JPS6331529Y2 - - Google Patents
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- JPS6331529Y2 JPS6331529Y2 JP10211880U JP10211880U JPS6331529Y2 JP S6331529 Y2 JPS6331529 Y2 JP S6331529Y2 JP 10211880 U JP10211880 U JP 10211880U JP 10211880 U JP10211880 U JP 10211880U JP S6331529 Y2 JPS6331529 Y2 JP S6331529Y2
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- JP
- Japan
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- planted
- plants
- speed
- driven wheel
- planting
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Links
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 claims description 43
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 6
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 6
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 10
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 5
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えば左右に往復移動させる苗載台
と、該苗載台から一株分の苗を取出す植付爪とを
有する植付部を備えた田植機に関する。従来、特
開昭53−103811号公報に示す如く、従動輪及び駆
動輪の回転速度差に基づくスリツプ率により苗植
付本数を調節する技術があると共に、実開昭54−
88323号公報に示す如く、水田車輪又はフロ−ト
の揺動によりエンジンのスロツトルを自動調節す
る技術があつた。
と、該苗載台から一株分の苗を取出す植付爪とを
有する植付部を備えた田植機に関する。従来、特
開昭53−103811号公報に示す如く、従動輪及び駆
動輪の回転速度差に基づくスリツプ率により苗植
付本数を調節する技術があると共に、実開昭54−
88323号公報に示す如く、水田車輪又はフロ−ト
の揺動によりエンジンのスロツトルを自動調節す
る技術があつた。
しかし乍ら前記従来技術は、苗植密度又は走行
速度を略一定に保つことができたが、植付株数
(植付株間)の変更を別の手段(例えば植付速度
の変更など)で行つていたから、植付株数の変更
が面倒であり、植付株数の設定操作並びにこの調
節構造の簡略化を容易に図り得ないものであつ
た。
速度を略一定に保つことができたが、植付株数
(植付株間)の変更を別の手段(例えば植付速度
の変更など)で行つていたから、植付株数の変更
が面倒であり、植付株数の設定操作並びにこの調
節構造の簡略化を容易に図り得ないものであつ
た。
然るに、本考案は、転動自在に接地させる従動
輪と走行駆動輪の回転速度差によりスリツプ率を
検出すると共に、そのスリツプ率変化に基づいて
走行速度を補正して略一定に保つ装置において、
前記従動輪の田面沈下量を調節する植付株調節レ
バ−を設け、前記従動輪の沈下量調節により植付
株数を変更可能に構成したことを特徴とするもの
である。
輪と走行駆動輪の回転速度差によりスリツプ率を
検出すると共に、そのスリツプ率変化に基づいて
走行速度を補正して略一定に保つ装置において、
前記従動輪の田面沈下量を調節する植付株調節レ
バ−を設け、前記従動輪の沈下量調節により植付
株数を変更可能に構成したことを特徴とするもの
である。
従つて、従来のように植付株数の調節手段を別
に独立して設ける必要がないから、植付株数の設
定操作並びにこの調節構造の簡略化を容易に図り
得ると共に、保守点検などの取扱い操作を従来よ
りも簡便に行い得、従来に比べて植付株間制御機
能を著しく向上させ得るものである。
に独立して設ける必要がないから、植付株数の設
定操作並びにこの調節構造の簡略化を容易に図り
得ると共に、保守点検などの取扱い操作を従来よ
りも簡便に行い得、従来に比べて植付株間制御機
能を著しく向上させ得るものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
る。
第1図は乗用田植機の慨略側面図、第2図は同
平面図であり、図中1は田植え専用の走行車で構
成する乗用部で、2,3は機体を構成する前後車
体、4,5は回動支点軸6を介して水平方向にの
み折曲げ自在に前後車体2,3を結合する連結フ
レ−ム、7,8は前後車体2,3の左右にスイン
グケ−ス9,10を介して取付ける前後走行輪、
11は前車体2に基端を固着させる支柱、12は
前記支柱11に支持させる予備苗載台、13は前
車体2の後部上方に前記支柱11を介して取付け
る運転席、14は前車体2の前部上方に設ける操
向ハンドル、15は後車体3に搭載するエンジン
である。
平面図であり、図中1は田植え専用の走行車で構
成する乗用部で、2,3は機体を構成する前後車
体、4,5は回動支点軸6を介して水平方向にの
み折曲げ自在に前後車体2,3を結合する連結フ
レ−ム、7,8は前後車体2,3の左右にスイン
グケ−ス9,10を介して取付ける前後走行輪、
11は前車体2に基端を固着させる支柱、12は
前記支柱11に支持させる予備苗載台、13は前
車体2の後部上方に前記支柱11を介して取付け
る運転席、14は前車体2の前部上方に設ける操
向ハンドル、15は後車体3に搭載するエンジン
である。
また図中16は前車体2の前部に三点リンク機
構17を介して昇降自在に装設する6条植え用の
植付部であり、18は左右に往復移動させる前低
後高の苗載台、19は前記苗載台18から一株分
の苗を取出して植付ける植付爪、20は前記苗載
台18及び植付爪19を取付ける伝動ケ−ス、2
1は前記伝動ケ−ス20を支えるフロ−ト、22
は前記伝動ケ−ス20に取付ける前バンパ−、2
3は各伝動ケ−ス20…を支える固定枠であり、
PTO伝動軸24を介して苗載台18及び植付爪
19を適宜駆動し、連続的に苗を植付けるように
形成している。
構17を介して昇降自在に装設する6条植え用の
植付部であり、18は左右に往復移動させる前低
後高の苗載台、19は前記苗載台18から一株分
の苗を取出して植付ける植付爪、20は前記苗載
台18及び植付爪19を取付ける伝動ケ−ス、2
1は前記伝動ケ−ス20を支えるフロ−ト、22
は前記伝動ケ−ス20に取付ける前バンパ−、2
3は各伝動ケ−ス20…を支える固定枠であり、
PTO伝動軸24を介して苗載台18及び植付爪
19を適宜駆動し、連続的に苗を植付けるように
形成している。
さらに植付け田面に接地させて自由に転動させ
る従動輪25を植付部16に組込むと共に、走行
駆動輪である前走行輪7に連動して回転させる検
出ギヤ26を設け、前記従動輪25及び検出ギヤ
26の回転を夫々検出する電磁式のピツクアツプ
27,28を備える。各ピツクアツプ27,28
によつて検出する従動輪25及び前走行輪7の各
回転速度に基づいて前走行輪7のスリツプ率を求
める演算要素であるスリツプ率演算回路29を備
える。
る従動輪25を植付部16に組込むと共に、走行
駆動輪である前走行輪7に連動して回転させる検
出ギヤ26を設け、前記従動輪25及び検出ギヤ
26の回転を夫々検出する電磁式のピツクアツプ
27,28を備える。各ピツクアツプ27,28
によつて検出する従動輪25及び前走行輪7の各
回転速度に基づいて前走行輪7のスリツプ率を求
める演算要素であるスリツプ率演算回路29を備
える。
上記エンジン15の出力を変速伝達する無段変
速機30を設け、一対の対称形の円錐プ−リ3
1,32並びにこれらに張架させる伝動ベルト3
3によつて変速機30を構成すると共に、エンジ
ン15の出力軸34に入力側円錐プ−リ31を、
また変速出力軸35に出力側円錐プ−リ32を
夫々支承させ、変速出力軸35を介して前後走行
輪7,7,8,8を変速駆動する一方、PTO伝
動軸24を介して植付爪19などを駆動する植付
ミツシヨン36を備え、該ミツシヨンの入力軸3
7に入力側円錐プ−リ31を介してエンジン15
の出力軸34を連結させ、植付爪19の駆動速度
を略一定に保つた状態で、前記変速機30の無段
変速レバ−38を操作して走行輪7,8の駆動速
度を増減速するように形成する。
速機30を設け、一対の対称形の円錐プ−リ3
1,32並びにこれらに張架させる伝動ベルト3
3によつて変速機30を構成すると共に、エンジ
ン15の出力軸34に入力側円錐プ−リ31を、
また変速出力軸35に出力側円錐プ−リ32を
夫々支承させ、変速出力軸35を介して前後走行
輪7,7,8,8を変速駆動する一方、PTO伝
動軸24を介して植付爪19などを駆動する植付
ミツシヨン36を備え、該ミツシヨンの入力軸3
7に入力側円錐プ−リ31を介してエンジン15
の出力軸34を連結させ、植付爪19の駆動速度
を略一定に保つた状態で、前記変速機30の無段
変速レバ−38を操作して走行輪7,8の駆動速
度を増減速するように形成する。
前記無段変速レバ−38にこれを揺動変位させ
るネジ棒39を連結させ、該ネジ棒39を正逆回
転させて前記レバ−38による無段変速を行うと
共に、走行駆動輪である前走行輪7の駆動速度を
補正する変速要素であるサ−ボモ−タ40を設
け、該モ−タ40の出力軸41を前記ネジ棒39
に連動連結する。前記出力軸41に連動連結させ
るフイ−ドバツクシヤフト42に連動させる出力
ポテンシヨメ−タ43を設け、上記スリツプ率演
算回路29の出力をポテンシヨメ−タ43に印加
すると共に、希望する植付株間に応じたスリツプ
率に相当する基準電位を設定する入力ポテンシヨ
メ−タ44を設け、また入力ポテンシヨメ−タ4
4に対する出力ポテンシヨメ−タ43の電位差を
感知してサ−ボモ−タ40を正逆駆動する走行速
度演算回路45を備え、前走行輪7のスリツプ率
に比例させて前後走行輪7,8の駆動速度を増減
速して走行速度を略一定に保つように形成する。
るネジ棒39を連結させ、該ネジ棒39を正逆回
転させて前記レバ−38による無段変速を行うと
共に、走行駆動輪である前走行輪7の駆動速度を
補正する変速要素であるサ−ボモ−タ40を設
け、該モ−タ40の出力軸41を前記ネジ棒39
に連動連結する。前記出力軸41に連動連結させ
るフイ−ドバツクシヤフト42に連動させる出力
ポテンシヨメ−タ43を設け、上記スリツプ率演
算回路29の出力をポテンシヨメ−タ43に印加
すると共に、希望する植付株間に応じたスリツプ
率に相当する基準電位を設定する入力ポテンシヨ
メ−タ44を設け、また入力ポテンシヨメ−タ4
4に対する出力ポテンシヨメ−タ43の電位差を
感知してサ−ボモ−タ40を正逆駆動する走行速
度演算回路45を備え、前走行輪7のスリツプ率
に比例させて前後走行輪7,8の駆動速度を増減
速して走行速度を略一定に保つように形成する。
次いで上記ピツクアツプ27の出力を印加して
従動輪25の回転数を単位面積当りの植付株数に
変換する実植付株数演算回路46と、上記入力ポ
テンシヨメ−タ44の出力を印加して希望する植
付株間に応じた電位を単位面積当りの植付株数に
変換する設定植付株数演算回路47とを備えると
共に、植付株数を数字で表示するセブンセグメン
ト型ガス放電管などの表示管48,49を組込ん
だ表示パネル50をハンドル14の近傍に取付
け、前記の各回路46,47の出力を各表示管4
8,49に夫々印加し、現状の実植付株数並びに
目標とする設定植付株数を各表示管48,49を
用いて表示するように形成する。
従動輪25の回転数を単位面積当りの植付株数に
変換する実植付株数演算回路46と、上記入力ポ
テンシヨメ−タ44の出力を印加して希望する植
付株間に応じた電位を単位面積当りの植付株数に
変換する設定植付株数演算回路47とを備えると
共に、植付株数を数字で表示するセブンセグメン
ト型ガス放電管などの表示管48,49を組込ん
だ表示パネル50をハンドル14の近傍に取付
け、前記の各回路46,47の出力を各表示管4
8,49に夫々印加し、現状の実植付株数並びに
目標とする設定植付株数を各表示管48,49を
用いて表示するように形成する。
第4図に示す如く上記した植付部16の前バン
パ−22に固定するブラケツト51に支軸52を
介して支杆53の一端を回転自在に支持させ、其
の支杆53の他端に従動輪25を支承させ、植付
部16の前進移動に伴つて従動輪25を転動回転
させ、また支杆53を上下に揺動させて従動輪2
5を昇降すると共に、前バンパ−22に固定させ
る支持ア−ム54に複数の支持高さ調節孔55…
を開設し、各孔55…のいずれかに係入させるピ
ン56を介して支杆53の中間部を支持ア−ム5
4に係合固定させ、植付け田面に突入させる従動
輪25の沈下量即ち従動輪25の有効径を変化さ
せ、走行速度に対して従動輪25の回転数を増減
調節し、一定した走行速度での植付株間(植付株
数)の調節を行うように形成するものである。
パ−22に固定するブラケツト51に支軸52を
介して支杆53の一端を回転自在に支持させ、其
の支杆53の他端に従動輪25を支承させ、植付
部16の前進移動に伴つて従動輪25を転動回転
させ、また支杆53を上下に揺動させて従動輪2
5を昇降すると共に、前バンパ−22に固定させ
る支持ア−ム54に複数の支持高さ調節孔55…
を開設し、各孔55…のいずれかに係入させるピ
ン56を介して支杆53の中間部を支持ア−ム5
4に係合固定させ、植付け田面に突入させる従動
輪25の沈下量即ち従動輪25の有効径を変化さ
せ、走行速度に対して従動輪25の回転数を増減
調節し、一定した走行速度での植付株間(植付株
数)の調節を行うように形成するものである。
本考案は上記の如く構成しており、略一定速度
で走行移動し、苗載台18の苗を植付爪19によ
つて略一定速度で等間隔に連続して植付けるもの
で、植付け田面が適当な土壌硬度でフロ−ト21
の接地圧が略設定された値のとき、即ち走行駆動
輪である前走行輪7の走行路面抵坑が設定範囲で
略一定しているときは、スリツプ率演算回路29
の出力を印加するポテンシヨメ−タ43の電位
と、希望する植付株間(株数)を設定する入力ポ
テンシヨメ−タ44の電位との差が略零となり、
走行速度が植付速度と相関的に一致し、入力ポテ
ンシヨメ−タ44を用いて予め設定した植付株間
(植付株数)を得られる。
で走行移動し、苗載台18の苗を植付爪19によ
つて略一定速度で等間隔に連続して植付けるもの
で、植付け田面が適当な土壌硬度でフロ−ト21
の接地圧が略設定された値のとき、即ち走行駆動
輪である前走行輪7の走行路面抵坑が設定範囲で
略一定しているときは、スリツプ率演算回路29
の出力を印加するポテンシヨメ−タ43の電位
と、希望する植付株間(株数)を設定する入力ポ
テンシヨメ−タ44の電位との差が略零となり、
走行速度が植付速度と相関的に一致し、入力ポテ
ンシヨメ−タ44を用いて予め設定した植付株間
(植付株数)を得られる。
前記植付け田面の泥土が比較的軟かくなり、或
いはフロ−ト21の接地圧が大きくなつて走行抵
坑が増加すると、前走行輪7が設定以上にスリツ
プして走行速度が遅くなり、従動輪25の回転数
が減少するので、スリツプ率演算回路29の出力
が大きくなつて出力ポテンシヨメ−タ43の電位
が高くなり、走行速度演算回路45に生じる増速
出力によつてサ−ボモ−タ40を駆動し、ネジ棒
39を介して無段変速レバ−38を増速方向に変
位させ、前後走行輪7,8の駆動速度を増速する
と共に、出力軸41の増速回転と連動してフイ−
ドバツクシヤフト42が回転し、出力ポテンシヨ
メ−タ43の電位を降下させて入力ポテンシヨメ
−タ44の電位と略一致させ、走行速度を植付速
度と一致させて入力ポテンシヨメ−タ44によつ
て予め設定した植付株間を得るものである。
いはフロ−ト21の接地圧が大きくなつて走行抵
坑が増加すると、前走行輪7が設定以上にスリツ
プして走行速度が遅くなり、従動輪25の回転数
が減少するので、スリツプ率演算回路29の出力
が大きくなつて出力ポテンシヨメ−タ43の電位
が高くなり、走行速度演算回路45に生じる増速
出力によつてサ−ボモ−タ40を駆動し、ネジ棒
39を介して無段変速レバ−38を増速方向に変
位させ、前後走行輪7,8の駆動速度を増速する
と共に、出力軸41の増速回転と連動してフイ−
ドバツクシヤフト42が回転し、出力ポテンシヨ
メ−タ43の電位を降下させて入力ポテンシヨメ
−タ44の電位と略一致させ、走行速度を植付速
度と一致させて入力ポテンシヨメ−タ44によつ
て予め設定した植付株間を得るものである。
前記と逆に前記植付け田面の泥土が比較的硬く
なり、或いはフロ−ト21の接地圧が小さくなつ
て走行抵坑が減少すると、前走行輪7のスリツプ
が設定以下となつて走行速度が早くなり、従動輪
25の回転数が増加するので、スリツプ率演算回
路29の出力が小さくなつて出力ポテンシヨメ−
タ43の電位が低くなり、走行速度演算回路45
に生じる減速出力によつてサ−ボモ−タ40を駆
動し、ネジ棒39を介して無段変速レバ−38を
減速方向に変位させ、前後走行輪7,8の駆動速
度を減速すると共に、出力軸41の減速回転と連
動してフイ−ドバツクシヤフト42が回転し、出
力ポテンシヨメータ43の電位を上昇させて入力
ポテンシヨメ−タ44の電位と略一致させ、走行
速度を植付速度と一致させて入力ポテンシヨメ−
タ44によつて予め設定した植付株間を得るもの
である。
なり、或いはフロ−ト21の接地圧が小さくなつ
て走行抵坑が減少すると、前走行輪7のスリツプ
が設定以下となつて走行速度が早くなり、従動輪
25の回転数が増加するので、スリツプ率演算回
路29の出力が小さくなつて出力ポテンシヨメ−
タ43の電位が低くなり、走行速度演算回路45
に生じる減速出力によつてサ−ボモ−タ40を駆
動し、ネジ棒39を介して無段変速レバ−38を
減速方向に変位させ、前後走行輪7,8の駆動速
度を減速すると共に、出力軸41の減速回転と連
動してフイ−ドバツクシヤフト42が回転し、出
力ポテンシヨメータ43の電位を上昇させて入力
ポテンシヨメ−タ44の電位と略一致させ、走行
速度を植付速度と一致させて入力ポテンシヨメ−
タ44によつて予め設定した植付株間を得るもの
である。
又、上記従動輪25は殆んどスリツプしないの
で、従動輪25の回転は走行速度(車速)に比例
し、そのため植付け田面に突入させる従動輪25
の沈下量を変化させることにより、同一走行速度
で従動輪25の回転を増減することができ、例え
ば植付株間を小さくして植付株数を多くすると
き、従動輪25の沈下量を大きくしてこの回転速
度を入力ポテンシヨメ−タ44によつて設定する
基準走行速度に相対して遅くし、植付速度に対し
て走行速度を遅くするもので、一方、植付株間を
大きくして植付株数を少なくするとき、従動輪2
5の沈下量を小さくしてこの回転速度を入力ポテ
ンシヨメ−タ44によつて設定する基準走行速度
に相対して早くし、植付速度に対して走行速度を
早くするもので、従動輪25を支承させる支杆5
3を固定するピン56を係脱させ、支持ア−ム5
4の調節孔55…のいずれかにピン56を係合し
て支杆53を任意量だけ変化させ、従動輪25を
上下動してこの沈下量(有効半径)を変化させ、
希望する植付株間(植付株数)を得るものであ
る。例えば上記した表示パネル50に表示管4
8,49を用いて表示される現状の実植付株数と
目標とする設定植付株数とが一致しないとき、前
述のように従動輪25を上下動してこの沈下量を
変化させ、入力ポテンシヨメ−タ44による基準
走行速度に対して従動輪25の回転速度を増減
し、現状の実植付株数と目標とする設定植付株数
とを一致させるものである。
で、従動輪25の回転は走行速度(車速)に比例
し、そのため植付け田面に突入させる従動輪25
の沈下量を変化させることにより、同一走行速度
で従動輪25の回転を増減することができ、例え
ば植付株間を小さくして植付株数を多くすると
き、従動輪25の沈下量を大きくしてこの回転速
度を入力ポテンシヨメ−タ44によつて設定する
基準走行速度に相対して遅くし、植付速度に対し
て走行速度を遅くするもので、一方、植付株間を
大きくして植付株数を少なくするとき、従動輪2
5の沈下量を小さくしてこの回転速度を入力ポテ
ンシヨメ−タ44によつて設定する基準走行速度
に相対して早くし、植付速度に対して走行速度を
早くするもので、従動輪25を支承させる支杆5
3を固定するピン56を係脱させ、支持ア−ム5
4の調節孔55…のいずれかにピン56を係合し
て支杆53を任意量だけ変化させ、従動輪25を
上下動してこの沈下量(有効半径)を変化させ、
希望する植付株間(植付株数)を得るものであ
る。例えば上記した表示パネル50に表示管4
8,49を用いて表示される現状の実植付株数と
目標とする設定植付株数とが一致しないとき、前
述のように従動輪25を上下動してこの沈下量を
変化させ、入力ポテンシヨメ−タ44による基準
走行速度に対して従動輪25の回転速度を増減
し、現状の実植付株数と目標とする設定植付株数
とを一致させるものである。
更に第5図及び第6図は第4図の変形例を示す
もので、前バンパ22に連結支持する油圧シリン
ダ57のピストンロツド58を支杆53の中間に
連結させ、3位置4ポ−ト型手動切換弁59を介
して油圧ポンプ60の吐出側を油圧シリンダ57
に接続させ、運転席13の近傍に設ける操作レバ
−61によつて油圧切換弁59を切換え、油圧シ
リンダ57のピストンロツド58進退させて支杆
53を揺動変位させ、従動輪25を上下動させて
この沈下量を調節し、上記のように植付株数を変
更すると共に、操向ハンドル14の近傍に植付株
数表示板62及び植付株数指示杆63を組込み、
前記支杆53と指示杆63をワイヤ64によつて
連動連結させ、前記油圧シリンダ57による従動
輪25の上下動と連動して指示杆63によつて植
付株数を表示するものである。
もので、前バンパ22に連結支持する油圧シリン
ダ57のピストンロツド58を支杆53の中間に
連結させ、3位置4ポ−ト型手動切換弁59を介
して油圧ポンプ60の吐出側を油圧シリンダ57
に接続させ、運転席13の近傍に設ける操作レバ
−61によつて油圧切換弁59を切換え、油圧シ
リンダ57のピストンロツド58進退させて支杆
53を揺動変位させ、従動輪25を上下動させて
この沈下量を調節し、上記のように植付株数を変
更すると共に、操向ハンドル14の近傍に植付株
数表示板62及び植付株数指示杆63を組込み、
前記支杆53と指示杆63をワイヤ64によつて
連動連結させ、前記油圧シリンダ57による従動
輪25の上下動と連動して指示杆63によつて植
付株数を表示するものである。
更に第7図は第4図の変形例を示すもので、操
向ハンドル14の近傍に植付株調節レバ−65及
び植付株表示板66を設け、支杆53を下向きに
揺動させるように支杆53にワイヤ67を介して
前記レバ−65を連動連結すると共に、支杆53
を上向きに揺動させるバネ68を支杆53に附勢
し、前記レバ−65操作によつて従動輪25を上
下動させてこの沈下量を調節し、上記のように植
付株数を変更し、また植付株数を表示するもので
ある。
向ハンドル14の近傍に植付株調節レバ−65及
び植付株表示板66を設け、支杆53を下向きに
揺動させるように支杆53にワイヤ67を介して
前記レバ−65を連動連結すると共に、支杆53
を上向きに揺動させるバネ68を支杆53に附勢
し、前記レバ−65操作によつて従動輪25を上
下動させてこの沈下量を調節し、上記のように植
付株数を変更し、また植付株数を表示するもので
ある。
以上実施例から明らかなように本考案は、転動
自在に接地させる従動輪25と走行駆動輪7の回
転速度差によりスリツプ率を検出すると共に、そ
のスリツプ率変化に基づいて走行速度を補正して
略一定に保つ装置において、前記従動輪25の田
面沈下量を調節する植付株調節レバ−65を設
け、前記従動輪25の沈下量調節により植付株数
を変更可能に構成したもので、従来のように植付
株数の調節手段を別に独立して設ける必要がない
から、植付株数の設定操作並びにこの調節構造の
簡略化を容易に図ることができると共に、保守点
検などの取扱い操作を従来の植付速度変更手段よ
りも簡便に行うことができ、従来に比べて植付株
間制御機能を著しく向上させることができる等の
実用的な効果を奏するものである。
自在に接地させる従動輪25と走行駆動輪7の回
転速度差によりスリツプ率を検出すると共に、そ
のスリツプ率変化に基づいて走行速度を補正して
略一定に保つ装置において、前記従動輪25の田
面沈下量を調節する植付株調節レバ−65を設
け、前記従動輪25の沈下量調節により植付株数
を変更可能に構成したもので、従来のように植付
株数の調節手段を別に独立して設ける必要がない
から、植付株数の設定操作並びにこの調節構造の
簡略化を容易に図ることができると共に、保守点
検などの取扱い操作を従来の植付速度変更手段よ
りも簡便に行うことができ、従来に比べて植付株
間制御機能を著しく向上させることができる等の
実用的な効果を奏するものである。
第1図は本考案の一実施例を示す乗用田植機の
側面図、第2図は同平面図、第3図は要部の作動
系統図、第4図は同側面図、第5図は他の実施例
を示す要部の側面図、第6図は同油圧回路図、第
7図は他の実施例を示す要部の側面図である。 7…前走行輪(走行駆動輪)、25…従動輪、
29…スリツプ率演算回路(演算要素)、40…
サ−ボモ−タ(変速要素)。
側面図、第2図は同平面図、第3図は要部の作動
系統図、第4図は同側面図、第5図は他の実施例
を示す要部の側面図、第6図は同油圧回路図、第
7図は他の実施例を示す要部の側面図である。 7…前走行輪(走行駆動輪)、25…従動輪、
29…スリツプ率演算回路(演算要素)、40…
サ−ボモ−タ(変速要素)。
Claims (1)
- 転動自在に接地させる従動輪25と走行駆動輪
7の回転速度差によりスリツプ率を検出すると共
に、そのスリツプ率変化に基づいて走行速度を補
正して略一定に保つ装置において、前記従動輪2
5の田面沈下量を調節する植付株調節レバ−65
を設け、前記従動輪25の沈下量調節により植付
株数を変更可能に構成したことを特徴とする植付
株間制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10211880U JPS6331529Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10211880U JPS6331529Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5725520U JPS5725520U (ja) | 1982-02-09 |
JPS6331529Y2 true JPS6331529Y2 (ja) | 1988-08-23 |
Family
ID=29463546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10211880U Expired JPS6331529Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6331529Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5772222B2 (ja) * | 2011-05-27 | 2015-09-02 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
KR102112014B1 (ko) * | 2017-12-27 | 2020-05-18 | (주)네스트아이앤씨 | 모터 구동 구조의 정식기 |
-
1980
- 1980-07-18 JP JP10211880U patent/JPS6331529Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5725520U (ja) | 1982-02-09 |
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