JPS633029Y2 - - Google Patents

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JPS633029Y2
JPS633029Y2 JP626083U JP626083U JPS633029Y2 JP S633029 Y2 JPS633029 Y2 JP S633029Y2 JP 626083 U JP626083 U JP 626083U JP 626083 U JP626083 U JP 626083U JP S633029 Y2 JPS633029 Y2 JP S633029Y2
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JP
Japan
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screw gear
recording
gear
turntable
track
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JP626083U
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JPS59112358U (ja
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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、録音再生機のトラツク調整装置に関
するものである。
(従来技術) 録音再生用のヘツドを、ターンテーブルの半径
方向に移送しつつ、ターンテーブルを回転させる
ことにより、そのヘツドを、録音再生媒体の一例
である磁気シート等の録音再生媒体のトラツクに
追従して渦巻状に運動せしめ、録音若しくは再生
を行なう録音再生機が知られている。このような
録音再生機において、録音再生ヘツド(以下ヘツ
ドと言う)をターンテーブルの半径方向に移送す
るための駆動機構として従来、例えば、第1図に
示すようなものが提案されている(特公昭51−
43766号公報)。
この駆動機構によるヘツドの駆動は、次のよう
にして行なわれる。
図において、ターンテーブル1は矢印A方向に
回転するようになつていて、この回転に伴なつ
て、ターンテーブルの回転中心に位置する固定ね
じ歯車2に対し、送りねじ軸3に固装されたねじ
歯車4が噛合公転するようになつている。このと
き、ねじ歯車4は矢印B方向に回転せしめられ、
従つて、送りねじ軸3が同方向に回転し、これに
伴ない、送りねじ軸3に係合する係合子5がねじ
送りされ、このねじ送りによつて、ヘツド台6
が、ヘツド7と共にターンテーブル1の半径方向
にその回転中心に向けて移送されるようになつて
いる。
ヘツド7は、ターンテーブル1の回転と、ヘツ
ドの前記半径方向の移送とにより、ヘツド7の上
側に位置する図示されない磁気シート等のトラツ
クに追従して渦巻運動を行ない、この運動時に、
録音若しくは再生が行なわれるようになつてい
る。
ところで、この種の録音再生機において、トラ
ツクズレを生じる場合がある。このトラツクズレ
は、録音時のヘツド軌跡と、再生又は消去時のヘ
ツド軌跡とが互に合致しないことであり、このよ
うなトラツクずれは、トラツクに対してヘツドの
回転半径に一定量の誤差を生じることにより発生
する。
そこで、この種の録音再生機では、そのような
トラツクズレを矯正することが行なわれており、
この矯正は従来、次のようにして行なわれてい
た。
第1図において、先ずターンテーブル1の上位
にターンテーブルと一体的に設けた円盤状の化粧
板(図示されず)を取りはずすと共に、ねじ歯車
4を送りねじ軸3に固定している止めねじ(図示
されず)を緩めることにより、送りねじ軸3を自
由に回転させ得るようになし、この回転により、
係合子5を介してヘツドの、トラツクに対する位
置調整を行なつていた。
ところで、送りねじ軸3にはカム8が設けられ
ていて、ヘツド7が終端位置に至つたとき、カム
8は、昇降板9を押し上げ、軸11を復帰板12
に係合せしめるようになつていて、この係合後、
ヘツド7は始発位置へ移動復帰するようになつて
いる。
送りねじ軸3の前記回転は、このようなカム8
をも回転させることになり、この回転は、軸11
が復帰板12に係合するタイミングを狂わせるこ
とになる。そこで、トラツク調整時には、カム8
に関してもこれを係止している止めねじを緩めそ
の回転位置を調節し直す必要があり、このような
作業を含めて一連のトラツク調整作業が極めて面
倒なものであつた。
また、組立時等のトラツク調整にあたつては、
マイラーシートやガラス板にゲージ用の渦巻を描
き、このように構成したスパイラルゲージを磁気
シートと同じ様に録音再生機にセツトした上、斯
るトラツク調整を行なつているので、ターンテー
ブルの上方より、このような調整を行なう場合、
スパイラルゲージをセツトしたり、取りはずした
りする作業をいちいち行なう必要があつて、この
種の作業が極めて面倒なものであつた。
(考案の目的) 本考案は、上記したような従来欠点を解消し
た、トラツク調整を極く簡単に即座に行なうこと
のできる、録音再生機のトラツク調整装置を提供
することを目的とする。
(考案の構成) 本考案の構成について、以下、実施例に基づき
説明する。
第2図は、本考案1実施例のトラツク調整装置
を備えた渦巻式録音再生機の断面構成図を示して
いる。
図において、録音再生機本体20内には、ベー
ス板21が固定的に設けられていて、このベース
板21上にはターンテーブル22の軸22aに嵌
合する固定ねじ歯車23が設けられている。一
方、ターンテーブル22に回転自在に支持された
送りねじ軸24には一体的にねじ歯車25が設け
られていて、このねじ歯車25は第3図に示すよ
うに固定ねじ歯車23と直交するように噛合して
いる。なお、この噛合比は1:1となつている。
ここで、ターンテーブル22が図示されない駆
動手段により回転すると、第3図に示すねじ歯車
25が固定ねじ歯車23の周りに噛合公転し、こ
れにより、送りねじ軸24は矢印方向に駆動回転
せしめられる。
すると、第2図において、送りねじ軸24に係
合する係合子26を介してヘツド台27と共に録
音再生ヘツド28はターンテーブル22の半径方
向にその回転中心に向けて移送される。
固定ねじ歯車23の下部には平歯車部23aが
一体的に形成されていて、この平歯車部23aの
上面には、押え板29がねじ31の締め付け力に
よつて圧接しており、この状態にて、固定ねじ歯
車23は平生、回転不能にベース板21側に固定
保持されている。
このように、固定ねじ歯車23は押え板29に
よつて回転不能に固定保持され、この固定保持は
送りねじ軸24の回転駆動を可能としている。も
しも、この固定保持が行なわれないと、固定ねじ
歯車23は回転自由な状態となつてしまい、録音
再生時に送りねじ軸24を回転駆動するに至らな
い。
第2図および第3図において、固定ねじ歯車2
3の平歯車部23aには、ベース板21に回転自
在に装着された調整歯車32が噛み合つていて、
この調整歯車32はEリング33によつてベース
板21から抜け出ないように構成されている。
ここで、ヘツドの、トラツクに対する位置調整
を行なう場合には、先ず、録音再生機本体1の底
面のキヤツプ34を図のようにそれぞれ取りはず
し、次いで、一方の開口20Aを通してドライバ
ー等によりねじ31を緩め、固定ねじ歯車23の
固定状態を解除する。この状態で、固定ねじ歯車
23は軸22aの周りを自由に回転し得るように
なる。
次いで、他方の開口20Bを通して同じくドラ
イバー等により調整歯車32を回転せしめる。す
ると、調整歯車32には平歯車部23aが噛み合
つているから、固定ねじ歯車23が回転する。固
定ねじ歯車23が回転すると、これにはねじ歯車
25が1:1のギア比で噛み合つているから、送
りねじ軸24が回転し、これに伴ない、係合子2
6を介してヘツド28が微少量移動し、このと
き、そのヘツドをスパイラルゲージに正しく合致
させる。なお、このような作業時にターンテーブ
ル22を指などで止めておくことは言うまでもな
いことである。
トラツク調整を行なつたのちは、ねじ31を締
め付けて押え板29により固定ねじ歯車23を固
定し、これを回転不能の状態にする。このよう
に、押え板29やねじ31等は、固定ねじ歯車2
3を選択的に固定および解除する固定ねじ歯車固
定解除部材の一例を構成し、この部材構成として
は、そのような機能を同等に達成し得る他の適宜
なものに代替することができる。なお、固定ねじ
歯車23を回転不能にする手段としては、調整歯
車32の方を仮想線で示す押え板35により固定
係止する方式を採用するようにしてもよい。
この他、調整歯車32の回転数や回転角を数量
的に察知できるようにすると、トラツクズレに対
する調整量を定量的に把握することができる。
以上のように構成することにより、トラツク調
整を、ターンテーブルの上方からではなく、録音
再生機の底部側から外部操作にて行なうことがで
き、初めに述べたスパイラルゲージを録音再生機
にセツトしたままでトラツク調整を行なうことが
でき、この種の作業性が頗る良好になる。
第4図は、この考案の別の実施例を示すもので
あつて、この特徴とするところは前記実施例のよ
うな調整歯車を用いずに、固定ねじ歯車23を直
接回転させることにある。固定ねじ歯車23の下
部にはフランジ部23bが一体形成され、この部
分には円周方向に調整孔36が複数箇、穿たれて
いる。
この実施例において、トラツク調整を行なうに
は、先ず、録音再生機底面のキヤツプ37を取り
はずした上、ねじ31を緩め、固定ねじ歯車23
の固定状態を解除する。次いで、ベース板21に
穿つた孔21aを通して適当な棒を調整孔36に
さし込み、固定ねじ歯車23自体を回転させる。
このように、前述した実施例のような調整歯車を
介することなく、固定ねじ歯車を直接回転させる
ようにしてもトラツク調整を同様にして行なうこ
とができる。
なお、第1図において、従来は、ヘツドの位置
調整を行なうとき、昇降板9を押し上げるための
カム8の回転位置が変わり、軸11が復帰板12
に係合するタイミングを狂わせるという問題があ
つたが、本考案を適用した録音再生機において
は、本出願人に係る特願昭57−200970に開示され
るように、ヘツド台27が、摩擦ローラの摩擦送
りにより、直接、始発位置へ移動復帰する方式と
なつており、叙上の問題については何ら考慮する
必要はない。
(考案の効果) 以上本考案によれば、トラツク調整用のスパイ
ラルゲージのセツトや取りはずしを何ら行なう必
要のない、また、従来例のような化粧板等を遂
一、取りはずす必要のない、トラツク調整を即座
にいとも簡単に行なうことのできる録音再生機の
トラツク調整装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の録音再生機の斜視図、第2図は
本考案1実施例のトラツク調整装置を具備した録
音再生機の断面構成図、第3図は同上トラツク調
整装置の要部を示す斜視図、第4図は本考案の別
実施例の要部断面構成図である。 22……ターンテーブル、23……固定ねじ歯
車、24……送りねじ軸、25……ねじ歯車、2
8……録音再生ヘツド、29,31……固定ねじ
歯車固定解除部材としての押え板、ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ターンテーブルの回転中心に位置して平生は回
    転不能に固定保持される固定ねじ歯車と、該固定
    ねじ歯車と直交するように噛合するねじ歯車と、
    該ねじ歯車を軸上に備えターンテーブル側に回転
    自在に支持される送りねじ軸と、ターンテーブル
    の回転時、ねじ歯車が固定ねじ歯車の周りに噛合
    公転して送りねじ軸が駆動回転せられるとき、タ
    ーンテーブルの半径方向にねじ送りされる録音再
    生ヘツドと、録音再生機外部からの操作により固
    定ねじ歯車を選択的に固定および解除する固定ね
    じ歯車固定解除部材とから成り、この解除時、録
    音再生機外部からの操作によつて固定ねじ歯車を
    回転することにより、送りねじ軸を回転駆動し
    て、録音再生ヘツドの、トラツクに対する位置調
    整を行なうことを特徴とする、録音再生機のトラ
    ツク調整装置。
JP626083U 1983-01-20 1983-01-20 録音再生機のトラツク調整装置 Granted JPS59112358U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP626083U JPS59112358U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 録音再生機のトラツク調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP626083U JPS59112358U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 録音再生機のトラツク調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59112358U JPS59112358U (ja) 1984-07-28
JPS633029Y2 true JPS633029Y2 (ja) 1988-01-25

Family

ID=30137817

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP626083U Granted JPS59112358U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 録音再生機のトラツク調整装置

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JP (1) JPS59112358U (ja)

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JPS59112358U (ja) 1984-07-28

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