JPS63311607A - 複合型磁気ヘッドとその製造方法 - Google Patents

複合型磁気ヘッドとその製造方法

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JPS63311607A
JPS63311607A JP14589787A JP14589787A JPS63311607A JP S63311607 A JPS63311607 A JP S63311607A JP 14589787 A JP14589787 A JP 14589787A JP 14589787 A JP14589787 A JP 14589787A JP S63311607 A JPS63311607 A JP S63311607A
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Japan
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metal
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based magnetic
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JP14589787A
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Tetsuo Akiyoshi
秋吉 哲雄
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気記録再生装置、特に、VTR,R−DAT
等の高密度記録/再生用磁気ヘッドとして好適な複合型
磁気ヘッドとその製造方法に関する。
(従来例とその問題点) 磁気記録再生装置の高性能化、超小型化を実現するため
に、例えば磁気テープ等の記録媒体に高抗磁力を有する
メタルテープが広く使用されているが、一方ではこのよ
うな高抗磁力を有する磁気テープに用いる磁気ヘッドの
研究開発が進められている。
このような磁気ヘッドには、高飽和磁束密度の金属系磁
性材と高周波特性に優れた酸化物系磁性材とを組合せて
磁気コア本体とした、いわゆる複合型磁気ヘッドが実現
化されている。
第17図は従来の複合型磁気ヘッドの磁気コア本体10
を示す斜視図である。図中、11.12は磁気コア半体
で、例えばセンダスト(登録商4りアモルファス、パー
マロイ等の金属系磁性材13゜14の両面を例えばMn
−Znフェライト、Ni−Znフェライト等の酸化物系
磁性材15.16及び17.18にて夫々挟持する如く
一体に接合して構成してなり、その対向する突合せ面1
1a。
12aの少なくとも一方、例えば図示のように突合せ面
11a側に巻線窓19を形成すると共に、これ等一対の
磁気コア半体11.12を例えば5iOz等のギャップ
材を介して突合せ一体に接合して、磁気ギャップ20を
形成している。22゜23はテープ摺動面21上の磁気
ギャップ20の幅を所定のトラック幅に規制するための
トラック幅規制用の溝であり、磁気ギャップ20の両側
に夫々形成され、周溝22.23内にモールドガラス2
4.25を溶融充填している。
然して、前記酸化物系磁性材と金属系磁性材とはその熱
膨張係数が大きく異なり、酸化物系磁性材の平面上に金
属系磁性膜を形成すると、この金属系磁性膜が非常に剥
離しやすいため、前記複合型磁気ヘッド10では、予め
トラック幅厚にラップした金属系磁性材からなる薄板1
3.14を用いるようにしているが、金属系磁性材をト
ラック幅厚さにラップする作業が非常に面倒であるばか
りか、この薄板13.14は非常に薄いためもろくて壊
れ易く、生産性が悪いものであった。又、磁気ギャップ
20両側に夫々トラック幅規制用溝22.23を形成す
るようにしているため、トラック幅の精度があまりよく
ないものであった。
このため、図示しないが、酸化物系磁性材からなる一対
の磁気コア半体の突合せ部に金属系磁性膜を形成し、こ
の一対の磁気コア半体を突き合わせて磁気ギャップを形
成すると共に、この磁気ギャップの両側にモールドガラ
スを溶融充填した複合型磁気ヘッドが一部提供されてい
るが、これらはいずれも、酸化物系磁性材からなるブロ
ックに■溝を形成し、このV溝に金属系磁性膜を形成す
るようにしているため、同■溝加工作業が非常に面倒で
量産性が悪い等の問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、金属系磁性膜をその両側から結晶化ガラス又はセラ
ミックからなる非磁性材と、酸化物系磁性材とで挟持し
てなる一対の磁気コア半体を、前記金属系磁性膜同志、
前記非磁性材同志及び酸化物系磁性材同志とが互いに対
向するようにして突合せ一体に接合すると共に、前記一
対の磁気コア半体の各酸化物系磁性材の突合せ部に形成
したトラック幅規制用の溝にモールドガラスを充填し、
且つ前記モールドガラスと酸化物系磁性材との境界面を
前記突合せ部と非平行としてなることを特徴とする複合
型磁気ヘッドとその製造方法を提供するものである。
(実施例) 第1図は本発明になる複合型磁気ヘッドの磁気コア本体
30を示す斜視図であり、第2図は第1図に示す磁気コ
ア本体30の磁気ギャップ近傍におけるテープ溜動面の
一部拡大平面図である。第1図及び第2図において、3
1及び31′は磁気コア半体で、例えば、センダストあ
るいはアモルファス等からなる金属系磁性膜33.33
’を、後述する酸化物系磁性材と略同等の耐摩耗特性を
有する結晶化ガラス又は、セラミックからなる非磁性材
32.32’ と、例えば、Mn−Znフェライト等か
らなる酸化物系磁性材34.34’ とにより挟持して
構成したちのrあり、その対向する突合せ面31a、3
1a’ の少なくとも一方、例えば、図示のように突合
せ面31a側に巻線溝35を形成すると共に、これら一
対の磁気コア半体31.31’ を、例えば、5iOz
等の磁気ギャップ材を介して金属系磁性膜33.33’
 同志、酸化物系磁性材34.34’同志及び非磁性材
32.32’同志が互いに対向するように突合せ、一体
に接合することにより磁気ギャップ36を形成した磁気
コア本体30を構成している。
37.37’ は前記磁気コア半体3”1.31’の酸
化物系磁性材34.34’の突合せ部に形成した磁気コ
ア本体30のテープ摺動面38上の主磁路を金属系磁性
膜で形成するためのトラック幅規制用の溝で、例えば高
融点のモールドガラス39.39’を充填すると共に、
夫々モールドガラス39.39’ と酸化物系磁性材3
4.34’との境界面378.37a’ を磁気ギャッ
プ36(突合せ部)と非平行、例えば第2図に示すよう
に磁気ギャップ36に対してβ−90” 、90゜−α
の角度を有するようにしている。40は前記磁気コア半
体31.31’ を一体に接合するために巻線溝35の
一部に溶融充填した接着ガラスである。
上述のように、本発明になる複合型磁気ヘッドによれば
、テープ摺動面38上に露出するモールドガラス39.
39’ の面積は従来の磁気コア本体10の半分となり
、しかも磁気ギャップ36を挾んで対称位置関係にバラ
ンスよく配設されていること、非磁性材32.32’の
摩耗特性は酸化物系磁性材34.34’ に近いものを
容易に選択出来ること等から耐摩耗特性に優れ、かつ偏
摩耗の少ない複合型磁気ヘッドを可能とし、しかも、モ
ールドガラス39.39’ と酸化物系磁性材34.3
4’ との境界面を磁気ギャップ36と非平行としてな
るので、隣接トラックからのクロストークの影響を受け
にくい複合型磁気ヘッドが可能になる。
次に、第1図に示した磁気コア本体30の製造方法につ
いて説明する。第3図〜第11図は第1図に示す磁気コ
ア本体30の製造方法を説明するための主要工程の概略
説明図である。図中、第1図に示す磁気コア本体30に
使用されている同−材料及び同一構成要素には同一符号
を付し、説明を省略する。
第1の工程は、第3図(a )に示す様に、結晶化ガラ
スまたはセラミック等からなる板状の非磁性材(非磁性
基板)32を複数枚用意し、これらの非磁性材32の両
面を鏡面に研磨したのち、同図(b)に示すように研磨
面の一面に、例えば、センダスト、アモルファス等から
なる金属系磁性!1133をスパッタリング、蒸着、イ
オンブレーティング等の薄膜形成手段により形成する。
この時、金属系磁性膜33を形成した非磁性材32の厚
さをtとする。
これらの非磁性材32はこの時使用される金属系磁性膜
33の熱膨張係数と略同一で酸化物系磁性材34と略同
等の耐摩耗特性を有するものを選択したものである。
第2の工程は第4図に示す様に、例えば、Mn−2nフ
エライトからなるブロック状の酸化物系磁性材34を用
意し、このブロック状の酸化物系磁性材34の一面34
bに、第5図に示す示す様な、基準面34aに対してβ
なる鈍角の傾斜角を有する複数の溝37を所定の一定ピ
ッチで形成する。
第3の工程は、第6図に示すように、前記第2の工程で
形成した溝37内に耐摩耗特性に優れた高融点のモール
ドガラス39を溶融充填したのち、余分なモールドガラ
スを研磨等により除去する。
第4の工程は第7図に示す様に、酸化物系磁性材34を
基準面34aに対して平行で金属系磁性1!133を形
成した非磁性材32の厚さtと略同じピッチを有する切
断1150に沿って切断し、第1の複合基板51を得る
第5の工程は、第8図に示す様に、第1の工程で得た金
属系磁性膜33を形成した第1の非磁性材32と前記第
1の複合基板51とを接合用ガラスを介して交互に積層
し、加圧及び加熱することにより一体に接合し積層ブロ
ック52を得る。
第6の工程は、第9図に示す様に、第5の工程で得られ
た積層ブロック52を溝37の一先端部を通り積層方向
に対して垂直なる切断線53に沿って切断することによ
り一方のブロック状の磁気コア半体31を得る。
第7の工程は、第10図に示す様に、前記第2の工程で
用意した第4図に示すブロック状の酸化物系磁性材34
の一面34bに基準面34aに対してαなる鋭角の傾斜
角を有する複数の溝37′を所定の一定ピッチで形成す
る。そして、前記第3の工程乃至第6の工程と同様に、
各モールドガラス39′の充填工程、第2の複合基板5
1′の形成工程、積層ブロック52′の成形工程等を経
た後、第11図に示す様に、この積層ブロック52′を
切断線53′に沿って切断することにより他方のブロッ
ク状の磁気コア半体31′を得る。
第8の工程は、第6の工程で得られた一方のブロック状
の磁気コア半体31と第7の工程で得られた他方のブロ
ック状の磁気コア半体31′の突合せ面31a、31a
+の少なくとも一方、例えば第12図に示すように一方
のブロック状の磁気コア半体31側の突合せ面31aの
長手方向に巻線溝35を形成し、さらにこの両突合せ面
31a。
318′を鏡面研磨する。
第9の工程は第13図に示す様に、第8図の工程で得た
一方及び他方のブロック状の磁気コア半体31.31’
 を、前記突合せ面31a 、31a ’間に例えばS
iO2等のギャップ材を介して金属系磁性膜33.33
’同志及びモールドガラス39.39’同志が互いに対
向する様に突合せ、接着ガラス40等を用いて一体に接
合したのら、金属系磁性gI33.33’ に平行な切
断線54に沿って切断すると先端研磨前の第1図に示す
磁気コア本体30@得ることが出来る。
次に、第1図及び第2図に示す磁気コア本体3oにおい
て、磁気ギャップ36がアジマス角θを有する場合の製
造方法について説明する。前記実施例の製造工程と概略
同様な工程のため、同一構成要素には同一符号を付し異
なる点のみを説明する。
第14図〜第16図は第1図及び第2図に示す磁気コア
本体30がアジマス角θ(但しθ≠O)を有する場合の
製造工程を説明するための図であり、以下同図を用いて
説明する。
前記第2の工程における酸化物系磁性材34の一面34
bへの溝37の溝加工は次のように行う。
第14図(a )に示す様に、基準面34aの垂線に対
してアジマス角θ(但しθ≠O)を有し、磁気コア半体
31.31’ のコア幅Wをピッチとする第1の仮想切
断1160を想定したのち、基準面34aに対して平行
で、金属系磁性膜33を形成した非磁性材32の厚さt
をピッチとする第2の仮想切断線61を想定し、これら
の仮想切断線60.61の対向する交点、例えば、P2
 、 P3を通る平行なる直線62群を溝37の中心線
とすればよい。この時、これらの直線62群は基準面3
4aに対してβなる角度を有し、傾斜角βは次式で表わ
すことが出来る。
β=180°−ta++  (w巧、。)  ・・・・
・・・・・(1)次に、前記第4図の工程で切断された
複合基板51に仮に第14図(a )に示す様に番号を
付したとすると、同第14図(b)に示す様にその偶数
(又は奇数)番目の複合基板51を金属系磁性[033
を形成した非磁性材32を入れ替えると共に接合ガラス
を介して積層し、加圧及び加熱することにより一体に接
合し、積層ブロック52を得る。
前記第6の工程において、第14図(b)に示す様に、
積層ブロック52を前記第2の仮想切断160と同等な
切断線53に沿って切断することにより一方のブロック
状の磁気コア半体31を得る。
前記第7の工程における他方の磁気コア半体31′を得
るには、第14図(a )において、対向する交点をP
i 、P2に選び、この交点Pt 。
P2を通る平行な直線62′群を、第15図(a )に
示す様に、溝37′の中心線とすればよい。この時、こ
れらの直線62′群は基準面34aに対してαなる角度
を有し、傾斜角αは次式で表わすことが出来る。
α=tu−’  ()     ・・・・・・(2)W
 十t tanθ その結果、第15図(b )に示す様に、ブロック状の
他方の磁気コア半体31′を得る。
前記第9の工程において、第16図に示す様に、一方及
び他方の磁気コア半体31.31’ を突合せ金属系磁
性膜33.33’ に対して平行な切断$154に沿っ
て切断することにより、アジマス角θ(但し、θ≠O)
を有する第1図に示すと略同様な磁気コア本体308得
る。
(発明の効果) 上述の如く、本発明になる複合型磁気ヘッドによれば、
金属系磁性膜をその両側から結晶化ガラス又はセラミッ
クからなる非磁性材と、酸化物系磁性材とで挟持してな
る一対の磁気コア半体を、前記金属系磁性膜同志、前記
非磁性材同志及び酸化物系磁性材同志とが互いに対向す
るようにして突合せ一体に接合すると共に、前記一対の
磁気コア半体の各酸化物系磁性材の突合せ部に形成した
トラック幅規制用の溝にモールドガラスを充填したため
、耐摩耗特性に優れ、又、(!!摩耗の発生の少なく、
隣接トラックからのクロストークの影響を受けにくい複
合型磁気ヘッドを可能とするものである。
また、本発明になる製造方法によれば、熱膨張係数を金
属系磁性膜に合せた非磁性基板上に該当金属系磁性膜を
形成することができるため、熱応力による金属系磁性膜
の剥離や磁気特性の劣化を生じることはない。また、酸
化物系磁性材からなるブロック上にトラック幅規制用の
溝をあらかじめ形成し、この溝内にモールドガラスを溶
融充填したため、個々の磁気ヘッドについてトラック幅
規制用溝の加工が不要となり、トラック幅精度が向上す
ると共に、モールドガラスとして高融点ガラスの使用が
可能となり、耐摩耗特性に優れ、信頼性の高い複合型磁
気ヘッドの提供を可能とするのである。
また、本発明になる製造方法によれば、所要のアジマス
角を有する複合型磁気ヘッドの製造をも容易に可能とす
る特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる複合型磁気ヘッドの磁気コア本体
を示す斜視図、第2図は第1図に示す磁気コア本体の磁
気ギャップ近傍におけるテープ摺動面の一部拡大平面図
、第3図〜第13図は第1図に示す磁気コア本体の製造
方法を説明するための主要工程の概略説明図、第14図
〜第16図は第1図及び第2図に示す磁気コア本体30
がアジマス角θ(但し、θ≠O)を有する場合の製造工
程を説明するための説明図、第17図は従来の複合型磁
気ヘッドの磁気コア本体を示す斜視図である。 30・・・磁気コア本体、31.31’ ・・・磁気コ
ア半体、32.32’ ・・・非磁性材、33.33’
・・・金属系磁性膜、34.34’・・・酸化物系磁性
材、34a・・・基準面、34b・・・溝加工面、35
・・・巻線溝、36・・・磁気ギャップ、37.37’
 ・・・トラック幅規制用の溝、38・・・テープ摺動
面、39゜39′・・・モールドガラス、51.51’
 ・・・複合基板、52.52’ ・・・積層ブロック
。 特許出願人  日本ビクター株式会社 代表者  増水 邦又′−))□ 茗3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属系磁性膜をその両側から結晶化ガラス又はセ
    ラミックからなる非磁性材と、酸化物系磁性材とで挟持
    してなる一対の磁気コア半体を、前記金属系磁性膜同志
    、前記非磁性材同志及び酸化物系磁性材同志とが互いに
    対向するようにして突合せ一体に接合すると共に、前記
    一対の磁気コア半体の各酸化物系磁性材の突合せ部に形
    成したトラック幅規制用の溝にモールドガラスを充填し
    、且つ前記モールドガラスと酸化物系磁性材との境界面
    を前記突合せ部と非平行としてなることを特徴とする複
    合型磁気ヘッド。
  2. (2)結晶化ガラス又はセラミックからなる非磁性基板
    上に金属系磁性膜を薄膜形成手段により形成する工程、 酸化物系磁性材からなるブロックに基準面に対して所要
    の鈍角なる傾斜角βを有する複数の溝を形成し、この溝
    にモールドガラスを溶融充填すると共に、このブロック
    を基準面に対して平行な切断線に沿って切断し第1の複
    合基板を得る工程、同じく酸化物系磁性材からなるブロ
    ックに基準面に対して所要の鋭角なる傾斜角αを有する
    複数の溝を形成し、この溝にモールドガラスを溶融充填
    すると共に、このブロックを基準面に対して平行な切断
    線に沿って切断し第2の複合基板を得る工程、 前記金属系磁性膜を形成した非磁性基板と第1の複合基
    板とを、又、同金属系磁性膜を形成した非磁性基板と第
    2の複合基板とをそれぞれ接合用ガラスを介して交互に
    積層し一体に接合してそれぞれ積層ブロックを得る工程
    、 この両積層ブロックをそれぞれ金属系磁性膜に対して垂
    直な切断線に沿って切断し、ブロック状の第1の磁気コ
    ア半体と同じくブロック状の第2の磁気コア半体を得る
    工程、 前記両ブロック状の第1の磁気コア半体と第2の磁気コ
    ア半体を一対とし、金属系磁性膜同志及びモールドガラ
    ス同志が互いに対向するように突合せ、その突合せ部に
    ギャップ材を介して一体に接合し磁気コアブロックを得
    る工程、 前記磁気コアブロックを金属系磁性膜に対して平行な切
    断線に沿って切断し磁気コア本体を得る工程とからなる
    ことを特徴とする複合型磁気ヘッドの製造方法。
  3. (3)結晶化ガラス又はセラミックからなる非磁性基板
    上に金属系磁性膜を薄膜形成手段により形成する工程、 酸化物系磁性材からなるブロックに基準面に対して所要
    の鈍角なる傾斜角βを有する複数の溝を形成し、この溝
    にモールドガラスを溶融充填すると共に、このブロック
    を基準面に対して平行且つ前記金属系磁性膜を形成した
    非磁性基板の厚さと略同一のピッチの切断線に沿って切
    断し第1の複合基板を得ると工程、 同じく酸化物系磁性材からなるブロックに基準面に対し
    て所要の鋭角なる傾斜角αを有する複数の溝を形成し、
    この溝にモールドガラスを溶融充填すると共に、このブ
    ロックを基準面に対して平行且つ前記金属系磁性膜を形
    成した非磁性基板の厚さと略同一ピッチの切断線に沿っ
    て切断し第2の複合基板を得る工程、 前記各第1の複合基板と第2の複合基板の内の奇数(ま
    たは偶数)番目の複合基板を、それぞれ前記金属系磁性
    膜を形成した非磁性基板と入れ替え、接合用ガラスを介
    して積層し、一体に接合してそれぞれ積層ブロックを得
    る工程、 この両積層ブロックを、それぞれモールドガラスを充填
    した溝の端部を通り、金属磁性膜の垂線に対して所要の
    アジマス角に略等しい傾斜角を有する所要ピッチの切断
    線に沿って切断し、ブロック状の第1の磁気コア半体と
    同じブロック状の第2の磁気コア半体を得る工程、 前記両ブロック状の第1の磁気コア半体と第2の磁気コ
    ア半体を一対とし、金属系磁性膜同志及びモールドガラ
    ス同志が互いに対向するように突合せ、その突合せ部に
    ギャップ材を介して一体に接合し磁気コアブロックを得
    る工程、 前記磁気コアブロックを金属系磁性膜に対して平行な切
    断線に沿つて切断し磁気コア本体を得る工程 とからなることを特徴とする複合型磁気ヘッドの製造方
    法。
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