JPS63313796A - 4−デメントキシ−4−アミノ−アントラサイクリン類 - Google Patents

4−デメントキシ−4−アミノ−アントラサイクリン類

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JPS63313796A
JPS63313796A JP63098032A JP9803288A JPS63313796A JP S63313796 A JPS63313796 A JP S63313796A JP 63098032 A JP63098032 A JP 63098032A JP 9803288 A JP9803288 A JP 9803288A JP S63313796 A JPS63313796 A JP S63313796A
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    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/24Condensed ring systems having three or more rings
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    • C07H15/20Carbocyclic rings
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    • C07H15/252Naphthacene radicals, e.g. daunomycins, adriamycins
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アントラサイクリングリコシド類、それらの
製造、それらを含む医薬組成物及びアントラサイクリン
グリコシド類の製造の際使用する中間体に関する。
本発明は、一般式(I) エ (式中、R1は水素原子または水酸基を表わし、RとR
のいずれか一方は水素原子を他方は水素原子又は水酸基
を表わす)で示されるアントラサイクリングリコシド類
及びそれらの医薬的に許容可能な付加塩を提供する。好
ましい塩は塩M塩である。式■の化合物は以下のように
命名し得る。
1  :R=R=H:R2=OHのとき4−デメトキシ
−4−アミノ−ダウノルビシン■ :R−R2−OH;
R3=Hのとき −4−デメトキシ−4−アミノ−ドキ
ソルビシン1  :R=R2=H:R3−oH(7)と
ぎ4−デメトキシ−4−アミノ−4−エピ−ダウノルビ
シン T  :R=R3=OH;R2=Hのとき4−デメトキ
シ−4−アミノ−4゛−エピ−ドキソルビシン I  : R1=R2=R3=Hのとき4−デメトキシ
−4−アミノ−4−デオキシ−ダウノルビシン I  :R=OH:R2=R3=Hのとき4−デメトキ
シ−4−アミノ−4゛−デオキシ−ドキソルビシン 式■のグリコシドとそれらの医薬的に許容可能な付加塩
は、 (1)  式■ ゴ工 (式中、4位のアミノ基は保護されている)のダウノマ
イシノン誘導体の保護された誘導体を、弐■ I工I (式中、R′ とR′3のいずれか一方は水素原子を他
方は水素原子又は保護された水酸基を表わし、3−アミ
ノ基は保護されており、Haρはハロゲン原子を表わす
)のハロゲン北朝に反応させ、得られた生成物から保護
基を除去してR1が水素である式■のアントラサイクリ
ングリコシドを得、(11)所望により、前記式■のグ
リコシドを医薬的に許容可能な塩に変え、 (iii)所望により、前記式■のグリコシド又はその
医薬的に許容可能な塩を臭素化し、得られた14位が臭
素化されている誘導体を加水分解してR1が水酸基であ
る式Tのグリコシドを形成し、(iv)所望により、R
1が水酸基である式1のグリコシドをその医薬的に許容
可能な塩に変えることからなる方法によって製造するこ
とができる。
好ましくは、段階(i)において式IIのダウノマイシ
ノン誘導体の保護された誘導体は、4−デメトキシ−4
−N−)−リフルオ[1アセトアミド−ダウノマイシノ
ンである。保護されたハロゲン北朝は、式%式% (式中、R“ とR“3のいずれか一方は水素原子を他
方は水素原子又はトリフルオロアセトキシ基を表わし、
HaIlは前記で定義したのと同じである)で示される
保護されたハロゲン北朝である。
ト1aρは塩素原子であることが好ましい。
4−デメトキシ−4−N−トリフルオロアセトアミド−
ダウノマイシノンと保護されたハロゲン北朝(IV )
の縮合は、トリフルオロメタンスルホン酸銀の存在下に
進行し得る。US−^−4107423に記載されてい
るa−グリコシド類の(7S、 9S) −0−トリフ
ルオロアセチル保護誘導体を提供する方法を使用しでも
よい。4−デメトキシ−4−N−トリフルオロアセトア
ミド−ダウノマイシノンは、5〜10℃において反応の
進行と共に無水塩化メチレン中に溶解する。N−保護ト
リフルオロアセチル基は穏やかなアルカリ処理によって
除去され得る。
好ましくは、R1が水素である式1のアントラ、 サイ
クリングリ」シトを、段階(ii)においてその塩B塩
として単離する。得られた4−デメトキシ−4−アミノ
−ダウノルごシン誘導体をUS−A−4067969に
記載の方法に従って引き続き処理すると、段階(iii
 )において対応する4−デメトキシ−4−アミノ−ド
キソルビシンが得られる。加水分解はギ酸プトリウムを
用いて行なってもよい。段階(iv)において、好まし
くはR1が水酸基である式■の上記で得られたアントラ
サイクリングリコシドをその塩酸塩として単離する。
式IIのダウノマイシノン誘導体及び4−アミン基が保
護されているその保護誘導体もまた、本発明の−部を構
成する。これらの化合物は、(a)式V ■ のカルミノマイジノンの7α−水酸基を水素化分解によ
って除去し、 (b)得られた式■ v工 の4−デメチル−7−ジオキシ−ダウノマイシノンを、
N、N−ジイソプロピルエチルアミン及び触Wffiの
4−ジメチルアミノピリジンの存在下で塩化4−フルオ
ロベンゼンスルホニルと反応させ、 (C)得られた式■ ト ■x工 の4−デメトキシ−4−,0−[4−フルオロベンゼン
スルホニル1−7−ジオキシダウノマイシノンをベンジ
ルアミンと反応させ、 (d)得られた式■ Vエエエ の4−デメトキシ−4−ベンジルアミノ−7−デオキシ
−ダウノマイシノンから接触水素添加によりベンジル基
を除去し、 (e)得られた式■ X の4−デメトキシ−4−アミノ−7−ジオキシ−ダウノ
マイシノンの4−アミノ基を保護し、 (f)得られた式X (式中、X′はアミン保護基を表わす)の化合物に7α
−水酸基を再導入して、式IIのダウノマイシノン誘導
体の式XI I (式中、X′は前記で定義したのと同じ)の保護誘導体
を得、 ((])所望により、式XIの保護誘導体から4−アミ
ノ保護基を除去して式■ I工 のダークノマイシノン誘心体を得る方法によって製造さ
れる。
上記方法を後述するスキームエに説明する。この方法の
出発物質は天然カルミノマイジノン(式V)である。段
階(b)のスルホン化反応により、置換C−4−〇−ス
ルホニル誘導体く式■)のみが生成し、C−6−OH及
びC−11−OHは変化を受けない。上に記載した条件
下においてこのような予期し得ない選択性が達成された
ということは強調するに値する。
スキーム■ V工 XX         χ1工 xx工工        xx 反応(C)は、C−4位の4−フルオロ−ベンゼンスル
ホニル基とキノン部分の両方を引き抜いたという点で、
アントラサイクリン化学における新しい反応の一つであ
る。室温下テトラヒドロフラン中において反応を生起す
るのが好ましい。段階(e)は好ましくはトリフルオロ
酢酸無水物を用いて行なう。したがって、好ましくは、
式X及びXIにj5けるX′はトリフルオロアセデル基
を表わす。段階(f)はC,H,Wong et al
、、 Can、 J、 Chcm、、 51446(1
973)に記載の方法に従って行なってもよい。
好ましくは、式XH の4−デメトキシ−4−(保護アミン基)−7−ジオキ
シ−ダウノマイシノン化合物の13−ウド基をエチレン
グリコール処理によって保護し、得られた化合物の7位
を臭素化し、7位の臭素−と13−ケタール基を加水分
解することによって式別 の4−デメトキシ−4−N−トリフルオロアセトアミド
−ダウノマイシノンを生成することによって行なう。臭
素化は、一般に2,2−アゾ−ビス(イソブチロニトリ
ル)存在下における臭素若しくはN−ブロモスクシンイ
ミド処理によって行なわれる。
式■及び式■の中間体は4−デメトキシ−7−ジオキシ
−ダウノマイシノン又は4−デメトキシ−ダウノマイシ
ノンの製造にも有効である。式■の4−デメトキシ−4
−アミノ−7−デオギシーダウノマイシノン中間体は、
前記段階(a)−(d)によるその製造法と共に本発明
の他の態様をなす。4−デメトキシ−7−ジオキシ−ダ
ウノマイシノンは4−デメトJニジーダウノマイシノン
に転換され得る。この4−デメトギシーダウノマイシノ
ンから抗腫瘍アントラサイクリングリコシド類が製造で
きる。
本発明は、更に式XIV X工V (式中、R4は水素又は水酸基を表−わす)の4−デメ
トキシ−7−ジオキシ−ダウノマイシノン又は4−デメ
トキシ−ダウノマイシノンを製造する方法であって、式
XV v (式中、R4は前記で定義したのと同様である)の4−
デメトキシ−4−アミノ−7−ジオキシ−ダウノマイシ
ノン又は4−デメトキシ−4−アミノ−ダウノマイシノ
ンの4−アミノ基をジアゾ化し、次いで穏やかな条件下
に得られたジアゾニウム化合物を還元することを特徴す
る前記方法を提供する。
このように、C−4位にアミノ基をもつアントラサイク
リノン類はアミノ基を除去した対応する誘導体に変換さ
れる。出発物質は4−デメトキシ−4−アーミノづ−デ
オキシーダウノマイシノン(TX(XVa、R=H))
及び4−テメト*シ’−4−7ミ/ −ダウノマイシノ
ン(I[、(XVb 、R=O1]))である。ジアゾ
化及び穏やかな還元を介する4−アミノ基の除去により
、既知の4−デメトキシ−7−ジオキシ−ダウノマイシ
ノン(XIVa、R=H)又は4−デメトキシ−ダウノ
マイシノン(XrVb、R=OH)に至る。スキーム■
に示すように、ジアゾ化は好ましくは亜硝酸ナトリウム
水溶液を用いて行なう。穏やかな還元は好ましくはハイ
ボリン酸を用いて行う。
スキーム■ 1)  NaNO2水溶液 R4=Hの化合物xvaは通常の方法によってR4=O
Hの化合物Xvbに容易に変換できる。
好ましくは、37%塩酸に溶解した4−デメトキシ−4
−アミノ−7−デオヤシーダウノマイシノン(XVa)
又は4−デメトキシ−4−アミノ−ダウノマイシノン(
X V b)を0〜5℃で1時間亜硝酸ナトリウム水溶
液と反応させ、次いで室温下5時間激しく撹拌しながら
50%ハイボリン酸水溶液と反応させる。二塩化メチレ
ンで反応混合物を抽出し、減圧Fに溶媒を除去する。
4−デメトキシ−7−ジオキシ−ダウノマイシノン()
NVa)は7位に水酸基を導入することによって4−デ
メトキシ−ダウノマイシノン(XrVb)に転換し得る
。これは本発明によれば臭素又はトブロモースクシンイ
ミド(NBS)により7位を臭素化し、引き続き得られ
たアセタートをアルカリ処理若しくは酢酸銀処理若しく
はメタツリシス処理することによって行うことができる
4−デメトキシ−ダウノマイシノン(’XIVb)は、
有効な抗腫瘍剤である4−デメトキシ−ダウノルビシン
(XVI)のアグリコン部分である。
よって、本発明は式XVI の4−デメトキシ−ダウノルビシン又はその医薬的に許
容可能な塩を製造する方法であって、R4が水酸基であ
って本発明方法に従って4−デメトキシ−4−アミノ−
ダウノマイシノンから製造される式X IVに表わされ
ている4−デメトキシ−ダウノマイシノンを適当な糖誘
導体と反応させ、所望により、得られた4−デメトキシ
−ダウノルビシンをその医薬的に許容可能な塩に変える
ことを特徴とする方法を更に提供する。
糖誘導体は、式X■  Vl (式中、Haρはハロゲン原子を表わし、R6は保護さ
れた水酸基を表わし、R7は保護されたアミン基を表わ
す)を有している。保護基は4−デメトキシ−ダウノマ
イシノンとの反応後除去される。
好ましくはHat)は塩素原子である。水酸基はトリフ
ルオロアセチル基で保護してもよい。アミノ基もまたト
リフルオロアセチル基によって保護してもよい。
本発明は、医薬的に許容可能なキャリア若しくは希釈剤
及び 一式1のアントラサイクリングリコシド若しくはその医
薬的に許容可能な塩、又は −上記記載の方法により製造した式X■■のアントラサ
イクリングリコシド若しくはその医薬的に許容可能な塩
からなる医薬組成物をも提供する。
一般的な調剤物、キャリア及び希釈剤を使用し得る。患
者へ投与する医薬組成物は治療ト効果的な量のグリコシ
ドを含む。通常のルートを介して治療上効果的な遺のグ
リコシドをヒト患者に投与し得る。
本発明のグリコシド類は抗腫瘍剤である。式■の代表的
化合物すなわち4−デメトキシ−4−アミノ−ダウノル
ビシン(Ia)の活性を、ドキソルビシンニ対シテ感受
性(LOvO)又ハ耐性(LoVo/ DX)であるヒ
ト結賜アデノカルシノーマ細胞において、そのin V
itrO細胞毒性とダウノルビシン(DNlil)のi
n VitrO細胞毒性とを比較することにより評価し
た。
結果を表1に示す。
表1:4時間処理後のコロニー阻止実験化合物    
  1.oVo      LoV/DXTa    
  0.7      99DNR50,3’    
  1805播種性クロス白血病に対するla及びDN
Rのin  vivo活性ち求めた。結果を表2に示す
(以下余白) −リ q   − 表2=1時間のin  堕処理 DNR101330/10 22.5  200   1/10 Ia      1.6  183   0/101.
9  192   0/10 2.29  200   1/10 T/C%は(薬剤処理マウス生存期間のメジアン/コン
トロールマウス生存期間のメジアン)×100を表す。
TOXは中毒死を表わす。
以下の実施例により本発明を更に詳しく説明する。
= 39− (式Vl > ジオキサン1007とエタノール100dとの混合物中
に溶解した1、594−デメチル−ダウノマイシノン、
(式V)を、0.3g(7)5%Pd −Ba5O4(
7)存在下室温で3時間水素添加する。e過少溶媒を減
圧除去し、4−デメヂルー7−デ第4シーダウノマイシ
ノン(式■)をほぼ化学量論的に回収した。
Kiesclgel F254 (Herck)上のT
LCは、トルエン:アセトン(体積比9:1)使用でR
,=0.30であった。
実施例 2 N、N−ジイソプロピルエチルアミン0.52d及び触
Js最の4−ジメチルアミノピリジンを含む無水二塩化
メチレン200d中の4−デメチル−7−ジオキシ−ダ
ウノマイシノン(式Vl)  1.0gの攪拌溶液に、
4−フルオロ−ベンゼンスルホニル塩化物0.529を
加えた。30分後転換反応は完了し、反応混合物を0.
1N塩酸次いで水で洗った。有機溶液を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、溶媒を濾過し減圧除去する。
粗生成物を少量のトルエンで回収し、結晶化させて式■
の精製4−デメチル−4−〇−スルホナート誘導体0,
6gを得た。その他、トルエン/アセトン混合物を溶出
液として用いたクロマトグラフィーカラムを介する液体
の精製により住成物03gを回収した。収率80%。
にieselgel F254 (Herck)上での
TLCは、トルエン:アセトン(体積比9:1)使用で
R,=0.26であった。
FDMS[H−” ] 526 UVλ  (HeOH): 524.490nmax IHNHR(200HIIz、CDC’13’)δ;1
3.43.13.36 (s、2H,11−Off、虹
狸)8.38 (dd、 J=1.3. 7.911z
、  IH,1−H)8.02 (m、 2N、 03
02%F)7.80 (dd、  J=7.9. 8.
1Hz、  111.  ζ」−)7.62 (dd、
  J=1.3. 8.1Hz、  ill、−とL)
7.23 (m、 211.030 ()F)3.77
  (s、IH,9−0H) 3.1−2.8 (m;4H,7−CI+  、1O−
CI+2)2.38 (3,311,(10)CH5)
2.0−1.9 (m、 211.8−CH2)実施例
 3 化合物■0.8りをテトラヒドロフラン100rdに溶
解し、ベンジルアミン0.5dを加えた。混合物をm拌
しながら36時間40℃に保ち、次いでIN塩酸50m
及び二塩化メチレン100mを加えた。有機層を水で2
回洗い無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
−7i’>    − 真空中で溶媒を除去した。トルエンとアセトンの混合物
を溶出液として用いたフラッシュ−クロマトグラフィー
によって粗生成物を溶離し、4−デメトキシ−4−ベン
ジルアミノ−7−デオ虻シーダ、Cンノマイシノン(■
)の0.48gを得た。収率69%。
Kieselgel プレートF 254(Herck
)上でのTLCは、トルエン:アセトン(体積比9:1
)使用でR。
=0.28であった。
FDMS[H−” ] 457 uvλ  (He’ll): 548 nm。
ax IHNHR(200HIIz、CDCl5)δ:13.
58 (s、211.計助、1i−o旧9.86 (t
、 J=5.7Hz、Itl、 N11−C112Ph
)7.64 (d、  J=7.3Hz、  IH,1
−H)7.49 (dd、  J=7.3. 8.3H
z、  IH,2−H)7.4−7.2 (m、 5+
1. NIICH2Ph)7.00 (d、  J=8
.3H2;  111. 3−H>4.60 (d、 
J=5.711z、 28. Nllす2Ph)3.1
−2.9 (m、4H,1O−CH2,7−C112)
2.37 (S、3H,(10)CH 5)2.0−1.9 (m、 2H,8−C11,)実
施例 4 4−デメトキシ−4−アミノ−7−ジオキシ−ダウノマ
イシノン(式■) 0、45 (jの4−デメトキシ−4−ベンジルアミノ
−7−デオキシ−ダウノマイシノン(■)をエタノール
40威、酢酸20m及び37%塩酸水溶液0.4戒の混
合物に溶解した。5% Pd/BaSO4触媒0.2g
を加え、混合物を1気圧、1時間、室温下で水素化する
その後濾過により触媒を除去し、真空中で溶媒を魚介さ
せた。トルエンとアセトンの混合物を溶出液としたフラ
ッシュ−クロマトグラフィーによって粗生成物を溶離し
、4−デメトキシ−4−アミノ−7−ジオキシ−ダウノ
マイシノン(式IX)  0.2g(収率75%)を得
た。Kieselgel F254 (Herck)上
でのTLCは、トルエン:アセトン(体積比9:1)を
使用でRf=0.17であった。
FDMS[)l−” ] 367 11Vλ  (Neo旧: 536.508 nm。
ax IHNHR(200H1lz、CDCl5)δ:13.
62.13’、55 (S、 2H,11−011、虹
則)7.64 (d、 J=7.7H2,1−11)7
.40 (dd、 J=7.7.8.3Hz、 111
.ζ」−)6.93 (d、 J=8.311z、 1
11.3−H)6.8−7.0 (broad sig
nal、2H,NH2)3.83 (s、 IH,9−
Oft )3.1−2.8 (m、4H,7−C11、
1O−CH)□2□2 2.37 (S、3+(、COCll3)2.0−1.
9 (m、 211,1印、)実施例 5 4−デメトキシ−4−N−1−リフルオロアセトアミド
−7−ジオキシ−ダウノマイシノン(式XI)4−デメ
トキシ−4−アミノ−7−ジオキシ−ダウノマイシノン
(式IX)  0.2yを無水二塩化メヂレン20dに
溶解し、0℃に冷却し、無水トリフルオロ酢酸0.37
を加えた。10分後に炭酸水素ナトリウム水溶液を加え
た。有機層を水で2回洗って分取し、無水硫酸ナトウリ
ムで乾燥した。溶媒を真空除去し、化合物X■をほぼ定
量的に得た。
Kieselgel F254(Herck)上でのT
LCは、トルエン:アセトン(体積比9:1)使用でR
f=0.32であった。
実施例 6 4−デメトキシ−4−N−トリフルオロアゼドアミド−
ダウノマイシノン(式℃) ベンゼン15d及びエチレングリコール0.5d中の化
合物Xl[0,2gの懸濁液を、Dean−3tark
装置を用いてp−トルエンスルホン酸0.0159の存
在下で4時間還流した。混合物を冷却し、炭酸水素ナト
リウム水溶液及び水で洗い、次いで蒸発乾燥してのケタ
ール0.29を得た。その後40℃で二塩化メチレン1
25dに溶解し、2,2−アゾどスイソブチロニトリル
025gの存在下で臭素(二塩化メチレンの0.6M溶
液1.77)処理した。3時間後渡合物を冷却し、炭酸
水素ナトリウム水溶液で抽出し、次いで二塩化メチレン
で2回洗浄し真空中で溶媒を除去した。
蒸発後の残留物を0℃でトリフルオロ酢酸3d及び水0
.3dに溶解して1時間攪拌し、次いで二塩化メチレン
で抽出した。
有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液及び水で洗浄した。
溶媒を濾過し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で
蒸発させて4−デメトキシ−4−N−トリフルオロアセ
トアミド−ダウノマイシノン(式XI)  0.1g(
収率48%)を得た。
Kiese1gclプレートF254 (Herck)
上でのTLCは、CH2Cl2 :アゼトン(体積比9
5:5)使用でRf=0.23であった。
FOH5[H−+7479 実施例 7 生−i’)!上二七]企二2駈ノー且:乙二−タヱλ!
]!二仁〉二乙じイ(式4位のアミノ基が保護された誘
導体X1lIO,1gをメタノール20mと炭酸水素ナ
トウリム水溶液10dの混合物に加え、1FR間攪拌し
、次いで塩酸水溶液及び二塩化メチレンを加えた。
有機層を分離し水で洗い、真空中で溶媒を除去して4−
デメトキシ−4−アミノ−ダウノマイシノン(式U)0
.8gを得た。
Kiese1gelプレートF254 (Herck)
上でのT I−Cは、CH2Cl2 :アセトン(体積
比95:5)使−用でRf=0.10であった。
FDH8[H−” ] 383 18NHR(2008H2,CDCl5)δ:14、o
o (s、 IH,6−0H)13.52  (S、 
 IH,1l−OH)7.64 (d、 J=8.0H
z、 1H,1−H)7.46 (t、 J=8.叶z
、 18.2−H)6.93  (d、  J=8.、
OHz、  IH,3−H)6.80 (broad 
2H,4−N112)5.32  (ddd、  J=
2.0,4.8,4.8Hz、  Hl、  7−H)
4.54 (s、IH,9−0H) 3.74 (d、  J=4.8Hz、  18. 7
−Off)3.17 (dd、 J=2.0.19.0
Hz、 IN、 10e−H)2.92 (d、 J=
19.0Hz、 IH,10ax−■2.45 (s、
3N、 (10)CH5)2.35 (ddd、 J=
2.0.2.0.15.0Hz、 IH,8e−H)2
.14 (dd、 J=4.8.15.0Hz、 IH
,8ax−旧実施例 8 4−デメトキシ−4−アミノ−ダウノルビシン(式4−
デメトキシ−4−N−トリフルオロアセトアミド−ダウ
ノマイシノン(式XJ)’0.08gを実施例6に記載
の方法で調製し、無水二塩化メチレンに溶解して溶液を
5〜10℃に冷却した。Cancer Chemo−t
herapy Reports、  Part3.’V
o1.6.  No、2.  p、123に記載の方法
で調製した1−クロロ−N、0−ジトリフルオロアセチ
ルーダウノスアミン0.0249のジエチルエーテル溶
液及び二塩化メチレンに溶がしたトリフルオロメタンス
ルホン酸銀0.150gを同時に加え、迅速に激しく攪
拌した。5分後更にトリフルオロメタンスルホン酸銀0
.070 ’jを加え、更に5分後反応をコリジンで停
止させた。
混合物を濾過し、炭酸水素ブトリウム飽和水溶液及び水
で洗い、乾燥し、真空中で濃縮した。残留物をシリカゲ
ルカラム中二塩化メチレンで溶出し、4・・デメトキシ
−4−N−1〜リフルオロアセトアミド−N−1−リフ
ルオロアセチル−ダウノルビシン(式Ia)を得た。
化合物をアセトン10m1!に溶解し、0,1N水酸化
ナトリウム30Idで0℃、3時間処理する。次いで溶
液に0.IN塩酸水溶液を加えてpl+を4.5にし、
二塩化メチレンでアグリコンを抽出除去する。次いで水
溶液をpl+ 8.6に調整し、二塩化メチレンで抽出
し、無水硫酸ナトウリムで乾燥し、少量に濃縮し、0.
1N塩素水素メタノールで酸性域(pH4,5)に調整
し、表題の化合物の塩酸塩を得た。
実施例 9 4−デメトキシ−4−アミノ−ドキソルビシン(式11
3−A−3803124に記載の方法に従い、出発物質
としては4−デメトキシ−4−アミノ−ダウノルビシン
を用いて実施例8記載と同一様にして表題化合物の塩酸
塩を単離した。
実施例 10 4−デメトキシ−4−アミノーフーゾオキシーダウノマ
イシノン(式IX ) 1.78g(5mmol)を3
7%塩酸水溶液75mに溶解し、0〜5℃に冷却し、亜
硝酸ナトウリム0.6gを含む水溶液75dを加えた。
混合物を0〜5℃で1時間攪拌した。次いで50%ハイ
ボリン酸水溶液75dを加え、混合物を激しく攪拌しな
がら室温で5時装置いた。
溶液を水200rdで希釈し二塩化メチレンで抽出した
。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧
下で溶媒を除去して4−デメトキシ−7−ジオキシ−ダ
ウノマイシノン(式X IV a )をほぼ定h1的収
率(1,757)で得、標準サンプルと比較弁析した。
実施例 11 4−デメトキシ−ダウノマイシノン(式XrVb)の製
造。
4−デメトキシ−4−アミノ−ダウノマイシノン(式I
[) 1.86y (5mmo1.)を、前記の方法に
従って対応する4−デメトキシ−ダウノマイシノン(式
XIVb)に転換した。収率:1.8g (式Xrvb
の化合物)。標準サンプルと比較分析した。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、R_1は水素原子または水酸基を表わし、R_
    2とR_3のいずれか一方は水素原子を他方が水素原子
    又は水酸基を表わす)で示されるアントラサイクリング
    リコシド及びその医薬的に許容可能な酸付加塩。
  2. (2)前記化合物が4−デメトキシ−4−アミノ−ダウ
    ノルビシン若しくは4−デメトキシ−4−アミノ−ドキ
    ソルビシン若しくはそれらの塩酸塩であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の化合物。
  3. (3)4−デメトキシ−4−アミノ−4′−エピ−ダウ
    ノルビシン若しくは4−デメトキシ−4−アミノ−4′
    −エピ−ドキソルビシンであることを特徴する特許請求
    の範囲第1項に記載の化合物。
  4. (4)4−デメトキシ−4−アミノ−4′−デオキシ−
    ダウノルビシンもしくは4−デメトキシ−4−アミノ−
    4′−デオキシ−ドキソルビシンであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の化合物。
  5. (5)特許請求の範囲第1項に記載されている式 I の
    アントラサイクリングリコシドあるいはその医薬的に許
    容可能な付加塩を製造する方法であつて、(i)式II ▲数式、化学式、表等があります▼II (式中、4−アミノ基は保護されている)のダウノマイ
    シノン誘導体の保護された誘導体を、式III▲数式、化
    学式、表等があります▼III (式中、R_2′とR_3′のいずれか一方は水素原子
    を他方は水素原子又は保護された水酸基を表わし、3−
    アミノ基は保護されており、Halはハロゲン原子を表
    わす)のハロゲン化糖に反応させ、得られた生成物から
    保護基を除去してR_1が水素である式 I のアントラ
    サイクリングリコシドを得、(ii)所望により、前記
    式 I のグリコシドをその医薬的に許容可能な塩に変え
    、 (iii)所望により、前記式 I のグリコシド又はそ
    の医薬的に許容可能な塩を臭素化し、得られた14位が
    臭素化されている誘導体を加水分解してRが水酸基であ
    る式 I のグリコシドを形成し、(iv)所望により、
    R_1が水酸基である前記式 I のグリコシドをその医
    薬的に許容可能な塩に変えることを特徴とする前記製造
    方法。
  6. (6)式IIのダウノマイシノン誘導体の保護誘導体が4
    −デメトキシ−4−N−トリフルオロアセトアミド−ダ
    ウノマイシノンであることを特徴とする特許請求の範囲
    第5項に記載の方法。
  7. (7)式IIIの保護されたハロゲン化糖が式IV▲数式、
    化学式、表等があります▼IV (式中、R_2″及びR_3″のいずれか一方は水素原
    子を他方は水素原子又はトリフルオロアセトキシ基を表
    わし、Halは特許請求の範囲第5項に記載したのと同
    じである)の保護されたハロゲン化糖であることを特徴
    とする特許請求の範囲第5項又は第6項に記載の方法。
  8. (8)特許請求の範囲第1項に記載されている式 I の
    アントラサイクリングリコシド又はその医薬的に許容可
    能な塩及び医薬的に許容可能なキャリア若しくは希釈剤
    を含有する医薬組成物。
  9. (9)特許請求の範囲第5項に記載されている式IIのダ
    ウノマイシノン誘導体又は4位のアミノ基が保護されて
    いるその保護誘導体。
  10. (10)保護誘導体が4−デメトキシ−4−N−トリフ
    ルオロアセトアミド−ダウノマイシノンであることを特
    徴とする特許請求の範囲第9項に記載の化合物。
  11. (11)特許請求の範囲第9項に記載されている式IIの
    ダウノマイシノン誘導体又はその保護誘導体を製造する
    方法であって、 (a)式V ▲数式、化学式、表等があります▼V のカルミノマイシノンの7α−水酸基を水素化分解によ
    って除去し、 (b)得られた式VI ▲数式、化学式、表等があります▼VI の4−デメチル−7−デオキシ−ダウノマイシノンを、
    N,N−ジイソプロピルエチルアミン及び触媒量の4−
    ジメチルアミノピリジンの存在下で塩化4−フルオロベ
    ンゼンスルホニルと反応させ、 (c)得られた式VII ▲数式、化学式、表等があります▼VII の4−デメトキシ−4−O−[4−フルオロベンゼンス
    ルホニル]−7−デオキシ−ダウノマイシノンをベンジ
    ルアミンと反応させ、 (d)得られた式VIII ▲数式、化学式、表等があります▼VIII の4−デメトキシ−4−ベンジルアミノ−7−デオキシ
    −ダウノマイシノンから接触水素添加によりベンジル基
    を除去し、 (e)得られた式IX ▲数式、化学式、表等があります▼IX の4−デメトキシ−4−アミノ−7−デオキシ−ダウノ
    マイシノンの4−アミノ基を保護し、 (f)得られた式X ▲数式、化学式、表等があります▼X (式中、X′はアミノ保護基を表わす)の化合物に7α
    −水酸基を再導入して、式IIのダウノマイシノン誘導体
    の式X I ▲数式、化学式、表等があります▼X I (式中、X′は上記で定義したのと同じ。)の保護誘導
    体を得、 (g)所望により、式X I の保護誘導体から4−アミ
    ノ保護基を除去して式II ▲数式、化学式、表等があります▼II のダウノマイシノン誘導体を得ることを特徴とする前記
    方法。
  12. (12)段階(c)をトリフルオロ酢酸無水物処理によ
    って行うことを特徴とする特許請求の範囲第11項に記
    載の方法。
  13. (13)段階(f)をエチレングリコール処理によって
    式XII ▲数式、化学式、表等があります▼XII の4−デメトキシ−4−(保護アミノ基)−7−デオキ
    シ−ダウノマイシノン化合物の13位のケト基を保護し
    、得られた化合物の7位を臭素化し、7位の臭素と13
    位のケタール基を加水分解することによつて式XIII ▲数式、化学式、表等があります▼XIII の4−デメトキシ−4−N−トリフルオロアセトアミド
    −ダウノマイシノンを生成することによって行なうこと
    を特徴とする特許請求の範囲第11項又は第12項に記
    載の方法。
  14. (14)特許請求の範囲第11項に記載した式IXの4−
    デメトキシ−4−アミノ−7−デオキシ−ダウノマイシ
    ノン。
  15. (15)特許請求の範囲第11項に記載の段階(a)〜
    (d)からなる特許請求の範囲第11項に記載されてい
    る式IXの4−デメトキシ−4−アミノ−7−デオキシ−
    ダウノマイシノンの製造方法。
  16. (16)式XIV ▲数式、化学式、表等があります▼XIV (式中、R_4は水素原子又は水酸基を表わす)の4−
    デメトキシ−7−デオキシ−ダウノマイシノン又は4−
    デメトキシ−ダウノマイシノンを製造する方法であつて
    、 式XV ▲数式、化学式、表等があります▼XV (式中、R_4は前記で定義したのと同様である)の4
    −デメトキシ−4−アミノ−7−デオキシ−ダウノマイ
    シノン又は4−デメトキシ−4−アミノ−ダウノマイシ
    ノンの4−アミノ基をジアゾ化し、次いで穏やかな条件
    下に得られたジアゾニウム化合物を還元することを特徴
    とする前記方法。
  17. (17)式XVI ▲数式、化学式、表等があります▼XVI の4−デメトキシ−ダウノルビシン又はその医薬的に許
    容可能な塩を製造する方法であつて、R_4が水酸基で
    ある特許請求の範囲第16項に記載の式XIVによって表
    わされ、且つ、特許請求の範囲第16項に記載の方法に
    よつて4−デメトキシ−4−アミノ−ダウノマイシノン
    から製造された4−デメトキシ−ダウノマイシノンを適
    当な糖誘導体と反応させ、所望によりこのようにして得
    た4−デメトキシ−ダウノルビシンをその医薬的に許容
    可能な塩に変えることを特徴とする前記方法。
  18. (18)糖誘導体が式XVII ▲数式、化学式、表等があります▼XVII (式中、Halはハロゲン原子を表わし、R_6は保護
    された水酸基を表わし、R_7は保護されたアミノ基を
    表わし、これらの保護基は4−デメトキシ−ダウノマイ
    シノンとの反応後除去される)を有していることを特徴
    とする特許請求の範囲第17項に記載の方法。
  19. (19)医薬的に許容可能なキャリア又は希釈剤と活性
    成分として特許請求の範囲第17項に若しくは第18項
    に記載の方法によって調製した4−デメトキシ−ダウノ
    ルビシン又は医薬的に許容可能な塩を含有する医薬組成
    物。
  20. (20)R_4が水酸基である特許請求の範囲第16項
    の式XIVで示される4−デメトキシ−ダウノマイシノン
    を製造する方法であって、R_4が水素である特許請求
    の範囲第16項に記載の式XIVで示される4−デメトキ
    シ−7−デオキシ−ダウノマイシノンの7位を臭素化し
    、次いで、アルカリ処理若しくは酢酸銀処理又はメタノ
    リシス処理することを特徴とする前記方法。
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