JP3339290B2 - 鋳物の製造装置 - Google Patents

鋳物の製造装置

Info

Publication number
JP3339290B2
JP3339290B2 JP04351496A JP4351496A JP3339290B2 JP 3339290 B2 JP3339290 B2 JP 3339290B2 JP 04351496 A JP04351496 A JP 04351496A JP 4351496 A JP4351496 A JP 4351496A JP 3339290 B2 JP3339290 B2 JP 3339290B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
casting
manufacturing
cavity
molten metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04351496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09234553A (ja
Inventor
浩 稲森
三郎 小嶋
幹生 山下
滋樹 前川
やすし 徳毛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP04351496A priority Critical patent/JP3339290B2/ja
Publication of JPH09234553A publication Critical patent/JPH09234553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3339290B2 publication Critical patent/JP3339290B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Induction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば銅やアル
ミあるいはそれらの合金からなる鋳物の製造装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開昭62ー12357
号公報に示された従来のかご形回転子の鋳込装置を示す
断面図で、図中(5)は押出棒、(14)はノックアウ
トパンチで、押出棒(5)を連動して上昇させる。(1
5)はパンチ、(16)はプレス等の移動テーブル、
(17)は支柱、(11)は上型で、支柱(17)によ
りテーブル(16)と連結されている。(9)は下型
で、溶融アルミニウム(6)を収容する湯だまり(9
a)が設けられ、押出棒(5)を備えている。上型(1
1)と下型(9)で回転子鉄心(1a)をかんごう挿入
できるキャビティ(9c)へ溶融アルミニウム(6)を
導入するゲート(9b)が構成されている。(20)は
プレスの押出台、(21)はノックアウト用下板で、ノ
ックアウトパンチ(14)に固定されている。(41)
はキャビティ(9c)上端にゲート(9b)と対向位置
に設けられたガス排出口である。尚、図8は図7におけ
るパンチ(15)が下降し、下型(9)の湯だまり(9
a)に押し込まれた充填、加圧状態を示す拡大断面図で
ある。
【0003】図9(a)において上型(11)及び下型
(9)を約250℃に予熱しておき、下型(9)のキャ
ビティ(9c)内に多数個のスロットを有するかご形回
転子鉄心を挿入し、移動テーブル(16)を下降し、支
柱(17)により結合した上型(11)を下型(9)に
加圧して型締めを行う。その後、上型(11)の注入口
(11a)より溶融アルミニウム(6)を下型(9)の
湯だまり(9a)にその液面がゲート(9b)以下であ
るように注入し、速やかに上パンチ(15)を下降さ
せ、湯だまり(9a)にたまった溶融アルミニウム
(6)を押し出し、キャビティ(9c)内の回転子鉄心
(1a)のスロットとエンドリング部に遅い流動速度で
溶融アルミニウム(6)を流し込む。溶融アルミニウム
(6)の流動速度は、上パンチ(15)のスピードを制
御しながら行う。溶融アルミニウム(6)はゲート(9
b)近傍のスロットから順に上方へ満たされ、ゲート
(9b)近傍の上端エンドリング部からガス排出口(4
1)に到達する。溶融アルミニウム(6)充填後、溶融
又は半凝固状態で400kg/cm2 以上の高圧力を加えて
凝固させる。凝固完了後、上型(11)と下型(9)を
開き、押出棒(5)により回転子導体が形成された回転
子鉄心を押し出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】周知のように、これま
で溶湯鍛造法はダイカスト法等に比べて、巣の少ない高
品質ロータを生産するには非常に効果的な方法であっ
た。しかしゲート切断は鋳物全体を取り出した後、別の
プレスにより行う場合もあった。上記従来例のような小
さいロータの場合にはこれでも問題無かったが、ロータ
が大きくなってくると切断工程が量産に及ぼす影響を無
視できなくなるという問題があった。また、鋳造後の型
外ゲート切断、鉄心外周の後加工、導体部のひけ巣、あ
るいは銅の場合の割れなどが問題となっていた。さら
に、安全性の面でも金型分割面から溶湯が吹き出すなど
の危険性や、作業者の溶湯を扱う上での危険性もあっ
た。
【0005】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、従来の溶湯鍛造法やダイカスト法
で問題となっていた、型外ゲート切断、後加工、引け
巣、銅の場合の割れが無く、溶湯が吹き出すという危険
性が少なく、量産に適した鋳物の製造装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明の鋳物の製造
装置は、金属の溶湯をキャビティ内に射出し凝固させて
鋳物を製造する装置において、キャビティーを形成する
中間型と、この中間型を両側から挟みこむ形で配設され
るとともに上記中間型とそれぞれが分割面を共有する上
型及び下型と、これら上型及び下型のそれぞれに形成さ
れた穴部に配設され上記上型及び下型内で上記キャビテ
ィー容積を変化させる方向に摺動可能な上浮動型及び下
浮動型と、これら上浮動型及び下浮動型をそれぞれ上記
上型及び下型内で加圧移動する上浮動型加圧移動手段及
び下浮動型加圧移動手段と、上記下型に形成され上記キ
ャビティーに溶湯を案内するランナー及びゲートと、上
記中間型を上記上型に対して相対位置制御する中間型位
置制御手段を有し、キャビティー内に金属の溶湯を射出
し凝固させた後、中間型を下型につけたままの状態で上
型のみを上昇させるとともに下浮動型を上昇させワーク
を中間型の中で移動させることにより、ゲートを切断
るようにしたものである。
【0007】
【0008】第の発明の鋳物の製造装置は、第1の
明の鋳物の製造装置において、上浮動型が上型内で上方
へ相対移動するのを阻止する上方移動阻止手段を有する
ようにしたものである。
【0009】第の発明の鋳物の製造装置は、第1の
明の鋳物の製造装置において、下浮動型が弾性力でキャ
ビティー内のワークを加圧する弾性加圧手段を有するよ
うにしたものである。
【0010】
【0011】
【0012】第の発明の鋳物の製造装置は、第1ない
し第の発明の鋳物の製造装置において、下型の中間型
との分割面上の、湯だまりとキャビティーを含む外周部
に段差を付けるようにしたものである。
【0013】第の発明の鋳物の製造装置は、第1ない
し第の発明の鋳物の製造装置において、注湯時に金型
内に溶湯が飛び散るのを防ぐ飛散防止手段を有するよう
にしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 以下、本発明の実施の形態を図について説明する。図
1、2は本発明の実施の形態1の鋳物の製造装置を示す
断面構成図である。図1において、(9b)はランナ
ー、(9d)はゲート、(50)は上型、(51)は中
間型、(52)は下型、(53)はスリーブ、(54)
は上エンドリング加圧用油圧シリンダー、(55)は上
エンドリング加圧用浮動型、(56)は下エンドリング
加圧用油圧シリンダー(57)は下エンドリング加圧用
浮動型、(58)は鉄心固定用仮軸である。また、図2
(c)は実施の形態1の鋳物の製造装置において、ゲー
ト切断時に上型を開きつつある状態を示す断面構成図で
ある。図において、(60)は中間型(51)を下型
(52)に押しつけるための、中間型押さえ用シリンダ
ー(61)は中間型(51)を上下に動かすためのシリ
ンダーである。 さらに、図2(d)は実施の形態1の
鋳物の製造装置において、上型と中間型を上昇してゲー
トを切断した状態を示す断面構成図である。図において
(9a)は切断後の凝固した湯だまりである。
【0015】次に動作について説明する。まず上型(5
0)及び中間型(51)を上昇させ、溶融金属(6)を
湯だまり9aに注湯する。しかる後、上型(50)及び
中間型(51)を下げて型閉めし、パンチ(15)を上
昇させて、溶融金属(6)をランナー(9b)、ゲート
(9d)を通過させて下エンドリング(1d)、回転鉄
心(1a)、上エンドリング(1c)に充填させてこれ
らを作る。充填直後あるいは、ある一定時間の後、上エ
ンドリング(1c)上面を上エンドリング加圧用油圧シ
リンダー(54)で上エンドリング加圧用浮動型(5
5)を介して加圧凝固させる。下エンドリング(1d)
も同様に加圧凝固させる。
【0016】次に、このようにして完全に加圧凝固が終
わって得られた、鉄心に上エンドリング(1c)及び下
エンドリング(1d)が付いた製品のゲート切断方法に
ついて説明する。まず、中間型押さえ用シリンダー(6
0)に圧力をかけながら、上型(50)をゲート厚さ以
上上昇させる。その後もしくは上型(50)上昇と同時
に下エンドリング加圧用シリンダー(56)で下エンド
リング加圧用浮動型(57)を加圧上昇させる。する
と、ゲート(9b)が切断される。その後、上型(5
0)と中間型(51)を上昇させる。しかる後、製品を
中間型(51)から取り出す。一方湯だまり(9a)は
最後にパンチ(15)を上昇させて上部に取り出す。
【0017】以上により、金型内ゲート切断が可能かつ
鉄心の後加工不要で、量産性を向上することができた。
なお、上記シリンダーは力が十分であれば、油圧であろ
うとエアー圧であろうとかまわない。
【0018】実施の形態2. 以下、本発明の実施の形態2を図について説明する。図
3は実施の形態2の鋳物の製造装置を示す断面構成図で
ある。図において、(70)は上エンドリング側の鉄心
端面内径部位置決め型で、上エンドリング加圧用浮動型
に固定されている。(71)は下エンドリング側の鉄心
端面内径部位置決め型、(72)は(71)の下エンド
リング側の鉄心端面内径部位置決め型に予圧をかけるた
めのバネである。(57)は下エンドリング加圧用浮動
型、(50)は上型である。
【0019】次に動作について説明する。製品を作る動
作に関しては実施の形態1と同様である。金型構造の特
徴としては、溶湯(6)を充填する過程で生じる流動抵
抗により鉄心1が上昇しようとし、その結果上エンドリ
ング側の鉄心端面内径部位置決め型(70)も上昇しよ
うとする。しかるに、上エンドリング側の鉄心端面内径
部位置決め型(70)の上面は上型に接触した状態で、
本体のプレスの型閉め力で支えられている。そのため、
上昇せずに初期状態が保たれる。一方、下エンドリング
側の鉄心端面内径部位置決め型(71)はエンドリング
内径部がテーパ形状となっているため、下降しようとす
る。しかるに、本装置では金型構造を簡単化するために
テーパ面により生じる下方の力に打ち勝つ強度のバネ
(72)により、下エンドリング加圧用浮動型(57)
に押しつけ固定されている。
【0020】以上により、金型内ゲート切断が可能かつ
鉄心の後加工不要で、溶湯が完全に充填されるまで、上
記金型部品及び鉄心(1)が動かないため、完全な製品
を安定して得ることができ、量産性を向上することがで
きた。なお、上記バネはエンドリングのテーパ部にかか
る力に十分打ち勝つ力が得られればバネにこだわる必要
はなく、エアーシリンダーなどを使用してもかまわな
い。
【0021】実施の形態3. 以下、本発明の実施の形態3を図について説明する。図
4は実施の形態3の鋳物の製造装置を示す斜視図であ
る。図において、(8)は中間型(51)の側面に取
り付けたカバーである。
【0022】次に動作について説明する。製品を作る動
作に関しては上記実施例1と同様である。金型構造の特
徴としては、下型の上面にカバ−(80)を設けた点で
あり、溶湯充填過程で何らかの原因で下型(52)と中
間型(51)の間に隙間が発生し、溶湯が吹き出すよう
な事が起こった場合に、溶湯がカバーに当たり、下方に
落ちる。その結果、金型から横に吹き出すことを防止す
ることができる。また、湯の注入方向にはカバーが取り
付けにくい場合パーティング面に溝(81)を設けて溶
湯の吹き出しを防ぐ。また、下型(52)に重なる部分
には拡大図に示したようにテーパを付けて型締めの際の
接触を防いだ構造としている。
【0023】以上により、不慮の溶湯吹き出しに対する
メンテナンス性が良くなる上、安全性も高まり、量産性
を向上することができた。なお、上記カバーは中間型だ
けにこだわる必要はなく、上型に取り付けてもかまわな
い。
【0024】実施の形態4. 以下、本発明の実施の形態4を図について説明する。図
5は実施の形態4の鋳物の製造装置を示す斜視図であ
る。図において、(52a)は下型(52)の上面外周
部に設けた段差である。
【0025】次に動作について説明する。製品を作る動
作に関しては上記実施の形態1と同様である。金型構造
の特徴としては、下型の上面に段差(52a)を設けた
点であり、溶湯充填過程で何らかの原因で下型(52)
と中間型(51)の間に隙間が発生し、溶湯が吹き出す
ような事が起こった場合に、溶湯が段差で曲げられる間
に凝固しやすくなるため、金型から外に吹き出す量を抑
制することができる。
【0026】以上により、不慮の溶湯吹き出しに対する
メンテナンス性が良くなる上、安全性も高まり、量産性
を向上することができた。
【0027】実施の形態5. 以下、本発明の実施の形態5を図について説明する。図
6は実施の形態5の鋳物の製造装置を示す斜視図であ
る。図において、(52b)は溶湯中注湯の際に用いる
カバーである。
【0028】次に動作について説明する。製品を作る動
作に関しては上記実施の形態1と同様である。金型構造
の特徴としては、注湯の際にカバー(52b)をパーテ
ィング面にかぶせることで溶湯がこぼれるのを防ぐもの
である。
【0029】以上により、不慮の溶湯吹き出しに対する
メンテナンス性が良くなる上、安全性も高まり、量産性
を向上することができた。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0031】第1の発明の鋳物の製造装置は、金属の溶
湯をキャビティ内に射出し凝固させて鋳物を製造する装
置において、キャビティーを形成する中間型と、この中
間型を両側から挟みこむ形で配設されるとともに上記中
間型とそれぞれが分割面を共有する上型及び下型と、こ
れら上型及び下型のそれぞれに形成された穴部に配設さ
れ上記上型及び下型内で上記キャビティー容積を変化さ
せる方向に摺動可能な上浮動型及び下浮動型と、これら
上浮動型及び下浮動型をそれぞれ上記上型及び下型内で
加圧移動する上浮動型加圧移動手段及び下浮動型加圧移
動手段と、上記下型に形成され上記キャビティーに溶湯
を案内するランナー及びゲートと、上記中間型を上記上
型に対して相対位置制御する中間型位置制御手段を有
し、キャビティー内に金属の溶湯を射出し凝固させた
後、中間型を下型につけたままの状態で上型のみを上昇
させるとともに下浮動型を上昇させワークを中間型の中
で移動させることにより、ゲートを切断するようにした
ので、金型内ゲート切断が可能となる上、ゲートが鉄心
端面と接していないため鉄心の後加工がいらず、エンド
リングの加圧凝固も可能なため、巣や割れの無い高品質
のモータロータを製造でき、量産性が向上する。
【0032】第および第の発明の鋳物の製造装置
は、第1の発明の鋳物の製造装置において、上浮動型が
上型内で上方へ相対移動するのを阻止する上方移動阻止
手段および下浮動型が弾性力でキャビティー内のワーク
を加圧する弾性加圧手段を有するようにしたので、溶湯
充填時に鉄心が動くこともなくしかもエンドリングを十
分加圧凝固できるため、巣や割れの無い高品質のモータ
ロータを製造でき、量産性が向上する。
【0033】
【0034】
【0035】第の発明の鋳物の製造装置は、第1ない
し第の発明の鋳物の製造装置において、下型の中間型
との分割面上の、湯だまりとキャビティーを含む外周部
に段差を付けるようにしたので、金型分割面から溶湯が
吹き出すことを防止でき、安全性を高めるとともに、量
産性に悪影響を及ぼすことを防止できる。
【0036】第の発明の鋳物の製造装置は、第1ない
し第の発明の鋳物の製造装置において、注湯時に金型
内に溶湯が飛び散るのを防ぐ飛散防止手段を有するよう
にしたので、注湯の際に分割面に溶湯が吹きこぼれるこ
とを防止でき、型の清掃やメンテナンスなどの余分な作
業を不要とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の成形品の製造装置を
示す断面構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の成形品の製造装置を
示す断面構成図である。
【図3】 本発明の実施の形態2の成形品の製造装置を
示す断面構成図である。
【図4】 本発明の実施の形態3の成形品の製造装置を
示す構成図である。
【図5】 本発明の実施の形態4の成形品の製造装置を
示す構成図である。
【図6】 本発明の実施の形態5の成形品の製造装置を
示す構成図である。
【図7】 従来の鋳物の製造装置を示す断面構成図であ
る。
【図8】 従来の鋳物の製造装置を示す断面構成図であ
る。
【図9】 従来の鋳物の製造装置を示す断面構成図であ
る。
【符号の説明】
1a・・・回転子鉄心、1c・・・上エンドリング、1
d・・・下エンドリング、5・・・押出棒、6・・・金
属の溶湯、9・・・上型、9a・・・湯だまり、9b・
・・ランナー、9c・・・キャビティ、9d・・・ゲー
ト、11・・・上型、14・・・ノックアウトパンチ、
15・・・パンチ、16・・・移動テーブル、17・・
・支柱、20・・・穴抜台、21・・・ノックアウト用
下板、41・・・ガス排出口、50・・・ 上型、51
・・・中間型、52・・・下型、53・・・スリーブ、
54・・・上エンドリング加圧用シリンダー、55・・
・上エンドリング加圧用浮動型56・・・下エンドリン
グ加圧用シリンダー57・・・下エンドリング加圧用浮
動型、58・・・ 鉄心固定用仮軸、60・・・中間型
押さえ用シリンダー、61・・・中間型移動用シリンダ
ー、71・・・鉄心端面内径部位置決め型、72・・・
バネ、80・・・カバー、81・・・溝、52a・・・
段差、52b・・・カバー
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B22D 18/02 B22D 18/02 R T U 31/00 31/00 A H02K 17/16 H02K 17/16 A (72)発明者 前川 滋樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 徳毛 やすし 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−138051(JP,A) 特開 平2−290659(JP,A) 実開 昭61−167261(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 17/22 B22D 18/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属の溶湯をキャビティ内に射出し凝固
    させて鋳物を製造する装置において、キャビティーを形
    成する中間型と、この中間型を両側から挟みこむ形で配
    設されるとともに上記中間型とそれぞれが分割面を共有
    する上型及び下型と、これら上型及び下型のそれぞれに
    形成された穴部に配設され上記上型及び下型内で上記キ
    ャビティー容積を変化させる方向に摺動可能な上浮動型
    及び下浮動型と、これら上浮動型及び下浮動型をそれぞ
    れ上記上型及び下型内で加圧移動する上浮動型加圧移動
    手段及び下浮動型加圧移動手段と、上記下型に形成され
    上記キャビティーに溶湯を案内するランナー及びゲート
    と、上記中間型を上記上型に対して相対位置制御する中
    間型位置制御手段を有し、 上記キャビティー内に金属の溶湯を射出し凝固させた
    後、上記中間型を上記下型につけたままの状態で上記上
    型のみを上昇させるとともに上記下浮動型を上昇させワ
    ークを上記中間型の中で移動させることにより、ゲート
    を切断するようにした ことを特徴とする鋳物の製造装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の鋳物の製造装置におい
    て、上浮動型が上型内で上方へ相対移動するのを阻止す
    る上方移動阻止手段を有することを特徴とする鋳物の製
    造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の鋳物の製造装置におい
    て、下浮動型が弾性力でキャビティー内のワークを加圧
    する弾性加圧手段を有することを特徴とする鋳物の製造
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし記載のいずれかに記載
    の鋳物の製造装置において、下型の中間型との分割面上
    の、湯だまりとキャビティーを含む外周部に段差を付け
    たことを特徴とする鋳物の製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし記載のいずれかに記載
    の鋳物の製造装置において、注湯時に金型内に溶湯が飛
    び散るのを防ぐ飛散防止手段を有することを特徴とする
    鋳物の製造装置。
JP04351496A 1996-02-29 1996-02-29 鋳物の製造装置 Expired - Fee Related JP3339290B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04351496A JP3339290B2 (ja) 1996-02-29 1996-02-29 鋳物の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04351496A JP3339290B2 (ja) 1996-02-29 1996-02-29 鋳物の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09234553A JPH09234553A (ja) 1997-09-09
JP3339290B2 true JP3339290B2 (ja) 2002-10-28

Family

ID=12665854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04351496A Expired - Fee Related JP3339290B2 (ja) 1996-02-29 1996-02-29 鋳物の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3339290B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105436458B (zh) * 2014-09-26 2017-08-04 广州市荣泽模具有限公司 一种压铸模
CN105834393B (zh) * 2015-05-28 2018-03-13 无锡市沐勒机械科技有限公司 液压悬浮式自动补偿滑脚系统
JP6134776B1 (ja) * 2015-12-23 2017-05-24 美濃工業栃木株式会社 ダイカスト用金型
CN105690679B (zh) * 2016-01-26 2017-12-29 中信戴卡股份有限公司 一种用于去除模具浇口套的装置
CN111786517B (zh) * 2020-06-11 2023-12-19 佛山市顺德区信源电机有限公司 一种鼠笼式电机转子压铸模具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09234553A (ja) 1997-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4760300A (en) Squirrel-cage type rotor and method for its manufacture
JP4233687B2 (ja) モータロータのダイカスト装置
JPS61276762A (ja) 金属成品の製造方法
JP3339290B2 (ja) 鋳物の製造装置
KR100537493B1 (ko) 가압식 다이캐스팅 장치 및 이를 이용한 다이캐스팅 방법
JPH0242292B2 (ja)
JP2005305466A (ja) 溶湯鍛造装置および溶湯鍛造法
JP6075533B2 (ja) 成型装置
JPH0481256A (ja) ダイカスト鋳造装置
JP2854618B2 (ja) 溶湯鍛造方法
JP3534090B2 (ja) モータロータ成形用金型およびモータロータのダイカスト成形方法
JPH0716779B2 (ja) 下部加圧方式の高圧鋳造装置
CN214185150U (zh) 一种可变径浇口装置
CN220782212U (zh) 改善产品变形与增加铸件一侧包紧力的倒扣结构及模具
CN113680992B (zh) 一种高成品率轮毂液态模锻设备
JP3010952B2 (ja) 鋳造用金型構造
JPS6216050A (ja) かご形回転子の鋳込装置
JP2687945B2 (ja) 鋳物の製造方法及び装置
CN112719221A (zh) 一种可变径浇口装置
CN105964978A (zh) 一种挤压铸造模具
JPH024760Y2 (ja)
JPH0847221A (ja) 鋳物の製造方法及び装置
JPH0716778B2 (ja) 無孔質ダイキャスト装置
JPS6264464A (ja) かご形回転子の鋳込装置
JPH03106546A (ja) ダイキャスト方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070816

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080816

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080816

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090816

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees