JPS633138Y2 - - Google Patents

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JPS633138Y2
JPS633138Y2 JP1982062831U JP6283182U JPS633138Y2 JP S633138 Y2 JPS633138 Y2 JP S633138Y2 JP 1982062831 U JP1982062831 U JP 1982062831U JP 6283182 U JP6283182 U JP 6283182U JP S633138 Y2 JPS633138 Y2 JP S633138Y2
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JP
Japan
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capacitor
inductance
capacitor element
lead wire
case
Prior art date
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JP1982062831U
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JPS58166023U (ja
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数個のコンデンサ素子からのリー
ド線の引出し構造を改良したコンデンサに関する
ものである。
コンデンサは理想的には容量分だけであるが、
実際には電極箔やリード線、端子等のために抵抗
分やインダクタンス分が存在し、コンデンサとし
ての作用を妨げる原因となつている。
そのため、例えば、インダクタンス分を低下す
るために従来、無誘導形といわれるコンデンサが
考案されている。第1図にその従来例が示されて
おり、複数個のコンデンサ素子をバンドにより一
体化してケースに内蔵する構造のコンデンサで、
コンデンサ素子1,2及び3の端面に施こされた
メタリコン部4,5及び6に共通のリード線7を
半田付け8,9及び10し、リード線7の先端を
ケースを密閉する蓋に設けられた端子に接続して
いる。このような構造のコンデンサは、端面にメ
タリコンが施されているために電極箔等によるイ
ンダクタンス分が改良され低下しうる効果がある
が、リード線7によるインダクタンスの影響が大
きくなる欠点がある。すなわち、このコンデンサ
の容量分とインダクタンス分のみの等価回路を示
すと第2図に示す通りになるが、端子と半田付け
8との間、半田付け8と半田付け9との間及び半
田付け9と半田付け10との間の各々にインダク
タンスL1,L2及びL3が存在する。それ故、端子
と各コンデンサ素子1,2及び3との間のインダ
クタンスが各々L1,L1+L2,L1+L2+L3となつ
て不均等となり、流れる信号が特定の素子に片寄
り劣化速度が一致せず、コンデンサ全体として寿
命が短かくなる欠点があつた。また、リード線7
が長く、インダクタンスを低下する妨げとなる欠
点もあつた。
本考案は以上の欠点を改良するため、各コンデ
ンサ素子の劣化速度を均一にして全体の寿命を改
善し、インダクタンスの低いコンデンサを提供す
ることを目的とする。
本考案は上記の目的を達成するために、複数個
のコンデンサ素子を一体化してケースに内蔵した
コンデンサにおいて、各コンデンサ素子の端面か
ら別々のリード線を引き出し、該各リード線を端
子に接続することを特徴とするコンデンサを提供
するものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図において、11,12及び13はコンデ
ンサ素子であり、金属化紙や金属化フイルムを巻
回し偏平化したもので絶縁油が含浸されている。
各コンデンサ素子11,12及び13はアルミ金
属等のバンド14により一体化されている。1
5,16及び17はリード線であり、一端が各コ
ンデンサ素子11,12及び13の端面に設けら
れたメタリコン部18,19及び20に半田付け
21,22及び23され引き出されるようになつ
ている。24は各コンデンサ素子11,12及び
13を内蔵するアルミやブリキ、真鍮等の金属製
のケースである。25及び26はこのケース24
及び蓋27と各コンデンサ素子11,12及び1
3を絶縁するための厚手の絶縁紙である。蓋27
はアルミ金属等からなり、ケース24にカシメら
れている。28は蓋27に貫設されている端子で
あり、各リード線15,16及び17が接続され
ている。
上記実施例の抵抗分を除いた等価回路は第4図
の通りである。すなわち、各コンデンサ素子1
1,12及び13から別々のリード線15,16
及び17を引き出し端子28に接続しており、そ
れ等の長さをほぼ同一にできるので、大きさのほ
ぼ等しいインダクタンスL4,L5及びL6が得られ、
どれか一つのコンデンサ素子に信号が集中するこ
となく、片寄つた劣化を防止できるので、コンデ
ンサ全体の寿命を向上できる。
また、各インダクタンスL4,L5及びL6は並列
に接続されているので、第5図に示す通り、全体
として個々のインダクタンス値よりも小さいイン
ダクタンスLにでき、低インダクタンスのコンデ
ンサが得られる。
なお、リード線として特により線を用いれば一
層インダクタンスを低下しうる。
以上の通り、本考案によれば、寿命が改善され
た、しかも低インダクタンスのコンデンサが得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンデンサ素子の側面図、第2
図は第1図の従来例の等価回路図、第3図は本考
案の実施例の側面断面図、第4図は第3図の実施
例の等価回路図、第5図は第4図を簡易化した等
価回路図を示す。 11,12,13……コンデンサ素子、15,
16,17……リード線、24……ケース、27
……蓋、28……端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数個のコンデンサ素子を一体化してケース
    に内蔵したコンデンサにおいて、各コンデンサ
    素子の端面から別々のリード線を引き出し、該
    各リード線を端子に接続することを特徴とする
    コンデンサ。 (2) リード線がより線である実用新案登録請求の
    範囲第(1)項記載のコンデンサ。
JP6283182U 1982-04-28 1982-04-28 コンデンサ Granted JPS58166023U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6283182U JPS58166023U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6283182U JPS58166023U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58166023U JPS58166023U (ja) 1983-11-05
JPS633138Y2 true JPS633138Y2 (ja) 1988-01-26

Family

ID=30072960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6283182U Granted JPS58166023U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 コンデンサ

Country Status (1)

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JP (1) JPS58166023U (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS58166023U (ja) 1983-11-05

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