JPS63314152A - 誘導電動機のロ−タの鋳造装置 - Google Patents

誘導電動機のロ−タの鋳造装置

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JPS63314152A
JPS63314152A JP14636387A JP14636387A JPS63314152A JP S63314152 A JPS63314152 A JP S63314152A JP 14636387 A JP14636387 A JP 14636387A JP 14636387 A JP14636387 A JP 14636387A JP S63314152 A JPS63314152 A JP S63314152A
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JP
Japan
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rotor
mold
core
end ring
plunger
Prior art date
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Pending
Application number
JP14636387A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Nukina
貫名 正彦
Masaaki Kudo
工藤 正明
Toshio Ogiwara
俊男 荻原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle Engine Components Japan Corp
Original Assignee
Izumi Automotive Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Izumi Automotive Industry Co Ltd filed Critical Izumi Automotive Industry Co Ltd
Priority to JP14636387A priority Critical patent/JPS63314152A/ja
Publication of JPS63314152A publication Critical patent/JPS63314152A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
に産業上の利用分野】 本発明は誘導電動機のロータの鋳造装置に係り、とくに
ロータコアを鋳型内に配し、ロータコアの貫通孔または
溝に導電性金属を注入して固化させるとともに、コアの
上下面に導電性金属によってエンドリングを設け、これ
によって電流通路を形成するようにしたロータの鋳造装
置に関する。
【発明の概要】
本発明は、誘導電動機のロータの鋳造装置において、ロ
ータコアの上下のエンドリングの内の一方に臨むように
湯口を形成するとともに、この湯口と連通ずるように加
圧シリンダを設け、これに対して他方のエンドリングに
臨むように鋳型にカウンタプランジャを設けるようにし
たものであって、溶湯が充填された後に上記カウンタプ
ランジャによってエンドリングを構成する金属を加圧す
るようにしたものであって、これによって他方のエンド
リングの鋳巣の発生を防止するようにしたものである。 K従来の技術】 誘導電動機は固定子コイルに三相交流または単相交流の
電流を通ずることにより、回転磁界を発生させ、この回
転磁界によってフレミングの右手の法則によりロータを
構成する導体に電流を流すようにし、この電流によって
ロータに磁界を発生させ、ロータ側の磁界と上記回転磁
界との間の吸引力および反発力によって回転力を取出す
ようにしたものである。従って誘導電動機はそのロータ
側に必ず電流通路を構成する導体を必要とする。 このようなロータ側の回転子導体を鋳造あるいはキャス
ティングによって形成するようにしたキャストロータが
知られている。このキャストロータはロータコアにほぼ
軸線方向に延びる貫通孔または溝を円周方向に沿って複
数本形成するとともに、これらの貫通孔または溝に溶融
したアルミニウム等の導電性の金属を注入して同化さゼ
、この導電性の金属によって導体を形成するようにした
ものである。そしてアルミニウムによって導体を形成す
る場合には、ダイカストの方法あるいは加圧鋳造の方法
によって行なわれていた。 K発明が解決しようとする問題点】 ダイカストによるキャストロータは、鋳巣が非常に発生
し易く、なる。これに対して高圧鋳造の方法によると、
この鋳巣が発生し難くなって導体部分の電気抵抗が低下
する。ところが高圧鋳造で製造する場合には、片側のエ
ンドリングに臨むように湯口を設けて溶湯を充填するよ
うにしている。 ところが両端のエンドリングを連結するためのコアの貫
通孔あるいは溝の断面積が小さく、アルミニウムの凝固
が早いために、湯口を通して溶融した金属に加えられる
加圧力が反対側のエンドリングに伝わり難く、これによ
って湯口とは反対側の位置に形成されるエンドリングに
鋳巣が発生し易いという欠点がある。そこで両側のエン
ドリングに臨むように湯口を設けることも考察されるが
、この場合には貫通孔の中央付近に1境を生じ易く、生
産性が低下する欠点がある。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、両端に湯口を設けることなく、しかも湯口と連通ず
るエンドリングに対して反対側のエンドリングに鋳巣が
発生しないようにしたロータの鋳造装置を提供すること
を目的とするものである。 K問題点を解決するための手段】 本発明は、ロータコアを鋳型内に配し、前記ロータコア
の貫通孔または溝に導電性金属を注入して固化させると
ともに、前記コアの上下面に前記導電性金属によってエ
ンドリングを設け、これによって電流通路を形成するよ
うにした鋳造装置において、前記上下のエンドリングの
内の一方に臨むように前記鋳型に湯口を形成するととも
に、該湯口と連通ずるように加圧用シリンダを設け、こ
れに対して他方のエンドリングに臨むように前記鋳型に
カウンタプランジャを設けるようにしたものである。 1作用】 従って本発明によれば、湯口側のエンドリングとは反対
側の位置に形成されるエンドリングを構成する溶融金属
をカウンタプランジャによって加圧することが可能にな
り、このエンドリングに鋳巣が発生することを防止する
ことが可能になる。 しかもこのカウンタプランジャによって鋳型からキャス
トロータを突出す離型ピンを兼用することによって、鋳
造装置を簡潔に構成することが可能になる。 K実施例】 第1図は本発明の一実施例に係るキャストロータの鋳造
装置を示すものであって、鋳造装置は金型10から構成
されており、しかも金型1oは上型11と下型12とを
互いに接合した構造になっている。上型11には円形の
キャビティ13が形成されるとともに、この上型11に
はさらにコア14が組合わされるようになっている。ま
たコア14の下面と下型12の上面とにはそれぞれエン
ドリングを形成するためのリング状の溝15.1−6が
上記キャビティ13に臨むように形成されている。 下型12の上面であってリング状の溝16の内周側の部
分には円形の突部17が形成されており、この突部17
の中央部には位置決めピン18が上方に突出するように
植設されている。またリング状の満16に臨むように下
型12に湯口19が形成されるとともに、湯口19は下
型12に形成されたシリンダ20と連通されている。シ
リンダ20には加圧用ピストン21が摺動可能に保持さ
れている。これに対して上側のコア14には上記リング
状の溝15に臨むように3本の貫通孔22が120度間
隔で形成されるとともに(第6図参照)、これらの貫通
孔22にカウンタプランジャ23が摺動可能に保持され
ている。プランジャ23はセンサ24を備えるようにな
っている。 つぎにこのような金型10内に保持されてその上に導体
が形成されるロータコア25について説明すると、第7
図〜第9図に示すように、ロータコアは円形の珪素鋼板
等の磁性材料から成る鋼板を軸線方向に重ねて円柱状に
形成されている。そしてこのような円柱状のコア25の
中心部には位置決めピン18を挿入するための中心孔2
6が形成されている。またコア25には、その外周側に
円周方向に沿って複数の貫通孔27が形成されている。 これらの貫通孔27はとくに第9図に示すように、ロー
タコア25を軸線方向に貫通するとともに、軸線方向に
対して傾斜して形成されており、これによって回転トル
クの変動を少なくするようにしている。 つぎにこのようなロータコア25にllf性金属を結合
してキャストロータを鋳造する動作を第1図〜第5図に
よって順を追って説明する。ロータコア25を第1図に
示すように金型10のキャビティ13内に保持するとと
もに、コア25の中心孔26に位置決めピン18を嵌合
させ、これによってコア25の中心位置を規制する。こ
のような状態において上型11と下型12とを互いに閉
じる。またこのときにはコア14に形成されている貫通
孔22に摺動可能に保持されているカウンタプランジャ
23を後退させておく。このときにプランジャ23を後
退させる位置は、注湯後溶湯が凝固する際のエンドリン
グ部の体積収縮率に見合うストロークとする。そしてプ
ランジャ23の先端部にセンサ24が露出するようにし
ておく。 このような状態において湯口19を通してキャビティ1
3内にアルミニウムの溶湯を充填するとともに、第2図
に示すように加圧用ピストン21をシリンダ20内で上
屏させ、これによってアルミニウムの溶湯に圧力を加え
る。アルミニウムの溶湯はこの圧力によってキャビティ
13内のコア25の貫通孔27に充填されるとともに、
コア14の貫通孔22内にも充填される。 貫通孔22に溶湯が充填されると、カウンタプランジャ
23のセンサ24によってこのことが検出されるように
なる。そしてこの検出に同期して、第3図に示すように
図外の油圧シリンダが作動し、カウンタプランジャ23
が貫通孔22内を下降する。これによってアルミニウム
の溶湯が凄固する前にカウンタプランジャ23が上側の
エンドリング部を形成するアルミニウムの溶湯を加圧す
ることになる。そして加圧用ピストン21とカウンタプ
ランジャ23とによって加圧された状態で、コア25の
貫通孔27に充填されたアルミニウムが凝固される。 アルミニウムの溶湯が凝固すると、ピストン21とプラ
ンジャ23の加圧力を開放する。そして金型10を開く
ように上下の金型11.12を移動させる。これによっ
て第4図に示すように、位置決めピン18がロータコア
25の中心孔26から離脱することになる。 この後に第5図および第6図に示すように、カウンタプ
ランジャ23を下降させ、このプランジャ23を離型ピ
ンとしてキャストロータをキャビティ13から突出して
取出す。カウンタプランジャ23は第6図に示すように
、キャピテイ13の円周方向に120度間隔で3本設け
られており、これらのプランジャ23の下面が上側のエ
ンドリング29の上面を押すことになり、これによって
上型11のキャビティ13からキャストロータが取出さ
れることになる。なおこの装置においては、センサ24
によってアルミニウムの充填を検出するとともに、これ
に応じてカウンタプランジャ23を作動させるようにし
ているが、タイマによってピストン21の加圧から一定
時間をおいた後にカウンタプランジャ23を作動させる
ようにしてもよい。 このようにして第10図〜第12図に示すようなキャス
トロータが得られる。このロータはコア25と、このコ
ア25に高圧鋳造によって結合された導体金属、すなわ
ちアルミニウムとから構成されており、アルミニウム2
8はロータコア25の貫通孔27内に充填されるととも
に、金型10の上下のリング状の溝15.16によって
ロータコア25の上面および下面にエンドリング29.
30が形成されることになる。従って第12図に示すよ
うに、ロータコア25を囲むようにかご型に導体28が
形成されることになる。 このようなキャストロータによれば、下側のエンドリン
グ30に臨む湯口19を通してアルミニウムが金型10
内に充填されるようになっているために、コア25の軸
線方向の中央付近に54Qを生ずることがなく、生産性
が低下しない。従って高能率でキャストロータを鋳造す
ることが可能になる。しかも加圧用ピストン21による
圧力が最も伝わり難い上側のエンドリング部29につい
ては、アルミニウムの充填後にカウンタプランジャ23
によって加圧するようにしているために、エンドリング
部29に鋳巣を生ずることがなく、高品質のキャストロ
ータを提供することが可能になる。しかもこのプランジ
ャ23が離型ピンを兼用しているために、キャストロー
タの取出しが容易になるとともに、鋳造装置が簡潔に構
成されることになる。 K発明の効果】 以上のように本発明は、上下のエンドリングの内の一方
に臨むように鋳型内に湯口を形成するとともに、この鋳
型と連通するように加圧用シリンダを設け、これに対し
て他方のエンドリングに臨むように鋳型にカウンタプラ
ンジャを設けるようにしたものである。従ってこのカウ
ンタプランジャによって他方のエンドリングを加圧する
ことにより、湯口から遠い位置にあるエンドリングに鋳
巣が発生することが防止されるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1゛図〜第5図は本発明の一実施例に係る鋳造装置に
よる鋳造の動作を示す要部断面図、第6図は第5図にお
ける■〜■線断面図、第7図はロータコアの外観斜視図
、第8図は同平面図、第9図は第8図における■〜IX
線断面図、第10図は鋳造されたキャストロータの斜視
図、第11図は同平面図、第12図は第11図における
X■〜XII線断面図である。 なお図面に用いた符号において、 10・・・・・・鋳造用金型 13・・・・・・円形のキャビティ 15.16・・・リング状の溝 19・・・・・・湯口 20・・・・・・シリンダ 21・・・・・・加圧用ピストン 22・・・・・・貫通孔 23・・・・・・カウンタプランジャ 25・・・・・・ロータコア 27・・・・・・貫通孔 28・・・・・・導体金属 29.30・・・エンドリング である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロータコアを鋳型内に配し、前記ロータコアの貫通
    孔または溝に導電性金属を注入して固化させるとともに
    、前記コアの上下面に前記導電性金属によってエンドリ
    ングを設け、これによって電流通路を形成するようにし
    た鋳造装置において、前記上下のエンドリングの内の一
    方に臨むように前記鋳型に湯口を形成するとともに、該
    湯口と連通するように加圧用シリンダを設け、これに対
    して他方のエンドリングに臨むように前記鋳型にカウン
    タプランジャを設けるようにしたことを特徴とする誘導
    電動機のロータの鋳造装置。 2、前記カウンタプランジャの少なくとも1つが離型ピ
    ンを兼用することを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の誘導電動機のロータの鋳造装置。
JP14636387A 1987-06-12 1987-06-12 誘導電動機のロ−タの鋳造装置 Pending JPS63314152A (ja)

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JP14636387A JPS63314152A (ja) 1987-06-12 1987-06-12 誘導電動機のロ−タの鋳造装置

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JP14636387A Pending JPS63314152A (ja) 1987-06-12 1987-06-12 誘導電動機のロ−タの鋳造装置

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