JP7250490B2 - トランスデューサ - Google Patents
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Description
トランスデューサ1について、図1を参照して説明する。トランスデューサ1は、静電型である。つまり、トランスデューサ1は、電極間の静電容量の変化を利用して、振動や音等を発生させるアクチュエータとして機能させることができる。また、トランスデューサ1は、電極間の静電容量の変化を利用して、外部からの押込力等を検出するセンサ(外力検出センサ)、電位を有する導電体の接触又は接近を検出するセンサ(接触接近センサ)として機能させることができる。
次に、シート本体部10の構成について、図2及び図3を参照して説明する。誘電体層11は、弾性変形可能な誘電材料により形成される。詳細には、誘電体層11は、熱可塑性材料、特に熱可塑性エラストマーにより形成されている。誘電体層11は、シート状で、所望の外形に形成されている。誘電体層11は、厚み方向に伸縮すると共に、厚み方向の伸縮に伴って面方向に伸縮する構造を有する。
次に、第一接続部20の構成について、図2、図4及び図5を参照して説明する。第一リード線21は、導線を絶縁材により被覆する第一リード線本体21aと、先端側に配置されており導線を露出する第一導通部21bとを備える。
第二接続部30の構成について説明する。第二接続部30は、実質的に、第一接続部20と同様の構成からなる。すなわち、第二接続部30は、図3及び図4に示す第一接続部20を、上下反転させた構成に相当する。
第一クランプ23の構成について図4及び図5を参照して説明する。第一クランプ23は、鉄、アルミニウム等の導電性金属材料により形成されており、シート本体部10が変形したとしても、第一クランプ23の形状を維持することができる程度の剛性を有する。
第二クランプ33の構成について説明する。第二クランプ33は、実質的に、第一クランプ23と同様の構成からなる。すなわち、第二クランプ33は、図3及び図4に示す第一クランプ23を、上下反転させた構成に相当する。
次に、第一例の端子部10bの詳細構成について、図6及び図7を参照して説明する。ここで、図6及び図7においては、模式的に図示するため、シート本体部10が、誘電体層11、第一電極シート12及び第二電極シート15により構成されるものとする。また、第一接続部20及び第二接続部30においても、第一融着規制層22、第一接続融着層25、第一裏面融着層27、第二融着規制層32、第二接続融着層35及び第二裏面融着層37を図示しない。
第二例の端子部10bの詳細構成について、図8及び図9を参照して説明する。第二例の端子部10bは、第一端子部10b1及び第二端子部10b2に加えて、変形許容部10b3を備える。
次に、第三例の端子部10bの詳細構成について、図10及び図11を参照して説明する。第三例の端子部10bは、第二例の端子部10bに対して、変形許容部10b3が相違する。
Claims (9)
- 静電型のトランスデューサを構成するシート本体部と、
前記シート本体部の第一面側に配置される第一リード線と、
前記第一リード線を前記シート本体部に固定する第一クランプと、
を備えるトランスデューサであって、
前記シート本体部は、
誘電体層と、
複数の第一貫通孔を備え、前記誘電体層の第一面側に配置され、少なくとも一部が前記誘電体層の前記第一面から露出した状態で配置される第一電極シートと、
融着材料により形成されており、前記誘電体層のうち前記誘電体層の前記第一面側の少なくとも一部分として配置され又は前記誘電体層の前記第一面に別部材として接合され、前記誘電体層と前記第一電極シートとを前記融着材料の融着により接合する第一主融着層と、
を備え、
前記第一リード線は、前記第一電極シートの露出面に接触した状態で配置された第一導通部を備え、
前記第一クランプは、
前記シート本体部を厚み方向に貫通し、前記シート本体部の第一面側を基端とし、前記シート本体部の第二面側を先端とする複数の第一脚部と、
前記複数の第一脚部の前記基端同士を連結し、前記第一リード線の前記第一導通部を跨いで配置される第一連結部であって、前記第一連結部と前記第一電極シートの前記露出面との間に前記第一リード線の前記第一導通部を介在させる前記第一連結部と、
前記複数の第一脚部のそれぞれの前記先端から折り曲げ形成され、前記シート本体部の前記第二面に係止される複数の第一返し部と、
を備える、トランスデューサ。 - 前記第一リード線の前記第一導通部は、前記第一連結部によって前記第一電極シートの前記露出面に押し付けられた状態で接触する、請求項1に記載のトランスデューサ。
- 前記誘電体層は、弾性体により形成されており、
前記第一クランプは、前記誘電体層を圧縮した状態とし、
前記第一リード線の前記第一導通部は、前記誘電体層の反力によって、前記第一電極シートの前記露出面に押し付けられた状態で接触する、請求項2に記載のトランスデューサ。 - 前記第一クランプは、導電性材料により形成され、
前記第一クランプの前記第一連結部は、前記第一リード線の前記第一導通部に接触することによって前記第一導通部に電気的に接続し、
前記第一クランプの前記複数の第一脚部は、前記第一電極シートに接触することにより前記第一電極シートに電気的に接続し、
前記第一リード線の前記第一導通部と前記第一電極シートとは、直接接触することによって電気的に接続されると共に、前記第一クランプを介して電気的に接続される、請求項1-3の何れか一項に記載のトランスデューサ。 - 前記第一導通部は、撚り線により形成されており、前記撚り線が面状に広がった状態で前記第一連結部と前記第一電極シートの前記露出面との間に介在されている、請求項1-4の何れか一項に記載のトランスデューサ。
- 前記シート本体部は、さらに、
複数の第二貫通孔を備え、前記誘電体層の第二面側に配置される第二電極シートを備え、
前記第二電極シートは、前記第一クランプが存在する領域に配置されていない、請求項1-5の何れか一項に記載のトランスデューサ。 - 前記トランスデューサは、さらに、
前記シート本体部の第二面側に配置される第二リード線と、
前記第二リード線を前記シート本体部に固定する第二クランプと、
を備え、
前記第二電極シートは、少なくとも一部が前記誘電体層の前記第二面から露出した状態で配置され、
前記シート本体部は、さらに、
融着材料により形成されており、前記誘電体層のうち前記誘電体層の前記第二面側の少なくとも一部分として配置され又は前記誘電体層の前記第二面に別部材として接合され、前記誘電体層と前記第二電極シートとを前記融着材料の融着により接合する第二主融着層を備え、
前記第二リード線は、前記第二電極シートの露出面に接触した状態で配置された第二導通部を備え、
前記第二クランプは、
前記シート本体部を厚み方向に貫通し、前記シート本体部の第二面側を基端とし、前記シート本体部の第一面側を先端とする複数の第二脚部と、
前記複数の第二脚部の前記基端同士を連結し、前記第二リード線の前記第二導通部を跨いで配置される第二連結部であって、前記第二連結部と前記第二電極シートの前記露出面との間に前記第二リード線の前記第二導通部を介在させる第二連結部と、
前記複数の第二脚部のそれぞれの前記先端から折り曲げ形成され、前記シート本体部の前記第一面に係止される複数の第二返し部と、
を備える、請求項6に記載のトランスデューサ。 - 前記トランスデューサは、さらに、
前記第一電極シートの前記露出面、前記第一リード線の前記第一導通部、及び、前記第一クランプの前記第一連結部を被覆する第一接続保護層を備える、請求項1-7の何れか一項に記載のトランスデューサ。 - 前記トランスデューサは、さらに、
融着材料により形成されており、前記第一接続保護層の一部分として配置され又は前記第一接続保護層に別部材として接合され、前記誘電体層と前記第一接続保護層とを前記融着材料の融着により接合する又は前記第一電極シートと前記第一接続保護層とを前記融着材料の融着により接合する第一接続融着層を備える、請求項8に記載のトランスデューサ。
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