JPS6331284B2 - - Google Patents
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- JPS6331284B2 JPS6331284B2 JP60035361A JP3536185A JPS6331284B2 JP S6331284 B2 JPS6331284 B2 JP S6331284B2 JP 60035361 A JP60035361 A JP 60035361A JP 3536185 A JP3536185 A JP 3536185A JP S6331284 B2 JPS6331284 B2 JP S6331284B2
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- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 25
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/004—Heating the product
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/24—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process
- B21B1/26—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process by hot-rolling, e.g. Steckel hot mill
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2273/00—Path parameters
- B21B2273/02—Vertical deviation, e.g. slack, looper height
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2273/00—Path parameters
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- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は熱間圧延ラインに設置される誘導加
熱装置に関する。
熱装置に関する。
誘導加熱装置は第2図に示すように一般的に熱
間圧延ラインの仕上げ圧延機前に設置し、材料1
の巾方向端部付近の温度低下した部分を中央の定
常部1cと同程度の温度まで加熱し、材質や圧延
特性の改善を図るものである。
間圧延ラインの仕上げ圧延機前に設置し、材料1
の巾方向端部付近の温度低下した部分を中央の定
常部1cと同程度の温度まで加熱し、材質や圧延
特性の改善を図るものである。
加熱部のインダクタ3はトランスバースフラツ
クス方式が用いられ、薄板においても効率よく加
熱できるようにしているが、熱間圧延ラインにお
ける上下インダクタ3a,3bの間に材料1を通
すために必要なギヤツプGは高い加熱効率を得る
ために、材料1とインダクタ3との距離aを必要
最小限に保つてできる限り狭く一定にする必要が
ある。このギヤツプGを一定に保つ方法として
は、従来、ガイドローラ方式等が利用されてい
る。
クス方式が用いられ、薄板においても効率よく加
熱できるようにしているが、熱間圧延ラインにお
ける上下インダクタ3a,3bの間に材料1を通
すために必要なギヤツプGは高い加熱効率を得る
ために、材料1とインダクタ3との距離aを必要
最小限に保つてできる限り狭く一定にする必要が
ある。このギヤツプGを一定に保つ方法として
は、従来、ガイドローラ方式等が利用されてい
る。
しかしながら、同図に示すように材料は通常、
先端1aと後端1bに反りがあり、これを避ける
ため従来は、中間の定常部1cのみ加熱し、材料
の先端と後端は加熱せず、エアシリンダなどによ
りインダクタ3を待避させ、材料1とガイドロー
ラあるいはインダクタ3との衝突を防止してい
た。このため材料の全長にわたる加熱ができず歩
留の低下や圧延機の損傷を早める結果を招いてい
た。
先端1aと後端1bに反りがあり、これを避ける
ため従来は、中間の定常部1cのみ加熱し、材料
の先端と後端は加熱せず、エアシリンダなどによ
りインダクタ3を待避させ、材料1とガイドロー
ラあるいはインダクタ3との衝突を防止してい
た。このため材料の全長にわたる加熱ができず歩
留の低下や圧延機の損傷を早める結果を招いてい
た。
このような問題に対処するための新たな方法と
して、誘導加熱装置の入側前方に反り検出装置を
設け、反り返り量Sがある一定値内の場合に、第
3図に示すように上インダクタ3aのみ(又は下
インダクタ3bのみ)を上昇(又は下降)させて
ギヤツプGをその反り返り量S分だけやや広め
G1にして、材料1の先後端1a,1bを通過さ
せ、定常部1cで所定のギヤツプGに設定して加
熱する方法が採られている。即ち、第4図に示す
ように、インダクタ3a,3b間のギヤツプGを
G1として厚さtRの粗バーからなる材料1と誘導加
熱する場合(各インダクタ3a,3bと材料1と
の隔りaは各GAとなる)、材料1の先端1aの反
り返り量Sが上方へS1あれば、上インダクタ3a
をS1上昇させて誘導加熱を行なう。この時、下イ
ンダクタ3bは移動しないので先端1aとの隔り
aは(GA+S1)となり、同図始めの実線で表わ
される。又、各インダクタ3a,3bと材料1と
の隔りは、{GA+(GA+S1)}となりその平均は点
線で示される。更に後端1bの反り返り量が上方
へS2あれば、同じく上インダクタ3aをS2上昇さ
せて誘導加熱を行なう。
して、誘導加熱装置の入側前方に反り検出装置を
設け、反り返り量Sがある一定値内の場合に、第
3図に示すように上インダクタ3aのみ(又は下
インダクタ3bのみ)を上昇(又は下降)させて
ギヤツプGをその反り返り量S分だけやや広め
G1にして、材料1の先後端1a,1bを通過さ
せ、定常部1cで所定のギヤツプGに設定して加
熱する方法が採られている。即ち、第4図に示す
ように、インダクタ3a,3b間のギヤツプGを
G1として厚さtRの粗バーからなる材料1と誘導加
熱する場合(各インダクタ3a,3bと材料1と
の隔りaは各GAとなる)、材料1の先端1aの反
り返り量Sが上方へS1あれば、上インダクタ3a
をS1上昇させて誘導加熱を行なう。この時、下イ
ンダクタ3bは移動しないので先端1aとの隔り
aは(GA+S1)となり、同図始めの実線で表わ
される。又、各インダクタ3a,3bと材料1と
の隔りは、{GA+(GA+S1)}となりその平均は点
線で示される。更に後端1bの反り返り量が上方
へS2あれば、同じく上インダクタ3aをS2上昇さ
せて誘導加熱を行なう。
しかし、このような場合、昇降させないインダ
クタ3a又は3bと材料1との隔りaは大きくな
り、第5図に示すようにその面側の材料1の昇熱
量が下がつてしまう。そのため材料1の両面に所
定の昇熱量を確保しようとすれば、その分昇降さ
せない方のインダクタ3a又は3bの電力投与を
大きくしなければならず、設備容量の大型化、電
力費のアツプが生ずる。
クタ3a又は3bと材料1との隔りaは大きくな
り、第5図に示すようにその面側の材料1の昇熱
量が下がつてしまう。そのため材料1の両面に所
定の昇熱量を確保しようとすれば、その分昇降さ
せない方のインダクタ3a又は3bの電力投与を
大きくしなければならず、設備容量の大型化、電
力費のアツプが生ずる。
一方、材料1の先後端反り返り量が、ある一定
値以上であれば、その部分はインダクタ3を逃が
し、定常部1cのみ加熱を行なうため、先後端1
a,1bは無加熱となる。
値以上であれば、その部分はインダクタ3を逃が
し、定常部1cのみ加熱を行なうため、先後端1
a,1bは無加熱となる。
本発明は以上の問題を解決するためになされた
もので、材料先後端の反り返り量に応じて上下イ
ンダクタを同時にライン直角方向に平行移動さ
せ、その間のギヤツプGを常に一定にして即ち、
インダクタと材料間の上下のギヤツプ(隔たり)
が同じになるように保持しつつ、且つ反り返り量
の大小に拘らず、各インダクタと材料間のギヤツ
プを常に一定に保持しながら誘導加熱を行なうこ
とができるようにした誘導加熱装置を提供せんと
するものである。
もので、材料先後端の反り返り量に応じて上下イ
ンダクタを同時にライン直角方向に平行移動さ
せ、その間のギヤツプGを常に一定にして即ち、
インダクタと材料間の上下のギヤツプ(隔たり)
が同じになるように保持しつつ、且つ反り返り量
の大小に拘らず、各インダクタと材料間のギヤツ
プを常に一定に保持しながら誘導加熱を行なうこ
とができるようにした誘導加熱装置を提供せんと
するものである。
以下本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の誘導加熱装置の概要を示して
おり、3a及び3bは熱間圧延ラインの上下に、
一定のギヤツプを開けて互いに対向して設置され
たインダクタである。本発明はこのような誘導加
熱装置入側に反り検出装置4を備えており、ライ
ン上の材料1の先後端1a,1bの反り返り量の
測定を行なう。又、各インダクタ3a及び3bに
は昇降装置5a及び5bが取付けられており、こ
れらはインダクタ3a及び3bをライン直角方向
に昇降せしめるものである。更に、前記反り検出
装置4と昇降装置5a及び5bとの間には制御装
置6が接続されており、該制御装置6は反り検出
装置4からの信号により昇降装置5a及び5b
夫々に駆動信号を出力する。この場合、制御装置
6から出力される駆動信号は、昇降装置5a又は
5bに対し、材料1の反り返り量に応じて前記イ
ンダクタ3a及び3bをその反り返り量分だけ
夫々上昇又は下降せしめる作動を行なわしめるも
のである。即ち、材料1の反り返り量に応じて、
インダクタ3a,3bと材料1間の上下のギヤツ
プが同じになるように保持しつつ且つ反り返り量
の大小に拘らず、各インダクタ3a,3bと材料
1間のギヤツプを常に一定に保持しながらこれら
のインダクタ3a及び3bを平行に移動(上昇又
は下降)せしめることになる。
おり、3a及び3bは熱間圧延ラインの上下に、
一定のギヤツプを開けて互いに対向して設置され
たインダクタである。本発明はこのような誘導加
熱装置入側に反り検出装置4を備えており、ライ
ン上の材料1の先後端1a,1bの反り返り量の
測定を行なう。又、各インダクタ3a及び3bに
は昇降装置5a及び5bが取付けられており、こ
れらはインダクタ3a及び3bをライン直角方向
に昇降せしめるものである。更に、前記反り検出
装置4と昇降装置5a及び5bとの間には制御装
置6が接続されており、該制御装置6は反り検出
装置4からの信号により昇降装置5a及び5b
夫々に駆動信号を出力する。この場合、制御装置
6から出力される駆動信号は、昇降装置5a又は
5bに対し、材料1の反り返り量に応じて前記イ
ンダクタ3a及び3bをその反り返り量分だけ
夫々上昇又は下降せしめる作動を行なわしめるも
のである。即ち、材料1の反り返り量に応じて、
インダクタ3a,3bと材料1間の上下のギヤツ
プが同じになるように保持しつつ且つ反り返り量
の大小に拘らず、各インダクタ3a,3bと材料
1間のギヤツプを常に一定に保持しながらこれら
のインダクタ3a及び3bを平行に移動(上昇又
は下降)せしめることになる。
第6図aに示すように、材料1の厚みをtと
し、該材料1とインダクタ3a,3bの一定の隔
りをaとすると、インダクタ3a及び3b間のギ
ヤツプGは(t+2a)となる。そしてライン上
の材料1先端1aが同図bに示すように上方(又
は下方)へSだけ反つている場合、装置入側の反
り検出装置4はその反り返り量Sを測定して制御
装置6に信号を送る。そして該制御装置6から昇
降装置5a及び5bに駆動信号を送り、インダク
タ3a及び3bの間のギヤツプを前記Gに保持し
つつ、これらを夫々S分だけ上昇(又は下降)せ
しめる。そして定常部1c側へ移動するにつれ、
ギヤツプGを保持しつつ、前記インダクタ3a及
び3bを徐々に下降(上昇)せしめる。又、材料
後端1bが同じように反つている場合も、以上と
同様にして作動する。
し、該材料1とインダクタ3a,3bの一定の隔
りをaとすると、インダクタ3a及び3b間のギ
ヤツプGは(t+2a)となる。そしてライン上
の材料1先端1aが同図bに示すように上方(又
は下方)へSだけ反つている場合、装置入側の反
り検出装置4はその反り返り量Sを測定して制御
装置6に信号を送る。そして該制御装置6から昇
降装置5a及び5bに駆動信号を送り、インダク
タ3a及び3bの間のギヤツプを前記Gに保持し
つつ、これらを夫々S分だけ上昇(又は下降)せ
しめる。そして定常部1c側へ移動するにつれ、
ギヤツプGを保持しつつ、前記インダクタ3a及
び3bを徐々に下降(上昇)せしめる。又、材料
後端1bが同じように反つている場合も、以上と
同様にして作動する。
以下本発明の具体的実施例を説明する。
本発明の一実施例に係る誘導加熱装置は、第7
図に示すように熱間仕上げ圧延用ロールスタンド
F1及びF2直前に設けられており、保温カバー1
00内を通つてきた材料10は本実施例の誘導加
熱装置内に入る。
図に示すように熱間仕上げ圧延用ロールスタンド
F1及びF2直前に設けられており、保温カバー1
00内を通つてきた材料10は本実施例の誘導加
熱装置内に入る。
該誘導加熱装置は第8図に示すように、材料1
0の通るライン上下に、所要のギヤツプGを開け
て相対向して設けられ、且つ材料10幅方向両端
に夫々設けられた上インダクタ30a乃至37a
及びインダクタ30b乃至37b,31b乃至3
3b,33b乃至37bは陰に隠れて見えない)
により誘導加熱を行なうものである。本発明は該
誘導加熱装置の入側に反り検出装置40を設ける
と共に、相対して向い合う上下インダクタを夫々
同時に昇降せしめる昇降装置50乃至57を、こ
れらの上下インダクタに夫々取付け、更に制御装
置60を設けて前記反り検出装置40及び各昇降
装置50乃至57と接続している。
0の通るライン上下に、所要のギヤツプGを開け
て相対向して設けられ、且つ材料10幅方向両端
に夫々設けられた上インダクタ30a乃至37a
及びインダクタ30b乃至37b,31b乃至3
3b,33b乃至37bは陰に隠れて見えない)
により誘導加熱を行なうものである。本発明は該
誘導加熱装置の入側に反り検出装置40を設ける
と共に、相対して向い合う上下インダクタを夫々
同時に昇降せしめる昇降装置50乃至57を、こ
れらの上下インダクタに夫々取付け、更に制御装
置60を設けて前記反り検出装置40及び各昇降
装置50乃至57と接続している。
この反り検出装置40は材料10の先端10a
及び後端10bの上反り又は下反り量Sを検出す
るもので、過形光電スイツチを縦方向に複数個並
べた方式あるいはイメージセンサにより材料位置
を検出する方式等光学式距離計やレーザ距離計等
を用いることができる。
及び後端10bの上反り又は下反り量Sを検出す
るもので、過形光電スイツチを縦方向に複数個並
べた方式あるいはイメージセンサにより材料位置
を検出する方式等光学式距離計やレーザ距離計等
を用いることができる。
昇降装置50乃至57はライン側方に並んで設
けられ、これらは夫々角柱の一立面側に縦溝58
aが穿設され、そこから二本のアーム58b及び
58cが横方向に互いに平行に突出せしめられ、
これらの先端は、上下に相対向して設置された上
下インダクタ30a及び30b、…37a及び3
7bに夫々取付け固定されている。アーム58b
及び58cは同時に縦溝58aに沿つて上下方向
に平行移動でき、そのような作動により前記上下
インダクタを両間ギヤツプGを保つてライン直角
方向に移動せしめることができる。尚、これらの
昇降装置50乃至57は、駆動源101の回転駆
動により差動歯車102及び回転軸103を介し
てライン上の材料10幅方向に移動できるように
なつており、前記インダクタが適格に材料10の
両エツジを誘導加熱できるようにしている。
けられ、これらは夫々角柱の一立面側に縦溝58
aが穿設され、そこから二本のアーム58b及び
58cが横方向に互いに平行に突出せしめられ、
これらの先端は、上下に相対向して設置された上
下インダクタ30a及び30b、…37a及び3
7bに夫々取付け固定されている。アーム58b
及び58cは同時に縦溝58aに沿つて上下方向
に平行移動でき、そのような作動により前記上下
インダクタを両間ギヤツプGを保つてライン直角
方向に移動せしめることができる。尚、これらの
昇降装置50乃至57は、駆動源101の回転駆
動により差動歯車102及び回転軸103を介し
てライン上の材料10幅方向に移動できるように
なつており、前記インダクタが適格に材料10の
両エツジを誘導加熱できるようにしている。
制御装置60は、第9図に示すような構成より
なる回路である。即ち、先端後端検出回路61は
材料検出センサ62の信号と材料の移動量を検出
する移動量検出器63の信号を入力し、材料の先
端又は後端が上下インダクタ間の部分にある時を
判定し、インダクタ高さ選択回路64へ信号を出
力する。該インダクタ高さ選択回路64は、反り
検出装置40からの反り返り量Sの信号を入力し
て先端又は後端通過時の上インダクタ設定高さ
H1及び下インダクタ設定高さH2を第6図bに示
すように夫々計算するインダクタ高さ演算回路6
5(H1=s+h1,H2=s+h2)により計算され
たH1,H2の信号と、予め定められた定常インダ
クタ高さh1(=パスライン高さ+t+a)、h2(=
パスライン高さ−a)の信号とを切換える回路で
あり、そこから出た信号は更に両インダクタ間の
ギヤツプが一定値Gに保持されていない場合に修
正回路66により、両間ギヤツプをGにする信号
に修正され、昇降装置50乃至57へ設定値H1,
H2を出力する。
なる回路である。即ち、先端後端検出回路61は
材料検出センサ62の信号と材料の移動量を検出
する移動量検出器63の信号を入力し、材料の先
端又は後端が上下インダクタ間の部分にある時を
判定し、インダクタ高さ選択回路64へ信号を出
力する。該インダクタ高さ選択回路64は、反り
検出装置40からの反り返り量Sの信号を入力し
て先端又は後端通過時の上インダクタ設定高さ
H1及び下インダクタ設定高さH2を第6図bに示
すように夫々計算するインダクタ高さ演算回路6
5(H1=s+h1,H2=s+h2)により計算され
たH1,H2の信号と、予め定められた定常インダ
クタ高さh1(=パスライン高さ+t+a)、h2(=
パスライン高さ−a)の信号とを切換える回路で
あり、そこから出た信号は更に両インダクタ間の
ギヤツプが一定値Gに保持されていない場合に修
正回路66により、両間ギヤツプをGにする信号
に修正され、昇降装置50乃至57へ設定値H1,
H2を出力する。
今、材料10が進入して来ると、まず材料検出
センサ62が材料10の先端10aを検出し、先
端後端検出回路61は移動量検出器63からの信
号により材料10の移動量を積算し、材料の先端
10a又は後端10bが上下インダクタ間の部分
にある時を判定し、出力を出す。
センサ62が材料10の先端10aを検出し、先
端後端検出回路61は移動量検出器63からの信
号により材料10の移動量を積算し、材料の先端
10a又は後端10bが上下インダクタ間の部分
にある時を判定し、出力を出す。
また、反り検出装置40により検出した先端あ
るいは後端の反り返り量Sの信号に基づきインダ
クタ高さ演算回路65は先端あるいは後端通過時
の上下インダクタ設定高さH1,H2はH1=s+
h1,H2=s+h2の演算により求め、インダクタ
高さ選択回路64により材料10の先端あるいは
後端の通過中インダクタ高さH1,H2が選択さ
れ、インダクタ間ギヤツプがGでない場合は修正
回路66により必要な修正を受けて、昇降装置5
0乃至57により通常h1,h2より反り返り量Sだ
け上昇又は下降せしめたインダクタ高さH1,H2
が設定される。
るいは後端の反り返り量Sの信号に基づきインダ
クタ高さ演算回路65は先端あるいは後端通過時
の上下インダクタ設定高さH1,H2はH1=s+
h1,H2=s+h2の演算により求め、インダクタ
高さ選択回路64により材料10の先端あるいは
後端の通過中インダクタ高さH1,H2が選択さ
れ、インダクタ間ギヤツプがGでない場合は修正
回路66により必要な修正を受けて、昇降装置5
0乃至57により通常h1,h2より反り返り量Sだ
け上昇又は下降せしめたインダクタ高さH1,H2
が設定される。
一方、材料10の中間定常部10c通過時は、
インダクタ間ギヤツプはGにされたまま、定常高
さh1,h2が選択される。
インダクタ間ギヤツプはGにされたまま、定常高
さh1,h2が選択される。
材料10の後端10bがインダクタ30a乃至
37a乃び30b乃至37bを通過する時も、同
様に反り検出装置40からの後端10bの反り返
り量に対応したインダクタ高さH1,H2に上記イ
ンダクタは設定される。尚、下反りのある場合に
は、その反り返り量を“−S”として計算するこ
とになる。
37a乃び30b乃至37bを通過する時も、同
様に反り検出装置40からの後端10bの反り返
り量に対応したインダクタ高さH1,H2に上記イ
ンダクタは設定される。尚、下反りのある場合に
は、その反り返り量を“−S”として計算するこ
とになる。
以上の構成とすることにより、材料10の先端
10aと後端10bが通過する時は、上下インダ
クタ間のギヤツプを一定値Gに保持しつつ、これ
らの設定高さは通常時(h1,h2)より材料の反り
返り量sだけ高く又は低く設定されたH1,H2と
なり、第3図に示す如く、上下インダクタの一方
のみ上昇又は下降させて、ギヤツプを広く設定せ
しめるようなことがなくなり、上下のインダクタ
の電力投入は同一のまま、材料10の両面に所要
の入熱がなされ、材料全長にわたり加熱処理がで
きるようになる。
10aと後端10bが通過する時は、上下インダ
クタ間のギヤツプを一定値Gに保持しつつ、これ
らの設定高さは通常時(h1,h2)より材料の反り
返り量sだけ高く又は低く設定されたH1,H2と
なり、第3図に示す如く、上下インダクタの一方
のみ上昇又は下降させて、ギヤツプを広く設定せ
しめるようなことがなくなり、上下のインダクタ
の電力投入は同一のまま、材料10の両面に所要
の入熱がなされ、材料全長にわたり加熱処理がで
きるようになる。
以上の実施例は、先端、後端の検出を材料検出
センサ62と移動量検出装置63とにより行なう
構成について説明したが、このような方法だけに
本発明は限定されない。
センサ62と移動量検出装置63とにより行なう
構成について説明したが、このような方法だけに
本発明は限定されない。
反り検出装置40は材料10の反り返り量Sを
検出するものだけではなく、パスラインからの材
料反り返り部の高さ(s+t)を検出するもので
も良い。この場合は先端又は後端通過時のインダ
クタの設定高さH1,H2は単にパスラインを基準
に考えるのみで同様な計算方法となる。又、本実
施例では1の検出装置40の反り返り量検出値に
基づき、材料10幅方向の相対する左右のインダ
クタを同時に上下せしめているが、該検出装置4
0を材料10幅方向及び/又は長さ方向に複数設
け、これらの各検出装置40による検出値に基づ
いて相対するインダクタを夫々別個に上下せしめ
るようにしても良い。更にインダクタを材料10
の長さ方向に複数個配する場合に、それらを複数
の組に分け、これらの各組毎に同時に上下させる
方式を用いても良い。
検出するものだけではなく、パスラインからの材
料反り返り部の高さ(s+t)を検出するもので
も良い。この場合は先端又は後端通過時のインダ
クタの設定高さH1,H2は単にパスラインを基準
に考えるのみで同様な計算方法となる。又、本実
施例では1の検出装置40の反り返り量検出値に
基づき、材料10幅方向の相対する左右のインダ
クタを同時に上下せしめているが、該検出装置4
0を材料10幅方向及び/又は長さ方向に複数設
け、これらの各検出装置40による検出値に基づ
いて相対するインダクタを夫々別個に上下せしめ
るようにしても良い。更にインダクタを材料10
の長さ方向に複数個配する場合に、それらを複数
の組に分け、これらの各組毎に同時に上下させる
方式を用いても良い。
以上説明した如く本発明の構成によれば、上下
インダクタのうち一方の電力投入を大きくして加
熱処理する必要がなく、材料両面の均一加熱処理
することができ、設備容量の大型化や電力費のア
ツプを生ずることなく、材料の歩留向上、圧延機
の損傷防止を図ることができる。
インダクタのうち一方の電力投入を大きくして加
熱処理する必要がなく、材料両面の均一加熱処理
することができ、設備容量の大型化や電力費のア
ツプを生ずることなく、材料の歩留向上、圧延機
の損傷防止を図ることができる。
第1図は本発明の構成の概要を示す説明図、第
2図は従来の誘導加熱装置の一例を示す概略図、
第3図は改良された誘導加熱装置の概略を示す説
明図、第4図は改良型誘導加熱装置のインダクタ
の高さ調節の状態を表わすグラフ図、第5図はイ
ンダクタと材料との隔りを変化させた場合の昇熱
量の変化を表わすグラフ図、第6図a,bは本発
明の構成の作用説明図、第7図は本発明の一実施
例を適用した場合の工程を示す概略図、第8図は
本実施例の誘導加熱装置を示す斜視図、第9図は
制御装置の回路図である。 図中、1,10は材料、3,3a,3b,30
a,31a,32a,33a,34a,35a,
36a,37a,30b,31b,32b,33
b,34b,35b,36b,37bはインダク
タ、4,40は反り検出装置、5a,5b,5
0,51,52,53,54,55,56,57
は昇降装置、6,60,は制御装置を各示す。
2図は従来の誘導加熱装置の一例を示す概略図、
第3図は改良された誘導加熱装置の概略を示す説
明図、第4図は改良型誘導加熱装置のインダクタ
の高さ調節の状態を表わすグラフ図、第5図はイ
ンダクタと材料との隔りを変化させた場合の昇熱
量の変化を表わすグラフ図、第6図a,bは本発
明の構成の作用説明図、第7図は本発明の一実施
例を適用した場合の工程を示す概略図、第8図は
本実施例の誘導加熱装置を示す斜視図、第9図は
制御装置の回路図である。 図中、1,10は材料、3,3a,3b,30
a,31a,32a,33a,34a,35a,
36a,37a,30b,31b,32b,33
b,34b,35b,36b,37bはインダク
タ、4,40は反り検出装置、5a,5b,5
0,51,52,53,54,55,56,57
は昇降装置、6,60,は制御装置を各示す。
Claims (1)
- 1 熱間圧延ラインの上下に、一定のギヤツプを
開けて互いに対向して設置されたインダクタによ
り、ライン上を通る材料を誘導加熱する誘導加熱
装置において、該誘導加熱装置入側に設置され、
ライン上の材料の反り返り量を測定する反り検出
装置と、前記インダクタを昇降せしめる昇降装置
と、前記反り検出装置からの信号によつて昇降装
置に駆動信号を出力し、材料の反り返り量に応じ
て、前記インダクタと材料間の上下のギヤツプが
同じになるように保持しつつ、且つ反り返り量の
大小に拘らず、各インダクタと材料間のギヤツプ
を常に一定に保持しながらこれらのインダクタを
ライン直角方向に平行移動せしめる制御装置とを
有することを特徴とする誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3536185A JPS61195708A (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 | 誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3536185A JPS61195708A (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 | 誘導加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61195708A JPS61195708A (ja) | 1986-08-30 |
JPS6331284B2 true JPS6331284B2 (ja) | 1988-06-23 |
Family
ID=12439747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3536185A Granted JPS61195708A (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 | 誘導加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61195708A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61266117A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-25 | Mitsubishi Electric Corp | 熱間圧延材料の先尾端加熱制御装置 |
JP3971295B2 (ja) * | 2002-01-31 | 2007-09-05 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 誘導加熱装置および熱間圧延設備 |
EP3025799B2 (de) | 2014-11-28 | 2020-04-15 | SMS group GmbH | Walzanlage |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6114015A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱装置 |
-
1985
- 1985-02-26 JP JP3536185A patent/JPS61195708A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6114015A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61195708A (ja) | 1986-08-30 |
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