JP2019117182A - トランスデューサ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係る第一のトランスデューサは、導電部材と、前記導電部材の面法線方向に設けられた静電シートとを備える。前記静電シートは、複数の貫通孔を備えた第一電極シートと、第一面が前記第一電極シート側に配置され、且つ、第二面が前記導電部材側に配置される誘電体シートとを備える。前記誘電体シートの前記第一面側は、前記誘電体シート自身の融着、前記誘電体シートとは異なる第一融着材料の融着、及び、前記誘電体シート自身の係合の何れか一つによって、前記第一電極シートに直接的又は間接的に接合されている。また、前記誘電体シートの前記第二面側は、前記誘電体シート自身の融着及び前記誘電体シートとは異なる第二融着材料の融着の何れか一つによって、前記導電部材に直接的に又は間接的に接合されている。
本発明に係る第二のトランスデューサは、導電部材と、前記導電部材の面法線方向に設けられた静電シートとを備える。前記静電シートは、複数の貫通孔を備えた第一電極シートと、第一面が前記第一電極シート側に配置され、且つ、第二面が前記導電部材側に配置される誘電体シートと、複数の第二貫通孔を備え、且つ、前記誘電体シートの前記第二面側に配置された第二電極シートとを備える。前記誘電体シートの前記第一面側は、前記誘電体シート自身の融着、前記誘電体シートとは異なる第一融着材料の融着、及び、前記誘電体シート自身の係合の何れか一つによって、前記第一電極シートに直接的又は間接的に接合されている。また、前記誘電体シートの前記第二面側は、前記誘電体シート自身の融着、前記誘電体シートとは異なる第三融着材料の融着、及び、前記誘電体シート自身の係合の何れか一つによって、前記第二電極シートに直接的又は間接的に接合されている。さらに、前記誘電体シートの前記第二面側は、前記誘電体シート自身の融着及び前記誘電体シートとは異なる第二融着材料の融着の何れか一つによって、前記導電部材に直接的に又は間接的に接合されている。
本発明に係るトランスデューサの製造方法は、前記静電シートを成形する静電シート成形工程と、前記静電シートを前記導電部材に直接的に又は間接的に接合する静電シート接合工程とを備える。当該製造方法により製造されたトランスデューサは、上記同様の効果を奏する。
トランスデューサは、静電型である。つまり、トランスデューサは、電極間の静電容量の変化を利用して、電位を有する導電体の接触又は接近を検出するセンサ(接触接近センサ)、外部からの押込力等を検出するセンサ(外力検出センサ)として機能させることができる。また、トランスデューサは、電極間の静電容量の変化を利用して、振動や音等を発生させるアクチュエータとして機能させることができる。
人間の手の接触を検出することができるセンサとして、ステアリングホイール1を例にあげる。ただし、トランスデューサは、ステアリングホイール1に限られず、種々の構成を適用できる。以下において、ステアリングホイール1は、センサのみとして機能する場合を例にあげるが、センサに加えて、例えば、運転者に振動等を付与するアクチュエータの機能を有することもできる。この場合、ステアリングホイール1は、センサ及びアクチュエータを備えることになる。また、ステアリングホイール1は、センサに代えて、アクチュエータのみの機能を有するようにすることもできる。
(3−1.ステアリングホイール1の詳細構成)
第一実施形態のステアリングホイール1の詳細構成について、図2及び図3を参照して説明する。特に、リング部12の詳細構成について説明する。
次に、ステアリングホイール1、特にリング部12の製造方法について、図4−図7を参照して説明する。図4に示すように、芯体21の外面に樹脂内層材22を射出成形する(S1:内層材成形工程)。すなわち、芯体21を射出成形型(図示せず)の中に配置し、成形材料を型内に注入することで、樹脂内層材22が成形される。このようにして、芯体21と樹脂内層材22とが一体化される。
次に、静電シート23の構成について詳細に説明する。静電シート23は、上述したように、図4のS2の静電シート成形工程において成形され、第一電極シート31と誘電体シート32とを接合された部材である。静電シート23は、以下に説明するように、第一例の静電シート23a、第二例の静電シート23b、第三例の静電シート23c、及び、第四例の静電シート23dの何れかを適用できる。
第一例の静電シート23aについて図8を参照して説明する。第一例の静電シート23aは、第一電極シート31と第一例の誘電体シート32aとを備える。誘電体シート32aは、熱可塑性材料、特に熱可塑性エラストマーにより形成され、且つ、貫通孔を有しない面状に形成されている。誘電体シート32aは、熱可塑性材料により形成されているため、熱を加えることにより溶融状態となる。そして、誘電体シート32aの第一面(図8の上面)側は、第一電極シート31を埋設した状態で、誘電体シート32a自身の融着によって第一電極シート31に直接的に接合されている。つまり、第一電極シート31の内面(図8の下面)側、第一電極シート31の第一貫通孔31aの孔内周面、及び、第一電極シート31の外面(図8の上面)側の全てが、誘電体シート32aに融着している。
第二例の静電シート23bについて図9を参照して説明する。第二例の静電シート23bは、第一電極シート31と第二例の誘電体シート32bとを備える。誘電体シート32bは、非熱可塑性材料、特に非熱可塑性エラストマーにより形成され、面状に形成されている。誘電体シート32bの第一面(図9の上面)側は、第一融着材料33の融着によって、第一電極シート31に間接的に接合されている。つまり、第一融着材料33が、第一電極シート31と誘電体シート32bとの間に介在している。そして、第一融着材料33は、第一電極シート31の内面(図9の下面)側、及び、第一電極シート31の第一貫通孔31aの孔内周面の少なくとも一部に融着しており、且つ、誘電体シート32bの第一面の表面に融着している。なお、誘電体シート32bは、貫通孔を有しない非熱可塑性樹脂としてもよいし、貫通孔を有する非熱可塑性発泡樹脂としてもよい。誘電体シート32bが発泡樹脂である場合には、静電シート23bの通気性を高めることができる。
第三例の静電シート23cについて図10を参照して説明する。第三例の静電シート23cは、第一電極シート31と第三例の誘電体シート32cとを備える。誘電体シート32cは、熱可塑性材料、特に熱可塑性エラストマーにより形成されている。さらに、誘電体シート32cは、第一電極シート31の複数の第一貫通孔31a(図3に示す)を維持するように第一電極シート31の表面にコーティングされている。例えば、誘電体シート32cは、溶融状態の熱可塑性材料をディップ、スプレー、コーティング等により、第一電極シート31の導電性繊維の全ての表面に付着されることによって、第一電極シート31と一体的に形成されている。つまり、誘電体シート32cは、第一電極シート31の内面(図10の下面)側、第一電極シート31の第一貫通孔31aの孔内周面、及び、第一電極シート31の外面(図10の上面)側の全てに付着している。ここで、誘電体シート32cが付着した状態において、第一電極シート31の第一貫通孔31aが貫通した状態を維持している。
第四例の静電シート23dについて図10を参照して説明する。第四例の静電シート23dは、第一電極シート31と第四例の誘電体シート32dとを備える。誘電体シート32dは、非熱可塑性材料、特に非熱可塑性エラストマーにより形成されている。第四例の誘電体シート32dは、非熱可塑性材料であること以外は、第三例の誘電体シート32cと同様である。
次に、リング部12の中間成形体40(図7に示す)の構成について詳細に説明する。リング部12の中間成形体40は、上述したように、図4のS3の静電シート接合工程において成形され、芯体21、樹脂内層材22及び静電シート23が一体化された部材である。
第一例の中間成形体40aについて図11を参照して説明する。第一例の中間成形体40aは、第一例の静電シート23aを備える。第一例の静電シート23aにおける誘電体シート32aは、熱可塑性材料により形成されている。そして、誘電体シート32aの第二面(図11の下面)側が、誘電体シート32a自身の融着によって、樹脂内層材22の外面に直接的に接合されている。
第二例の中間成形体40bについて図12を参照して説明する。第二例の中間成形体40bは、第二例の静電シート23bを備える。第二例の静電シート23bにおける誘電体シート32bは、非熱可塑性材料により形成されている。誘電体シート32bの第二面(図12の下面)側は、第二融着材料34の融着によって、樹脂内層材22の外面に間接的に接合されている。つまり、第二融着材料34が、樹脂内層材22の外面と誘電体シート32bの第二面との間に介在している。
第三例の中間成形体40cについて図13を参照して説明する。第三例の中間成形体40cは、第三例の静電シート23cを備える。第三例の静電シート23cにおける誘電体シート32cは、熱可塑性材料により形成されている。そして、誘電体シート32cの第二面(図13の下面)側が、誘電体シート32c自身の融着によって、樹脂内層材22の外面に直接的に接合されている。
第四例の中間成形体40dについて図14を参照して説明する。第四例の中間成形体40dは、第四例の静電シート23dを備える。第四例の静電シート23dにおける誘電体シート32dは、非熱可塑性材料により形成されている。誘電体シート32dの第二面(図14の下面)側は、第二融着材料34の融着によって、樹脂内層材22の外面に間接的に接合されている。つまり、第二融着材料34が、樹脂内層材22の外面と誘電体シート32dの第二面との間に介在している。
上述したように、静電シート23は、第一電極シート31と誘電体シート32とを備える。この静電シート23は、第一例から第四例の何れかによって成形されている。すなわち、図8及び図10に示すように、第一例及び第三例の静電シート23a,23cにおいては、誘電体シート32a,32c自身の融着によって、誘電体シート32a,32cと第一電極シート31とが接合されている。図9に示すように、第二例の静電シート23bにおいては、誘電体シート32bとは異なる第一融着材料33の融着によって、誘電体シート32bと第一電極シート31とが接合されている。また、図10に示すように、第三例及び第四例の静電シート23c,23dにおいては、誘電体シート32c,32dの係合によって、誘電体シート32c,32dと第一電極シート31とが接合されている。これらの何れにおいても、誘電体シート32と第一電極シート31とは、揮散型接着剤及び溶媒を用いることなく接合されている。従って、VOCの排出を抑制できる。
(5−1.ステアリングホイール1の詳細構成)
第二実施形態のステアリングホイール1の詳細構成について、図15及び図16を参照して説明する。特に、リング部12の詳細構成について説明する。
次に、静電シート23の構成について詳細に説明する。静電シート23は、上述したように、図4のS2の静電シート成形工程において成形され、第一電極シート31と誘電体シート32とを接合された部材である。静電シート23は、以下に説明するように、第一例の静電シート23a、第二例の静電シート23b、第三例の静電シート23c、及び、第四例の静電シート23dの何れかを適用できる。
第一例の静電シート123aについて図17を参照して説明する。第一例の静電シート123aは、第一実施形態における第一例の静電シート23aと同様の構成を有しており、さらに第二電極シート36を有する構成である。両実施形態における同一構成には、同一符号を付す。
第二例の静電シート123bについて図18を参照して説明する。第二例の静電シート123bは、第一実施形態における第二例の静電シート23bと同様の構成を有しており、さらに第二電極シート36を有する構成である。両実施形態における同一構成には、同一符号を付す。
第三例の静電シート123cについて図19を参照して説明する。第三例の静電シート123cは、第一実施形態における第三例の静電シート23cと同様の構成を有している第三例の誘電体シート32c1,32c2を有する構成である。両実施形態における同一構成には、同一符号を付す。
第四例の静電シート123dについて図19を参照して説明する。第四例の静電シート123dは、第一電極シート31、第四例の誘電体シート32d1,32d2、及び、第二電極シート36を備える。誘電体シート32d1,32d2は、非熱可塑性材料、特に非熱可塑性エラストマーにより形成されている。第四例の誘電体シート32d1,32d2は、非熱可塑性材料であること以外は、第三例の誘電体シート32c1,32c2と同様である。なお、誘電体シート32d1,32d2は、図示しない融着材料の融着により相互に接合されていてもよい。
次に、リング部12の中間成形体(第一実施形態の図7に対応する構成)の構成について詳細に説明する。リング部12の中間成形体は、上述したように、図4のS3の静電シート接合工程において成形され、芯体21、樹脂内層材22及び静電シート123が一体化された部材である。
第一例の中間成形体140aについて図20を参照して説明する。第一例の中間成形体140aは、第一例の静電シート123aを備える。第一例の静電シート123aにおける誘電体シート32aは、熱可塑性材料により形成されている。そして、誘電体シート32aの第二面(図20の下面)側が、誘電体シート32a自身の融着によって、樹脂内層材22の外面に直接的に接合されている。
第二例の中間成形体140bについて図21を参照して説明する。第二例の中間成形体140bは、第二例の静電シート123bを備える。第二例の静電シート123bにおける誘電体シート32bは、非熱可塑性材料により形成されている。静電シート123bの第二面(第二電極シート36側の面)側は、第二融着材料39の融着によって、樹脂内層材22の外面に間接的に接合されている。つまり、第二融着材料39が、樹脂内層材22の外面と静電シート123bの第二面との間に介在している。
第三例の中間成形体140cについて図22を参照して説明する。第三例の中間成形体140cは、第三例の静電シート123cを備える。第三例の静電シート123cにおける誘電体シート32c1,32c2は、熱可塑性材料により形成されている。そして、静電シート123cの第二面(誘電体シート32c2側の面)側が、誘電体シート32c2自身の融着によって、樹脂内層材22の外面に直接的に接合されている。
第四例の中間成形体140dについて図23を参照して説明する。第四例の中間成形体140dは、第四例の静電シート123dを備える。第四例の静電シート123dにおける誘電体シート32d1,32d2は、非熱可塑性材料により形成されている。静電シート123dの第二面(誘電体シート32d2側の面)側は、第二融着材料39の融着によって、樹脂内層材22の外面に間接的に接合されている。つまり、第二融着材料39が、樹脂内層材22の外面と静電シート123dの第二面との間に介在している。
ここで、第二実施形態におけるステアリングホイール1は、第一実施形態と同様の効果を奏し、さらに以下の効果をそうする。第二実施形態における静電シート123は、第一電極シート31、誘電体シート32、及び、第二電極シート36を備える。静電シート123は、第一例から第四例の何れかによって成形されている。すなわち、図17及び図19に示すように、第一例及び第三例の静電シート123a,123cにおいては、誘電体シート32a,32c2自身の融着によって、誘電体シート32a,32c2と第二電極シート36とが接合されている。図18に示すように、第二例の静電シート123bにおいては、誘電体シート32bとは異なる第三融着材料37の融着によって、誘電体シート32bと第二電極シート36とが接合されている。また、図19に示すように、第三例及び第四例の静電シート123c,123dにおいては、誘電体シート32c2,32d2の係合によって、誘電体シート32c2,32d2と第二電極シート36とが接合されている。これらの何れにおいても、誘電体シート32と第二電極シート36とは、揮散型接着剤及び溶媒を用いることなく接合されている。従って、VOCの排出を抑制できる。
Claims (16)
- 導電部材と、
前記導電部材の面法線方向に設けられた静電シートと、
を備えるトランスデューサであって、
前記静電シートは、
複数の第一貫通孔を備えた第一電極シートと、
第一面が前記第一電極シート側に配置され、且つ、第二面が前記導電部材側に配置される誘電体シートと、
を備え、
前記誘電体シートの前記第一面側は、前記誘電体シート自身の融着、前記誘電体シートとは異なる第一融着材料の融着、及び、前記誘電体シート自身の係合の何れか一つによって、前記第一電極シートに直接的又は間接的に接合され、
前記誘電体シートの前記第二面側は、前記誘電体シート自身の融着及び前記誘電体シートとは異なる第二融着材料の融着の何れか一つによって、前記導電部材に直接的に又は間接的に接合されている、トランスデューサ。 - 前記静電シートは、さらに、複数の第二貫通孔を備え、且つ、前記誘電体シートの前記第二面側に配置された第二電極シートを備え、
前記誘電体シートの前記第二面側は、前記誘電体シート自身の融着、前記誘電体シートとは異なる第三融着材料の融着、及び、前記誘電体シート自身の係合の何れか一つによって、前記第二電極シートに直接的又は間接的に接合される、請求項1に記載のトランスデューサ。 - 前記トランスデューサは、さらに、前記静電シートにおける前記導電部材とは反対側に位置する外面側に射出成形された樹脂外層材を備える、請求項1又は2に記載のトランスデューサ。
- 前記トランスデューサは、さらに、前記導電部材の外面側に射出成形された樹脂内層材を備え、
前記誘電体シートの前記第二面側は、前記樹脂内層材の外面側に直接的又は間接的に接合される、請求項1−3の何れか一項に記載のトランスデューサ。 - 前記導電部材は、前記トランスデューサの芯体を構成する、請求項1−4の何れか一項にトランスデューサ。
- 前記誘電体シートは、熱可塑性材料により形成され、且つ、貫通孔を有しない面状に形成され、
前記誘電体シートの前記第一面側は、前記第一電極シートを埋設した状態で、前記誘電体シート自身の融着によって前記第一電極シートに直接的に接合され、
前記誘電体シートの前記第二面側は、前記誘電体シート自身の融着によって前記導電部材に直接的に又は間接的に接合されている、請求項1−5の何れか一項に記載のトランスデューサ。 - 前記誘電体シートは、熱可塑性材料により形成され、且つ、前記複数の第一貫通孔を維持するように前記第一電極シートの表面にコーティングされており、
前記誘電体シートの前記第一面側は、前記誘電体シート自身の融着又は前記誘電体シート自身の係合によって前記第一電極シートに直接的に接合され、
前記誘電体シートの前記第二面側は、前記誘電体シート自身の融着によって前記導電部材に直接的に又は間接的に接合されている、請求項1−6の何れか一項に記載のトランスデューサ。 - 前記誘電体シートは、非熱可塑性材料により形成され、
前記誘電体シートの前記第一面側は、前記第一融着材料の融着によって前記第一電極シートに間接的に接合され、
前記誘電体シートの前記第二面側は、前記第二融着材料の融着によって前記導電部材に間接的に接合されている、請求項1−6の何れか一項に記載のトランスデューサ。 - 前記誘電体シートは、熱可塑性材料により形成され、且つ、貫通孔を有しない面状に形成され、
前記誘電体シートの前記第一面側は、前記第一電極シートを埋設した状態で、前記誘電体シート自身の融着によって前記第一電極シートに直接的に接合され、
前記誘電体シートの前記第二面側は、
前記第二電極シートを埋設した状態で、前記誘電体シート自身の融着によって前記第二電極シートに直接的に接合され、且つ、
前記誘電体シート自身の融着によって前記導電部材に直接的に又は間接的に接合されている、請求項2に記載のトランスデューサ。 - 前記誘電体シートは、熱可塑性材料により形成され、前記複数の第一貫通孔を維持するように前記第一電極シートの表面にコーティングされ、且つ、前記複数の第二貫通孔を維持するように前記第二電極シートの表面にコーティングされており、
前記誘電体シートの前記第一面側は、前記誘電体シート自身の融着又は前記誘電体シート自身の係合によって前記第一電極シートに直接的に接合され、
前記誘電体シートの前記第二面側は、
前記誘電体シート自身の融着又は前記誘電体シート自身の係合によって前記第二電極シートに直接的に接合され、且つ、
前記誘電体シート自身の融着によって前記導電部材に直接的に又は間接的に接合されている、請求項2に記載のトランスデューサ。 - 前記誘電体シートは、非熱可塑性材料により形成され、
前記誘電体シートの前記第一面側は、前記第一融着材料の融着によって前記第一電極シートに間接的に接合され、
前記誘電体シートの前記第二面側は、
前記第二融着材料の融着によって前記導電部材に間接的に接合され、且つ、
前記第三融着材料の融着によって前記第二電極シートに間接的に接合されている、請求項2に記載のトランスデューサ。 - 前記第一電極シートは、伸縮可能であり、
前記誘電体シートは、エラストマーにより形成され、
前記静電シートは、伸縮可能である、請求項1−11の何れか一項に記載のトランスデューサ。 - 前記第一電極シート及び前記第二電極シートは、伸縮可能であり、
前記誘電体シートは、エラストマーにより形成され、
前記静電シートは、伸縮可能である、請求項2に記載のトランスデューサ。 - 請求項1−13の何れか一項に記載のトランスデューサの製造方法であって、
前記静電シートを成形する静電シート成形工程と、
前記静電シートを前記導電部材に直接的に又は間接的に接合する静電シート接合工程と、
を備える、トランスデューサの製造方法。 - 前記導電部材は、曲面を有しており、
前記静電シート成形工程は、前記静電シートを前記導電部材の曲面形状に対応した予備形状となるように成形し、
前記静電シート接合工程は、前記予備形状である前記静電シートを前記導電部材に対応する位置に配置した状態で、前記静電シートを加熱することにより前記導電部材に直接的に又は間接的に接合する、請求項14に記載のトランスデューサの製造方法。 - 請求項3に記載のトランスデューサの製造方法であって、
前記静電シートを成形する静電シート成形工程と、
前記静電シートを前記導電部材に直接的に又は間接的に接合する静電シート接合工程と、
前記静電シートの外面側に前記樹脂外層材を射出成形する外層材成形工程と、
を備える、トランスデューサの製造方法。
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