JPS6330964A - カ−ド取引処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、取引手段として磁気カードやＴＣカード等
が用いられる現金自動預金支払咀のようなカード取引処
理装置に関連し、殊にこの発明は、カードに設けられた
エンボス情報記録部の清報をジャーナルに保存するため
の新規な技術を提供する６ 〈従来の技術〉 従来この種カード取引処理装置では、投入されたカード
（例えば磁気カード）につき磁気情轢の読取り等の所定
の処理を行った後、このカードのエンボス情報記録部の
内容をインプリント機構をもってジャーナル用紙に写し
取り、このジャーナル用紙の記録を使用されたカードの
証拠資料として長期間保存するようにしている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが上記方式による装置の場合、ジャーナル用紙や
インプリント機構が必要であるため、装置の内部構造が
複雑化し、装置の大型化やコスト高を招くばかりでなく
、インプリント機構へのインクの補充やジ島−ナル用紙
の補給等、装置の保守や管理が煩雑である等の問題があ
る。

この発明は、上記問題を解消するためのものであって、
エンボス情報記録部の内容をフロッピーディスクのよう
な電子ジャーナルへ電気的に記憶させて保存する方式を
採用することによって、構造の簡易化および装置の小型
化をはかったカード取引処理装置を提供することを目的
とする。

〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの発明の構成を、一実施例
に対応する第１図〜第２図を用いて説明すると、この発
明では、 エンボス情報記録部４を有するカード１を受け付けて取
引処理するカード取引処理装置において、 前記エンボス情報記録部４の突出文字を接触検知してエ
ンボス情報を読み取るための感圧センサ（図示例の面状
感圧センサ７や腺状怒圧センサ８に相当する）と、 この感圧センサによる読取り情報を記憶させて保持する
ための電子ジャーナル１０とを具備させることにした。

く作用〉 カードＩ　ＩＪ＜感圧センサ７　（８）の位置まで送ら
れてくると、感圧センサ７　（８）がカード１のエンボ
ス情報記録部４の突出文字に接触して各文字の内容（エ
ンボス情報）を読み取る。この読取データはフロッピー
ディスクのような電子ジャーナル１０に書き込まれるも
ので、これによりエンボス情報は使用されたカードの証
拠として電子ジャーナル１０に長期間保持されることに
なる。

従ってこの発明の装置によれば、ジふ−ナル用紙やイン
プリント機構が不要であって、装置の内部構造が簡易化
され、装置の小型化やコストの低減が実現される。

〈実施例〉 第１図は、この発明の一実施例にかかるカード取引処理
装置の全体構成例を示す。

このカード取引処理装置は、例えば現金自動預金支払機
のように現金取引の手段としてカードが用いられるもの
を総称するもので、図示していないが、機械前面の接客
面にカード投入口の他、取引操作に必要なキーボード等
が配設されている。

この実施例におけるカー）！１は磁気カードであって、
第２図に示す如く、カード基板２の表面に所定のカード
情報が磁気記録される帯状の磁気清報記録部３と、所定
のカード情報が突出文字をもって記録されるエンボス情
報記録部４とが形成されている。

機械内には、前記カード投入口に通ずるカード搬送路が
形成され、このカード搬送路に沿う適所に第１図に示す
磁気情報読取部５およびエンボス情報読取部６が配設さ
れている。磁気情報読取部５はカード１の磁気情報記録
部３よりカード情報を読み取り、或いは必要に応じて書
き込むためのカードリーグをもって構成される。

エンボス情報読取部６は、前記カード１のエンボス情報
記録部４を構成する各突出文字を接触検知してエンボス
情報を読み取るためのものであって、図示例では前記突
出文字の検知に面状感圧センサ７が用いである。

この面状感圧センサ７は複数の感圧体を複数行、複数列
（例えば８行×８列）に整列配置した構造のものであっ
て、例えば突出文字の凸部に接触して圧力検知した感圧
体からは論理ｒｌｊの信号が、その他の感圧体からは論
理「０」の信号が、それぞれ取り出されるようになって
いる。

第３図は、前記面状感圧センサ７による突出文字（図示
例では数字ｒ　４　ｊ　）の検出原理を示−すもので、
１個の文字が縦横８ビツトの情報単位に分解されている
。同図において、斜線部分９は論理「１」の信号を出力
する感圧体を示しており、各行につき８ビツト（Ｄ、〜
Ｄ７）のデータ（第３図（２）中、１６進表示で表す）
をエンボス情報読取部６より取り出し、これを後記する
電子ジャーナル１０に記憶保持させる。

上記構造の面状感圧センサ７を例えば読取り文字数公益
べてエンボス情報読取部６を構成し、常時はこれをカー
ド搬送路の上方に待機させ、カード１が搬送されてエン
ボス情報読取位置で停止したとき、エンボス情報読取部
６を降下させて各面状感圧センサ７をカー！″１の各突
出文字に接触させ、これによりエンボス情報の読取りを
行う。

第１図に戻って増幅回路１１は面状感圧センサ７の出力
を増幅し、また感圧センサ処理回路１２は面状感圧セン
サ７の各ビット信号を順次取り出してＣＰＵ１３へ出力
する。ＣＰＵ１３はＲＡＭｔ４やＰ−Ｒ２Ｍ１７と共に
マイクロコンピュータを構成しており、Ｐ−ＲＯＭ１５
に格納されたプログラムを解読実行し、ＲＡ　Ｍ１４に
対するデータの読み書きを行いつつ各種演算や制御を実
行する。

かくて前記感圧センサ処理回路１２の出力はＣＰＵ１３
に取り込まれた後、所定形態のデータに加工された上で
電子ジャーナル処理回路１６へ出力されるうこの電子ジ
ャーナル処理回路１６はフロッピーディスク等より成る
電子ジー−ナル１０に対しエンボス情報にかかる前記デ
ータの書込みを行う他、必要に応じて電子ジャーナル１
０の記憶データを読み出してｃｐｕｔ３へ出力する。

第３図（２）は、電子ジャーナル１０に書き込まれた１
文字分のメモリ内容の具体例が示すが、この電子ジ、ヤ
ーナル１０は前記したフロッピーディスクに限らず、そ
れ以外の記憶媒体を用いることも勿論可能である。

第４図は、感圧センサとして線状感圧センサ８を用いた
エンボス情報読取部６の具体例を示す。

図示例の線状感圧センサ８は、カードＩｔｍ送路１９上
に感圧体２０を構成する複数の感圧ローラ２１を横一列
に並べて自在ローラ２２に対向位置させた構造であり、
各感圧ローラ２１にはそれぞれローラのエンボスに応じ
た動き（動きの方向を図中矢印ａで示す）に追随して往
復変位（変位の方向を図中矢印すで示す）する永久磁石
２３を連繋すると共に、各永久磁石２３をホール素子を
用いた磁気センサ２４に対向位置させている。

図示例の磁気センサ２４は、第５図に示す如く、鉄心２
５の一方開放端部にホール素子２６を位置させ、前記永
久磁石２３がエンボス検知により図中破線位置に変位し
たとき、閉磁路が形成されて環流も磁界２７が発生し、
この磁界により前記ホール素子２６に電圧が発生して、
増幅回路２８へ信号出力される。

第６図はホール素子２６の信号出力を増幅する増幅回路
２８の具体回路構成を示すもので、図中、ＯＵＴは増幅
信号の出力端子である。

どの増幅回路２８の増幅出力は感圧センサ処理回路２９
に送られ、この感圧センサ処理回路２９において各感圧
体２０からの信号が１頃次取り込まれて所定のデータが
生成される。この感圧センサ処理回路２９には光電セン
サ３０およびタコジェネレータ３２の各出力を増幅する
だめの増幅回路３１．３３が接続され、各増幅回路３１
．３３の増幅出力がタイミング信号として感圧センサ処
理回路２９に与えられる。すなわち前記光電センサ３０
はカード１のエンボス情報読取部６への到達を検出して
検出信号１１を出力し、またタコジェネレータ３２はカ
ード１の搬送速度に比例した周期のクロック信号１２を
生成して出力するもので、前記感圧センサ処理回路２９
は前記検出信号ｉ、の入力後、一定時間経ｉ！￥１後よ
り前記クロックは号１２を分周した適当な周期毎に各感
圧体２０からの信号の取り込みを実行することになる。

。なお第５図中モータ３４はカード搬送殿構を駆動する
１０めのものである。

第７図は、上記感圧センサ処理回路２９の具体回路構成
を示すもので、図中ｎ個の磁気センサ２４ａ〜２４ｎは
線状感圧センサ８を構成する各感圧体２０に対応するも
のであり、各磁気センサ２４ａ〜２４ｎの出力は増幅回
路２８ａ〜２８ｎを経て切換回路３６に与えられる。こ
の切換回路３６はｎ個のアナログスイッチ３５ａ〜３５
ｎをもって構成され、制御回路３８が前記検出信号１１
およびクロック信号１２に基づく所定のタイミングで各
アナログスイッチ３５ａ〜３５ｎを１頃次厚通させるこ
とによって、各磁気センサ２４ａ〜２４ｎの出力が順次
取り出されて増幅回路３７に与えられることになる。

しかしてカード１がエンボス情報読取部６に搬送されて
くると、感圧センサ７　（８）がカード１のエンボス情
報記録部４の突出文字に接触し、感圧センサ処理回路１
２（２９）およびＣＰＵＩ　３によってその突出文字の
内容に応じたデータが生成される。このデータはＣＰＵ
Ｌ３の制御の下に電子ジャーナル処理回路１６を介して
電子ジャーナル１０に書き込まれるもので、エンボス情
報は使用カードの証拠として電子ジャーナル１０に長期
間保持されることになる。

〈発明の効果〉 この発明は上記の如く、エンボス情報記録部の内容を感
圧センサで読み取ってフロッピーディスクのような電子
ジャーナルへ電気的に記憶させる方式を採用したから、
従来の装置のようにジャーナル用紙やインプリント機構
が不要であり、装置の内部構造が節易化され、装置の小
型化やコストの低減をはかることができる。しかもイン
プリント機構へのインクの補充やジャーナル用紙の補給
等が不要であるから、装置の保守や管理が容易である等
、発明目的を達成した顕著な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例にかかるカード取引処理装
置の全体構成を示すブロック図、第２図はカードの構成
を示す平面図、第３図は面状感圧センサによる突出文字
の検出原理を示す説明図、第４図は線状感圧センサを用
いたエンボス情報読取部の構成例を示すブロック図、第
５図は磁気センサの構成例を示す説明図、第６図はホー
ル素子の出力を増幅する回路を示す電気回路図、第７図
は信号処理回路の構成例を示すブロック図である。 １・・・・カード ４・・・・エンボス情報記録部 ６・・・・エンボス情報読取部 １０・・・・電子ジャーナル

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）　エンボス情報記録部を有するカードを受け付け
   て取引処理するカード取引処理装置において、 前記エンボス情報記録部の突出文字を接触検知してエン
   ボス情報を読み取るための感圧センサと、 この感圧センサによる読取り情報を記憶させて保持する
   ための電子ジャーナルとを具備して成るカード取引処理
   装置。
2. （２）　前記感圧センサは、複数の感圧体を二次元配列
   した面状感圧センサである特許請求の範囲第１項記載の
   カード取引処理装置。
3. （３）　前記感圧センサは、複数の感圧体を一次元配列
   した線状感圧センサである特許請求の範囲第１項記載の
   カード取引処理装置。
4. （４）　前記電子ジャーナルは、フロッピーディスクで
   ある特許請求の範囲第１項記載のカード取引処理装置。