JPS63304127A - コロが鍔と摺接する形式のコロ軸受の鍔あたり検出装置 - Google Patents

コロが鍔と摺接する形式のコロ軸受の鍔あたり検出装置

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JPS63304127A
JPS63304127A JP62140480A JP14048087A JPS63304127A JP S63304127 A JPS63304127 A JP S63304127A JP 62140480 A JP62140480 A JP 62140480A JP 14048087 A JP14048087 A JP 14048087A JP S63304127 A JPS63304127 A JP S63304127A
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JP
Japan
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signal
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roller bearing
synchronization
collar
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JPH065194B2 (ja
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Shigeto Nishimoto
西本 重人
Yoshiki Fujimoto
藤本 芳樹
Noriaki Inoue
井上 紀明
Shunji Harada
俊二 原田
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JFE Steel Corp
Koyo Seiko Co Ltd
JFE Advantech Co Ltd
Kawatetsu Keiryoki KK
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Kawatetsu Advantech Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
Kawatetsu Keiryoki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、アコースティックエミッション(AE)を
利用した、コロが鍔と摺接する形式のコロ軸受の鍔あた
り検出装置に関する。
〈従来の技術〉 コロが鍔と摺接する形式のコロ軸受において、組立てミ
ス等により軌道輪またはコロにスラスト荷重が負荷され
た場合、コロの端面が鍔にあたる鍔あたりが発生し、鍔
あるいはコロが損傷するため、これを検出することが必
要である。
従来、この種の形式のコロ軸受の鍔あたり検出装置とし
ては、鍔とコロの摩擦によって発生した熱を油温等によ
り検出することによって、鍔あたりを検出するものがあ
る。また、今一つのコロ軸受の鍔あたり検出装置として
は、鍔とコロの端面との当接による振動の変化を検出す
ることにより、鍔あたりを検出するようにしたものがあ
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記従来のコロ軸受の鍔あたり検出装置
は、油温等の変化や振動の変化がいずれら鍔あるいはコ
ロの損傷がかなり進んだ状態において発生するため、コ
ロ軸受の損傷が相当に進行する前にコロ軸受の鍔あたり
を検出できないという問題があった。
そこで、この発明の目的は、コロが鍔と摺接する形式の
コロ軸受の鍔あたり特有のAEを利用して鍔あたりの状
態を検出することにより、この種のコロ軸受の鍔あたり
を破壊、損傷に到る前に早期に検出することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、コロが鍔と摺接する形式のコロ軸受の鍔
あたりによって軸受からは第4図に示すようなAE倍信
号検出され、AE倍信号スペクトルは一例として第5図
に示すように、100 kHz〜400kHzのパワー
値が他の周波数のパワー値よりも大きく、さらに、この
100 kHz〜400kHzのパワー値は、軸受の回
転輪の回転周期らしくはコロが固定輪の所定箇所を通過
する周期と同期して発生することを発見した。
上記現象に基づき、この発明のコロが鍔と摺接する形式
のコロ軸受の鍔あたり検出装置は、コロ軸受からのAE
を検出するセンサと、上記センサからの出力のうち、し
きい値以上の出力の持続時間を算出する持続時間算出手
段と、上記持続時間算出手段から入力された持続時間を
表す信号と基準持続時間を表す信号とを比較して、上記
持続時間が基準持続時間を超えた時に持続検出信号を出
力する比較手段と、上記コロ軸受の回転輪の回転周期も
しくはコロが固定輪の所定箇所を通過する周期に同期し
て出力される信号を受けると共に、上記センサからの出
力のうち、所定周波数以下の周波数成分を有する信号を
受けて、上記所定周波数以下の周波数成分を有する信号
の発生周期が、上記軸受の回転輪の回転周期もしくは固
定輪の所定箇所を通過する周期と同期しているか否かを
判別して同期判別信号を出力する同期判別手段と、上記
比較手段からの持続検出信号と上記同期判別手段からの
同期判別信号を取り込んで、軸受の鍔あたりを判別する
判別手段を備えたことを特徴としている。
〈作用〉 コロが鍔と摺接する形式のコロ軸受からのAEはセンサ
により検出され、このセンサからの出力は持続時間算出
手段に入力される。上記持続時間算出手段では、鍔あた
りの可能性がある一定振幅に相当するしきい値を超えた
出力の持続時間が算出され、この持続時間を表す信号は
比較手段に人力される。上記比較手段は、上記持続時間
を表す信号と、基準持続時間を表す信号とを比較して、
上記持続時間が基準持続時間を超えたときに持続検出信
号を出力する。鍔あたり、つまり、コロ端面と鍔との当
接によるAEの持続時間は、第2゜3図に示すように、
鍔あたりの当接部21の面積が大きいため、他の内部損
傷等によるAEに比べて持続時間が長く、このように基
準持続時間と比べることによって、他の原因によるAE
と識別される。
一方、同期判別手段は、センサからの所定周波数以下の
周波数成分を有する信号と、コロ軸受の回転輪の回転周
期もしくはコロが固定輪の所定箇所を通過する周期に同
期して出力される信号を受けて、上記所定周波数以下の
周波数成分を有する信号の発生周期がコロ軸受の回転輪
の回転周期もしくはコロが固定輪の所定箇所を通過する
周期と同期しているか否かを判別して、同期判別信号を
出力する。鍔あたりによるAEはコロが所定の鍔の箇所
21にきたとき発生し、っまりコロ軸受の回転輪の回転
周期もしくはコロが固定輪の所定箇所を通過する周期に
同期して発生するため、このように上記各回転周期に同
期しているが否かを識別することによって、鍔あたりか
否かが識別される7 判別手段は、上記同期判別信号と上記持続検出信号を受
けて、持続時間が基準持続時間以上持続し、かつ、所定
周波数以下の周波数成分を有する信号がコロ軸受の回転
輪の回転周期もしくはコロが固定輪の所定箇所を通過す
る周期に同期して発生する場合に、鍔あたりを表す信号
を出力する。
〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図において、■は鍔付コロ軸受に取り付けられ、鍔
付コロ軸受からのAEを検出するセンサ、2はプリアン
プ、3はAE倍信号らノイズを除去するノイズ除去フィ
ルタ、4はメインアンプ、5は包絡線検波回路、6は持
続時間算出手段としての持続時間算出回路であり、図示
しない比較器と積分回路で構成され、しきい値が入力さ
れ、このしきい値以上のパワー値の持続時間を算出する
7は持続時間算出回路6で算出された持続時間と基準持
続時間を表す信号とを比較して、上記持続時間が基準持
続時間を超えた時に持続検出信号を出す比較手段である
比較器、8は包絡線検波回路5から入力されたAE倍信
号所定周波数以下の周波数成分を有する信号(低周波信
号)に平滑する平滑フィルタ、9は回転計、IOは平滑
フィルタ8から入力された上記低周波信号の発生周期と
回転計9から得られた回転信号から求めた回転輪の回転
周期もしくは固定輪の所定箇所を通過する周期とが同期
していることを判別する同期判別手段としての同期判別
回路で、この同期判別回路は周知の如く、たとえば比較
器とアンド回路から構成している。■■は比較器7から
の持続検出信号と同期判別回路IOからの同期判別信号
を取り込んで、両方の信号を検出したときに警報を発す
る判別手段としてのアンド回路である。
上記構成により、センサlによって検出されたAE倍信
号、プリアンプ2を介して、ノイズ除去フィルタ3に入
力され、ノイズが除去される。この出力はメインアンプ
4でさらに増幅され、包絡線検波回路5で包絡線検波さ
れたのち、持続時間算出回路6および平滑フィルタ8に
入力される。
持続時間算出回路6にて、しきい値以上のパワー値の持
続時間が算出される。算出された持続時間は比較器7に
取り込まれ、上記持続時間と基準持続時間が比較され、
上記持続時間が基準持続時間を超えたときにアンド回路
11に持続検出信号を出す。一方、平滑フィルタ8に人
力されたAE倍信号、平滑フィルタ8にて低周波信号に
平滑され、同期判別回路lOに入力される。同期判別回
路lOは上記低周波信号の発生同期と回転計9から得ら
れた軸受の回転輪の回転周期もしくはコロが回転輪の所
定箇所を通過する周期が同期した時にアンド回路11に
同期判別信号を出す。例えば、第6図はAE倍信号うち
低周波信号の発生周期が軸受回転輪としての内輪の回転
周期と同期していることを示す図である。アンド回路l
■よ、比較器7からの持続検出信号と同期判別回路lO
からの同期判別信号の両方を検出した時に警報信号を発
する。
このように、軸受から発生するAE倍信号うち所定パワ
ー値以上のパワー値を有する信号の持続時間および所定
周波数以下の周波数成分を有する信号の発生周期を弁別
することによって、損傷が生じる前に早期に精度よく、
鍔付コロ軸受の鍔あたりを検出できる。
持続時間算出手段、同期判別手段は、上記実施例の持続
時間算出回路、同期判別回路等に代えてCPUのソフト
ウェアにより構成してもよい。たとえばこのソフトウェ
アにて、クロック信号をカウントして、持続時間を算出
し、所定時間に表れるピーク値の数により、同期を判別
するものである。
以上より明らかなように、この発明のコロが鍔と摺接す
る形式のコロ軸受の鍔あたり検出装置は、持続時間算出
手段と同期判別手段を備えて、コロ軸受の鍔あたりと相
関のあるAE倍信号基準レベル以上の持続時間と低周波
信号の発生周期とによって弁別するので、軸受が破壊に
到る前に、鍔あるいはコロの損傷の極く初期状態を検出
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の鍔付コロ軸受の鍔あたり
検出装置のブロック図、第2図は鍔付コロ軸受の正面図
、第3図は鍔付コロ軸受の側面図、第4図は軸受のAE
倍信号示す図、第5図はAE倍信号スペクトルを示す図
、第6図はAE倍信号うち所定周波数以下の周波数成分
の発生周期を示す図である。 1・・・センサ、2・・・プリアンプ、3・・・ノイズ
除去フィルタ、4・・・メインアンプ、5・包絡線検波
回路、6・・持続時間算出回路、7・・・比較器、8・
・・平滑フィルタ、9・・・回転計、10・・同期判別
回路、11・・アンド回路。 特許出願人  光洋精工株式会社ほか2名代理人弁理士
 青 山  葆 ほか2名第4図 第5図 用う皮4更  fKHzl

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コロ軸受からのアコースティックエミッションを
    検出するセンサと、 上記センサからの出力のうち、しきい値以上の出力の持
    続時間を算出する持続時間算出手段と、上記持続時間算
    出手段から入力された持続時間を表す信号と基準持続時
    間を表す信号とを比較して、上記持続時間が基準持続時
    間を超えた時に持続検出信号を出力する比較手段と、 上記コロ軸受の回転輪の回転周期もしくはコロが固定輪
    の所定箇所を通過する周期に同期して出力される信号を
    受けると共に、上記センサからの出力のうち、所定周波
    数以下の周波数成分を有する信号を受けて、上記所定周
    波数以下の周波数成分を有する信号の発生周期が、上記
    軸受の回転輪の回転周期もしくはコロが固定輪の所定箇
    所を通過する周期と同期しているか否かを判別して同期
    判別信号を出力する同期判別手段と、 上記比較手段からの持続検出信号と上記同期判別手段か
    らの同期判別信号を取り込んで、軸受の鍔あたりを判別
    する判別手段を備えたことを特徴とするコロが鍔と摺接
    する形式のコロ軸受の鍔あたり検出装置。
JP62140480A 1987-06-03 1987-06-03 コロが鍔と摺接する形式のコロ軸受の鍔あたり検出装置 Expired - Fee Related JPH065194B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006112568A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Nsk Ltd 円筒ころ軸受
US7599804B2 (en) * 2003-01-31 2009-10-06 Fag Kugelfischer Ag Method for detecting structure-borne noise events in a roller bearing

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7599804B2 (en) * 2003-01-31 2009-10-06 Fag Kugelfischer Ag Method for detecting structure-borne noise events in a roller bearing
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