JPS63310806A - 基礎化粧品の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、乳液、クリーム類、化粧水等の如き基礎化粧
品の製造法に関するものであって、タートル油を所要量
添加混合することに依り、化粧品の皮膚内部に対する浸
透性の良化を図り、これに基づき、皮膚血行及び皮膚弾
力性の向上化、皮膚のみずみずしさ化等の効果が得られ
るようにしたことを特徴とするものである。

（従来の技術） 従来、基礎化粧品、所謂スキンケア−化粧品としては、
乳液、クリーム類、並びに、化粧水等各種のものがある
。　そして、乳液、クリーム類は、主として脂肪酸、保
湿剤、乳化剤の混合物から成り、また、化粧水類は精製
水、アルコール、保湿剤等の混合物から成るものが一般
的である。

（発明が解決しようとする問題点） 基礎化粧品の目的とするところは、その成分を皮膚の内
部に浸透させてその特性を奏させることにある。　然し
乍、従来の基礎化粧品にあってはこの効果が充分に発揮
されているとは到底称し得ないものであった。

本発明は、青海亀の体脂肪及び生殖器官から採取したタ
ートル油を添加混合することに依り、皮膚浸透性の向上
化を図り、皮膚血行及び皮膚弾力性の向上化、皮膚のみ
ずみずしさ化等に卓越した効果が奏されるようにした新
規の基礎化粧品の提供を可能化し、依って、従来に於け
る問題点の解決化を図ったことを特徴とするものである
。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、乳液、クリーム類、化粧水等の既存の基礎化
粧品の構成基材に対し、青海亀の体脂肪及び生殖器官か
ら採取したタートル油を、０．１〜５重量％程度添加混
合することを特徴とする基礎化粧品の製造法に係るもの
である。

（作用） 本発明方法に使用するタートル油は、前述した如く青海
亀の体脂肪及び生殖器官がら採取したものであり、これ
は、飽和、不飽和脂肪酸からなるトリグリセライドが主
成分であり、リノール酸３０〜４０％を含有しており、
その外にステロール、スクワレン、α−トコクエロール
等が含まれている。

そして、このような成分を具えたタートル油の配合に基
づき、化粧品の皮膚浸透性が卓越化され、皮膚を柔軟か
つ弾力性にとんだものとし、皮膚の活性化が図られると
言うような作用が奏されることとなる。

（実施例） 本発明方法の具体的実施例を述べれば次の通りである。

実施例１ 化粧用乳液の場合の配合比率は下記の通りである。

（１）精製水　　　　　７０〜８０重量％（２１脂肪酸
　　　　　　２〜２０重量％（３）乳化剤　　　　　　
１〜２重量％（４）タートル油　　　　１〜１０重量％
（５１防腐剤　　　　　０．１〜０．３重量％（６）保
湿剤　　　　　　１〜５　重量％（合計１００と成るよ
うに上記を配合する。）そして、上記脂肪酸としては、
ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、イソステアリン酸、オケイン酸、リノール酸等があ
る。

また、上記乳化剤としては、自己乳化型モノステアリン
酸グリセリン、モノオレイン酸ソルビタン、モノステア
リン酸ソルビタン、親油かたモノステアリン酸グリセリ
ン等がある。

また、上記防腐剤としては、安息香酸ナトリウム、ソル
ビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ
ン、安息香酸エステル等がある。

更に、上記保湿剤としては、アミノ酸、グリセリン、プ
ロピレングリコール、アミノ酸誘導体、炭水化物、加水
分解コラーゲン、ムコ多糖類等がある。

処で、本発明に依る化粧用乳液の製造であるが、これは
具体的には、脂肪酸としてステアリン酸を使用しこれを
Ｌｏｇ、乳化剤を１ｇ、タートル油を３ｇ、更に防腐剤
０．２ｇ、保湿剤としてアミノ酸を１ｇを混合すると共
に、これを約８０℃まで加熱しながら良く攪拌し、これ
に、約８０℃に加熱した精製水を加え、全量を１００ｇ
として良く攪拌し、然る後、室温まで冷却して化粧用乳
液を得た。

得られた化粧用乳液は、通常の化粧用乳液と比して、そ
の皮膚浸透性が優れていることが確認された。

実施例２ 化粧水の場合の配合比率は下記の通りである。

（１）精製水　　　　　８０〜９０重量％（２アルコー
ル　　　１０〜１７重量％（３）保湿剤　　　　　　１
〜２重量％（イ）タートル油　　　０．１〜１．０重量
％（５１可溶化剤　　　　０．１〜０．２重量％（合計
１００と成るように上記を配合する。）そして、上記可
溶化剤としては、脂肪酸グリセリンエステル、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エステル、高
級アルコール酸化エチレン付加物等がある。

そして、本発明に依る化粧水の製造であるが、これは具
体的には、アルコール１５ｇ、保湿剤としてアミノ酸を
を１ｇ、タートル油を３ｇ、更に防腐剤０．２　ｇ、保
湿剤１ｇ、可溶化剤として脂肪酸グリセリンエステル０
．２ｇを混合すると共に、これを約８０℃まで加熱しな
がら良く攪拌し、これに、約８０℃に加熱した精製水を
加え、全量を１００ｇとして良く攪拌し、然る後、室温
まで冷却して化粧水を得た。

得られた化粧水は、通常の化粧水と比して、その皮膚浸
透性が優れていることが確認された。

（発明の効果） 本発明は、既存の基礎化粧品の構成基材に対し、青海亀
の体脂肪及び生殖器官から採取したタートル油を、０．
１〜５重量重量％法加混合するように成したから、本発
明に依って得られた乳液、クリーム類、化粧水等の如き
基礎化粧品は、上記タートル油の所要量添加混合に基づ
き、化粧品の皮膚内部に対する浸透性の良化が図られ、
これに基づき、皮膚血行及び皮膚弾力性の向上化、皮膚
のみずみずしさ化等の効果が得られることとなる。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 乳液、クリーム類、化粧水等の既存の基礎化粧品の構成
   基材に対し、青海亀の体脂肪及び生殖器官から採取した
   タートル油を、０．１〜５重量％程度添加混合すること
   を特徴とする基礎化粧品の製造法。