
力)とを得るものであり、輪体6に周方向等間隔に多数
枚形成されている。大羽根7の枚数は輪体6の大きさに
よって適宜設定され、7〜11枚、特に8〜10枚が好
ましく、実施例では9枚となっている。
力)とを得るものであり、輪体6に周方向等間隔に多数
枚形成されている。大羽根7の枚数は輪体6の大きさに
よって適宜設定され、7〜11枚、特に8〜10枚が好
ましく、実施例では9枚となっている。
前記大羽根7は主体となって牽引力を発揮するために輸
体6から軸方向両側に突出され、その幅7Bは充分広く
形成され、また、輪体6の円形部から径内外方向に大き
く突出しており、その径内端部12は幅方向中央が隆起
部11の頂部11aと突出量が略一致されており、段部
の無いつながりとなっている。大羽根7の径内端部12
は幅方向両側から中央側へ幅狭になるように傾斜されて
いる。このような形状により、大羽根7と大羽根7及び
隆起部11の連結部における泥土詰りを阻止するように
している。大羽根7は輪体6の求心線αに対して角度θ
7だけ傾斜している。この角度θ7は例えば35°に設
定される。
体6から軸方向両側に突出され、その幅7Bは充分広く
形成され、また、輪体6の円形部から径内外方向に大き
く突出しており、その径内端部12は幅方向中央が隆起
部11の頂部11aと突出量が略一致されており、段部
の無いつながりとなっている。大羽根7の径内端部12
は幅方向両側から中央側へ幅狭になるように傾斜されて
いる。このような形状により、大羽根7と大羽根7及び
隆起部11の連結部における泥土詰りを阻止するように
している。大羽根7は輪体6の求心線αに対して角度θ
7だけ傾斜している。この角度θ7は例えば35°に設
定される。
小羽I18は大羽根7の間の略中央位置に配置されてい
る。即ち、大羽根7と小羽根8とは輪体6に等間隔に且
つ交互に配置されている。小羽根8も輸体6から軸方向
両側に突出しているが、その幅8Bは大羽根7の幅7B
の30〜70%、より好ましくには45〜55%に設定
されており、幅狭であるため、発生する牽引力及び泥持
上げ作用は大羽根7より小さいが、ラグ9よりは大きい
。
る。即ち、大羽根7と小羽根8とは輪体6に等間隔に且
つ交互に配置されている。小羽根8も輸体6から軸方向
両側に突出しているが、その幅8Bは大羽根7の幅7B
の30〜70%、より好ましくには45〜55%に設定
されており、幅狭であるため、発生する牽引力及び泥持
上げ作用は大羽根7より小さいが、ラグ9よりは大きい
。
前記小羽根8の側縁13の内縁13aはリム5の中心線
Pより径内側で両側内周より径外側に位置し、この側縁
13の中途から内縁13aまでは径内方向に且つ幅内方
向に傾斜していて、隆起部11の裾と弾性輪体60周面
を介して円滑に接続されている。 ゛従って、小
羽根8は輪体6の径外側にのみ突出していて径内側に非
突出となっているので、輪体径内側で泥土を持上げると
いうことはなく、また、側縁13の径内側にしても、輪
体径内方向先細り状であるので、泥土が積ることはない
。この小羽根8は輪体6の求心線αに対して角度θ8だ
け傾斜しており、この角度θ8は例えば35°に設定さ
れている。
Pより径内側で両側内周より径外側に位置し、この側縁
13の中途から内縁13aまでは径内方向に且つ幅内方
向に傾斜していて、隆起部11の裾と弾性輪体60周面
を介して円滑に接続されている。 ゛従って、小
羽根8は輪体6の径外側にのみ突出していて径内側に非
突出となっているので、輪体径内側で泥土を持上げると
いうことはなく、また、側縁13の径内側にしても、輪
体径内方向先細り状であるので、泥土が積ることはない
。この小羽根8は輪体6の求心線αに対して角度θ8だ
け傾斜しており、この角度θ8は例えば35°に設定さ
れている。
ラグ9は側面視及び正面視略台形状で且つ平面視略へ角
形状であり、先端は細くなった喰込み部15となってお
り、喰込み部15より径内側の左右側面には補強部16
が隆起形成されている。
形状であり、先端は細くなった喰込み部15となってお
り、喰込み部15より径内側の左右側面には補強部16
が隆起形成されている。
このラグ9は、喰込み部I5によって耕盤に喰込んで牽
引力を発、生し、補強部16で座屈を防止している。
引力を発、生し、補強部16で座屈を防止している。
(第1実験例)
前記第1実施例に示した農用車輪1を5条植え乗用田植
機の後輪に装着して水田で走行させたところ、次の結果
が得られた。尚、田植機前輪は外径60cm、本件車輪
1の外径は800鶴、大羽根7の幅7Bは150龍、従
来車輪21は第13図に示したもの、外径は800鰭、
羽根幅150鶴のものを使用している。
機の後輪に装着して水田で走行させたところ、次の結果
が得られた。尚、田植機前輪は外径60cm、本件車輪
1の外径は800鶴、大羽根7の幅7Bは150龍、従
来車輪21は第13図に示したもの、外径は800鰭、
羽根幅150鶴のものを使用している。
前記実験結果により、小羽根8は幅8Bが大羽根7幅7
B比率において30%前後に境にして高くなると、スリ
ップ率及び牽引力が急激に増加し且つ泥持上げ作用の低
レベル維持ができ、70%前後(80%未満)を境にし
て、高(なると、スリップ率及び牽引力が高レベルに維
持されるが泥持上げが増加することが明らかである。従
って農用車輪は、大羽根7に加えて小羽根8を形成し且
つその小羽根8の輻8Bを大羽根7の幅7Bの約30〜
80%に設定すると、足跡沈下が変動しても牽引力が増
大しスリップ率を低くでき、泥持上げを少なくすること
ができる。
B比率において30%前後に境にして高くなると、スリ
ップ率及び牽引力が急激に増加し且つ泥持上げ作用の低
レベル維持ができ、70%前後(80%未満)を境にし
て、高(なると、スリップ率及び牽引力が高レベルに維
持されるが泥持上げが増加することが明らかである。従
って農用車輪は、大羽根7に加えて小羽根8を形成し且
つその小羽根8の輻8Bを大羽根7の幅7Bの約30〜
80%に設定すると、足跡沈下が変動しても牽引力が増
大しスリップ率を低くでき、泥持上げを少なくすること
ができる。
第9〜12図に示す第2実施例は片羽根の農用車輪1°
を示している。一般に田植機は、歩行型が2〜6条植え
、乗用型が4〜8条植えとなっており、苗間隔が30又
は33cmであり、車輪は苗量に位置するように各条数
に応じて輪距が設定されるが、歩行型2条植え及び乗用
型4条植えでは、車輪が苗近くを転勤するために画側に
羽根が突出していない片羽根車輪が使用されている。
を示している。一般に田植機は、歩行型が2〜6条植え
、乗用型が4〜8条植えとなっており、苗間隔が30又
は33cmであり、車輪は苗量に位置するように各条数
に応じて輪距が設定されるが、歩行型2条植え及び乗用
型4条植えでは、車輪が苗近くを転勤するために画側に
羽根が突出していない片羽根車輪が使用されている。
片羽根車輪1゛は大羽根7゛及び小羽根8゛の形状が前
記両羽根車輸1と異なる。大羽根7゛及び小羽根8゛は
弾性輪体6から径外方向にラグと略同一高さ突出し、且
つ輸体6の軸方向一側にだけ突出していて、その突出量
は第1実施例の大雨羽根7及び小雨羽根8の夫々の一側
突出量と同−又はより大であり、大片羽根7”及び小片
羽根8゛の他側面は輪体6側面より内側に位置している
。小片羽根8”の幅8’Bは大片羽[7’の幅7”Bの
約50〜80%に設定されている。
記両羽根車輸1と異なる。大羽根7゛及び小羽根8゛は
弾性輪体6から径外方向にラグと略同一高さ突出し、且
つ輸体6の軸方向一側にだけ突出していて、その突出量
は第1実施例の大雨羽根7及び小雨羽根8の夫々の一側
突出量と同−又はより大であり、大片羽根7”及び小片
羽根8゛の他側面は輪体6側面より内側に位置している
。小片羽根8”の幅8’Bは大片羽[7’の幅7”Bの
約50〜80%に設定されている。
その他、大片羽根7′及び小片羽根8゛の配置関係、弾
性輪体6及びラグに対する関係等は第1実施例と略同−
である。
性輪体6及びラグに対する関係等は第1実施例と略同−
である。
(第2実験例)
前記第2実施例に示した農用車輪l゛を4条植え乗用田
植機の後輪に装着して水田で走行させたところ、次の結
果が得られた。尚、田植機前輪は外径601、本件車輪
1゛の外径は800mm、大片羽根7゛の幅?’Bは9
5鶴、従来車輪は実公昭60−39282号公報に示さ
れた片羽根車輪で、外径は800■l、羽根幅は100
關のものを使用している。
植機の後輪に装着して水田で走行させたところ、次の結
果が得られた。尚、田植機前輪は外径601、本件車輪
1゛の外径は800mm、大片羽根7゛の幅?’Bは9
5鶴、従来車輪は実公昭60−39282号公報に示さ
れた片羽根車輪で、外径は800■l、羽根幅は100
關のものを使用している。
前記実験結果により、小片羽根8°は幅8’Bが大片羽
根7”幅7′B比率において50%前後に境にして高(
なると、スリップ率及び牽引力が急激に増加し且つ泥持
上げ作用の低レベル維持ができ、80%前後(84%未
満)を境にして、高くなると、スリップ率及び牽引力が
高レベルに維持されるが泥持上げが増加することが明ら
かである。従って農用車輪は、大片羽根7゛に加えて小
片羽根8°を形成し且つその小片羽根8”の幅8′Bを
大片羽根7゛の幅7′Bの約50〜80%に設定すると
、足跡沈下が変動しても牽引力が増大しスリップ率を低
くでき、泥持上げを少なくすることができる。
根7”幅7′B比率において50%前後に境にして高(
なると、スリップ率及び牽引力が急激に増加し且つ泥持
上げ作用の低レベル維持ができ、80%前後(84%未
満)を境にして、高くなると、スリップ率及び牽引力が
高レベルに維持されるが泥持上げが増加することが明ら
かである。従って農用車輪は、大片羽根7゛に加えて小
片羽根8°を形成し且つその小片羽根8”の幅8′Bを
大片羽根7゛の幅7′Bの約50〜80%に設定すると
、足跡沈下が変動しても牽引力が増大しスリップ率を低
くでき、泥持上げを少なくすることができる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、種
々に変形することができる。例えば、大羽根7(7’)
間の小羽根8(8’)の枚数を2枚以上にしたり、ラグ
9の個数を零にしたり、大羽根−ラグ−小羽根−ラグ−
大羽根の配列を、大羽根−小羽根−ラグ−小羽根−大羽
根等に変更したり、大羽根7(7’)の傾斜角θ7と小
羽根8の傾斜角度θ8とを異ならせたりすることができ
る。また、大小羽根7.8(7°、8゛)の形成部分の
みリム5の断面形状が第2.4図に示す如く楕円形とな
っているが、全周に亘って円形又は楕円形でも良い。
々に変形することができる。例えば、大羽根7(7’)
間の小羽根8(8’)の枚数を2枚以上にしたり、ラグ
9の個数を零にしたり、大羽根−ラグ−小羽根−ラグ−
大羽根の配列を、大羽根−小羽根−ラグ−小羽根−大羽
根等に変更したり、大羽根7(7’)の傾斜角θ7と小
羽根8の傾斜角度θ8とを異ならせたりすることができ
る。また、大小羽根7.8(7°、8゛)の形成部分の
みリム5の断面形状が第2.4図に示す如く楕円形とな
っているが、全周に亘って円形又は楕円形でも良い。
(発明の効果)
以上詳述した本発明によれば、弾性輸体6の大割l11
7の間に、大羽根7より約30〜80%狭幅の小羽根8
を少なくとも1枚形成しているので、大羽根7のみの従
来技術に比して牽引力が増大されてスリップ率を低下す
ることができ、しかも大羽根7よりも径外側での泥持上
げ少なくでき、また大小羽根7,8はその径内端部が輸
体内周から径内側へ非突出であるので、径内部での泥持
上げ作用を極めて少なくできる。
7の間に、大羽根7より約30〜80%狭幅の小羽根8
を少なくとも1枚形成しているので、大羽根7のみの従
来技術に比して牽引力が増大されてスリップ率を低下す
ることができ、しかも大羽根7よりも径外側での泥持上
げ少なくでき、また大小羽根7,8はその径内端部が輸
体内周から径内側へ非突出であるので、径内部での泥持
上げ作用を極めて少なくできる。
第1〜8図は本発明の第1実施例を示しており、第1図
は全体正面図、第2図は第1図のn−n線断面図、第3
図は第1図の■矢視図、第4図は第1図のIV−II/
線断面図、第5図は第1図のV矢視図、第6図は第1図
のVl−Vl線断面図、第7回は第1図の■−■線断面
図、第8図は第1図の■矢視図、第9〜12図は本発明
の第2実施例を示しており、第9.10図は大片羽根の
断面図と平面図、第11.12図は小片羽根の断面図と
平面図、第13図は従来技術の一部断面正面図である。 6−弾性輸体、7・−大羽根、7B−・大羽根幅、8−
小羽根、8B−・−小羽根幅、11−隆起部、11a−
頂部、12−径内端部、13a −内端。 特許出願人 オーツタイヤ株式会社第10図 $ 127
は全体正面図、第2図は第1図のn−n線断面図、第3
図は第1図の■矢視図、第4図は第1図のIV−II/
線断面図、第5図は第1図のV矢視図、第6図は第1図
のVl−Vl線断面図、第7回は第1図の■−■線断面
図、第8図は第1図の■矢視図、第9〜12図は本発明
の第2実施例を示しており、第9.10図は大片羽根の
断面図と平面図、第11.12図は小片羽根の断面図と
平面図、第13図は従来技術の一部断面正面図である。 6−弾性輸体、7・−大羽根、7B−・大羽根幅、8−
小羽根、8B−・−小羽根幅、11−隆起部、11a−
頂部、12−径内端部、13a −内端。 特許出願人 オーツタイヤ株式会社第10図 $ 127
Claims (4)
- (1)弾性輪体6に、その径内端部12が輪体内周から
径内方向へ非突出の大羽根7を周方向等間隔に多数形成
し、この大羽根7間にその径内端部13aが輪体内周か
ら径内方向へ非突出で且つ大羽根幅7Bの約30〜80
%の幅8Bを有する小羽根8を少なくとも1枚形成した
ことを特徴とする農用車輪。 - (2)弾性輪体6はその内周部に径内方向へ突出した隆
起部11を有し、大羽根7の径内端部12は隆起部11
の頂部11aと略一致されていることを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載の農用車輪。 - (3)大羽根7及び小羽根8は弾性輪体6から径外方向
に略同一高さ突出し且つ軸方向両側に突出しており、小
羽根8の幅8Bは大羽根7の幅7Bの約30〜70%に
設定されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の農用車輪。 - (4)大羽根7及び小羽根8は弾性輪体6から径外方向
に略同一高さ突出し且つ軸方向一側に突出しており、小
羽根8の幅8Bは大羽根7の幅7Bの約50〜80%に
設定されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の農用車輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62257510A JP2583531B2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-10-12 | 農用車輪 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-75605 | 1987-03-27 | ||
JP7560587 | 1987-03-27 | ||
JP62257510A JP2583531B2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-10-12 | 農用車輪 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63315301A true JPS63315301A (ja) | 1988-12-23 |
JP2583531B2 JP2583531B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=26416748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62257510A Expired - Lifetime JP2583531B2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-10-12 | 農用車輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583531B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4531654B2 (ja) * | 2005-08-08 | 2010-08-25 | 住友ゴム工業株式会社 | 農用車輪 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58221701A (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-23 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd | 農用車輪 |
JPS59140105A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-11 | Bridgestone Corp | 田植機用空気入りタイヤ |
JPS6022409U (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-15 | オ−ツタイヤ株式会社 | 水田用中空タイヤ車輪 |
-
1987
- 1987-10-12 JP JP62257510A patent/JP2583531B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58221701A (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-23 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd | 農用車輪 |
JPS59140105A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-11 | Bridgestone Corp | 田植機用空気入りタイヤ |
JPS6022409U (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-15 | オ−ツタイヤ株式会社 | 水田用中空タイヤ車輪 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2583531B2 (ja) | 1997-02-19 |
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