JP2018169315A - 静電容量型圧力センサ - Google Patents

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雄紀 齋藤
Takenori Saito
雄紀 齋藤
勝 村山
Masaru Murayama
勝 村山
哲好 柴田
Tetsuyoshi Shibata
哲好 柴田
裕和 山本
Hirokazu Yamamoto
裕和 山本
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Abstract

【課題】より高精度に電極間の静電容量を計測することができる静電容量型圧力センサを提供する。【解決手段】マトリックス状に対向する複数の第一電極帯32及び複数の第二電極帯72と、圧力に応じて厚みが変化する誘電体シート60と、複数の第一電極帯32とは別体に形成され且つ異なる材料により形成される複数の第一導線41と、複数の第二電極帯72とは別体に形成され且つ異なる材料により形成される複数の第二導線81と、第一電極ユニット30の外面側に固定され、且つ、複数の第一導線41を固定する第一布50と、第二電極ユニット70の外面側に固定され、且つ、複数の第二導線81を固定する第二布90とを備える。隣り合う第一導線41の間隔、且つ、隣り合う第二導線81の間隔は、誘電体シート60の厚み以上に設定される。【選択図】図3

Description

本発明は、静電容量型圧力センサに関するものである。
特許文献1に記載された柔軟性を有する静電容量型圧力センサが知られている。当該センサは、圧力に応じた誘電層の厚みの変化に伴い電極間の静電容量が変化することにより、圧力を検出することができる。
当該センサは、センサ本体と、当該センサ本体を収容する伸縮布からなる袋部材とを備える。センサ本体は、複数の第一電極帯(表側電極)と、複数の第二電極帯(裏側電極)と、誘電層を備えており、複数の第一電極帯と複数の第二電極帯との対向位置がマトリックス状に位置する。
さらに、複数の第一電極帯のそれぞれには、第一導線(表側配線)が接続されており、複数の第二電極帯のそれぞれには、第二導線(裏側配線)が接続されている。ここで、第一電極帯及び第一導線は、第一基材(表側シート)に形成されており、第二電極帯及び第二導線は、第二基材(裏側シート)に形成されている。そして、第一電極帯、第二電極帯、第一導線及び第二導線は、同種の材料、例えば、アクリルゴム及び導電性カーボンブラックなどにより形成されている。そして、第一基材(表側シート)と第二基材(裏側シート)とは、誘電層の周囲を囲うようにスポット融着されている。
また、静電容量型とは異なるタイプのセンサが、特許文献2−4などに記載されている。特許文献2には、第一電極シートと、第二電極シートと、電極シート間に開口部を有し柔軟性を有するスペーサとを備え、圧力付与時に、第一電極シートと第二電極シートとがスペーサの開口部にて接触することで、圧力が付与されたことが検出される。第一電極シートは、第一保護シートに接着又は熱溶着により固定され、第二電極シートは、第二保護シートに接着又は熱溶着により固定されている。さらに、第一保護シートと第二保護シートとは、外周において接着又は熱溶着により固定されている。
特許文献3には、電気抵抗変化型センサが記載されている。当該センサは、一対の電極シートと、電極シート間に配置されるエラストマー系の導電性センサシートとを備える。圧力の付与により、導電性センサシートが変形することに伴って電気抵抗が変化することで、圧力の付与が検出される。ここで、電極シートには、ポリイミド繊維の表面に銀をメッキした導電性繊維とポリエステル繊維とを布状に織り込んで形成されている。また、センサシートが、不織布からなる保護シートに、熱溶着又は縫製により固定されている。
特許文献4には、電気抵抗変化型センサが記載されている。当該センサは、圧力によって電気抵抗が変化する感圧導電性素材と、当該導電性素材に縦方向に縫い付けられた線状の第一電極部材と、当該導電性素材に横方向に縫い付けられた線状の第二電極部材とを備える。電極部材の交点が、導電性素材を両面から挟むように構成されている。
特開2013−170963号公報 特開2010−86930号公報 特開2007−263833号公報 特許第2569433号公報
特許文献1に記載の静電容量型センサにおいて、面状の検出範囲を有するようにするため、複数の第一電極帯及び複数の第二電極帯を用いてマトリックス状の検出位置を形成することが有効である。この場合、複数の第一電極帯及び複数の第二電極帯の数に応じて、複数の導線が必要となる。
また、当該センサにおいて、電極及び導線が、同種の材料により形成され、基材の表面に、例えば、印刷などにより形成されている。電極及び導線を同種の材料とすることにより、両者を同時に成形することができる。しかし、当該材料は、面状の柔軟性電極を形成するために適した材料、すなわち、エラストマー及び導電性カーボンブラックなどにより形成されている。
そして、導線も同種の材料により形成されている。しかし、当該材料は、例えば銅線などに比べると、電気抵抗が高いため、電極間の静電容量の計測精度に影響を及ぼすおそれがある。そのため、電極と導線とは、別体に形成し、異なる材料により形成されることが望ましい。
さらに、静電容量型センサにおいては、導線自身の電気抵抗に加えて、隣り合う導線間の静電容量が電極間の静電容量の計測精度に影響を及ぼすおそれがある。そこで、導線間の静電容量が、電極間の静電容量の計測精度に影響を及ぼさないように、工夫をする必要がある。
本発明は、より高精度に電極間の静電容量を計測することができる静電容量型圧力センサを提供することを目的とする。
本発明に係る静電容量型圧力センサは、複数の第一電極帯を備えるシート状の柔軟な第一電極ユニットと、前記複数の第一電極帯に対してマトリックス状に対向する複数の第二電極帯を備えるシート状の柔軟な第二電極ユニットと、前記第一電極ユニットと前記第二電極ユニットの間に挟まれ、圧力に応じて厚みが変化する誘電体シートと、前記複数の第一電極帯とは別体に形成され且つ異なる材料により形成され、前記複数の第一電極帯のそれぞれに電気的に接続される複数の第一導線と、前記複数の第二電極帯とは別体に形成され且つ異なる材料により形成され、前記複数の第二電極帯のそれぞれに電気的に接続される複数の第二導線と、前記第一電極ユニットの外面側に固定され、且つ、前記複数の第一導線を固定する第一布と、前記第二電極ユニットの外面側に固定され、且つ、前記複数の第二導線を固定する第二布と、を備える。隣り合う前記第一導線の間隔、且つ、隣り合う前記第二導線の間隔は、前記誘電体シートの厚み以上に設定される。
静電容量型圧力センサは、柔軟な第一電極ユニット、柔軟な第二電極ユニット、及び、圧力に応じて厚みが変化する誘電体シートにより構成されることで、柔軟な圧力検出範囲を形成できる。さらに、複数の第一電極帯と複数の第二電極帯との対向位置をマトリックス状にすることで、面状の広い範囲の圧力検出範囲を実現できる。
一方、第一電極帯と第一導線とが、別体に形成され、且つ、異なる材料により形成される。また、第二電極帯と第二導線とが、別体に形成され、且つ、異なる材料により形成される。従って、第一導線及び第二導線が、第一電極帯及び第二電極帯よりも電気抵抗の低い材料を採用することができる。従って、第一導線及び第二導線が、電気抵抗の低い材料により形成することにより、電極間の静電容量の高精度な計測が可能となる。
さらに、静電容量型圧力センサは、複数の第一電極帯及び複数の第二電極帯を備える。そのため、複数の第一電極帯のそれぞれに電気的に接続される複数の第一導線、及び、複数の第二電極帯のそれぞれに電気的に接続される第二導線が必要となる。そして、複数の第一導線は、第一電極ユニットと共に、第一布に固定されている。また、複数の第二導線は、第二電極ユニットと共に、第二布に固定されている。ここで、複数の第一導線及び複数の第二導線は、複数の第一導線において隣り合う第一導線の間隔が、誘電体シートの厚み以上となるように、第一布に固定されている。さらに、複数の第二導線において隣り合う第二導線の間隔が、誘電体シートの厚み以上となるように、第二布に固定されている。従って、隣り合う第一導線の間の寄生容量、及び、隣り合う第二導線の間の寄生容量は、電極間の静電容量に比べて小さいため、電極間の静電容量の計測精度に与える影響を小さくできる。従って、電極間の静電容量の高精度な計測が可能となる。
シートの側面図であって、第一実施形態の静電容量型圧力センサを構成する座面部を部分的に断面とした図である。 第一実施形態のセンサ本体の平面図(上から見た図)である。 図2のセンサ本体のIII−III断面図であって、部材の厚み及び隙間を誇張して表した図である。 センサ本体を構成する第一ユニットの平面図である。 センサ本体を構成する第二ユニットの平面図である。 センサ本体を構成する部品の分離断面図であって、図2と同様に部材の厚み及び隙間を誇張して表した図である。なお、実際には、センサ本体の構成部材は、センサ本体の厚み方向において、ほぼ密着しており、センサ本体の厚み方向の隙間はほとんど存在しない。 第一ユニットを構成する第一布及び第二ユニットを構成する第二布の平面図である。 第一ユニットを構成する第一電極ユニット、第一導線及びコネクタの平面図である。 第一ユニットを構成する誘電体シート及び第一布に接着するための接着剤(破線)を示す平面図である。 第二ユニットを構成する第二電極ユニット及び第二導線の平面図である。 図8のXI部分の拡大図であって、第一布に第一導線が縫製により固定された状態を示す図である。 第二実施形態のセンサ本体の断面図であって、部材の厚み及び隙間を誇張して表した図である。
(1.第一実施形態)
(1−1.静電容量型圧力センサ1の概要)
静電容量型圧力センサ1(以下、「圧力センサ」と称する)の概要について図1を参照して説明する。圧力センサ1は、圧力を検出するための部位であれば、種々の部位に用いることができる。本実施形態においては、圧力センサ1は、シート2の座面部2aに適用する場合を例にあげる。例えば、圧力センサ1は、シート2に人間が着座したことを検出するセンサ、又は、着座者の大腿部の血管動に伴う圧力変動を検出することで着座者の心拍又は脈拍を検出するセンサなどに用いられる。なお、圧力センサ1は、シート2の座面部2aの他に、シート2の背部2bに用いることもできる。また、圧力センサ1は、シート2のパーツ2a,2bの他に、感圧型のタッチパネル(図示せず)などに用いることもできる。
圧力センサ1は、図1に示すように、センサ本体11、クッション層12及び表皮部材13を備える。センサ本体11は、柔軟なシート状、すなわち可撓性を有するシート状に形成されている。センサ本体11は、複数の部位のそれぞれにおける圧力を静電容量として検出することができる。つまり、センサ本体11は、実質的に、複数の静電容量センサセルを構成する。本実施形態においては、センサ本体11は、マトリックス状(格子状に相当する)の複数の部位のそれぞれにおける静電容量を検出できる。さらに、センサ本体11は、複数の部位のそれぞれにおける静電容量の大きさを検出することにより、圧力の大きさを検出することができる。
クッション層12は、発泡樹脂や木綿など弾力性を有する材料により形成される。クッション層12は、センサ本体11に比べて、大きな厚みを有すると共に、小さな弾性係数を有する材料により形成される。クッション層12は、センサ本体11において圧力が付与される側とは反対側、すなわちセンサ本体11の下面に積層される。
ここで、センサ本体11は、柔軟ではあるが、やはりシート2の座り心地に悪影響を及ぼすおそれがある。しかし、クッション層12が、センサ本体11によって低下するおそれがある座り心地を向上させることができる。さらに、クッション層12は、センサ本体11にかかる荷重を分散化できるため、センサ本体11の耐久性を向上する。また、センサ本体11が特定周波数の圧力変動を検出する場合に、クッション層12が特定周波数以外の周波数の圧力変動を除去するフィルターとして機能させることもできる。この場合、クッション層12は、ノイズ除去機能として発揮するため、センサ本体11が、所望の特定周波数の圧力変動を高精度に検出することができる。
表皮部材13は、シート2の座面部2aの表面に配置され、センサ本体11及びクッション層12を被覆する。表皮部材13は、センサ本体11において圧力が付与される側、すなわちセンサ本体11の上面に積層される。つまり、表皮部材13は、センサ本体11を内包することにより、センサ本体11の保護機能を有する。なお、センサ本体11は、表皮部材13の表面側に配置して用いることもできる。この場合、表皮部材13は、センサ本体11の保護機能を有しない。
(1−2.センサ本体11の構成)
次に、センサ本体11の詳細な構成について、図2−図11を参照して説明する。センサ本体11は、図2に示すように、ほぼ矩形のシート状に形成されている。センサ本体11は、矩形状における中央付近に、マトリックス状の複数の検出部位を有する。
センサ本体11は、下側(クッション層12側)に位置する第一ユニット21と、上側(表皮部材13側)に位置する第二ユニット22とを備える。つまり、第一ユニット21は、クッション層12側、すなわち圧力が付与される側とは反対側に位置し、第二ユニット22は、表皮部材13側、すなわち圧力が付与される側に位置する。
第一ユニット21は、図3及び図4に示すように、第一電極ユニット30、複数の第一ケーブル40,40,・・・、第一布50、誘電体シート60、及び、コネクタ100を備える。第一電極ユニット30は、図4及び図8に示すように、柔軟な材料により、シート状に形成されている。第一電極ユニット30は、第一基材31と、複数の第一電極帯32,32,・・・と、第一カバー33と、複数の第一端子34,34,・・・とを備える。第一基材31は、絶縁性を有し、矩形のシート状に形成されている。第一基材31は、エラストマーにより形成されることにより、柔軟性を有する。
各第一電極帯32は、長尺のシート状に形成されている。各第一電極帯32は、エラストマー中に導電性フィラーを配合させることにより、柔軟性を有すると共に、導電性を有する。複数の第一電極帯32,32,・・・は、第一基材31の上面に、相互に平行に配列される。そして、複数の第一電極帯32,32,・・・は、第一基材31の上面に接着されている。
第一カバー33は、第一基材31と同様に、絶縁性を有し、矩形のシート状に形成されている。第一カバー33は、エラストマーにより形成されることにより、柔軟性を有する。第一カバー33は、複数の第一電極帯32,32,・・・を被覆する。つまり、第一カバー33と第一基材31とにより、複数の第一電極帯32,32,・・・が挟まれている。そして、第一カバー33は、第一電極帯32又は第一基材31に接着されている。
ただし、第一カバー33は、各第一電極帯32の一方端部を露出させた状態とする。つまり、各第一電極帯32の一方端部は、第一カバー33により被覆されていない。さらに、第一カバー33は、各第一電極帯32の他方端部に、各第一電極帯32を僅かに露出させる開口部33aを有する。第一カバー33の開口部33aは、各第一電極帯32の長手方向の全長の電気抵抗を計測するために用いられる。例えば、電気抵抗の計測器の一方の端子を開口部33aを介して第一電極帯32に接触させ、他方の端子を第一端子34又は第一ケーブル40の端部に接触させることで、第一電極帯32の電気抵抗を計測できる。第一電極帯32の電気抵抗は、静電容量の計測演算に用いるパラメータの設定に用いられる。
各第一端子34は、各第一電極帯32の一方端部、すなわち開口部33aが形成される端とは反対の端に設けられる。各第一端子34は、各第一電極帯32に電気的に接続される。ここで、各第一端子34は、導電性の金属により形成されている。例えば、第一端子34は、第一電極帯32の一方端部の露出面に接触するワッシャと、当該ワッシャに接触する端子部材と、第一基材31の外面に位置する接圧調整部材及びワッシャと、第一電極帯32、第一基材31、2つのワッシャ、端子部材、接圧調整部材を挟んで固定するハトメを備える。なお、第一端子34は、上記構成に限られず、第一電極帯32と後述する第一導線とを電気的に接続することができる部材であればよい。
各第一ケーブル40は、第一電極ユニット30の各第一電極帯32とは別体に形成されている。第一ケーブル40は、例えば、リード線により構成される。本実施形態においては、各第一ケーブル40,40,・・・は、独立したリード線である。
第一ケーブル40は、第一導線41と、第一導線41が外周を全周被覆する第一絶縁材42とを有する。各第一導線41は、例えば、銅などの金属製である。つまり、第一導線41は、上述した第一電極帯32とは異なる材料により形成されている。特に、第一導線41は、第一電極帯32に比べて、電気抵抗が各段に小さい。
各第一ケーブル40の一端は、第一電極ユニット30の各第一端子34に連結されている。そして、第一ケーブル40の第一導線41のそれぞれは、第一端子34のそれぞれを介して、第一電極帯32のそれぞれに電気的に接続されている。各第一ケーブル40の他端は、コネクタ100に接続されており、さらに切替器(図示せず)を介して交流電源(図示せず)に接続されている。つまり、交流電源により印加された交流電圧が、第一ケーブル40の第一導線41を介して、複数の第一電極帯32に順次印加される。
なお、複数の第一ケーブル40が独立したリード線としたが、複数の第一導線41を一体に形成された1つの部材とすることもできる。例えば、フレキシブルフラットケーブル(FFC)、フレキシブルプリント基板(FPC)、リボンケーブル(複数のケーブルを平面状に束ねたもの)を用いることもできる。
第一布50は、絶縁性の繊維により形成された布である。第一布50は、不織布でも、織布でもよい。第一布50は、第一電極ユニット30よりも十分に大きな形状に形成される。第一布50は、第一電極ユニット30の外面側(下面側)に固定される。第一布50と第一電極ユニット30との固定方法は、縫製、接着剤などを適用できる。さらに、第一布50に、第一電極ユニット30の各構成部材を印刷により一体的に形成することもできる。本実施形態においては、第一電極ユニット30は、第一布50に縫製により固定される。
図4に示すように、第一布50と第一電極ユニット30とは、縫製糸51,52,53による縫製により固定されている。縫製箇所は、第一電極ユニット30の中央付近における隣り合う2つの第一電極帯32の間に沿った位置(縫製糸52に対応)、両端に配列された第一電極帯32のさらに外側において第一電極帯32に沿った位置(縫製糸51,53に対応)としている。なお、第一布50と第一電極ユニット30との縫製箇所は、全ての隣り合う2つの第一電極帯32の間に沿った位置とすることもできる。また、第一布50と第一電極ユニット30との縫製箇所は、第一電極帯32とは異なる位置とすることが好ましい。第一電極帯32にて縫製すると、第一電極帯32の導電性能、すなわち電気抵抗に影響を及ぼすおそれがあるためである。なお、図3に示すように、第一布50と第一電極ユニット30とは、上糸と下糸とを用いて縫製されている。
第一電極ユニット30が第一布50に縫製により固定される場合には、第一電極ユニット30と第一布50とは、相対的に移動の自由度が高い。そのため、着座者の着座によってセンサ本体11が変形する際に、高い柔軟性を得ることができる。さらには、第一電極ユニット30の耐久性の向上を図ることができる。
また、第一布50は、第一電極ユニット30に加えて、複数の第一ケーブル40を固定する。第一布50と第一ケーブル40との固定方法は、縫製、接着剤などを適用できる。本実施形態においては、第一ケーブル40は、第一布50に縫製糸54による縫製により固定される。
第一ケーブル40がリード線である場合には、図11に示すように、各第一ケーブル40が第一布50に縫製により固定される。詳細には、第一ケーブル40の外径が0.5mm〜1.0mmである場合に、縫製糸54の縫製ピッチP、すなわち上糸と下糸が交差する位置の距離は、0.5mm〜2.0mmとするとよい。縫製ピッチPを0.5mm以上にすることで、第一ケーブル40の位置決め力を十分に発揮できる。また、縫製ピッチPを2.0mm以下にすることで、生産性を許容できる範囲にすることができる。ただし、複数の第一ケーブル40が、FFC、FPC又はリボンケーブルに置換される場合には、適宜、縫製ピッチPを変更する。
また、図11に示すように、隣り合う第一導線41の間隔D1が、最も狭いところで、誘電体シート60の厚み以上に設定されている。より好適には、隣り合う第一導線41の間隔D1は、最も狭いところで、誘電体シート60に最も大きな圧力が付与された状態における誘電体シート60の厚み(最小厚み)以上に設定される。そこで、隣り合う第一導線41の間隔D1は、誘電体シート60の厚みの2倍以上に設定されるとよい。ここで、第一導線41は、第一絶縁材42により被覆されている。従って、隣り合う第一ケーブル40の間隔D2は、隣り合う第一導線41の間隔D1、及び、第一絶縁材42の厚みを考慮して、決定されている。ここで、複数の第一ケーブル40がFFC、FPC又はリボンケーブルに置換される場合には、隣り合う第一導線41の間隔が、D1となるように、予め形成されたものを用いる。
誘電体シート60は、柔軟な材料により、シート状に形成される。例えば、誘電体シート60は、エラストマー又は発泡樹脂などにより形成され、厚み方向に圧縮変形可能である。つまり、誘電体シート60は、付与される圧力に応じて厚みが変化する。誘電体シート60は、第一電極ユニット30より大きな矩形状に形成されている。誘電体シート60は、第一電極ユニット30における第一布50とは反対側の全面に対向するように配置される。特に、誘電体シート60は、第一電極ユニット30の全面に接触している。そして、誘電体シート60の周縁において、接着剤(例えば、両面接着テープ)により第一布50に固定される。誘電体シート60と第一布50とは、第一電極ユニット30の外周にて固定される。このようにして、誘電体シート60と第一布50との間に、第一電極ユニット30が挟まれる。なお、誘電体シート60と第一布50とは、接着剤の他に、誘電体シート60の材料によっては、縫製により固定することもできる。
コネクタ100には、図示しない交流電源及び電圧検出器に接続されたケーブルが取り付けられている。コネクタ100は、第一布50における第一電極ユニット30及び第一ケーブル40が配置される側の面に設けられている。コネクタ100には、第一ケーブル40が接続されている。
第二ユニット22は、第二電極ユニット70、第二ケーブル80、及び、第二布90を備える。第二電極ユニット70は、図5及び図10に示すように、柔軟な材料によりシート状に形成されている。第二電極ユニット70は、第一電極ユニット30とほぼ同様の構成からなる。第二電極ユニット70は、第一電極ユニット30に対して、誘電体シート60を介在した状態で対向する。つまり、第一電極ユニット30と第二電極ユニット70との間に、誘電体シート60が挟まれる状態となる。
第二電極ユニット70は、第二基材71と、複数の第二電極帯72,72,・・・と、第二カバー73と、複数の第二端子74,74,・・・とを備える。第二基材71は、絶縁性を有し、第一基材31とほぼ同様の矩形のシート状に形成されている。第二基材71は、エラストマーにより形成されることにより、柔軟性を有する。
各第二電極帯72は、長尺のシート状に形成されている。各第二電極帯72は、エラストマー中に導電性フィラーを配合させることにより、柔軟性を有すると共に、導電性を有する。複数の第二電極帯72,72,・・・は、第二基材71の下面に、相互に平行に配列される。そして、複数の第二電極帯72,72,・・・は、第二基材71の下面に接着されている。
複数の第二電極帯72は、複数の第一電極帯32に対して、誘電体シート60を介在した状態で対向している。そして、複数の第二電極帯72の配列方向は、複数の第一電極帯32の配列方向に対して90°の角度を有する方向とされている。つまり、複数の第二電極帯72は、複数の第一電極帯32に対してマトリックス状に対向する。従って、複数の第一電極帯32と複数の第二電極帯72とによる複数の対向位置は、格子状に位置する。
第二カバー73は、第二基材71と同様に、絶縁性を有し、矩形のシート状に形成されている。第二カバー73は、エラストマーにより形成されることにより、柔軟性を有する。第二カバー73は、複数の第二電極帯72,72,・・・を被覆する。つまり、第二カバー73と第二基材71とにより、複数の第二電極帯72,72,・・・が挟まれている。そして、第二カバー73は、第二電極帯72又は第二基材71に接着されている。
ただし、第二カバー73は、各第二電極帯72の一方端部を露出させた状態とする。つまり、各第二電極帯72の一方端部は、第二カバー73により被覆されていない。ここで、図10に示すように、半分の第二電極帯72の当該露出位置と、残りの半分の第二電極帯72の当該露出位置とが、第二電極帯72の長手方向において反対側に位置する。このようにした理由は、第二ケーブル80の良好な配置を確保するためである。ただし、全ての第二電極帯72の当該露出位置が、第二電極帯72の長手方向において同一方向に位置するようにしてもよい。
さらに、第二カバー73は、各第二電極帯72の他方端部に、各第二電極帯72を僅かに露出させる開口部73aを有する。第二カバー73の開口部73aは、各第二電極帯72の長手方向の全長の電気抵抗を計測するために用いられる。
各第二端子74は、各第二電極帯72の一方端部、すなわち開口部73aが形成される端とは反対の端に設けられる。各第二端子74は、各第二電極帯72に電気的に接続される。ここで、各第二端子74は、第一端子34と同様に、導電性の金属により形成されている。
各第二ケーブル80は、第二電極ユニット70の各第二電極帯72とは別体に形成されている。第二ケーブル80は、例えば、リード線により構成される。本実施形態においては、各第二ケーブル80,80,・・・は、独立したリード線である。第二ケーブル80は、第二導線81と、第二導線81が外周を全周被覆する第二絶縁材82とを有する。第二導線81及び第二絶縁材82は、第一ケーブル40の第一導線41及び第一絶縁材42と同様である。
各第二ケーブル80の一端は、第二電極ユニット70の各第二端子74に連結されている。そして、第二ケーブル80の第二導線81のそれぞれは、第二端子74のそれぞれを介して、第二電極帯72のそれぞれに電気的に接続されている。各第二ケーブル80の他端は、コネクタ100に接続されており、さらに切替器(図示せず)を介して電圧検出器(図示せず)に接続されている。つまり、交流電源により第一電極帯32に交流電圧が印加された場合に、誘電体シート60の厚みに応じた電荷、すなわち電極間の静電容量に応じた電荷が、第二電極帯72に帯電する。つまり、電圧検出器が、電極間の静電容量に応じた電圧を検出できる。
第二布90は、絶縁性の繊維により形成された布である。第二布90は、不織布でも、織布でもよい。第二布90は、第二電極ユニット70よりも十分に大きな形状に形成される。第二布90は、第二電極ユニット70の外面側(上面側)に固定される。第二布90と第二電極ユニット70との固定方法は、縫製、接着剤などを適用できる。さらに、第二布90に、第二電極ユニット70の各構成部材を印刷により一体的に形成することもできる。本実施形態においては、第二電極ユニット70は、第二布90に縫製により固定される。
図5に示すように、第二布90と第二電極ユニット70とは、縫製糸91,92,93による縫製により固定されている。縫製箇所は、第二電極ユニット70の中央付近における隣り合う2つの第二電極帯72の間に沿った位置(縫製糸92に対応)、両端に配列された第二電極帯72のさらに外側において第二電極帯72に沿った位置(縫製糸91,93に対応)としている。なお、第二布90と第二電極ユニット70との縫製箇所は、全ての隣り合う2つの第二電極帯72の間に沿った位置とすることもできる。また、第二布90と第二電極ユニット70との縫製箇所は、第二電極帯72とは異なる位置とすることが好ましい。第二電極帯72にて縫製すると、第二電極帯72の導電性能、すなわち電気抵抗に影響を及ぼすおそれがあるためである。なお、図3に示すように、第二布90と第二電極ユニット70とは、上糸と下糸とを用いて縫製されている。
また、第二布90は、第二電極ユニット70に加えて、複数の第二ケーブル80を固定する。第二布90と第二ケーブル80との固定方法は、縫製、接着剤などを適用できる。本実施形態においては、第二ケーブル80は、第二布90に縫製糸94による縫製により固定される。
ここで、第一ケーブル40の第一導線41と第二ケーブル80の第二導線81は、誘電体シート60の厚み方向に対向しない位置に配置される。さらに、第一導線41と第二導線81との離間距離が、最も狭いところで、誘電体シート60の厚み以上に設定されている。より好適には、第一導線41と第二導線81との離間距離が、最も狭いところで、誘電体シート60に最も大きな圧力が付与された状態における誘電体シート60の厚み(最小厚み)以上に設定される。
さらに、第二ケーブル80がリード線である場合には、第一ケーブル40と同様に、各第二ケーブル80が第二布90に縫製により固定される。詳細には、第二ケーブル80の外径が0.5mm〜1.0mmである場合に、縫製ピッチP、すなわち上糸と下糸が交差する位置の距離は、0.5mm〜2.0mmとするとよい。縫製ピッチPを0.5mm以上にすることで、第一ケーブル40の位置決め力を十分に発揮できる。また、縫製ピッチPを2.0mm以下にすることで、生産性を許容できる範囲にすることができる。ただし、複数の第二ケーブル80が、FFC、FPC又はリボンケーブルに置換される場合には、適宜、縫製ピッチPを変更する。また、隣り合う第二導線81の間隔D1についても、第一導線41と同様である。
さらに、図2及び図3に示すように、第一布50と第二布90とは、周縁に沿って全周に亘って、縫製糸95による縫製により固定される。このようにして、第一布50と第二布90との間に、第一電極ユニット30、第二電極ユニット70、誘電体シート60、第一ケーブル40、第二ケーブル80、及び、コネクタ100が収容されている。
(1−3.静電容量型圧力センサ1の動作)
人間の着座によって、シート2の座面部2aに圧力が付与される。そうすると、クッション層12が大きく変形する。センサ本体11及び表皮部材13が、クッション層12の変形に追従するように変形する。さらに、センサ本体11の誘電体シート60が、圧縮変形する。詳細には、誘電体シート60は、複数の第一電極帯32と複数の第二電極帯72が対向するそれぞれ位置(マトリックス状の各位置)において、異なる圧縮変形状態となる。誘電体シート60の厚みが変化することにより、マトリックス状の第一電極帯32と第二電極帯72との間の静電容量(「電極間の静電容量」と称する)は、当該厚みに応じた値となる。誘電体シート60の厚みが薄くなるほど、電極間の静電容量は大きくなっていく。そして、交流電源によってマトリックス状の各対向電極の位置に交流電圧が印加されることで、電圧検出器が該当する位置の静電容量に応じた電圧を検出する。
従って、圧力センサ1は、柔軟な第一電極ユニット30、柔軟な第二電極ユニット70、及び、圧力に応じて厚みが変化する誘電体シート60により構成されることで、柔軟な圧力検出範囲を形成できる。さらに、複数の第一電極帯32と複数の第二電極帯72との対向位置をマトリックス状にすることで、面状の広い範囲の圧力検出範囲を実現できる。
一方、第一電極帯32と第一導線41とが、別体に形成され、且つ、異なる材料により形成される。また、第二電極帯72と第二導線81とが、別体に形成され、且つ、異なる材料により形成される。従って、第一導線41及び第二導線81が、第一電極帯32及び第二電極帯72よりも電気抵抗の低い材料を採用することができる。従って、第一導線41及び第二導線81が、電気抵抗の低い材料により形成することにより、電極間の静電容量の高精度な計測が可能となる。
さらに、圧力センサ1は、複数の第一電極帯32及び複数の第二電極帯72を備える。そのため、複数の第一電極帯32のそれぞれに電気的に接続される複数の第一導線41、及び、複数の第二電極帯72のそれぞれに電気的に接続される第二導線81が必要となる。そして、複数の第一導線41は、第一電極ユニット30と共に、第一布50に固定されている。また、複数の第二導線81は、第二電極ユニット70と共に、第二布90に固定されている。ここで、複数の第一導線41及び複数の第二導線81は、複数の第一導線41において隣り合う第一導線41の間隔D1が、誘電体シート60の厚み以上となるように、第一布50に固定されている。さらに、複数の第二導線81において隣り合う第二導線81の間隔が、誘電体シート60の厚み以上となるように、第二布90に固定されている。従って、隣り合う第一導線41の間の寄生容量、及び、隣り合う第二導線81の間の寄生容量は、電極間の静電容量に比べて小さいため、電極間の静電容量の計測精度に与える影響を小さくできる。従って、電極間の静電容量の高精度な計測が可能となる。
さらに、第一導線41と第二導線81との距離も、誘電体シート60の厚み以上となるように、第一布50及び第二布90に固定されている。このことから、第一導線41と第二導線81との間の寄生容量が、電極間の静電容量に比べて小さいため、電極間の静電容量の計測精度に与える影響を小さくできる。
特に、隣り合う第一導線41の間隔D1、隣り合う第二導線81の間隔、及び、第一導線41と第二導線81との距離は、誘電体シート60に最も大きな圧力が付与された状態における誘電体シート60の厚み(最小厚み)以上に設定されている。誘電体シート60に圧力が付与される全ての状態において、各寄生容量が電極間の静電容量に比べて小さくでき、結果として電極間の静電容量の高精度な計測が可能となる。
(2.第二実施形態)
図12を参照して、第二実施形態の圧力センサ111について説明する。なお、第一実施形態の圧力センサ1と共通する構成については、同一符号を付して説明を省略する。第二実施形態の圧力センサ111は、第二電極ユニット170が、誘電体シート60より大きく形成されている。詳細には、第二電極ユニット170のうち、第二基材171及び第二カバー173が、誘電体シート60より大きな矩形状に形成されている。そして、第二電極ユニット170が、誘電体シート60の上面の全てを被覆するように配置される。
ここで、誘電体シート60は、例えば、発泡樹脂により形成される場合には、吸水性を有する。そこで、第二電極ユニット170の第二基材171及び第二カバー173が、誘電体シート60に対して防水機能を発揮する。なお、上記においては、第二基材171及び第二カバー173が誘電体シート60より大きな形状に形成されるようにしたが、この他に、第二基材171のみが誘電体シート60より大きな形状に形成されるようにしてもよいし、第二カバー173のみが誘電体シート60より大きな形状に形成されるようにしてもよい。
(3.その他)
上記実施形態においては、圧力センサ1は、クッション層12を有することとしたが、クッション層12を有しない構成としてもよい。ただし、圧力センサ1は、上述したように、クッション層12を有することで、より良い効果を奏する。
1,111:静電容量型圧力センサ、 11:センサ本体、 12:クッション層、 13:表皮部材、 21:第一ユニット、 22:第二ユニット、 30:第一電極ユニット、 31:第一基材、 32:第一電極帯、 33:第一カバー、 33a:開口部、 34:第一端子、 40:第一ケーブル、 41:第一導線、 42:第一絶縁材、 50:第一布、 51,52,53,54:縫製糸、 60:誘電体シート、 70,170:第二電極ユニット、 71,171:第二基材、 72:第二電極帯、 73,173:第二カバー、 73a:開口部、 74:第二端子、 80:第二ケーブル、 81:第二導線、 82:第二絶縁材、 90:第二布、 91,92,93,94,95:縫製糸、 100:コネクタ、 D1:隣り合う第一導線の間隔、 D2:隣り合う第一ケーブルの間隔、 P:縫製ピッチ

Claims (5)

  1. 複数の第一電極帯を備えるシート状の柔軟な第一電極ユニットと、
    前記複数の第一電極帯に対してマトリックス状に対向する複数の第二電極帯を備えるシート状の柔軟な第二電極ユニットと、
    前記第一電極ユニットと前記第二電極ユニットの間に挟まれ、圧力に応じて厚みが変化する誘電体シートと、
    前記複数の第一電極帯とは別体に形成され且つ異なる材料により形成され、前記複数の第一電極帯のそれぞれに電気的に接続される複数の第一導線と、
    前記複数の第二電極帯とは別体に形成され且つ異なる材料により形成され、前記複数の第二電極帯のそれぞれに電気的に接続される複数の第二導線と、
    前記第一電極ユニットの外面側に固定され、且つ、前記複数の第一導線を固定する第一布と、
    前記第二電極ユニットの外面側に固定され、且つ、前記複数の第二導線を固定する第二布と、
    を備え、
    隣り合う前記第一導線の間隔、且つ、隣り合う前記第二導線の間隔は、前記誘電体シートの厚み以上に設定される、静電容量型圧力センサ。
  2. 前記複数の第一導線と前記複数の第二導線とは、前記誘電体シートの厚み方向に対向しない位置に配置される、請求項1に記載の静電容量型圧力センサ。
  3. 前記複数の第一導線は、前記第一布に縫製により固定される、請求項1又は2に記載の静電容量型圧力センサ。
  4. 前記第一電極ユニットは、前記第一布に縫製により固定される、請求項3に記載の静電容量型圧力センサ。
  5. 前記静電容量型圧力センサは、さらに、前記第一布と前記第二布のうち圧力が付与される側とは反対側に配置されるクッション層を備える、請求項1−4の何れか一項に記載の静電容量型圧力センサ。
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