JPS6331181Y2 - - Google Patents

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JPS6331181Y2
JPS6331181Y2 JP13662680U JP13662680U JPS6331181Y2 JP S6331181 Y2 JPS6331181 Y2 JP S6331181Y2 JP 13662680 U JP13662680 U JP 13662680U JP 13662680 U JP13662680 U JP 13662680U JP S6331181 Y2 JPS6331181 Y2 JP S6331181Y2
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slicer
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discharging
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、かき氷や、粉砕したコーヒー豆のよ
うな砕片の自動販売装置に関し、特に、該自動販
売装置からの砕片の一杯目の放出時の空出し及び
量不足の非定量出し等を防止するための新規な改
良に関するものである。
従来、この種の自動販売装置、例えば自動かき
氷販売装置においては、第1図に示されるよう
に、氷を有するタンク1の底部にはスクリユウ軸
2が回転自在に設けられ、氷3がスライサ4の方
に送られるように構成されている。
しかし、以上のような構成においては、長時間
販売動作がなかつた場合、第1図に示されるよう
に、スライサ4内にかき氷が溶けて、スライサ4
の中にはかき氷がなくても、氷3の検知部である
ダクト5内に少し残つている(いわゆるアーチン
グ状態)現象が発生することがあり、この場合に
は、スライサ4への氷3の搬送は行われない。こ
の状態で、コイン即ち硬貨が投入されて販売が行
われると、二杯目からは、氷が通常通りにスライ
サの中に送り込まれ、正常な定量のかき氷が外部
に放出されるが、一杯目には、空出し又は量が少
ない(いわゆる非定量出し)現象が発生して、ユ
ーザに多大の迷惑をかけることになる。
従つて、本考案の目的は、以上のような一杯目
の空出し又は非定量出しのない自動販売装置を提
供することである。
この目的から、本考案は、粒体を砕片にして所
定位置にある容器内に放出し販売するために、前
記粒体を貯留するためのタンクと、該タンクに連
結され、前記粒体を受け入れて分割し、砕片とし
て前記容器内に放出する分割・放出装置と、前記
砕片の販売時に前記分割・放出装置を前記所定位
置への前記容器の放出後に作動させるための電気
回路とを備え、該電気回路は、前記分割・放出装
置への前記粒体の通路に設けられた粒体検出スイ
ツチと、該粒体検出スイツチが前記粒体の存在を
検出している際に硬貨投入に応動して販売信号を
発生するための硬貨投入検出手段とを含む、自動
販売装置において、前記電気回路は、更に、前記
硬貨投入検出手段と前記分割・放出装置とに接続
され、前記硬貨投入検出手段からの前記販売信号
に連動して、前記分割・放出装置を前記所定位置
への前記容器の放出前に所定の短時間付勢し、こ
れを介して前記通路にある粒体に振動を与える付
勢手段を含むことを特徴とするものである。
粒体を砕片にして所定位置にある容器内に放出
し販売する形式の上述した自動販売装置において
は、粒体の分割・放出装置即ちスライサは、所定
位置に容器即ちカツプがセツトされた後に、販売
のため、粒体を砕片にする分割動作と該砕片を放
出する放出動作とを開始する。
本考案によれば、かかる自動販売装置の電気回
路に上述した付勢手段が付加されているために、
スライサへの粒体の通路に同粒体がアーチング状
態で存在している場合でも、自動販売装置に硬貨
を投入することにより、硬貨投入検出手段が販売
信号を発生すると、この販売信号に連動して付勢
手段がオンになり、所定位置へのカツプのセツト
前にスライサが所定の短時間だけ駆動される。
前記通路にあるアーチング状態の粒体はこの駆
動による振動のためスライサ内に落下し、そのた
め、粒体検出スイツチが粒体の不存在を検出する
ので、所定位置へのカツプのセツト前に、即ち分
割・放出装置の前述した動作の開始前に、タンク
からスライサへ粒体が供給される。従つて、一杯
目の放出時には既にスライサ内に粒体が存在する
ので、最初から正常な量の放出が期待できる。
以下、図面と共に本考案による自動販売装置の
好適な実施例について詳細に説明すると、第2図
において符号10で示されるものは氷11が貯蔵
されているタンクであり、このタンク10内には
粒体である氷11を放出するためのスクリユウ軸
12が設けられ、該スクリユウ軸は氷送りモータ
13によりギヤ部14を介して駆動される。この
スクリユウ軸12によつて送られてきた氷11は
ダクト(通路)15を経て、スライサ部(分割・
放出装置)16内に回転自在に設けられたスライ
サ17に送られる。このスライサ17はスライサ
軸18及びプーリ19を介してスライサモータ2
0により回転駆動され、同スライサ17の回転に
よつて削氷され送り出されるかき氷は、スライサ
部16の一部に設けられた吐出口21から容器即
ちコツプ22に供給されるものである。更に、ダ
クト15の一端には、スイツチ作動板23及び氷
検出スイツチ24が設けられ、ダクト15内の氷
の有無を検出している。
スライサ部16は、例えば本願と同一の出願人
による特開昭55−3056号公報に開示されているよ
うに、断熱材(図示しない)で囲繞するとよいケ
ーシング25と、このケーシング25内部に回転
自在に配置した周知の前記スライサ17と、吐出
口21に設けられた切削刃26とを有する構成の
ものであり、ダクト15を介してケーシング25
内に供給される氷を切削刃26に向けてスライサ
17の高速回転作用により押圧して連続的に細氷
を製造するように作動する。
以上の構成は、従来のかき氷自動販売機と同様
である。しかし、第3図に示された本考案による
かき氷自動販売機の第1実施例においては、後述
する常開接点X3-2、リレーXA、その常開接点
XA-1、遅延リレーTM及びその接点が、前述した
スライサ部16のスライサモータ20を短時間付
勢する付勢手段として電気回路に付加されてい
る。
第3図において、硬貨が投入されると、硬貨投
入検出手段であるコインセレクタCSの端子,
が接続されて販売信号もしくは硬貨投入信号を
出し、その信号により硬貨投入記憶リレー(硬貨
投入検出手段)X3が励磁される。そのため、硬
貨投入記憶リレーX3はその常開接点X3-1が閉じ
て自己保持され、その常開接点X3-2が閉じてリ
レーXAが励磁される。その結果、リレーXAの常
開接点XA-1が閉じて駆動リレーX10が励磁され、
その常開接点X10-1が閉じて、スライサモータ2
0が回転する。一方、リレーXAが励磁されると
同時に遅延リレーTMにも通電され、一定の短時
間(例えば約0.5秒)が経過すると、リレーXA
直列に接続されたその接点が開成し、リレーXA
が解磁される。その結果、常開接点XA-1が開成
して駆動リレーX10が解磁し、その常開接点
X10-1が開成することにより、スライサモータ2
0は回転を停止する。
上記のように、硬貨投入(受付)直後に短時間
もしくは瞬時(約0.5秒)スライサモータ20を
回転することにより、第1図のように氷がアーチ
ング状態になつていた場合、スライサ17の回転
による振動で氷塊が落下し、スイツチ作動板23
及び氷検出スイツチ24(S3)が氷の無いことを
検知して氷送りモータ13に信号を送り、ギヤ部
14を介してスクリユウ軸12が回転し、氷11
がタンク10からダクト15を経てスライサ17
内へ送られる。
以上の動作は、第5図のタイムチヤートにおい
て、「押ボタン押すまでカムタイマ待機」のタイ
ミングよりも前、特にカムタイマのスイツチS01
がNOになり、カツプ放出が行われる前に行われ
るので硬貨投入直前にアーチング状態が存在して
も、販売されるときには正常にかき氷が放出され
るものである。尚、本考案では直接関係ないが
Th1は、タンク10内の氷の有無を検知するサー
モスタツト、S01は他の販売回路に関するタイミ
ング用のカムタイマのスイツチ、S7はリレーX10
を介してスライサモータ20を任意に作動させ得
るテストスイツチ、S08とS09は販売時のかき氷吐
出用のカムタイマのスイツチで、第5図のよう
に、S09が1回目のかき氷、S08が2回目のかき氷
を吐出するスイツチとなつていて、各回のかき氷
放出後にシロツプを出すようになつている。C2
C3はコンデンサである。
更に、本考案の実施例はかき氷自動販売機であ
るから、第5図のタイムチヤート図から諒解され
るように、また、例えば本願の出願人による特開
昭54−14798号公報に記載されているように、か
き氷の販売に先立つてかき氷の吐出口21を水に
より洗浄し、その後所定位置にカツプ22を放出
し、スライサ17を駆動して削氷しかき氷として
カツプ22内に放出し、ユーザの選択に応じて好
みのシロツプを放出し、次に上述のかき氷放出と
シロツプ放出とを繰り返し行う周知の諸工程を経
て販売完了に至るものである。そのため、かき氷
自動販売装置は、第2図及び第3図に示した諸部
材の他に、洗浄のための給水弁、カツプ放出モー
タ及びシロツプ供給弁等の周知の部材を含む。そ
して、これ等の部材の作動タイミングも、第3図
に示された1回目のかき氷放出のためのカムスイ
ツチS08及び2回目のかき氷放出のためのカムス
イツチS09と同様のカムスイツチにより制御され、
また、これ等のカムスイツチの開閉駆動は、前述
の特開昭54−14798号公報に開示されているよう
に、コインセレクタへの硬貨投入により付勢され
る駆動モータにより周知の態様で行うことができ
る。
第4図は、かき氷自動販売機の第2実施例の電
気回路を示すもので、第3図と異なる点は、スラ
イサモータ20の付勢手段として、スライサモー
タ駆動リレーX10にコイン投入記憶リレーX3の常
開接点X3-3とカムスイツチS00とを用いた構成に
あり、他の構成は第3図と全く同様である。第4
図の実施例では、コイン投入記憶リレーの常開接
点X3-3がスライサモータ駆動リレーX10と直列に
接続され、更に、カムスイツチS00が直列に接続
されているため、カムスイツチS00が回転して、
第5図のタイムチヤート図に示されているように
接点NC側にある僅かな間だけ、即ちカツプ放出
前に第4図から諒解されるように、リレーX10
びその常開接点X10-1を介してスライサモータ2
0が付勢され回転し、回転に伴う振動により、か
き氷が落下してアーチング状態が解除されるもの
である。
第6図は、かき氷自動販売機の第3実施例の電
気回路を示すもので、第3図及び第4図の実施例
と異なる点は、付勢手段として、スライサモータ
駆動リレーX10に直接接続されたカムタイマスイ
ツチS10を一個のみ用いた構成にあり、他の構成
は第3図及び第4図と全く同様である。第6図の
実施例では、コイン投入とほぼ同時に、第5図の
タイムチヤート図に示すようにカムスイツチS10
が接点NC側に回転してオンとなり、このカムス
イツチS10がオンである僅かな間のみ、スライサ
モータ20を回転させてアーチング状態を解除す
る。
本考案による自動販売装置は、以上のような構
成と作用とを備えているため、常に、コイン投入
とほぼ同時に、即ちカツプ放出前の僅かな間だ
け、粒体にスライサを介して振動が与えられ、こ
の振動によつてアーチング状態が解除された後
に、粒体から形成された砕片の放出が行われるた
め、従来のような一杯目の空出し、非定量出しと
云うことは発生せず、自動販売装置の信頼性を著
しく向上させるものである。
また、本考案は、かき氷自動販売機に実施され
るものとして上に説明したが、例えば特開昭52−
104996号公報に開示されているように、コーヒー
豆をスライサ即ち粉砕機により粉砕して砕片とし
袋(容器)に詰め販売するコーヒー豆自動販売機
においても、コーヒー豆を貯留した貯留器内でア
ーチング状態が生ずる可能性があるので、本考案
はコーヒー豆自動販売機にも実施しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の自動販売装置を示す側断面
図、第2図は、本考案による自動販売装置を示す
側断面図、第3図は、本考案による自動販売装置
の電気回路図、第4図は、他の実施例を示す電気
回路図、第5図は、タイムチヤート図、第6図
は、更に他の実施例を示す電気回路図である。 10……タンク、11……氷(粒体)、15…
…ダクト(通路)、22……カツプ(容器)、16
……スライサ部(分割・放出装置)、20……ス
ライサモータ、24……氷検出スイツチ、CS…
…コインセレクタ(硬貨投入検出手段)、X3……
硬貨投入記憶リレー(硬貨投入検出手段)、
X3-2,X3-3……リレーX3の常開接点(付勢手
段)、XA……リレー(付勢手段)、XA-1……リレ
ーXAの常開接点(付勢手段)、TM……遅延リレ
ー(付勢手段)、S00,S10……カムスイツチ(付
勢手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粒体を砕片にして、所定位置にある容器内に放
    出し販売するものであつて、前記粒体を貯留する
    ためのタンクと、該タンクに連結され、前記粒体
    を受け入れて分割し、砕片として前記容器内に放
    出する分割・放出装置と、前記砕片の販売時に前
    記分割・放出装置を前記所定位置への前記容器の
    放出後に作動させるための電気回路とを備え、該
    電気回路は、前記分割・放出装置への前記粒体の
    通路に設けられた粒体検出スイツチと、該粒体検
    出スイツチが前記粒体の存在を検出している際に
    硬貨投入に応動して販売信号を発生するための硬
    貨投入検出手段とを含む、自動販売装置におい
    て、前記電気回路は、更に、前記硬貨投入検出手
    段と前記分割・放出装置とに接続され、前記硬貨
    投入検出手段からの前記販売信号に連動して、前
    記分割・放出装置を前記所定位置への前記容器の
    放出前に所定の短時間付勢し、これを介して前記
    通路にある粒体に振動を与える付勢手段を含むこ
    とを特徴とする自動販売装置。
JP13662680U 1980-09-27 1980-09-27 Expired JPS6331181Y2 (ja)

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JPS5773783U JPS5773783U (ja) 1982-05-07
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