JPS63301798A - コロニー刺激因子誘導体 - Google Patents

コロニー刺激因子誘導体

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JPS63301798A
JPS63301798A JP63019468A JP1946888A JPS63301798A JP S63301798 A JPS63301798 A JP S63301798A JP 63019468 A JP63019468 A JP 63019468A JP 1946888 A JP1946888 A JP 1946888A JP S63301798 A JPS63301798 A JP S63301798A
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JP
Japan
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csf
protein
cells
human
specific activity
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JP63019468A
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English (en)
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フレデリック エス.ハゲン
ケニス カウシャンスキー
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University of Washington
Zymogenetics Inc
Original Assignee
University of Washington
Zymogenetics Inc
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Publication date
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
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    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/79Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
    • C12N15/80Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for fungi
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • A61P37/02Immunomodulators
    • A61P37/04Immunostimulants
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
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    • C07K14/53Colony-stimulating factor [CSF]
    • C07K14/535Granulocyte CSF; Granulocyte-macrophage CSF
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は一般に、蛋白質の生産に関し、さらに詳しくは
、ヒト顆粒球マクロファージコロニー刺激因子に類似す
る活性を有する新規な蛋白質に関する。
〔従来の技術〕
コロニー刺激因子(CSF)は、培養において造血系子
孫細胞の生存、増殖および分化のために要求される酸性
糖蛋白質である(BurgessおよびMetcalf
、 Blood  56 :947−958 、198
0) 、機能的には、種々のCSFが半固体の培養にお
いて生成された造血系コロニーのタイプによって定義さ
れた。
それゆえ、顆粒球−マクロファージコロニー刺激因子(
GM −CSF)は、顆粒球、マクロファージ、または
両者の細胞のタイプの組み合わせを含有するコロニーを
生じさせる子孫の増殖を刺激する(Wong等、 5c
ience 228 : 810−815 、1985
) 、 GM−CSFに加えて、顆粒球CSF (GM
 −CSFまたはCSF β)、マクロファージCSF
 (M−CSFまたはCSF −1)およびマルチ−C
SF (またはIL−3)は特徴づけられ、そしてヒト
起源からクローニングされてきた(Souza等、 5
cience  232 : 61−65 、1986
 ; Kawasaki等。
5cience  231 : 290−296.19
85;Yang等、譚旦、u。
3−10 、1986)。
コロニー刺激因子は種々の生理学的機能を有する蛋白質
である。Kaushansky等+(Proc、  N
a工LAcad、  Sci、  USA  83:3
101−3105.1986)およびその他(Emer
eson等、 J、  Cl1n、  Invest、
  76 :1286−1290 、1985)は、C
O5−1細胞中で発現された組換えヒトGM−CSF 
(hGM−C5)が、好中球、好酸および単球−マクロ
ファージ子孫細胞を刺激するばかりでなく、かつまたエ
リトロポイエチン、赤血球、および赤血球−非赤血球混
合物コロニー形成細胞の存在下に、巨核球コロニー形成
細胞を刺激することを発見した。さらに、hGM −C
SFは、成熟好中球を刺激して炎症部位に局在化しくW
etsbart等、 Nature  314 : 3
61−363.1985) 、成熟好酸球および筆法を
刺激して活性化するようになり、かつそれらのせん虫の
死亡を増大しくHandmanおよびBurgess 
、 、L、 jlu旗−122,: 1134−113
7゜1979 ; Vadas等; Blood 61
 : 1232−1241 、1983)、そして成熟
単球およびマクロファージを刺激して食作用および腫瘍
細胞の死亡を増大する(Grabstein等、 5c
ience  232 : 506−508 、198
6) ことが示された。これらのin vitroの活
性に加えて、組換えhGM −CSFは、最近霊長類に
おいてin vivoでの造血を刺激することが証明さ
れた(Donahue等。
Nature  231 : 872−875.198
6)。
ヒトGM −CSFは、ヒトG−CSFまたはプルリボ
イエチン(pluripoietin)と区別され、ヒ
トM −CSF(Kawasaki等、 5cienc
e  230 : 291−296.1985)(また
CSF−1とも呼ばれる)と機能的に区別され、そして
ヒトマルチ−CSF(Yang et al、、Ce上
り、47゜3−10.1986) (またIL−3とし
ても知られている)と区別される。GM −CSFは赤
血球、好酸球、好中球、単球および巨核球の細胞を刺激
するが、マスト細胞のコロニーを刺激せず、そしてヒト
細胞に対して特異的である。対照的に、ヒト M−CS
F(約44kDaのへテロダイマー)は単球/マクロフ
ァージのコロニー形成をほとんど独占的に刺激し、ヒト
G−CSFは主として好中球の形成を刺激するが、好酸
球のコロニーを刺激せず、赤血球および混合赤血球/非
赤血球のコロニー形成を、顆粒球または顆粒球/マクロ
ファージのコロニー形成の刺激に必要であるよりも10
倍高い濃度においてのみ刺激し、そしてまた、ネズミ好
中球のコロニー形成を刺激し、そしてヒト多−CSFは
マスト細胞のコロニー形成を刺激する。
組換えGM −CSFは、いくつかの系において生産さ
れてきた。このような系の列は、次の開示において見出
される。(a)Golde等(米国特許第4、438.
032号)、これはMoの細胞系から誘導されたcDN
Aを使用する旦、印旦中でのヒトGM −CSFの生産
を記載している;(b)欧州特許183.350号およ
びGrabstein等(前掲)、これは酵母中でのヒ
トGM −CSFの生産を記載している;(c)PCT
出願WO/8504188号、これは細菌および哺乳動
物の宿主細胞中で発現されうる、ネズミGM −CSF
をエンコードするcDNAを記載している:並びに(d
)PPCT出願−〇/8603225号およびPCT出
願賀0/8600639号、これらの両者は旦、並置お
よび他の宿主細胞中の組換えヒトGM −CSFの生産
を記載している。
組換えヒl−GM −CSFが入手可能である以前にお
いて、多くの研究は対応するネズミ蛋白質について実施
された。ヒトおよびネズミのGM −CSFは60%の
相同性である(Wong等、前掲)が、マウス蛋白質は
ヒト顆粒球またはマクロファージ子孫細胞に結合せず、
またそれらを刺激しない(MeLcalf 、5cie
nce  229 : 16−22 、1985) 、
ネズミGM −CSFはまた、5parro−等(Pr
oc、  Na土LAcad、  Sei、  USA
  82:292−296 、1985)およびDeL
amarter等(ENBOJ、  4:2575−2
581.1985)によって生産された。
インビトロおよび現在インビボでのhGM −CSFの
生理学を瑠り巻く知識の発展にもかかわらず、成長因子
の411々の機能的性質の原因となる構造的面について
ほとんど知られていない。例えば、CSFは高度にグリ
コジル化された分子である。
しかしながら、Donahue等、 Nature  
321 : 872−875.1986)は、旦、延中
で生産された非グリコジル化GM −CSFを研究し、
そして炭水化物の欠乏がin vitroの活性にほと
んど影響を与えないことを結論した。さらに、Wong
等、  (Cancer  釦旦3  :  235−
 241  、Co1d  Spring  Harb
or  Laboratory。
New York 、 1985)は、天然および組換
えのGM −CSFが15kDおよび23kDaの間で
変化する分子量を示すことを観察した。彼らは、これを
、精製における区別的炭水化物の付加または区別的炭水
化物の損失に起因させたが、種々の分画の比活性または
生物学的性質における差を検出しなかった。さらに、最
近、すべての炭水化物を欠<GM−CSFは赤血球の子
孫細胞の成長を支持することができないことが発見され
た(Burgess等、坦μ星 監=43−51.19
87 )。
糖蛋白質の炭水化物部分の生理学的役割は不明瞭のまま
である。AshwellおよびMartell(Aid
i。
Enz mol、 Re1at、 Areas Mo1
. Biol、  41 : 99−128+1974
)は、循環中の生存の増大、移送のための血漿帯白質へ
の結合の増強、または蛋白質溶解性の増大を包含する、
炭水化物の種々の機能を示唆した。Hoffman等(
J 、 Cl1n、  Invest、  75 : 
1174−1182 、1985)は、巨核球のコロニ
ーの脱グリコジル化が生物学的活性を損失させることを
発見した。
同様に、SairamおよびBhargavi (Sc
tence  229 :65−67、1985)は、
糖蛋白質のホルモンのα−サブユニットの炭水化物の部
分が細胞中への生物学的シグナルのトランスダクション
に関与することを発見した。
〔発明が解決しようとする課題〕
−Cに、GM −CSFは、応答性細胞のタイプの増殖
が望まれる種々の臨床的応用において使用できる。これ
らの応用は、化学療法および骨髄の移植を包含する。し
かしながら、先行技術の不明確な特性をかんがみて、天
然ヒトGM −CSFに類似する活性を示す蛋白質を生
産する、いっそう首尾一貫した方法を開発すること、お
よび天然分子より高い特異的活性を有するこのような蛋
白質を開発することは有利であろう。本発明は、この要
求を満足し、そしてさらに、他の関連する利点を提供す
る。
〔課題を解決するための手段〕
簡単に述べると、本発明は、ヒl−GM−CSFと実質
的に同一の生物学的活性を有する、種々の独特の蛋白質
、ならびに天然ヒl−GM −CSFより高い比活性を
有する蛋白質を開示する。本発明の1つの面において、
蛋白質はグリコジル化されていないが、他の面において
、蛋白質はN−結合グリコシル化に欠けるが、〇−結合
グリコシル化を有する。
なお他の面において、天然ヒトGM −CSFに特徴的
な2つのN−結合炭水化物類の1つを欠く。
後述する特定の実施態様の範囲内で、蛋白質は次の配列
を有する:(a)番号18のアラニンから出発し、そし
て番号144のグルタミン酸で終る第1図のアミノ酸配
列を有する;(b)番号18のアラニンから出発し、そ
して番号144のグルタミン酸で終る第2図のアミノ酸
配列を有する;および(c)番号18のアラニンから出
発し、そして番号144のグルタミン酸で終る第3図の
アミノ酸配列を有する。これらの蛋白質をコードするD
NA配列もまた開示される。
本発明の関連する1つの面において、天然ヒトGM −
CSFより高い比活性を有する蛋白質を生成する方法が
開示される。簡単に述べると、この方法は、(a)真核
生物の宿主細胞中に発現単位を導入し、この発現単位は
プロモーターおよびこれに続く下流のここに開示する蛋
白質の1つをコードするDNA配列を含んでなり、(b
)真核生物の宿主細胞を適当な培地中で増殖せしめ、そ
して(c)DNA配列によってコードされておりかつ真
核生物の宿主細胞によって生産された蛋白質生成物を分
離することを含んでなる。これに関して適当な真核生物
の宿主細胞は、哺乳動物、昆虫、酵母および糸状真菌宿
主細胞を包含する。
本発明のなお他の面は、有効量のここに記載する蛋白質
の1つ、および生理学的に許容されうる担体または希釈
剤を含んでなる医薬組成物を開示する。
本発明のこれらの目的および他の目的は、以下の詳細な
説明および添付図面を参照すると明らかとなるであろう
第1図は、N−結合炭水化物類を欠<GM−CSFのア
ミノ酸配列を、この蛋白質をコードするヌクレオチド配
列と一緒に示す、成熟蛋白質をはミノ酸18 (Ala
)から始まる。星印は、変更されたコドンの位置を示す
第2図は、N−結合炭水化物および〇−結合炭水化物を
欠<GM−C517のアミノ酸配列を、この蛋白質をコ
ードするヌクレオチド配列と一緒に示す。
成熟蛋白質はアミノ酸18 (Ala)から始まる。
第3図は、アミノ酸44においてN−結合炭水化物を欠
<GM−CSPのアミノ酸配列、およびコーディングヌ
クレオチド配列を示す、成熟蛋白質はアミノ酸1 B 
(Ala)から始まる。
第4図は、発現ベクターpDXの造成を示す。
使用した記号は次の通りである: E、 SV40エン
ハンサ−;ori、アデノウィルス5からの0−1マツ
プ単位; Ad2 MLP 、アデノウィルス2からの
主要後期(late)プロモーター;Ll−3、アデノ
ウィルス2のトリパルタイト(tripartite)
リーダー配列;5’ss、5°スプライス(splic
e)部位;3’ss、。
3°スプライス部位; pA、 SV40ポリアデニル
化シグナル;−1pBR322rポイズン(poiso
n) J配列の除去部位。
第5図は、CO5−1細胞中で生産された組換えヒト 
GM −CSFの天然および突然変異体の形態を示す、
蛋白質を、SDS −PACf!によって大きさで分画
し、ニトロセルロースに移し、ヒトGM−CSF特異的
抗血清でブロービングし、そしてヤギ抗ウサギビオチン
ーアビジンーペルオキシダーゼ複合体で発色した。レー
ン1 、HPLC−精製した天然GM−CSF  ;レ
ーン2、天然GM−CSF  iレーン3、N−結合炭
水化物を欠<GM−CSF  ;レーン4、〇−結合炭
水化物を欠<GM−CSF  :レーン5、すべての炭
水化物を欠<GM−CSF  ;レーン6、炭水化物が
酵素的手段によって除去されたGM−CSF  ;レー
ン7、分子量のマーカー、すべてのレーンは、半分だけ
多くの単位を含有するレーン3を除外して、GM−コロ
ニー−刺激活性の等しい数値の生物学的活性単位を含有
する。
第6A図、第6B図、および第6C図は、ヒヒにおける
MlteえGM −CSFの薬理動態の結果を示す。
本発明を記載する前に、以後使用するいくつかの用語の
定義を記載することは、本発明の理解に役立つであろう
生豆ヱm話並:生物学的な関係において(すなわち、生
物体においてまたはin vitroの模倣において)
分子により発揮される機能または機能の組み。ヒトGM
 −CSFについて、生物学的活性はある種の造血系子
孫細胞の増殖および分化によって特徴づけられる。ヒl
−GM −C5Pは、好中球、好酸球、単球および巨核
球の細胞、ならびにエリトロポイエチンの存在下での赤
血球系細胞を刺激する。
几輩ユニ活性/単位質量で表わした、ある蛋白質に関連
する生物学的活性の量的記載、天然ヒトGM −C5P
について、比活性は4〜8×101単位/■の範囲内で
あることが決定された0本発明の範囲内で、用語「より
高い比活性」は約4X10”単位/■より大きい比活性
を示す蛋白質を包含する。
光■華亘:主要なヌクレオチド配列の転写を指令しかつ
調節する他のヌクレオチド配列と一緒に、問題の蛋白質
をコードする主要なヌクレオチド配列を含んでなるDN
A構成構成体0単現単、少なくとも主要なヌクレオチド
配列および、前記主要なヌクレオチド配列から上流に位
置しかつそれと作用可能に結合したプロモーター配列を
包含する。
追加の遺伝子要素をも含めて発現の効率を増大すること
ができる。これらの要素は、転写ターミネイター、ポリ
アデニル化シグナル、エンハンサ−配列、リーダー、お
よびRNAスプライス部位を包含する。
本発明の新規な蛋白質は、応答性細胞タイプの増殖が望
まれる種々の臨床的応用において使用できる。これらの
応用は化学療法を包含し、ここでこれらの蛋白質を使用
することによって、細胞毒性薬物誘発白血病からの回復
をha速することができ、これらの蛋白質はこのような
治療のいっそう集中的使用を可能とすることができる。
これらの蛋白質を使用する処置はまた、骨髄毒性薬物の
より頻繁な使用、骨髄移植の間の骨髄分離からの速い回
復を可能とし、そして骨髄の増殖過多の状態、例えば、
無形成貧血における白血球生成を改良することができる
。さらに、白血球供与体として利用される人における中
球生産を増大することができる。これらの蛋白質はまた
、圧倒的な細菌、真菌または寄生体が感染した患者にお
いて、あるいは非応答性の癌をもつ患者において、非特
異的防御機構を増大するために使用できる0本発明のあ
る蛋白質は、より高い比゛活性のため、天然GM −C
SFよりもさらに有利である。この増大した活性は、よ
り少ない物f/患者/投与の使用を可能とし、これによ
り望ましくない副作用、例えば、毛管漏出の症候群を減
少することを期待することができる。この症候群は組換
え天然GM −CSFの治療的使用で観察された(Br
andt等、 Blood  70 : 5uppl。
1 、1987)。
患者への投与のため、本発明の精製した蛋白質を日常の
手順に従って医薬として許容されうる担体または希釈剤
と混合する。典型的には、このような組成物は滅菌した
5%のデシストロースまたは生理学的食塩水中の溶液か
らなり、滅菌について試験され、そして、例えば、リム
ラス(Limulus)アメーバ一様細胞アッセイ系に
よって、内毒素の汚染の不存在について評価されるであ
ろう、治療用配合物は、静脈内注入または皮下注射によ
って投与されるであろう、配合物はまた、必要に応じて
、他の治療剤を含有することができる。投与は、患者の
特徴および処置する状態の性質および過酷さに基づいて
決定され、これらは当業者にとって明らかであり、そし
て当業者の技量の範囲内であろう。
グリコジル化されないGM −CSFを生産するための
従来のほとんどの試みは、原核生物の宿主細胞の使用に
幀り、これはN−結合グリコシル化および〇−結合グリ
コシル化のいずれも付加しなかった。したがって、得ら
れる蛋白質は余分のアミノ末端メチオニン残基を含有す
る。このメチオニンは、ヒトの体によって異質と認識さ
れるか、あるいはそうでなければ蛋白質の活性に影響を
及ぼすことがある。対照的に、本発明はグリコジル化さ
れていない蛋白質、またはN−結合グリコシル化に欠け
るが、〇−結合グリコシル化を有する蛋白質、または天
然ヒトGM −CSFに特徴的である2っのN−結合炭
水化物鎖の1つを欠く蛋白質を提供し、これらの蛋白質
はトランスフェクションした哺乳動物の細胞中で生産さ
れる。これらの蛋白質は天然ヒトGM −CSFの生物
学的活性を有し、そしより高い比活性を有することがで
きる。さらに、本発明の蛋白質はアミノ末端メチオニン
をもたない。
本発明の蛋白質は、トランスフェクションまたは形質形
成された宿主細胞中で突然変異したDNA配列を発現す
ることによって生産される。
GM −CSFをコードするcONAは、cDNAライ
ブラリーから、普通の手順によって得ることができる(
例えば、Wong等、前掲の手順)。あるいは、cDN
^は、ここに記載するように、クローニングしたヒl−
GM −CSF遺伝子を発現するトランスフェクション
した哺乳動物細胞から得ることができる。
ヒトGM −CSPゲノムのクローンは、Kausha
nsky等。
(前掲)によって開示されている。このような細胞はG
M −CSF特異的mRNAの冨む入手源である。
hGM −CSFのアミノ末端残基の遺伝情報を指定す
る配列より上流の翻訳の開始および停止のシグナルを除
去することによって、生物学的に活性な蛋白質は、CO
5−1中でSV40 oriに基づく発現系を使用して
、無傷の遺伝子から高いレベルで発現された。ノザン・
プロット分析によって直接比較すると、一時的に発現す
るcos−を細胞は、レクチン刺激リンパ球よりほぼ1
0倍高いレベルのGM−CSF特異的mRNAを有し、
そしてそれ故にこのようなmRNAの富かな入手源であ
る。λgtll cDNAライブラリーをこれらのco
s−を細胞のmRNAから調製するとき、このライブラ
リーにおける独立のM1換えcDNAクローンのほぼ0
.1%がhGM −CSF特異的であることが発見され
た。評価したクローンのすべてが適切なイントロンのス
プライシングを示し、そして配列決定したクローンのす
べてがhGM −CSFcDNAの完全なコピーを含有
した。最後に、このcDNAは、ゲノムのcDNAに比
較して、生物学的に活性なhGM −CSFの高いレベ
ルの合成を指令した。
いったんhGM −CSFについての完全なcDNAが
得られた後、部位特異的(site −directe
d)突然変異誘発(ZolerおよびSm1th  、
 用値、 、3− : 479−488゜1984)を
使用して配列を変更した。二重突然変異体を単一な反応
において発生させ、もはやいずれの天然部位においても
N−結合グリコシル化されえないポリペプチドの遺伝情
報を指定するcDNAを得た。追加の突然変異誘発は、
もはや〇−結合グリコシル化できない突然変異および両
者の形態の炭水化物を欠いた突然変異を発生した。単一
のグリコジル化部位は、また、個々に除去することがで
きる。N−結合グリコシル化部位におけるAsn残基(
配列Asn −X −5er /Thr 、ここでXは
いずれかのアミノ酸である)を他のアミノ酸残基に変更
することによって、グリコジル化を遮断することができ
る* Asn残基をGin残基に変えることがとくに好
ましい、 Asnは、また、SetまたはThrに変え
るえることができる。さらに、配列中の他の変更を、コ
ードされる蛋白質のグリコジル化を遮断する目的で導入
することができる。例えば、配列Asn −X −3e
r /Thrの第2位置のプロリン残基はグリコジル化
阻止することができる(Marshall、  Bio
chem、  5o9−Σν140 : 17−26+
1974)。他の置換を、この位置において行うことも
できる。N−結合グリコシル化部位の第3アミノ酸は、
また、好ましくは八Ia、 Cys 、 Gly、As
nまたはGinに変化させることができる。〇−結合炭
水化物鎖は、通常プロリンによって挟まれている(fl
anked)されている、セリンまたはスレオニンの残
基へ結合される。〇−結合グリコシル化は、セリンまた
はスレオニンを他のアミノ酸、好ましくはアラニンで置
換することによって、あるいはフランキングプロリンを
他のアミノ酸で置換することによって遮断することがで
きる。
糖蛋白質の1またはそれより多い炭水化物部分は循環中
の蛋白質の維持に寄与しうるので、ある場合において、
炭水化物のあるものを保持することが好ましいことがあ
る。本発明者らは、例えば、N−結合炭水化物を欠く蛋
白質上に〇−結合炭水化物を保持する場合、得られる蛋
白質は完全にグリコジル化されていない蛋白質の増大し
た活性を有し、そして循環中で増大した維持性を有する
ことができることを発見した。さらに、単一のN−結合
炭水化物側鎖の保持が、組換え細胞培養中の蛋白質の生
産の効率を増大せしめることができる。
こうして、〇−結合炭水化物のみ、あるいは0−結合炭
水化物および1つのN−結合炭水化物を保持するように
変更された分子は、自然GM −CSFおよび完全にグ
リコジル化されていない蛋白質の両者もよりも有意な利
点を提供できる。
次いで、突然変異せしめたcDNA配列を発現ベクター
中に挿入し、そしてトランスフェクションCO5−1(
ATCCCRL 1650)中で発現せしめた。他の培
養した哺乳動物細胞系、例えば、BHに(ATCCCC
L 10)、293(ATCCCRL 1573)、C
HO(ATCCCCL61) 、J558L(ATCC
TIB 6)およびBIIK tk−ts13(Wae
chterおよびBaserga+         
  ’奥 到: 1106−1110.1982)細胞
系、ならびに他のタイプの宿主細胞も使用できる。
哺乳動物細胞中で使用するための発現ベクターまたは発
現単位は、哺乳動物細胞中に導入されたクローニングさ
れた遺伝子の転写を指令できるプロモーターを含有する
。とくに好ましいプロモーターは、SV40 (Sub
ramani等、 Mo1. Ce1l旧o1゜土: 
854−864.1981) 、MT−1(Pals+
1ter等、 5cience%ス: 809−814
.1983) 、およびアデノウィルス2主要後期プロ
モーターを包含する0発現ベクターは、また、発現すべ
きDNA配列のための挿入部位より下流に位置する、ポ
リアデニル化シグナルを含有できる。ウィルスのポリア
デニル化シグナル、例えば、SV40からの初期または
後期ポリアデニル化シグナルあるいはアデノウィルス5
:EJb領域からのポリアデニル化シグナルが好ましい
発現ベクターはまた、RNAスプライシング部位および
ウィルスのリーダー配列、例えば、アデノウィルス2ト
リパルタイトリーダー(プロモーターとRNAスプライ
シング部位との間に位置する)を含むことができる。好
ましいベクターは、また、エンハイサー配列、例えばS
V40エンハンサ−を含むことができる。
次いで、クローニングしたDNA配列を、培養した哺乳
動物細胞中に、リン酸カルシウム仲介トランスフェクシ
ョン(Wigler等、堕旦、ト段、 725゜197
8 i CorsaroおよびPearson、Som
atic  Ce旦Gentics  7 : 603
  、1981 ; GrahamおよびVan de
rEb、 u皿旦■52 : 456  、1973)
 、またはエレクトロポレイション(electrop
oration) (Neumann等。
E?IBOJ、  土: 841−845  、198
2)によって導入できる。ある比率の細胞はDNAを取
り込み、そしてそれを細胞の内に数日間維持する。小比
率の細胞(典型的には104細胞中1細胞)はDNAを
ゲノム中に組み込むか、あるいはDNAを非染色体各構
造中に維持する。これらの組み込み体を同定するために
、選択可能な表現型を与える遺伝子(選択遺伝標識)が
、一般に、問題の遺伝子と一緒に導入される。好ましい
選択遺伝標識は、薬物、例えば、G−418およびメト
トレキセイトに対する耐性を与える遺伝子である。選択
遺伝標識は、問題の遺伝子と同時に別のプラスミド上で
細胞中に導入でき、あるいは同一プラスミド上で導入で
きる。好ましい選択遺伝標識は、薬物メトトレキセイト
に対する耐性を付与する遺伝子である。また、「担体D
NAJとして知られている追加のDNAを、細胞中に導
入する混合物に添加することは有利でることがある。細
胞がDNAを取り込んだ後、・細胞をある期間、典型的
には1〜2日間、増殖させて問題の遺伝子の発現を開始
させる。次いで、安定な態様で選択遺伝標識を発現して
いる細胞の増・殖について選択するために、薬物選択を
適用する。このような細胞のクローンを、問題の蛋白質
の発現についてスクリーニングすることができる。
真核微生物、例えば、酵母サツカロミセス・セレビシェ
−(Saccharom ses  cerevisi
ae) 、または糸状真菌、例えば、アスペルギルス(
As er 1llus)も宿主細胞として使用できる
アスペルギルスのとくに好ましい種は、A、ニドランス
(A、 n1dulans) 、A、ニガー(人、 恒
l猛)A、オリゼー(A 、 肛■u) 、およびA、
テレウス(人、 terreus)を包含する。酵母を
トランスフェクションするための技術は、Begg、 
Nature215 : 104−108,1978に
記載されている。酵母中に使用するための発現ベクター
は、YRρ7 (SLruhl等。
Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 US
A  76 : 1035−1039  。
1979) 、YEp13(Broach等、 h旺J
L :121−133゜1979) 、pJD824B
およびpJDB 219(Begg、前掲)、およびそ
れらの誘導体を包含する。このようなベクターは、一般
に、選択可能な遺伝標識、例えば、栄養遺伝標識TRP
からなり、これは「且突然変異を有する宿主株中の選択
を可能とする。酵母発現ベクター中で使用するために好
ましいプロモーターは、酵母解糖系遺伝子からのプロモ
ーター(Hitzewan等、 に Biol、Che
m、  255 : 12073−12080 、19
80 : AlberおよびKauasaki、 ム」
虹−^1. Genet、土: 419−434 、1
982 ; Kawasaki 。
米国特許第4.599.311号)、またはアルコール
デヒドロゲナーゼ遺伝子からのプロモーター(Youn
gPlenums New York+ 1982 ;
およびAmmerer、 Meth。
in Enz !1olo   101 : 192−
201.1983)を包含する。
N末端メチオニン残基の存在を回避し、精製を促進しか
つ酵母細胞に対する異質蛋白質の潜在的毒性作用を回避
するために、選択した蛋白質をコードする酵母遺伝子か
らのシグナル配列を発現ベクター中に含めることが好ま
しい。とくに好ましいシグナル配列はMF  1  遺
伝子のプレープロ領域である(KurjanおよびHe
rskowitz、 Ce旦、別。
933−943.1982)。シグナル配列は、また、
他の酵母遺伝子、例えば、鷹(国際特許出願間/860
0637)およびa−因子をコードする遺伝子(欧州特
許123.289号)から得ることができる。アスペル
ギルスの種は既知の手順、例えば、Yelton等。
(Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 L
ISA’−81: 1740−1747 。
1984>の手順に従って形質転換することができる。
本発明の蛋白質は、好ましくは、宿主細胞の培地からイ
ムノアフィニティークロマトグラフィーおよび引続(H
PLCによって分離するが、他の常用の技術を使用する
こともできる。精製はドツト・プロットアッセイまたは
抗GM −CSF抗血清を利用するラジオイムノアッセ
イを使用して監視することができ、そして活性は骨髄コ
ロニー形成アッセイによって評価することができる。生
成物の純度は、好ましくは、銀着色を用いるSDSポリ
アクリルアミドゲル電気泳動およびアミノ酸配列分析に
よって評価する。
突然変異したcDNAは、培養したcos−を細胞中で
野生型cDNAに類似するレベルで転写され、そして生
成した組換えポリペプチドは、コンカナバリンAアガロ
ースのクロマトグラフィーによって末端マンノース残基
を欠くことが立証された。突然変体組換え蛋白質の相対
的比活性をin vitroで評価したとき、N−結合
炭水化物を欠くポリペプチドはほぼ6倍高い比活性を有
することがわかった。
次いで、組換え突然変異体蛋白質の機能的性質を天然成
長因子のそれと比較した。全寒天培養および細胞化学を
用いて、天然形態および非グリコジル化形態のhGM 
−(1:sFによって刺激された細胞のタイプの分布は
同様であることが示された。さらに、投与量一応答分析
によって、両者の形態は、巨核球コロニーの増殖および
、エリトロボイエチンの存在下での赤血球系細胞のバー
ストを等しく刺激できた。さらに、in vivoの研
究は、突然変異体蛋白質のあるものが血漿の半減期を延
長したことを立証した。
これらの研究から明らかなように、天然hGM −C8
Fによってin vitroで提供される全範囲の子孫
細胞の刺激を可能とするためには、炭水化物の付加は必
要ではない。さらに、N−結合炭水化物を欠く組換え蛋
白質は化学誘引剤fMet−1、eu −Pheに向か
う成熟好中球の移動を阻止できた。
次の実施例によって、本発明をさらに説明する。
〔実施例〕
1 、 GM−CSF cDNAのクローニングヒトG
M−CSF (hGM−CSF)をコードするゲノムの
クローンを、Kaushansky等、 (Proc、
 Natl、  Acad。
Sci、 USA  83 : 3101−3105.
1986)に記載されるでいるようにして得た。簡単に
述べると、ヒトゲノムDNAの1回漕幅ノシャロン4A
フェージライブラリーを、ネズミおよびヒトGM −C
SFアミノ酸配列から誘導した70塩基のオリゴヌクレ
オチドのプローブを使用してスクリーニングした。陽性
のクローンをプラーク精製し、そして制限酵素分析およ
びプラークハイブリダイゼーションによって分析した。
3個のクローンが、ヒトGM −CSFの5°および3
″末端に対する追加のプローブに対してハイブリダイゼ
ーションすることがわかった(Wong等、前掲)。こ
れらのクローンは同一であることがわかり、そしてλh
GM−CSFと表示した。
次いで、GM −CSFゲノムクローンを哺乳動物細胞
発現ベクターpD5’ 中にサブクローニングし、そし
て培養したCO5−1細胞をトランスフェクションする
ために使用した。pD5” は、アデノウィルスの主要
後期プロモーターの制御下に外来ゲノムおよびcDNA
断片の発現を可能とするSV40のori に基づくプ
ラスミドベクターであるepD5’は、また、アデノウ
ィルス部分リーダー配列、SV40エンハンサ−、アデ
ノウィルスから誘導されたポリアデニル化シグナル、お
よびベクターpML−1中のユニークBcllクローニ
ング部位を含む(LuskyおよびBotchan +
 Nature  293ニア9−81  。
1981)。pD5“の造成は実施例4に記載されてい
る。
発現ベクターを調製するために、TATAボックス(b
ox)からポリアデニル化シグナルまでの顯域のみを含
有する、λhGM −CSFからの2.6kbのBst
EII/EcoRI断片を、pD5’ のBc11部位
中にサブクローニングし、そしてCOS −1細胞をト
ランスフェクションするため使用した(Grahamお
よびVander Eb、 n匹圏■52 : 456
 、1973) 、 3日目のCO5−1の上澄みを、
標準ヒト骨髄培養によって生物学的に活性なhGM −
CSFについてアッセイした(Kaushansky等
、前掲) 。pDgGMII と表示するこの発現ベク
ターは1.9〜2.9 X 1040/−のhGM−C
SFの生産を指令した。
ポリA含有RNAを、オリゴdTセルロース上でのクロ
マトグラフィーによって、トランスフェクションしたC
OS −1細胞から調製した。λgtllファージライ
ブラリーの生産に適合したRNアーゼII/DNAポリ
メラーゼI法(GublerおよびHoffman、、
 Gene  25 : 263−269  、198
3)の変法によって、二本鎖cDNAを調製した。5I
!gのポリ (A)+RN^を使用して、オリゴdTプ
ライミングを使用する逆転写酵素によって、2.5罐の
第1MのcDN八を調製した。RNアーゼHおよびDN
Aポリメラーゼを使用して第2鎖cDNAを合成した。
 T4ONAポリメラーゼでcDNA分子を平滑末端と
した後、2可の二本鎖cDNAを等しい量のEcoRI
 リンカ−に結合した。反応成分をEcoRIで消化し
、そしてcDNAをリンカ−モノマーからゲルろ過りロ
マトクラフィーによって分離した。 560ngのcD
N^をカラムの空隙体積から回収した。EcoRIで消
化しそして子牛アルカリ性ホスファターゼで処理したλ
gtllの等量にcDN八を結合した。結合混合物中の
DNAをλフアージパッケージング抽出物でパフケージ
ングした。
37ngのcONAから調製した5X10’組換え体の
うちで、3X105をスクリーニングした。ファージを
ニトロセルロースに移し、そして前ハイブリダイゼーシ
ョンした(Ullrich等、 EMBOJ、 3 :
361−364.1980)。フィルターをプローブと
しての10’cpm/−の一ツク翻訳した540bpの
5strヒトGM −CSFゲノム断片とハイブリダイ
ゼーションし、そして0.2 xSSC、0,1%のS
DS中で65℃において60分間洗浄した。全体として
、248個のプラークは使用した非常にきびしい洗浄条
件下にニック翻訳ゲノムプローブと強くハイブリダイゼ
ーションし、これによってクローンのほぼ0.1%がh
GM −CSFのためのcDNAを含有することが示唆
された。
6つのcDN^クローンをプラーク精製し、そしてファ
ージDNAを液体培養から調製しくManiatis等
、釦旦、 lfi、 687−701.1978) 、
そしてpUc13のEcoR1部位中にサブクローニン
グした。クローニングしたcDNAを、また、ジデオキ
シヌクレオチドチェインターミネーション法による配列
決定のため、M13mplB’およびM13mp19中
にサブクローニングした(Sanger等、ヒ匹ユ基態
し」9九」渣ヒ」鎚L4i5463〜5467、197
7)。すべての6つのクローンは単一のオープンリーデ
ィングフレームを含有し、そしてそれらの配列はヒトG
M−CSF cDNAクローンについて前に発表された
ものと一致した(Wong等。
前掲: Lee等、 Proc、 Natl、 Aca
d、 Sci、 USA  82:4360−4364
  、1985)。
1つのcDNAを哺乳動物発現ベクターpDX中にサブ
クローニングし、そしてhGM −CSFを一時的に発
現するために使用した。発現ベクターpDXは、実施例
4B中に記載するようにpD5°から誘導した。全GM
−CSFコード配列を含有するキャップ(cap)部位
から3“非翻訳領域の中央までの593bpのSs t
J / Nco l断片を、pUccGMから取り出し
た。cDNA制限断片をT4ポリメラーゼで平滑末端と
し、EcoRI リンカ−に結合し、EcoRIで消化
し、そしてpDXのユニークHcoR1部位中にサブク
ローニングした。得られたプラスミドをpDcGMIと
表示した。プラスミドDNAを、リン酸カルシウム沈殿
によって、COS −1中にトランスフェクションした
(GrahamおよびVan der Eb+ 前掲)
。トランスフェクションしたCO5−1によってコンデ
ィショニングした培地抗生物質および10%の胎児子牛
血清(FCS )を補充したダルベツコの改変必須培地
あるいはI n / mlのフィブロネクチン、10t
ry / tnlのトランスフェリン、51μg/−の
インスリンおよび15nMのセレン酸を含有する血清不
含培地CCo11abor ative Re5ear
ch ) )を、37℃において7%のCO2下に3日
間インキュベーションした後収穫し、そして実施例3に
記載するようにして生物学的に活性なGM −CSFに
ついてアッセイした。
天然または突然変異GM−CSF cDNAを一時的に
発現するCO3−1細胞からの血清不含上澄みを、限外
ろ過によって濃縮し、そして前もって20mMのトリス
(Tris) (p+17.4 ) 、150mMのN
aC1%  1 mMのMnC1z 、1mMのCaC
1zおよび1mMのMgC11で平衡化したコンカナバ
リンAアガロース(1cmX7c+n)の5−〇カラム
にゆっくり適用した。カラムを5力ラム体積の同一緩衝
液で洗浄し、そして結合した糖蛋白質を0.4Mのα−
メチルマンノシド(αMM)を含有する緩衝液で溶出し
た。試料を数回のPBSの交換に対して透析し、そして
実施例3に記載するように生物学的に活性なhGM −
CSFについてアッセイした。ゲノム発現ベクターpD
gGMI Iに比較したとき、cDNAは4倍多い組換
えhG門−CSFまたは血清含有培地当りI X10’
U/m!合成を指令した。
ζ  2.@、   、空然・ 燻 ヒトGM−CSF cDNAを部位特異的in vit
ro突然変異誘発(ZolerおよびSm1th、DN
A、  3 : 479−488゜1984)によって
修飾して、5つのグリコジル化部位を除去した。
ヒトGM−CSF cDNAを含有するプラスミドpU
ccGMをEcoRIで切断して、0.9kbのcDN
Aインサートを分離した。この断片をEcoRIによっ
て線状化したM13mplB中に結合した0部位特異的
in vitro突然変異誘発(Zo lerおよびS
m1th  、前掲)を、アプライド・バイオシステム
ス(Applied Biosystems)380A
 DNA合成装置で合成したオリゴヌクレオチドを使用
して、得られたファージ(M13cG旧)上で実施し、
そして変性ゲル上でのポリアクリルアミドゲル電気泳動
によって精製した。アミノ酸44および54におけるグ
リコジル化部位を変化するための突然変異誘発(アミノ
酸は第1図〜第3図に示すように番号を付される)を、
オリゴヌクレオチドZC556(5’GCGTCTCC
TGCAACTGAGTAGAG3’)をイ吏用してア
ミノ酸44におけるアスパラギンをグルタミンに変化せ
しめ、そしてオリゴヌクレオヂドプライマーZC87(
5’ TCCCAGTCACGACGT3’ )  と
−社Iに、オリゴヌクレオチドZC555(5″TGC
TGAGATGC八八GAAACAGTA3°)を使用
してアミノ酸54におけるアスパラギンをグルタミンに
変化した。ハイブリダイゼーションシグナルを保持する
ために21または22塩基の合致のみを可能とするため
に十分な洗浄条件(3Mの塩化テトラメチルアンモニウ
ム[TMACl ’l )を用いて各32P末端標識オ
リゴヌクレオチドでプラークをプロービングすることに
よって、二重突然変異をスクリーニングした(Wood
等 、Proc、  Natl、  八cad、  S
ci、  USA   旦2  :  1585−15
88、1985)。はぼ60個のファージはいずれかの
プローブに独立にハイブリダイズしたが、わずかに3つ
は両者のプローブにハイブリダイズした。
陽性のクローンを翻訳開始部位から突然変異原を与えた
部位にわたって配列決定して突然変異を確認した。陽性
のクローンをM 13−555−556と表示した。〇
−結合グリコシル化部位を除去するために、ファージM
13−555−556およびM13cGMrを、オリゴ
ヌクレオチドZC867(5’ ACCCGCCCGC
GCACCCGCACCCGCAACGCAGCCCT
3’ )を使用して、位置22.24および26に見出
されるセリンのコドンをアラニンのコドンに変化させる
部位特異的突然変異誘発を行った。
突然変異したファージを、3MのTMACl中で75℃
において洗浄することによって、前述のようにスクリー
ニングした。このようにして、〇−結合のみ、又はN−
結合のみを含有するか、あういは既知の炭水化物の付加
部位のい、ずれも含有しない突然変異cDNAクローン
を発生させた。陽性のクローンを、翻訳開始部位から突
然変異部位にわたって配列決定して突然変異を確認した
。5つのすべての突然変異した部位を含有するクローン
をM13−555−566−867と表示し、〇−結合
部位のみを含有するものをML3−555−556と表
示し、そしてN−結合部位のみを含有するクローンをM
13−867と表示した。
複製形DNAを、ファージクローンM13−555−5
56 、 M13−555−556−867およびM1
3−867からつくった。DNAをEcoRIで切断し
て、0.9kbの断片を各ファージクローンから分離し
た。M13−555−556から分離したO、 ’9 
kbの断片を、EcoRIで消化して線状化したpUc
13中に結合して、プラスミドpUcccGMsss 
 ssbを発生させた。M13−555−556−86
7から分離した0、9kbの断片を、EcoRIで消化
して線状化したp[JC13中に結合して、プラスミド
pUCCcGMsss  ssb  !167を発生さ
せた。M13−867からの0.9kbの断片をpUc
13中−に挿入してpUccGM867を構成した。こ
れらのプラスミドはGM −CSFコード領域より上流
に211bpのpD3由来の配列を含有したので、プラ
スミド由来の配列を、5stlで切断し、T4DNAポ
リメラーゼで平滑末端とし、EcoRI リンカ−に結
合し、そしてEcoRIで切断することによって除去し
た。得られた断片をpDX中にサブクローニングして、
pDcG旧1(−N)、pDcGMIII (0) 、
およびpDcGMIV、(−N 、−〇)を生成せしめ
た。突然変異したDNA配列およびコードされるアミノ
酸配列を第1図(−N)および第2図(−0、−N)に
示す。引続く分析によって、突然変異GM−C5PII
IおよびIVはスレオニン番号11に〇−結合部位を含
有することが示された。この部位は組換え蛋白質分子の
約50%においてグリコジル化されていることがわかっ
た。
生物学的に活性なhGM −CSFが変更されたcDN
Aによって発現されるかどうかを決定するため、pDC
G旧1 、pDcGMIIIおよびpDcGMIVを別
々にC05=1細胞の並行培養物中にトランスフェクシ
ョンし、pDcG旧をもつ対照トランスフェクションと
比較した。2日後にRNAを細胞から得、そして3日後
に別の培養物から培地を得た。GM −CSF特異的m
RNAのレベルはすべてのcDNA種について等しいこ
とが示されたが、異る量の生物学的に活性な組換えG?
I −CSFがバイオアッセイによって検出された。
同様な方法において、Asn44におけるN−結合グリ
コシル化部位を除去した。ファージM13cGM1を、
オリゴヌクレオチドZC556およびZC87を使用し
て突然変異誘発せしめた。得られたファージのクローン
をM13−556と表示した。
複製形DNAをM13−556から調製し、そして変更
したGM −CSF配列を前述のようにpDX中にサブ
クローニングした。得られた発現ベクターをpDcGM
νと表示した。cDNAのインサートおよびコードされ
る蛋白質の配列を第3図に示す。
夫扁■ニーI迫l少立扼 突然変異ポリペプチド中の炭水化物の除去を生化学的に
立証するために、組換えヒ!−GM −CSF調製物を
アフィニティークロマトグラフィーによって分析した。
血清不含cos −i細胞の上澄みをコンカナバリナン
Aアガロースのカラムに適用した。
コンカナバリナンAアガロースの2+nZOカラム(6
mX80m)を、20mMのトリス(pH7,5)/1
50mMのNaC1/ 1 mMのCaC1z / 1
 mMのMgC1g /1mMのMnC1t中で平衡化
した。天然ヒトG門−CSFまたは修飾GM−CSFに
ついてcDNAを一時的に発現するCO5−1細胞によ
ってコンディショニングした培地をゆっくり (0,2
d/分)流し、そしてカラムを平衡化緩衝液で洗浄した
。カラムに結合した物質を平衡化緩衝液中0.4Mのα
−メチルマンノシドで溶離した。出発物質、通過画分、
洗浄画分および溶離分画をPBSに対して透析し、ろ過
滅菌し、そしてコロニーの形成によってGM −CSF
についてアッセイした。表■に示すように、有意な量の
天然GM −CSFおよびもはや〇−結合炭水化物を含
有しない蛋白質はコンカナバリナンAアガロースに結合
し、そしてカラムから溶離することができた。対照的に
、N−結合炭水化物を欠く両者の突然変異GM −CS
F種はコンカナバリナンAアガロースに結合することが
できず、そして成長因子はカラムから溶離することがで
きなかった0表■中の結果は、適用された単位に対する
通過画分および洗浄画分および溶離した分画中に回収さ
れた百分率として表わす。
以下余白 表1 培地        結合せず  結合および溶出pD
cGMI   (自然”)      70     
  30pDcGMII  (N)     100 
      0pDcGMIII (0)     7
1      29pDcGMIV  (−N −0)
   100      0次に、突然変異発現ベクタ
ーによって生成された種々の形態のGM −CSFの相
対的比活性を評価するため、コンディショニングした培
地を免疫学的に分析した。ウサギ抗血清を、キーホール
・リンペット・ヘモシアニン(keyhole lim
pet hemocyanin)に結合した15残基の
合成ペプチドに対して生じさせた。この抗血清は炭水化
物付加部位から遠い叶−CSFの領域を認識する。抗血
清は、炭水化物が酵素的に除去された蛋白質の同一量に
対してと同様に、高度に精製されたGM −CSFに強
く結合する。この抗血清を使用して、トランスフェクシ
ョンしたCOS −1細胞によってコンディショニング
した、等しい生物学的に活性な量の培地中に存在する組
換え突然変異蛋白質および天然蛋白質を分析した。第5
図に示すように、有意に少ない免疫活性蛋白質は、自然
の形態のhGM −CSF中よりも、N結合炭水化物を
欠(ポリペプチド中のこの活性を説明する。〇−結合炭
水化物は、これらの相対的比活性に有意な程度に影響を
及ぼさない、最後に、これらの発見を定量するために、
コンディショニングした培地の系統的希釈物を、ウェス
タン・プロットにより、I!Jヤギ抗ウサギ抗血清を第
2抗体として使用して分析した。オートラジオグラフィ
ー後、ハイブリダイゼーションする蛋白質をプロットか
ら切り出し、そして計数した。免疫反応的に等量の天然
GM −CSF中よりも、6倍大きい量の造血活性が2
つのN結合炭水化物欠乏成長因子中に存在した。自然ヒ
ト GM −CSFがほぼ8×10’単位/■の比活性
を有するとすれば、N−結合炭水化物欠乏形態の蛋白質
は4X10@単位/■を越える比活性を有する。
、   え  白  の  2 〜 血清不含CO5−1細胞の限界希釈物を、半固体の培養
物中で顆粒球および/またはマクロファージのコロニー
形成を刺激するそれらの能力についてアッセイした。5
つの別々の実験において、天然形および突然変異影絵換
えヒトGM −CSFによって生成された顆粒球および
マクロファージ(GM)のコロニーの最大数の間に有意
差は存在しなかった。0Mコロニーを細胞化学的に細胞
のタイプについて評価したとき、好中球、好酸球および
単球−マクロファージ含有コロニーを生長させた(表■
)、骨髄細胞を記載されているようにして(Bagby
 et al、、  J、 Cl1n、  Inves
t、  68:56−6390 、1981)調製した
が、ただし0.3%の寒天で半固体とした。全培養物を
固定し、クロロアセテートエステラーゼについて染色し
、そしてトルイジンブルーで対比染色した。データは各
形態のGM−cspについて合計200を越えるコロニ
ーを含有する3回の反復実験の平板の結果を表わし、そ
して各細胞タイプを含有するコロニーの百分率として表
わされている。培養物を変化する濃度の組換え成長因子
で刺激したとき、あるいはコロニーのの大きさまたは細
胞の組成を分析したとき、有意差は存在しなかった。。
表■ 実験1 好中球   [i7   71 好酸球   17   16 単球 5652 実験2 好中球   55      43   51好酸球 
  40       47   44単球 32  
 29 39 最後に、突然変異蛋白質及び天然m換え蛋白質の両者は
巨核球のコロニーの増殖および赤血球系細胞のバースト
(erythroid burst)を支持することが
できた。トランスフェクションした(:05−1細胞か
らのスペント培地を、骨髄コロニー形成アッセイにおい
て1%の最終濃度でプレートした。
対照はジャム(shao+)  トランスフェクション
したCO5−1細胞コンデイシヨンド培地および1%P
HA刺激リンパ球コンディションド培地を包含する。表
■に示すように、0Mコロニー形成を最大の半分で刺激
するであろう、組換え天然または突然変異非グリコジル
化GM−CSFのいずれの濃度も、巨核球コロニーの増
殖および赤血球系細胞のバーストを最大に刺激するそれ
らの能力において等しかった。データは、3回の反復実
験においてプレートした典型的な実験で形成しコロニー
の平均の数(±SEM)を表わす。−データーは3回再
現された。
以下余白 表■ ジャムトランスフェクションした C03−I CM    3.0+1.1    3.
4+0.9    0PIIA−LCM     43
.0±3.0   28.0±2.0  2.0±0天
然cDN^   29.0±3.0.  26.0±1
.0  3.3±0.7突然変異cDNA pDcGM II (−N)  31.0±5.0  
 29.0±4.0  2.3±0.9pDcGM m
 (−0)  29.0±3.0   19.0±3.
0   ’  N、D。
pDcGMrV(−N−0) 36.0th2.o  
  22.0±2.ON、[l。
*N、D、−実施せず 告知して承諾を得た正常なヒト志廓者から得赳骨髄細胞
を、フィコール−ハイバーク(Ficoll −hyp
aque)密度勾配(比重1.007)で分画した。低
い密度の細胞から二重プラスチック付着によって付着細
胞を減少させ、そしてE−ロゼツト形成(トroset
ing)によってT細胞を減少させた(Bagby等。
J、   CIi  n、  Invest、  68
   :  1286−1290  .1981)  
50.000〜100.000の細胞を、15%の胎児
子牛血i (Fe2) 、抗生物質、0.9%のメチル
セルロース、および10%までのアッセイすべき物質の
存在下に培地中で培養した。培養物を5%のCO□を含
有する湿潤雰囲気中で13日間インキュベーションし、
そして顆粒球−マクロファージのコロニーを倒立顕微鏡
検査によって計数した。記載する各実験は、3回の反復
実験の培養の平均を表わす、ヒトGM−CSFの50単
位(U)は、最適濃度のフィトヘマグルチニン刺激リン
パ球コンディシッン培地(PHA−LCM)に比較して
、最大の半分のコロニー形成を刺激する希釈と定義され
る。巨核球コロニーの増殖のため、25%のヒト血漿を
Fe2の代わりに使用しくKimura等、 J、 C
e1lハ■圏且 月、8 : 87−96 、1984
) 、そして赤血球系細胞のバーストおよび混合細胞の
コロニーの増殖のため(Powe I 1等、 Br、
 J、 Haes+ato1.51  :81−89、
1984) 、1単位の組換えエリトロボイエチン(A
mgen、 Inc、)を培養の第4日に添加した。最
適の刺激は1%のPIIA−LCMによって提供された
形態学的分析のため、培養物を0.3%の寒天で半固体
とし、固定し、そしてクロロアセテートエステラーゼに
ついて染色し、そしてトルイジンブルーで対比染色した
。コロニーを計数し、そして直接顕微鏡検査によってス
コアをつけた。
−4A、  D5の゛ SV40エンハンサ−およびアデノウィルス2主要後期
プロモーターおよびトリパルタイトリーダーを含んでな
るプラスミドpD5を、プラスミドp。
HFRIII (Berknerおよび5harp、 
Nuc、 Ac1dsRes。
旦: 841−847.1985)から生じさせた。p
DHFRIII中のAD)IPR配列からすぐ上流のP
st 1部位を、5単位のPstlで10埋のプラスミ
ドを37℃において100−の緩衝液A(10n+Mの
トリスpH8,10mMのMg細胞、6+++MのNa
cl、 7 mMの−MSI()中で消化することによ
って、Baa I11部位に転化した。DNAをフェノ
ール抽出し、t!to)!沈殿させ、10mMのdCT
Pおよび16単位の74DNAポリメラーゼを含有する
4 0 ttlの緩iji?fl B (50mMのト
リス(pl+ 8 )、7mMのMgct、 、7mM
のmM S I−()中に再懸濁させ、そして12℃で
60分間インキュベーションした。
Et011沈殿後、このDNAを400単位のT4ポリ
ヌクレオチドリガーゼを含有する14μlの緩衝液C(
loffiMのトリス(pH8) 、l OmMのMg
C1z 、1mMのDTT、1.4+nMのATP)中
で12℃において12時間、2.5nのキナーゼ化Ba
m1ll リンカ−に結合した。フェノール抽出および
EtOH沈殿後、このDNAを1204の緩衝液D(7
5mMのKCI、6mMのトリスpH7,5,10mM
の−gCh 、1mMのDTT)中に再懸濁させ、10
0単位のBamtllで50℃で60分間消化し、次い
でアガロースで電気泳動させた。pBR322およびベ
クター配列(10n)を含有する4、9kbのDNA断
片をゲルから分離し、50単位のT4ポリヌクレオチド
リガーゼを含有するIOJの緩衝液C中で12℃で2時
間結合し、そしてE 、 colillBlolを形質
転換するための使用した。陽性のコロニーを迅速DNA
調製分析によって同定し、そしてプラスミドDNA(p
DHFR’と表示)を調製しあ。
次いで、まず100a1の緩衝液り中でpsV40(2
5蛸)を25単位のBa1lで50℃において60分間
切断し、次いで50単位のBamH1を添加し、さらに
37℃で60分間インキュベーションすることによって
、プラスミドpD1を発生させた。プラスミドpDHF
R’をBam IIで線状化し、そして子牛腸ホスファ
ターゼで処理した。DNA断片をアガロースゲル電気泳
動によって分離し、4.9kbのpDtlFR’断片お
よび0.2 kb(7)SV40断片を単離した。。
これらの断片(200ngのpDllPR’のDNAお
よび1100nの5C40のDNA)を、100単位の
T4ポリヌクレオチドリガーゼを含有する101tlの
緩衝液C中で12℃において12時間インキュベーショ
ンし、得られた構成体(pDl)を使用してE、col
i RRIを形質転換した。
プラスミドpD1は、pBR3226U域中の「ポイズ
ン(poison) J配列を欠失することによって修
飾されている(luskyおよびBotchan、 N
ature 293 ニア9−8L 1981)。プラ
スミドpDI(6,6n)およびpML −1(Lus
kyおよびBotchan、前掲)(4i)を、50J
の緩衝液A中で、10単位の各EcoRIおよびNru
 1とともに37゛Cで2時間インキュベーションし、
次いでアガロースゲルの電気泳動を実施した。1.7k
bのpD1断片および1.8 kbのpML−1断片を
分離し、100jii位のT4ポリヌクレオチドリガー
ゼを含有する20バの緩衝液C中で12℃で2時間−緒
に(各々50ng)結合し、次いでE、 coli I
IIIIOI中に形質転換した。所望の構成体(ppD
 1と表示)を含有するコロニーを、急速調製分析によ
って同定した。次いで、10硝のflpo Iを20単
位の各EcoRIおよびBglllで、50ulの緩衝
液A中で37℃で2時間消化した。DNAを7ガロース
ゲルの電気泳動にかけ、そしてpBR322,3“スプ
ライス部位およびポリA配列を含んでなる所望の2.8
kbの断片(断片C)を分離した。
pD5を造成するとき使用する残りの断片を発生させる
ために、pDHFRIIIを修飾して、Sac II(
SstlT)部位を旧ndlllまたはKpn 1部位
に転化した。10賄のp[1IIFRIIIを20単位
の5stllで37℃で2時間消化し、次いでフェノー
ルで抽出し、そしてエタノールで沈殿させた。再懸濁し
たDNAを、10mMのdCTPおよび16単位のT4
DNAポリメラーゼを含有する100 Jllの緩衝液
B中で12°Cにおいて60分間インキュベーションし
、フェノール抽出し、そしてエタノール沈殿させた。D
NA(5硝)を、400単位のT、DNA リガーゼを
含有する20mの緩衝液C中で、50ngのキナーゼ処
理されたlIingIII またはにpnlリンカ−と
12℃において10時間結合し、フェノール抽出し、そ
してエタノール沈殿させた。50mの緩衝?&、A中に
再懸濁させた後、適当ならば、得られたプラスミドを5
0単位の旧ndlllまたはKpn rで消化し、そし
てアガロースゲル電気泳動にかけた。ゲル分離したD 
N A (250ng)を、400争位のT、DNA 
リガーゼを含有する30t11の緩衝液C中で12℃に
おいて4時間結合し、そしてE、 coliRRlを形
質転換するために使用した。得られたプラスミドをp 
D HFRIII (旧ndlTI)およびpDIIF
RI I I (Kpn r)を表示した。
次いで、0.4kbのEcoRI  Kpnl断片(断
片A)をpDl(FRrrr (Kpnl)から、Ec
oRIおよびKpnJによる消化および引続くアガロー
スゲルの電気泳動によって精製した。
SV40エンハンサ−配列をpDl(FRrlI (I
lindlrr)中に次のようにして挿入した;50硝
のSV40 DNAを120ulの緩衝液A中で50単
位のl1ind IIIとともに38℃で2時間インキ
ュベーションし、そして11indlll C5C40
断片(5171−1040bp)をゲル精製した。プラ
スミドpDIIFRIII (旧ndl[) (10/
!g)を250ngの子牛腸ホスファターゼで37℃に
おいて1時間処理し、フェノール抽咄し、そしてエタノ
ール沈殿させた。直線化したプラスミド(50ng)を
250ngの旧n+HIT CSV40断片と16td
の緩衝液C中で12℃において、200単位のT4ポリ
ヌクレオチドリガーゼを使用して、3時間結合し、そし
てB、 coliIIBIOI中に形質転換した。次い
で、0.9kbのKpn I−Bglrl断片(断片B
)をこのプラスミドから分離した。
pD5の最後の構成のため、断片AおよびB(各々50
ng)を10ngの断片Cと、200単位のT4ポリヌ
クレオチドリガーゼで12℃において4時間結合し、次
いでE、 colt RRI中に形質転換した。陽性の
コロニーを急速プラスミド調製およびエンドヌクレアー
ゼ分析によって検出し、そしてpD5の大規模な調製を
実施した(第4図)。
実嫡貨1畏−」」す錫カ1成。
ベクターpDXをpDllおよびpD5’ から誘導し
た。プラスミドpD5’ はpD5と同一のベクターで
あるが、ただしSV40ポリアデニル化シグナル(すな
わち、SV40 Ram)II [2533bpl −
Bcl 1[2770bpl断片)は後期の配向である
(第4図)。
すなわち、pD5’ は遺伝子の挿入部位としてBc1
1部位を含有する。プラスミドpD11はpD5と異な
り、エンハンサ−配列を含有する1lindlll(S
V40のゲノムにおいて5171bp)  Kpnl 
(SV40において294bp)が反対の向きである。
pDXを生じさせるため、pDll中のEcoR1部位
を、EcoRI切断、S■ヌクレアーゼとのインキュベ
ーション、および引続<Bcllリンカ−との結合によ
って、Bcl 1部位に転化した。陽性と同定されたコ
ロニーからDNAを調製し、そして変更された制限部位
を含有する1、 9 kbのXho [−PstI断片
をアガロースゲル電気泳動によって調製した。第2の修
正法において、Bcl I切断pD5″をキナーゼ処理
されたEco RE−Bcl  1アダプター(オリゴ
ヌクレオチドZC525,5’ GG^^TTCT3’
)第3よびZC526、5’ GATCAG八八TTC
へへ3″)と結合して、遺伝子を発現ベクター中に挿入
するための位置としてEco R1部位を発生させた。
陽性のコロニーを制限エンドヌクレアーゼ分析によって
同定し、そしてこれからのDNAを使用して修飾された
制限部位を含有する2、 3 kbのXho T−Ps
t [断片を分離した。2つの前述のDNA断片を74
DNAと一緒にインキュベーションし、■−島uHBI
OI中に形質転換し、 そして陽性のコロニーを制限分析によって同定した。こ
のようなりNA (p DXと呼ぶ)の調製を実施した
以下全白 実態1しょB HK    のGM −CSFの ユB
HK tk−ts13細胞をトランスファクションして
、天然GM−CSF並びに突然変異GM−CSF II
及びrvを発現した。培養した細胞をトリプシン処理に
よってバラバラにし、15%の密度で再プレートし、そ
して10%の加熱不活性化胎児子牛血清および1%の抗
生物質を補充したDMEM中で24時間増殖させた。1
0■のCsC1バンド形成プラスミドDNA(pDcG
MIppDcGMI TまたはpDcG旧V)を、1■
のプラスミドDHFRゝ”−pH5″ (メトトレキセ
イト耐性DHFR遺伝子を含有するpH5“誘導プラス
ミド[Levinsorr$ P欧州特許117,06
0号コ)および10躍の超音波処理したサケ精子DNA
 (担体として)と共沈させた。この混合物を1−の2
×ヘブス(Hebs) *樹液(IgのHEPES、 
1.6 gのNaC1,0,07gのにC1、0,03
gのNaJPO*−2tlxO/100d、pH7,0
5)中に再懸濁させた。11R1の2501のCaC1
,をこの溶液にゆっくり添加し、その間それを通して空
気を通人し、そしてDNA−リン酸カルシウム沈殿物を
形成させた。沈殿物をBHK細胞の24時間の培養物に
添加し、そして4時間インキュベーションさせた。培養
の上澄みを吸引によって除去し、TBS(50mMのト
リスpl+7.5.150mMのNaCI)中の15%
のグリセロールの2−を細胞に2分間添加した。このグ
リセロール溶液を除去し、細胞をグリセロールを含まな
いTBS中ですすぎ、そして正規の培地を添加した。
3日後、培養の上澄みを取り出して生物学的に活性なG
M−CSFについてアッセイし、そして細胞をトリプシ
ン処理によって10%のコンフルエンスに分割しせた。
次いで、細胞を、10%の加熱不活性化し透析した胎児
子牛血清、−1%の抗生物質および250nHのメトト
レキセイトを含有するDMEM中でインキュベージラン
した。
1週間のインキュベーション後、培地を交換し、そして
細胞をさらに1週間インキュベーションした。次いで、
ここのコロニーをクローニング用シリンダーで分離し、
そして細胞をトリプシン処理した。次いで、細胞を35
鶴の培養において同−培地中で1週間インキュベーショ
ンし、次いでトリプシンで100wの平板中に分割した
。細胞を、次の条件で、トリプシン処理によって10%
のコンフルエンスに分割することによって順次に継代培
養した: 250nHのメトトレキセイト×2 ■−のメトトレキセイト×2 5犀のメトトレキセイト×2 25−のメトトレキセイト×2 100声のメトトレキセイト×2 最後の継代培養後、細胞をマクシブレイト(maxip
la Le)中で100声のメトトレキセイト含有倍地
中でコンフルエンスに生長させ、そして4枚の平板をN
unc 10平板細胞ファクトリ−(factory)
中に分割し、そしてコンフルエンスに生長させた。
次いで、細胞を0.5%の胎児子牛血清および1%の抗
生物質を補充したDMEMに移した。
組換えGM−CSF I、IIおよび1■をBHK細胞
コンディション培地から、イムノアフィニティークロマ
トグラフィーと高性能液体クロマトグラフィーとの組み
合わせによって精製した。
GM−CSFに対するモノクローナル抗体を等体積の2
 XTNEN (I MのトリスpH8,0,5MのN
aCl、25(1wM 〕HDTA、  10%ノNP
  40) T:希釈し、そしてこの溶液を30,60
0Xgで20分間遠心した。沈殿を廃棄し、そして上澄
みを10−のプロティンA−セファロース(Sepha
rose)カラム(TNEN中で平衡化しである)に適
用した。このカラムを20−のリン酸塩緩衝化食塩水(
PBS)で洗浄して結合しない物質を除去した。このカ
ラムを0.1 Mのクエン酸ナトリウムpH3,0で溶
離し、そして集めた分画をトリスpH8,8でpH7,
0に中和した。酢酸セルロース電気泳動によって決定し
てピークの分画をプールし、そして0.1 MのNaH
COz、0.5 MのNaC1(pH8,3)に対して
透析した。蛋白質の収量を280nmにおける吸収によ
って決定した。
20mのイムノアフィニティーカラムを、50■の精製
した抗体をCnBr活性化セファロース(Pharn+
acia、 Inc、、 Piscataway、 N
J)に製造業者が特定した条件下に結合させることによ
って調製した。
GM−CSF蛋白質を、濃縮した培地から精製した。
はぼ12リツトルの培地をアミコン(Amicon) 
Rへ2000濃縮装置でほぼ400rn1に濃縮した。
濃縮物をイムノアフィニティーカラムに適用し、そして
このカラムを0.5MのNaC1を含有するPBSの3
0m1で洗浄した。結合した物質をカラムから0.1M
のグリシン(pH2,5)で溶離した。蛋白質含有分画
をプールした。
アフィニティー精製したGM−CSFをHPLCによっ
てさらに精製した。プールした物質をC−4カラム上に
装入し、そして時間Oにおいて100%のA(H!0中
0.1%のトリフルオロ酢酸[TFA])から35分に
おいて70%のB(アセトニトリル中0、1%にTFA
)/30%のAの勾配で1m/分の速度で溶出した。溶
出を280nmで監視した。ピークの分画を凍結乾燥し
、−80℃で貯蔵し、そしてアリコートを12%のポリ
アクリルアミドゲルの電気泳動によってアッセイした。
ゲルから同定した凍結乾燥したピーク分画を10wMの
酢酸中に再溶解し、プールし、アリコートをとり、凍結
乾燥し、そして−80℃で貯蔵した。
−6,えGM−CSFの    1 トランスフエクシヨンしたBHK細胞からの、精製した
天然(cGMI) 、O−結合炭水化物含有(cG暦I
I) 、および炭水化物欠乏(cGMIV)形態の組換
えヒトGM−CSFを、ヒしにおいて、循環中の半減期
および血球の計数への作用について試験した。
3頭のヒヒを研究のために選択した1代謝の個々の変動
のための実験誤差を排除するために、各動物は各形態の
蛋白質で5.20または80ug/ksrにおいて1週
の間隔で試験した。第2組の実験において、同一動物に
すべての31類の投与レベルの同一調製物を1週の間隔
で与えた。この実験の計画は表■に記載する。
以下金白 ノU! 勤皇     1       2    −3週1 
 5J1g/ kg I   20n/ kg I  
 80n/ kg T週2  5x/kgII   2
0n/kgII   80n/kg■週3   5jr
g/kgrV    20n/kgIV    80n
/kgIV週4  5q/kgl   5n/kgIr
   5q/kg■週5 20n/kg I   20
n/kgff   2On/kglV週680屑/眩I
   80n/kgII   80屑/ ksr rV
投与のため、HP LC精製したGM−CSF (実験
例5)を、56℃で30分間処理することによって加熱
不活性化したオートロガス血清中に希釈した。動物に1
分の期間にわたって1度の注射(bolus jnje
ctin)を与えた。
循環中の蛋白質の半減期を決定するために、1ccの血
漿試料を、注射後、2.4.6.8.10.15.20
.30.40.50.60.90および120分に取り
、そしてGM−CSF蛋白質度をラジオイムノアッセイ
によって測定した。GM−CSFに対するネズミモノク
ローナル抗体を緩衝液A[0,1MのNagCOs (
pH9,6)、0.02%のNaNz]中に2.5 n
 / mlに希釈し、そしてこの溶液の100u1を9
6ウエル(well)のマイクロタイタープレートの各
ウェルに添加した。プレートを37℃で少なくとも1.
5時間インキュベーションし、次いで150m/ウェル
の緩衝液C(0,05%のツイーン−20,0,02%
のNaN 3を含有するPBS)で3回洗浄した0次い
で、ウェルを200dの緩衝液B (2%のウシ血清ア
ルブミン、0.05%のツイーン、0.02%のNaN
3を含有するPBS)に添加によってブロックし、そし
てプレートを37℃で少なくとも1.5時間インキュベ
ーションした。緩衝液を除去し、そしてウェルを150
11!の緩衝液Cで3回洗浄した。次いで、試料(10
m+90mの緩衝液B)を添加し、そしてプレートを3
7℃で少なくとも1時間インキュベーションした。溶液
を除去し、そしてプレートを緩衝液Cで3回洗浄した。
次いで、l!SIで標識した第2ネズミ高GM −CS
Fモノクロ一ナル抗体を100、 OOOcpm/ウェ
ルで添加し、そしてプレートを37℃で少なくとも1時
間インキュベーションした。溶液を除去し、ウェルを緩
衝液Cで3回洗浄し、そしてガンマカウンターで計数し
た。第6A図、第6B図および第6C図に示す結果から
明らかなように、突然変異の形態のGM −CSFは循
環中で、とくにより高い投与量で延長された半減期を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、N−結合炭水化物類を欠< GM−CSFの
アミノ酸配列を、この蛋白質をコードするヌクレオチド
配列と一緒に示す。 第2図は、N−結合炭水化物および〇−結合炭水化物を
欠<GM−CSFのアミノ酸配列を、この蛋白質をコー
ドするヌクレオチド配列と一緒に示す。 第3図は、アミノ酸44においてN−結合炭水化物を欠
<GM−CSFのアミノ酸配列およびコードヌクレオチ
ド配列を示す。 第4図は、発現ベクターpDXの造成を示す。 第5図は、CO5−1細胞中で生産された組換えヒトG
M−CSFの天然および突然変異の形態を示す。 第6A図、第6B図、および第6C図は、ヒトにおける
組換えGM −CSFの薬理動態の結果を示す。 gmcsp M−Linked siヒes Elim
inatedテGム FIG、1 qmcsF N−and O−Linked 5ite
s eliminatedτCA FIG、2 、cgy oneH−1,1nked  5ite  
Eliminated入^000CCCCTTOACC
ATOA?0(iceAGeCAC〒ACAAOC入G
eAcWCCCTCCkACCt、ys  C1y P
ro  L*u  Tht  M@t  Hat Al
a  !sr  HLm  Tye  Lys  C+
1n  l1ls  Cys  Pzo  Pro  
TM丁C入 FIG、3 F工G、5 = 判鳴濃度】   邂 鞠(d濃度l 〜〜〜〜yL+1!+J!、+I−!+1^^−一^−
−一 −ω    〜 −cy+  艶    M ^
 ■ ■手続補正書(方式) 昭和63年5月23日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1、 事件の表示 昭和63年特許願第019468号 名称 ザイモジェネティクス。 インコーホレイティド(外1名) 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号静光
虎ノ門ビル 電話504−072156  補正命令の
日付 昭和63年4月26日(発送日) 6、補正の対象 (11願書の「出願人の代表者」の欄 (2)委任状 (3)明細書 (4)図面 (5)明細書の「図面の簡単な説明」の欄7、補正の内
容 (11(21別紙の通り (3)明細書の浄書(内容に変更なし)(4)図面の浄
IF(内容に変更なし)(5)  明細書第67頁18
行目「突然変異の形態を示す、ノをr突然変異体の形態
を示す図面に代る写真である。1に補正する。 8、添附書類の目録 +1)訂正願書     1通 (2)  委任状及び訳文         各2通(
3)浄書明細書      1通 (4)浄書図面     1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、N−結合グリコシル化に欠けるが、O−結合グリコ
    シル化を有し、そして天然ヒトGM−CSFより高い比
    活性を有することを特徴とする蛋白質。 2、1個のみN−結合炭水化物鎖を有し、そして天然ヒ
    トGM−CSFより高い比活性を有することを特徴とす
    る蛋白質。 3、番号18のアラニンから出発し、そして番号144
    のグルタミン酸で終る第1図のアミノ酸配列を有し、そ
    して天然ヒトGM−CSFより高い比活性を有すること
    を特徴とする蛋白質。 4、前記蛋白質がbp52〜bp432の第1図のDN
    A配列によってコードされる、請求項3に記載の蛋白質
    。 5、番号18のアラニンから出発し、そして番号144
    のグルタミン酸で終る第2図のアミノ酸配列を有し、そ
    して天然ヒトGM−CSFより高い比活性を有すること
    を特徴とする蛋白質。 6、前記蛋白質がbp52〜bp432の第2図のDN
    A配列によってコードされる請求項5に記載の蛋白質。 7、番号18のアラニンから出発し、そして番号144
    のグルタミン酸で終る第3図のアミノ酸配列を有し、そ
    して天然ヒトGM−CSFより高い比活性を有すること
    を特徴とする蛋白質。 8、前記蛋白質がbp52〜bp432の第3図のDN
    A配列によってコードされる請求項第7に記載の蛋白質
    。 9、天然ヒトGM−CSFより高い比活性を有する蛋白
    質を生成する方法であって、 真核生物の宿主細胞中に発現単位を導入し、前記発現単
    位はプロモーターおよびそれに続く下流に請求項1〜8
    のいずれか一項に記載の蛋白質をコードするDNA配列
    を含んでなり、前記蛋白質は天然ヒトGH−CSFより
    高い比活性を有し;前記真核生物の宿主細胞を適当な培
    地中で増殖せしめ;そして 前記DNA配列によってコードされておりかつ前記真核
    生物の宿主細胞によって生産された蛋白質生成物を分離
    する; を含んでなることを特徴とする前記方法。 10、前記真核生物の宿主細胞が、哺乳類、酵母および
    アスペルギルス(Aspergillus)の細胞から
    成る群より選択される請求項9に記載の方法。 11、有効量の請求項1〜8にのいずれか1項に記載の
    蛋白質であって天然ヒトGM−CSFより高い比活性を
    有するもの、および生理学的に許容されうる担体または
    希釈剤を含んでなることを特徴とする医薬組成物。 12、活性な治療用物質として使用するための請求項1
    〜8項のいずれか1項に記載の蛋白質。
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