JPS63303525A - 車上通話装置の通話制御装置 - Google Patents

車上通話装置の通話制御装置

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JPS63303525A
JPS63303525A JP62139608A JP13960887A JPS63303525A JP S63303525 A JPS63303525 A JP S63303525A JP 62139608 A JP62139608 A JP 62139608A JP 13960887 A JP13960887 A JP 13960887A JP S63303525 A JPS63303525 A JP S63303525A
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JP
Japan
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capacitance
response
vehicle
seat
communication device
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Pending
Application number
JP62139608A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Sugiyama
杉山 昌典
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば自動車電話等の車上通話装置に関し、
特に、応答不能時の着呼に対処する通話制御装置に関す
る。
(従来の技術) 追跡交換等の制御技術、マルチチャンネルアクセス技術
および無線機の小型化に関する技術等の進歩・発展によ
り自動車電話サービスが現実のものとなり、搭載車輌も
徐々に増えつつある。
ところで、電話等の通話手段は発呼者本位に設計されて
おり、自動車電話もこの例外ではない。
このため、運転という特殊(一般加入電話に対して″特
殊′″という意味)な状況下での着呼や、駐車等による
無人状態での着呼が多く、発呼者と被呼者の間が接続さ
れない不完了呼の発生頻度が高かった。
このような不都合な答えて、特開昭60−85632公
報においては、車輌の全シートに重量の印加ありなしに
よりオン/オフする着座スイッチ、および手動操作スイ
ッチを設けて、全シートの着座スイッチがオフのとき、
すなわち、全シートに重量の印加がないとき、全乗員な
しと判定して不在メツセージを発呼者に送話し、手動操
作スイッチが操作されたとき応答不能メツセージを発呼
者に送話する応答装置が開示されている。
これによれば、全乗員不在時や運転中にも発呼者に対し
ては何らかの情報が与えられることになり、不完了呼の
発生が防止される。
(発明が解決しようとする問題点) この応答装置には、2つの問題点がある。
第1は乗員ありなしの検出を重量検知スイッチとした点
である。このような機械的なスイッチは信頼性と耐久性
とに大きな問題を有することを忘れてはならない、つま
り、例えばシートに荷物等が置かれている場合には、人
員との区別なくスイッチオンとなり、無人状態であって
もそれが検出されない、また、乗降時にシートに加わる
力は予想以上に大きく、スイッチが破損して常時オンあ
るいは常時オフとなることがある。これにより、乗員あ
りなし検出の信頼性が全く失なわれ、応答装置が逆に有
害に作用(例えば、乗員がいるのに不在が送話される)
することになる。
第2は手動操作されるスイッチである。運転という状況
下においては、いかなる操作であっても、それが運転に
関する操作でない限りは好ましいものであるということ
はできない。つまり、呼の完了よりも安全を優先させる
べきである。
本発明は、車上通話装置において、安全、かつ確実に不
完了呼の発生を防止する、車上通話装置の通話制御装置
を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の車上通話装置の通話
制御装置においては、車輌に設置されたシートに着座し
ている人員の少なくとも一部を通る電界を形成する第1
電極および第2電極:該第1電極と第2電極との間の静
電容量を検出する静電容量検出手段;および、該静電容
量検出手段の検出した静電容量を監視して、該静電容量
の変化態様から該シートの人員ありなしを検出する信号
処理手段:を備えて、該信号処理手段の検出内容に応じ
て応答の可否を設定し、応答不能設定時には、車上通話
装置に発生した着呼に応答して、発呼者に応答不能を報
知する構成とする。
(作用) これにおいて、第1電極および第2電極は、車上シート
に着座した人員の少なくとも一部を通る電界を形成する
ので、それらの間の静電容量は人員ありなしにより変化
し、その変化態様は人体の誘電率に起因するので荷物等
が置かれた場合とは大きく異なるものとなる。つまり、
本発明においては、第1電極と第2電極との間の静電容
量を監視して人員ありなしを検出しているので信頼性が
非常に高い。
また、機械的な接点を有しない非接触型の検出手段であ
るので、耐久性に優れている0例えば、好ましい実施例
において用いた、シートのトリムヵバーに組込む織布に
金属めっきを施した電極は、シート自体の耐久性と同等
、あるいはそれ以上の耐久性を有している。
さらに、好ましい実施例においては、ドライバ用シート
およびパッセンジャー用シートのそれぞれについて人員
ありなしを検出し、ドライバ用およびパッセンジャー用
シートの人員なし、すなわち全乗員なしを検出したとき
には第1の応答不能を報知し、ドライバ用シートの人員
あり、およびパッセンジャー用シートの人員なし、を検
出したとき、すなわち、ドライバのみが乗車していると
き第2の応答不能を報知するものとしている。この場合
、特に、第2の応答不能の報知においては、着呼発生か
ら所定時間の経過、および車輌走行中を条件としている
。つまり、ドライバのみが乗車していて、かつ車輌操縦
中であれば、その状態を検知して自動的にその旨を発呼
者に報知するので何ら車輌操縦に影響を与えることなく
、安全に不完了呼の発生が防止される。
なお、この条件、すなわち、所定時間の経過、および車
輌走行中とする条件のいずれか一方を選択しても良い。
本発明の他の目的および特長は、以下の図面を参照した
実施例説明より明らかになろう。
(実施例) 第1a図に本発明の一実施例の自動車電話装置の構成を
示す。
第1a図を参照すると、この装置は、マイクロコンピュ
ータ(以下MPUという)1.自動車電話ユニット2.
テープレコーダ3.音声合成ユニット49乗員検出ユニ
ット5.車速検出用のマイクロプロセッサ(以下CPU
という)6.およびスイッチユニットSWU等により構
成されており、各構成要素はI10ボートla〜1fを
介してMPUIのパスラインと接続されている。
この装置の電源は車上バッテリBTであり、電源ユニッ
トRegを介して所定の電圧(例えばV c )が各部
に供給される。
自動車電話ユニット2は、アンテナAntを介して無線
による通信系を構成する通信装置であり、着呼発生を示
す信号、ハンドセット21のオフフック/オンフックを
示す信号、および終話(ここでは発呼者のオンフックを
意味する)を示す信号をMPU1に与える。
また、ハンドセット21の出力端子の他に受話出力端子
および送話人力端子を有しており、それらには受話ライ
ンΩ1あるいは送話ラインQ2が接続されている。受話
ラインQ1および送話ラインΩ2の他端は中継[)RE
Pに接続されている。
中継器RFPは、ラインQ1あるいはラインQ2からの
入力をそれぞれラインQ3に導き、ラインa1とライン
n2相互間の信号伝送を禁止するものである。
中継器RFPの出力ライン23は増幅器A■Pの入力端
子に接続されており、入力信号はここで増幅されて車内
に設置されたスピーカSPより音声として出力される。
なお、増幅器のAmpの増幅率はMPUIからのデジタ
ル信号をDAコンバータD/Aにおいて変換した電圧信
号により制御される。
テープレコーダ3は音声の録音および再生を行なうもの
である。この音声信号入力端子は入力整合器31を介し
て上記の受話ラインΩ1に接続されており、MPU1の
指示により受話内容を録音する。また、音声信号出力端
子は出力整合器32を介して上記の送話ラインQ2に接
続されており、MPU1の指示により録音内容を再生し
て音声信号を送話ラインa2に送出する。
テープレコーダ3から送話ラインQ2に送出された音声
信号は、自動車電話ユニット2および増幅器Ampに与
えられるが、MPUIは自動車電話ユニット2が通信系
を構成しているときには再生を禁止するのでテープレコ
ーダ3の出力音声信号は実質的に増幅器A■pのみに作
用し、スピーカSPから音声として車内に出力される。
音声合成ユニット4は音声信号を合成する。
本実施例においては、この音声合成ユニット4は、MP
U1の指示により、メツセージIとして:“ただいま留
守に致しております。お託けでよろしければお話し下さ
い”、あるいは、 メツセージ■として: ′ただいま運転中です。安全な場所に停車するまでしば
らくお待ち下さい”、若しくは、所定のメロディに対応
する音声信号を合成して出力し、出力整合器41を介し
て送話ラインQ2に送出する。
MPUIの指示で呼の完了時に音声合成ユニット4から
送話ラインQ2に送出された音声信号は、自動車電話ユ
ニット2および増幅器Ampに与えられ、発呼者に送話
されるとともにスピーカSPから音声として車内に出力
される。
これら、自動車電話ユニット2.テープレコーダ3およ
び音声合成ユニット4については、市販品も多く出まわ
っているのでここでの詳細な説明は省略する。
第1b図に、乗員検出ユニット5の構成を示した。
本実施例装置は、4人乗りの乗用自動車に搭載されるの
で、乗員検出ユニット5は、マイクロプロセッサ(以下
CPUという)50を中心に、4つの同構成のサブユニ
ット、すなわち、前方右側のシート(第5図に示すST
I;請求の範囲で述べたドライバ用シートに対応;以下
FRレシートいう)の乗員検出用のサブユニット51.
前方左側のシート(第5図に示すSr1 ;請求の範囲
で述べたパッセンジャー用シートの1つに対応;以下F
Lレシートいう)の乗員検出用のサブユニット52、後
方右側のシート(第5図に示すSr3 :請求の範囲で
述べたパッセンジャー用シートの1つに対応;以下RR
レシートいう)の乗員検出用のサブユニット53および
後方左側のシート(第5図に示すSr4 :請求の範囲
で述べたパッセンジャー用シートの1つに対応;以下R
Lレシートいう)の乗員検出用のサブユニット54と、
0.1秒毎にCPU50の割込入力ポートIntに対し
て割込パルスを出力して割込要求を発生する0、1秒タ
イマ55により構成されている。
サブユニット51について説明する。
サブユニット51は、発振器OSC,カウンタCTRお
よびパラレルイン・シリアルアウト・シフトレジスタ(
以下PSレジスタという)PSRで構成されている。
第1b図においては、発振器O8C内の抵抗器を長方形
で示しているが、各抵抗器の抵抗値を適切に選定するこ
とにより、発振器O8Cは、1番端子に定電圧Vcが供
給されたとき、2番端子から、3番端子と4番端子との
間の容量Cxと抵抗器Rの抵抗値の積の逆数に比例する
周波数、すなわち、容量Cxが大きいときには低く、小
さいときには高い周波数の信号を出力する。
発振器O8Cの出力信号は、16ビツトカウンタCTR
の入力端子にINに与えられ、カウンタCTRはこの信
号の立上りでカウントアツプする。
カウンタCTRの16ビツトのパラレル出力端子はPS
レジスタPSRの16ビツトのパラレル入力端子に与え
られており、PSレジスタPSRは、シフトロード入力
端子SLに印加されているシフトロード信号がHレベル
(高レベル)に転するとその立上りでパラレル入力端子
の状態(カウンタCTRの出力)を各ピットレジスタに
プリセットし、クロックインヒビット入力端子CIに与
えられているクロックインヒピット信号がLレベル(低
レベル)に転すると各ピットレジスタの内容をクロック
入力端子CLKに与えられるクロックパルスに同期して
出力端子OUTからシリアル出力する。
つまり、カウンタCTRの出力データ、すなわち発振器
O8Cの出力信号の波数が、PSレジスタPSRを介し
てシリアルデータとして取り出される。このデータは、
時間と対応付けすることにより、発振器O8Cの発振周
波数に対応するデータとなるので、CPUIは、0.1
秒タイマ3の割込要求毎(つまり、0,1秒毎)に、出
力ボートP1〜P4の出力を適宜設定し、シリアル入力
ポートR1からデータの読取りを行なって、発振器O8
Cの発振した信号の波数、すなわち発振周波数の171
0に相当するデータ(周波数データ)のサンプリングを
行なっている。
ところで、発振器○SCの3番端子と4番端子との間に
は、第2図に示すように、FRレシートTIに装着され
た検出電極ELLと、ルーフROOFやフロアF lo
r等のボディアースにより構成されるFRシートSTI
の人員検出コンデンサの容量が与えられている。つまり
、前述の発振器O8Cの3番端子には検出電極ELIが
、4番端子にはボディアースがそれぞれ接続される。
第3a図、第3b図および第3C図を参照して検出電極
ELIをより詳しく説明する。
第3a図は、FRシートSTIの一部を破砕した部分断
面図であり、この図を参照すると、シートSTIは、シ
ートクッションSCI、シートバックSBIおよびヘッ
ドレストSHIよりなり、各部の支持構造に違いはある
が、それぞれウレタン成形によるパッドを使用したフル
フオームシートである。
第3b図は、第3a図に示したシートクッションSCI
のmB−mB線断面図、すなわちドライバVANの着座
部位を、車輌進行方向に垂直な面で切断した断面図であ
る。この第3b図を参照すると、シートクッションS0
1は、樹脂製のパッドサポート9上に支持されたウレタ
ン製のシートクッションパッド8の表面をトリムカバー
アッセンブリ7により覆い、該トリムカバーアッセンブ
リ7の両端部をパッドサポート9に引き止めし、また、
所々をシートクッションパッド8の貫通孔81および8
2等を介して張り綱によりシートクッションパッド8の
裏側で引き止めした、吊構造になつ −でいる、検出電
極ELIはトリムカバーアッセンブリ7に組込まれてお
り、検出電極ELIのリード線74は、貫通孔82を利
用してシートクッションパッド8の裏側に導かれて、パ
ッドサポート9上に設置された発振器OSC(第3a図
参照)の4番端子に接続されている。
検出電極ELI組込み部のトリムカバーアッセンブリ7
の構成をさらに詳しく第3C図に示す。第3c図におい
て、71は表皮、72はトリムカバーアッセンブリの立
体感を演出するワディング(カバーパッド)、73はワ
ディングカバーである。検出電極ELIは織布を無電界
ニッケルめっきした導電性織布で構成され、トリムカバ
ーアッセンブリ7の縫製時に、ワディング72とワディ
ングカバー73との間に挟込まれて同時M製される。そ
の大きさは乗員検出を行なう範囲により異なるが本実施
例においては約30cm四方とし、端部をリボン状に形
成してリード線74を構成している。
このように、トリムカバーアッセンブリ7の作成工程を
格別に増すことなく検出電極ELLが組込みまれる。ま
た、検出電極ELIには、柔軟性と耐久性に富む織布(
150万回以上の折曲試験に耐えるもの)を使用してい
るので、トリムカバーアッセンブリ7を構成する他の材
質とも良く馴染み、トリムカバーアッセンブリ7の特性
、すなわち、作業性や外観9着座感、耐久性等になんら
の影響も与えない。
トリムカバーアッセンブリ7を構成する表皮71゜ワデ
ィング72.ワディングカバー73および、シートクッ
ションパッド8ならびにパッドサポート9はすべて絶縁
体であるので、検出電極ELLはボディアースから絶縁
される。したがって、検出電極ELLとボディアースと
によりコンデンサを形成する。
第2図には、検出電極ELLとボディアースとの間に適
当な電圧を印加した場合の電気力線を一点鎖線矢印によ
り模式的に示したが、FRシートSTIにドライバVA
Nが着座すると、この電気力線と鎖交することがわかる
。つまり、FRシートSTIにドライバMANが着座す
ることにより検出電極ELIとボディアースとの間の静
電容量が大きく変化する。その変化態様は人体の誘電率
に起因するので、例えばFRシートSTI上に荷物が置
かれた場合とは大きく異なるものになる。
他のサブユニット52,53および54の構成は、上記
サブユニット51に全く同じであるが、各サブユニット
の発振器には、第5図に示すように、実施例装置が搭載
される車輌の他のシートST2.ST3およびSr1に
、上記の検出電極ELLと同様にして装着された検出電
極EL2゜EL3あるいはEL4と、ボディアースとに
より構成される各シートの人員検出コンデンサが、外付
けの可変容量(つまりサブユニット51に示したCx)
として接続され、また、各サブユニットのPSレジスタ
の出力端子はCPU50のシリアル入力ボートR2,R
3あるいはR4に接続されている。
CPUIは、0.1秒タイマ55の割込み毎に、サブユ
ニット51から検出電極ELLとボディアースとの間の
静電容量に対応するデータ(つまり発振器の発振周波数
に対応するデータ:周波数データ:以下同じ)をサンプ
リングし、サブユニット52を介して検出電極EL2と
ボディアースとの間の静電容量に対応するデータをサン
プリングし、サブユニット53を介して検出電極EL3
とボディアースとの間の静電容量に対応するデータをサ
ンプリングし、サブユニット54を介して検出電極EL
4とボディアースとの間の静電容量に対応するデータを
サンプリングして、各データの変化を監視し、所定閾値
を超える静電容量の増加(周波数の減少)を示すデータ
があるとき、そのデータに対応するシートに関して「乗
員あり」を設定する。このとき、サンプリングしたデー
タをもとにそのシートに対応する参照データを設定し、
その後にサンプリングした該シートに対応するデータに
より示される静電容量がこの参照データにより示される
静電容量より小さくなると(周波数の増加)、そのシー
トに関して「乗員なし」を設定する。
第4図に任意のサブユニットの発振器の発振周波数(実
11f)および、参照データ(破線Ref)の時間変化
を一例で示すグラフを、第6図にCPU50の、0.1
秒タイマ55の割込要求により起動される割込処理ルー
チンを示すフローチャートを示したので、これらの図面
を参照して乗員検出ユニット5のより具体的な動作を説
明する。
0.1秒タイマ55により割込要求が発せられると、C
PU50は各内部レジスタR1a、R2a。
R3aおよびR4aの値をそれぞれ対応する内部レジス
タR1b、R2b、R3bあるいはR4bに格納する。
このときの各値は、続いての説明により明らかになろう
が、1回前のタイマ割込発生時の各サブユニット(51
,52,53,54)の出力周波数データ(つまり0.
1秒前の周波数データ:同周波数データ)である。
続いて、出力ポートP4の出力、すなわち各サブユニッ
トのPSレジスタ(PSR)のシフトロード端子(S 
L)に与えているシフトロード信号をHレベルに転じて
、各PSレジスタ(PSR)に、対応するカウンタ(C
TR)より与えられている16ビツトの周波数データを
プリセットした後、出力ポートP1から各カウンタ(C
T R)のリセット端子(Rst)に向けて短時間のL
レベルパルス(リセットパルス)を出力して、各カウン
タ(CT R)をリセットする。つまり、各カウンタ(
CTR)は、それぞれ、タイマ55の割込発生から次の
割込発生までに対応する発振器(OS C)が発生した
各信号の波数をカウントする。
次に、出力ポートP3の出力、すなわち、各PSレジス
タ(PSR)のクロックインヒピット端子(CI)に印
加しているクロックインヒピット信号をLレベルに転す
る。これにより、各PSレジスタ(PSR)が、プリセ
ットした周波数データをCPU50の出力ポートP2よ
り与えられるクロックパルスに同期して出力端子(OU
T)よりシリアル出力するので、この出力、つまりシリ
アル入力ボートR1,R2,R3およびR4に入力する
データを読み取り、それぞれ、周波数データとして対応
するレジスタR1a、R2a、R3aあるいはR4aに
格納する。
この後、出力ポートP3出力をHレベルに、出力ポート
P4出力をLレベルに転する。
以下のルーチンは、FRレシートT1の乗員検出ルーチ
ン、FLレシートT2の乗員検出ルーチン。
RRレシートT3の乗員検出ルーチンおよびRLシート
ST4の乗員検出ルーチンよりなるが、同一の処理を行
なっているのでここではFRレシートTIの乗員検出ル
ーチンを説明する。
FRレシートTIの乗員検出ルーチンにおいては、ドラ
イバMANがFRレシートTIに着座しているときフラ
グMlをセット(1)し、着座していないとき該フラグ
M1をリセット(0)する。いまは、このフラグM1を
リセット(0)しているものとして説明を続ける。
レジスタR1aには今回読み取ったの周波数データ(新
周波数データ)を、レジスタR1bには1回前のタイマ
割込時に読み取った周波数データ(囲周波数データ)を
、それぞれ格納しているので、レジスタR1bの値から
レジスタR1aの値を減じた値を変化量データとしてレ
ジスタR1cに格納し、レジスタR1aの値を参照デー
タとしてレジスタReflに格納する。
ここで、レジスタR1cの値(変化量データ)と実測値
に基づいて設定した閾値C1とを比較する。
このとき、レジスタR1cの値(変化量データ)が閾値
01以下であれば続いてFLシートST2の乗員検出ル
ーチンを実行するが、前述のようにドライバMANがF
RシートSTIに着座して検出電極ELIとボディアー
スとの間の静電容量が急激に増加し、レジスタR1cの
値(変化量データ)がこの閾値C1を超えた場合には、
人員ありと判定してフラグM1をセット(1)する。
フラグMlをセット(1)すると、次回のタイマ割込処
理からはレジスタReftの値(参照データ:フラグM
1セット時に固定)とレジスタR1aの値(そのときの
新周波数データ)とを比較する。
ドライバMANがFRシートSTIに着座している間は
、検出電極ELIとボディアースとの間の静電容量が比
較的大きい値になるので、この比較においてレジスタR
1aの値がレジスタRef 1の値以下となり、フラグ
M1を変更しない(セットのまま)。
ドライバMANが降車すると検出電極ELIとボディア
ースとの間の静電容量が再び元の値近くまで減少してユ
ニット51の発振器O8Cの発振周波数が上昇するので
、この比較においてレジスタR1aの値(そのときの新
周波数データ)がレジスタReflの値(フラグM1の
セット時に固定した参照データ)を超える。これにより
ドライバなしと判定してフラグM1をリセット(0)す
る9FLシー)−8T2の乗員検出ルーチン、RRシー
トST3の乗員検出ルーチンおよびRLシートST4の
乗員検出ルーチンにおいては、上記同様に処理して、乗
員ありのときにはそれぞれフラグM2.M3あるいはM
4をセット(1)し、乗員なしのときにはそれぞれフラ
グM2.M3あるいはM4をリセット(0)する。
このように、乗員検出ユニット5により、各検出電極と
ボディアースとの間のそれぞれの静電容量の変化を監視
して乗員ありなしを検出しているので、温湿度や経時変
化の影響で誤検出することがない、また、この静電容量
の変化は人体の誘電率に起因するので、シートに荷物等
が置かれた場合とは大きく異なり、従来の重量検知式着
座スイッチのような誤検出はない。
上記のフラグMl、M2.M3およびM4のセット/リ
セットで示される各シートの人員ありなしデータは、図
示を省略したCPU50のメインルーチンにおいて、第
1a図に示したMPUIの要求に応じてそれに転送され
る。
再度第1a図を参照する。
車速検出用CPU6には、入カバソファ(波形整形回路
)61を介して、磁気感応リードスイッチLSが接続さ
れている。リードスイッチLSの近傍には、トランスミ
ッションのアウトプットシャフトとフレキシブルケーブ
ル(スピードメータケーブル)により結合された4極回
転マグネットMagが配設されている。つまり、リード
スイッチLSは、マグネットMagの回転、すなわち、
アウトプットシャフトの回転に応じた周期でオン/オフ
を繰り返す。車速検出用C:PU6は、このリードスイ
ッチLSのオン周期を計測して車速を検出する。
スイッチユニットSWUには、ドライバが着呼に対する
応答不能を入力するための操作スイッチSWを始めとし
て、テープレコーダ3の再生9巻戻し、あるいは早送り
の指示を入力するためのスイッチおよびスピーカSPの
出力を設定する出力設定スイッチ等が接続されている。
MPUIは、自動車電話ユニット2よりのデータ、すな
わち、着呼発生、ハンドセット21のオフフック/オン
フック、および終話(前述したが発呼者のオンフックを
意味する)を示すデータ。
乗員検出ユニット5よりの各シートSTI、ST2.S
T3およびSl4の乗員、ありなしデータ(フラグMl
、M2.M3およびM4のセット/リセット)、車速検
出用CPU6よりの車速データ、ならびにスイッチユニ
ットSWUに備わる各スイッチの操作に応じて、自動車
電話ユニット2゜テープレコーダ3.音声合成ユニット
4およびスピーカSPの出力(増幅器Aiepの増幅率
)を制御する。この制御ルーチンにおいて、本発明に関
する着呼発生時の応答処理について、第7図に示したフ
ローチャートを参照して説明する。
第7図に示したフローチャートは、自動車電話ユニット
2に着呼が発生したときに起動される割込処理ルーチン
を示す。
なお、以下の説明においては、第7図のフローチャート
のステップ番号を”s−−”で示す(フローチャートで
は“S nを省略している)。
着呼による割込が発生すると、Slで内部タイマをクリ
ア&スタートし、該タイマがタイムアウトとなるまでの
間、S2.S3.S4およびS5でなるループでハンド
セット21のオフフック(被呼者側のオフフック)9発
呼者側のオンフックによる終話およびスイッチSWの操
作を監視する。
乗員(被呼者)が着呼に応答してハンドセット21をオ
フフックした場合にはオフフックを示す信号が、発呼者
側がオンフックして終話となった場合には終話を示す信
号が、それぞれ自動車電話ユニット2より転送される。
したがって、このループ処理を実行する間に、これらの
信号を受理すると、S2あるいはS3から直ちに図示を
省略したメインルーチンにリターンしてこの処理を終了
する。
また、乗員(ドライバ)によりスイッチSWが操作され
て応答不能が入力されると、タイマのタイムアウトを待
つことなく817以下の処理を実行する。817以下の
処理については後程詳しく説明する。
上記の82〜S5でなるループ処理において、内部タイ
マがタイムアウトすると、S6に進み、ここで乗員検出
ユニット5より転送された乗員ありなしデータ、すなわ
ち、フラグMl、M2゜M3およびM4の状態を調べる
車輌内が無人の状態であれば、フラグMl、M2゜M3
およびM4がリセット(0)されているので、その場合
には、S7に進み、ここでスピーカSPの出力を零(音
声出力なし)とする信号を増幅器Ampに対して与えた
後、S8において自動車電話ユニット2に対して着呼に
対する接続(オフフックに対応)を指示する。
これにより、自動車電話ユニット2が呼を完了すると、
S9では音声合成ユニット4に対してメツセージ■、す
なわち: ′ただいま留守にしております。
お託けでよろしければお話し下さい” に対応する音声信号の出力を指示する。
この音声信号は送話ラインQ2に送出され、自動車電話
ユニット2を介して発呼者に送話されるが、スピーカS
Pの出力はS7において零に設定されているので車内で
の発声はない。
メツセージIの出力を終了すると(SIO)、これに対
する発呼者からの応答を記録するためにSllではテー
プレコーダ3に対して録音を指示する。これにより、発
呼者からの受話内容に対応した音声信号としてテープレ
コーダ3に記録される。この場合も、S7においてスピ
ーカ出力を零に設定しているので、受話内容が車内に発
声されることはない、つまり、S7における処理により
、無人状態における通話の保全性を確保している。
発呼者側がオンフックして終話すると、S12から31
3に進み、ここでテープレコーダ3に録音の停止を指示
し、S14で増幅器A■pに対してスピーカSPの出力
を出力設定スイッチにより設定された元の出力に設定す
る信号を与えて、図示を省略したメインルーチンにリタ
ーンする。
着呼が発生した後、前述の82〜S5でなるループ処理
を、内部タイマのタイムアウトで終了したとき、車内に
乗員がいれば、乗員検出ユニット5より与えられた乗員
ありなしデータ、すなわち、フラグMl、M2.M3お
よび/またはM4がセット(1)されているので、その
場合にはS6から815に進み、車速検出用CPU6よ
り与えられる車速データVを調べる。
S15において、車速データVが停止と見做せる所定車
速Vainを超えるときには、さらにS16において乗
員ありなしデータ、すなわち、フラグMl、M2.M3
およびM4を調べる。
このとき、フラグM1のみがセット(1)で、他のフラ
グM2.M3およびM4がリセット(0)となっていれ
ば、ドライバの単独乗車による車輌操縦中のために着呼
に応答できないものと判定して、S17において自動車
電話ユニット2に対して着呼に対する接続(オフフック
に対応)を指示するにれにより、自動車電話ユニット2
が呼を完了すると、318では音声合成ユニット4に対
してメツセージ■、すなわち: ″ただいま運転中です。
安全な場所に停車するまで しばらくお待ち下さい” に対応する音声信号の出力を指示する。
メツセージHの出力を終了すると(S19)、さらにS
20において音声合成ユニット4に対して所定のメロデ
ィに対応する音声信号の出力を指示し、S21およびS
22でなるループで被呼者側(ドライバ)のオフフッタ
あるいは発呼者側のオンフック(終話)を待ち受ける。
被呼者側(ドライバ)オフフックした場合あるいは発呼
者側がオンフックして終話した場合には、S23におい
て音声合成ユニット4に対して上記メロディに対応する
音声信号の出力の停止を指示してメインルーチンにリタ
ーンする。
音声合成ユニット4の出力、すなわち、メツセージ■お
よびメロディに対応する音声信号は送話ラインQ2に送
出されるので、自動車電話ユニット2を介して発呼者に
送話されるとともに、スピーカSPからそのときのスピ
ーカ出力調整用のスイッチの状態に応じた出力で、車内
に発声される。つまり、発呼者を待機させるときには、
車内にもメーセージ■およびメロディが流れるので、被
呼者に対する注意が換起される。また、待機中の発呼者
がオンフックして終話した場合には、スピーカSPから
の該メロディの出力が停止するので、ドライバ(被呼者
)は車輌を停めてオフフックするまでもなくそれを知る
ことができる。
車速が停止と見做せる場合(V+win以下)、あるい
は走行中であってもドライバ以外の乗員がいる場合、す
なわち、フラグM2.M3および/またはM4がセット
(1)されている場合には、S15.(S16)、S2
4,825および326でなるループ処理により、スイ
ッチSWの操作。
被呼者側のオフフッタおよび発呼者側のオンフッタ(終
話)を監視する。
車輌を停止しても、それが信号待ち等による短時間の停
車の場合には、ドライバの単独乗車では着呼に対する応
答が困難なことがある。そのようなとき、ドライバはス
イッチSWを操作すれば良い。
この場合、車輌は停止しているのでスイッチSWは全く
安全に操作される。
MPUIは、上記ループにおいてスイッチSWの操作が
あると、S24からこれを抜けて、前述した817以下
の処理を実行する。
また、被呼者側のオフフックを検出した場合、あるいは
発呼者側のオンフック(終話)を検出した場合には、そ
れぞれS25あるいはS26からメインルーチンにリタ
ーンしてこの処理を終了する。
なお、上記実施例においては、ドライバ単独乗車時の応
答不能の設定条件に車輌走行ありを加えているが、この
条件を加えないときにはS15の処理を除けば良い。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明の車上通話装置の通話制御
装置においては、車輌に設置した第1電極と第2電極と
の間−の静電容量を監視することにより、非接触で人員
のありなしを検出し、検出内容に応じて着呼に対する応
答の可否を設定しているので、車上シートに置かれた荷
物等による誤検出や、機械的な接点の破損による誤検出
がなく、非常に高い信頼性で着呼に対する応答を処理し
得る。
特に、実施例で説明したように、ドライバ用シートおよ
びパッセンジャー用シートのそれぞれについて人員あり
なしを検出し、ドライバ用およびパッセンジャー用シー
トの人員なし、すなわち全乗員なしを検出したときには
発呼者に留守を示す応答不能を報知し、ドライバ用シー
トの人員あり、およびパッセンジャー用シートの人員な
し、を検出したとき、すなわち、ドライバのみが乗車し
ているときには発呼者に運転中を示す応答不能を報知す
れば、車輌操縦中のドライバの手を煩わすことなく、安
全かつ有効に不完了呼の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は一実施例の自動車電話装置の構成を示すブロ
ック図である。 第1b図は第1a図に示した乗員検出ユニット5の詳細
な構成を示すブロック図である。 第2図はドライバ用のシートST1に備わる検出電極E
LIの配置を示す車輌の部分側面図である。 第3a図はドライバ用のシートST1の構成を示す部分
破砕斜視図、第3b図は第3a図に示したシートクッシ
ョンS01のmB−mB線断面図。 第3c図は第3a図および第3b図に示したシートクッ
ションSCIのトリムアバ−アッセンブリ7の構成を示
す斜視図である。 第4図は第1b図に示した発振器O3Cの発振周波数f
の時間変化およびマイクロプロセッサ50で設定する参
照データRefの時間変化をそれぞれ一例で示すグラフ
である。 第5図は実施例装置が搭載される車輌の、各シートST
1.ST2.ST3およびSr1の配置、ならびに、各
検出電極ELI、EL2.EL3およびEL4の配置を
示す部分透視図である。 第6図は第1b図に示したマイクロプロセッサ50の動
作の一部を示すフローチャートである。 第7図は第1a図に示したマイクロコンピュータ1の動
作の一部を示すフローチャートである。 1:マイクロコンピュータ(制御手段)la、lb、l
c、ld、le、if : I10ボートD/A : 
DAコンバータ REP :中継器    Q3:出力ラインA+ip 
:増幅器   SP:スピーカ2:自動車電話ユニット
(通話装置) 21:ハンドセット Ant :アンテナQ1:受話ラ
イン  Q2:送話ライン3:テープレコーダ 31.32 :整合器 4:音声合成ユニット(報知手段) 41:!11合器 5:乗員検出ユニット 50:マイクロプロセッサ 51.52,53.54 :サブユニット55 : 0
.1秒タイマ 50,55 : (信号処理手段)OS
C:発振器   CTR:カウンタPSR:パラレルイ
ン・シリアルアウト・シフトレジスタ OSC,CTR,PSR: (静電容量検出手段)6:
車速検出用マイクロプロセッサ 61:入カバソファ LS:リードスイッチMag :
回転マグネット 6.61.LS、Mag : (車速検出手段)1.6
,61.LS、Mag : (応答可否設定手段)7:
トリムカバーアッセンブリ。 71:表皮     72:ワデイング73:ワディン
グ力バー 74:リード線 8:シートクッションパッド 81.82 :貫通孔 9:パッドサポート Swυ:スイッチユニット Sw:操作スイッチ Reg :電源ユニット BT二車上バッテリ STI:前方右側シート(シート、ドライバ用シート)
SDIニジ−ドパツク SCI :シートクッション 5lll:ヘッドレスト ELL :検出電極(第1電極) ROOF :ルーフ     Flor :フロアRO
OF、Flor : (第2電極、ホディアース)MA
N :ドライバ(人員)  DORI、DOR3: I
−’7ST2 :前方左側シートST3:後方右側シー
トST4 :後方左側シート Sr1.Sr1.Sr1 : (パッセンジャー用シー
ト)EL2.EL3.EL4 :検出電極(第1電極)
特許出願人   アイシン精機株式会社兜、Z    
        ROOF戸4z ÷ 斗開 声3a Ig ○SC 東3b図

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輌に搭載された通話装置; 車輌に設置されたシートに着座している人員の少なくと
    も一部を通る電界を形成する第1電極および第2電極; 前記第1電極と前記第2電極との間の静電容量を検出す
    る静電容量検出手段; 前記静電容量検出手段の検出した静電容量を監視して、
    該静電容量の変化態様から前記シートの人員ありなしを
    検出する信号処理手段; 前記信号処理手段の検出内容に応じて応答の可否を設定
    する応答可否設定手段; 応答不能を発呼者に報知する報知手段;および、 前記通話装置に発生した着呼に応答して、前記応答可否
    設定手段が応答不能を設定しているとき、前記報知手段
    に応答不能の報知を指示する制御手段; を備える、車上通話装置の通話制御装置。
  2. (2)前記信号処理手段は、前記静電容量検出手段の検
    出した前記静電容量が増加すると人員ありを検出し、該
    静電容量が減少すると人員なしを検出する、前記特許請
    求の範囲第(1)項記載の車上通話装置の通話制御装置
  3. (3)前記信号処理手段は、前記静電容量検出手段の検
    出した前記静電容量の所定時間当りの増加量が所定値を
    超えるとき人員ありを検出し、その後、該静電容量が減
    少すると人員なしを検出する、前記特許請求の範囲第(
    2)項記載の車上通話装置の通話制御装置。
  4. (4)前記応答可否設定手段は、前記信号処理手段が人
    員なしを検出しているとき応答不能を設定する、前記特
    許請求の範囲第(1)項記載の車上通話装置の通話制御
    装置。
  5. (5)前記第1電極は、前記シートの少なくとも一部に
    装着される、前記特許請求の範囲第(1)項記載の車上
    通話装置の通話制御装置。
  6. (6)前記第2電極は、車輌のボディアースである、前
    記特許請求の範囲第(1)項または第(5)項記載の車
    上通話装置の通話制御装置。
  7. (7)前記第1電極および第2電極は、車輌に設置され
    た複数のシートの全部について、それぞれに着座してい
    る人員の少なくとも一部を通る電界を形成する、前記特
    許請求の範囲第(1)項記載の車上通話装置の通話制御
    装置。
  8. (8)前記第1電極および第2電極は、車輌に設置され
    た複数のシートについて、ドライバ用シートに着座して
    いる人員の少なくとも一部を通る電界を形成する第1組
    、および、少なくとも1つのパッセンジャー用シートに
    着座している人員の少なくとも一部を通る電界を形成す
    る第2組、があり; 前記静電容量検出手段は、各組の第1電極と前記第2電
    極との間の静電容量を検出し; 前記信号処理手段は、該静電容量検出手段の検出した各
    組の静電容量を監視して、該静電容量の変化態様から、
    ドライバ用シートと、少なくとも1つのパッセンジャー
    用シートとに対応付けして人員ありなしを検出する;前
    記特許請求の範囲第(1)項記載の車上通話装置の通話
    制御装置。
  9. (9)前記信号処理手段は、監視している組の、前記静
    電容量検出手段の検出した前記静電容量が増加するとそ
    の組のシートに対応付けして人員ありを検出し、該静電
    容量が減少するとその組のシートに対応付けして人員な
    しを検出する、前記特許請求の範囲第(8)項記載の車
    上通話装置の通話制御装置。
  10. (10)前記信号処理手段は、監視している組の、前記
    静電容量検出手段の検出した前記静電容量の所定時間当
    りの増加量が所定値を超えるときその組のシートに対応
    付けして人員ありを検出し、その後、該静電容量が減少
    するとその組のシートに対応付けして人員なしを検出す
    る、前記特許請求の範囲第(9)項記載の車上通話装置
    の通話制御装置。
  11. (11)前記応答可否設定手段は、前記信号処理手段が
    ドライバ用シートおよび、少なくとも1つのパッセンジ
    ャー用シートの人員なしを検出しているとき応答不能を
    設定する、前記特許請求の範囲第(8)項記載の車上通
    話装置の通話制御装置。
  12. (12)前記応答可否設定手段は、前記信号処理手段が
    ドライバ用シートおよび、少なくとも1つのパッセンジ
    ャー用シートの人員なしを検出しているとき第1の応答
    不能を設定し、前記信号処理手段がドライバ用シートの
    人員ありおよび、少なくとも1つのパッセンジャー用シ
    ートの人員なしを検出しているとき第2の応答不能を設
    定し; 前記報知手段は、第1の応答不能および第2の応答不能
    のいずれか一方を発呼者に報知し; 前記制御手段は、前記通話装置に発生した着呼に応答し
    て、前記応答可否設定手段が第1の応答不能を設定して
    いるときは前記報知手段に第1の応答不能の報知を指示
    し、前記応答可否設定手段が第2の応答不能を設定して
    いるときは前記報知手段に第2の応答不能の報知を指示
    する;前記特許請求の範囲第(8)項記載の車上通話装
    置の通話制御装置。
  13. (13)前記制御手段は、前記応答可否設定手段が第2
    の応答不能を設定しているときは、前記通話装置に発生
    した着呼に応答して時限を開始し、所定時限が経過する
    と前記報知手段に第2の応答不能の報知を指示する;前
    記特許請求の範囲第(12)項記載の車上通話装置の通
    話制御装置。
  14. (14)前記制御手段は、車速検出手段を備え、該車速
    検出手段の検出車速が所定車速を超えるときであって、
    前記応答可否設定手段が第2の応答不能を設定している
    ときは、前記通話装置に発生した着呼に応答して前記報
    知手段に第2の応答不能の報知を指示する;前記特許請
    求の範囲第(12)項記載の車上通話装置の通話制御装
    置。
  15. (15)前記第1電極は、ドライバ用シートおよび、少
    なくとも1つのパッセンジャー用シートの、それぞれの
    少なくとも一部に装着される、前記特許請求の範囲第(
    8)項記載の車上通話装置の通話制御装置。
  16. (16)前記第2電極は、車輌のボディアースである、
    前記特許請求の範囲第(8)項または第(15)項記載
    の車上通話装置の通話制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03198540A (ja) * 1989-12-27 1991-08-29 Nippondenso Co Ltd 自動車電話装置
WO2019065960A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 住友理工株式会社 トランスデューサ及びその製造方法
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