JPS6331198B2 - - Google Patents

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JPS6331198B2
JPS6331198B2 JP54095245A JP9524579A JPS6331198B2 JP S6331198 B2 JPS6331198 B2 JP S6331198B2 JP 54095245 A JP54095245 A JP 54095245A JP 9524579 A JP9524579 A JP 9524579A JP S6331198 B2 JPS6331198 B2 JP S6331198B2
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JP
Japan
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amino
group
general formula
genus
hydrogen atom
Prior art date
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Expired
Application number
JP54095245A
Other languages
English (en)
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JPS5618599A (en
Inventor
Takashi Udagawa
Wataru Nakamatsu
Shigeru Yamanaka
Hirokazu Morisawa
Akihiro Yamazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
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Publication of JPS5618599A publication Critical patent/JPS5618599A/ja
Publication of JPS6331198B2 publication Critical patent/JPS6331198B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、下記一般式に示す2′−アミノ−
2′−デオキシ−プリンヌクレオシドの製造法に関
する。 一般式 但し、X、Yは水素原子、水酸基又はアミノ基
であり、R′はD−2′−アミノ−2′−デオキシリボ
フラノシル基である。本発明の2′−アミノ−2′−
デオキシプリンヌクレオシドは抗腫瘍、抗菌作用
を有し、医薬として使用できる可能性がある。 本発明者らは、このような2′−アミノ−2′−デ
オキシ−プリンヌクレオシドの、より簡易な製造
法を開発すべく研究した結果、シユードモナス
(Pseudomonas)属、サルモネラ(Salmonella)
属、シトロバクター(Citrobacter)属、エシエ
リヒア(Esherichia)属、エンテロバクター
(Enterobacter)属、エーロモナス
(Aeromonas)属、セラチア(Serratia)属、エ
ルビニア(Erwinia)属、プロテウス(Proteus)
属、キサントモナス(Xanthomonas)属、クレ
ブシエラ(Klebsiella)属、スポロサルシナ
(Sporosarcina)属、アルカリゲネス
(Alcaligenes)属、アースロバクター
(Arthrobacter)属、コリネバクテリウム
(Corynebacterium)属、セルロモナス
(Cellulomonas)属、ミクロコツカス
(Micrococcus)属、バシルス(Bacillus)属、
ブレビバクテリウム(Brevibacterium)属又は
バクテリウム(Bacterium)属の微生物のうちよ
り、下記一般式に示すプリン化合物と2′−アミ
ノ−2′−デオキシウリジン又は2′−アミノ−2′−
デオキシシチジンとより、リン酸存在下に一般式
に示す2′−アミノ−2′−デオキシプリンヌクレ
オシドを生成する能力を有する微生物を見い出し
た。この発明は、この知見に基づいて更に研究の
結果完成されたものである。 一般式 但し、X、Yは水素原子、水酸基又はアミノ基
であり、Rは、水素原子、リボフラノシル基、デ
オキシリボフラノシル基、5′−燐酸リボフラノシ
ル基、5′−燐酸デオキシリボフラノシル基であ
る。 本発明の微生物としては具体的には以下のもの
がある。 シユードモナス・デイミヌタ(Pseudomonas
diminuta) ATCC 11568 サルモネラ・スコツトムエレリ(Salmonella
schottmuelleri) ATCC 8759 エルビニア・ヘルビコラ(Erwinia herbicola)
ATCC 12287 プロテウス・ブルガリス(Proteus vulgaris)
FERM−P 4795 バクテリウム・カダベリス(Bacterium
cadaveris) ATCC 9760 キサントモナス・シトリー(Xanthomonas
citri) FERM−P 3396 シトロバクター・フロインデイー(Citrobacter
freundii) ATCC 8090 エシエリヒア・コリ(Esherichia coli)
ATCC 10798 エンテロバクター・エーロゲネス
(Enterobacter aerogenes) ATCC 13048 セラチア・マルセツセンス(Serratia
marcescens) IFO 3046 クレブシエラ・ニユーモニア(Klebsiella
pneumoniae) ATCC 9621 ミクロコツカス・ルテウス(Micrococcus
luteus) ATCC 4698 コリネバクテリウム・アセトアシドフイラム
(Corynebacterium acetoacidophilum)
ATCC 21407 バシルス・ズブチリス(Bacillus subtillis)
ATCC 21416 セルロモナス・フラビゲラ(Cellulomonas
flavigera) ATCC 486 アースロバクター・シンプレツクス
(Arthrobacter simplex) ATCC 15799 ブレビバクテリウム・イマリオフイリウム
(Brevibacterium immariophilium)
ATCC 14068 アルカリゲネス・フアエカリス(Alcaligenes
faecalis) ATCC 15173 スポロサルシナ・ウレアエ(Sporosarcina
ureae) ATCC 6473 エーロモナス・パンクタータ(Aeromonas
punctata) ATCC 11163 これらの微生物の作用により本発明のプリン化
合物と2′−アミノ−2′−デオキシウリジン又は、
2′−アミノ−2′−デオキシシチジンとを反応せし
める方法はリン酸の存在下水性反応液中にてこれ
らの微生物菌体又は、その処理物と上記の原料と
を接触せしめればよい。 これらの微生物の菌体を得る方法は、炭素源、
窒素源、無機イオン及び更に必要ならばビタミン
等の有機微量栄養素を含有する通常の培地を用い
て培養すればよい。培養方法についても特別な方
法を要せず、従来知られている方法が適宜採用さ
れる。 菌体としては、上記の方法で得られた培養液そ
のまま、或は洗滌菌体が使用できる。菌体処理物
としては、アセトン乾燥菌体、菌体の摩砕物、菌
体の超音波処理物、界面活性剤又はトルエン等に
接触せしめた菌体、リゾチーム等の酵素に接触せ
しめた菌体、塩析等により分離した菌体の蛋白区
分、本反応の酵素活性を有する蛋白区分の精製物
更に上記菌体または、菌体処理物の固定化物等い
ずれもが使用できる。 これらの微生物の菌体又はその処理物をプリン
化合物と2′−アミノ−2′−デオキシウリジン又は
2′−アミノ−2′−デオキシシチジンとに作用せし
めるには水性反応液中にこれらを溶解又は懸濁
し、好ましくは温度10ないし70℃にPH4ないし10
に暫時保てばよい。この間必要ならば溶液又は懸
濁液を適宜撹拌する。 かくして反応液中には2′−アミノ−2′−デオキ
シ−プリンヌクレオシドが著量生成蓄積される。 反応液より2′−アミノ−2′−デオキシ−プリン
ヌクレオシドを採取する方法は、水等の溶媒に対
する溶解度差を利用したり、イオン交換樹脂を用
いる等の方法で行うことができる。 実施例 1 酵母エキス0.5g/dl、ペプトン1.0g/dl、肉
エキス1.0g/dl、NaCl0.5g/dlを含み、PH7.2
に調節した液体培地の5mlを大型試験官に入れ殺
菌した。この培地に第1表に示す微生物を1白金
耳づつ接種し、30℃にて36時間振盪培養した。得
られた培養液より菌体を遠心分離して集め、生理
食塩水にて洗滌後0.05M燐酸緩衝液(PH7.0)に
懸濁した(50mg−湿量/ml)。 上記の菌体懸濁液0.5mlを2′−アミノ−2′−デオ
キシウリジン2.0g/dl、ヒポキサンチン0.3g/
dl、KH2PO40.8g/dlを含みPH7.0に調節した反
応液0.5mlに加えた。これを63℃に15時間保ち、
その間時々撹拌し、次いで100℃にて5分間加熱
した。 各反応液中に生成蓄積した2′−アミノ−2′−デ
オキシイノシンは、高速液体クロマトグラフイ
(日立製作所(株)635型を使用)により標品2′−アミ
ノ−2′−デオキシイノシンの保持時間と一致し
2′−アミノ−2′−デオキシイノシンの生成が確認
された。また高速液体クロマトグラフイにより定
量した反応液中の蓄積量は第1表に示すとおりで
あつた。
【表】
【表】 実施例 2 実施例1において、ヒポキサンチンの代りにア
デニンを用いて同様の反応を行つた。生成した
2′−アミノ−2′−デオキシアデノシンは、高速液
体クロマトグラフイーにより同定し、生成量を定
量した。その結果を第2表に示した。
【表】 実施例 3 実施例1において、ヒポキサンチンの代りにグ
アニンを用いて同様の反応を行つた。生成した
2′−アミノ−2′−デオキシグアノシンは高速液体
クロマトグラフイーにより同定し生成量を定量し
た。その結果を第3表に示した。
【表】 実施例 4 実施例1に示した液体培地の100mlを500ml容肩
付フラスコに入れ殺菌した。これにエルビニア・
ヘルビコラ ATCC12287を接種し30℃に保ちつ
つ、36時間振盪した。遠心分離にて菌体を集め、
5g(湿重)を10mlのリン酸バツフアー(PH7.0)
に懸濁し、15分間の超音波処理を行つた。遠心分
離後得られた上清10mlをポキサンチン100mg、
2′−アミノ−2′−デオキシ−ウリジン500mg、
KH2PO4350mgを含み、PH7.0に調節した反応液90
ml中に添加した。これを60℃に28時間保つた。反
応後、100℃、5分間処理した後、反応液より遠
心分離してタンパクを除き上清を濃縮し、濃縮液
をアニオン交換樹脂(「ダウエツクス」1×4)
に通した。PH10のギ酸アンモニウムにて溶出し溶
出区分を集めた。溶出液(100ml)を濃縮し「セ
フアデツクスG−10」にチヤージレ、水にて溶出
した。溶出液を濃縮し冷所に置き結晶を析出させ
た。得られた結晶を水から再結し135mgの結晶を
得た。 このものは、2′−デオキシ−2′−アミノイノシ
ンの標品とNMRスペクトル、赤外線吸収スペク
トル、UVスペクトルが一致し、2′−デオキシ−
2′−アミノイノシンと固定された。 実施例 5 実施例4に示した方法においてエシエリヒア・
コリATCC10798を培養して菌体を集め凍結乾燥
した。 実施例4のヒポキサンチンの代りにアデニン
を、2′−アミノ−2′−デオキシウリジンの代りに
2′−アミノ−2′−デオキシシチジンをそれぞれ添
加した。その結果28mgの結晶を得た。これはUV
スペクトル、NMRスペクトル、1Rスペクトル、
元素分析値より2′−アミノ−2′−デオキシアデノ
シンと同定した。 実施例 6 エンテロバクター・エーロゲネス
ATCC13048を実施例4と同様の方法で培養し集
菌して菌体を得た。菌体50mg(湿量)を2′−アミ
ノ−2′−デオキシウリジン10mg、第4表に示す各
種プリン液2mg、KH2PO44mgを含みPH7.0に調節
した反応液1.0mlに加えた。これを63℃に15時間
保ち、その間時々撹拌し、次いで100℃にて5分
間加熱した。 各反応液中に生成蓄積した2′−アミノ−2′−デ
オキシプリンリボシドは高速液体クロマトグラフ
イーにより同定した。反応液中の蓄積量は第4表
に示すとおりであつた。
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)一般式に示すプリン化合物と(b)2′−アミ
    ノ−2′−デオキシウリジン又は2′−アミノ−2′−
    デオキシシチジンとを、リン酸の存在下にシユー
    ドモナス(Pseudomonas)属、サルモネラ
    (Salmonella)属、シトロバクター
    (Citrobacter)属、エシエリヒア(Escherichia)
    属、スポロサルシナ(Sporosarcina)属、アル
    カリゲネス(Alcaligenes)属、エンテロバクタ
    ー(Enterobacter)属、エーロモナス
    (Aeromonas)属、アースロバクター
    (Arthrobacter)属、ブレビバクテリウム
    (Brevibacterium)属、セラチア(Serratia)
    属、エルビニア(Erwinia)属、プロテウス
    (Proteus)属、コリネバクテリウム
    (Corynebacterium)属、セルロモナス
    (Cellulomonas)属、キサントモナス
    (Xanthomonas)属、クレブシエラ
    (Klebsiella)属、ミクロコツカス
    (Micrococcus)属、バシルス(Bacillus)属又
    はバクテリウム(Bacterium)属の微生物の作用
    により水溶液中にて反応せしめて、一般式に示
    す2′−アミノ−2′−デオキシプリンヌクレオシド
    を生成せしめることを特徴とする2′−アミノ−
    2′−デオキシ−プリンヌクレオシドの製造法。 一般式 但し、X、Yは水素原子水酸基又はアミノ基で
    あり、Rは水素原子、リボフラノシル基、デオキ
    シリボフラノシル基、5′−燐酸−リボフラノシル
    基又は5′−燐酸−デオキシ−リボフラノシル基で
    ある。 一般式 但し、X、Yは水素原子、水酸基又はアミノ基
    であり、R′はD−2′−アミノ−2′−デオキシリボ
    フラノシル基である。
JP9524579A 1979-07-26 1979-07-26 Production of 2'-amino-2'-deoxypurine nucleoside Granted JPS5618599A (en)

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JPS5618599A JPS5618599A (en) 1981-02-21
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49110891A (ja) * 1973-03-07 1974-10-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49110891A (ja) * 1973-03-07 1974-10-22

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JPS5618599A (en) 1981-02-21

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