JPS6329807Y2 - - Google Patents

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JPS6329807Y2
JPS6329807Y2 JP1983136560U JP13656083U JPS6329807Y2 JP S6329807 Y2 JPS6329807 Y2 JP S6329807Y2 JP 1983136560 U JP1983136560 U JP 1983136560U JP 13656083 U JP13656083 U JP 13656083U JP S6329807 Y2 JPS6329807 Y2 JP S6329807Y2
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JP
Japan
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stone
pole
truncated pyramid
truncated
tombstones
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JP1983136560U
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JPS6042855U (ja
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は墓石の改良に関する。
従来の墓石は、竿石、上石、下石等を単に重積
したり、或いはセメント等を用いて石相互を固定
化したりていたが、このような構造の墓石では、
組立作業に手間がかかつたり、墓石建立後に戒名
等を刻む必要が生じた場合に不便である他、寒冷
地においては、石相互間に溜まつた水が凍つた
時、上下の石が平面的に密着していて水の逃げ道
がないため、墓石を破壊してしまう等の欠点を有
していた。
また、従来においては、例えば竿石の下面中央
部に断面長方形の角錐台形部を設ける一方、該竿
石が載置される上石の上面中央部に上記角錐台形
部に対応する嵌合穴を形成した墓石が存在する。
これによれば、上記角錐台形部を嵌合穴に合わせ
ることによつて竿石が上石の所定位置に確実に位
置決めされることになる。
しかし、その反面、上記のような角錐台形部を
形成するには竿石の下端部の大部分(角錐台形部
となる部分以外の部分)を削り取るという比較的
面倒な加工を行う必要があり、しかも、そのよう
にして形成された角錐台形部は、その直上の竿石
部分に比べて外形寸法が遥かに小さく、その分だ
け折損し易くなると共に、上記嵌合穴への嵌合作
業に比較的手間がかかるという問題がある。ま
た、下端面の一部に上記の角錐台形部のような突
出部があると、その分だけ竿石の安定性も悪くな
るのである。
本考案は、従来の墓石における上記のような問
題に対処するもので、組立作業や墓石建立後に戒
名等を刻む作業を容易に行うことができ、しかも
寒冷地においても破壊が起こらない墓石を提供す
ることを目的とする。
その場合、特に本考案においては、墓石の特定
部位(竿石の下方部分等)が折損し易くなる事態
を回避すると共に、安定性や加工性を犠性にしな
いようにする。
以下、本考案の実施例を説明する。
第1図に示すように、本考案の墓石において
は、竿石1の下方が所定量だけ面取りされて所定
の角錐台形(上部の方が下部よりも大きい角錐台
形)に形成されている。この角錐台形部2は、そ
の上端部が直上の竿石部分と外形的に一致するよ
うに、その上端が直上の竿石部分の前後及び左右
の各側面に連続している。つまり、角錐台形部2
の各側面の上辺が竿石1における直方体部分(竿
石1の主要部分である直方体形状の竿石部分)の
下辺となつているのである。そして、このように
形成された角錐台形部2は、上石3の上面中央部
に形成された同形状の嵌合穴4に嵌め込まれてい
る。
一方、上石3についても、上記竿石1の場合と
同様に、その下方が角錐台形に形成されている。
この角錐台形部5は下石6の上面中央部に形成さ
れた同形状の浅い窪み7に嵌め込まれている。
上述の如く、竿石の下方を角錐台形として、こ
れを上石上面中央の嵌合穴に嵌め込み且つ上石の
下方も角錐台形とし、これを下石上面中央の窪み
に嵌め込んでいるから、竿石は下方の角錐台形が
嵌合穴にガイドされて正確に上石上に重積される
と共に竿石の方向を間違うことなく且つ重積作業
が簡単である。
その場合、特に本考案の墓石によれば、竿石1
の下方に形成された角錐台形部2の上端が直上の
竿石部分の各側面に連続する構成とされているか
ら、その分だけ当該角錐台形部2が従来のものに
比べて大きくなる。従つて、竿石1を上石3に重
積する際に該上石3における嵌合穴4に角錐台形
部2を極めて容易に嵌合させることができる。
また、竿石下面の中央部に部分的に嵌合用の突
起物が形成された墓石の場合とは違つて、竿石1
の安定性を損なつたりせず、しかも角錐台形部2
がその根元部分で折れたりする不具合が生じない
のである。
更に、従来の墓石においては、上記のような突
起物を形成するのに竿石下面の中央部以外の部分
を大量に削り取る必要があるが、本考案の墓石に
よると、竿石1の下方を所定量面取りするだけで
上記角錐台形部2を形成することができるから、
その分だけ加工し易くなり、従つて製作の手間な
いし時間が節約されることになる。
尚、本考案の場合、上石3と下石6との関係に
ついても上述した竿石1と上石3との関係に準ず
る。
又、竿石は上石からの分離が自由であるので墓
石建立後に戒名等を刻む必要が生じた場合、作業
の便利な場所に持運んで作業ができる。
更に、竿石と上石間及び上石と下石間は角錐台
形部で重積され、上下の石が平面的に密着してい
ないから、石相互間に溜つた水が凍つた時も水が
石相互間の接合部から逃げることができ、墓石を
破壊してしまうことがなくなる。
以上の説明から明らかなように、この考案の墓
石は単に重積するものやセメント等を用いて石相
互を固定するものに比べ、組立作業が容易且つ正
確であり、墓石建立後の戒名等の刻印にも便利で
あるばかりでなく、寒冷地においても石相互間に
溜つた水の凍結により墓石が破壊してしまうこと
がないという効果がある。
また、従来におけるこの種の墓石に比べて、竿
石の下方を角錐台形に形成する作業自体を容易に
行うことができ、しかもそのように形成された角
錐台形部については、折損したり竿石の安定性を
損なつたりすることがないうえ、対応する嵌合穴
に極めて簡単に嵌め込むことができるという長所
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の墓石の斜視説明図。 1……竿石、2……角錐台形部、3……上石、
4……嵌合穴、5……角錐台形部、6……下石、
7……窪み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 竿石の下方を面取りすることによつて上端がそ
    の直上の竿石部分の各側面に連続する角錐台形に
    形成し、この角錐台形部を上石の上面中央部に形
    成された同形状の嵌合穴に嵌め込むと共に、上石
    の下方を面取りすることによつて上端がその直上
    の上石部分の各側面に連続する角錐台形に形成
    し、この角錐台形部を下石の上面中央部に形成さ
    れた同形状の窪みに嵌め込んでなる墓石。
JP13656083U 1983-09-01 1983-09-01 墓石 Granted JPS6042855U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13656083U JPS6042855U (ja) 1983-09-01 1983-09-01 墓石

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13656083U JPS6042855U (ja) 1983-09-01 1983-09-01 墓石

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Publication Number Publication Date
JPS6042855U JPS6042855U (ja) 1985-03-26
JPS6329807Y2 true JPS6329807Y2 (ja) 1988-08-10

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ID=30307010

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JP13656083U Granted JPS6042855U (ja) 1983-09-01 1983-09-01 墓石

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008297767A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Sakairigumi:Kk 墓石

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4946878U (ja) * 1972-08-01 1974-04-24

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JPS4946878U (ja) * 1972-08-01 1974-04-24

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Publication number Publication date
JPS6042855U (ja) 1985-03-26

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