JPS63306724A - 無線デ−タ伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の携帯端末と集中処理装置との間を無線
により、データを伝送する方式の改良に関する。

〔発明の概要〕

本発明は、複数の携帯端末が同時に集中処理装置内の１
個のデータ処理部と無線回線によりデー夕の送受を行え
るようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、データ端末間の無線伝送は１対１通信により実現
されていた。即ち、データを送信する端末と受信する端
末との間に固定チャネル方式あるいはマルチプルアクセ
ス方式などにより、無線回線を設定し、送信側から受信
側へデータ伝送を行う方法である。又、複数の端末から
同時に集中処理装置にデータを無線で伝送する場合にお
いても、無線回線は固定チャネルあるいはマルチプルア
クセス方式などにより、複数の端末のそれぞれに対し異
なった回線を設定し、各々の端末と集中処理装置の複数
のデータ処理部とが１対１に対応するように構成され、
対応する端末とデータ処理部との間で無線データ伝送が
行われていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の従来方法では、複数の端末から集中処理装置にデ
ータを無線で同時に伝送しようとする場合、該集中処理
装置のデータ処理部は同時に伝送しようとする端末と同
程度の数を設置しなければならない、それではデータ処
理部が複雑になり、簡易な集中処理装置が実現できない
欠点があった。

本発明は、以上の欠点を解決することが目的であり、集
中処理装置のデータ処理部を１個で実現し、かつ複数の
端末とのデータの送受をほぼ同時に行うことのできる無
線データ伝送方式を従供するものである。

（問題点を解決するための手段〕 そこで、本発明は集中処理装置をデータ処理部と回線制
御部と１個以上の無線端末により構成し、該各々の無線
端末は送受信回路と誤り訂正・検出符号・復号化回路と
記憶回路により構成し、該各々の無線端末の記憶回路は
データ処理部に接続し、携帯端末はデータ入力回路と記
憶回路と誤り訂正・検出符号・復号化回路と送受信回路
とから構成した。

〔作用〕

ある携帯端末がデータの送信要求を集中処理装置に送る
と、回線制御部は使用されていない無線端末を一個選択
し、該無ｖＡ端末と前記携帯端末との間に固定チャネル
又はマルチプルアクセス方式によりある無線回線を設定
する。又、別の携帯端末がデータの送信要求を集中処理
装置に送ると、回ｍＩＩＪｗ部は前記無線端末とは別の
使用されていない無線端末を一個選択し、前記無線回線
とは異なる無線回線を固定チャネル方式またはマルチプ
ルアクセス方式により設定する。このように送信要求の
ある複数の携帯端末と集中処理装置の各無線端末とが回
線接続される。

携帯端末の記憶回路に入力されているデータは誤り訂正
・検出符号・復号化回路により符号化され、送受信回路
から無線回線を介して集中処理装置の無線端末の送受信
回路に送られる。無線端末は符号化されたデータを受信
すると誤り訂正・検出符号・復号化回路により元のデー
タに変換し、該データを記憶回路に格納する。又、別の
携帯端末と無線端末との間のデータ伝送も同様に行われ
、伝送データは、該無線端末の記憶回路に格納される。

このように複数の携帯端末と集中処理装置の記憶回路と
の間のデータ伝送は待ち時間なしに同時に行える。

次に、データ処理部は各無線端末の記憶回路に対し、ポ
ーリング動作を行い、データが格納されている記憶回路
のデータを読み出し、データ処理を行い、該記憶回路に
データ処理部からのデータを格納する。

記憶回路にデータ処理部からのデータが格納されている
無線端末は該データを誤り訂正・検出符号・復号化回路
により符号化し、送受信回路から無線回線を介して携帯
端末の送受信回路に送る。

携帯端末は符号化されたデータを受信すると誤り訂正・
検出符号・復号化回路により元のデータに変換し、該デ
ータを記憶回路に格納する。

このように、集中処理装置は複数の携帯端末から同時に
無線伝送されたデータを一個のデータ処理部が処理する
ことができ、さらに該データ処理部からのデータを複数
の携帯端末に同時に無線伝送することが可能である。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図は、本発明の一実施例の概略図である。

集中処理装置ｌはデータ処理部２、無線端末３〜５、ア
ンテナ２３〜２５を有する。携帯端末６〜８はアンテナ
２６〜２８を存する。

第２図は、本発明の一実施例を集中処理装置のブロック
図である。無線端末３〜５はそれぞれ記憶回路１０〜１
２、誤り訂正・検出符号・復号化回路１３〜１５、送受
信回路１６〜１８を有し、回ｍ１ｕｉ部９は送受信回路
１６〜１８に接続され、データ処理部２は２４９回路１
０〜１２に接続されている。

第３図は、本発明の一実施例の携帯端末のブロック図で
ある。データ入力回路２２は記憶回路２１、誤り訂正・
検出符号・復号化回路２０を介し送受信回路１９に接続
されている。

以上のように構成された本実施例について以下その動作
を説明する。

携帯端末６のデータ入力回路２２を動作させることによ
り、送信すべきデータを記憶回路２１に格納する。この
データを集中処理装置ｌに送信させる場合、まづ送受信
回路を動作させ、集中処理装置ｌに送信要求信号を送出
する。この信号を集中処理装置ｌが受信すると、回線制
御部９は無線端末３の送受信回路１６に携帯端末６と通
信するよう指示を送る。送受信回路１６と携帯端末６の
送受信回路とは固定チャネル方式あるいはマルチプルア
クセス方式により、あるチャネルが設定される。この動
作は瞬時に完了するので、携帯端末７からの送信要求信
号が携帯端末６からの送信要求信号とほぼ同時に集中処
理装置１に送られても回線制御部９は無線端末４の送受
信回路１７に携帯端末７と通信するよう指示を送ること
ができる。送受信回路１７と携帯端末フの送受信回路と
は送受信回路１６と携帯端末の送受信回路との間に設定
されているチャネルとは別のチャネルを設定する。この
ようにして携帯端末６及び７は無線端末３及び４と接続
される０本実施例では無線端末が３個としているため携
帯端末とは同時に３台まで接続することができる。

回線が設定された無線端末３と携帯端末６との間でデー
タ伝送が行われる。即ち、記憶回路２１に格納されてい
るデータを誤り訂正・検出符号・復号化回路２０に入力
し符号化する。その符号化データを無線回線を介して送
受信回路１９から送受信回路１６に伝送する。この符号
化されたデータを誤り訂正・検出符号・復号化回路に入
力し、誤りがあれば再送要求信号を送受信回路１６から
送受信回路１９に送る。誤りが無ければこのデータを記
憶回路１０に格納し、送受信回路１６から送受信回路１
９に応答信号を送る。このようにして、携帯端末６の記
憶回路に格納されていたデータを無線端末３の記憶回路
１０に格納する。同様に、携帯端末フの記憶回路のデー
タを無ｖＡ端末４の記憶回路１１に格納する。以上のよ
うに、無線データ伝送を並列に行うことにより、複数の
携帯端末のデータを同時に記憶回路ｌθ〜１２に格納す
ることができる。

データ処理部２は記憶回路１０〜１２に対し、ポーリン
グ動作を行っている。各々の記憶回路は携帯端末からの
データの格納が完了すればそれを示すフラグを立てる。

従って、該フラグが立っている記憶回路を見つけ、デー
タ処理部は該記憶回路のデータを読み出し処理する。さ
らに、データ処理部は該記憶回路にデータ処理部からの
データを格納する。この動作を記憶回路１０〜１２に対
し順次行う。

データ処理部２からのデータが記憶回路１０に格納され
ればそれを示すフラグを立てる。該フラグが立っている
無線端末３は該データを誤り訂正・検出符号・復号化回
路１３により符号化し、送受信回路１６から無線回線を
介して携帯端末６の送受信回路に送る。携帯端末６は符
号化されたデータを受信すると誤り訂正・検出符号・復
号化回路に入力し、誤りがあれば再送要求信号を送受信
回路１９から送受信回路１６に送る。誤りが無ければこ
のデータを記憶回路２１に格納し、送受信回路１９から
送受（δ回路１６に応答信号を送る。該応答信号を受信
した無線端末３は次のデータ伝送を行うために待機する
０回４１１制御部９は、この待機状態を常に把握してい
て、次の携帯端末からの送信要求があれば、該Ｈ線端束
３とデータ伝送を行うよう指示を出す、又、無線端末４
及び５も同様のデータ伝送を同時に行うことができる。

又、本発明はデータ処理部が携帯端末からのデータを無
線端末の記憶回路から読み出し、処理を行い、該記憶回
路にデータ処理部からのデータを入力する速度は無線伝
送の速度と比べてはるかに速くなるように設定できるの
で、各携帯端末が集中処理装置とのデータ伝送に要する
時間は無線端末との間で要する時間にほぼ等しい。

（発明の効果〕 以上のように、本発明によれば複数の携帯端末から集中
処理装置に無線データ伝送を行う場合、複数の無線回線
が同時に利用でき、データ転送は双方向の無線データ伝
送を集中処理装置のデータ処理部−個で実現できる。

従って、携帯端末はデータ伝送に待ち時間が生じないの
で、転送時間が短い消費電力が削減される効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の概略図、第２図は本発明の
一実施例の集中処理装置のブロック図、第３図は本発明
の一実施例の携帯端末のブロック図である。 １・・・・・・・・集中処理装置 ２・・・・・・・・データ処理部 ３．４．５・・・・無線端末 ６．７．８・・・・携帯端末 ９・・・・・・・・回線制御部 １０、１１．１２．２１　　・・・記憶回路１３．１４
，１５．２０　・・・誤り訂正・検出符号復号化回路 １６．１？、　１８．１９　・・・送受信回路２２・・
・・・・・・データ入力回路 以上

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の携帯端末から集中処理装置に無線回線によ
   りデータを伝送する方式において、前記携帯端末はデー
   タ入力回路と記憶回路と誤り訂正・検出符号・復号化回
   路と送受信回路とから構成され、前記集中処理装置はデ
   ータ処理部と回線制御部と１個以上の無線端末とから構
   成され、前記無線端末は送受信回路と誤り訂正・検出符
   号・復号化回路と記憶回路とから構成され、前記各々の
   無線端末は任意の前記携帯端末からデータ伝送要求に応
   じて異なる無線回線が１対１に対応するように前記回線
   制御部により設定され、回線が設定された前記無線端末
   と前記携帯端末間でデータ伝送を行い、該データは前記
   無線端末の記憶回路に格納され、前記データ処理部はポ
   ーリングにより順次前記各々の無線端末の記憶回路に格
   納されているデータを読み出し処理を行い、前記無線端
   末の記憶回路のデータを書き換え、前記無線端末は前記
   データ処理部により書き換えられた前記記憶回路に格納
   されているデータを前記携帯端末に伝送するようにした
   ことを特徴とする無線データ伝送方式。
2. （２）無線回線は、前記各々の無線端末に固定チャネル
   を予め設定していることを特徴とする特許請求の範囲第
   （１）項記載の無線データ伝送方式。
3. （３）無線回線はマルチプルアクセス方式により設定さ
   れることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の
   無線データ伝送方式。