JPS6330026A - Pcmデ−タ再生装置 - Google Patents

Pcmデ−タ再生装置

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JPS6330026A
JPS6330026A JP17152186A JP17152186A JPS6330026A JP S6330026 A JPS6330026 A JP S6330026A JP 17152186 A JP17152186 A JP 17152186A JP 17152186 A JP17152186 A JP 17152186A JP S6330026 A JPS6330026 A JP S6330026A
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JP
Japan
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bit
inversion
signal
circuit
inverting
Prior art date
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Pending
Application number
JP17152186A
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English (en)
Inventor
Kouji Shikaba
耕治 鹿庭
Shigeyuki Ito
滋行 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はpcMデータ再生装置に係り、特にバイ・フェ
ーズ・マーク変調音声信号の再生装置において、符号誤
りの低減をはかることのできるPCMデータ再生装置に
関する。
〔従来の技術〕
最近、ヘリカルスキャン方式V’l’Rでは、再生音声
の高品位化をはかる目的で、音声信号のPCIJ記録が
行なわれている。このような音声信号のPCM記録を行
なうVTR(音声PCM記録V’rR)の−例としては
、テレビジョン学会技術報告、VOL、9.N114.
1頁から6頁[8ミリビデ、tPCMマルチトラゾクシ
ステム」に記載の8ミリビデオがある。
この8ミリビデオは、ステレオ信号などの2チャンネル
音声信号を、それぞれ、ビデオ信号における水平同期信
号周波数fヨの2倍の周波数(31,5KHz)でサン
プリングし、1@直同期信号周期分(1/60秒)ずつ
を1単位として時間軸圧縮し、た後、バイ・フェーズ・
マーク変調信号に変換して記録するものである。
パイ・7エーズ・マーク変調(以下、Bi−φMark
変調と記す。)とは、第3図(1) 、 (2)から明
らかなように、データビットの境界で常に反転し、デー
タが“1″の場合はデータビットの中間点で、さらに反
転する変調方式である。このBi−φMark変調は、
最大反転間隔が、1ビツト周期と小さく、データ判別用
のクロックを容易に得られるという特長を有している。
ところで、上記のような音声PCM記録VTRでは、ド
ロップアウト及びドロップインなどにより発生する符号
誤り(以下、単にエラーと記す。)に対処するために、
ディジタル音声信号は、エラー訂正可能な符号構成とさ
れる。
上記エラー訂正可能な符号構成としては、例えば特開昭
58−199409号公報に記載されているように音声
データを(nシンボル×mブロック)のマドIJクス構
成としたものが知られている。第2図は、上記の(nシ
ンボルX1ilブロツク)の具体的な構成例である。
第2図において、縦列はシンボルを横列はブロックを表
わしている。QoからQ、3.は、下記式(1)に従っ
て生成されるパリティを表わし、PoからPl、1は、
下記式(2)に従って生成されるパリティを表わし、て
いる。また、ID。からより5は識別信号を表わし、R
及びLは音声データを表わしている。同、R及びLの添
字である0から524は、記録時のサンプリング順序を
あられす。また、CRCコード(Cyclic Red
undanc7 Checkコード)は、各ブロック単
位でのエラー検出用データを表わしている。
Q(1)=Wo (t++2)■WI(i+2a)■W
2(1+56)■W3(i+48)■P(1+68)■
W4(i+72)■W5(1+84)■W6(s+96
)■”7(l−+−+ oa)     −・・−(i
)壓)=W。(1)■WI(1+15)■W2(1+5
゜)■W5(t+44)■W4(i+74)■W5(i
+88)■W4(1++05)■W7(1+N8)  
”””(2)ここで、i二〇≦i≦131゜ ■:イクスクルーシプオア 上記データ構成におけるエラー訂正は、CRCコードに
よって、ブロック単位(第2図に示す104ビツト隊位
)でエラー検出を行ない、エラーの検出されたブロック
のデータを、Pパリティ及びQパリティを用いて訂正す
ることによって行なわれる。L P及びQパリティを用
いてのエラー訂正は、上記式(1)及び式(2)に示し
た各パリティ生成系列に2シンボル以上のエラーが存在
する場合は、エラー訂正できないが、Pパリティによる
訂正とQパリティによる訂正とを交互に繰り返して行な
うことにより、ある程度連続したブロックにわたるエラ
ーも訂正可能としている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記従来技術は、エラー検出を複数のビ
ットから成るブロック単位、すなわち前記従来例で言え
ば1ブロック104ピット単位で行なうために、各ブロ
ックの1ピツトでもエラーになると、そのブロックを構
成するすべてのビットをエラーとみなすことになる。例
えば、第2図に示したl@45のブロックを構成する※
印データR6□8の中の1ビツトがエラーになると%l
@45ブロックの全体、即ち、ブロックアドレス+ Q
45 +ID5.・・・R46oのすべてのデータがエ
ラーとみなされてしまう。従って、上記従来技術では、
磁気テープのキズやゴミの付着による連続したバースト
エラーと、再生時の種々の雑音により発生する散発的な
ランダムエラーとが発生した場合には、エラー訂正可能
なデータ数が著しく低減してし1い、この結果、良好な
音声信号を再生することができないという問題点があっ
た。
本発明の目的は、散発的に発生する1ピツト長程度のエ
ラーに対して、新たにP−Qパリティ及びCRCコード
等の冗長データを付加することなく該エラーの検出・訂
正を行ない、バーストエラーが発生した場合にもエラー
訂正不能データ数が低減され、良好な音声信号を再生す
ることができるPCMデータ再生装置を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、上記第3図で説
明したB1−φMark変調信号の変調法則に着目して
、ビット単位のエラー検出・訂正を行なうものである。
問題点を解決するだめの手段に言及する前に、ここで、
本発明の基本原理について説明する。
B1−φMark変調信号は、先に述べたように、各ビ
ットの境界で常に反転する信号であるため、例えば、ビ
ットの前半部または後半部で、誤って反転が生じると、
その誤った反転部に隣接するビットの境界は反転されて
いない状態となる。言い換えれば、第4図(1)に示す
ようにビットの境界(bとCの境界)で反転されていな
いBi−φMark変調信号は必ずビットエラーを生じ
ている。尚、第4図では、a及びす、c及びdでそれぞ
れ1ピツトを表わしており、a、cを前半部、b、dを
後半部と呼んでいる。
従って、第4図(1)のエラー波形に対しては、反転し
ていないビット境界に隣接する後半部す、または前半部
Cを反転した波形である同図(2)または(3)のいず
れか一方は、正しい波形に訂正されているわけである。
以下、上記のように1/2ビット期間の誤りに起因する
ビットエラーをノ・−フと、・Iトエラーと記す。
また、第5図の(1)に示すように、連続した2カ所の
ビットの境界(bとCの境界及びdと8の境界)で反転
が行なわれていない場合には、bまたはC及び、dまた
はeのそれぞれ一方に、誤った反転が生じていることに
々る。従って、第5図(1)の波形に対しては、同図(
2)から(5)に示す4つの波形の中の一つが正しい波
形ということになる。この場合、誤った反転として、b
及びd、c及びe。
そしてb及びeのように相離れた部分の誤反転の発生確
率に比べC及びdのように隣接した部分の誤反転の発生
確率が高い。このために、本発明では、C及びdを反転
した第5図(5)の訂正波形を採用する。以下、上記の
ように1ピツト期間全体の誤りに起因するビットエラー
をフルビットエラーと記す。
次に、上記目的を達成するための手段について説明する
本発明では、再生されるB1−φMark’JIJJ信
号におけるビット境界の無反転検出回路と、この無反転
検出回路の検出出力に従って、無反転ビット境界が連続
して生じた場合は、その無反転ビット境界にはさまれた
1ピツト部分を反転する1ピツト反転回路と、無反転ビ
ット境界が離散的に生じた場合は、その無反転ビット境
界に隣接したビットの前半部または1および後半部を反
転する1/2ビット反転回路とを設け、ビット単位のエ
ラー検出・訂正を行なうようにする。なお、上記の前半
部用172ビツト反転回路と後半部用1/2ビツト反転
回路の両方を設けた場合においては、2系統の、Bi−
φMark復調回路及びブロックエラー検出回路を設け
るようにし、ハーフビットエラーに対して、正しく訂正
が成された方のデータを有効データとして用いる構成と
する。
〔作用〕
ビット境界の無反転検出回路は、再生B1−φMark
変調信号において、離散的に生じるノ・−フビットエラ
ー、及びフルビットエラーを検出し、検出信号を出力す
る。前記検出信号に応じて、1ピツト反転回路は、フル
ビットエラーを訂正し、また、1/2ピット反転回路は
ノ・−フピノトエラーを1/2の確率で訂正する。
従って、1ブロツクのデータにおいてN個のハーフビッ
トエラーが生じる場合には、1つの1/2ピット反転回
路でH(1/2 )Nの確率で該ハーフビットエラーの
訂正を行なう。この故に、ハーフビットエラーの訂正を
、ビットの前半部訂正用と後半部訂正用の2系列を設け
て行うようにすれば、ハーフビットエラーの訂正確率は
(1/2)N−1に高められる。
以上のことから明らかなように、本発明によれば、上記
のビット単位のエラー検出・訂正により散発的に発生す
るランダムエラーを低減できるので、バーストエラーが
発生した場合にもエラー訂正不能データ数を減少でき、
良好な音声信号の再生が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面を用いて説明する。
第1図は本発明のPCMデータ再生装置の一実施例を示
すブロック図である。
第1図において、1は磁、気テープ、2は磁気ヘッド、
3は波形整形回路、4はクロック再生回路、5はブロッ
ク同期信号検出回路、6はビットエラー検出・訂正回路
、7はビット境界無反転検出回路、8は1ビツト反転回
路、9は1/2ピット反転回路、10はBi−φMar
k復調回路、11はCRCCブロックエラー検出回路、
12はデコーダ、13はディジタル・アナログ変換回路
(D/Aコンバータ)、14は出力端子である。尚、上
記ビットエラー検出・訂正回路6は、ピット境界無反転
検出回路7.1ビツト及び1/2ビット反転回路8及び
9により構成されている。以下、信号の流れに従い本実
施例の動作を説明する。
第1図において、磁気テープ1から磁気ヘッド2によっ
て再生されたB1−φMark変調信号は、波形整形回
路3へ供給される。波形整形回路3に入力された再生B
1−φMark変調信号は、波形等化によりテープ・ヘ
ッド系の帯域制限特性等による符号量干渉が抑圧される
とともに、ディジタル処理が可能な矩形波に波形整形さ
れる。そして、この波形整形されたB1−φMark変
調信号BSは、クロック再生回路4、ピット境界無反転
検出回路7(以下、単に無反転検出回路7と記す。)及
びブロック同期信号検出回路5に供給される。
クロック再生回路4は、入力されたB1−φMark変
調信号BSのエツジ成分より位相情報を検出し、ビット
同期したクロックPCKを発生する。無反転検出回路7
は、入力されるB1−φMark変調信号BSより、上
記クロックPCK及びブロック同期信号検出回路5よシ
供給されるブロック同期検出信号S1を用いて、ビット
境界の無反転を検出し、この無反転が連続する場合は検
出信号(制御信号)Fを1ビツト反転回路8へ供給し、
無反転が散発的だ検出される場合は、制御信号Hを1/
2ビット反転回路9へ供給する。尚、上記ブロック同期
信号検出回路5は、再生Bi−φMark変調信号BS
からブロック同期信号を検出し、ブロック同期検出信号
S1を発生する。この同期検出信号S1は、シリアルに
伝送されて来る再生信号から、各ブロックの境界及びビ
ットの境界を識別するだめの信号である。
1ビツト反転回路8は、上記制御信号Fに従い、再生B
1−φMark変調信号Q5の1ビツト期間の状態を反
転する。伺上記B1−φMark変調信号Q3は、上記
無反転検出回路7へ入力される再生Bi−φMark変
調信号BSを予定時間遅延した信号である。
1/2ビット反転回路9ti、上記制御信号Hに従い、
上記1ビツト反転回路8の出力であるBi−φMark
変調信号変調信号及7ビット境界に隣接する前のビット
の後半1/2ビット期間の状態を反転する。上記1ビツ
ト及び1/2ビット反転回路8及び9により、ビット単
位で訂正されたB1−φMark変調信号Q8は、次段
のBi−φMark復調回路10へ供給されN RZ 
(Non Return Zero)信号に復調される
ここで、上記の無反転検出回路7と、1ビツト及び1/
2ビット反転回路8及び9より構成されるビットエラー
検出・訂正回路6について第6図及び第7図を用いてさ
らに詳細に説明する。
第6図は、上記ビットエラー検出・訂正回路6の一具体
例を回路図である。
第6図において、15は第1図に示したブロック同期信
号検出回路5より供給されるブロック同期検出信号S1
の入力端子、16は波形整形回路3より供給される再生
Bi−φMark変調信号BSの入力端子、17はクロ
ック再生回路4より供給されるクロックPCKの入力端
子である。また、21から29はDタイプフリップ・フ
ロップ回路(以下、DFFと記す。)、30から34は
イクスクルーシプ・ノア回路(以下、 EX−NORと
記す。)、35から38はアンド回路(以下、ANDと
記す)、39及び40はオア回路(以下、ORと記す。
)、41.42 及□a 3はイクスクルーシプ・オア
回路(以下、EX−ORと記す。)であり、44はイン
バータ回路である。また45はビットエラー検出・訂正
回路6から出力されるB1−φMark v調信号(ビ
ットエラー訂正信号Q8の出力端子である。このうち、
EX−OR41とDF’F27とで1ピット反転回路8
を構成しており、EX−OR45とDF’F28とで1
/2ビット反転回路9を構成している。したがって、残
りの部分がビット境界の無反転検出回路7を構成する。
また、第7図は、第6図の動作を説明する為の波形図(
タイミングチャート)であり、再生Bi−φMark変
調信号BSが第7図(1)に示すようなデータ列の場合
に、第6図の各部に発生する信号波形を示している。
すなわち、同図の(2)は入力端子17より供給される
再生クロックPCK、(3)は入力端子16よ)供給さ
れる再生Bi−φMark変調信号BSを上記再生クロ
ックPCKでラッチしたDFF’21の出力信号Q+ 
、 (4)から(8)は上記ラッチした出力信号Q、を
DF’F22からDFF26でそれぞれ172ビット周
期ずつ遅延した信号Q2 + Q5 r・・・Q6であ
る。また、(9)はDFF29で再生クロックPCKを
2分周したクロックHCK、QOfd1ビット反転回路
8に供給される1ピット反転用制御信号F、(2)は前
記制御信号Fにより1ピット期間の反転を行なった後の
1ピット反転回路8の出力であるB1−φMark変調
信号Q7である。また、@は1/2ビット反転回路9に
供給される1/2ビット反転用制御信号Hであり、α]
は前記制御信号Hによシ1/2ビット期間の反転を行な
ったビットエラー検出・訂正回路乙の最終的な出力であ
るB1−φMark変調信号Q8である。
第6図において、再生Bi−φMark変調信号BSを
再生クロックPCKでラッチしたDFF21の出力信号
Q、は、次段のシフトレジスタ構成のDF’F’22か
らDFF26によf)1/2ビット周期ずつ遅延され、
Q2. Q、・・・Q6となる。上記遅延Bi−φMa
rk変調信号q、、q21・・・Q6はそれぞれ、隣り
合う1/2ビット周期遅延信号と対をなしてEX−NO
R30からEX−NOR34へ供給される。ただし、Q
6はQ5と対をなしてEX−NOR34へ供給されるの
みである。
従ッテ、EX−NOR50からEX−NOR34ノ出力
信号は、再生Bi−φMark変調信号の1/2ビット
周期ごとの無反転を検出することになる。この無反転検
出のうち、ここで着目しているのはビットの境界におけ
る無反転だけであり、データが“0″の場合のビットの
中央における無反転検出を削除するため、第6図に示す
ように、2分周クロックHCKまたはその反転クロック
HCKとアンドをとっている。
ここでAND35にEX−NOR30とEX−NOR5
2の出力を入力し、またAND36にEX−NOR31
とBX−NOR33の出力を入力しているのは、ビット
境界の無反転が連続する場合を検出するためである。こ
れにより上記AND!+5とAND36の出力が入力さ
れている0R39は、ビット境界の無反転が連続した場
合に、その連続した無反転境界にはさまれた1ピット期
間の状態を反転するための制御信号Fを発生する。従っ
て第7図(3)に示すB1−φMark変調信号Q1で
は、破線の円の部分で境界反転していないため、0R3
9の出力信号である上記1ピット反転制御信号Fは第7
図00のように発生される。
この制御信号PとDF’F23の遅延Bi−φMark
変調信号Q、の供給されるEX−OR41は制御信号F
が慎ハイレベル1の期間だけ、上記遅延Bi−φMar
k変調信号Q、を反転しDFF27へ供給する。D F
 F 27はクロックPCKの反転クロックPCKを用
いて上記EX−OR41の出力をラッチし、第7図αわ
に示すB1−φMark *調信号(1ピット反転信号
)Q7を出力する。第7図αυの内部は1ピット反転訂
正された部分である。
一方、EX−NOR31の出力と2分周クロックHCK
が入力されるAND38の出力はすべてのビット境界無
反転検出信号であり、この検出信号はEX−OR42に
供給され、ここで、0R−40から供給される連続無反
転検出信号とイクスクルーシプ・オアがとられる。この
結果、EX−OR42は散発的に発生する無反転境界の
検出信号、すなわち1/2ビット反転制御信号Hを発生
し、これをEX−OR43へ供給する。第7図(6)に
示した制御信号Hと上記1ビツト反転信号Q、とが供給
されるEX−OR43は、上記制御信号Hが゛ハイレベ
ル“の期間だけ信号Q7を反転し、DFF28へ供給す
る。DFF28は反転クロックPCKを用いて上記EX
−OR43の出力をラッチし、第7図a3に示すピット
エラー訂正信号Q8を出力端子45を介して第1図に示
すBi−φMark復調回路10へ供給する。
第1図の81−φMark復調回路10では、前述した
ように、ビットエラー訂正信号Q8をNRZ信号に復調
する。この復調された信号、すなわち再生ディジタル信
号DEは、CRCCブロックエラー検出回路11及びデ
コーダ12へ供給される。CRCCブロックエラー検出
回路11は、CRCコードによりブロック単位でエラー
検出を行ない、エラーが検出されるとブロックエラー検
出信号Eをデコーダ12へ供給する。デコーダ12はま
ずシリアルに伝送されてくる再生ディジタル信号DEを
ブロック同期検出信号S1を用いて1シンボル(本実施
例では8ビツト)ずつのパラレル信号に変換する。そし
て、上記ブロックエラー検出信号Eと冗長データのPパ
リティ及びQパリティを用いてエラー訂正を行なった後
、再生ディジタルデータヲD/Aコンバータ13へ供給
スる。D/Aコ/バータ13に入力された再生ディジタ
ルデータはアナログ信号に変換され、出力端子14を介
して出力される。
以上説明したように、本実施例によれば、再生Bi−φ
Mark変調信号の、1ビツト期間の状態反転に起因す
るビットエラーを訂正でき、また1/2ピット期間の状
態反転に起因するピットエラーを1/2の確率で訂正で
きる。このため、1ブロック当り1ビツト工ラー程度の
ランダムエラーによるブロックエラーの数を約1/2に
低減可能である。
この結果、ドロップアウト等によるバーストエラーが発
生した場合にも、パリティ等によるエラー訂正不能デー
タの数が大幅例低減され、良好な再生音声信号を得るこ
とができる。
尚、上記実施例においては、1/2ビット反転訂正はビ
ット境界無反転部に隣接した前ビットの後半1/2ピッ
ト期間の反転(第4図における(2)の反転方式)とし
ているが、この1/2ビット反転訂正をビット境界無反
転部に隣接した後ビットの前半1/2ピット期間の反転
(第4図における(3)の反転方式)としても同様の効
果があることは容易に理解できるであろう。
第8図は本発明のPCMデータ再生装置のもう一つの実
施例を示すブロック図である。第8図に示す実施例が先
に説明した第1図に示す実施例(第1の実施例)と最も
異なるのは、第1図の単一の1/2ビット反転回路9に
対して、前半1/2ビット反転回路9aと後半1/2ビ
ット反転回路9bとの2系統の1/2ビット反転回路を
設けた点である。
第8図において、ブロック同期検出信号S1、再生B1
−φMark変調信号BS及び再生クロックPCKの入
力されている無反転検出回路7′は、ビット境界の無反
転が連続する場合には、その連続する無反転境界にはさ
まれた1ビツト期間を反転するための制御信号Fを発生
する。また、無反転検出回路7′は、ビット境界の無反
転が散発的に発生する場合には、その散発的無反転境界
に隣接する前半1/2ビット期間を反転するだめの制御
信号Ha と後半1/2ビット期間を反転するための制
御信号Hb とを発生する。
1ビツト反転回路8は、上記1ビツト反転制御信号Fに
従い、連続した無反転境界にはさまれた1ビツト期間の
状態を反転する。また、前半1/2ビット反転回路9a
及び後半1/2ビット反転回路9bは、上記前半ビット
反転制御信号Ha及び後半ビニIト反転制御信号Hbに
従い、散発的に発生する無反転境界に隣接する前半1/
2ピット期間及び後半1/2ビット期間の状態を反転す
る。
ここで、上記無反転検出回路7′と1ビット反転回路8
、前半1/2ビット反転回路9a及び後半1Aビット反
転回路9bより構成されると7トエラー検出・訂正回路
6′について第9図及び第10図を用いて説明する。
第9図は上記ピットエラー検出・訂正回路6′の−具体
例を示す回路図であり、第10図は第9図の動作を説明
する為の波形図(タイミングチャート)である。
第9図において、1iiX−OR41とDFF27i1
ビット反転回路8を構成し、EX−OR43とDF’F
28は後半1/2ビット反転回路9bを構成している。
またEX−OR48とDFF47は前半1/2ビ、ト反
転回路9aを構成し、ている。したがって、上記以外の
部分は無反転検出回路7′を構成する。尚、EX−OR
48とDFF 47より構成される前半1/2ビット反
転回路9a及びDFF46を除く構成は、先の第6図の
構成と同じであり、同様の動作をなすものである。以下
、第10図を用いて第9図の動作を説明する。
第9図において、入力端子16よシ入力された再生Bi
−φMark変調信号BSは、DFF21により、再生
クロックPCK(第10図の(2)参照)でラッチされ
、第10図(3)に示す遅延B1−φMark変調信号
Q1となる。この信号Q1は、その後、次段のDFF2
2からDFF’26により構成されるシフトレジスタに
よって1/2ビツトずつ遅延される。上記遅延されたB
1−φMark変調信号Q、’ r Q2 *・・・Q
6からは、Ex−NOR30から34 、Ex−OR4
2,AND35から38及び0R39,40の回路構成
によって、先の第6図で説明した場合と同様に、第10
図(5)に示す1ビット反転制御信号F及び第10図(
7)に示す後半1/2ビット反転制御信号Hbが生成さ
れる。
上記1ビット反転制御信号Fは、1ビット反転回路8へ
供給される。1ビット反転回路8では、制御信号?に従
い、第10図(4)九示す遅延Bi−φMark変調信
号Q5の連続無反転境界にはさまれた1ビット期間の状
態を反転する。第10図(6)は期間1ビツトの反転が
行なわれたBi−φMark変調信号Q7である。この
B1−φMark変調信号Q7は、後半1/2ビット反
転回路9b及び前半1/2ビット反転回路9aを構成す
るEx−OR43及びEx−OR48へ供給される。な
お、Ex−OR43には、上記後半1/2ビット反転制
御信号Hbが供給されており、また、Ex−0’R48
には、後半172ビット反転制御信号HbをDF’F4
6で1/2ビツト周期遅延した第10図(8)に示す前
半1/2ビット反転制御信号Haが入力されている。従
って、上記後半1/2ビット反転回路9bVi、後半1
/2ビット反転制御信号Hbに従って、Bi−φMar
k変調信号Q7の状態を反転し、第10図(9)に示す
Bi−φMark変調信号(後半1/2ビット反転信号
)Q8を出力する。また上記前半1/2ビット反転回路
9aは、前半1/2ピント反転制御信号Haに従って、
Bi−φMark変調信号Q7の状態を反転し、第10
図αQに示すBi−φMark変調信朕前半1/2ビッ
ト反転信号)Q9を出力する。
上記のように1ビット反転訂正と、後半1/2ビット反
転訂正または前半1/2ビット反転訂正の行なわれた2
つの再生B1−φMark変調信号Q8及びQ。
は、それぞれ、第8図の81−φMark復調回路10
b及び10aに供給され復調される。復調された再生デ
ィジタル信号DEib及びDgaは、それぞれ、CRC
Cブロックエラー検出回路11b及び11aと、スイッ
チ18のB側及びA側入力端子に供給される。CRCC
ブロックエラー検出回路11a、114)ではCRCコ
ードによりブロック単位でエラー検出を行ない、エラー
が検出されるとブロックエラー検出信号Ea及びgbを
アンド回路19へ供給する。
アンド回路19は供給されるブロックエラー検出信号P
a及びEbが共にエラー状態である時にのみ、ブロック
エラー検出信号Eをデコーダ12へ供給する。
上記の2つの再生ディジタル信号Dga及びDgbの供
給されているスイッチ1Bは、一方のブロックエラー検
出信号Ebにより切り換えられ、該エラー検出信号Eb
がエラー情報を表わす場合にA側に閉じられ、エラー検
出信号Ebがエラー情報を表わさない場合にはB jl
uQに閉じられる。従って、スイッチ18の出力信号D
Bは、2つの再生ディジタル信号DEa及びDEbのう
ち少なくともどちらか一方が正解の場合(エラーがない
場合)は、その正解再生ディジタル信号となる。尚、上
記Bi−φMark復調回路10a及び10bは、CR
CCブロックエラー検出が終了するまでの時間、スイッ
チ18へ再生ディジタル信号の伝送を持たねばならない
ため、1ブロック伝送分の遅延回路を有している。
デコーダ12は、第1図に関して説明したように、まず
スイッチ18からシリアルに伝送されてくる再生ディジ
タル信号DEをパラレル信号に変換する。そして、上記
AND回路19の出力であるブロックエラー検出信号E
と冗長データのP ハリティ及びQパリティを用いてエ
ラー訂正を行なった後、再生ディジタルデータをD/A
コンバータ13へ出力する。D/Aコンバータ13へ入
力すれた再生ディジタルデータは、ここでアナロフグ信
号に変換された後、出力端子14を介して、アナログ再
生信号として出力される。
以上説明したように、本実施例によれば、再生Bi−φ
Mark変調信号の、1ビット期間の状態反転に起因す
るビットエラーを訂正でき、また、1/2ビット期間の
状態反転九起因するビットエラーに関しては、前半17
2ビット反転訂正及び後半1/2ビット反転訂正の両方
の訂正を可能として、高い確率でエラー訂正できるよう
にしている。このために、散発的に発生するランダムエ
ラーに起因するブロックエラーをほぼなくすることがで
きる。
この結果、ドロップアウト等によるバーストエラーが発
生した場合にも、パリティ等によるエラー訂正不能デー
タの数が上記第1の実施例よりも大幅に低減されるので
、より一層良好な再生音声を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、バイ・フェーズ・マーク変調音声信号
の再生装置において、信号フォーマットや冗長度を何ら
変化することなく、バイ・フェーズ・マーク変調法則に
反するようなどットエラーを検出・訂正できる。この結
果、本発明によれば、ランダムエラー6発生確率が低減
され、ドロップアウト等により生じるバーストエラーが
発生した場合にも、パリティ等によるエラー訂正が不能
となるデータ数が大幅に低減されるので、再生状態の悪
い場合にも良好な再生音声信号を得ることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
従来のエラー訂正処理を行なうための(nシンボル×m
ブロック)の符号構成の一例を示す図、第3図はBi−
φMark変調信号を説明するだめの波形図、第4図及
び第5図はBi−φMark変調信号にビットエラーが
生じた場合の訂正列を示す波形図、第6図及び第7図は
第1図に示したとlトエラー検出・訂正回路の一具体例
を示す回路図及びその動作説明用のタイミングチャート
、第8図は本発明の他の実施例を示すブロック図、第9
図及び第10図は第8図に示したビットエラー検出・訂
正回路の一具体例を示す回路図及びその動作説明用のタ
イミングチャートである。 6.6・・・ビットエラー検出・訂正回路7.7′・・
・ビット境界無反転検出回路8・・・1ビット反転回路 9.9a、9b・・・1/2ビット反転回路10 、1
0a 、 10b・・・バイ・フェーズ・マーク復調回
路 11.11a、11b・ CRCCブロックエラー検出
回路 18・・・スイッチ 19・・・アンド回路 21〜29,46.47・・・Dタイプフリップフロラ
プ回路 30〜34・・・イクスクルーシブ・ノア回路35〜3
日・・・アンド回路 39.40・・・オア回路 41〜43.48・・・イクスクルーシプ・オア回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被変調ディジタルデータ信号が各ビットの境界でレ
    ベルを反転し、データが“1”の場合は、さらに1ビッ
    ト期間の中央においてもレベルを反転するバイ・フェー
    ズ・マーク変調信号を再生するPCMデータ再生装置に
    おいて、 無反転ビット境界が連続して発生している場合および無
    反転ビット境界が離散的に発生している場合にこれらに
    応じた2種以上の検出信号を出力するビット境界の無反
    転検出手段と、 前記無反転検出手段の第1の検出信号に従って、無反転
    ビット境界が連続して発生している場合に、該連続する
    無反転ビット境界にはさまれた1ビット期間のレベルを
    反転する1ビット反転手段と、 前記無反転検出手段の第2の検出信号に従って、無反転
    ビット境界が離散的に発生している場合に、該無反転ビ
    ット境界に隣接する先行ビットの1/2後半期間および
    後行ビットの1/2前半期間のいずれか一方のレベルを
    反転する1/2ビット反転手段とを具備したことを特徴
    とするPCMデータ再生装置。 2、前記1/2ビット反転手段が無反転ビット境界に隣
    接する先行ビットの1/2後半期間のレベルを反転する
    後半1/2ビット反転手段である場合において、前記無
    反転検出手段の第3の検出信号に従って、無反転ビット
    境界に隣接する後行ビットの1/2前半期間のレベルを
    反転する前半1/2ビット反転手段と、前記二つの1/
    2ビット反転手段の出力信号のいずれか一方のエラーを
    検出するエラー検出手段と、前記エラー検出手段の検出
    出力に従って、前記二つの1/2ビット反転手段の出力
    信号のうち、エラーの少ない方を選択・出力するスイッ
    チ手段とを設けたことを特徴とする前記特許請求の範囲
    第1項記載のPCMデータ再生装置。
JP17152186A 1986-07-23 1986-07-23 Pcmデ−タ再生装置 Pending JPS6330026A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5953063A (en) * 1996-05-20 1999-09-14 Nec Corporation Bi-phase code decoding system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5953063A (en) * 1996-05-20 1999-09-14 Nec Corporation Bi-phase code decoding system

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