JPH0621924A - 無線通信方法 - Google Patents

無線通信方法

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Publication number
JPH0621924A
JPH0621924A JP3286712A JP28671291A JPH0621924A JP H0621924 A JPH0621924 A JP H0621924A JP 3286712 A JP3286712 A JP 3286712A JP 28671291 A JP28671291 A JP 28671291A JP H0621924 A JPH0621924 A JP H0621924A
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JP
Japan
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data
communication
retransmission
radio
transmission
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Application number
JP3286712A
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English (en)
Inventor
Yasuki Tomifuji
安紀 富藤
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、情報処理装置間のデータ通信を無線
通信によって行う方法に関し、無駄の無いデータ伝送と
高い通信品質とを両立した通信システムを実現すること
を目的とする。 【構成】各無線機1a,2a には、送信用データバッファ7
c,7d と受信用データバッファ8c,8d 、および再送信用
データバッファ11a,11b を備えている。そして、各情報
処理装置3a,4a は、無線機1a,2a の送信用データバッフ
ァ7c,7d および受信用データバッファ8c,8d を通してデ
ータの送受信行う。しかし、データ送信側無線機が送信
したデータがデータ受信側無線機に受信されなかった
場合は当該データを繰り返し送信すると共に、予め決
めた所定の回数jに渡って再送信を行っても当該データ
が受信されない場合は、当該データを再送信用デー
タバッファ11a に格納し、予め決めた所定の時間t後に
前記再送信用データバッファ11a 中の当該データの再
送信を行う無線通信方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置間のデー
タ通信を無線通信によって行う場合に、効率良く通信を
行うことができる通信方法に関する。
【0002】無線通信は通信場所を特定する必要が無
く、サービスエリア内のどこからでも通信が可能であ
る。したがって、通信相手が移動することを必要とする
場合の連絡手段として極めて優れている。また、通信相
手が移動しない場合であっても、通信用ケーブル等で直
接に接続する必要が無く、敷設工事が容易である等の長
所を有している。
【0003】ところで、必要な情報を伝達する方法とし
ては、会話すなわち音声通信によって行う方法が最も容
易であるが、多くの情報を正確に早く伝達するには情報
処理装置すなわちコンピュータを用いたデータ通信が優
れている。
【0004】そこで、固定局すなわち指令局の無線機に
ホストコンピュータを接続し、他方、移動局の無線機に
はデータ端末すなわちDTE(Data Terminal Equipmen
t) を接続し、無線通信によってデータ通信を行なえる
ように構築したシステムが、広く利用されている。
【0005】一方、無線機に送信用および受信用のデー
タバッファを設け、データ送信側の無線機とデータ受信
側の無線機との無線通信区間の通信とその通信制御に独
立性を与え、ホストコンピュータとDTEとの間のデー
タ通信が、無線通信区間の通信品質に直接的に影響を受
けない通信方法が提案(特願平3−274214,特願
平3−279292,特願平3−281536)されて
いる。
【0006】そしてそこには、データ伝送効率の向上と
ホストコンピュータの稼動率の向上とが両立できること
が証明されている。
【0007】他方、無線通信区間の通信品質は通信空間
の影響を受ける為、時として受信したデータに受信エラ
ーを発生する場合がある。特に、一方の無線局が移動し
ている場合は著しい。したがってこのような場合は、当
該データを再送信して正しいデータが受信されるように
通信制御を行っている。
【0008】しかし、データを直ちに再送信しても再び
受信エラーを発生する場合がある。そのため、データの
再送信を適切なタイミングで行う無線通信方法が求めら
れている。
【0009】
【従来の技術】(1)無線機がデータバッファを備えた
通信システムの構成 図5は、データバッファを備えた無線通信システムを説
明するブロック図である。
【0010】すなわち、固定局5のホストコンピュータ
3と移動局6のDTE 4との間のデータ通信を、無線
機1および無線機2を介して行う構成である。そして、
各無線機1,2 にはそれぞれ送信用データバッファ7a,7b
と受信用データバッファ8a,8b 、およびデータ伝送制御
を行う通信制御部10a,10b を備えている。
【0011】ちなみに、図5に示した従来例において
は、データバッファ7a,8a(7b,8b)と通信制御部10a(10b)
を1つのユニットにユニット化して構成し、DCU-1 9
a およびDCU-2 9b (DCU:Data Comunication Un
it) として無線機1,2 に組み込む構成としている。尚、
これらをマイクロコンピュータシステムで構成すれば容
易に構成することができる。
【0012】もちろん、通信制御部10a,10b は無線機1,
2 の制御部とも連繋し、該無線機1,2 の送受信制御をデ
ータの送受信に合わせて実行する。
【0013】(2)データの流れ ホストコンピュータ3とDTE 4との間のデータ通信
が、どのような経路を通して行われるかを、予め説明す
る。
【0014】すなわち、ホストコンピュータ3上で作動
しているアプリケーションプログラムAPL-1からの送
信データTXDATA-1は、有線の通信手順(例えば、BS
C手順やFTS手順、TTY手順等々)でDCU-1 9a
の送信用バッファ7aに入り、無線の通信手順で無線機1
からデータ伝送先の無線機2へ送る。
【0015】そして、データを受信した該無線機2はD
CU-2 9b の受信用データバッファ8bにその受信データ
を格納し、受信データRXDATA-1として有線の通信手順
でDTE 4へ出力する。
【0016】DTE 4上で作動しているアプリケーシ
ョンプログラムAPL-2は、受信したデータを処理し、
表示等を行う。
【0017】逆に、DTE 4からホストコンピュータ
3にデータを伝送する場合は、同様の手順で逆方向へデ
ータが流れる。すなわち、送信データTXDATA-2は、D
CU -2 9b の送信用データバッファ7b → 無線機2
→ 無線機1 → DCU-19aの受信用データバッファ
8a の順で伝送し、最終的に受信データRXDATA-2とし
てホストコンピュータ3へ伝送する。
【0018】(3)通信手順 図6は、従来の通信手順を説明する図で、(a) は1回の
データ送信でエラー無く受信された場合の通信手順を説
明する図、(b) はデータの受信エラーが発生した為にデ
ータの再送信を行う場合の通信手順を説明する図、であ
る。尚、同図においては通信作業を矢印で表し、その時
系列は図上の下方へ進行する。
【0019】ここでは、ホストコンピュータ3が管理す
るデータをDTE 4へ伝送する場合を例として、そ
の通信手順を説明する。(図6(a) 参照)
【0020】1)ホストコンピュータ→DCU-1(固定
局の無線機) ホストコンピュータ3がDCU-1 9a にデータを伝送
すると、DCU-1 9aは該データを送信用データバッ
ファ7aに格納する。
【0021】2)固定局の無線機(DCU-1)←→移動
局の無線機(DCU-2) 固定局5の無線機1は、DCU-1 9a の送信用データバ
ッファ7aに蓄えられたデータを送信する。そして、そ
のデータを移動局6の無線機2が受信し、DCU-2 9
b の受信用データバッファ8bに格納する。
【0022】一方、データを受信した無線機2は、該
データの受信が完了するとその旨を通知するACK(A
cknowledge character) を送信する。
【0023】他方、固定局5の無線機1は、先のACK
を受信することで無線通信区間LRのデータ伝送が成功
したことを確認・認識する。
【0024】3)ホストコンピュータ←DCU-1(固定
局の無線機) 移動局6の無線機2から送信されたACKを受信した固
定局5の無線機1は、移動局6から送信してきたACK
すなわち送信結果をホストコンピュータ3へ伝送する。
【0025】4)DCU-2(移動局の無線機)→DTE DCU-2 9b の受信用データバッファ8bに受信データ
を格納すると、該DCU-2 9b は、受信したデータを
DTE 4へ伝送する。
【0026】(4)データの受信エラーを発生した場合
のデータ再送信手順 受信データにエラーが発生した場合は、当該データを再
送信してエラーの無いデータが受信できるようにするし
かない。
【0027】図6(b) において、ホストコンピュータ3
が管理するデータをDTE 4へ伝送する場合を例示
した通信手順は、無線通信区間LR のデータ伝送でデー
タエラーが発生した場合、データ再送信がどのように行
われるかを示している。
【0028】すなわち、固定局5の無線機1は、DCU
-1 9a の送信用データバッファ7aに蓄えられたデータ
を送信する。一方、該データを移動局6の無線機2が
受信し、エラーチエックを行いながらDCU-2 9b の受
信用データバッファ8bに格納する。そして、受信データ
にエラーが有った場合は、その旨を通知するNAK (ne
gative Acknowledge character) を送信する。
【0029】他方、固定局5の無線機1は、先のNAK
を受信することで無線通信区間LRのデータ伝送が失敗
したことを確認・認識する。そこで、再びデータを送
信し、データ伝送を試みる。その結果、移動局の無線機
2が該データをエラー無く受信できたならば、その旨
を通知するACKを送信する。
【0030】ちなみに、データの再送信の回数は、一般
的に2〜3回程度に設定される場合が多い。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】無線通信区間LR に限
らず、訂正不可能な受信エラーが発生した場合は、デー
タ送信元から当該データを再送信してもらって正しいデ
ータを受信するしか方法はない。
【0032】しかし、無線通信区間LR でデータの受信
エラーが発生し、当該データの再送信を繰り返し実行し
た結果としてNAKが返送される場合は、再送信を過剰
に行ったとしてもデータ伝送が成功しないことが多い。
【0033】すなわち、極短時間に発生するノイズ等に
よって受信エラーが発生した場合においては、データの
再送信を直ちに行うことによって正しい受信データが受
信されるが、電波伝搬状態に原因して通信状態そのもの
が悪い場合は、データを再送信したとしても再び受信エ
ラーを生じることになるからである。
【0034】したがって、データの過剰な再送信は、そ
の占有時間を考えるとデータ伝送効率が低下する問題を
有している。
【0035】本発明の技術的課題は、データを再送信す
るタイミングを任意に選択することが可能な無線通信方
法を確立することによって、無駄の無いデータ伝送と高
い通信品質とを両立した通信システムを実現することに
ある。
【0036】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の基本原
理を説明する図で、(a) は構成を示すブロック図、(b)
は通信手順を説明する図、である。尚、(b) においては
通信作業を矢印で表し、その時系列は図上の下方へ進行
する。
【0037】本発明は、再送信する必要のあるデータを
格納・保持する専用のデータバッファを別途に備えてい
て、該再送信用データバッファに格納されているデータ
を、予め設定した再送信タイミングで再送信するところ
に特徴がある。
【0038】(1)基本的な無線通信方法 情報処理装置3a,4a,・・・と無線機1a,2a,・・・とを通
信可能に接続し、各情報処理装置3a,4a,・・・間のデー
タ通信を無線通信によって行う方法であり、前記各無線
機1a,2a,・・・には、送信するデータを蓄えておく為の
送信用データバッファ7c,7d,・・・と、受信したデータ
を蓄えておく為の受信用データバッファ8c,8d,・・・、
および再送信するデータを蓄えておく為の再送信用デー
タバッファ11a,11b,・・・を備えている。
【0039】そして、各情報処理装置3a,4a,・・・は、
無線機1a,2a,・・・の送信用データバッファ7c,7d,・・
・および受信用データバッファ8c,8d,・・・との間でデ
ータの送受信を行い、また、各無線機1a,2a,・・・間の
データ送信およびデータ受信は、データ送信側無線機1a
(2a)の送信用データバッファ7c(7d)とデータ受信側無線
機2a(1a)の受信用データバッファ8d(8c)との間で行う。
【0040】しかし、一方のデータ送信側無線機1aが送
信したデータが、他方のデータ受信側無線機2aに受信
されなかった場合は、当該データを繰り返し送信する
と共に、予め決めた所定の回数jに渡って再送信を行っ
ても当該データが受信されない場合は、当該データ
を再送信用データバッファ11a に格納し、予め決めた所
定の時間t後に、前記再送信用データバッファ11a 中の
当該データの再送信を行う無線通信方法である。
【0041】(2)データ再送信のタイミングを可変す
る無線通信方法 すなわち、前記(1)の無線通信方法において、再送信
用データバッファ11aにデータを格納してから該デー
タを再送信する迄の時間tを、再送信の度毎に可変す
る無線通信方法である。
【0042】(3)データ再送信迄の間に他のデータを
送信する無線通信方法 すなわち、前記(1)および(2)の無線通信方法にお
いて、再送信用データバッファ11a にデータを格納し
てから該データを再送信する迄の間に、他のデータ
・・・を送信する無線通信方法である。
【0043】
【作用】(1)基本的な無線通信方法 無線通信区間LR でデータの受信エラーが発生し、当該
データの再送信を繰り返し実行した結果としてNAKが
返送される場合は、電波伝搬状態に原因して通信状態そ
のものが悪いことが多い。
【0044】したがってこのような場合は、暫く時間が
経過した後にデータを再送信することで、受信エラー無
くデータ伝送を行うことができる。
【0045】例えば、通信相手局が移動局であり、該移
動局がトンネル内を移動・走行しているような場合、該
移動局がトンネル内を走行して場合は電波伝搬状態が悪
いが、トンネルを抜ければ電波伝搬状態は良好な状態に
回復する。また、市街地を走行しているような場合は、
ビルディングの影響を受けて電波伝搬状態は常に変化す
る。
【0046】ところで、再送信するべきデータを送信
用データバッファ7c(7d,・・・) 内に長時間に渡って留
めておくことは、該送信用データバッファ7cの使用可能
領域を狭めることになり、他のデータ・・・の送信
を行う際に、格納領域が不足する等の問題を生じる。
【0047】そこで、再送信するべきデータを再送信
専用のデータバッファすなわち再送信用データバッファ
11a(11b,・・・) に格納・保持することで、送信用デー
タバッファ7c(7d,・・・) を送信専用に解放して使用可
能としている。
【0048】尚、再送信用データバッファ11a(11b,・・
・) への格納要件となる再送信回数jは2〜3回、ま
た、再送信データバッファ11a(11b,・・・) からのデー
タ再送信開始時間tは2〜3分、程度の値を一般的な目
安として例示することができる。もちろん、無線通信の
目的やサービスエリアの状態、通信状態などに応じて任
意に設定すればよい。
【0049】(2)データ再送信のタイミングを可変す
る無線通信方法 データの受信エラーを生じる原因には、先に上げた通信
状態の変化の他に、コンテンションを上げることができ
る。すなわち、同一通信チャネルにおいて2つ以上の無
線局がデータ送信を行った場合である。
【0050】このようなコンテンションは、データ再送
信のタイミングを各無線局において相違させることで解
決できる。
【0051】すなわち、再送信用データバッファ11a(11
b,・・・) にデータを格納してから該データを再送
信する迄の時間tを、再送信の度毎に可変することによ
ってコンテンションを防止することが可能となり、デー
タ伝送をエラー無く行うことができる。また、このこと
は、コンテンションによるデータ伝送効率の低下を防止
できることも意味している。
【0052】(3)データ再送信迄の間に他のデータを
送信する無線通信方法 データの再送信を繰り返し実行した結果としてNAK
が返送され、当該データを再送信用データバッファ11
a に格納した後、直ちに電波伝搬状態が回復する場合も
ある。
【0053】例えば、大小のビルディングが林立する市
街地を移動局が走行・移動しているような場合である。
このような場合は、移動局の走行状態と周囲のビルディ
ング等の影響を受けて電波伝搬状態は変化し、その変化
は小刻みであったり長い周期的変化を示したりする。
【0054】したがってこのような場合は、データ伝送
が失敗して当該データを再送信用データバッファ11a
(11b,・・・) に格納した後においても、他のデータ
・・・を送信して受信エラー無くデータ伝送を行うこ
とが可能となる。したがって、データ伝送効率も高くな
る。
【0055】
【実施例】次に、本発明による無線通信方法を、実際上
どのように具体化できるかを実施例で説明する。
【0056】(1)構成 図2は、実施例を説明するブロック図で、固定局と移動
局との間でデータ通信を行う為の構成を示している。
【0057】本実施例のハードウェアが、図5に示す従
来の構成と異なる点は、DCU-1 9c およびDCU-2 9
d に新たに再送信用データバッファ11c,11d を設けてい
ることである。
【0058】また、それに伴って通信制御部10c,10d の
通信制御ソフトウェアも異なっている。すなわち、送信
制御として、データ伝送に失敗したデータを再送信用デ
ータバッファ11c(11d)に格納する作業と、所定時間後に
当該データを再送信する作業を新たに追加している。
【0059】尚、DCUをマイクロコンピュータシステ
ムで構成することにより、送信用データバッファ7e(7f)
および受信用データバッファ8e(8f)、再送信用データバ
ッファ11c(11d)の設定と通信制御部10c(10d)の通信制御
ソフトウェアの変更を、容易に行うことが可能である。
【0060】ちなみに、図2中の破線で示した矢印は、
無線機1bに内蔵したDCU-1 9c の送信用データバッフ
ァ7eから、無線機2bに向けてデータを送信・伝送し、D
CU -2 9d の受信用データバッファ8fに格納されるデー
タの流れを示している。
【0061】また、図2中の一点鎖線で示した矢印は、
前記データ伝送が受信エラーによって失敗した際のデー
タの流れを示し、当該データを送信用データバッファ7e
から読み出して再送信用データバッファ11c へ格納し、
その後に無線機2bに向けて再送信し、DCU-2 9d の受
信用データバッファ8fに格納されるデータの流れを示し
ている。
【0062】(2)通信文のフォーマット 次に、有線通信区間L1,L2 の通信文フォーマットと、
無線通信区間LR の通信文フォーマットを説明する。
【0063】すなわち、ホストコンピュータ3(あるい
はDTE 4)から無線機1b(DCU-1 9b)にデータを
伝送する際の通信文のフォーマット、および、無線機1b
(2b)からデータを送信する際のデータヘッダ、データヘ
ッダに続けて送信するデータブロック、そして、受信応
答信号としての制御ヘッダのフォーマットである。
【0064】図3は、通信文のフォーマットを説明する
図で、(a) は有線通信区間の通信文のフォーマットを示
す図、また、(b) 〜(d) は無線通信区間の通信文フォー
マットで、(b) はデータヘッダのフォーマットを示す
図、(c) は制御ヘッダのフォーマットを示す図、(d) は
データブロックのフォーマットを示す図、である。
【0065】1)有線通信区間の通信文フォーマット
(図3(a)) 通信文およびデータの構成は全長で 251バイトあり、ヘ
ッダとしてコマンド部b1に2バイト、車番部 b2 に3バ
イト、シーケンスナンバ部 b3 に4バイトを設け、その
後にデータ部 b4 を最大で 242バイト設けた構成であ
る。
【0066】そして、コマンド部 b1 は、通信の種類す
なわち個別通信や同報通信等の種類を表す。また、車番
部 b2 は通信先の車輛管理番号を表し、シーケンスナン
バ部b3 はデータ部 b4 のデータ管理番号を表してい
る。
【0067】尚、ホストコンピュータ3から伝送されて
送信用データバッファ7eに蓄えられたデータが複数存在
する場合は、各データごとに送受信制御およびそれらの
管理を行う必要がある。すなわち、その為にシーケンス
ナンバが存在する。例えば、どのデータ伝送が成功し、
どのデータ伝送が失敗したか等々は、シーケンスナンバ
によって管理する仕組みである。
【0068】2)データヘッダ(図3(b)) データヘッダは全長で48ビットとし、その割り当てはコ
マンド部b5に5ビット、モード部b6に2ビット、送出ブ
ロック数部b7に4ビット、最終ブロックデータ有効数部
b8に5ビット、転送先部b9に16ビット、転送元部b10
に16ビットである。
【0069】そして、コマンド部b5は、通信の種類すな
わち個別通信や同報通信等の種類を表す。また、モード
部b6は、送信の種類すなわち1回目の送信や再送信等の
種類を表し、送出ブロック数部b7は、送信するブロック
数を表す。
【0070】さらに、最終ブロックデータ有効数部b
8は、送信するデータをブロックに分割した際に最終ブ
ロックに何バイトのデータが存在するかを表し、転送先
部b9は、データの送り先(通信相手局)を表し、転送元
部b10 は、データの送り元を表す。
【0071】3)制御ヘッダ(図3(c)) 制御ヘッダも全長で48ビットとし、その割り当てはコマ
ンド部b11 に5ビット、自局状態部b12 に3ビッ
ト、指示ブロック数部b13 に4ビット、再送要求ブロ
ック数部b14 に4ビット、要求ブロック指示部b15
に16ビット、転送先部b16 に16ビットである。
【0072】そして、コマンド部b11 はACKおよび
NAK等の受信応答信号の種類を表す。また、自局状態
部b12 は当該局の無線機と情報処理装置(ホストコン
ピュータ3やDTE 4)との間の通信状態の正常/異
常を表し、指示ブロック数部b13 はデータ送信元が指
示した総ブロック数、すなわち前記1)の送信ブロック
数部b7の値をエコーバックとして表す。
【0073】さらに、再送要求ブロック数部b14 は受
信エラーを生じたブロックの数を表し、要求ブロック指
示部b15 は受信エラーを生じたブロックをビットパタ
ーンで表し、転送先部b16 は当該制御ヘッダの送り先
を表す。
【0074】4)データブロック(図3(d)) 本実施例においては、データを予め定めた所定の大きさ
のブロックに分割して送信する。そして、1つのブロッ
ク当たり23バイト分のデータをブロック化する。しか
し、各ブロックを識別する為のブロック番号部b17
考慮すれば、24バイト分のデータを1つのブロックに分
割することになる。
【0075】そして、データをブロック化するに当たっ
ては、6バイト単位でBCH(Bose-Chaudhuri-Hocqueng
hem code) エンコード処理を行い、その際に21ビットの
検査ビットを付加する。
【0076】すなわち、データブロックの構造は、ブロ
ック番号部b17 に1バイトを割り当て、続いてデータ
部b18 にデータの1〜5バイトを割り当てる。そして
その後に検査ビット部b19 を付加する。
【0077】同様に、データ部b20 にデータの6〜11
バイトを割り当て、その後ろに検査ビット部b21 を付
加し、データ部b22 にデータの12〜17バイトを割り当
て、その後ろに検査ビット部b23 を、データ部b24
にデータの18〜23バイトを割り当て、その後ろに検査ビ
ット部b25 を付加した構造である。
【0078】そして、当該データブロックを送信する際
には、インターリーブ処理を行ってから送信する仕組み
である。
【0079】したがって、当該送信データを受信した無
線機2bは、受信データにデインターリーブ処理とBCH
デコード処理を行って元のデータを復元する。
【0080】(3)通信手順 本発明の特徴は、無線機に組み込んだDCUの作動すな
わちその通信制御手順に集約的に表現されている。尚、
DCU-1 9c およびDCU-2 9d の通信制御を司るのは
通信制御部10c,10d であり、また、該通信制御部10c,10
d に連繋する無線機1b,2b の制御部である。但し、図2
においては無線機1b,2b の制御部を捨象して図示してい
ない。
【0081】そこで、DCUによる通信制御がどのよう
な手順で行われるかを説明する。尚、BCHエンコード
処理およびBCHデコード処理、インターリーブ処理お
よびデインターリーブ処理、については捨象して説明す
る。
【0082】図4は、通信手順を説明する図で、(a) は
通信手順を時系列的に表した図、(b) は通信制御部が実
行するデータ送信手順を説明するフローチャート、(c)
は通信制御部が実行するデータ再送信手順を説明するフ
ローチャート、である。尚、(a) においては通信作業を
矢印で表し、その時系列は図上の下方へ進行する。
【0083】1)データ送信手順と再送信手順の時系列
(図4(a)) 本実施例は、DCU-1 9c (無線機1b) の送信用データ
バッファに蓄えてあるデータを、n個のデータブロッ
クに分割して送信する例であり、当該データをブロッ
ク毎に1/n,1/n,1/n,・・・n/nの順で送信する。そし
て、仮にデータ受信側無線機2bすなわちDCU-2 9d に
おいて受信エラーを生じた場合は、受信エラーを生じた
データブロックのみを再送要求する仕組みである。
【0084】図4(a) においては、データの全てのデ
ータブロック1/n 〜n/nを受信したDCU-2 9d が、デ
ータブロックm/n に受信エラーがあったことをDCU-1
9cに通知(NAK,m/n)することを例示している。
【0085】そのため、DCU-1 9c は、データのデ
ータブロックm/n の再送信を直ちに行うが、再び2回に
渡って送信に失敗し、その結果として、送信用データバ
ッファ中のデータを再送信用データバッファに格納し
ている。そして、データの送信を開始する。尚、図4
(a) の例においては、データの送信には成功し、DC
-2 9d の受信用データバッファにデータが格納され
ることを示している。
【0086】その後、例えば3min 後に、DCU-1 9c
は再送信用データバッファに保持されているデータを
再送信する。そして、該データが受信エラー無く通信
相手局に受信されれば、当該局DCU-2 9d の受信用デ
ータバッファにデータが格納される。
【0087】すなわち、データ受信側の無線機を搭載し
た移動局がトンネル内を走行している場合や、ビルディ
ング等の多い市街地を走行している場合であれば、暫く
時間が経過した後には電波伝搬状態も回復し、データ受
信時に受信エラーを生じることも無い。もちろん、移動
局は固定局のサービスエリア内を移動・走行しているこ
とが前提である。
【0088】2)通信制御部の作業手順(図4(b)(c)) データを送信する際の作業手順は、先ずステップ S101
で送信するデータが有るか否かを判断し、送信するデー
タが有る場合にのみステップ S102 で当該データを送信
する。
【0089】続いて、ステップ S103 でデータ送信が成
功したか否かを判断し、成功したならばステップ S101
に戻って以上の作業を繰り返し実行する。しかし、デー
タ送信が失敗であったならば、すなわちデータの送信を
3回に渡って繰り返し実行してもデータ受信側無線機に
受信エラーが発生しているならば、ステップ S104 で当
該データを再送信用データバッファに格納する。
【0090】そして、ステップ S105 で再送信タイミン
グを決定するタイマを起動する。ちなみに本実施例にお
いては、3min のタイマである。
【0091】他方、データを再送信する際の作業手順
は、ステップ S201 でタイマが3minをカウントしたか
否かを判断し、3min を経過した場合にのみステップ S
202 で再送信用データバッファ中のデータを送信する。
【0092】
【発明の効果】以上のように本発明の無線通信方法によ
れば、再送信する必要のあるデータを格納・保持する再
送信用データバッファを備えることによって、予め設定
したタイミングで再送信用データバッファ中のデータを
再送信することができる。
【0093】そのため、電波伝搬状態が変化してデータ
の受信エラーを生じるような場合においても、適切なタ
イミングを選択して当該データの再送信を行うことがで
きるようになる。
【0094】したがって、無駄の無いデータ伝送を行う
ことができるようになる。また、データ再送信迄の間に
他のデータの送信・伝送を行うこともできるので、効率
の良い運用を行うことができるようになる。
【0095】その結果、効率良くデータ伝送を行うこと
ができると共に、高い通信品質を備えた通信システムを
構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理を説明する図で、(a) は構成
を示すブロック図、(b) は通信手順を説明する図、であ
る。
【図2】実施例を説明するブロック図で、固定局と移動
局との間でデータ通信を行う為の構成を示している。
【図3】通信文のフォーマットを説明する図で、(a) は
有線通信区間の通信文のフォーマットを示す図、また、
(b) 〜(d) は無線通信区間の通信文フォーマットで、
(b) はデータヘッダのフォーマットを示す図、(c) は制
御ヘッダのフォーマットを示す図、(d) はデータブロッ
クのフォーマットを示す図、である。
【図4】通信手順を説明する図で、(a) は通信手順を時
系列的に表した図、(b) は通信制御部が実行するデータ
送信手順を説明するフローチャート、(c) は通信制御部
が実行するデータ再送信手順を説明するフローチャー
ト、である。
【図5】データバッファを備えた無線通信システムを説
明するブロック図である。
【図6】従来の通信手順を説明する図で、(a) は1回の
データ送信でエラー無く受信された場合の通信手順を説
明する図、(b) はデータの受信エラーが発生した為にデ
ータ再送信を行う場合の通信手順を説明する図、であ
る。
【符号の説明】
1,1a,1b 無線機 2,2a,2b 無線機 3 ホストコンピュータ 3a 情報処理装置 4 DTE(Data Terminal Equip
ment) 4a 情報処理装置 5 固定局 6 移動局 7a,7b,7c,7d,7e,7f 送信用データバッファ 8a,8b,8c,8d,8e,8f 受信用データバッファ 9a,9c DCU-1(DCU:Data Com
unication Unit) 9b,9d DCU-2 10a,10b,10c,10d 通信制御部 11a,11b,11c,11d 再送信用データバッファ L1,L2 有線通信区間 LR 無線通信区間 TXDATA-1, TXDATA-2 送信データ RXDATA-1, RXDATA-2 受信データ b1 コマンド部 b2 車番部 b3 シーケンスナンバ(No)部 b4 データ部 b5 コマンド部 b6 モード部 b7 送出ブロック数部 b8 最終ブロックデータ有効数部 b9 転送先部 b10 転送元部 b11 コマンド部 b12 自局状態部 b13 指示ブロック数部 b14 再送要求ブロック数部 b15 要求ブロック指示部 b16 転送先部 b17 ブロック番号部 b18,b20,b22,b24 データ部 b19,b21,b23,b25 検査ビット部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報処理装置(3a,4a, ・・・) と
    複数の無線機(1a,2a, ・・・) とを通信可能に接続し、
    各情報処理装置(3a,4a, ・・・)間のデータ通信を無線
    通信によって行う方法であって、 前記各無線機(1a,2a, ・・・) は、送信するデータを蓄
    えておく為の送信用データバッファ(7c,7d, ・・・)
    と、受信したデータを蓄えておく為の受信用データバッ
    ファ(8c,8d, ・・・) 、および再送信するデータを蓄え
    ておく為の再送信用データバッファ(11a,11b, ・・・)
    を備え、 各情報処理装置(3a,4a, ・・・) は、無線機(1a,2a, ・
    ・・) の送信用データバッファ(7c,7d, ・・・) および
    受信用データバッファ(8c,8d, ・・・) との間でデータ
    の送受信を行い、また、各無線機(1a,2a, ・・・) 間の
    データ送信およびデータ受信は、データ送信側無線機(1
    a)(2a)の送信用データバッファ(7c)(7d)とデータ受信側
    無線機(2a)(1a)の受信用データバッファ(8d)(8c)との間
    で行い、 一方のデータ送信側無線機(1a)が送信したデータ()
    が、他方のデータ受信側無線機(2a)に受信されなかった
    場合は、当該データ()を繰り返し送信すると共に、
    予め決めた所定の回数(j) に渡って再送信を行っても当
    該データ()が受信されない場合は、当該データ
    ()を再送信用データバッファ(11a) に格納し、予め
    決めた所定の時間(t)後に前記再送信用データバッフ
    ァ(11a) 中の当該データ()の再送信を行うこと、 を特徴とする無線通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線通信方法において、 再送信用データバッファ(11a) にデータ()を格納し
    てから該データ()を再送信する迄の時間(t)を、
    再送信の度毎に可変すること、 を特徴とする無線通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2記載の無線通信
    方法において、 再送信用データバッファ(11a) にデータ()を格納し
    てから該データ()を再送信する迄の間に、他のデー
    タ(・・・)を送信すること、 を特徴とする無線通信方法。
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