JPS6330468A - 安定化されたポリマ−,新規な安定剤及びそれらの合成方法 - Google Patents

安定化されたポリマ−,新規な安定剤及びそれらの合成方法

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JPS6330468A
JPS6330468A JP16994486A JP16994486A JPS6330468A JP S6330468 A JPS6330468 A JP S6330468A JP 16994486 A JP16994486 A JP 16994486A JP 16994486 A JP16994486 A JP 16994486A JP S6330468 A JPS6330468 A JP S6330468A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の背景) 天然又は合成物質のいずれであっても、該物質から製造
される製品が長い間市場性を維持できることを望むなら
ば、それらの物質は使用状態において品質低下に対する
満足すべき耐性を示すものでなければならない。品質低
下に対する満足すべき耐性に欠けると、それ自身構造上
の完全性を部分的又は全体的に喪失したり、製品が薄黒
くなったり色が褪せたり、可撓性や弾性を喪失したり、
これらの現象の組み合わされた現象が生じたりすること
が明らかになる。これら現象は、空気(酸素)、熱及び
光により促進又は触媒され、特に酸素存在下の高温にお
ける自動酸化の影響を受けやすい。
有機物質を保護するために、安定剤と総称される成分を
該物質に混合して品質低下を防止し抑制することができ
る。これらの安定剤は、1つのタイプの物質の酸素によ
る品質低下に対して安定化作用を有する化合物が他のタ
イプの物質に対しては比較的不活性であるというような
多様で複雑な経路で作用する。従って安定剤である化合
物は、それらがどのようなタイプの活性と安定化作用を
最も良く示すかによって、更に酸化防止剤、オゾン化防
止剤、熱安定剤及び紫外(UV)光安定剤に分類される
。多くの場合、最良の保護形態を得るために、それぞれ
一定のタイプの品質低下に対する最大の保護形態を与え
るよう特別に選択された化合物の混合物がしばしば使用
される。いくつかの場合、可塑剤としては非常に有効で
あるが、酸素及び熱による品質低下を促進しがちな可塑
剤の逆の効果に、安定剤を故意に選択して遭遇すること
がある。言い換えると、可塑化された物質は可塑剤を添
加されていないものより品質低下を受けやすいのである
。一般的で経験的なルールとして、可塑剤はその境界付
近では安定剤として有効であり、安定剤はその境界付近
では可塑剤として有効であり、更に望ましい安定剤とし
ての性質を有する化合物は、望ましくない可塑剤として
の性質を有することが多(、又はその逆の場合もあるこ
とが見出されている。
ゴム、特に合成された「天然ゴム」の安定化はその適正
な機能と長寿命のためには木質的なことである。ゴムを
劣化から保護するために多(の新規な化合物が合成され
テストされてきた。殆どの酸化防止剤は安定剤として良
好な保護を与えるが、全ての安定剤が満足できる酸化防
止活性を与えるわけではない(ポリマーの科学及び技術
事典(En−cyclopedia of 5cien
ce and Technology)第12巻btm
 267頁、ニューヨークのインターサイエンス・パブ
リソシャーズ社1970年刊)。本発明の化合物は、他
の望ましい安定化のための性質を示すが第1に酸化防止
剤であり、特に一般に「機能性液体」として知られる合
成されたエステル潤滑剤中及び合成されたジエンゴム中
で、第1の酸化防止剤、つまり単一の酸化防止剤として
使用され、望ましい場合には該第1の酸化防止剤の安定
化作用を向上させるために役立つ第2の酸化防止剤とと
もに組み合わせて使用されてもよい。第2の酸化防止剤
とともに使用される場合には達成される安定化効果は相
乗性があり、その作用は単独の酸化防止成分により示さ
れる作用の全合計を実質的に越える。
化学的にア°ミンとフェノールに分類される時の試練を
経たゴムの安定剤及びそれらのそれぞれの誘4体は依然
として使用されているが、より新規な安定剤は、活性物
質が2又はそれ以上の安定化残基の利点を結合するであ
ろうとの希望の下に、立体障害の大きいフェノール基を
、スルフィド、トリアジン、リン酸塩、亜リン酸塩等を
含む他の基と結合させている。
本発明の化合物は良く認識された安定剤の化学的分類の
いずれにも属さない。それらは置換されたアセトアミド
、より特定すると置換されたα−アミノアセトアミドで
ある。アルデトヒドとケトンの反応で生成する既知の酸
化防止剤は中位の酸素による時効硬化性のみを有し、ケ
トンとアミンの反応生成物は通常良好な酸素による時効
硬化性のみを有する(キルク及びオスマー、化学技術事
典(Encyclopedia of Chemica
l Technology)第2版、第17巻、526
頁、ニューヨークのインターサイエンス・パブリッシャ
ーズ社1968年刊)ことは注目に値する。
当業者には周知である通り、酸化防止剤である有機物質
の有効性はその中で酸化防止剤が使用される酸化可能な
物質により予測することができる。
従って、酸化防止剤はプラスチックス、エラストマー、
石油製品、合成潤滑剤、食用製品、ペイント、石鹸及び
化粧品中で使用されるが、同じタイプの酸化防止剤がプ
ラスチック又はエラストマー中、及び石油製品又は合成
潤滑剤中で有用であることは殆どない。しかし本発明の
化合物はこのような多機能的な目的を提供するものであ
り、プラスチックス、エラストマー及び特に共役ジエン
ポリマー及び通常ジ及びポリカルボキシレートタイプの
エステル潤滑剤として分類される合成された機能性液体
を含む数種の合成された樹脂状物質中で有用である。
種々のアミドが酸化防止剤として有用であることが見出
された。例えば、フェノールで置換された酸のアミドの
ような水溶性酸化防止剤が、米国特許第3,665,0
31号に開示されているように、対応する酸の反応性m
8体と対応するアミノ化合物との反応で酸アミドを生成
することにより製造されてきた。アミド調製の従来法は
、米国特許第3.780.103号が教示するように、
アルキルヒドロキシベンジルアミドも生成する。
選択されたアルキルアミノフェノールとチオシアルカッ
イル酸塩化物との反応はチオシアルカッアミドフェノー
ル化合物を生成し、関連する化合物が米国特許第3,6
76.494号、3,679゜744号及び3,694
,375号に開示されている。アミド調製の前記従来法
はいずれも本発明の化合物を生成することがない。
クロレトン(1,1,1−トリクロル−2−メチル−2
−プロパツール)をエタノール中ア斗リン及びKOHと
反応させるとα−フェニルアミノイソブチル酸アニリド
が生成することが古くから知られ、更に低収率であるが
α−ジメチル、α−アナリノ、アナリンアセトアミドに
も言及している(G、パンチ、Gazz、 China
、 Ital、第59巻、814〜24頁(1929年
)参照)。更にこの反応はアニリンと置換されたアニリ
ンにのみ適用でき、そしてたとえそうであってもクロレ
トンとアニリンよりも大きい分子量の化合物は非常に低
い収率しか与えない。
本発明は特に、(a)立体障害の大きいアセトアミド、
より特定すると立体障害の大きいα−アミノアセトアミ
ドに分類される新規な酸化防止剤及び熱安定剤、(b)
α−アミノアセトアミドを含んでいる新規な組成物、及
び(C)該α−アミノアセトアミドの新規な合成方法に
関する。これらの新規な化合物の基本的な構造は、好ま
しくはポリ置換されたα−アミノアセトアミドである。
これらの化合物は非環式であるが、これらは環化できる
置換基を含み、ダイマー及びビス化合物を形成するよう
にしてもよい。本発明の新規化合物はアミノ酸とは関連
せず、それらから誘4されるものでもない。
本発明の安定剤の合成は、水性アルカリ媒体中のある種
のオニウム塩の特異な作用により可能にされ、該作用は
1級アミン又は2級アミンのようなアミン求核試薬と、
クロロフォルムや他のトリクロルメチド発生試薬、及び
ケトン、アルデヒド、シアノヒドリン又は他のアルコキ
シドイオン発生試薬との相互作用を容易にする。窒素、
リン及び硫黄の有機性オニウム塩は周知である。それら
は水溶液中でイオン化して安定なカチオンを生成する。
ある種のオニウム塩は広い範囲の反応中の相間移動触媒
作用の主成分を提供し、その最新で包括的なレビューが
「アンゲバンテ・ケミ−英文国際版」第16巻、493
〜558頁(1977年8月)に記載されている。そこ
では、水相でオニウム塩がその当初のアニオンを他のア
ニオンと交換する種々のアニオン移動反応が論述されて
いる。
これらのイオン対は次いで水と混和しない有機液相に入
り、OH−イオンを含む移動したアニオンとそこで化学
反応を行うことを可能にする。種々の簡単な有機分子の
水と混和しない溶液を含む多くの反応が記述されている
。しかしながら、そこには本発明で記述される反応物の
相間移動触媒作用を暗示するものはない。
一部継続出願である本出願の親出願である米国特許出願
第916.639号中で特許請求された化合物の相間移
動触媒(以後簡単にrPTcJという)による合成に関
する最初の開示は、「立体障害を有するアミン。立体障
害を有する非環式α−アミノアセトアミド」という標題
で口頭発表により行われ、「ザ・ジャーナル・オブ・オ
ーガニック・ケミストリー」第45巻、3671〜3頁
(1980年)に記載された。該問題に関して本出願に
提示された理論的考察より詳細な論述がそこに提示され
ている。更に親出願で仮定したジクロルカルベンイオン
の生成は誤りで、現在本発明者が理解しているようにト
リクロルメチドイオンが生成し続いてケトン(アルデヒ
ド)と結合してオキシラン中間体を生成すると反応であ
ることが明らかになった。係属中の1981年4月3日
出願の米国特許出願第250,826号で本発明者は、
1級又は2級アミンとα−ハロアセトアミドとの縮合に
よるα−置換アセトアミドの他のPTC合成法を開示し
た。
蕨下余白 (発明の概要) 有機物、特に紫外光に敏感な合成された樹脂状物質、共
役したジエンポリマー及び合成されたポリカーボネート
タイプの「機能性液体」として知られる潤滑剤のための
卓越した安定剤である置換されたα−アミノアセトアミ
ドが見出された。特定の共役したジエンポリマーは、自
動車のタイプ、ベルト、ゴムホース等の製造に使用され
る天然又は合成ゴムである。ポリカーボネートタイプの
特定の機能性液体は1分子当たり2から約8個のカーボ
ネート基を有するものである。
酸素、熱及び光の有害な効果を受けやすい有機物質と、
約0.001重量%から約10重■%の、その中にある
アミン又はアミド窒素原子上に少なくとも1つのアルキ
レンイミン置換基(環状)をイする置換されたα−アミ
ノアセトアミドから成る新規な組成物が見出された。
更にポリ置換されたα−アミノアセトアミドがオニウム
塩を存在させた常温常圧条件下の従来装置内で容易に入
手できる出発物質を使用して触媒的に直接合成できるこ
とが見出された。このような合成法では、ケトンとアル
デヒドから成る群から選択されるアルコキシドイオン発
生試薬を例えばハロフォルムであるトリクロロメチド発
生試薬と反応させ、オニウム塩の存在下1級アミン及び
/又は2級アミンのようなアミン求核試薬とアルカリ条
件中で反応させてα−アミノアセトアミドを生成させる
。α−アミノアセトアミド上の置換基はアルコキシドイ
オン発生試薬の置換基及びアミン求核試薬の置換基を適
切に選択することにより導入することができる。
(好ましい実施例の詳細な説明) 有機物質を安定化するために使用される本発明の置換さ
れたα−アミノアセトアミドは第1に酸化防止用安定剤
(以下「酸化防止剤」という)、紫外光安定剤及び熱安
定剤であり、これらは酸化的、熱的及び熱化学的な品質
低下を受けやすい有機物質中に分散されると卓越した作
用を示す。最も特定するとこれらの安定剤は、合成され
た天然ゴム及び合成されたエステル潤滑剤用の酸化防止
−剤であり、使用される安定剤が、安定化された物質の
可撓性と磨滅を大きくロスすることなく補足的な光安定
効果を有する酸化防止剤及び熱安定剤として第1に使用
することを許容する、性質のバランスを有するものであ
る。
これらの比較的低分子量の化合物がアセトアミド基に結
合する置換されたアミノ基を含み、それらの基それぞれ
が、所望の酸化防止のための性質だけでなく好適な溶解
性と分散性で補足された熱安定化の性質を有する残基で
独立して置換されていてもよいことは特に1嬰である。
置換されたアセトアミドは通常オイル、又はアセトン、
ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
四塩化炭素、クロロフォルム、及びベンゼン及びトルエ
ンのような芳香族炭化水素には可溶であるが、脂肪族炭
化炭素やメタノール及びエタノールのような低級アルコ
ールには僅かし溶解しない高融点の結晶性固体である。
置換されたアセトアミドは一般に水に不溶であり、それ
らの色は純粋であると白から暗茶色の領域にある。
ある種の置換されたアセトアミドは、該アセトアミドと
安定化すべき有機物質との適合性に起因して、特定の用
途において他よりも有用である。
これはα位の炭素原子上の置換基のタイプ、アミンの窒
素原子及びアミドの窒素原子上の特定の置換基及び該ア
セトアミドの物理的性質等の種々のファクターの結果で
ある。使用する酸化防止剤の量は安定化すべき特定の物
質及び使用する置換されたアセトアミドによって変化す
る。しかし一般には有機物質の安定化を効果的に行うた
めに使用する酸化防止剤の量は、有機物質の重量に対し
て約0.001重雇1から約10重量%までの範囲であ
る。典型的な安定化された組成物中で使用される置換さ
れたアセトアミドの1は約0.01から約5重量%の範
囲である。
本発明の組成物は、通常脱色化及び/又は脆弱化等のよ
り明らかになる熱的又は酸化的品質低下の有害効果に対
抗するために安定化された、合成された樹脂状物質及び
合成された潤滑剤である。
これらの組成物は一般に化学光、熱及び酸素の組み合わ
せに対するより大きな安定性を達成するために第2のU
V安定剤を追加して含ませることにより利益を得ること
ができる。従って本発明の安定剤に関しては、組成物は
連続的な有機相100重量部に対して約0.1重量部か
ら約10重量部、そして好ましくは約0.2重量部から
約5重量部の範囲のUV光安定剤を含んでいてもよい。
中でも米国特許第3.325.448号、3,769゜
259号、3,920.659号、3,962゜255
号、3,966.711号及び3,971゜757号に
開示されているようないくつかのタイプの既知のUV安
定剤を使用することができる。
安定化される有機物質は低又は高分子量の物質でよく、
特にホモポリマー、コポリマー及びそれらの混合物を含
む、連続相として存在し置換されたアセトアミドにより
熱及び酸化的品質低下に対して安定化される最も好まし
い有機物質の例は、天然ゴム、及びシス−ポリイソプレ
ン、ポリブタジェン、スチレン−ブタジェンゴム、ジエ
ン−ニトリルゴム、ポリエピハロヒドリンポリマー等の
共役ジエンから形成される合成ゴム、及びポリカルボン
酸をモノヒドリックアルコールと反応させることにより
、あるいはその替わりにモノカルボン酸をポリヒドリッ
クアルコールと反応させることにより形成されるポリカ
ーボネートタイプの機能性液体である。
本発明で使用できる機能性液体の例は、次のジカルボン
酸エステル、つまりシュウ酸エステル、マロン酸エステ
ル、コハク酸エステル、グルタル酸エステル、アジピン
酸エステル、ピメリン酸エステル、スペリン酸エステル
、アゼライン酸エステルエステル、セバシン酸エステル
等:及びトリメチロールプロパン及びトリカルボキシペ
ンクンのトリエステルのようなトリカルボン酸エステル
:ペンタエリスリトールのテトラエステルのようなテト
ラカルボン酸エステル:及びジ及びトリペンタエリスリ
トールのエステルのようなより高級なポリカーボネート
である。これらのエステルの混合物を使用することもで
きる。ポリカルボン酸をポリカーボネートを合成するた
めに使用するときは、これらのエステルのアルコール残
基は通常4個と18個の間の炭素原子を、好ましくは6
個と12個の間の炭素原子を有している。同様にポリカ
ルボン酸エステルを合成するのにポリヒトリンクアルコ
ールを使用するときは、該カルボン酸残基は通常4個か
ら18個の炭素原子、好ましくは4個から12個の炭素
原子を有している。上述のエステルの混合物を使用する
こともできる。好ましいベースストックは、トリメチロ
ールプロパン及びペンタエリススリトールのエステルタ
イプである。特に好ましいものは、トリメチロールプロ
パンのトリへブタン酸エステル及びペンタエリススリト
ールのモノブチル酸エステル、トリへブタン酸エステル
である。これらのエステルは従来周知の合成の際にアゼ
ライン酸のような架橋剤を用いて架橋させてもよい。
その中に本発明の酸化防止剤を組み入れるベースストッ
クも、より少ない重量の炭化水素潤滑剤及び他の周知の
機能性液体の付加物を含むことができる。これら後者の
付加物の典型的なものは次の通りであり、全液体の通常
の重量%範囲を括弧内に示す。
(a)通常好適なキャリア中に組み入れられるアクリル
及びメタクリル酸エステルのポリマーのような粘度指数
改良剤(0,5〜5%)。
(b)水素を有するホスホン酸塩、リン酸トリアリール
及びリン酸のジアルキルエステルのアミン塩(0,1〜
5%)で例示される有機リンタイプ、特に有機亜リン酸
塩、ホスホン酸塩、リン酸塩及びそれらのアミン塩であ
る潤滑性を有する極大圧付加物。
(C)ベンゾトリアゾールやN、N’  −ジサIJチ
リデンージアルキルージアミン(0,001〜1%)の
ような金属不活性化剤、及び (d)シリコン系列、特にメチルシリコン及びシロキサ
ンである反発泡剤(0,0001〜0゜002%)。
熱及び酸化による品質低下に対して安定化される他の有
機物質は、アクリル酸、アクリル酸又はメタクリル酸の
アルキルエステル、ポリイソプレン、ポリクロロプレン
等と他のブタジェンコポリマー;ポリウレタン;ポリ塩
化ビニルのようなPVC樹脂として知られるポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニルと塩化ビニリデンのコポリマー、ハロ
ゲン化ビニルと、ブタジェン、スチレン、ビニルエステ
ル等とのコポリマーのようなビニルポリマー;ヘキサメ
チレンジアミンとアジピン酸又はセバシン酸との反応で
誘導されるようなポリアミド;エピクロルヒドリンとビ
スフェノールとの縮合で得られるもの等のエポキシ樹脂
、ABS樹脂、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、
ポリメタクリル酸エステル、ポリカーボネート、フェス
、フェノール−フォルムアルデヒド樹脂、ポリエポキシ
ド、ポリエステル、及びポリエチレン、ポリプロピレン
、エチレン−プロピレンポリマー、エチレン−プロピレ
ンジエンポリマー、エチレン−酢酸ビニルポリマー等の
ポリオレフィンのホモ及びコポリマーを含む、置換され
たアミノアミドは、ABS樹脂ブレンド、PVCとポリ
メタクリル酸エステルブレンドのような重合状物質の混
合物及びブレンド、及びepdmポリマー中のポリプロ
ピレンのブレンドのようなポリオレフィンホモポリマー
及びコポリマーのブレンドを安定化するために使用する
ことができる。アセトアミドの2つの窒素原子の1つに
少なくとも1つの環状アルキレンイミン置換基を有する
本発明の最も特別に置換されたα−アミノアセトアミド
は、合成された樹脂状物質用の紫外光安定剤として、及
び合成された天然ゴム及び合成されたエステル高′/M
、潤滑剤用の酸化防止剤として特別に有用である。
多くの既知化合物成分を、本組成物中の置換されたアセ
トアミド安定剤とともに使用してもよい。
このような成分は、酸化亜鉛、酸化カルシウム及び酸化
マグネシウムのような金属酸化物、ステアリン酸及びラ
ウリン酸のような脂肪酸、ステアリン酸カドミウム、ス
テアリン酸亜鉛及びステアリン酸ナトリウム及びオレイ
ン酸鉛のような前記脂肪酸塩、炭酸カルシウム及び炭酸
マグネシウム、硫酸カルシウム及び硫酸バリウム、珪酸
アルミニウム、アスベストス等の充填剤、オレイン酸、
ステアリン酸、セバシン酸、アゼライン酸、フタル酸の
ジイソブチルエステル、ジイソオクチルエステル、ジイ
ソデシルエステル及びジベンジルエステル等のような有
機酸ジアルキル又はジアリールエステルのような可撓剤
及び膨張剤、A37Mタイプ2の石油、パラフィン油、
ひまし油、トール油、グリセリン等を含む。
該置換されたアセトアミド安定剤、及び使用するならば
他の混合成分とを、有機物質と、既知の混合技術及び内
部混合ケトル、バンバリー(Banbury)混合器、
ヘンシェル(Henschel)混合器、2つのローラ
ーを有するミル、押出混合器、又は他の標準的な装置の
ような装置を使用して混合し、押出、圧縮、吹出成型等
によりフィルム、繊維又は一定の形状を有する物品に成
型してもよい組成物を生成させることができる。標準的
な混合時間と温度を採用することができる。成分を緻密
で均一な混合物として得ることが目的である。置換され
たアセトアミドを有機物質に加える場合に使用する好ま
しい混合操作は、該化合物をヘキサン又はベンゼンのよ
うな液体に溶解させるか懸濁させるかし、それを粉末形
態の有機物質に加えて溶液又は懸濁液に加え、更に生成
物を形成する荊に安定化された有機物質を押出器で混合
する。
該組成物試料は、140℃における空気循環炉中での熟
成後の該試料の脱色化及び/又は4危弱化の時間を測定
すること、又は他の標準的ASTMのテストにより酸化
的及び熱的安定性をチェックすることができる。
本発明の新規な置換されたアセトアミドは次の一般式で
表すことができる。
(ここでR1、R2、R3及びR6置喚基のうち少なく
とも1つは、その水素原子が1から約24個の炭素原子
を有するアルキル基で置換されていてもよい5から8個
の炭素原子を有するアルキレンイミン基であり、そして
いずれかの窒素原子上の1つの置換基がアルキレンイミ
ンである場合には、該窒素原子上の他の置換基は水素又
は前記アルキルであり、 R3及びR4は独立して次の置換基、即ち水素、アリー
ル、1から約24個の炭素原子を有し官能基がアルキル
基で置換されていてもよいアルキル、1から約12個の
炭素原子を有するヒドロキシアルキル、1から約12個
の炭素原子を有するハロアルキル、2から約12個の炭
素原子を有するシアノアルキル、1から約12個の炭素
原子を有するアミノアルキル又はイミノアルキル、3か
ら約18個の炭素原子を有するエーテル基、4から約1
8個の炭素原子を有するヒドロキシアルキルエーテル又
はシアノアルキルエーテル基、7がら約14個の炭素原
子を有するアルケニル又はアラルキル、1から約7個の
炭素原子を有するアルキレン、2から約10個の炭素原
子を有するアルケニレンを示すものであって、 各置換基は亜リン酸、エステル又は立体障害のあるフェ
ノール基を含んでいてもよく、更に各置換基は結合して
つまりR3とR4により約5個から約9個の環原子を含
み更に窒素、硫黄又は酸素のような複素原子、望ましい
ならば更にケト、エステル、アミド、エーテル又はチオ
基を含んでいてもよい環を形成してもよい。) 「アルキレン」とは、アルカンの2つの異なった炭素原
子からそれぞれ1つの水素原子を除去することにより誘
導、される2価の基を意味するが、例外として同じ炭素
原子から2つの水素原子を除去することによって得られ
るメチレンも含むものである。短鎖のアルキレン置換基
の例は、メチレン(CHg −) 、エチレン(−CH
2−CH2−)、1.2−プロピレン(CH:+  C
HCHz−)、1.3−プロピレン(−CHg−CH,
−CH2−’) 、ブチレン等である。「アルケニレン
」と言う語は、水素原子がアルケンから除去されること
を除き、「アルキレン」と同じように定義される。アル
ケニレン置換基の例は、ビニレン(−CH−CH−) 
、プロペニレン(−cH2−CH=CH−) 、ブテニ
レン、ベンテニレン、ヘキセニレン等である。
本発明の好ましい安定剤は、少なくとも1つのアミン又
はアミドの窒素原子上にアルキレンイミン置換基が存在
するものである。1つの窒素原子がアルキレンイミン置
換基を有している場合、該原子の他の置換基は水素又は
1から約24個までの炭素原子を有するアルキルである
。各窒素原子がアルキレンイミン置換基を有している場
合、該各原子の他の置換基は水素又は前記アルキルであ
る。アルキレンイミン置換基を有さない窒素原子上の置
換基はそれぞれ非環式でも環式でも1つが非環式で他が
環式であっても、該置換基が環中に勿論窒素原子は除い
て炭素原子のみを有する環を形成するようにしてもよい
。好ましい環は5又は6の環原子を有しそして置換され
ていてもよく、故に置換されていてもよい環として参照
される。
窒素であるただ1つの複素原子を有するこのような置換
されていてもよい環の例は、ビロール、ピロリジン及び
ピペリジンから誘導されるものである。1つより多い複
素原子を含む置換されていてもよい環の例は、トリアゾ
ール、オキサゾリジン、ピペラジン、モルフォリン及び
ジアゼピンから誘導されるものである。
本発明の置換されたアセトアミドは有する置換基により
次のように分類される。
(A)α−炭素原子上に置換基を1つだけ有する。
(B)それぞれが非環式である2つの置換基をα−炭素
上に有する。
(C)1つが環式で他が非環式である2つの置換基をα
−炭素原子上に有する。
(D)α−炭素原子上に環状置換基を有する。
α−炭素原子上の置換基による一ヒ記分類は本出願の親
出願の化合物の分類と同一であるが、その上に本発明の
置換されたアセトアミドは更に次のうちの1又はそれ以
上を含むものに分類することができる。
(E)アルキレンイミン置換基がアミンの窒素原子上に
あり、この窒素原子上の他の置換基が水素又はアルキル
である。
(F)アルキレンイミン置換基がアミンとアミドの両窒
素原子上にあり、各窒素原子上の他の置換基が水素又は
アルキルである。
(G)(E)と同じように置換され、アミンの窒素原子
上の置換基がそれぞれ非環式でも環式でも、一方が非環
式で他方が環式でも、あるいはそれらが−緒になって環
を形成(環化される)している。
本発明の化合物の特定の例示的実例は分類(A)から(
D)のいずれかに属し、更に(E)から(G)までの分
類に属するものである。α−炭素原子上の置換基がどの
ようなものであっても、本発明の好ましい化合物は1つ
のアルキレンイミン置換基と1つの非環式置換基を、ア
ミンの窒素原子上かアミンとアミドの両窒素原子上に有
するものであり、最も好ましいのは後者、つまり1つの
アルキレンイミン置換基と1つの非環式置換基をアミン
とアミドの両窒素原子上に有するものである。
本発明のアルキレンイミンで置換基されたアセトアミド
の例である特別の化合物を、以下にアルキレンイミン上
のメチル(アルキル)置換基は線のみで示した構造式と
ともに列挙する。
上記分類のいくつかの化合物はオニウム塩触媒なしでも
合成できるが、そのような多くの触媒を使用しない方法
では、オニウム塩触媒を使用する望ましくはない方法よ
りゆっくりと反応が進行する。
以下余白 ア1ドア’#lj テトうに今心ピべy;”>)−ブタンT−えp】−ジ゛
<flu、 ニー(4−2,コ、乙2C−子ト5ゾ+t
ut穴リゼ゛〉)−〒ミノーアtメもバー贈りニド上述
の実例から、上記で特定した分類の種々の組み合わせを
広い範囲の化合物について製造できることが明らかであ
る。当業者はいくつかの化合物は他の化合物よりも容易
に調製できる、但しそれらは立体障害、反応物の塩基性
、副生物の生成等の考察により影響されるものであるこ
とを認識するであろう。木質的な重要性があるのは、若
干のルーチン的試行錯誤により、特定の有機物質中で使
用される特定の置換されたアセトアミドで有益な効果を
有すると思われる置換基を、アルカリ性の水性媒体中で
のオニウム塩の触媒作用により直接導入してもよいとい
う事実である。特に置換されたアセトアミドのダイマー
とビス化合物も、−度所望のアセトアミドが選択された
オニウム塩の触媒的合成により得られたならば、既知の
方法で調製してもよい。ダイマーは置換基R1からR&
までのいずれかにより架橋してもよい。本発明の化合物
は更に当業者に周知の付加的ステップにより更に修飾す
るようにしてもよい。
各好ましい実施例では、置換されたアセトアミドを、ア
ミン°求核試薬とアルコキシドイオン発生試薬とから、
通常の条件下で、水性のアルカリ条件下の臨界量のオニ
ウム塩を存在させて好便に調製することができる。水性
のアルカリ条件とは、約5重量%から約75重量%、好
ましくは約30重量%から約50重量%のアルカリ金属
水酸化物を含むアルカリ金属水酸化物の水溶液を意味す
る。
好ましいアルカリ金属水酸化物はナトリウム及びカリウ
ムの水酸化物である。アミン求核試薬とは、この反応の
アルカリ条件下で中間体として生成すると仮定されるエ
ポキシド環を攻撃できるアミンを意味する。1級及び2
級アミンがこのような試薬である。
水性アルカリ媒体中にオニウム塩が存在することが全反
応を起こすために重大なことである。ある一定の構造上
の限界を有する、硫黄又は周期律表のVA族の任意の元
素のオニウム塩を使用してもよく、そこでは好ましい塩
は式RnY″X−を有し、ここでYは窒素、リン及び硫
黄から選択され、RはYに共有結合で結合している異な
っていても同じでもよい1価の有機ラジカルを示し、X
−は対イオンで、nは3又は4である整数である。
Yが例えばリン又は窒素のように5価であるとnは4で
あり、Yが例えば硫黄のように4価であるとnは3であ
る。同様に、ある一定の多価の有機ラジカルを有するオ
ニウム塩が本発明で有用である。Yを環中に含み1より
多いYに結合している多価のラジカルが例に含まれる。
本発明で使用されるより好ましいオニウム塩は、式(R
a Rb Rc Rd Y” ) X−を有し、ここで
Yは窒素又はリン、そしてRaからRdは好ましくは好
適な複素原子を含む官能基で置換されていてもよい、ア
ルキル、アルケニル、アリール、アルカリール、アラル
キル及びシクロアルキル残基又はラジカルから成る群か
ら選択される1価の炭化水素ラジカルである。塩が4級
である場合のRa SRb % Rc及びRdの炭素原
子の総数は少なくとも10で、好ましくは15から40
の範囲である。オニウム塩に含まれる炭素原子数の理論
的な最大値は存在しないが、一般的には約70炭素原子
が現実的な限界により課される上限を示す。
包含される液相は水相及び有機相であるため、通常炭素
原子数とオニウム塩の構造は塩に有機相への著しい溶解
性を与えるように選択される。オニウム塩はそれ自身、
反応物自体を除いた反応混合物中の全ての物質に関して
非反応性である。
最も好ましいオニウム塩はY=Nと、RaがCzHsで
、Rb、Rc及びRdがそれぞれ、n−C4R5、n 
 C5H11%混ざり合ったcs Hll、nc61(
+i、混ざり合ったC6H13、C,R3、Cb Hs
 CHt 、 n  CI H1?、n−C+zHzs
xn−C,、R3,、混ざり合ったco””cooのア
ルキル等から成る群から選択されるものである炭化水素
ラジカルを有している。しかしR1はC2H5、n−C
,H,及びnCaHqから選択されてもよい。
CI−、Br−、I−、F−、% SO4°、H3O,
−等を含む種々の対イオンを使用してもよい。最も好ま
しいのはCI−である。
上述したオニウム塩の特定構造に加えて、使用する液塩
の星は約0.01モルから約10モルの範囲にあり、本
発明の通常の実施のためにはより好ましくは約1から約
3mpha(アミン求核試薬100モル当たりのモル数
)を使用する。使用する塩の量は臨界的ではなく、各場
合の最適量は筒車な試行錯誤法で容易に決定できる。約
10mphaより多い量は不経済であり、有用な目的を
達成しない。
1つの好ましい実施態様では、1級又は2級アミン又は
それぞれのうち1つがケトン又はアルデヒド、及びハロ
フォルムと反応して置換されたアセトアミドを生成する
。正確な反応機構は完全には理解されていないが、ある
機構が仮定されている。
異なった2級アミン、ケトン及びクロロフォルムととも
に起こる全反応は当モルのクロロフォルムとアミン求核
試薬を必要とし、次のように示され、ここで該反応は求
核試薬100モルに対して約0.01から約10モル%
の範囲の量のオニウム塩が存在する水性のアルカリ溶液
中で起こる。
上記反応は次に示す一連のステップのように起こると示
されることができる。
典型的には反応物が有機相へ加えられて混合され、その
順序は重要ではない。次に水性アルカリが攪拌しながら
系に加えられ、反応が通常発熱的であるため冷却して熱
が除去される。反応は大気圧で進行し、特定の系の要件
が必要とされる場合を除いて圧力を考慮することは本発
明の実施のために重要なことではない。
好ましい有機溶媒は反応条件下で本譬的に不活性で水と
混和しないものである。最も好ましいのは、ベンゼン、
p−キシレン、トルエン、ジクロルメタン、クロルベン
ゼン、シクロヘキサン等の通常の芳香族及びパラフィン
系の溶媒である。
本発明を以下の実施例により例示する。
(実施例1) 分類り及びEの化合物で上記した構造を有する2−(4
−2,2,6,6−チトラメチルピペリジン)−アミノ
−2−ペンタメチレン−ジエチルアセトアミドを次のよ
うに調製する。
アルキレンイミン置換基を化合物4−アミノ−2,2,
6,6−チトラメチルビペリジンに導入するために、こ
こでは「アルキレンイミンアミン」として参照されるア
ミンftA基を有するアルキレンイミンを既知の方法に
より第1に合成する。この反応物は1級アミンでも2級
アミンでもよい。
1級アミンは次の構造を有する。
阿 還流冷却器を装着した500m1の30フラスコに約1
2.5gの4−アミノ−2,2,6,6−チトラメチル
ピペリジン、22gのジエチルアミン及び100m1の
ジクロルメタン、次いで9.8gのシクロヘキサノン及
び13gのクロロフォルムを加える。次に0.57gの
塩化ベンジルトリメチルアンモニウム(以下簡略のため
r B T E A jという)を加え3次いで40m
1の50%水酸化ナトリウムを滴下する。添加には約5
分要した。核反応は約5℃までの温度が開始される発熱
反応で、温度はこの範囲中に制御される。該反応混合物
は攪拌しながら一晩約10℃に維持され、その後仕上げ
が行われた。典型的には、該反応混合物は、ジクロルメ
タンで抽出され、水で数回洗浄され、乾燥され、?74
’f?xすることにより仕上げられる。核化合物の構造
は、ガスクロマトグラフィー(GC)、赤外(IR)及
び核磁気共鳴(N M R)分析により(iI認された
上記の通り、アミンの窒素原子上にアルキレンイミン置
換基を提供すること及びアミドの窒素原子上にアルキレ
ンイミン以外の置換基を提供することが望ましい場合に
はいつでも、アルキレンイミンアミン反応物に加えてそ
れよりも求核性の比較的低い2級アミンを提供すること
が通常好ましいことである。これはアミド窒素原子上の
置換を容易にする。このような比較的求核性の低い2級
アミンは全炭素原子数が3より大きいアルキルアミンで
ある。反応物としてアルキレンイミンアミンのみが使用
される場合には、次の実施例に示されるようにアルキレ
ンイミン置換基がアミンとアミドの両室素原子に現れる
(実施例2) 上記実施例1で述べたと同様な方法で、分類B及びFの
化合物で、上記構造を有する2−(4−2,2,6,6
−チトラメチルビペリジン)−アミノ−2−メチル−N
−(4−2,2,6,6−チトラメチルピペリジン)−
ブタンアミドを次のように調製する。
還流冷却器を装着した500m1の30フラスコ中に、
10m1のジクロルメタンに溶解した6゜25gの4−
アミノ−2,2,6,6−チトラメチルピペリジンを1
.74gのアセトン及び3゜58gのクロロフォルムと
ともに位置させる。次いで0.57gのBTEAを加え
、続いて8gの50%水酸化ナトリウムを滴下する。添
加には2分要した。反応は18℃未満で開始したが、発
熱反応で水浴を使用して温度を約15℃に維持した。
その後反応混合物の温度を室温付近まで上昇させその温
度でアルゴン雰囲気下−晩攪拌した。GC分析により全
ての反応物が添加された後約1時間で反応が実質的に完
了していることが示された。
反応物を100m1のジクロルメタン及び10m1の水
で仕上げを行い、乾燥し:a縮した。7.6gの純粋な
白色結晶が得られた。ヘキサンから再結晶すると、4.
2gの白色固体が得られた。母液を濃縮すると更に1.
6gの純粋な白色粉末が得られ全収率は約76%となっ
た。
該化合物の構造はガスクロマトグラフィー(GC)、赤
外(I R)及び核磁気共鳴(NMR)分析により確認
した。
(実施例3) 上記実施例2と同様の方法で、分類B及びGの化合物で
、上記構造を有する2−ジメチル、2−(4−2,2,
6,6−チトラメチルピペリジン)−アミノーアセタモ
ルフオリニドを、lQmlのジクロロメタンに溶解した
4−アミノ−2,2,6,6−チトラメチルピペリジン
、モルフォリン及びクロロフォルムを反応させて調製す
る。
該化合物の構造はガスクロマトグラフィー(GC)、赤
外(IR)及び核磁気共鳴(NMR)分析により確認し
た。
合成された天然ゴム(S N R)の酸化的品質低下の
速度を減するアルキレンイミンで置換されたアセトアミ
ドの酸化防止剤としての有効性をASTM−D−164
6−72テスト法により測定する。使用したS N R
は約99%のシス1−4付加生成物と0.8%のトラン
ス1−4付加生成物が得られるイソプレンの溶液重合に
より得た。使用した酸化防止剤のレベルは大型のロータ
ーと1分間のウオームアツプ時間を有する全てのテスト
で100部のSNR中当たり1部である。ムーニーボタ
ンはASTM−D−573−67のテスト操作に従って
炉中で10日間70℃で熟成した。
コントロールはオハイオ州アクロンのザ・ビー・エフ・
グソドリフチ社から商業的に入手できる5talite
  S (ザ・ビー・エフ・グツドリッチ社の商標)の
p、p’  −ジオクチル−ジフェニルアミンとした。
ムーニー粘度の%変化は酸化防止剤の有効性の標準であ
り、%変化が低いほど酸化防止剤は有効である。一般に
本発明の化合物で得られる%変化は3talite  
Sにより得られるものとほぼ同じか低いものであった。
合成されたエステル潤滑剤のような機能性液体の熱的な
品質低下に対する酸化防止剤及び安定剤としてのアルキ
レンイミンで置換されたアセトアミドの有効性が、修正
された連邦テスト法標準番号第791a号、方法530
8.5 (1964年7月27日)に従って評価される
。これは該液体中に単にブレンドされた安定剤を含む機
能性液体の215.5℃(420@F)における酸化テ
ストである。該テストは空気と、銅、銀、マグネシウム
、アルミニウム及び鋼の5種の異なった金属の存在下で
行う。選択された該テスト液はセバシン酸ジ(2−エチ
ルヘキシル)である(ヘルキュルブAの商標で、プラウ
エア州つィルミントンのへルキュレス・ケミカル社から
入手できる)。該液体は、空気バブラー、金属用ホルダ
ー及び冷却器を装着した大型のテスト管に注く′。該テ
スト管は加熱したブロックの中に位置させ、温度を21
5.5℃に上昇させた。次いで空気を該液体を通して1
時間当たり約51の割合で72時間バブルさせる。各テ
ストの最後には試料を次のようにして評価する。
(a)もしあるならば生成するスラッジの量を確認する
ため該液体を視覚で検査する。
(b)酸化前のレベルからの粘度の%変化を測定する。
(c)酸化された液体の酸価の変化を測定する。
(d)酸化後の金属の重量変化を測定する。
(e)もしあるならば酸化された液体の重量中の%ロス
を測定する。
安定化された液体の安定度の標準は、100部の合成さ
れたエステル機能性液体当たり0.75部(phr)の
p、p’ −ジオクチル−ジフェニルアミン(Stal
ite  Sの商標でオハイオ州アクロンのザ・ビー・
エフ・グツトリ、ソチ社から商業的に入手できる)で安
定化された液体のコントロール試料と比較して決定され
る。一般に本発明の化合物で得られる%粘度変化は、等
:濃度の5talite  Sで得られる変化と一致す
るか、より低い。
本発明の組成物、例えば建設及び他の工業的用途に使用
される合成樹脂の紫外光安定性は、組成物の試料及びブ
ランクを、約60℃の温度で作動するウエザーー〇−メ
ーター中のキセノン又は炭素アーク光に露出することに
より評価される。該試料は、それがASTM−D−63
8−76により決定されるその引張強度が50%を越え
るロスを示したときに光による品質低下が生じたとみな
される。典型的なテストでは、予め選定された量の安定
剤化合物、酸化防止剤及び他の選択できる加工補助剤を
ポリプロピレン又は他のポリオレフィンのような樹脂と
ともに混ぜ合わせ、次いで圧縮成型して約20ミル厚の
シートとし、それから亜鈴形状のテスト用見本を切り出
す。500時間又は他の予め選定された間隔でテスト見
本をウエザーー〇−メーターから取り出し、その引張強
度をインストロン引張強度用装置で測定する。
次の第1表は、20ミル厚のポリプロレン試料で行った
テストで得られたデータを示している。
全ての試料は100部の樹脂(phr)当たり0゜12
5部の安定剤化合物を含み、更に0.25phrのイル
ガノックス(Irganox) 1010酸化防止剤を
含んでいる。
以下余白 第   1   表 1)テストした試料は上記実施例2で述べた方法と同様
の方法で調製した特定の安定剤を含んでいる。
2) アメリカン・シアナミド社から入手できる。
上記のテストした化合物は、それぞれがアルキレンイミ
ン置換基を少なくともアミンの窒素原子上に有し、この
置換基が好ましくはアルキレンイミン環の窒素に隣接す
る炭素原子で置換されていることにより特徴づけられる
最も好ましい化合物に属するものである。所望の置換を
もたらすために使用した反応物は1級又は2級アルキレ
ンアミンであり、最も好ましいものはテトラアルキル置
換基を有する。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、酸素及び熱の有害な効果を受けやすい合成された樹
    脂状物質又は合成された潤滑剤、及び約0.001重量
    %から約10重量%の下式の置換されたα−アミノアセ
    トアミドとから成る物質の安定化された組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでR^1、R^2、R^5及びR^6置換基のう
    ち少なくとも1つは、その水素原子が1から約24個の
    炭素原子を有するアルキル基で置換されていてもよい5
    から8個の炭素原子を有するアルキレンイミン基であり
    、そしていずれかの窒素原子上の1つの置換基がアルキ
    レンイミンである場合には、該窒素原子上の他の置換基
    は水素又は前記アルキルであり、 R^3及びR^4は独立して次の置換基、即ち水素、ア
    リール、1から約24個の炭素原子を有し官能基がアル
    キル基で置換されていてもよいアルキル、1から約12
    個の炭素原子を有するヒドロキシアルキル、1から約1
    2個の炭素原子を有するハロアルキル、2から約12個
    の炭素原子を有するシアノアルキル、1から約12個の
    炭素原子を有するアミノアルキル又はイミノアルキル、
    3から約18個の炭素原子を有するエーテル基、4から
    約18個の炭素原子を有するヒドロキシアルキルエーテ
    ル又はシアノアルキルエーテル基、7から約14個の炭
    素原子を有するアルケニル又はアラルキル、1から約7
    個の炭素原子を有するアルキレン、2から約10個の炭
    素原子を有するアルケニレンを示すものであって、 各置換基は亜リン酸、エステル又は立体障害のあるフェ
    ノール基を含んでいてもよく、更に各置換基は結合して
    つまりR^3とR^4により約5個から約9個の環原子
    を含み更に窒素、硫黄又は酸素のような複素原子、望ま
    しいならば更にケト、エステル、アミド、エーテル又は
    チオ基を含んでいてもよい環を形成してもよい。) 2、R^1が置換されていてもよいアルキレンイミンで
    あり、R^2が水素及び前記アルキルから成る群から選
    択されるものであり、 R^3及びR^4は、置換されていてもよいアリール、
    前記アルキル、ヒドロキシアルキル、そしてR^3とR
    ^4は結合して5から約7個の環原子を有するアルキレ
    ンを形成すること、から成る群から選択され、 そしてR^5及びR^6は、一方が水素ならば他方が前
    記アルキルであるという条件で、水素及び前記アルキル
    から成る群から選択されるものである特許請求の範囲第
    1項に記載の安定化された組成物。 3、R^1が置換されていてもよいアルキレンイミンで
    あり、R^2が水素及び前記アルキルから成る群から選
    択されるものであり、 R^3及びR^4は、置換されていてもよいアリール、
    前記アルキル、ヒドロキシアルキル、そしてR^3とR
    ^4は結合して5から約7個の環原子を有するアルキレ
    ンを形成すること、から成る群から選択され、 R^5はR^6と結合してモルフォリンを形成している
    特許請求の範囲第1項に記載の安定化された組成物。 4、R^1が置換されていてもよいアルキレンイミンで
    あり、R^2が水素及び前記アルキルから成る群から選
    択されるものであり、 R^3及びR^4は、置換されていてもよいアリール、
    前記アルキル、ヒドロキシアルキル、そしてR^3とR
    ^4は結合して5から約7個の環原子を有するアルキレ
    ンを形成すること、から成る群から選択され、 そしてR^5は置換されていてもよいアルキレンイミン
    であり、R^6は水素と前記アルキルから成る群から選
    択されるものである特許請求の範囲第1項に記載の安定
    化された組成物。 5、(a)アルキレンイミンアミン求核試薬を(b)カ
    ルボニル化合物及び(c)トリクロルメチド発生試薬と
    、水性アルカリ媒体中、約−20℃から約50℃の範囲
    の比較的低い温度で、置換されたα−アミノアセトアミ
    ドを生成するのに十分な触媒量のオニウム塩の存在下、
    反応させることから成る、 下式を有する置換されたα−アミノアセトアミドを直接
    調製するための触媒的方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでR^1、R^2、R^5及びR^6置換基のう
    ち少なくとも1つは、その水素原子が1から約24個の
    炭素原子を有するアルキル基で置換されていてもよい5
    から8個の炭素原子を有するアルキレンイミン基であり
    、そしていずれかの窒素原子上の1つの置換基がアルキ
    レンイミンである場合には、該窒素原子上の他の置換基
    は水素又は前記アルキルであり、 R^3及びR^4は独立して次の置換基、即ち水素、ア
    リール、1から約24個の炭素原子を有し官能基がアル
    キル基で置換されていてもよいアルキル、1から約12
    個の炭素原子を有するヒドロキシアルキル、1から約1
    2個の炭素原子を有するハロアルキル、2から約12個
    の炭素原子を有するシアノアルキル、1から約12個の
    炭素原子を有するアミノアルキル又はイミノアルキル、
    3から約18個の炭素原子を有するエーテル基、4から
    約18個の炭素原子を有するヒドロキシアルキルエーテ
    ル又はシアノアルキルエーテル基、7から約14個の炭
    素原子を有するアルケニル又はアラルキル、1から約7
    個の炭素原子を有するアルキレン、2から約10個の炭
    素原子を有するアルケニレンを示すものであって、 各置換基は亜リン酸、エステル又は立体障害のあるフェ
    ノール基を含んでいてもよく、更に各置換基は結合して
    つまりR^3とR^4により約5個から約9個の環原子
    を含み更に窒素、硫黄又は酸素のような複素原子、望ま
    しいならば更にケト、エステル、アミド、エーテル又は
    チオ基を含んでいてもよい環を形成してもよい。) 6、アルキレンイミンアミン求核試薬が1級及び2級ア
    ミンから成る群から選択され、アルコキシドイオン発生
    試薬がケトン及びアルデヒドから成る群から選択され、
    トリクロルメチド発生試薬がクロロフォルムである特許
    請求の範囲第5項に記載の触媒的方法。 7、オニウム塩が式R_nY^+X^−を有し(ここで
    Yは窒素、リン及び硫黄から成る群から選択されるもの
    である)、 RはYに結合している異なっているか同一である1価の
    有機ラジカルを示し、 X^−は塩素、臭素、ヨウ素、フッ素、SO_4^■及
    びHSO_4^−から成る群から選択される対イオンで
    あり、 そしてnは、Yが硫黄の場合には3であり、Yが窒素又
    はリンの場合には4である整数である特許請求の範囲第
    6項に記載の触媒的方法。 8、オニウム塩が式(RaRbRcRdY^+)X^−
    を有し(ここでYは窒素又はリンである)、RaからR
    dが、好適な複素原子を含む官能基で置換されていても
    よい、アルキル、アルケニル、アリール、アルカリール
    、アラルキル及びシクロアルキルラジカルから成る群か
    ら選択される1価の炭化水素ラジカルである特許請求の
    範囲第7項に記載の触媒的方法。 9、オニウム塩が窒素又はリンの4級オニウム塩であり
    、炭素原子の全数が約15から約40の範囲にある特許
    請求の範囲第8項に記載の触媒的方法。 10、下式を有する置換されたα−アミノアセトアミド
    化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでR^1、R^2、R^5及びR^6置換基のう
    ち少なくとも1つは、その水素原子が1から約24個の
    炭素原子を有するアルキル基で置換されていてもよい5
    から8個の炭素原子を有するアルキレンイミン基であり
    、そしていずれかの窒素原子上の1つの置換基がアルキ
    レンイミンである場合には、該窒素原子上の他の置換基
    は水素又は前記アルキルであり、 R^3及びR^4は独立して次の置換基、即ち水素、ア
    リール、1から約24個の炭素原子を有し官能基がアル
    キル基で置換されていてもよいアルキル、1から約12
    個の炭素原子を有するヒドロキシアルキル、1から約1
    2個の炭素原子を有するハロアルキル、2から約12個
    の炭素原子を有するシアノアルキル、1から約12個の
    炭素原子を有するアミノアルキル又はイミノアルキル、
    3から約18個の炭素原子を有するエーテル基、4から
    約18個の炭素原子を有するヒドロキシアルキルエーテ
    ル又はシアノアルキルエーテル基、7から約14個の炭
    素原子を有するアルケニル又はアラルキル、1から約7
    個の炭素原子を有するアルキレン、2から約10個の炭
    素原子を有するアルケニレンを示すものであって、 各置換基は亜リン酸、エステル又は立体障害のあるフェ
    ノール基を含んでいてもよく、更に各置換基は結合して
    つまりR^3とR^4により約5個から約9個の環原子
    を含み更に窒素、硫黄又は酸素のような複素原子、望ま
    しいならば更にケト、エステル、アミド、エーテル又は
    チオ基を含んでいてもよい環を形成してもよい。) 11、R^1が置換されていてもよいアルキレンイミン
    であり、R^2が水素及び前記アルキルから成る群から
    選択されるものであり、 R^3及びR^4は、置換されていてもよいアリール、
    前記アルキル、ヒドロキシアルキル、そしてR^3とR
    ^4は結合して5から約7個の環原子を有するアルキレ
    ンを形成すること、から成る群から選択され、 そしてR^5及びR^6は、一方が水素ならば他方が前
    記アルキルであるという条件で、水素及び前記アルキル
    から成る群から選択されるものである特許請求の範囲第
    10項に記載の化合物。 12、R^1が置換されていてもよいアルキレンイミン
    であり、R^2が水素及び前記アルキルから成る群から
    選択されるものであり、 R^3及びR^4は、置換されていてもよいアリール、
    前記アルキル、ヒドロキシアルキル、そしてR^3とR
    ^4は結合して5から約7個の環原子を有するアルキレ
    ンを形成すること、から成る群から選択され、 R^5はR^6と結合してモルフォリンを形成している
    特許請求の範囲第10項に記載の化合物。 13、R^1が置換されていてもよいアルキレンイミン
    であり、R^2が水素及び前記アルキルから成る群から
    選択されるものであり、 R^3及びR^4は、置換されていてもよいアリール、
    前記アルキル、ヒドロキシアルキル、そしてR^3とR
    ^4は結合して5から約7個の環原子を有するアルキレ
    ンを形成すること、から成る群から選択され、 そしてR^5は置換されていてもよいアルキレンイミン
    であり、R^6は水素と前記アルキルから成る群から選
    択されるものである特許請求の範囲第10項に記載の化
    合物。 14、2−(4−2、2,6,6−テトラメチルピペリ
    ジン)−アミノ−2−ペンタメチレン−ジエチルアセト
    アミド、 2−(4−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン)
    −アミノ−2−メチル−N−(4−2,2,6,6−テ
    トラメチルピペリジン)−ブタンアミド、 2−ジメチル、2−(4−2,2,6,6−テトラメチ
    ルピペリジン)−アミノ−アセタモルフォリニド、 2−(4−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン)
    −アミノ−2−メチル−N−(4−2,2,6,6−テ
    トラメチルピペリジン)−プロピオンアミド、 2−(4−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン)
    −アミノ−2−フェニル−N−(4−2,2,6,6−
    テトラメチルピペリジン)−ブタンアミド、 2−(4−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン)
    −アミノ−2−メチル−N−(4−2,2,6,6−テ
    トラメチルピペリジン)−オクタンアミド、及び 2−(4−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン)
    −アミノ−2,2−ペンタメチレン−N−(4−2,2
    ,6,6−テトラメチルピペリジン)−アセトアミド、 から成る群から選択されるアルキレンイミンで置換され
    た2−アミノアセトアミドである特許請求の範囲第10
    項に記載の化合物。 5、アルキレンイミン置換基が、該アルキレンイミンの
    環窒素原子に隣接する炭素原子上に置換基を有する特許
    請求の範囲第13項に記載の化合物。 16、置換基が前記アルキルである特許請求の範囲第1
    5項に記載の化合物。
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