JPH05114879A - 無線通信方法 - Google Patents

無線通信方法

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JPH05114879A
JPH05114879A JP3274214A JP27421491A JPH05114879A JP H05114879 A JPH05114879 A JP H05114879A JP 3274214 A JP3274214 A JP 3274214A JP 27421491 A JP27421491 A JP 27421491A JP H05114879 A JPH05114879 A JP H05114879A
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JP
Japan
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data
communication
transmission
host computer
radio
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JP3274214A
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Yasuki Tomifuji
安紀 富藤
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、情報処理装置間のデータ通信を無線
通信によって行う方法に関し、データ伝送効率を高め、
併せてホストコンピュータの稼動率を向上させることを
目的とする。 【構成】情報処理装置3a,4a,・・・と無線機1a,2a,・・
・とを通信可能に接続し、一方、前記無線機1a,2a,・・
・は、送信するデータを蓄えておく為の送信用データバ
ッファ7a,7b,・・・と、受信したデータを蓄えておく為
の受信用データバッファ8a,8b,・・・とを備えている。
そして、情報処理装置3a,4a,・・・は、無線機1a,2a,・
・・の送信用データバッファ7a,7b,・・・および受信用
データバッファ8a,8b,・・・との間でデータの送受信を
行い、無線機1a,2a,・・・間のデータ送信およびデータ
受信は、データ送信側無線機1a(2a)の送信用データバッ
ファ7a(7b)とデータ受信側無線機2a(1a)の受信用データ
バッファ8b(8a)との間で行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置間のデー
タ通信を無線通信によって行う場合に、効率良くデータ
通信を行うための通信方法に関する。
【0002】無線通信は通信場所を特定する必要が無
く、サービスエリア内のどこからでも通信が可能であ
る。したがって、通信相手が移動することを必要とする
場合の連絡手段として極めて優れている。また、通信相
手が移動しない場合であっても、通信用ケーブル等で直
接に接続する必要が無く、敷設工事が容易である等の長
所を有している。
【0003】ところで、必要な情報を伝達する方法とし
ては、会話すなわち音声通信によって行う方法が最も容
易であるが、多くの情報を正確に早く伝達するには情報
処理装置すなわちコンピュータを用いたデータ通信が優
れている。
【0004】そこで、固定局すなわち指令局の無線機に
ホストコンピュータを接続し、他方、移動局の無線機に
はデータ端末すなわちDTE(Data Terminal Equipmen
t) を接続し、無線通信によってデータ通信を行なえる
ように構築したシステムが、広く利用されている。
【0005】一方、このような無線通信システムにおい
ては、データ送信側のホストコンピュータと無線機との
有線通信区間、およびデータ送信側の無線機とデータ受
信側の無線機との無線通信区間、データ受信側の無線機
とDTEとの有線通信区間の全ての区間に渡るデータ通
信が成功しないと、データ通信は成立しない。
【0006】他方、有線区間の通信品質は高品質で安定
しているが、無線区間の通信品質は通信空間の状況によ
って変化・悪化する特性がある。例えば、データ受信側
が移動局である場合には、通信品質が絶えず変動する。
また、移動局であるが故に、無線機とDTEとの接続に
不可抗力による断線や接続外れを生じる場合がある。
【0007】したがって、データ送信側のホストコンピ
ュータは、最終的なデータ通信相手であるDTEに、デ
ータが正しく伝送されたか否かを常に管理しながらデー
タ通信を行う必要がある。しかし、それが故にデータ伝
送効率が低くなるという短所を有している。
【0008】そのため、通信相手局ひいてはDTEとの
通信品質の如何に係わらず、情報処理装置間(ホストコ
ンピュータとDTEとの間)のデータ通信が行なえる無
線通信方法が求められている。
【0009】
【従来の技術】図4は、無線によるデータ通信システム
とその通信手順を説明する図で、(a)はシステム構成を
説明するブロック図、(b) は通信手順を説明する図、で
ある。
【0010】(1)構成 図4(a) に例示した構成は、ホストコンピュータ3とD
TE 4との間でデータ通信を行う構成である。尚、移
動局は複数存在することが常であるが、ここでは1つの
移動局で代表して表している。
【0011】一方、ホストコンピュータ3は固定局5の
無線機1と通信可能に接続し、他方、DTE 4は移動
局6の無線機2と通信可能に接続している。すなわち、
固定局5と移動局6との間において、データ通信を可能
としたシステムである。
【0012】したがって、以上のような構成において
は、ホストコンピュータ3と固定局5の無線機1との間
の有線通信区間L1 、該無線機1と移動局2の無線機2
との間の無線通信区間LR 、該無線機2とDTE 4と
の間の有線通信区間L2 を通してデータ通信を行うこと
になる。
【0013】(2)通信手順 図4(b) は、ホストコンピュータ3および無線機1,2 、
DTE4との間の通信を矢印で表している。そしてその
時系列は、図上の下方へ進行する。
【0014】ここでは、ホストコンピュータ3が管理す
るデータをDTE 4へ伝送する場合を例として、そ
の通信手順を説明する。尚、この通信手順は、データを
伝送する手順1)〜3)と、データを受信したことを返
送する手順3)〜5)とから基本的に成る。
【0015】1)ホストコンピュータ→固定局の無線機
(有線通信区間L1) 先ず、ホストコンピュータ3は、無線機1へデータ伝送
が可能か否かをENQ(Enquiry character) で問い合わ
せる。そして、データ伝送が可能である旨のACK(Ack
nowledge character) が該無線機1から返送されると、
データを該無線機1へ伝送し、その後、EOT(End-O
f-Transmission character) を伝送してデータの伝送
が終了したことを通知する。
【0016】2)固定局の無線機→移動局の無線機(無
線通信区間LR ) 固定局5の無線機1は、ホストコンピュータ3から送ら
れて来るデータを順次に送信する。そして、そのデー
タを移動局6の無線機2が受信する。
【0017】 3)移動局の無線機←→DTE(有線通信区間L2 ) 固定局5から送信されたデータを受信した移動局6の無
線機2は、データ伝送が可能か否かをDTE 4にEN
Qで問い合わせ、ACKが返送されると受信したデータ
を順次に伝送する。
【0018】他方、データを受信したDTE 4は、
該データの受信が完了するとACKを無線機2へ返送
する。
【0019】4)固定局の無線機←移動局の無線機(無
線通信区間LR ) DTE 4からデータ受信完了を通知された移動局6の
無線機2は、その旨を表すACKを送信する。そして、
そのACKを固定局5の無線機1が受信する。
【0020】5)ホストコンピュータ←固定局の無線機
(有線通信区間L1) 移動局6から送信されたACKを受信した固定局5の無
線機1は、データ伝送が可能か否かをホストコンピュー
タ3にENQで問い合わせ、ACKが返送されると移動
局6から送信してきたACKすなわち送信結果を伝送す
る。そして、EOTを伝送し、1つのデータ伝送が完了
する。
【0021】以上の1)〜5)の手順である。尚、引き
続き伝送するデータ(・・・)が存在する場合は、
再び手順1)へ戻って以上の作業を繰り返し実行する。
【0022】すなわち、ホストコンピュータ3は、全て
の通信区間L1 ,LR ,L2 でデータ伝送が成功したか
否かを責任を持って管理している。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような通
信方法には、次のような問題がある。
【0024】1. 有線通信区間L1 および無線通信区間
R 、有線通信区間L2 の何れかの通信区間においてデ
ータ伝送に失敗した場合、すなわち誤り訂正不能なエラ
ーを生じたか若しくはデータ伝送が不能となった場合
は、全ての通信区間L1 ,LR ,L2 の通信が失敗とし
て取り扱われ、ホストコンピュータ3は再びデータ伝送
を試みる必要がある。
【0025】2. 前記1.に原因して、情報処理装置(ホ
ストコンピュータ3やDTE 4)間のデータ通信は、
無線通信区間LR における通信品質に直接的な影響を受
ける。
【0026】すなわち、無線通信区間LR の通信品質は
通信空間の状況によって変化・悪化する特性があり、例
えば、データ受信側が移動局である場合には、通信品質
が絶えず変動・悪化する。
【0027】そして、通信品質が悪化する度にデータ伝
送が失敗し、該データの再送を行う必要がある。
【0028】3. 移動局6の無線機2にDTE 4接続
してデータ通信を行っている場合、移動局という厳しい
環境であるが故に、無線機2とDTE 4との接続に不
可抗力による断線や接続外れを生じる場合がある。そし
てこのような場合においては、データ通信が全く不可能
となる。
【0029】4. 前記1.〜3.に原因して、データ伝送効
率が向上しない。
【0030】5. ホストコンピュータ3は、データ伝送
が完了するまでの間は該データ伝送に責任を有する。そ
のため、前記1.〜4.に原因して、ホストコンピュータ3
の稼動率が低下し易い。以上の1.〜5.のような問題を有
している。
【0031】本発明の技術的課題は、データ伝送を行う
従来の無線通信方法における以上のような問題を解消
し、無線通信区間におけるデータ伝送に独立性を与える
通信方法を確立することによって、データ伝送効率を高
め、併せてホストコンピュータの稼動率を向上させるこ
とにある。また、無線機とDTEとの接続状況に係わら
ず無線通信区間のデータ伝送を可能とすることにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の基本原
理を説明する図で、(a) は構成を説明するブロック図、
(b) は通信手順を説明する図、である。尚、(b) におい
ては通信作業を矢印で表し、その時系列は図上の下方へ
進行する。
【0033】本発明は、無線機にデータバッファを備え
ていて、各通信区間L1 ,LR ,L 2 におけるデータ伝
送を該データバッファを通して行うところに特徴があ
る。
【0034】すなわち、情報処理装置3a,4a,・・・と無
線機1a,2a,・・・とを通信可能に接続し、該情報処理装
置3a,4a,・・・間のデータ通信を無線通信によって行う
方法であって、前記無線機1a,2a,・・・は、送信するデ
ータを蓄えておく為の送信用データバッファ7a,7b,・・
・と、受信したデータを蓄えておく為の受信用データバ
ッファ8a,8b,・・・とを備えている。
【0035】そして、情報処理装置3a,4a,・・・は、無
線機1a,2a,・・・の送信用データバッファ7a,7b,・・・
および受信用データバッファ8a,8b,・・・との間でデー
タの送受信を行い、無線機1a,2a,・・・間のデータ送信
およびデータ受信は、データ送信側無線機1a(2a)の送信
用データバッファ7a(7b)とデータ受信側無線機2a(1a)の
受信用データバッファ8b(8a)との間で行う無線通信方法
である。
【0036】
【作用】本発明の無線通信方法は、送信用および受信用
データバッファ7a,7b,8a,8b を通してデータ伝送を行う
構成である。したがって、情報処理装置3aと無線機1aと
の間の有線通信区間L1 における通信と、無線機1aと無
線機2aとの間の無線通信区間LR における通信、および
無線機2aと情報処理装置4aとの間の有線通信区間L2
おける通信および通信制御に、時間的な独立性を与える
ことができる。
【0037】すなわち、有線通信区間L1,L2 の通信に
対して、無線通信区間LR の通信に独立性を与えること
ができる。
【0038】その結果、通信品質が変化・悪化し易い無
線通信区間LRの影響を、通信品質が安定・高品質であ
る有線通信区間L1,L2 へ直接的に与えることが無くな
る。
【0039】また、データバッファ7a,7b,8a,8b に多く
のデータを蓄えることができるように構成することで、
有線通信区間L1,L2 のデータ伝送効率が向上する。す
なわち、無線通信区間LR のデータ伝送速度と比較し
て、有線通信区間L1,L2 のデータ伝送速度は一般的に
高速化できる為である。
【0040】
【実施例】次に、本発明による無線通信方法を、実際上
どのように具体化できるかを実施例で説明する。
【0041】(1)構成 図2は、実施例の構成を説明する図で、(a) は通信シス
テム構成を説明する図、(b) は通信データのフォーマッ
トを説明する図、である。
【0042】本実施例は、固定局5のホストコンピュー
タ3と移動局6のDTE4との間のデータ通信を、無線
機1bおよび無線機2bを介して行う構成である。
【0043】各無線機1b,2b にはそれぞれ送信用データ
バッファ7c,7d と受信用データバッファ8c,8d 、および
データ伝送制御を行う通信制御部11a,11b を備えてい
る。
【0044】ちなみに、本実施例では、データバッファ
7c,8c(7d,8d)と通信制御部11a(11b)を1つのユニットに
ユニット化して構成し、DCU-1 9およびDCU-2
10(DCU:Data Comunication Unit) として無線機1
b,2b に組み込む構成としている。
【0045】また、送信用データバッファ7c,7d の容量
を4Kバイト、受信用データバッファ8c,8d の容量を8
Kバイトとした。尚、これらをマイクロコンピュータシ
ステムで構成すれば容易に構成することができる。
【0046】もちろん、通信制御部11b,11b は無線機1
b,2bの制御部とも連繋し、該無線機1b,2b の送受信制御
をデータの送受信に合わせて実行する他方、通信データ
の構成は全長で 251バイトあり、ヘッダとしてコマンド
部b1に2バイト、車番部 b2に3バイト、シーケンスナ
ンバ部 b3 に4バイトを設け、その後にデータ部 b4
242バイト設けた構成である。
【0047】そして、コマンド部 b1 は、通信の種類す
なわち個別通信や同報通信等の種類を表す。また、車番
部 b2 は通信先の車輛管理番号を表し、シーケンスナン
バ部b3 はデータ部 b4 のデータ管理番号を表してい
る。
【0048】(2)データの流れ ホストコンピュータ3とDTE 4との間のデータ通信
が、どのような経路を通して行われるかを、予め説明す
る。
【0049】すなわち、ホストコンピュータ3上で作動
しているアプリケーションプログラムAPL-1からの送
信データTXDATA-1は、有線の通信手順(例えば、BS
C手順やFTS手順、TTY手順等々)でDCU-1
の送信用バッファ7cに入り、無線の通信手順で無線機1b
からデータ伝送先の無線機2bへ送る。
【0050】そして、データを受信した該無線機2bはD
CU-210の受信用データバッファ8dへその受信データを
格納し、受信データRXDATA-1として有線の通信手順で
DTE 4へ出力する。
【0051】DTE 4上で作動しているアプリケーシ
ョンプログラムAPL-2は、受信したデータを処理し、
表示等を行う。
【0052】逆に、DTE 4からホストコンピュータ
3にデータを伝送する場合は、同様の手順で逆方向へデ
ータが流れる。すなわち、送信データTXDATA-2は、D
CU -2 10の送信用データバッファ7d → 無線機2b
→ 無線機1b → DCU-19の受信用データバッファ8
c の順で伝送し、最終的に受信データRXDATA-2とし
てホストコンピュータ3へ伝送する。
【0053】(3)通信手順 図3は、実施例の通信手順を説明する図である。尚、同
図においては通信作業を矢印で表し、その時系列は図上
の下方へ進行する。
【0054】ここでは、ホストコンピュータ3が管理す
るデータをDTE 4へ伝送する場合を例として、そ
の通信手順を説明する。
【0055】 1)ホストコンピュータ→DCU-1(固定局の無線機) 先ず、ホストコンピュータ3は、DCU-1 9へデータ
伝送が可能か否かをENQで問い合わせる。そして、デ
ータ伝送が可能である旨のACKが該DCU-19から返
送されると、データを該DCU-19へ伝送する。
【0056】DCU-1 9は、前記伝送データを受信
完了すると、それらのデータの全てを受信した意味のE
OTを返送する。
【0057】したがって、伝送するべきデータがホスト
コンピュータ3に複数存在する場合は、それらのデータ
を、DCU-1 9の送信用データバッファ7cの最大記憶
容量まで順次・一括して伝送することができる。
【0058】2)固定局の無線機(DCU-1)←→移動
局の無線機(DCU-2) 固定局5の無線機1bは、DCU-1 9の送信用データバ
ッファ7cに蓄えられたデータを順次に送信する。そし
て、そのデータを移動局6の無線機2bが受信し、DC
-2 10の受信用データバッファ8dに格納する。
【0059】一方、データを受信した無線機2bは、該
データの受信が完了するとその旨を通知するACKを
送信する。
【0060】他方、固定局5の無線機1bは、先のACK
を受信することで無線通信区間LR のデータ伝送が成功
したことを確認・認識する。
【0061】 3)ホストコンピュータ←DCU-1(固定局の無線機) 移動局6の無線機2bから送信されたACKを受信した固
定局5の無線機1bは、データ伝送が可能か否かをホスト
コンピュータ3にENQで問い合わせ、ACKが返送さ
れると移動局6から送信してきたACKすなわち送信結
果を伝送する。
【0062】送信結果を受信したホストコンピュータ3
は、その旨を意味するEOTを返送する。
【0063】4)DCU-2(移動局の無線機)→DTE DCU-2 10の受信用データバッファ8dに受信データが
格納されると、該DCU-2 10は、データ伝送が可能か
否かをDTE 4にENQで問い合わせ、ACKが返送
されると受信したデータを順次に伝送する。
【0064】他方、データを受信したDTE 4は該
データの受信が完了すると、その旨を通知するEOT
をDCU-2 10へ返送する。
【0065】(4)シーケンスナンバとデータ伝送管理 本実施例においては、ホストコンピュータ3(あるいは
DTE 4)から伝送されたデータは、DCU-1 9お
よびDCU-2 10に一時的に蓄えられて送受信制御・管
理が行われる。そして、その通信結果のみをホストコン
ピュータ3に報告するように制御する。
【0066】したがって、前記(3)の1)で説明した
ように、ホストコンピュータ3から伝送されてデータバ
ッファに蓄えられたデータが複数存在する場合、各デー
タごとに送受信制御およびそれらの管理を行う必要があ
る。すなわち、その為にシーケンスナンバが存在する。
例えば、どのデータ伝送が成功し、どのデータ伝送が失
敗したか等々は、シーケンスナンバによって管理するこ
とができる。
【0067】また、データ伝送後のホストコンピュータ
3は、DCU-19から返送される通信結果だけを管理す
ればよい。したがって、図3中に示した※Aの期間は、
通信回線を離れて他の処理作業を実行することができ
る。
【0068】
【発明の効果】以上のように本発明の無線通信方法によ
れば、無線通信区間におけるデータ伝送制御に独立性を
与えることが可能となる。
【0069】したがって、ホストコンピュータやDTE
等の情報処理装置が、無線通信区間の通信品質の影響を
直接的に受けることが無い。
【0070】また、データバッファにデータを格納・保
持して蓄えておくことが可能であるので、情報処理装置
の作動上において最も都合の良いタイミングでデータ伝
送を行うことができる。ちなみに、データ伝送タイミン
グとは別のタイミングにおいて情報処理装置をデータバ
ッファに接続し、該データバッファに蓄えられたデータ
を出力することもできる。
【0071】その結果、データ伝送効率の向上とホスト
コンピュータの稼動率の向上とを両立することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理を説明する図で、(a) は構成
を説明するブロック図、(b) は通信手順を説明する図、
である。
【図2】実施例の構成を説明する図で、(a) は通信シス
テム構成を説明する図、(b) は通信データのフォーマッ
トを説明する図、である。
【図3】実施例の通信手順を説明する図である。
【図4】無線によるデータ通信システムとその通信手順
を説明する図で、(a) はシステム構成を説明するブロッ
ク図、(b) は通信手順を説明する図、である。
【符号の説明】
1,1a,1b 無線機 2,2a,2b 無線機 3 ホストコンピュータ 3a 情報処理装置 4 DTE(Data Terminal Equip
ment) 4a 情報処理装置 5 固定局 6 移動局 7a,7b,7c,7d 送信用データバッファ 8a,8b,8c,8d 受信用データバッファ 9 DCU-1(DCU:DataComu
nication Unit) 10 DCU-2 11a,11b 通信制御部 L1,L2 有線通信区間 LR 無線通信区間 TXDATA-1, TXDATA-2 送信データ RXDATA-1, RXDATA-2 受信データ b1 コマンド部 b2 車番部 b3 シーケンスナンバ部 b4 データ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置(3a,4a, ・・・) と無線機
    (1a,2a, ・・・) とを通信可能に接続し、該情報処理装
    置(3a,4a, ・・・) 間のデータ通信を無線通信によって
    行う方法であって、 前記無線機(1a,2a, ・・・) は、送信するデータを蓄え
    ておく為の送信用データバッファ(7a,7b, ・・・) と、
    受信したデータを蓄えておく為の受信用データバッファ
    (8a,8b, ・・・) とを備え、 情報処理装置(3a,4a, ・・・) は、無線機(1a,2a,・・
    ・) の送信用データバッファ(7a,7b, ・・・) および受
    信用データバッファ(8a,8b, ・・・) との間でデータの
    送受信を行い、 無線機(1a,2a, ・・・) 間のデータ送信およびデータ受
    信は、データ送信側無線機(1a)(2a)の送信用データバッ
    ファ(7a)(7b)とデータ受信側無線機(2a)(1a)の受信用デ
    ータバッファ(8b)(8a)との間で行うこと、 を特徴とする無線通信方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008022560A (ja) * 2006-02-10 2008-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線通信システム
US8130684B2 (en) 2006-02-10 2012-03-06 Panasonic Corporation Wireless communication system for wirelessly transmitting and receiving CEC message

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