JPS63299124A - X線露光マスクのパターン検査方法 - Google Patents
X線露光マスクのパターン検査方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体素子等の製造に用いるX線露光マスク
に係シ、特にX線リング2フイに使用するマスクに好適
なX線露光マスクに関する。
に係シ、特にX線リング2フイに使用するマスクに好適
なX線露光マスクに関する。
従来%X線露光に用いるマスクの構造については、文献
セミコンダク声・インタナショナル1983年9月号
第60頁から第67頁(Sem1con−duotor
International Sep 、 1983
pp、 6(1〜67)において論じられている。
セミコンダク声・インタナショナル1983年9月号
第60頁から第67頁(Sem1con−duotor
International Sep 、 1983
pp、 6(1〜67)において論じられている。
第5図に前記文献に開示されている従来のX線露光マス
クの断面を示す。
クの断面を示す。
この第5図に示す従来のX線露光マスクは、シリコン基
板1と、窒化ホウ素またはシリコン窒化物などの重原子
からなる厚さ1〜6μmのX線透過膜2と、ポリイミド
等からなる厚さ2μm81度のX線透過膜3と、Au
、 Ta等の重原子からなる厚さ1μm程度のX@吸収
体パターン4と、ポリイミド等からなる1〜2μm程度
の保護膜10とを有している。
板1と、窒化ホウ素またはシリコン窒化物などの重原子
からなる厚さ1〜6μmのX線透過膜2と、ポリイミド
等からなる厚さ2μm81度のX線透過膜3と、Au
、 Ta等の重原子からなる厚さ1μm程度のX@吸収
体パターン4と、ポリイミド等からなる1〜2μm程度
の保護膜10とを有している。
そして、前記従来のX線露光マスクを製造するに当たっ
ては、シリコン基板1上KX線透過膜2゜3を形成し、
さらにその上KX線吸収体パターン4を形成し、パター
ニング後、保護膜10をコーティングする。その後、X
線露光パターンが形成された領域のシリコン基板をエツ
チングして取シ除いて作成する。
ては、シリコン基板1上KX線透過膜2゜3を形成し、
さらにその上KX線吸収体パターン4を形成し、パター
ニング後、保護膜10をコーティングする。その後、X
線露光パターンが形成された領域のシリコン基板をエツ
チングして取シ除いて作成する。
次に、第6図KX線露光の原理を示す。
この第6図に示すように、X線露光マスクを、X線に感
光するレジスト9を塗布したウエノS8上に、10数μ
mの間隔をおいて、保護膜10を下向きにして配置する
。そして、X線露光マスクの上方に、十分能して置かれ
たX線源11からXMを照射する。X線は%X線吸収体
パターン4の部分で吸収されるが、XIW透過膜2,3
および保護膜10は透過するので、X線吸収体パターン
4の真下のレジスト9は感光せず、その他の部分のレジ
スト9だけが感光し、X線吸収体パターン4と同じパタ
ーンがレジスト9に転写される。
光するレジスト9を塗布したウエノS8上に、10数μ
mの間隔をおいて、保護膜10を下向きにして配置する
。そして、X線露光マスクの上方に、十分能して置かれ
たX線源11からXMを照射する。X線は%X線吸収体
パターン4の部分で吸収されるが、XIW透過膜2,3
および保護膜10は透過するので、X線吸収体パターン
4の真下のレジスト9は感光せず、その他の部分のレジ
スト9だけが感光し、X線吸収体パターン4と同じパタ
ーンがレジスト9に転写される。
一方、X線吸収体パターン4にX線が照射されると、オ
ージェ電子や2次電子θ−が生じる。ところが、レジス
ト9は一般にX線だけでなく電子線にも感光する。X線
吸収体パターン4の真下のレジスト9は、本来感光して
はならないが、X線によシ励起されたオージェ電子や2
次電子e″″がレジスト9に到達すると、レジスト9が
感光してしまい、パターンが正しく転写されない。保護
膜10は、X線吸収体パターン4から生じるオージェ電
子や2次電子θ−をドラッグすることによシ、パターン
転写精度を向上させる機能を有している。
ージェ電子や2次電子θ−が生じる。ところが、レジス
ト9は一般にX線だけでなく電子線にも感光する。X線
吸収体パターン4の真下のレジスト9は、本来感光して
はならないが、X線によシ励起されたオージェ電子や2
次電子e″″がレジスト9に到達すると、レジスト9が
感光してしまい、パターンが正しく転写されない。保護
膜10は、X線吸収体パターン4から生じるオージェ電
子や2次電子θ−をドラッグすることによシ、パターン
転写精度を向上させる機能を有している。
X線露光マスクは、そのパターンが大量のウェハに転写
されるので、X線露光マスク上に欠陥があると、大量の
不良が生じてしまうので、マスクパターンの検査および
欠陥の修正が不可欠である。
されるので、X線露光マスク上に欠陥があると、大量の
不良が生じてしまうので、マスクパターンの検査および
欠陥の修正が不可欠である。
X線露光マスクのパターンは、第6図に示すように1ウ
エハ8に1:1の大きさで転写されるため、マスクパタ
ーン線幅はウェハ8と同じ大きさで、0.5μm以下、
検査、修正すべき欠陥の大きさは0.1μm以下である
。したがって、従来の光学式マスク検査装置や、レーザ
式マスク修正装置では、解像度が不足しておシ、使用で
きない。このため、解像度の高い電子線や、イオンビー
ムを利用した検査、修正装置を用いる必要がある。
エハ8に1:1の大きさで転写されるため、マスクパタ
ーン線幅はウェハ8と同じ大きさで、0.5μm以下、
検査、修正すべき欠陥の大きさは0.1μm以下である
。したがって、従来の光学式マスク検査装置や、レーザ
式マスク修正装置では、解像度が不足しておシ、使用で
きない。このため、解像度の高い電子線や、イオンビー
ムを利用した検査、修正装置を用いる必要がある。
第7図に電子線を用いたマスク検査装置を示す。
この第7図に示すマスク検査装置は、電子銃12と、コ
ンデンサレンズ13と、偏向コイル14と、対物レンズ
15と、偏向回路16と、2次電子検出器17と、透過
電子検出器18とを備えている。
ンデンサレンズ13と、偏向コイル14と、対物レンズ
15と、偏向回路16と、2次電子検出器17と、透過
電子検出器18とを備えている。
そして、前記電子銃12から照射される電子は、コンデ
ンサレンズ15および対物レンズ15によ#)、X線露
光マスク19上にスポット状に集束される。前記偏向コ
イル14は、偏向回路16の信号によシ駆動され、電子
ビームのスポットをX線露光マスク19上で2次元に走
査する。前記2次電子検出器17は、X線露光マスク1
9の上方に配置され、X線露光マスク19よシ生じる2
次電子を検出する。また、透過電子検出器1日はX線露
光マスク19の下方に配置され、xssg光マスク19
を透過した電子を検出する。
ンサレンズ15および対物レンズ15によ#)、X線露
光マスク19上にスポット状に集束される。前記偏向コ
イル14は、偏向回路16の信号によシ駆動され、電子
ビームのスポットをX線露光マスク19上で2次元に走
査する。前記2次電子検出器17は、X線露光マスク1
9の上方に配置され、X線露光マスク19よシ生じる2
次電子を検出する。また、透過電子検出器1日はX線露
光マスク19の下方に配置され、xssg光マスク19
を透過した電子を検出する。
第8図にX線露光マスク内の電子の挙動を示す。
X@露光マスクのX線吸収体パターン4に電子線が当た
ると、表面から2次電子e−が生じる。したがって、2
次電子検出器出力は電子ビームがX線吸収体パターン4
上を走査している時は高く、それ以外の時は低い検出信
号が得られるはずである。
ると、表面から2次電子e−が生じる。したがって、2
次電子検出器出力は電子ビームがX線吸収体パターン4
上を走査している時は高く、それ以外の時は低い検出信
号が得られるはずである。
また、X線吸収体パターン4の内部に入った電子は、パ
ターン内部に捉えられるか、または大きく散乱されるた
め、はとんどの電子は透過電子検出器18では検出でき
ない。
ターン内部に捉えられるか、または大きく散乱されるた
め、はとんどの電子は透過電子検出器18では検出でき
ない。
一方、X線透過膜2,3中では、電子はX線吸収体パタ
ーン4に比べて小さい散乱しか受けずに透過する。した
がって、透過電子検出器18の出力は電子ビームがX線
吸収体パターン4上を走査する時は低く、それ以外の時
は高い検出信号が得られるはずである。
ーン4に比べて小さい散乱しか受けずに透過する。した
がって、透過電子検出器18の出力は電子ビームがX線
吸収体パターン4上を走査する時は低く、それ以外の時
は高い検出信号が得られるはずである。
マスク検査装置は、一般に2次電子検出器17または透
過電子検出器18の少なくとも一方を有し、その検出信
号とマスク設計情報から創成される理想マスク検出信号
とを比較し、その不一致部分から欠陥を判定する。
過電子検出器18の少なくとも一方を有し、その検出信
号とマスク設計情報から創成される理想マスク検出信号
とを比較し、その不一致部分から欠陥を判定する。
実際には%X線吸収体パターン4は保護膜10に覆われ
ているため、X線吸収体パターン4から生じる2次電子
e−は保護膜10にトラップされてしまい、2次電子検
出器17ではパターンを検出することはできない。
ているため、X線吸収体パターン4から生じる2次電子
e−は保護膜10にトラップされてしまい、2次電子検
出器17ではパターンを検出することはできない。
一方、透過電子検出器18ではパターンを検出すること
が可能であるが、電子ビームはX線吸収体パターン4に
到達するまでに、保護膜10によシ散乱され、小さなス
ポット径で保護膜10上を走査しても、X線吸収体パタ
ーン4上ではスポ。
が可能であるが、電子ビームはX線吸収体パターン4に
到達するまでに、保護膜10によシ散乱され、小さなス
ポット径で保護膜10上を走査しても、X線吸収体パタ
ーン4上ではスポ。
ト径が大きくなってしまい、高い解像度は得られず、マ
スク検査IC要求される微小欠陥の検出は困難である。
スク検査IC要求される微小欠陥の検出は困難である。
マタ、イオンビームによるパターン修正は第7図に示す
電子銃12の変わシにイオン銃を用い、イオンがX線吸
収体パターン4に当たった時に生じる2次電子e−を2
次電子検出器で検出してパターン修正位置を検出し、修
正を行うが、前述のように、X線吸収体パターン4から
生じる2次電子e−は保護膜10に捉えられ、検出でき
ない。したがって、パターン修正位置が確認できないの
で、修正を行うことができない。
電子銃12の変わシにイオン銃を用い、イオンがX線吸
収体パターン4に当たった時に生じる2次電子e−を2
次電子検出器で検出してパターン修正位置を検出し、修
正を行うが、前述のように、X線吸収体パターン4から
生じる2次電子e−は保護膜10に捉えられ、検出でき
ない。したがって、パターン修正位置が確認できないの
で、修正を行うことができない。
前記従来のX線露光マスクはパターンの検査。
修正方法について配慮がされておらず、欠陥があっても
検査、修正が困難である。
検査、修正が困難である。
本発明の目的は、前記従来技術の問題を解決し、パター
ン検査、修正が容品で、かつ高精度で転写可能なX線露
光マスクを提供することKある。
ン検査、修正が容品で、かつ高精度で転写可能なX線露
光マスクを提供することKある。
前記目的は、保護膜を廃止し、X線透過膜上K、X線お
よび電子線の透過可能な導電性薄膜を形成したことくよ
シ、達成される。
よび電子線の透過可能な導電性薄膜を形成したことくよ
シ、達成される。
本発明では、X線露光時には導電性薄膜をウェハのレジ
ストに対してオージェ電子および2次電子の飛び出しエ
ネルギーよりも高い電位を印加しておく。
ストに対してオージェ電子および2次電子の飛び出しエ
ネルギーよりも高い電位を印加しておく。
これKよシ、パターンからのオージェ電子や2次電子の
飛び出しを阻止できるので、オージェ電子や2次電子に
よるレジストの誤感光、およびパターン転写精度の低下
を防止することができる。
飛び出しを阻止できるので、オージェ電子や2次電子に
よるレジストの誤感光、およびパターン転写精度の低下
を防止することができる。
また、パターン検査、修正時には、本発明では保護膜が
ないので、電子ビームとイオンビームが散乱されず、小
さなスポット径でX線吸収体パターンを走査することが
でき、高い解像度が得られる。
ないので、電子ビームとイオンビームが散乱されず、小
さなスポット径でX線吸収体パターンを走査することが
でき、高い解像度が得られる。
さらに%前記導電性薄膜を接地することによシ。
X線露光マスク全体の帯電を防止でき、したがってパタ
ーン検出レベルの変動、走査位置ずれKよシ生じるパタ
ーン検出歪を防止できる結果、パターンをよシ正確に高
精度で検出することができる。
ーン検出レベルの変動、走査位置ずれKよシ生じるパタ
ーン検出歪を防止できる結果、パターンをよシ正確に高
精度で検出することができる。
以下、本発明の実施例を図面によシ説明する。
第1図に本発明の一実施例の断面を示す。
この第1図に示す実施例のX線露光マスクは、シリコン
基板1と、これの上面に形成された窒化ホウ素からなる
X線透過、膜2と、このX線透過膜2の上面に形成され
たポリイミドからなるX線透過膜3と、さらKこのX線
透過膜3の上面に形成されたCuからなる導電性薄膜°
5と、この導電性薄膜5の上面に形成されたAuからな
るX線吸収体パターン4とを有して構成されている。
基板1と、これの上面に形成された窒化ホウ素からなる
X線透過、膜2と、このX線透過膜2の上面に形成され
たポリイミドからなるX線透過膜3と、さらKこのX線
透過膜3の上面に形成されたCuからなる導電性薄膜°
5と、この導電性薄膜5の上面に形成されたAuからな
るX線吸収体パターン4とを有して構成されている。
第2図に、電気めっき法によプ前記第1図に示す実施例
のX線露光マスクのX線吸収体パターンを形成する場合
を示す。
のX線露光マスクのX線吸収体パターンを形成する場合
を示す。
この実施例のX線露光マスクを電気めっき法によシ製造
する場合には、シリコン基板1にX線透過膜2,3を順
次形成後、X線透過膜30表面に電気めっき用電極とし
て、Cuからなる厚さcL1μm程度の導電性薄膜5を
形成する。その後、ポリイミドなどくよ多形成すべきX
線吸収体パターンとはネガの関係にあるめ型パターン2
0を形成する。
する場合には、シリコン基板1にX線透過膜2,3を順
次形成後、X線透過膜30表面に電気めっき用電極とし
て、Cuからなる厚さcL1μm程度の導電性薄膜5を
形成する。その後、ポリイミドなどくよ多形成すべきX
線吸収体パターンとはネガの関係にあるめ型パターン2
0を形成する。
次に、電気めっきKよシ厚さ1μm OAuからなるX
線吸収体パターン4を形成する。
線吸収体パターン4を形成する。
前記X線吸収体パターン4を形成した後、め皺パターン
20を取シ除くと、第1図に示すX線露光マスクが得ら
れる。
20を取シ除くと、第1図に示すX線露光マスクが得ら
れる。
前記めっき電極は、(11μffi糧変の厚さで十分機
能するため、X線や電子ビームが透過可能であシ、導電
性薄膜5として十分に機能する。
能するため、X線や電子ビームが透過可能であシ、導電
性薄膜5として十分に機能する。
この第2図に示す電気めっき法では、電気めっき電極を
導電性薄膜5に兼用しているので、従来のマスク製造工
程に特別に導電性薄膜の形成プロセスを追加することな
く、導電性薄膜5を有するX線露光マスクを製造でき、
しかも保護膜が不要であるので、保護膜形成プロセスを
省略でき、したがってマスク製造時間およびコストを節
減することができる。
導電性薄膜5に兼用しているので、従来のマスク製造工
程に特別に導電性薄膜の形成プロセスを追加することな
く、導電性薄膜5を有するX線露光マスクを製造でき、
しかも保護膜が不要であるので、保護膜形成プロセスを
省略でき、したがってマスク製造時間およびコストを節
減することができる。
ついで、第3図に前記第1図に示す実施例のX線露光マ
スクを用いて行う露光方法を示す。
スクを用いて行う露光方法を示す。
この第3図に示す露光方法に関連して、第1図に示すX
線露光マスクの作用を説明する。
線露光マスクの作用を説明する。
前記実施例のX線露光マスクは、従来のX線露光マスク
の保護膜を取シ除き、X線透過膜3の表面をCuからな
る導電性薄膜5で覆い、この導電性薄膜5の表面にX線
吸収体パターン4を形成した構造をしている。
の保護膜を取シ除き、X線透過膜3の表面をCuからな
る導電性薄膜5で覆い、この導電性薄膜5の表面にX線
吸収体パターン4を形成した構造をしている。
前記導電性薄膜5は、露光に用いるX線により露光可能
な程度に十分薄く形成されている。
な程度に十分薄く形成されている。
X線露光時には、導電性薄膜5をウエノ・8の上面に塗
布したレジスト9に対して高電位に保つ。
布したレジスト9に対して高電位に保つ。
X線がX線吸収体パターン4および導電性薄膜5に当た
ると、オージェ電子または2次電子e−が発生しようと
する。しかし、導電性薄膜5をウニ/S8のレジスト9
に対してオージェ電子および2次電子e″″の飛び出し
エネルギーよシも高い電位に印加しておけば、オージェ
電子や2次電子e−がパターンから飛び出すのを阻止で
きるので、オージェ電子や2次電子e−によるレジスト
の誤感光、パターン転写精度の低下を防止することがで
きる。
ると、オージェ電子または2次電子e−が発生しようと
する。しかし、導電性薄膜5をウニ/S8のレジスト9
に対してオージェ電子および2次電子e″″の飛び出し
エネルギーよシも高い電位に印加しておけば、オージェ
電子や2次電子e−がパターンから飛び出すのを阻止で
きるので、オージェ電子や2次電子e−によるレジスト
の誤感光、パターン転写精度の低下を防止することがで
きる。
パターン検量、修正時には、この実施例のX線露光マス
クでは保護膜がないので、電子ビームとイオンビームが
散乱されず、小さなスポット径でX線吸収体パターン4
の上方を走査可能であり、高い解像度が確保される。
クでは保護膜がないので、電子ビームとイオンビームが
散乱されず、小さなスポット径でX線吸収体パターン4
の上方を走査可能であり、高い解像度が確保される。
さらに、導電性薄膜5を接地することにより、X線露光
マスクの帯電を防止できるので、パターン検出レベルの
変動、走査位置ずれによシ生じるパターン検出器を防止
でき、パターンをよシ正確に高精度で検出することがで
きる。
マスクの帯電を防止できるので、パターン検出レベルの
変動、走査位置ずれによシ生じるパターン検出器を防止
でき、パターンをよシ正確に高精度で検出することがで
きる。
電子ビームまたはイオンビームが導電性薄膜5に当たっ
てもあるいはX線吸収体パターン4に当たっても、2次
電子e−が発生するので、2次電子検出器の出力は従来
のX線露光マスクのようにX線吸収体パターン4で高く
、その他の部分では低い検出信号にはならない。しかし
、2次電子e−の発生率は表面形状に大きく依存し、斜
面やパターンエツジに入射した場合の方が平面に入射し
た場合よυも高い。したがって、2次電子検出信号はパ
ターンエツジ部で高い値を持つ信号となυ、検出信号の
特性は変わるがパターンは検出可能である。
てもあるいはX線吸収体パターン4に当たっても、2次
電子e−が発生するので、2次電子検出器の出力は従来
のX線露光マスクのようにX線吸収体パターン4で高く
、その他の部分では低い検出信号にはならない。しかし
、2次電子e−の発生率は表面形状に大きく依存し、斜
面やパターンエツジに入射した場合の方が平面に入射し
た場合よυも高い。したがって、2次電子検出信号はパ
ターンエツジ部で高い値を持つ信号となυ、検出信号の
特性は変わるがパターンは検出可能である。
導電性薄膜5は、X線を透過可能な程度に十分薄くして
いるので、電子ビームも透過可能でsb、大きな散乱を
受けることはない。したがって、透過電子検出器を用い
てパターンを検出する場合には、従来のX線露光マスク
と同様KX線吸収体パターン4の部分では低く、それ以
外の部分では高いレベル金持ったパターン検出信号が得
られる。
いるので、電子ビームも透過可能でsb、大きな散乱を
受けることはない。したがって、透過電子検出器を用い
てパターンを検出する場合には、従来のX線露光マスク
と同様KX線吸収体パターン4の部分では低く、それ以
外の部分では高いレベル金持ったパターン検出信号が得
られる。
したがって、2次電子検出器を使用しても、透過電子検
出器を使用しても、高い解像度でパターンを検出するこ
とが可能である。
出器を使用しても、高い解像度でパターンを検出するこ
とが可能である。
次に、第4図に本発明の他の実施例の断面を示す。
この第4図に示す実施例のX線露光マスクは、シリコン
基板1と、これの上面に形成された窒化シリコンからな
るX線透過膜2と、このX線透過膜2の上面に形成され
たX@透過膜3と、これの上面に形成されたタンタルか
らなるX線吸収体パターン4と、前記XM透過膜3とX
M吸収体パターン4とを覆うように形成されたAuから
なる導電性薄膜6とを有して構成されている。
基板1と、これの上面に形成された窒化シリコンからな
るX線透過膜2と、このX線透過膜2の上面に形成され
たX@透過膜3と、これの上面に形成されたタンタルか
らなるX線吸収体パターン4と、前記XM透過膜3とX
M吸収体パターン4とを覆うように形成されたAuから
なる導電性薄膜6とを有して構成されている。
この実施例のX線露光マスクをエツチング法によシ製造
する場合には、X線吸収体パターン4を形成し、エツチ
ング後、X線透過膜3とX線吸収体パターン4の露出部
分にAuを蒸着し、導電性薄膜6を形成する。
する場合には、X線吸収体パターン4を形成し、エツチ
ング後、X線透過膜3とX線吸収体パターン4の露出部
分にAuを蒸着し、導電性薄膜6を形成する。
この第4図に示す実施例を使用しての露光方法。
およびX線露光時のX線露光マスクの作用については、
前記第1図に示すX線露光マスクと同様である。
前記第1図に示すX線露光マスクと同様である。
以上説明した本発明によれば、X線透過膜上に、X線お
よび電子線の透過可能な導電性薄膜を形成して−おシ、
従来のX線露光マスクの保護膜を廃して導電性薄膜を形
成しているので、パターン検査。
よび電子線の透過可能な導電性薄膜を形成して−おシ、
従来のX線露光マスクの保護膜を廃して導電性薄膜を形
成しているので、パターン検査。
修正が容易で、かつ高精度で回路パターンを転写し得る
効果がある。
効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図に示すX線露光マスクを電気めっき法によシ製造する
場合の説明図、第3図は第1図に示すX線露光マスクを
使用して行う露光方法の説明図、第4図は本発明の他の
実施例を示す断面図、第5図は従来のX線露光マスクを
示す断面図、第6図は同X線露光マスクによるX線露光
の原理図、第7図は同X線露光マスクのマスク検査装置
の説明図、第8図は同X線露光マスク内の電子の挙動を
示す図である。 1・・・シリコン基板 2.3・・・X線透過膜 4・・・X線吸収体パターン 5.6・・・導電性薄膜。
図に示すX線露光マスクを電気めっき法によシ製造する
場合の説明図、第3図は第1図に示すX線露光マスクを
使用して行う露光方法の説明図、第4図は本発明の他の
実施例を示す断面図、第5図は従来のX線露光マスクを
示す断面図、第6図は同X線露光マスクによるX線露光
の原理図、第7図は同X線露光マスクのマスク検査装置
の説明図、第8図は同X線露光マスク内の電子の挙動を
示す図である。 1・・・シリコン基板 2.3・・・X線透過膜 4・・・X線吸収体パターン 5.6・・・導電性薄膜。
Claims (1)
- 1、シリコン基板と、その上面にX線透過物で形成され
たX線透過膜と、さらにその上面にX線吸収物で形成さ
れた回路パターンを有するX線露光用マスクにおいて、
前記X線透過膜上に、X線および電子線の透過可能な導
電性薄膜を形成したことを特徴とするX線露光マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13115687A JPH07111946B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | X線露光マスクのパターン検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13115687A JPH07111946B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | X線露光マスクのパターン検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63299124A true JPS63299124A (ja) | 1988-12-06 |
JPH07111946B2 JPH07111946B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=15051308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13115687A Expired - Lifetime JPH07111946B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | X線露光マスクのパターン検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07111946B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02296244A (ja) * | 1989-04-20 | 1990-12-06 | Samsung Electron Co Ltd | X線マスク |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52119177A (en) * | 1976-03-31 | 1977-10-06 | Nec Corp | Target for charged particle |
JPS5584938A (en) * | 1978-12-20 | 1980-06-26 | Sharp Corp | Production of photo mask |
JPS57193031A (en) * | 1981-05-22 | 1982-11-27 | Toshiba Corp | Manufacture of mask substrate for exposing x-ray |
JPS592324A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | Nec Corp | X線露光マスク |
JPS6280655A (ja) * | 1985-10-04 | 1987-04-14 | Toppan Printing Co Ltd | フオトマスクブランクおよびフオトマスク |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP13115687A patent/JPH07111946B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52119177A (en) * | 1976-03-31 | 1977-10-06 | Nec Corp | Target for charged particle |
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JPS57193031A (en) * | 1981-05-22 | 1982-11-27 | Toshiba Corp | Manufacture of mask substrate for exposing x-ray |
JPS592324A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | Nec Corp | X線露光マスク |
JPS6280655A (ja) * | 1985-10-04 | 1987-04-14 | Toppan Printing Co Ltd | フオトマスクブランクおよびフオトマスク |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02296244A (ja) * | 1989-04-20 | 1990-12-06 | Samsung Electron Co Ltd | X線マスク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07111946B2 (ja) | 1995-11-29 |
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